JPH04189533A - チューブ状成形品 - Google Patents

チューブ状成形品

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JPH04189533A
JPH04189533A JP32160690A JP32160690A JPH04189533A JP H04189533 A JPH04189533 A JP H04189533A JP 32160690 A JP32160690 A JP 32160690A JP 32160690 A JP32160690 A JP 32160690A JP H04189533 A JPH04189533 A JP H04189533A
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JP
Japan
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acid
fatty acid
polyamide
weight
molded product
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JP32160690A
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English (en)
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Hiroshi Urabe
浦部 宏
Kiyotaka Misoo
三十尾 潔高
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Mitsubishi Kasei Corp
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Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、特定のポリアミド樹脂または樹脂組成物によ
り構成されたチューブ状成形品に関する。
詳しくは、材料が充分に柔軟であるために可塑剤を大量
に含ませる必要がないため、チューブ使用中に発生する
可塑剤のブリートアウトによる外観不良がなく、かつ高
温環境下における可塑剤の放散による大巾な重量変化や
寸法変化のない、優れたチューブ状成形品に関するもの
である。
〔従来の技術及び課B] ポリアミド樹脂は、薬品や油、ガソリンなどに対する耐
性が優れているために、工業用、自動車用などの各種チ
ューブ材に使用されている。しかしながら、従来、かか
る用途に汎用的に用いられているナイロン6、ナイロン
12もしくはナイロン11樹脂は、柔軟性が必ずしも充
分でなく、柔軟性の必要な用途には、可塑剤としてPO
BO(パラオキシ安息香酸オクチルエステル)などの低
分子量化合物を5〜30重量%加える必要があった。こ
のため、チューブ成形品を使用中に可塑剤がブリードア
ウトして表面に粉状物が付着するために起こる外観不良
の問題や、特に自動車のエンジンルーム内などの高温環
境下での使用中にチューブに含浸している可塑剤の放散
が進jlr(、て重量や寸法が著しく減少し、結果的に
チューブの柔軟性も失なわれていくという欠点があった
。そこで、可塑剤を加えなくとも充分柔軟で、かつナイ
ロン特有の耐薬品性、耐油性、耐ガソリン性を保持した
チューブ状成形品を得ることが望まれていたのである。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、上記課題に鑑み鋭意検討の結果、特定の
ポリアミド樹脂または樹脂組成物を使用することにより
、可塑剤をほとんど加えることなくチューブの柔軟性を
維持し、しかも可塑剤のブリードアウトによる外観不良
や、高温環境下での可塑剤の放散による重量減少、及び
寸法減少を大巾になくしたチューブ状成形品が得られる
ことを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明の要旨は、 (1)  共重合成分として、二量体化脂肪酸成分を含
む共重合ポリアミドからなるチューブ状成形品、(21
(a)  共重合成分として二重体化脂肪酸成分を含む
共重合ポリアミド35〜98重量%、(b)  α、β
不飽和カルホン酸もしくはその誘導体を共重合またはこ
れらで変性したオレフィン重合体2〜65重量% からなるポリアミド樹脂組成物からなるチューブ状成形
品、に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明でいう共重合ポリアミドの主成分は、3員環以上
のラクタム、重合可能なω−アミノ酸、または二塩基酸
とジアミンなどの重縮合によって得られるポリアミドで
ある。これらポリアミドの原料としては、具体的には、
ε−カプロラクタム、エナントラクタム、カプリルラク
タム、ラウリルラクタム、α−ピロリドン、α−ピペリ
ドンのようなラクタム類、6−アミノカプロン酸、7−
アミノへブタン酸、9−アミノノナン酸、11−アミノ
ウンデカン酸のようなω−アミノ酸類、アジピン酸、グ
ルタル酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ウンデカンジオン酸、ドデカジオン酸、ヘキ
サデカジオン酸、ヘキサデセンジオン酸、エイコサンジ
オン酸、エイコサジエンジオン酸、ジグリコール酸、2
,2.4−トリメチルアジピン酸、キシリレンジカルホ
ン酸、1.4−シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタ
ル酸、イソフタル酸のような二塩基酸類、ヘキサメチレ
ンジアミン、テトラメチレンジアミン、ノナメチレンジ
アミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジ
アミン、2,2、・4(または2゜4;  4)’−ト
リメチルへキサメチレンジアミン、ビス−(4,4’−
アミノシクロベキシル)メタン、メタキシリレンジアミ
ンのようなジアミン類などが挙げられる。
このようなポリアミドの具体例としては、例えばナイロ
ン4,6,7,8.11,12,6.6.6.9.6.
