JPH04152135A - 液体用の紙容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、ジュース、液体ヨーグルト等が内填される紙
容器に関するものである。

【従来の技術】

液体用の紙容器は、紙容器用の積層シートが具備する熱
溶着能によって容器の封緘部が形成されており、ポリオ
レフィン系樹脂による熱溶着能が利用され得るように、
ポリオレフィン系樹脂によるヒートシール用樹脂層を具
備する紙容器用の積層シートによって製函されている。 前記ポリオレフィン系樹脂によるヒートシール用樹脂層
を具備する紙容器用積層シートによる紙容器は、容器の
内周面層がポリオレフィン系樹脂によるヒートシール用
樹脂層によって形成されるため、これらの積層シートを
得る際のポリオレフィン系樹脂層の形成時や、該積層シ
ートによる紙容器の製函工程等において、ポリオレフィ
ン系樹脂が熱分解を受けて脂肪族炭化水素等の揮発性成
分を生成し、これが紙容器内の内填物に移行し、内填物
に変味や異臭が発生するという欠点を有している。 また、前記内周面層がポリオレフィン系樹脂層からなる
容器は、ポリオレフィン系樹脂によるヒートシール用樹
脂層が容器内に収容されている内填物中の着香成分を吸
着し易く、また、同時に透過させ易いため、着香成分を
含む内填物に対する保存性能が十分でない等の問題を有
している。

【発明が解決しようとする課題】

本発明は、着香成分を含む内填物に対する保存性能に優
れ、また、内填物に対して内表面樹脂層に起因するポリ
臭の移行の問題がなく、しかも、紙容器内に充填されて
いる液体中の水分が紙に浸透することによって紙の腰を
無くしてしまうことによる胴底れの問題の無い液体用の
紙容器を提供する。

