JPH04127924A - ロールフオーミング方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロールフォーミングにおいて所定寸法に切断
時のぼりの発生防止に好適な製作方法に関する。

〔従来の技術〕

従来のロールフォーミングは、フープ材を連続的に供給
してロールにより製品形状に塑性加工し、その後、必要
な長さ寸法にのこ刃で切断することにより製作していた
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、ロールフォーミング後にのこ刃で必要
な長さ寸法に切断するときのぼりの発生の点について考
慮がされておらず、切断後のぼり取り作業に多大な時間
を資すという問題があった。

本発明の目的は、ロールフォーミング後の切断時にばり
を発生させないことにあり、ぼり取り作業の廃止とばり
取り時の騒音をなくすことにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、フープ材をロールフォーミ
ングする前工程の平板の状態で、所定の長さ寸法の位置
に切り欠きを設け、前記切り欠きをもつフープ材をロー
ルフォーミングした後工程で、切り欠きをもつ位置で切
断したものである。

〔作用〕

フープ材から所定の長さ寸法だけワークを引き呂したと
きに平板状態でプレス機等による金型で切り欠き加工を
行なうため、ワークの切り欠き部には問題となるぼりは
発生せず、ワークはその状態でロールフォーミング装置
に供給される。ワークは、前進しながらロールにより一
定の製品形状にフォーミングされ、切り欠き加工によっ
て残る部分で製品がつながった状態となる。この切り欠
き加工によって残る部分は、平板状態、または、平板状
態に近い単純な形状となり、プレス機等による金型で切
断加工を行なうため、問題となるぼりは発生せず切断し
、製品を分離することができる。それによりロールフォ
ーミングした製品の両端面にはばりが発生しない。また
、切り欠き加工時に、わずかなばりが発生した場合でも
、その後のロールフォーミング時の加圧力によりぼりは
確実に押しつぶされて消滅する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第５図により説
明する。第１図はロールフォーミング装置全体を示して
おり、フープ材１から引き出されたワークは切り欠き加
工機２を通過してロールフォーミング装置３に供給して
製品形状に塑性加工され、切断機４によりつながってい
る製品５を分離する。所定の長さ寸法だけワークをフー
プ材１から引き出されたときに、切り欠き加工機２が動
作し、平板状態のワークに第２図に示す切り欠き部６を
加工し、ワークは切り欠き部６の残る部分でつながった
ままでロールフォーミング装置３の駆動装置付ロールで
前進し一定の製品形状に塑性加工される。このとき切り
欠き部６をもつ断面図を第３図に示す。切り欠き部６の
加工で残る部分でっなかっている製品５は、ロールフォ
ーミング装置３から切断機４に移動し、切断機４は切り
欠き部６の位置で動作して切り欠き部６でつながってい
る製品５を分離するものであり、以上の動作を連続的に
行なう。第４図、第５図には１本実施例における他の切
り欠き部７の形状図、及び、そのときのロールフォーミ
ング後の断面図を示す。

本実施例では、製品５の取付孔８を切り欠き加工機２で
切り欠き部６と同時に加工するため、取付孔８は切断機
４で製品５を分離するための位置決め用の孔として用い
ることができるため、高精度な製品分離が可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ロールフォーミングで塑性加工される
製品の両端にぼり発生を防ぐことができるので、ぼり取
り作業を廃止することができ、さらにぼり取り作業時に
発生していた騒音をなくすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のロールフォーミング装置全
体の側面図、第２図、第４図は切り欠き部の平面図、第
３図、第５図は、それぞれ第２図。 第４図のロールフォーミング後の■−■線断面図。 Ｖ−Ｖ線断面図である。 １・・・フープ材、２・・・切り欠き加工機、３・・・
ロールフォーミング装置、４・・・切断機、５・・・製
品、６゜７・・・切り欠き部、８・・・取付孔。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、フープ材を連続的に供給して製品形状に塑性加工す
   るロールフォーミング方法において、前記ロールフォー
   ミングの前工程で前記フープ材の所定の長さ寸法の位置
   に切り欠きを設けたことを特徴とするロールフォーミン
   グ方法。