10.6.11.6.12.6T、6/6.6.6/1
2.6/6Tなどがあげられる。
゛ 本発明で使用する二重体化脂肪酸としては、不飽和
脂肪酸ζ例えば炭素数8〜24の、二重結合又は三重結
合を1個以上有する、天然油脂からの−塩基性脂肪酸又
は合成の一塩基性脂肪酸を重合して得た重合脂肪酸が用
いられる。具体例としてはリルン酸、リノール酸の二重
体等が挙げられる。
市販されている重合脂肪酸は通常、二量体化脂肪酸を主
成分とし、他に原料の脂肪酸や三量体化脂肪酸を含有す
るが、二量体化脂肪酸含量が70重量%以上、好ましく
は95重量%以上、より好ましくは98重量%以上であ
るものが望ましい。
市販品はダイマー酸とも呼ばれている。
また、市販されている重合脂肪酸はこれを蒸留して二量
体化脂肪酸含量を高めて使用してもよいし゛、場合によ
っては水添して不飽和度を下げて使用してもよい。  
 〜 二量体化脂肪酸と共にポリマーを製造するのに使用する
ジアミンとしては、エチレンジアミン、1.4−ジアミ
ノブタン、ヘキサメチレンジアミン、ノナメチレンジア
ミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジア
ミン、2.2; 4(または2.4,414リメチルへ
キサメチレンシアミン等脂肪族ジアミン、ビス−(4,
4’−アミノシクロヘキソル)メタン等脂環族ジアミン
、メタキシリレンジアミン等芳香族ジアミンのようなジ
アミン類があげられる。
共重合アミド中の二量体化脂肪酸の含量は、1〜80重
量%、好ましくは10〜50重量%である。この量が低
いと低温時の耐讐性改善の効果が期待できなくなる。逆
にあまりに高いと溶融粘度が低すぎ、押出成形用として
は不都合なものとなる。
本発明の共重合ポリアミドの溶融粘度は、240°Cで
測定した値で2000〜15000ボイズ、好ましくは
4000〜10000ボイズである。
この溶融粘度が低すぎると成形品の物性が劣るようにな
る。逆に高すぎると成形困難となるので好ましくない。
二量体化脂肪酸成分を含む共重合ポリアミドは、ポリア
ミド末端がアルキル化されていても良く、アルキル化さ
れている場合、ポリアミドの末端基としては、アルキル
化により導入される炭化水素基の他に、前記したポリア
ミドの原料に由来するアミノ基および/またはカルホキ
シル基がある。
炭化水素基は、ポリアミドを塩酸を用いて加水分解後、
ガスクロマトグラフィーにより測定される。アミノ基は
、ポリアミドをフェノールに溶解し、0.05 N塩基
で滴定して測定される。また、カルボキシル基は、ポリ
アミドをベンジルアルコールに溶解し、0.IN苛性ソ
ーダで滴定して測定される。
全末端基の数は、上記炭化水素基、アミノ基および/ま
たはカルボキシル基の数の和となる。
本発明においては、末端アルキル化された場合の上記炭
化水素基の数は、全末端基の数の25当量%以上、好ま
しくは30当量%以上である。また、工業的には40〜
95当量%、より好ましくは50〜90当量%とするの
がよい。
末端アルキル化された共重合ポリアミドは、前記したポ
リアミド原料を、炭素数7〜23のモノカルボン酸の存
在下重縮合させることにより得ることができる。
上記の炭素数7〜23のモノカルボン酸としては、エナ
ント酸、カプリル酸、カプリン酸、ペラルゴン酸、ウン
デカン酸、ラウリル酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、
ミリストレイン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、リノール酸、アラキン酸、ヘヘン酸のような脂
肪族モノカルボン酸、シクロヘキサンカルボン酸、メチ
ルシクロヘキサンカルボン酸のような脂環式モノカルボ
ン酸、安息香酸、トルイル酸、エチル安息香酸、フェニ
ル酢酸のような芳香族モノカルボン酸などがあげられる
