JPH04164016A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH04164016A
JPH04164016A JP28771090A JP28771090A JPH04164016A JP H04164016 A JPH04164016 A JP H04164016A JP 28771090 A JP28771090 A JP 28771090A JP 28771090 A JP28771090 A JP 28771090A JP H04164016 A JPH04164016 A JP H04164016A
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polymers
shampoo
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Takashi Imamura
孝 今村
Yutaka Shibata
裕 柴田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シャンプー、身体用洗浄剤及び軽質衣料用洗
浄剤等として好適に利用できる洗浄剤組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課顕〕シャン
プーのような洗浄剤においては、洗浄力という洗浄剤と
しての基本的な機能のほかに、すすぎ時の指通りの良さ
や仕上がった髪の感触の良さ等のコンディショニング効
果が非常に重要なポイントとなっている。このため、カ
チオン化セルロース等のカチオン性ポリマーや両性ポリ
マーなどの水溶性ポリマーがコンデイショニング剤とし
て広く使用されている。
これらの水溶性ポリマーは、界面活性剤と複合体を形成
し、すすぎ時にこの複合体が毛髪上に沈着して高いコン
ディショニング効果を発揮するものである。しかしなが
ら、毛髪に残留した複合体は乾燥するに従って不快なべ
たつきを生じたり、また充分乾燥した後には固化してゴ
ワつく等の問題点があり、理想的な毛髪の感触が得られ
るものではなかった。
又、特開昭56−72095号公報には、上記カチオン
性ポリマーの欠点を改良する目的でシリコーン誘導体が
添加されたシャンプー組成物が開示されている。このシ
ャンプー組成物は、陰イオン界面活性剤、陽イオン性ポ
リマーおよびシリコーン誘導体を含有するもので、シリ
コーン誘導体として好ましいものとしてポリエーテル変
性シリコーンが挙げられているが、未だコンディショニ
ング効果は充分なものではなかった。
更に、毛髪に潤滑性や柔軟性を付与できる化合物として
パーフルオロポリエーテルが公知であり、そのシャンプ
ーへの応用も知られている くシ。
Rigano、 S、5avonalli and P
、 L、 Bencini。
International  Journal  o
f  Cosmetic  5cience  ll。
259−282 (1989) )。しかしながら、こ
のパーフルオロポリエーテルは乾燥後の髪の滑りは良く
なるものの、すすぎ時の指通りの向上には効果が少なく
、添加量によってはべたつき等が生じることもあり、コ
ンディショニング効果は不充分であった。
従って、すすぎ時から乾燥まで、上記欠点がなく優れた
コンディショニング効果を示す洗浄剤組成物が望まれて
いた。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実情において、本発明者らは鋭意研究を行った結
果、陰イオン性界面活性剤及び両性界面活性剤から選ば
れる一種又は二種以上にカチオン性ポリマー及び両性ポ
リマーから選ばれる一種又は二種以上のポリマー及びフ
ッ素系油剤を含有せしめれば、すすぎから乾燥後まで良
好なコンディショニング効果を有する洗浄組成物が得ら
れること、更にこの洗浄剤組成物は身体洗浄剤及び軽質
衣料用洗浄剤としても好適に利用できることを見出し本
発明を完成した。
すなわち本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C) (A)陰イオン性界面活性剤及び両性界面活性剤から選
ばれる一種又は二種以上の界面活性剤(B)カチオン性
ポリマー及び両性ポリマーから選ばれる一種又は二種以
上のポリマー (C)フッ素系油剤 を含有する洗浄剤組成物を提供するものである。
(A)成分の界面活性剤は、陰イオン性界面活性剤又は
両性界面活性剤であるが、具体的には次の如きものが例
示される。
アニオン性界面活性剤: (1)平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎮
又は分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。
(2)平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜
8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
ブチレンオキサイド、エチレンオキサイドとプロピレン
オキサイドが0.1/9.9〜9.910.1の比で、
あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサイドがO
,]、 /9.9〜9.910.1の比で付加したアル
キル又はアルケニルエーテル硫酸塩。
(3)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。
(4)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオ
レフィンスルホン酸塩。
(5)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するア
ルカンスルホン酸塩。
(6)平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽
和又は不飽和脂肪酸塩。
(7)平均炭素数lO〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドが0.
