JP2568751B2 - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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JP2568751B2
JP2568751B2 JP2307481A JP30748190A JP2568751B2 JP 2568751 B2 JP2568751 B2 JP 2568751B2 JP 2307481 A JP2307481 A JP 2307481A JP 30748190 A JP30748190 A JP 30748190A JP 2568751 B2 JP2568751 B2 JP 2568751B2
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光雄 西原
隆善 松本
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松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭等で室内空気を屋外へ排気する送風装
置と屋外フードが一体となった換気扇に関するものであ
る。
従来の技術 従来この種の換気扇は、第5図および第6図に示すよ
うな構成であった。
第5図において、建物の壁20に開口した取付孔21に取
り付けられたフード22に送風装置23を組み込み、室内空
気をグリル24を通してフード22の下面の開口25より屋外
側へ排気していた。そして、建物の壁20の取付孔21とフ
ード22のすきまから雨水などの浸入を防ぐための水切枠
26を設けていた。図においてBは建物の壁20の厚さを示
し、Aはフード22の壁面よりの出代寸法を示している。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、フード22の奥行寸法が一
定であるため、建物の壁20の厚さBによってフード22の
屋外側への出代寸法Aが異なることになり、フード22下
面の開口が屋外側に露出することが換気のための条件で
あるが、所定寸法以上建物の外壁よりフード22が突出す
ることは、建物の外壁の美観を損ねることとなる。しか
し、フードの奥行寸法は、一般的に建物の壁の厚さBの
最も大きい(厚い)ものに合わせており、この製品を薄
い壁厚の建物に取り付けると、フード22部分が大きく突
出してしまい、建物の外壁の美観を著しく損ねるという
課題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、建物の壁の厚さ
が異なっても、必要最少限のフードの出代で建物の美観
を損ねることのない換気扇を提供することを第1の目的
とする。第2の目的は、建物の外壁の美観を損ねること
のない換気扇の施工性を向上させることにある。
課題を解決するための手段 本発明の換気扇は、上記第1の目的を達成するために
第1の手段は、壁部に開口した取付枠内に設けられる形
状で前面および後方下面を開口し、送風装置を内蔵した
フードと、このフードに前後摺動自在に設けられる取付
枠と、この取付枠と前記フードを連結固定する連結装置
と、前記フード外周の室外壁面に設けられる水切枠とを
備え、前記フードと取付枠が前記取付枠内において重合
する構成としたものである。
第2の目的を達成する第2の手段は、壁部に開口した
取付孔内に設けられる形状で前面および後方下面を開口
し、送風装置を内蔵したフードと、このフードに前後摺
動自在に設けられる取付枠と、前記フード外周に設けら
れる水切枠とを備え、前記水切枠をフードの後方下面の
開口と、前記取付枠内に重合する重合部との間のフード
のほぼ中間位置に一体的に設ける構成したものである。
作用 本発明の換気扇は、第1の手段の構成により、取付枠
とフードを別々の部品とし、取付枠内でフードが摺動す
ることで、適切な位置でフードの建物の外壁よりの出代
を調節し連結することが可能となり、建物の壁の厚さの
差によるフードの外壁からの出代を必要最少限にし、建
物の外壁の美観を損ねることがなくなることとなるもの
である。
第2の手段の構成により、水切枠とフードを一体化し
たことにより、水切枠のフランジ部を建物外壁へ取り付
けることによりフードが固定され、フードと取付枠を連
結する必要がなくなる。
また、水切枠とフードが一体となっているので、水切
枠とフードの境界部にはコーキング剤の塗布の必要がな
くなり、施工性を向上させることができるものである。
実 施 例 以下、本発明の第1実施例を第1図〜第3図を参照し
ながら説明する。
図に示すように、壁部1に開口した取付孔2に嵌挿す
る形状で前面および後方下面を開口し、内部に前記後方
下面の開口に合致する形状の吐出口を設けた送風装置3
を内蔵したフード4と、このフード4の外周に嵌挿し、
壁部1の室外壁面に取り付けられるフランジを有した水
切枠5と、前記フード4の外周に嵌挿重合する枠部6
と、壁部1の室内壁面に取り付けられるフランジ7とを