。また、ポリアミド製造の反応中、上記酸と同じ役割を
果たし得る相当する誘導体、例えば酸無水物、エステル
、アミドなども使用することができる。
本発明では、上記共重合ポリアミドにポリアルキレンオ
キシドを添加して樹脂混合物として使用することもでき
るが、ここで使用するポリアルキレンオキシドは、炭素
数2〜4のアルキレン鎖を有するポリアルキレンオキシ
ドが好ましく、その具体例として例えば、ポリエチレン
オキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリテトラメチレ
ンオキシド等が挙げられる。また、この分子量は通常、
300〜6,000程度のものが好ましい。
本発明のポリアミド樹脂混合物を調整する方法としては
、上述の共重合ポリアミドにポリアルキレンオキシドを
添加し溶融混合してもよいが、ポリアルキレンオキシド
の分散性が悪いので、通常、ポリアミド樹脂の製造段階
でポリアルキレンオキシドを添加するのが好ましい。こ
の場合、ポリアミド原料を用い、常法に従って反応を開
始し重合する際、ポリアルキレンオキシドは反応開始時
から減圧下の反応を始めるまでの任意の段階で添加する
ことができる。
前記したポリアルキレンオキシドの添加量は、通常、樹
脂混合物全体に対し0,1〜10重量%、好ましくは0
.5〜5重量%、さらに好ましくは1〜4重量%である
。この添加量が少なすぎると成形性、特に離型性の改良
効果が顕著でなく、逆に多すぎると成形時のガス発生等
が起こり、溶融成形用としては好ましくなくなる。
本発明の樹脂混合物中のポリアルキレンオキシドは、公
知のポリエーテルアミドやポリエーテルエステルアミド
と異なり、未反応(そのまま)の状態で樹脂中に存在し
ている点に意味があり、共有結合でポリアミドと反応し
た場合、即ちポリエ、−チルアミドやポリエーテルエス
テルアミドを形成した場合は、成形性の改良効果は顕著
でなくなる。
次にα、β−不飽和カルボン酸もしくはその誘導体を共
重合、またはこれらで変性したオレフィン重合体につい
て説明する。
α、β−不飽和カルボン酸またはその誘導体とは3〜1
2個の炭素原子を有するエチレン性不飽和モノ又はジカ
ルボン酸、及び1〜29個の炭素原子のアルコールとモ
ノカルボン酸、ジカルボン酸ジエステル及びジカルボン
酸のモノエステル、並びにカルボン酸基の0〜100%
が金属イオンによる中和によってイオン化しているモノ
カルボン酸、ジカルボン酸及びジカルボン酸のモノエス
テルの金属塩である。
具体的にはメチルメタクリレート、ブチルアクリレート
、エチルアクリレート、アクリル酸及びメタクリル酸の
アルキルエステル、メタクリル酸ナトリウム、メタクリ
ル酸亜鉛、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸モ
ノエチルエステル、マレイン酸モノエチルエステルの金
属塩、フマル酸、フマル酸モノエチルエステル、フマル
酸モノエチルエステルの金属塩、マレイン酸、フマル酸
の29までの炭素電子を有するアルキルのモノエステル
、グリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレート
などである。これらのα、β不飽和カルボン酸またはそ
の誘導体がエチレン、プロピレン、ブテンなどのモノマ
ーとランダムで共重合されていても良く、またエチレン
、プロピレン、ブテンなどのオレフィン重合体にグラフ
ト重合又はグラフト反応されていても良い。
したがって本発明に有用なオレフィン重合体としては以
下のようなランダム共重合体、又はグラフト物が挙げら
れる。即ち、エチレン/メタクリル酸またはメタクリル
酸の亜鉛塩:エチレン/イソブチルアクリレート/メタ
クリル酸の亜鉛塩:エチレン/メチルアクリレート/無
水マレイン酸のモノエチルエステル及びその0〜100
%中和した亜鉛、ナトリウム、カルシュラム、リチウム
