JPH037638A - 車両用位置表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的１ （産業上の利用分野） 本発明は、自車両の現在位置を表示する車両用位置表示
装置に関する。

（従来の技術） 近年のデイスプレィ装置の小型化および耐環境性の向上
に伴い、これを車両に搭載して種々の情報を乗員に提供
することが考えられている。

ところで、デイスプレィ装置を介して乗員に提供する情
報の一つに自車両の現在位置があり、種々の装置が実用
化され、あるいは提案されるに至っている。

その一つとして、運転中に表示装置を見ることのできる
時間が車速の高速化に伴い減少することに着目して、車
速に応じて地図情報量を変化させることにより、停車時
または定速走行時には多くの地図情報を表示し現在位置
の確認等を容易とする一方、走行時には安全を確保する
ために、重要な情報のみを表示し視認性を向上させるよ
うにした装置がある（実開昭６４−１９１１７号）。

（発明が解決しようとする課題） 上述した装置によれば走行車速に応じた走行安全性の低
下を招来しない程度の許容された時間内で自車両の位置
情報が運転中に得られる反面、表示情報量を変化させる
場合に地図の書換えを行うこととしているため、地図の
書換えに時間を要し、停車した直後あるいは短い停車時
間では変化後の地図情報を見ることが出来ないおそれが
あった。このため、地図の描画速度を速めるために高性
能のコンピュータの使用や、情報量の異なる同じ地域の
地図を予め記憶しておくという対策が容易に考えられる
が、双方とも高性能のコンピュータや多くのメモリーを
必要とし、高価格になると言う問題がある。

本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的として
は、価格上昇を招来することなく山車位置情報の車速に
応じた表示変更を迅速にできるようにした車両用位置表
示装置を提供することにある。

「発明の構成」 （ｉ題を解決覆るだめの手段〉 上記目的を達成するため、車両に配備された表示装置５
０に対し所要の地図およびこの地図上に自車両の現在位
置を表示さゼる装置において、本発明は第１図に示づ如
く、車両の走行速度を検出する車速検出手段５１と、前
記表示装置５０に表示されている地図情報を構成する表
示属性を車両の走行速度に応じて変更させる表示制御手
段５３とを有することを要旨とする。

（作用） 本発明に係る車両用位置表示装置にあっては、表示装置
に表示されている地図情報を構成する表示属性を車両の
走行速度に応じて変更させ、従来のように地図情報その
ものの書き換えをなくしている。

（実施例〉 以下、図面を用いて本発明の一実施例を説明する。。

第２図は、本発明の第１の実施例に係る車両用位置表示
装置の回路構成ブロックを示す図で必る。

第２図において、／１は距離センサであり、車両が単位
距１ｉ１ｆｆ（Ｌ）を走行する毎にパルスを発生−ｄる
ものである。５は方位レンサであり、例えば磁気を検出
し車両の進行方位を検出し、進行方位をデジタル変換し
この信号を発生する（つのである。

３は地図情報記憶装置であり、一定範囲の地図データを
記憶しており、処理装置′１からの要求信号により特定
の地域の地図データを処理装置１に送るものである。６
は車両の走行速度を検出する車速センサである。処理装
置１は、例えばマイクロコンピュータで構成され、予め
プログラムされた制御に沿って演算処理を行うものであ
り、地図情報記憶装＠３．距離センサ４．方位センサ５
．車速センサ６からの信号により、地図上での自車両の
現在位置を演算し、この情報を表示さゼるための画像信
号を発生ずるものである。画像表示装置２は、処理装置
１からの画像信号により特定地域の地図、車両の現在位
置を表示する。

地図情報記憶装置３においては、記憶されている地図デ
ータが例えば高速道路１国道、地方主要道、ランドマー
ク（例えば温泉マークや工場マーク等）、広域名称、詳
細名称、背崇の７種の表示属性からなり、第３図に示す
如く、それぞれの表示属性別に画像表示装置２に表示す
るための色を示すパレット番＠（Ｎｏ　）を持っている
。そして、処理装置１においては、上述した７つの表示
属性のパレットＮＯに対応するＭ４図（△）、＜Ｂ）に
示すような２種類のカラーパレツｉ−を有しており、口
車位置に際しては、設定車速未満では第４図（Ａ）に示
す第１のカラーパレットを使用し、当該設定車速以上で
は第４図（Ｂ）に示す第２のカラーパレッ１へを使用し
てそれぞれ行うことになる。

