JPH037763Y2 - - Google Patents

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JPH037763Y2
JPH037763Y2 JP13887784U JP13887784U JPH037763Y2 JP H037763 Y2 JPH037763 Y2 JP H037763Y2 JP 13887784 U JP13887784 U JP 13887784U JP 13887784 U JP13887784 U JP 13887784U JP H037763 Y2 JPH037763 Y2 JP H037763Y2
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JP
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radius
cross
curvature
sectional
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JP13887784U
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JPS6154207U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、金型等の加工品または工作品の角や
隅の丸みをつけた部分(以下、断面アール部とい
う。)を測定する際に使用される測定具に関する
ものである。
(従来の技術) 例えば金型の製作時において、金型の断面アー
ル部の曲率半径を測定するためにアール測定具が
使用される。従来のアール測定具は、第9図に示
すように、曲率半径の異なる複数のアール形状が
切欠かれた測定プレート5を、複数枚で1セツト
として構成されており、測定に際しては、サイズ
の異なる複数枚の測定プレート5のうちから、測
定しようとする金型の断面アール部と見合つた大
きさのアール形状切欠部5aを有すると思われる
測定プレート5を選び出し、該測定プレート5の
アール形状切欠部5aを前記断面アール部に押し
当て、この作業を数回繰り返すことによつて、断
面アール部の曲率半径を測定している。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述した従来のアール測定具は、測定
プレートの枚数が多いことから、目的とする金型
の断面アール部と見合つた測定プレートを選び出
すのに、多くの手間と時間を要し、非常に面倒な
作業となつている。また、上記アール測定具は断
続的な測定方法しかできないため、測定プレート
でカバーできない範囲の断面アール部、例えば曲
率半径5.0mmの測定プレートと曲率半径6.0mmの測
定プレートとでカバーできない曲率半径5.5mmの
断面アール部に対しては、その微妙な大きさの違
いを正確に測定することができない。これを極力
カバーするには異なる大きさのアール形状切欠部
を増加させればよいが、このようにすると測定プ
レートの枚数がさらに多くなり、該測定プレート
の選択が一層面倒なものとなる。
(考案の目的) 本考案はこの点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、断面アール部の曲率半径を
より簡単、正確に測定できる可変式断面アール測
定具を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案の技術的手段
の特徴は、円盤形状に形成された測定具本体の外
周側面に断面円弧状の溝を設け、該溝は断面円弧
状の曲率半径が測定具本体の周回り方向へ向かう
に従つて連続的に変化するように形成し、該円弧
状断面の曲率半径の大きさを表示する目盛を、前
記測定具本体の外周縁部に沿つて設けたことにあ
る。
(作用) このような構成からなる断面アール測定具を使
用して断面アール部の曲率半径を測定する場合
は、測定具本体の溝を断面アール部に押し当てた
状態で測定具本体を回転させていくことによつ
て、断面アール部の曲率半径を連続的に測定する
ことができる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図について説明する
と、第1図ないし第4図において、1は円盤形状
に形成された測定具本体で、測定具本体1の厚さ
寸法Tは、第3図における上方向へいくに伴い次
第に大になるように設定されている。該測定具本
体1の全周側面には溝2が形成され、該溝2の内
面は、被測定物である金型の断面アール部(第5
図の符号4)の曲率半径を測定できるよう、横断
面円弧状に形成されている。円弧状断面の曲率半
径は、測定具本体1の周回り方向へいくに伴い、
その大きさが連続的に異なるように設定されてい
る。測定具本体1の外周縁部には、これに沿つて
目盛3が設けられている。この目盛3に表示され
た数値は、前記円弧状断面の曲率半径の大きさと
対応している。
上記構成のアール測定具を使用する場合につい
て説明すると、先ず、第5図に示すように、測定
具本体1に形成した溝2を断面アール部4に押し
当て、この状態において溝2の断面円弧状面と断
面アール部4との間に隙間t(第6図参照)があ
る場合は、測定具本体1を回すことによつて、断
面アール部4と接触する溝2の断面円弧状面を連
続的に変えていく。これにより、断面アール部4
と接触する断面円弧状面の曲率半径の大きさが該
断面アール部4のそれと一致し、第7図および第
8図に示すように、溝2の断面円弧状面と断面ア
ール部4との隙間がゼロになつたところで、測定
具本体7を停止させる。次いで、この状態での断
面アール部4と接触する断面円弧状面に対応した
目盛3の数値を読み取ることにより、断面アール
部4の曲率半径の大きさを正確に測定できる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、単体の断
面アール測定具ひとつで曲率半径が異なる断面ア
ール部を簡単に測定でき、従来のように多数枚の
測定プレートから所定の大きさの測定プレートを
選択する煩わしさがなくなる。また、測定具本体
を回転することにより、断面アール部の曲率半径
を広い範囲で連続的に測定でき、断面アール部の
曲率半径を従来に比べてより高精度に測定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部斜視図、
第2図は第1図のA矢視図、第3図は第1図のB
矢視図、第4図は第1図のC矢視図、第5図は本
考案測定具の使用状態を示す説明図、第6図は第
5図の要部拡大図、第7図は第5図の使用状態か
ら測定具本体を所定角度だけ回したときの状態を
示す説明図、第8図は第7図の要部拡大図、第9
図は従来の測定プレートを示す斜視図である。 1……測定具本体、2……溝、3……目盛、4
……断面アール部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円盤状の測定具本体の側面に、該測定具本体の
    周回り方向へいくに伴い曲率半径が連続的に変化
    する円弧状の断面を有する溝を設け、前記測定具
    本体の外周縁部に、前記円弧状断面の曲率半径の
    大きさと対応する目盛を設けたことを特徴とする
    可変式断面アール測定具。
JP13887784U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPH037763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13887784U JPH037763Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JP13887784U JPH037763Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

Publications (2)

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JPS6154207U JPS6154207U (ja) 1986-04-11
JPH037763Y2 true JPH037763Y2 (ja) 1991-02-26

Family

ID=30697268

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JP13887784U Expired JPH037763Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JPS6154207U (ja) 1986-04-11

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