【課題を解決するための手段】

本発明の液体用の紙容器は、ポリオレフィン樹脂による
外表面樹脂層と、紙による中芯層と、該中芯層に対して
オレフィン系樹脂層を介して積層されている内表面樹脂
層とを具備する積層シートによって、該積層シートにお
ける外表面樹脂層面が容器外周面となるようにして製函
されている容器からなる。 本第１の発明の液体用の紙容器は、製函用の積層シート
における内表面樹脂層が、ガラス転移温度が４０℃以上
の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂層によって
形成されており、しかも、中芯層に対して紙容器の内面
側に位置する積層樹脂層の水蒸気透過度が、２５ｇ／ｍ
”・２４ｈｒｌａｔｍ以下とされている容器からなる。 本第２の発明の液体用の紙容器は、本第１の発明の液体
用の紙容器の構成において、ガラス転移温度が４０℃以
上の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂が、エチ
レングリコールとテレフタル酸とを主成分とし、エチレ
ングリコール以外のアルコール及び／又はテレフタル酸
以外のカルボン酸との共重合体によって形成されている
容器からなる。 本第３の発明の液体用の紙容器は、本第１の発明の液体
用の紙容器の構成において、ガラス転移温度が４０℃以
上の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂が、イソ
フタル酸成分を含む共重合体によって形成されている容
器からなる。 本第４の発明の液体用の紙容器は、本第２の発明あるい
は第３の発明の液体用の紙容器の構成において、ガラス
転移温度が４０℃以上の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエ
ステル樹脂が、１．４＝シクロヘキサンジメタツ一ル成
分を含む共重合体によって形成されている容器からなる
。 本第５の発明の液体用の紙容器は、本第２゜第３．ある
いは第４の発明の液体用の紙容器において、ガラス転移
温度が４０°Ｃ以上の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエス
テル樹脂が、トリメリット酸成分及び／又はトリメチロ
ールプロパン成分を含む共重合体によって形成されてい
る容器からなる。 前記構成からなる本番発明の液体用の紙容器において、
ガラス転移温度が４０℃以上の非晶性〜低結晶性の飽和
ポリエステル樹脂層は、結晶化度１０％以下というよう
な非晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂で形成され
るものであり、例えば、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ｌ、４−シクロヘキサンジメタノール等
のジアルコール成分と、アジピン酸セバシン酸等の脂肪
族ジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ジフェ
ニルジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸等によるジカ
ルボン酸成分とによる共縮合重合によって得られるポリ
エステル樹脂、具体的には、エチレングリコールとテレ
フタル酸、エチレングリコールとイソフタル酸とテレフ
タル酸、ｌ、４−シクロヘキサンジメタノールとエチレ
ングリコールとテレフタル酸、プロピレングリコールと
イソフタル酸とテレフタル酸等による組み合わせの共縮
合重合体からなるポリエステル樹脂や、前述のテレフタ
ル酸とエチレングリコールとをベース原料としてポリエ
ステル樹脂を重合する際に、酸成分の１部にトリメリッ
ト酸のような３価のカルボン酸を利用したり、あるいは
、アルコール成分の１部にトリメチロールプロパン等の
３価のアルコールを使用したり、さらには、アルコール
成分の１部と酸成分の１部とに、３価のカルボン酸と３
価のアルコールとを利用する等して得られるポリエステ
ル樹脂で形成される。 なお、前記ポリエステル樹脂が、酸成分中の脂肪族ジカ
ルボン酸成分が１０重量％以上になっているようなポリ
エステル樹脂の場合には、該樹脂による樹脂層はその保
香性能が十分ではなくなるので好ましくない。 本発明の液体用の紙容器に利用される積層シート、すな
わち、ポリオレフィン樹脂による外表面樹脂層と、紙に
よる中芯層と、該中芯層に対してオレフィン系樹脂層を
介して積層されているガラス転移温度が４０℃以上の非
晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂層からなる内表
面樹脂層とを具備する積層シートにおいて、中芯層たる
紙と内表面樹脂層との間に位置するオレフィン系樹脂層
は、中芯層と内表面樹脂層との間の接着剤層の作用と、
中芯層に対して紙容器の内面側に位置する積層樹脂層の
水蒸気透過度を低下させる作用とを果たすものである。 なお、中芯層と内表面樹脂層との間に位置するオレフィ
ン系樹脂層には、ガラス転移温度が４０℃以上の非晶性
〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂層に対して良好な接
着作用を呈するカルボキシル基変性ポリオレフィン系樹
脂が好適であるが、紙に対する接着性能の良好なポリオ
レフィン系樹脂とカルボキシル基変性ポリオレフィン系
樹脂との複合樹脂層であっても良く、この複合樹脂層の
場合には、カルボキシル基変性ポリオレフィン系樹脂層
と飽和ポリエステル樹脂層からなる内表面樹脂層とが接
するようにして、中芯層と内表面樹脂層との間に介装さ
れるものであることは勿論である。 中芯層に対して形成されているオレフィン系樹脂層とガ
ラス転移温度が４０℃以上の非品性〜低結晶性の飽和ポ
リエステル樹脂層との積層樹脂層、すなわち、中芯層に
対して紙容器の内面側に位置する積層樹脂層は、その水
蒸気透過度が２５ｇ／ｍ”　−２４ｈｒ−１ａｔｍ以下
であって、かかるオレフィン系樹脂層と非晶性〜低結晶
性の飽和ポリエステル樹脂層との積層構成の具体例は、
１）ポリエチレン樹脂層／ガラス転移温度が４０℃以上
の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂層 ２）カルボキシル基で変性されている接着性ポリエチレ
ン樹脂層／ガラス転移温度が４０℃以上の非晶性〜低結
晶性の飽和ポリエステル樹脂層との共押し出し積層樹脂
層 ３）ポリエチレン樹脂層／カルボキシル基で変性されて
いる接着性ポリエチレン樹脂層／ガラス転移温度が４０
℃以上の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂層 前述の積層樹脂層は、共押し出し積層樹脂層であっても
、あるいは、各樹脂層間に接着剤を介在させたものであ
っても良い。 また、積層樹脂層におけるガラス転移温度が４０℃以上
の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂層は、その
厚さが５μ未満の場合には安定性が悪くなり、また、６
０μを超えるようになる場合には該樹脂層が硬くなるた
め、紙容器のの成形特性が悪くなる傾向があるため、通
常５〜６０μ程度の厚さに形成される。