すなわち、第１のカラーパレットでは黒色の背景色（バ
レツｈＮＯ７）に対して伯の表示属性（パレッ１−Ｎｏ
１−６）の表示色が相違しているのに対し、第２のカラ
ーパレットでは地方主要道（バ１ノッｌへＮ０３）、ラ
ンドマーク（バ１ノツ１〜Ｎ０Ａ）、詳細名称〈パレッ
トＮｏ６）が黒の背明色と同一となっており、特に第２
のカラーパレットの使用時にお（ブる画像表示装置２に
表示される地図としては、地方主要道、ランドマーク、
詳細名称がそれぞれ背景色と同じ色になるため、見かけ
上、地方主要道、ランドマーク、詳細名称が消去された
ように見え、第１のカラーパレットの使用時の表示に比
べて重要な事項のみ表示されるのである。

次に、本実施例の作用を第５図に示す処理装置１の処理
フローチャートを用いて説明する。

車両が所定距離を走行して距離センサー６から距離パル
スが入力されると（ステップ１００）、処理装置１は、
車両の現在位置を求める位置測定演算（ステップ１１０
〉を行う。この測定演算では、距離パルスの発生間隔が
方位センサー５の出力により直交２方位（Ｘ、Ｙ）に分
解されてそれら分解成分が各々積算されており、両積算
値Ｘ。

Ｙで示される座標位置が自車両の現在位置Ｐ　（Ｘ。

Ｙ）として求められる。この後、処理装置１は、求めた
現在位置Ｐ　（Ｘ、Ｙ）を車速に応じた表示方式で表示
するべくステップ１２０に進む。なお、ステップ１００
で距離パルスの入力が無い場合には、車速を監視して車
速に応じた適切な表示を行うべくすぐにステップ１２０
に進む。

処理装置１は、ステップ１２０に進むと、車速センサ６
からの検出出力から車速か設定速度Ｖ（例えば５１ｖ／
ｈ）以上か否かを判別する。そして、判別の結果、車速
が設定速度Ｖ以下であればステップ１３０に進んで前述
した第１のカラーパレットを用いて、黒色の背景に対し
て夫々の表示属性を互いに相違する色彩をもって地図を
表示すると共に、この表示された地図上に求めた自車両
の位置Ｐ（Ｘ、Ｙ）を例えば第６図に示す如く表示する
（ステップ１５０）。逆に、設定車速Ｖ以上であればス
テップ１４０に進んで前述した第２のカラーパレットを
用いて、黒色の背景に対して地方主要道、ランドマーク
、詳細名称が見かけ上消去された地図を表示すると共に
、この表示された地図上膜自車両の位置Ｐ　（Ｘ、Ｙ）
を例えば第７図に示す如く表示するくステップ１５０）
。

したがって、本実施例によれば、従来のように地図その
ものを書き換ることなく自車両の位置表示を変更してい
るので短時間で表示が変更でき、もって停車した直後あ
る、いは短い停車時間でも変化後の地図情報を見るこ・
とができる。づなわち、車両が停止状態や低速にて走行
中の安全な状態では第６図のように詳細な地図情報が表
示され、現在位置付近を探索したり、これからたどりつ
こうとする目的位置を探す場合は詳細な情報を画像表示
装置２から得ることができる一方、視認時間が制限され
るような高速走行時には、第７図のように表示する情報
量を減らし、表示地図及び車両の現在位置を安全に見や
すくすることができる。

また、表示の変更に高性能のコンピュータや多くのメモ
リを用いる必要がないので高価格になることがない。

なお、本実施例ではカラーパレットを２種類としたが、
３種類以上設けることもできるため、本実施例に於ける
判定車両速度を２種類以上設け、車速による表示地図情
報量を更に細かく制御することもできる。

