JPH04106332A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、熱交換器、送風機等が収納きれた本体に、
前パネルを取付けるようにした空気調和機に関する。

（ロ）従来の技術 熱交換器、送風機等が収納された本体に、前パネルを螺
子止めすると共にこの螺子を隠すようにカバーを取付け
た空気調和機の従来技術としては、本出願人が特願平１
−２３６２３５号で提案したものがある。この空気調和
機の要部は、例えば第４図に示すようなものであった。

（５０）は螺子孔（５１）に止めた螺子〔図示せず〕を
隠すカバー（５２）はこのカバーが嵌められる前バネノ
呟（５３）はこの前パネルに設けられたＵ字状の切欠き
、（５４）はカバー（５０）の端部（５５）と線接触す
る接触部である。また、（５６）はカバーの固定用の凸
部、（５７）は補強部、（５８）は前記切欠き（５３）
に嵌まり合う突起である。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前述した空気調和機では、端部（５５）と接触部（５４
）とが線接触するため、カバー（５０〉の回動がスムー
ズでないという欠点があった。また、切欠き（５３）が
凹部でなく貫通したものであるため強度が弱く、補強部
（５７）が必要となっていた。しかも、凹部（５９）を
大きくする必要があり、延いてはカバー（５０）が大き
くなり美観を損ねるとう欠点があった。

この発明は、カバーの回動がスムースで、且つ、カバー
の小さい空気調和機を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 この発明は、熱交換器、送風機を収納した本体に前パネ
ルを当てて、この前パネルの凹所に螺子を差し込んで、
この前パネルを本体に固定し、且つこの凹所には前記螺
子を隠すためのカバーを設けた空気調和機において、前
記カバーには回動用の突起及び摺動用の突起を設け、前
記前パネルの凹所には前記回動用の突起と嵌まり合うく
ぼみ及び前記摺動用の突起が摺動する摺動部を設けたも
のである。

（ネ）作用 この発明においては、前カバーの凹所にはカバーの回動
用突起と嵌まり合うくぼみが設けられているため、この
くぼみとくぼみとの間が近接しても凹所の強度がそれほ
ど低下しない。また、前カバーに、カバーの摺動用突起
と摺動支持する摺動部が設けられているため、カバーの
摺動用突起は摺動部に面接触で支持される。

くへ）実施例 この発明の実施例を図面に基づき説明する。第３図にお
いて、（１）は分離型空気調和機の室内ユニットで、室
内壁面に固定される。（２）は本体で、送風機や熱交換
器〔いずれも図示せず〕が固定きれている。（３）は前
パネルで、この本体（２〉の前面に当てられる。（４）
は吸込グリル、（５）は吐出口で、この吐出口（５）に
は風向変更羽根（６）が備えられている。（７〉は前パ
ネル（３）の吐出口（５）の下辺（８）に設けられた凹
所で、この凹所（７）には、螺子（９）と、この螺子（
９）を隠すためのカバー（１０）とが取付けられている
。尚、この第３図は前パネル（３）を本体（２）から外
す状態を示している。

第１図、第２図はこの凹所（７〉のまわりを示す断面図
で、（１１）は吐出口（５）に位置きれた縦羽根、（１
２）はこの縦羽根の支持部材で、係合爪（１３）が本体
（２）の下縁の係合穴（１４）に嵌まり合うようになっ
ている。（１５）は前パネル＜３）の凹所（７）に設け
た取付穴で、この前パネル（３）を本体（２）に当てる
と、本体（２）の螺子（１６）と支持部材（１２）の取
付穴（１７）と、この前パネル（３）の取付穴（１５）
とが横方向に並ぶ。そして螺子（１８）を前パネル（３
）の取付穴（１５）から挿入すると、この螺子（１８）
は本体（２）の螺子穴（１６）に螺合して本体（２）に
支持部材（１２）と前パネル（３）とが固定される。（
１９）はこの凹所（７）の側面（７ａ）に形成したくぼ
みで、凹所（７）に回動自在に収納きれたカバー（７）
の側面（７ａ）の回動用突起（２０）がくぼみ（１９）
に嵌まるようになっている。ここでこのカバー（１０）
の前面（２１）は斜め下方へ傾斜しており、このカバー
（１０）で凹所（７）を璽いた時にこのカバー（１０）
の前面（２１）と吐出口（５）の下辺（８）とが路面−
となるようにしている。

（２２）はがたつき妨止用の突部、（２３）は摺動用の
突起、（２４）は前記突起（２３）を摺動支持する摺動
部である。

このように構成きれた空気調和機ではくぼみ（１９）同
志を近接させても凹所の強度が、側面（７ａ）を貫通さ
けた孔や切欠きに比べて、それぼど低下しないため、凹
所（７）をノＪＸキくでき、延いては力／＜−（１０）
を小さくすることができる。また、従来必要であった補
強部（５７）も不要となる。

しかも、カバー（１０〉の摺動用の突起〈２３）は摺動
部（２４）で面接触によって摺動支持されるため、カバ
ー（１０）の回動がスムーズである。

（ト）発明の詳細 な説明したように、この発明によればくぼみとくぼみと
を近接させても凹所の強度がそれほど低下しないため、
くぼみとくぼみとを近づけてカバーを小さくでき、空気
調和機の見栄えを良くすることができる。

しかも、カバーの摺動用突起は前パネルの摺動部に面接
触で支持きれるため、カバーの回動をスムーズにするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す空気調和機の要部分
解斜視図、第２図は同空気調和機の要部断面図、第３図
は同空気調和機の斜視図、第４図は従来例を示す空気調
和機の要部分解斜視図である。 〈２〉・・・本体、 （１０）・・・カバ （２３）・・・突起、 （３）・・・前パネル、 （１９）・・・くぼみ、 （２４〉・・・摺動部。 （７）・・・凹所、 （２０）・・・突起、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）熱交換器、送風機を収納した本体に前パネルを当
   てて、この前パネルの凹所に螺子を差し込んで、この前
   パネルを本体に固定し、且つこの凹所には前記螺子を隠
   すためのカバーを設けた空気調和機において、前記カバ
   ーには回動用の突起及び摺動用の突起を設け、前記前パ
   ネルの凹所には前記回動用の突起と嵌まり合うくぼみ及
   び前記摺動用の突起が摺動する摺動部を設けたことを特
   徴とする空気調和機。