1/9.9〜9.910.1の比で、あるいはエチレン
オキサイドとブチレンオキサイドが0.1/9.9〜9
.910.1の比で付加したγルキル又はアルケニルエ
ーテルカルボン酸塩。
(8)平均10〜20の炭素原子から成るアルキル基又
はアルケニル基を有するα−スルホ脂肪酸塩又はエステ
ル。
(9)炭素数8〜24の了シル基、及び遊離カルボン酸
残基を有するN−アシルアミノ酸型界面活性剤。
αQ 炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基を
有するリン酸モノ又はジエステル型界面活性剤。
(社)炭素数8〜22の高級アルコール若しくはそのエ
トキシレート、プロポキシレートなどのスルホコハク酸
エステル又は高級脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エ
ステル。
両性界面活性剤: 面 炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基若しく
はアシル基を有するα位付加型、2級アミド、若しくは
3級Tミド型のイミダシリン系両性界面活性剤。
面 炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基若しく
はアシル基を有するカルボベタイン系、アミドベタイン
系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系、
若しくはアミドスルホベタイン系両性界面活性剤。
これらの界面活性剤のアニオン性残基の対イオンとして
は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、カ
ルシウム、マグネシムウ等のアルカリ土類金属イオン、
アンモニウムイオン、炭素数2又は3のアルカノール基
を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタ
ノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールア
ミン、トリイソプロパツールアミンなど)を挙げること
ができる。またカチオン性残基の対イオンとしては、塩
素、臭素、沃素等のハロゲンイオン及びメトサルフェー
ト、サラカリネートイオンを挙げることができる。
これらの界面活性剤のうち、特に(2)アルキルエーテ
ル硫酸塩、(3)アルキル硫酸塩、(6)飽和又は不飽
和脂肪酸塩、(9)アシル化アミノ酸、αl) IJン
酸モノエステル型界面活性剤、(社)スルホコハク酸エ
ステル、02級及び3級アミド型イミダシリン系両性界
面活性剤、特に脱塩してポリマーの溶解性を向上させた
アミドアミノ酸型両性界面活性剤(特開昭63−128
100号)が主活性剤として好ましい。
好適な例としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル硫酸ナトリウム(エチレンオキサイド平均2〜3モル
付加)、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ヤシ油詣
肪酸のナトリウム塩、ラウロイル−N−メチルタウリン
、ラウロイル−N−メチル−β−アラニン、ポリオキシ
エチレンスルホコハク酸ラウリルジナトリウム(3〜7
 B、 O,)、ラウリルリン酸、N−ラウロイル−N
′−力ルボキシメチルーN’12−ヒドロキシエチル)
エチレンジアミントリエタノールアミン塩、N−ラウロ
イル−N−(2−ヒドロキシエチル)−N’ 。
N′−ビス(カルボキシメチル)エチレンジアミンナト
IJウム塩等が挙げられる。これらの界面活性剤は(B
)成分のポリマーと複合体を作り、シャンプーをすすぐ
時にこの複合体が多量に毛髪上に沈着し、残留する性質
を有するものである。
これら界面活性剤は、一種又は二種以上を組合わせて用
いることができ、全組成中に5〜50重量%(以下、単
に%で示す)、特に10〜40%配合するのが好ましい
本発明で用いられる(B)成分のうち、カチオン性ポリ
マーとしては、例えばカチオン化セルロース誘導体、カ
チオン性澱粉、カチオン化グアガム誘導体、ジアリル4
級アンモニウム塩、ジアリル4級アンモニウム塩/アク
リルアミド共重合物、4級化ポリビニルピロリドン誘導
体等が挙げられる。
カチオン化セルロース誘導体としては、次の一般式(n
)で表わされるものが好ましい。
(n)式中、Aはアンヒドログルコース単位の残基を示
し、aは50〜20000の整数であり、各R6は、そ
れぞれ次の一般式(III)で表わされる置換基を示す
−(R’  0)b−([H,[”HD)c−(R’ 
