JPH04119248A - 傘歯車および傘歯車装置 - Google Patents

傘歯車および傘歯車装置

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JPH04119248A
JPH04119248A JP23407390A JP23407390A JPH04119248A JP H04119248 A JPH04119248 A JP H04119248A JP 23407390 A JP23407390 A JP 23407390A JP 23407390 A JP23407390 A JP 23407390A JP H04119248 A JPH04119248 A JP H04119248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bevel gear
gear
aluminum
pinion
teeth
Prior art date
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Pending
Application number
JP23407390A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Tanifuji
谷藤 勝男
Yoshiaki Eguchi
江口 善朗
Masanori Ito
井藤 正徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH04119248A publication Critical patent/JPH04119248A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gears, Cams (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分IFI この発明は、自動車の差動傘歯車装置等の各種の歯車装
置に使用される傘歯車および該傘歯車を用いた傘歯車装
置に関するものである。
[従来の技術] 例えば、自動車等の各種車両には、駆動軸からの動力を
左右2つの従動軸を介して両輪に伝達するための差動傘
歯車装置が組み込まれている。
第6図は、従来のこの種の差動傘歯車装置を示すもので
ある。この差動傘歯車装置は、先端部が各々左右の車輪
に連結された従動軸1.2の基端部側に固定されて対向
配置された一対の傘歯車からなるギヤ3.4と、これら
ギヤ3.4間に対向配置されてそれぞれ隣接する上記ギ
ヤ3.4の歯と噛合する一対の傘歯車からなるピニオン
5,6と、これらピニオン5.6がそれぞれ回転自在に
装着さた共通軸7とから構成されたものであり、上記共
通軸7はピン8を介して従動輪1.2の軸JINりに回
転自在とされたハブ9に固定され、このハブ9は傘歯車
lη、11を介して駆動軸12に連結されている。
ここで、上記ギヤ3.4およびピニオン5.6は、それ
ぞれ第7図に示すように、ボス部20.21の円錐状外
周面22.23に複数の歯24.25一体に立設された
ものである。各歯24.25の内端fi(24a、25
aおよび外端N24b、25b開放端部とされており、
かつ第8図および19tに示すように、互いの歯24.
25の歯厚αが等しくなるように形成されている。また
、これらt来のギヤ3,4およびビニオン5.6として
は、般に鋼材に浸炭焼き入れを施したものが用いらtて
いる。
周知のように上記従来の差動歯車装置にあっズは、直線
走行時には駆動軸からの回転が左右の駆動軸1.2に互
いに等しい回転数になるように伝えられ、カーブ時には
外輪側の従動輪の回転が相加した分だけ内輪側の従動軸
の回転が減少するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来の各種車両用の差動傘歯車装置にお
いては、近年における駆動エンジンの高出力化、駆動軸
系のスペースのコンパクト化および車体重量の軽減化等
の要請から、特に動力伝達上十分な強度を存し、しかも
小型でかつ軽量であるものの開発が強く望まれている。
E課題を解決するための手段] この発明の傘歯車は、アルミニウム、アルミニウム合金
またはこれらとガラス炭素繊維との複合材であって、表
面硬さがHv450以上のものによって構成したもので
あり、またこの発明の傘歯車装置は、上記傘歯車によっ
て、互いに噛合されて動力を伝達する少なくとも一対の
ギアとビニオンとを形成し、かつ上記ギアとビニオンと
のいずれか一方の傘歯車の歯の少なくとも外端部側にウ
ェブを形成するとともに、該歯の歯厚をこれと噛合する
他方の傘歯車の歯の歯厚より薄くしたものである。
[作用] 上記構成の傘歯車にあっては、従来の鋼材に比して重量
が約1/3になり、かつ十分使用に耐えう得る強度が得
られる。また、上記構成の傘歯車装置によれば、一方の
傘歯車の強度を構造上補強することによりその歯厚を薄
くし、その分他方の傘歯車の歯厚を増加させて当該他方
の傘歯車の強度を補強することにより、装置全体の容積
を増大させることなくその強度を高めることができる。
換言すれば、軽量化に伴う強度低下が上記双方の傘歯車
の強度の補強により相殺さ乳て十分な使用強度が確保さ
れる。
[実施例] 第1図〜第3図は、この発明の傘歯車および該傘歯車を
用いた傘歯車装置を自動車用の差動傘歯車装置に適用し
た一例を示すもので、図中符号30はこの差動傘歯車の
ギヤを構成す石車歯車、符号31は同じくビニオンを構
成する傘歯車を示すものである。
これらギヤ30およびビニオン31は、それぞれアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金もしくは予めガラス炭素
繊維で構成された骨組みを上記アルミニウムまたはアル
ミニウム合金で蒋く石んだ複合材によって成形されたも
のである。そして、これらギヤ30およびビニオン31
の表面には、タフラム(商標名)加工と呼ばれる、その
表面を多孔性の硬質酸化アルミニウムに転換した後、そ
の多孔質の組織に四フッ化樹脂を含浸させた表面処理が
施されている。この結果、ギヤ3oおよヒヒニオン31
