JPH11183106A - 炉蓋のシールプレートのナイフエッジ検査器 - Google Patents

炉蓋のシールプレートのナイフエッジ検査器

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JPH11183106A
JPH11183106A JP9350589A JP35058997A JPH11183106A JP H11183106 A JPH11183106 A JP H11183106A JP 9350589 A JP9350589 A JP 9350589A JP 35058997 A JP35058997 A JP 35058997A JP H11183106 A JPH11183106 A JP H11183106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knife edge
seal plate
flatness
inspection device
wheels
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9350589A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Oosaki
謙 大▲さき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OTTO KK
Otto Corp
Original Assignee
OTTO KK
Otto Corp
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Publication date
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Publication of JPH11183106A publication Critical patent/JPH11183106A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、公害防止を目的として
炉蓋のシール能力を上げるために、シールプレートの平
面度を高めると共にシールプレートの平面度の測定精度
を向上させることである。 【解決手段】 シールプレート6の周囲に取り付けら
れているナイフエッジ1の上面を転がって、その長手方
向に走行可能な複数の車輪2と、これらの車輪2を連結
するフレーム3と、このフレーム3に取付けられたダイ
ヤルゲージ4とで構成され、それによってナイフエッジ
1の平面度をその全長に渡って、特にその両端近くの平
面度の測定に適するように構成されたことを特徴とする
炉蓋のシールプレートのナイフエッジ検査器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は炉蓋のシールプレー
トのナイフエッジ検査器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールプレートの周囲にはナイフエッジ
が取付けられ、ナイフエッジをコークス炉のドアフレー
ムに押しつけてコークス炉のガスシールを行っている。
従来シールプレートのナイフエッジ平面度の測定は、光
明丹等を塗布し摺り合わせ治具の使用によるか、又は隙
間ゲージで検査する等、即ち作業員が治具を手動で移動
しつつ測定していた。
【0003】ところでシールプレートと共にナイフエッ
ジは約7mと非常に長く、剛性がないため、形状が不安
定である。従って、機械加工を行ってもナイフエッジの
平面度を高めることが困難である。ナイフエッジはある
間隔を置いてコークス炉に向けて押しつけられて使用す
るので大きなうねりは許容されるが、部分的に凹凸や部
分的な曲がりはガスシール性を阻害する。そのため短い
平面治具を使用して、手仕上げ作業でナイフエッジの平
面度を得ていた。
【0004】また、測定器を手動で移動しつつ測定する
ため円滑な移動が出来ず、測定値が変動して正確な測定
が不可能であり、誤差の多い測定値しか得られなかっ
た。この手動による移動は慎重に行われなければなら
ず、多くの時間がかかった。手動による方法は測定者が
変わると測定値にばらつきが起こり誤差が多くなること
も欠点である。
【0005】公害防止のために炉蓋のシール能力を高め
ることが必要であり、シール能力を高めるためにはシー
ルプレートのナイフエッジの平面度を高めることが必要
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、シールプレートのナイフエッジの平面度を高める
に、その前提としてシールプレートのナイフエッジの平
面度の測定精度を向上させるようなシールプレートのナ
イフエッジ検査器を案出することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば特許請求の範囲第1項の特徴部によって解決され
る。
【0008】
【実施の形態】本発明は変位測定器であるダイヤルゲー
ジ4を二等辺三角形のフレーム構造物のフレーム3に取
付け、かつ二等辺三角形の構造物のフレーム3に複数の
車輪2を付設して車輪2がナイフエッジ4の上面上を転
がって構造物がシールプレート6の長手方向に移動でき
るように構成し、それによってナイフエッジ1の平面度
をその全長に亘って、特にその両端近くの平面度の測定
に適するように構成された炉蓋のシールプレートのナイ
フエッジ検査器を構成する。
【0009】
【実施例】次に本発明の2つの実施例を図面に基づいて
詳しく説明する。相異なる実施例中、同一又は互いに相
応する部分は同一の符号を付する。第1実施例は、図1
と図2に、そして第2実施例は、図3と図4に表わされ
ている。