D)d−)1(III)式中R’ 、 R’  :炭素
数2又は3のアルキレン基 b:0〜10の整数 c:0〜3の整数 d:0〜10の整数 R///  、炭素数1〜3のアルキレン基又はヒドロ
キシアルキレン基 Rt、 Rs、 Re 、同じか又は異なっており、炭
素数20までのアルキル基、アリール 基、アラルキル基又は式中の窒素 原子を含んで複素環を形成しても よい。
xl:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸
、メチル硫酸、リ ン酸、硝酸等)を表わす。
カチオン化セルロースのカチオン置換度は、0.01〜
1、即ちアンヒドログルコース単位あたりのCの平均値
は、0.01〜1、好ましくは0.02〜0.5である
。又、b+dの合計は平均1〜3である。置換度は、0
.01以下では、充分でなく、又1以上でもかまわない
が反応収率の点より1以下が好ましい。例えばR’、 
RB、 R9としては全てCH3基、又は2つがC1(
3基などの短鎖アルキル基であり残り1つが炭素数10
〜20の長鎖アルキル基であるものが好ましい。ここで
用いるカチオン化セルロース分子量は約100000〜
8000000の間である。
カチオン性澱粉としては次の一般式(IV)で表わされ
るものが好ましい。
l3 (rV)式中、B:澱粉残基 R10:アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基 RI I、 R12,R13、同じか又は異なっており
、炭素数10以下のアルキル基、アリ ール基、アラルキル基又は式中 の窒素原子を含んで複素環を形 成してもよい。
X2:陰イオン(塩素、臭素、沃素、 硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、 リン酸、硝酸等) e:正の整数 カチオン性澱粉のカチオン置換度は0,01〜1、即ち
無水グルコース単位当り0.01〜1、特に0.02〜
0.5個のカチオン基が導入されたものが好ましい。置
換度が0.01以下では充分でなく、又1以上でもかま
わないが反応収率の点より1以下が好ましい。
カチオン化グアガム誘導体としては、次の一般式(V)
で表わされるものが好ましい。
(V)式中、D=グ了ガム残基 RI4 、アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基 RIs、 RIs、 Rat 、同じか又は異なってお
り、炭素数10以下のアルキル基、アリ ール基、アラルキル基又は式中 の窒素原子を含んで複素環を形 成してもよい。
x、:陰イオン(塩素、臭素、沃素、 硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、 リン酸、硝酸等) f:正の整数 カチオン化グアガム誘導体のカチオン置換度は、0.0
1〜1、特に0.02〜0.5個のカチオン基が糖ユニ
ットに導入されたものが好ましい。この型のカチオン性
ポリマーは、特公昭58−35640号公報、特公昭6
0−46158号公報、及び特開昭58−53996号
公報中に記載されており、例えばセラニーズ−シュタイ
ン・ホール社から商標名ジャグアールで市販されている
ジアリル4級アンモニウム塩重合物又はジアリル4級ア
ンモニウム塩/アクリルアミド共重合物としては、次の
一般式(VI)又は(■)で表わされるものが好ましい
以下余白 (VI) (■) (VI)及び(■)式中、 RII、 RII、同じか又は異なっており、水素、ア
ルキル基(炭素数1〜18)、フェ ニル基、アリール基、ヒドロキシア ルキル基、アミドアルキル基、シア ノアルキル基、アルコキシアルキJし 基、カルボアルコキシアルキル R20. lli21. R22. R23 、同じか
又は異なっており、水素原子、低級アルキル基(炭素数 1〜3)、フェニル基 ×4:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸
、メチル硫酸、硝酸など) g:1〜50の整数 h:0〜50の整数 i:150〜8000の整数 ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド′共重合
物の分子量としては約3万〜200万、表子ましくは1
0万〜100万の範囲が良し)。
4級化ポリビニルピロリドン誘導体としては、次の一般
式(■)で表わされるものが好まし0。
(■)式中、 R24:水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基R25