の表面硬さは、Hv500程度とされている。
また、上記ギヤ30は、その歯32の内端部32a側に
、歯32と歯32の間を埋めてボス部33を肉厚にする
ウェブ34が形成されている。さら?こ、このギヤ30
の歯32の外端部32b4111Jこも同様のウェブ3
5が形成されている。ここで、上記ウェブ35は、歯3
2の昔日錐面(歯32の外端において、基準ピッチ円錐
の母線Pに垂直な母線からなる円錐面)に平行になるよ
うイこ形成されている。他方、上記ビニオン31は、そ
の歯3石の内端部38a#Iにのみ、歯3Bと歯38の
開を埋めてボス部37を肉厚にするウェブ3Bが形成さ
れている。
そして、これらギヤ30およびビニオン31は、第2図
および第3図に示すように、ギヤ3o側の歯32の歯厚
(α−X)が、これと噛合するピニオン31の歯36の
歯厚(α+X)より薄くなり、かつこれら歯厚の和が従
来の歯の歯厚の和と等しくなるように形成されている。
以上の構成からなる差動傘歯車装置にあっては、ギヤ3
0およびピニオン31をアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金等によって形成しているので、装置全体の大幅な
軽量化を図ることができる。しかも、その表面硬さをH
v500程度(Hv450以上)としているので、一般
機械に用いられる歯車装置での動力伝達には十分に対応
することができ4゜さらノこ、上記ギヤ3Dおよびピニ
オン31の表面にタフラム(商標名)加工を施している
ので、該表面が鋼より硬く、しかも摩擦係数が低くなる
3このため、従来のものより優れた耐摩耗性を得ること
ができる。
また、上記ギア30の歯32の内端部32aおよび外端
部32b側にウェブ34.35を形成してその強度を向
上させることにより、該歯32の歯厚を寸法Xだけ薄く
することができ、しかも上記歯32の歯厚を薄くした分
Xだけ他方のピニオン31の歯36の歯厚を厚くしてそ
の強度を向上させることができる。このため、装置全体
の容積を増大させることなくその全体としての強度を高
めることができる。したがって、上述したような車両用
の差動傘歯車装置に用いた場合においても、軽量化に伴
う強度低下を上記傘歯車30.31双方の強度の補強に
上って補うことができ、よって十分な使用強度を確保す
ることができる。
なお、上記実施例においては、ギヤ30の歯車32の外
端部32b側にウェブ35を歯32の昔日錐面に平行に
なるように形成したが、これに限るものではなく、第4
図に示すギヤ40のように、軸線Oと直交する方向に延
出するようなウェブ41を形成してもよい。
また、上記実施例とは逆に、第5図に示すようにピニオ
ン5Jの歯51の少なくとも外端部51b側にウェブ5
2を形成するとともに、該歯51の歯厚をこれと噛合す
るギヤの歯の歯厚より薄くしてもよい。
[発明の効果コ 以上説明したようにこの発明の傘歯車は、アルミニウム
、アルミニウム合金またはこれらとガラス炭素繊維との
複合材であって、表面硬さがHv450以上のものによ
って構成したものであり、またこの発明の傘歯車装置は
、上記傘歯車によって、互いに噛合されて動力を伝達す
る少なくとも一対のギアとピニオンと形成し、かつ上記
ギアとピニオンとのいずれか一方の傘歯車の歯の少なく
とも外端部側にウェブを形成するとともに、該歯の歯厚
をこれと噛合する他方の傘歯車の歯の歯厚より薄くした
ものである。
よって、この傘歯車によれば、十分な使用強度を保持し
たままで大幅な軽量化を図石ことができる。またこの傘
歯車装置によれば、装置全体の容積を増大させることな
くその全体としての強度を高めることができる。したが
って、例えば車両用の差動傘歯車装置等に用いた場合起
毛いても、軽量化に伴う強度低下を上記双方の傘歯車の
強度の補強によって補うことができ、十分な使用強度を
確保することができる。この結果、上記傘歯車装置によ
てば、従来望まれていた、強度の向上、小型化および軽
量化を同時に満たすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、この発明の傘歯車および該傘歯車を
用いた傘歯車装置の一実施例を示すもので、第1図はギ
ヤおよびピニオンを示す縦断面図、第2図はギヤの歯の
断面図、第3図はピニオンの歯の断面図、第4図はこの
発明の他の実施例を示すギヤの縦断面図、第5図はこの
発明のその他の実施例を示すピニオンの縦断面図、 第6図〜第9図は従来の傘歯車および傘歯車装置を示す
もので、第6図は車両用差動傘歯車装置の全体を示す縦
断面図、第7図はギヤおよびピニオンを示す縦断面図、
第8図はギヤの歯の断面図、第9図はピニオンの歯の断
面図である。 30.40・・・・・・ギヤ、31.50・・・・・ピ
ニオン、32.36.51・・・・・歯、 31.2 a、 36 a −−内端部、92b、51
b ・・・・・外端部、 3337・・・・・・ボス部、 34.35.38,41.52・・・・・・ウェブ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム、アルミニウム合金またはこれらと
    ガラス炭素繊維との複合材からなり、表面硬さがHv4
    50以上とされていることを特徴とする傘歯車。
  2. (2)互いに噛合されて動力を伝達する少なくとも一対
    のギアとピニオンとを備えた傘歯車装置において、上記
    ギアとピニオンとを請求項1に記載の傘歯車によって形
    成し、かつ上記ギアとピニオンとのいずれか一方の傘歯
    車の歯の少なくとも外端部側にウエブを形成するととも
    に、該歯の歯厚をこれと噛合する他方の傘歯車の歯の歯
    厚より薄くしたことを特徴とする傘歯車装置。
JP23407390A 1990-09-04 1990-09-04 傘歯車および傘歯車装置 Pending JPH04119248A (ja)

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Cited By (3)

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