【0010】図1によれば、シールプレート6の外縁に
亘ってナイフエッジ1が巡らされており、平面図で見て
二等辺三角形のフレーム構造物の頂点に1個、これに対
向する底辺に位置するフレーム3に一定の間隔で2個配
設されて合わせて3個の車輪2がナイフエッジ1上を転
がるようにフレーム構造物に付設されている。フレーム
構造物には図2で見て前記二等辺三角形の底辺に相応す
るフレーム3の外側にナイフエッジ1の平面度をその全
長に亘って、特にその両端近くの平面度の測定に適する
ように構成された1個のダイヤルゲージ4が配設されて
検査器5が構成されている。それによってナイフエッジ
1の端部の近くまでその平面度を正確に測定することが
可能となる。
【0011】図3によれば、シールプレート6の外縁に
亘ってナイフエッジ1が巡らされており、平面図で見て
二等辺三角形のフレーム構造物の頂点に1個、これに対
向する底辺に位置するフレーム3に一定の間隔で2個配
設されて合わせて3個の車輪2がナイフエッジ1上を転
がるようにフレーム構造物に付設されている。フレーム
構造物には図4で見て前記二等辺三角形の底辺に相応す
るフレーム3の外側にナイフエッジ1の平面度をその全
長に亘って、特にその両端近くの平面度の測定に適する
ようにダイヤルゲージ4が配設されて検査器5が構成さ
れている。ナイフエッジ1の左右端部で車輪2を走行さ
せるべきナイフエッジ1が途絶えて、測定不能となるこ
とを回避するために、更に追加的に2個のダイヤルゲー
ジ4′、4′′を配置する。図3及び図4によれば、シ
ールプレート6の左右両端部を測定するために追加的に
ダイヤルゲージ4′、4′′を主ダイヤルゲージ4の左
右にそれぞれ配置した。従ってダイヤルゲージは図4で
見て前記二等辺三角形の底辺に相応するフレーム3の外
側に、フレーム3の長さの中央に1個、2つの車輪2か
ら所定の間隔をおいて2個合わせて3個配設されてい
る。それによって車輪2の走行するナイフエッジが途絶
える前にナイフエッジ1の端部まで平面度を正確に測定
できる。
【0012】上記の本発明の両実施例について更に以下
の事項を指摘することができる。車輪2の数は、シール
プレート6の両端のナイフエッジ1上を転がるので複数
必要であり、図示の実施例では3個とした。この場合3
個、従って3点支持が平面測定上最も安定しているから
である。シールプレート6と共にナイフエッジ1の表面
にある大きなうねりは、炉蓋の本体に取付けられた調整
装置により矯正することが可能である。しかし、平面度
で突変するように値が出た箇所は、調整ができなくてガ
ス漏れが起こる。従ってかかる突変箇所の平面度を高め
る加工をすれば、シールプレート6のナイフエッジ1の
シール能力を向上させることができる。
【0013】上記理由により、本発明における測定器5
は大きなうねりの測定は必要ではなく、突変値を測定で
きればよい。この理由により測定器5はナイフエッジ1
上に載せて移動させながら測定が行われる。
【0014】
【発明の効果】従来の方法で平面度が30μ程度の精度
でしか測定できず、この程度ではシールプレート6のナ
イフエッジ1によるシール能力は50〜150mmAq
であったが、本発明による検査器5を使用することによ
ってシールプレート6のナイフエッジ1の平面度が10
μ以下の精度で測定可能となったので、シール能力を2
00〜500mmAqに向上させることができる。
【0015】本発明の検査器は、シールプレートのナイ
フエッジの平面度を測定する時、ナイフエッジ上を走行
する複数の車輪によって支持されたフレーム構造物に取
付けられているので、正確な測定値を得ることができ
る。検査器はナイフエッジ上の車輪の走行によって測定
を行うので、人手による操作に基づく誤差が入らず、測
定値の精度を高めることが可能となる。
【0016】シールプレートのナイフエッジの平面度を
容易に短時間で測定できるので省力化が可能となる。平
面度の高精度の測定値を得られるので、測定結果に基づ
いてシールプレートと共にナイフエッジの平面度の加工
精度を向上させることができる。その結果、炉蓋のシー
ル能力が高まり、コークス炉からガス漏れがなくなり、
公害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるナイフエッジ検査器
の平面図である。
【図2】本発明の第1実施例によるナイフエッジ検査器
の側面図である。
【図3】本発明の第2実施例によるナイフエッジ検査器
の平面図である。
【図4】本発明の第2実施例によるナイフエッジ検査器
の側面図である。
【符合の説明】
1 ナイフエッジ 2 車輪 3 フレーム 4 ダイヤルゲージ 4′ ダイヤルゲージ 4′′ ダイヤルゲージ 5 検査器 6 シールプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールプレート(6)の周囲に亘って取り
    付けられたナイフエッジ(1)の上面上を転がってその
    長手方向に走行可能な複数の車輪(2)と、これらの車
    輪(2)を連結するフレーム(3)と、このフレーム
    (3)に取付けられたダイヤルゲージ(4)とで構成さ
    れ、それによってナイフエッジ(1)の平面度をその全
    長に亘って、特にその両端近くの平面度の測定に適する
    ように構成されたことを特徴とする炉蓋のシールプレー
    トのナイフエッジ検査器。
JP9350589A 1997-12-19 1997-12-19 炉蓋のシールプレートのナイフエッジ検査器 Withdrawn JPH11183106A (ja)

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Effective date: 20050301