【作　用】

前記構成からなる本第１〜第５の各発明の液体用の紙容
器は、該紙容器における内周面層が、ガラス転移温度が
４０℃以上の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂
層で形成されているものであって、この内周面層を構成
している樹脂層が、該樹脂層の飽和ポリエステル樹脂の
ガラス転移温度未満の雰囲気中で優れた保香性能を奏す
るものであり、これと関連して、通常の液体用の紙容器
は４０℃未満の温度雰囲気中に置かれるということとの
関係から、本各発明の液体用の紙容器はおいては、内填
物に対する保香性能において優れた作用が奏される。 また、本各発明の液体用の紙容器は、該紙容器に製函さ
れる積層シートの内表面樹脂層が、非晶性〜低結晶性の
樹脂層で形成されているので、熱接着によって形成され
る紙容器の接着部において、優れた接着強度が得られる
。 さらに、本各発明の液体用の紙容器は、紙による中芯層
に対して紙容器の内面側に位置する積層樹脂層の水蒸気
透過度が２５ｇ／１ｍ”２４ｈｒｌａｔｍ以下であるた
め、中芯層を構成している紙の水分率が、容器内の内填
物の水分によって、紙容器に胴底れが発生する程にまで
高められてしまうようなことがなく、保存性安定性にお
いて優れた作用が奏される。 また、本第２〜第５の発明の液体用の紙容器においては
、紙容器の内周面層をなす樹脂層の主成分であるエチレ
ングリコールとテレフタル酸との共重合部分で奏される
優れた保香性能と、エチレングリコール以外のアルコー
ル成分及び／又はテレフタル酸以外のカルボン酸成分の
共重合部分による耐熱性とが兼備されているものであり
、例えば、容器内への内填物の充填を熱充填によって行
なう際の加熱等を受けた後においても、内周面層となる
樹脂層には依然として優れた熱接着性能が得られ、熱充
填による内填物の充填後に形成される紙容器の熱シール
部にも、優れた接着強度のシール部が得られる。

【実施例】

以下、本発明の液体用の紙容器の具体的な構成を実施例
をもって説明する。 実施例１ 六〇　の　層シート 第２図において、厚紙（坪量３４ｏｇ／ｍ”ｌ　２の片
側に、厚さ１５μのポリエチレン樹脂のコート層からな
る外表面樹脂層３を形成した後、もう一方の片面に、厚
さ２０μのカルボキシル基変性ポリエチレン系樹脂［ポ
リエチレンに無水マレイン酸をグラフト重合させた共重
合体（アトマー５Ｅ８１０：三井石油化学工業　（株）
）１層４と、ガラス転移温度が８１℃の非品性飽和ポリ
エステル樹脂（イーストマンコダック社製：　ＰＥＴＧ
６７６３　）による厚さ２０ｕの内表面樹脂層５とを、
共押し出しコート法によって積層し、符号６で表示され
る積層シートを得た。 なお、得られた積層シートにおける中芯層に対して紙容
器の内面側に位置する積層樹脂層の水蒸気透過度は、２
５ｇ／ｍ”　−２４ｈｒ４ａｔｎ＋である。 歓１」［囚腹形 得られた積層シートに対して、折り曲げ加工用の押圧線
を賦形すると同時に、２９５■ＩＩＸ　２９５−ｍの紙
容器用のブランク板に打ち抜いた後、該ブランク板によ
る所定の紙容器成形・充填工程により、１０００ｃｃの
オレンジジュースをチルド充填し、第１図に概略示され
るグーベルトップ型直方体形状の液体用の紙容器１を得
た。 実施例２ ″。　の　層シート 厚紙（坪量３４０ｇ／ｍ”）の片側に、厚さ１５μのポ
リエチレン樹脂のコート層からなる外表面樹脂層を形成
した後、もう一方の片面に、厚さ２５μのポリエチレン
樹脂樹脂層／厚さ５μのカルボキシル基変性ポリエチレ
ン系樹脂〔エチレン・メタクリル酸のランダム共重合体
にュークレル０９１０　ｃ　：三井デュポンポリケミカ
ル）〕の樹脂層／ ガラス転移温度が７１°Ｃの低結晶性飽和ポリエステル
樹脂（エチレングリコールとテレフタル酸との合計量：
１８７重量部、イソフタル酸１３重量部、結晶化度：３
％）による厚さ１０μの低結晶性飽和ポリエステル樹脂
層の３層の積層樹脂層を、共押し出しコート法によって
積層し、紙容器用の積層シートを得た。 なお、得られた積層シートにおける中芯層に対して紙容
器の内面側に位置する積層樹脂層の水蒸気透過度は、２
０ｇ／ｍ２−２４ｈｒ１ａｔｒａである。 歓１］し