. l(26. R2’l 、同じか又は異なっており
水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアル
キル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコ
キシアルキル基、カルボアルコキシアルキル基 Y:酸素原子又はアミド結合中のNH基x,:陰イオン
(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、炭素数1〜4
のアルキル硫酸、リン酸、硝酸等) 1:1〜10の整数 j+に=20〜8000の整数 4級化ポリビニルピロリドン誘導体の分子量としては1
万〜200万、好ましくは5万〜150万が特に良い。
上記のビニル重合体中に含まれるカチオン性高分子に由
来するカチオン性窒素の含有量はビニル重合体に対して
0. 004〜0.2%、好ましくは0.01〜0.1
5%である。0. 004%以下では充分に効果がなく
、0.2%以上では性能的にはよいがビニル重合体の着
色の原因にもなり又、経済的にも不利となる。
これらカチオン性ポリマーのなかで、特にカチオン化セ
ルロース、ジアリルアンモニウム塩重合物、ジアリルア
ンモニウム塩/アクリル了ミド共重合物などが好ましい
また、両性ポリマーとしては、例えばアクリル酸エステ
ル又はメタクリル酸エステルとアクリル酸エステル又は
メタクリル酸エステルのベタイン型両性化合物とからな
る共重合物、メタクリル酸エステルの重合体、アクリル
酸エステルの重合体等が挙げられる。具体的には、例え
ば次の(i)〜(iii )の各群、 (i)ジメチル了ミノエチルメタクリレート、ジエチル
アミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルア
クリレート、N、N−ジメチルエチルメタクリルアミド
、4−ビニルピリジン等、(ii)ステアリル(メタ)
アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)了クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、アリル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、2−エチルへキシル了クリレート等、(
iii )ア’/ IJロニトリル、ダイア七トン、ア
クリルアミド、スチレン、クロルスチレン、ビニルトル
エン、酢酸ビニル、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコール若しくはポリプロピレ
ングリコールと(メタ)アクリル酸とのエステル、N−
ビニルピロリドン等から選ばれた単量体を共重合させ、
これをハロゲン化酢酸処理して両性化したもの(特開昭
55−104209号)が挙げられる。
これらカチオン性ポリマー及び両性ポリマーは一種又は
二種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に0
.05〜2%、特に0.1〜1.0%配合するのが好ま
しい。
(C) Jlli分として用いられるフッ素系油剤とし
ては、常温で液状のフッ素原子を含有した有機化合物で
あり、例えばパーフルオロデカリン、パーフルオロアダ
マンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロフラン、
パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフル
オロペンクン、バーフルオロテ゛カン、パーフルオロオ
クタン、パーフルオロポリエーテル等が挙げられ、特に
次の一般式〔式中、R1、R3、R4及びR5は同一で
も異なってもよく、それぞれフッ素原子、パーフルオロ
アルキル基又はパーフルオロアルキルオキシ基ヲ、R”
Ltフッ素原子又はパーフルオロアルキル基を、plq
及びrは分子量が500〜100.000となる0以上
の数を示す。ただし、p=q=r=0となることはない
。〕 で表されるパーフルオロポリエーテルが好ましい。
なお、ここでカッコ内に示される各パーフルオロ基はこ
の順で並んでいる必要はなく、またランダム重合でもブ
ロック重合でもかまわない。かかるパーフルオロポリエ
ーテルとしては、特に粘度が5〜5.000cStの液
体状のものが好ましく、例えば次の一般式(■) CF3 CF30−(CFCF20)T−(cF、叶、CF、 
    [:IX:](式中、X及びyは分子量が50
0−10.000トナル数を示し、x/yは0.2〜2
である。)テ表bすtLルFOMBLIN HClO4