、アンチモン、及びカリウム塩:エチレン/プロピレン
/ g−R水マレイン酸:エチレン/ブテン/g−無水
マレイン酸:エチレン/メチルアクリレート/メタクリ
ル酸及びその亜鉛塩:エチレン/酢酸ビニル/メタクリ
ル酸及びその亜鉛塩:エチレン/プロピレン/1.4−
へキサジエン/g −無水マレイン酸:エチレン/プロ
ピレン/ノルボルナジェン/g−無水マレイン酸:エチ
レン/プロピレン/テトラヒドロインデン/g−フマル
酸:エチレン/グリシジルメタクリレート:エチレン/
酢酸ビニル/グリシジルメタクリレート:エチレン/プ
ロピレン/g−テトラヒドロフルフリルメタクリレート
:エチレン/ブチ2フプロピ1フフgー無水マレイン酸
/g−テトラヒドロフルフリルメタクリレート:エチレ
ン/ブテン/gー4!lマレイン酸/g−テトラヒドロ
フルフリルメタクリレート(gはグラフトを意味する)
等が挙げられる。
α,βー不飽和カルボン酸又はその誘導体の量は、それ
をランダム共重合するならば全成分の合計に対して50
重量%以下、グラフトならば0.01〜2重量%の量で
良い。
本発明においては、こうしたα,βー不飽和カルボン酸
もしくはその誘導体を共重合またはこれらで変性したオ
レフィン重合体を加える場合は、これと上記共重合ポリ
アミド又は共重合ポリアミドとポリアルキレンオキシド
との樹脂混合物(以下単に共重合ポリアミドということ
がある。)との配合割合は、該共重合ポリアミド35〜
98重量%に対して、該オレフィン重合体2〜65重量
%が好ましい。該オレフィン重合体を加えると、成形品
の靭性が向上する効果があるが、65重量%より量が多
くなるとチューブ成形品の耐熱性が悪くなる。より好ま
しくは2〜60重量%である。
また、本発明のチューブ状成形品を構成する共重合ポリ
アミドやポリアミド樹脂組成物には、必要に応しガラス
繊維、炭素繊維のような補強剤、粘土、シリカ、アルミ
ナ、シリカアルミナ、シリカマグネシア、ガラスピーズ
、石綿、グラファイト、石膏などのような充填剤、染顔
料、難燃化側、帯電防止剤銅化合物、酸化防止剤などの
周知の添加剤を配合することもできる。
本発明のチューブ状成形品とは、円筒状で長くつながっ
ているチューブやホースであれば特に制限はないが、具
体的には、内径が1〜50箇、壁面の厚さが0.1〜1
0mmのチューブ状成形品が好ましい。また、本発明の
共重合ポリアミドを含む樹脂層−層のみからなるチュー
ブであっても、またその内側及び又は外側に次の樹脂層
を設けた積層チューブであってもよい。他の樹脂層とし
ては、ポリオレフィンやエチレン−酢酸ビニル共重合体
等の熱可塑性樹脂等が挙げられる。
チューブ状成形品の成形方法には特に制限はなく、通常
の押出機で成形することができる。
(実施例] 以下、本発明を実施例にて具体的に説明するが、本発明
は、これらに限定されるものではない。
尚、以下の実施例中%とは、特に断らない限り重量%を
示す。
〈共重合ポリアミドの製造〉 (共重合ポリアミドl、2) 2001オートクレーブに、下記第1表に示す量の二量
体化脂肪酸(二量体:96%、単量体:1%、三量体=
3%、ヘンケル社製、商品名エンポール’1010)へ
キサメチレンジアミン及び二量体化脂肪酸とジアミンと
の塩が75wt%水溶液となる量の水を仕込み、N2置
換した後第1表に示す内温及び内圧で1時間反応を行っ
た。
この中に第1表に示す量の250℃に加熱したε−カプ
ロラクタムとポリアルキレンオキシドを投入し、内温2
70°C1内圧8KGで1時間反応した後、第1表に示
す圧力まで減圧して1時間重縮合反応を行った。
窒素を導入して常圧に復圧後、ストランドに抜き出して
ベレント化し、沸騰水を用いて未反応モノマーを抽出除
去して乾燥した。
このようにして得られた共重合ポリアミド′の物性を下
記第1表に示す。
(共重合ポリアミド3.4) ポリアルキレンオキシドを添加しなかった以外、製造例