【炙形 得られた積層シートを利用し、以下、実施例１における
紙容器の成形工程に準じ、　１０００ｃｃのオレンジジ
ュースがチルド充填されているグーベルトップ型直方体
形状の紙容器を得た。 比較例１ １　の　　シート 厚紙（坪量３４０ｇ／ｍ”）の片側に、厚さ１５μのポ
リエチレン樹脂のコート層からなる外表面樹。 脂層を形成した後、もう一方の片面に、ポリエチレン樹
脂による厚さ４０ｕの内表面樹脂層を、押し出しコート
法によって形成し、比較のための紙容器用の積層シート
を得た。 なお、得られた積層シートにおける内表面樹脂層の水蒸
気透過度は、１５ｇ／ｒａ”　−２４ｈｒ４ａｔｍであ
る。 歓１」「１区形 得られた積層シートを利用し、以下、実施例１における
紙容器の成形工程に準じ、　１０００ｃｃのオレンジジ
ュースがチルド充填されているグーベルトップ型直方体
形状の紙容器を得た。 比較例２ ″“　の　　シート 厚紙（坪量３４０ｇ／ｍ”ｊの片側に、厚さ１５μのポ
リエチレン樹脂のコート層からなる外表面樹脂層を形成
した後、もう一方の片面に、厚さ１０μのカルボキシル
基変性ポリエチレン系樹脂［エチレン・メタクリル酸の
ランダム共重合体にュークレル０９１０　Ｃ：三井デュ
ポンポリケミカル）］樹脂層と、ガラス転移温度が８１
”Ｃの非晶性飽和ポリエステル樹脂（イーストマンコダ
ック社製二ＰＥＴＧ　６７６３　）による厚さ３０１．
ｔの内表面樹脂層とを、共押し出しコート法によって積
層し、比較のための積層シートを得た。 なお、得られた積層シートにおける中芯層に対して紙容
器の内面側に位置する積層樹脂層の水蒸気透過度は、３
０ｇ／ｍ”　−２４ｈｒｌａｔｍである。 紙］Ｌ１！■Ｌ形 得られた積層シートを利用し、以下、実施例１における
紙容器の成形工程に準じ、１０００ｃｃのオレンジジュ
ースがチルド充填されているグーベルトップ型直方体形
状の紙容器を得た。 比較例３ ０　の　　シート 厚紙（坪量３４０ｇ／ｍ”ｌの片側に、厚さ１５μのポ
リエチレン樹脂のコート層からなる外表面樹脂層を形成
した後、もう一方の片面に、厚さ１０μのカルボキシル
基変性ポリエチレン系樹脂［エチレン・メタクリル酸の
ランダム共重合体にュークレル０９１０　ｃ　：三井デ
ュポンポリケミカル）〕樹脂層と、ガラス転移温度が８
１℃の非品性飽和ポリエステル樹脂（イーストマンコダ
ック社製：　ＰＥＴＧ　６７６３　）による厚さ２０μ
の内表面樹脂層とを、共押し出しコート法によって積層
し、比較のための積層シートを得た。 なお、得られた積層シートにおける中芯層に対して紙容
器の内面側に位！する積層樹脂層の水蒸気透過度は、３
７ｇ／ｍ”　−２４ｈｒ４ａｔｍである。 紙１］［１服形 得られた積層シートを利用し、以下、実施例１における
紙容器の成形工程に準じ、１０００ｃｃのオレンジジュ
ースがチルド充填されているグーベルトップ型直方体形
状の紙容器を得た。 ［実　験］ 実施例及び比較例で得られた各紙容器の１２個宛を、７
〜８℃の雰囲気中に５日間保存した後、これらの各紙容
器に発生した胴底れの状態を観察し、また、各紙容器内
のオレンジジュースが具備するフレーバーを官能テスト