(平均分子11.500)、同HC/25 (同3.2
00)及び同HC/R(同6,600) (以上モンテ
フルオス社製)や、次の一般式(X)F−(CF2CP
2CF20h−CF2CF3      (X )(式
中、2は4〜500の数を示す。)で表わされるデムナ
ムS−20(重量平均分子量25.000) 、同S−
65(同4.500)、同S−100(同5、600)
及び同S−200(同8.400) (以上ダイキン工
業社製)などの市販品を使用することができる。
フッ素系油剤は一種又は二種以上組み合わせて用いる事
ができ、これらフッ素系油剤は全組成物中に0.01〜
5%、特に0.1〜1%配合するのが好ましい。0.0
1%未満であると、コンディショニング効果が低・く、
5%を超えると、泡立ちを低下させたり、乾燥後べたつ
くなどの欠点が見られ、好ましくない。
本発明に用いられるフッ素系油剤は、水に対して不溶性
であり、炭化水素系油剤と比較し、比重も大きい。その
為、フッ素系油剤を含む洗浄剤は、その形態に応じて、
これを分散安定化させる技術が必要とされる場合がある
。この分散には、本願の(B)成分であるコンディショ
ニングポリマーの他に、更に一般に使用されるアニオン
性ポリマー、非イオン性ポリマー等の増粘剤を加えるこ
とが有効である。例えば、アニオン性ポリマーとしては
、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、カルボ
キシメチルセルロース等が挙げられ、非イオン性ポリマ
ーとじてはメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられるが
、好ましくはキサンタンガム、カルボキシビニルポリマ
ーである。
これら増粘剤は、全組成物中に0105〜5%、特に0
.1〜2%配合されるのが好ましい。0.05%未満で
あると安定化効果が充分でなく、5%を超えるとコンデ
ィショニング効果に悪影響を及ぼすなどの欠点が生じ好
ましくない。
また、本発明に係る洗浄剤が、均一液相系でない場合、
例えば、噴射剤と混合しエアゾールタイプとして使用す
る場合、使用時に振とうして使用する場合等においては
、これら増粘剤を必ずしも必要としない。
更に、本発明の洗浄剤組成物は、本発明の効果を損なわ
ない範囲で洗浄剤組成物に通常用いられる成分、例えば
非イオン性界面活性剤、アルキルアミンオキサイド、脂
肪酸アルカノールアミド等の増泡剤、スクワレン、ラノ
リン、シリコーン誘導体、カチオン性界面活性剤等の感
触向上剤;プロピレングリコール、グリセリン、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ソルビトール等の
保湿剤;ポリオキシエチレングリコールジステアレート
、エタノール等の粘度調整剤;パール化剤、香料、色素
、紫外線吸収剤、酸化防止剤、トリクロサン、トリクロ
ロカルパン等の殺菌剤;グリチルリチン酸カリウム、酢
酸トコフェロール等の抗炎症剤;ジンクピリチオン、オ
クトピロックス等の抗フケ剤;メチルパラベン、ブチル
パラベン等の防腐剤、その他、エンサイクロペディア・
オブ・シャンプー・イングレディエンツ[BNCYCL
OPBDIAOF S)IAMPOOINGRBDIB
NTS(MICBLLB PRBS3.1985年)〕
に記載されている成分等を所望により、添加する事がで
きる。
〔発明の効果〕
本発明の洗浄剤組成物は、すすぎ時の髪の指通り、乾燥
後のくし通り及び柔かさに優れ、べたつきがない等のコ
ンディショニング効果に優れるものであり、シャンプー
として好適に用いることができる。更に身体に用いた場
合、肌がべたつかず、さらっとした感触が得られ、ボデ
ィーシャンプーや洗顔料等の身体洗浄剤として有用であ
る。また軽質衣料用の洗浄剤としても有用である。
〔実施例〕
次に、実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 第1表に示す組成のシャンプー組成物を常法に従って調
製し、それぞれすすぎ時及び乾燥後の髪の感触を下記評
価方法により評価した。結果を第1表に示す。
く評価方法〉 健常な日本人女性の毛髪20g(15cm)にシャンプ
ー1gを塗布し、1分間泡立てた後、すすぎ時の指通り
、ドライヤーで乾煙させた髪のくし通り、べたつき、柔
らかさについて専門パネラ−15名により下記の基準で
評価した。
すすぎ時の指通り A:きしみが弱く、指通りが良い B:きしみがやや強く、指が通りずらいC:きしみが強