有した取付枠8と、前記フード4の前面側より後方に向
け切り欠いた切り欠き溝9と、この切り欠き溝9に係合
し摺動するように前記取付枠8の内面に立設したボルト
と、このボルトと座金およびナットにより構成された連
結装置10と、前記取付枠8の室内側に取り付けられるグ
リル11により構成されたものである。
上記構成における換気扇を取り付けるときは取付孔2
の室内側からフード4と取付枠8を挿入し取付枠8のフ
ランジ7で壁面にねじなどを用いて固定する。つぎに、
フード4の屋外側の出代を適切な寸法となるようフード
4を取付枠8に対し摺動させ調節し、連結装置10で固定
する。そして、水切枠5を屋外側よりフード4の外側に
挿入し、そのフランジ部をねじなどを用いて固定する。
この結果、第2図および第3図に示すように建物の壁の
厚さBが異なっても、フード1の外壁面への出代寸法A
を適切にできるので、建物の外観を損ねることがない。
なお、連結装置10は、取付枠8とフード4を連結固定す
るものであれば、ねじ以外のものであってもよい。
つぎに、本発明の第2実施例を第4図にもとづいて説
明する。
図に示すように、水切枠12はフード13の後方下面の開
口と取付枠14内に重合する重合部との間のフード13のほ
ぼ中間位置の外周に一体に形成されている。そして、取
付枠14はフード13と矢印の方向に摺動自在で、取付枠14
とフード13を連結固定する装置はないものである。その
他の部分の構成は、第1実施例と同一である。
上記構成における施工方法は、まず、取付枠14を壁面
開口の取付孔2の室内側へねじなどを用いて固定する。
つぎに、フード13を屋外側から取付孔に挿入し、水切枠
12で、ねじなどを用いて固定する。この結果、建物の壁
厚が異なっても、フード13の屋外側への出代寸法は第1
実施例と同様に適切に一定となり、かつ、第1実施例に
比べ、水切枠12はフード13の取付装置として作用し、取
付枠14とフード13を連結固定する必要はなくなる。ま
た、水切枠12とフード13が一体であることから、水切枠
12とフード13の境界部より雨水の浸入がないため、この
部分へのコーキング剤などの塗布の必要がなくなり、施
工性が向上すると共に、フードのほぼ中間位置に設けた
水切枠によりフードが安定した状態で保持される。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、建
物の壁厚が異なった場合でも、壁部に設けられた取付孔
内に送風機を内蔵したフードと取付枠の重合部分が配設
されて調節され、外壁よりフードの出代寸法を適切にす
ることができ、建物の美観を損うことがなくなると共
に、取付枠内に送風装置を設ける場合に比較してフード
内に送風装置を設けることにより壁厚が薄い場合に対応
できる換気扇を提供できる。
また、水切枠をフードのほぼ中間位置の外周に一体的
に設けたので、フードの保持が安定すると共に、施工性
を向上させることができ、施工にかかる費用を低減させ
ることができる換気扇を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す換気扇の斜視図、第
2図は同壁厚寸法の大きい壁部に換気扇を取り付けた状
態を示す断面図、第3図は同壁厚寸法の小さい壁部に換
気扇を取り付けた状態を示す断面図、第4図は同第2実
施例の換気扇の斜視図、第5図および第6図は従来の換
気扇の取付状態を示す断面図である。 3……送風装置、4,13……フード、5,12……水切枠、8,
14……取付枠、10……連結装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁部に開口した取付孔内に設けられる形状
    で前面および後方下面を開口し、送風装置を内蔵したフ
    ードと、このフードに前後摺動自在に設けられる取付枠
    と、この取付枠と前記フードを連結固定する連結装置
    と、前記フード外周の室外壁面に設けられる水切枠とを
    備え、前記フードと取付枠が前記取付孔内において重合
    する構成とした換気扇。
  2. 【請求項2】壁部に開口した取付孔内に設けられる形状
    で前面および後方下面を開口し、送風装置を内蔵したフ
    ードと、このフードに前後摺動自在に設けられる取付枠
    と、前記フード外周に設けられる水切枠とを備え、前記
    水切枠をフードの後方下面の開口と、前記取付枠内に重
    合する重合部との間のフードのほぼ中間位置に一体的に
    設ける構成とした換気扇。
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JPS6082137U (ja) * 1983-11-10 1985-06-07 川口電機株式会社 換気扇フ−ドの水切板
JPS60223932A (ja) * 1984-04-20 1985-11-08 Matsushita Seiko Co Ltd 有圧換気扇

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