JPH04101731A - 歯形鍛造かさ歯車の仕上方法 - Google Patents

歯形鍛造かさ歯車の仕上方法

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Publication number
JPH04101731A
JPH04101731A JP21435390A JP21435390A JPH04101731A JP H04101731 A JPH04101731 A JP H04101731A JP 21435390 A JP21435390 A JP 21435390A JP 21435390 A JP21435390 A JP 21435390A JP H04101731 A JPH04101731 A JP H04101731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trim
bevel gear
tooth
work
punch
Prior art date
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Pending
Application number
JP21435390A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Saito
仁 斎藤
Nobuhiro Ozawa
小沢 伸宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Publication of JPH04101731A publication Critical patent/JPH04101731A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は製品の品質を向上させることのできる歯形鍛造
かさ歯車の仕上方法に関するものである。
(従来の技術) ディファレンシャルギヤ等の歯形鍛造かさ歯車のトリミ
ングは従来、第3図に示すようにして行っていた。すな
わち、ワークとしての歯形鍛造かさ歯車20は温間鍛造
時に発生する余肉20aを有しており、この余肉20a
がトリムダイ21の上面21aに形成される切刃21b
に当接する状態にして歯形20bが形成される面20c
をトリムパンチ側に向けてワーク20をトリムダイ21
に載置しくこの状態ではワーク20の面20cと対向す
る面20dを有する部分はトリムダイ21に形成された
中空部21b内に入り込んでいる)、面20cに嵌合可
能な断面形状を有するトリムパンチ22を矢印Aで示す
ように下降させることによりトリムパンチ22とトリム
ダイ21とを協働させて余肉20aのトリミングを行っ
ていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述した従来方法にあっては、第3図に点
線で示すように面20c側にバリ20eが発生し、この
歯形鍛造かさ歯車は面20c側における外形寸法(図示
φd)が管理寸法となっているため、トリミング時には
面20c側には何も加工を施さず、その後の機械加工は
図示2点鎖線のように面2Od側のみ施すことから、発
生したパリ20eが除去されないまま残ってしまう問題
があった。このため現状ではパリ取り作業を追加してい
た。
本発明はトリムパンチの断面形状を変更してワークに対
するトリム方向を従来とは逆にすることにより上述した
問題を解決することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的のため、本発明の歯形鍛造かさ歯車の仕上方法
は、余肉を有する歯形鍛造かさ歯車を、該余肉がトリム
ダイの切刃に当接する状態で歯形が形成される面をトリ
ムダイ側に向けて載置し、歯形が形成されない側の面に
整合し得る押圧面を有するトリムパンチで歯形鍛造かさ
歯車をトリムダイに押し込んで前記余肉を切断し、その
後歯形が形成されない面を機械加工にて仕上加工するこ
とを特徴とするものである。
(作 用) 本発明方法によれば、トリミング時、余肉を有する歯形
鍛造かさ歯車を、該余肉がトリムダイの切刃に当接する
状態で歯形が形成される面をトリムダイ側に向けて載置
し、この歯形が形成される面と対向する面(歯形が形成
されない側の面)に整合可能な押圧面を有するトリムパ
ンチを前記トリムダイと協働させるから、ワークに対す
るトリム方向が従来例とは逆になって、該ワークの、仕
上加工のための機械加工を施す面倒にパリが発生するこ
とになり、このパリを前記機械加工によ2て同時に完全
に除去することにより別設のパリ取り作業を追加する必
要がなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明の歯形鍛造かさ歯車の仕上方法の実施に
用いるトリム装置の構成を示す断面図であり、図中10
はワークとしての歯形鍛造かさ歯車を示し、本例の場合
はディファレンシャルギヤであり、第3図の従来例と同
一形状のものである。
歯形鍛造かさ歯車10は温間鍛造によって図示の形状に
成形され、余肉10a、歯形10bおよびボス部10c
を具える他、第1図のB部詳細図である第2図に示すよ
うに、余肉10aの上方に位置する水平部10dをも備
えている。ワーク10は、余肉10aがトリムダイ11
の上面11aに形成される切刃11cに当接する状態に
して、歯溝10bが形成される面10eを下方(トリム
ダイ側)に向けてトリムダイ11上に載置されており、
この載置方向は第3図の従来例とは逆になっている。こ
のときワーク10の余肉10aよりも下の部分は、トリ
ムダイ11の中空部11b内に入り込んでいる。なお、
トリムダイ11には、トリムダイ中心とワーク中心とを
ほぼ一致させるための、図示しない位置決め部材が設け
であるため、ワーク10をほぼセンタリングした状態で
載置することができる。
ワーク10の余肉10aよりも上の部分に形成される、