第８図は本発明の第２の実施例に係る車両用位置表示装
置の処理フローチャートを示す図である。

その特徴としては、車速に応じて表示する表示属性を前
述した第１の実施例にかえて現在位置と道路の位置関係
をも踏まえて決定するようにしたことにある。なお、構
成は第２図と同一であるのでここでの説明は省略する。

次に本実施例の作用を説明する。

車両が所定距離を走行して距離センサー６から距離パル
スが入力されると（ステップ２００）、処理装置１は、
車両の現在位置を求める前述した第５図のステップ１１
０と同じ位置測定演算（ステップ２１０）を実行後、求
めた現在位置Ｐ　（Ｘ。

Ｙ）を車速に応じた表示方式で表示するべくステップ２
２０に進む。なお、ステップ２００で距離パルスの入力
が無い場合には、車速を監視して車速に応じた適切な表
示を行うべくすぐにステップ２２０に進む。

処理装置１は、ステップ２２０に進むと、前述した第５
図のステップ１２０〜１４０と同様に、車速センサ６か
らの検出出力である車速を設定車速Ｖと比較することで
第１のカラーパレットまたは第２のカラーパレットの採
用を行う（ステップ２３０．２４０＞。次に、処理装置
１は、これから描画を始める道路が現在位置が示されて
いる道路と同じ道路名称かどうかを調べ（ステップ２５
０）、同じ道路名称であれば、通路のパレットＮＱ　　
− １０− ０を変更し走行中でも表示される。パレットＮ。

とする（ステップ２８０）。例えば、前述した第１の実
施例では走行中は消去されてしまう″地方主要道″であ
っても、パｌノットＮｏを例えば２に変更して国道と同
じにしてしまう如きである。

ステップ２５０において名称が異なれば（ステップ２６
０に進み、これから描画を始める通路が現在位置を示し
ている道路と交わるがどうかを調べ、交わっていればス
テップ２８０へ進み上述したパレットＮＯの変更処理を
行う。交わっていなければステップ２７０に進み、これ
から描画を始める道路と現在位置の最短距ｌ１ｉｉ（Ｊ
ｌｊを計算し、斐が定位以下であればステップ２８０に
進み、そうでなければステップ２９０に進み税在表示中
の範囲に含まれる道路に対し処理を終ったがどうかを調
べ、終っていれば通路表示ルーチンを終了して第９図に
示すような表示を行い（ステップ３００）、そうでなけ
ればステップ２５０に戻る。

したがって、本実施例によれば、停車中は詳細な地図を
表示し、走行中は高速道路や国道などの重要道路だ（プ
でなく、現在走行中の道路や、現在走行中の道路と交差
する道路、現在位置付近の道路を表示することかでき、
重要な情報を表示地図から得ることができる。

［発明の効果１ 以上説明したように本発明によれば、表示装置に表示し
ている地図情報を構成する表示属性を車両の走行速度に
応じて変更さけ、従来のように地図情報その６のの書き
換えをなくしているので、価格上昇を招来することなく
山車位置情報を車速に応じて迅速に表示変更できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はクレーム対応図、第２図は本発明の第１の実施
例の構成を示す図、第３図乃至第４図は当該一実施例の
構成を説明するための図、第５図は当該一実施例の処理
フローチャーｌへ図、第６図乃至第７図は当該一実施例
の表示例を示す図、第８図は本発明の第２の実施例の処
理フローチャート図、第９図は第８図の実施例にお【ブ
る表示例を示す図である。 １・・・処理装置 ２・・・画像表示装置 ３・・・地図情報記憶装置 ４・・・距離センサ ５・・・方位センサ ６・・・車速センサ 代狸人　　弁理士 好　　秀　　和 第５図 特開平３ ７６３８　（６） 第６図 第 図 特開平３ ７６３８　（７） （、＝ｔｌ”） ｆｌケ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両に配備された表示装置に対し所要の地図およびこの
   地図上に自車両の現在位置を表示させる装置において、
   車両の走行速度を検出する車速検出手段と、前記表示装
   置に表示されている地図情報を構成する表示属性を車両
   の走行速度に応じて変更させる表示制御手段とを有する
   ことを特徴とする車両用位置表示装置。