く、指通りが悪い 乾燥後のくし通り A:くし通りが良くなめらか B:くしを通す際、多少ひっかかる C:毛先等のくし通り悪くひっかかる A:べたつかずさらっとしている B:多少べたつく C:べたつき有り 乾燥後の柔かさ A:柔らかい B:やや柔らかい C:柔らかさを感じない 以下余白 第1表から明らかなように、本発明のシャンプー組成物
は、すすぎ時の指通りが良好で、乾燥後のくし通り性、
べたつきのなさ、柔らかさに優れたものである。
実施例2〜5 次に示す組成のシャンプー組成物は、いずれもすすぎか
ら乾燥後の感触が良好で、コンディショニング効果に優
れたものであった。
(実施例2) (%) (FOMBLIN HClO4:モンテフルオス社)防
腐剤       0.1 香料、色素、pH調整剤        (適量)水 
                 バランス合計  
     100.0 (実施例3)               (%)ラ
ウリル硫酸トリエタノールアミン   4ラウリン酸ジ
エタノールアミド     5防腐剤       0
.1 香料、色素、pH調整剤        (適量)水 
                 バランス合計  
     100.0 (実施例4)               (%)ポ
リオキシエチレンラウリルニー   10チル硫酸トリ
エタノールアミン(3B、 O,)ラウリルジメチルア
ミノ−2−ヒドロ  5キシプロピルスルホベタイン ラウリン酸モノエタノールアミド    4カチオン性
ポリマー          0.3(マーコー)  
100 :メルク社)防腐剤       0.1 香料、色素、pH調整剤        (適量)水 
                バランス合計   
    ioo、。
(実施例5) (%) ポリオキシエチレンラウリルエーテル  8硫酸トリエ
タノールアミン (3B、 O,”)(アミゾールしυ
tl: 用研ファインケミカルQ@) 防腐剤       0.1 香料、色素、pH調整剤        (適量)水 
                バランス合計   
    100.0 実施例6 次に示す組成の身体洗浄剤組成物は、乾燥後の肌がべと
つかず、さらっとする等の感触に優れるものである。
(%) ラウリルリン酸トリエタノールアミン 18ラウリン酸
トリエタノールアミン    2ラウリン酸モノエタノ
ールアミド    2キサンタンガム        
     l(エコーガム:大日本製薬@) 防腐剤       0.1 香料、色素、pi+調整剤        (適量)水
                   バランス合計
       i 00.0 試験例1 実施例4に関して30℃の恒温槽にて20日間保存し、
沈殿の有無を観察した。
その結果、沈殿は見られずフッ素系油剤が安定に分散さ
れていることが確認できた。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の成分(A)、(B)及び(C) (A)陰イオン性界面活性剤及び両性界面活性剤から選
    ばれる一種又は二種以上の界面活性剤 (B)カチオン性ポリマー及び両性ポリマーから選ばれ
    る一種又は二種以上のポリマー (C)フッ素系油剤 を含有する洗浄剤組成物。 2、(C)成分のフッ素系油剤が次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、R^1、R^3、R^4及びR^5は同一でも
    異なってもよく、それぞれフッ素原子、パーフルオロア
    ルキル基又はパーフルオロアルキルオキシ基を、R^2
    はフッ素原子又はパーフルオロアルキル基を、p、q及
    びrは分子量が500〜100,000となる0以上の
    数を示す。ただし、p=q=r=0となることはない。 〕 で表されるパーフルオロポリエーテルである請求項1記
    載の洗浄剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH111415A (ja) * 1997-04-16 1999-01-06 Sanyo Chem Ind Ltd 毛髪処理剤
JP2001226231A (ja) * 2000-02-18 2001-08-21 Mandom Corp 育毛剤組成物
JP2008505187A (ja) * 2004-07-02 2008-02-21 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 陽イオン変性デンプン及び陰イオン性界面活性剤系を含むパーソナルケア組成物

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