前述した面10eと対向する面10fには、図示しない
軸を貫入されるボス部10cの開口およびトリムパンチ
12の刃先の摩耗防止のための長さ約1閣の水平部10
d等が設けられており、以下に示すトリミングの終了後
に行われる、仕上加工のための機械加工によって図示2
点鎖線の形状に加工される。
トリムパンチ12はワーク10に上方より整合すること
ができるようにワーク10の面10f側の断面形状と一
致する断面形状になっているが、このトリムパンチ12
の断面形状は、第3図の従来例において同一形状のワー
クのトリミングを行うトリムパンチ22が歯溝の形成さ
れる面側の断面形状と一致する断面形状にされているた
め、従来例とは異なるものになっている。なおトリムパ
ンチ12は、図示しない昇降装置によってトリミング時
矢印C方向に下降するものとする。
次にこのトリム装置によるトリミングについて説明する
。まず温間鍛造により第1図の形状にされたワーク10
を、歯形10bを有する面10cをトリムダイ側にして
図示のようにトリムダイ11上に載置する。次にワーク
10の上方に待機しているトリムパンチ12を矢印C方
向に下降させて、トリムパンチ12の下部に設けた押圧
面12aをワーク1oの面10f側に整合させる(この
際ワーク1oはトリムパンチ12によってセンタリング
される)。この状態でさらにトリムパンチ12を下降さ
せると、ワーク10の余肉10aにはトリムパンチ12
とトリムダイ11とが協働することによりせん断力が作
用し、歯形10bが形成される面10e側の外形寸法(
管理寸法)が所望の通りφdになるような余肉10aの
切断が徐々に進行し、余肉10aが完全に切断されたと
き第1図、第2図に点線で示すようなパリlhが生じる
余肉10aの切断が完了した後、トリムパンチは原位W
(ワーク10から上方に離間した所定位置)に復帰する
から、トリムダイ11の上面11a上の切断された余肉
10aを除去するとともに、トリミング後のワーク10
をトリムダイ11の中空部11bから取出し、その後の
仕上加工のための機械加工で、トリミング後のワーク1
0を所望の形状、つまり第1図に2点鎖線で示す形状に
する。この機械加工に伴いパリ10gは同時に自動的に
除去される。
(発明の効果) かくして本発明の歯形鍛造かさ歯車の仕上方法は、トリ
ムパンチの断面形状を変更してワークに対するトリム方
向を従来とは逆にしたから、従来例とは逆の、仕上加工
のための機械加工を施す面側にパリが発生することにな
り、このパリを前記機械加工によって完全に除去するこ
とにより別設のパリ取り作業を設ける必要がなくなり、
工数を削減しながらも、製品の品質を安定させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の歯形鍛造かさ歯車の仕上方法の実施に
用いるトリム装置の構成を示す断面図、第2図は第1図
のB部詳細図、 第3図は従来例の歯形鍛造かさ歯車の仕上方法の実施に
用いるトリム装置の構成を示す断面図である。 10・・・歯形鍛造かさ歯車(ワーク)10a・・・余
肉       10b・・・歯形10g・・・パリ 
       11・・・トリムダイ11c・・・切刃
       12・・・トリムパンチ12a・・・押
圧面 第1図 C ↓ 第3図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、余肉を有する歯形鍛造かさ歯車を、該余肉がトリム
    ダイの切刃に当接する状態で歯形が形成される面をトリ
    ムダイ側に向けて載置し、歯形が形成されない側の面に
    整合し得る押圧面を有するトリムパンチで歯形鍛造かさ
    歯車をトリムダイに押し込んで前記余肉を切断し、 その後歯形が形成されない面を機械加工にて仕上加工す
    ることを特徴とする、歯形鍛造かさ歯車の仕上方法。
JP21435390A 1990-08-15 1990-08-15 歯形鍛造かさ歯車の仕上方法 Pending JPH04101731A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21435390A JPH04101731A (ja) 1990-08-15 1990-08-15 歯形鍛造かさ歯車の仕上方法

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ID=16654372

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JP21435390A Pending JPH04101731A (ja) 1990-08-15 1990-08-15 歯形鍛造かさ歯車の仕上方法

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JP (1) JPH04101731A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7267024B2 (en) 2003-05-21 2007-09-11 O-Oka Corporation Gear, and method and apparatus for manufacturing the same
CN108284304A (zh) * 2017-12-27 2018-07-17 杭州新世纪万向节有限公司 万向节十字轴毛坯冷挤加工工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7267024B2 (en) 2003-05-21 2007-09-11 O-Oka Corporation Gear, and method and apparatus for manufacturing the same
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