1〜2と同様にして重縮合反応を行なった。
結果を第1表に示す。
尚、第1表中のポリアルキレンオキシドは、以下の通り
である。
サンニクスPP −300’O:三洋化成■製ポリプロ
ピレングリコール (分子量3000) 2サンニクスPP−1000:  同 上(分子量10
00) なお、第1表に記した共重合ポリアミドの物性測定は次
の方法に従って行った。
(1)引  張 試 験:ASTM D638に準拠(
2)曲  げ  試 験:ASTM D790に準拠(
3)  アイゾツト衝撃試験: ASTM D256に
準拠(4)溶融粘度 フローテスター(嶋津製作所CFT  500A)を用
い、240°Cでせん断速度100(s e c−’)
のところのμaを読み取った。
〈ポリアミド樹脂組成物の製造法〉 共重合ポリアミド1〜4と第2表中に示したオレフィン
重合体とを第2表に示した割合で配合し、シリンダー径
30■のベント付2軸押出機を用い、樹脂温度240〜
260°Cにて溶融混合してペレットを得た。
実施例1〜6 ダイス径 外径16■φ/内径11■φ、サイジングダ
イ径8.5閣φ引き取り速度2.2 m /akin、
樹脂温度250°Cの条件にて、45閣φのチューブ押
出機で外径8閣φ、内径6mφ、長さ12C1のチュー
ブを成形した。得られたチューブの耐候性をブラックパ
ネル温度63°C1槽内温度44°C1照射/降雨時間
= 60 /l 2 (min/m1n)の条件のサン
シャインウエザオフ−ター中に400時間暴露して、外
観の変化を観察した。
また、チューブの耐熱性として、120°Cの熱風オー
ブン中に500時間保存した時のテスト前の初期の値に
対する重量減少率と、チューブ長の寸法変化率を測定し
た。
比較例1〜4 実施例1〜6と同様な条件にて、第2表に示した曲げ弾
性率を持ったポリアミド11系樹脂または、ポリアミド
12系樹脂をチューブに成形し、同様なテストを行なっ
た。
/ (発明の効果] 以上述べた様に本発明により得られるチューブ状成形品
は、耐候性及び耐熱性に優れ、表面外観の変化がなく、
しかも重量変化率や寸法変化率が小さいので、特に自動
車部品等の悪環境下に用いられる場合に通し、その商業
的価値は高い。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共重合成分として二重体化脂肪酸成分を含む共重
    合ポリアミドからなるチューブ状成形品。
  2. (2)(a)共重合成分として二重体化脂肪酸成分を含
    む共重合ポリアミド35〜98重量%と (b)α,β−不飽和カルボン酸もしくはその誘導体を
    共重合またはこれらで変性したオレフィン重合体2〜6
    5重量% とからなるポリアミド樹脂組成物からなるチューブ状成
    形品。
  3. (3)共重合成分として二量体化脂肪酸成分を含む共重
    合ポリアミドが、ポリアルキレンオキシド0.1〜10
    重量%を含有してなる樹脂混合物である特許請求範囲第
    1項または第2項記載のチューブ状成形品。
JP32160690A 1990-11-26 1990-11-26 チューブ状成形品 Pending JPH04189533A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997010303A1 (en) * 1995-09-13 1997-03-20 Du Pont Thermoplastic resin composition
JP2006192743A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Daicel Degussa Ltd ポリアミド−ポリオレフィン複合成形体

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