によって確認した。 結果を第１表に示す。 第 表 【発明の効果】 本各発明の液体用の紙容器は、前記実施例に明記されて
いる通り、内填物が有する芳香成分が紙容器に吸収され
るようなことがなく、内填物の味や香りの維持性能にお
いて、良好な性質が得られる。 また、本各発明の液体用の紙容器は、液体が充填されて
いる状態で保存されている間に、内填物中の水分が紙容
器の紙層に浸透し、紙の腰を無くしてしまうというよう
なことがなく、したがって、内填物が収納されている紙
容器の保存中に、該紙容器に胴底れが発生するというよ
うなことがない。 このため、商品の流通段階で内填物の新鮮さが失われた
かの如き印象を与えらる外観不良をおこすことがなく、
高品質の紙容器になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の液体用の紙容器に利用される積層シ
ートの１例を模型的に示す断面図、第２図は、本発明の
液体用の紙容器の１例を示す斜面図である。 ２　・・・ 液体用の紙容器、 厚紙、 ポリオレフィン系樹脂による外表面 樹脂層、 ・カルボキシル基変性ポリエチレン系 樹脂層、 ガラス転移温度が４０℃以上の非品性 飽和和ポリエステル樹脂による内表 面樹脂層、 紙容器用の積層シート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ポリオレフィン樹脂による外表面樹脂層と、紙によ
   る中芯層と、該中芯層に対してオレフィン系樹脂層を介
   して積層されている内表面樹脂層とを具備する積層シー
   トにより、該積層シートにおける外表面樹脂層が容器外
   周面となるようにして製函されている液体用の紙容器に
   おいて、内表面樹脂層が、ガラス転移温度が４０℃以上
   の非晶性〜低結晶性の飽和ポリエステル樹脂層からなり
   、しかも、中芯層に対して紙容器の内面側に位置する積
   層樹脂層の水蒸気透過度が、２５ｇ／ｍ＾２・２４ｈｒ
   ・１ａｔｍ以下であることを特徴とする液体用の紙容器
   。 ２、ガラス転移温度が４０℃以上の非晶性〜低結晶性の
   飽和ポリエステル樹脂が、エチレングリコールとテレフ
   タル酸とを主成分とし、エチレングリコール以外のアル
   コール及び／又はテレフタル酸以外のカルボン酸との共
   重合体からなる特許請求の範囲第１項記載の液体用の紙
   容器。 ３、ガラス転移温度が４０℃以上の非晶性〜低結晶性の
   飽和ポリエステル樹脂が、イソフタル酸成分を含む共重
   合体からなる特許請求の範囲第２項記載の液体用の紙容
   器。 ４、ガラス転移温度が４０℃以上の非晶性〜低結晶性の
   飽和ポリエステル樹脂が、１，４−シクロヘキサンジメ
   タノール成分を含む共重合体からなる特許請求の範囲第
   ２項または第３項記載の液体用の紙容器。 ５、ガラス転移温度が４０℃以上の非晶性〜低結晶性の
   飽和ポリエステル樹脂が、トリメリット酸成分及び／又
   はトリメチロールプロパン成分を含む共重合体からなる
   特許請求の範囲第２項、第３項、あるいは第４項記載の
   液体用の紙容器。