JPH0362685A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH0362685A
JPH0362685A JP1197779A JP19777989A JPH0362685A JP H0362685 A JPH0362685 A JP H0362685A JP 1197779 A JP1197779 A JP 1197779A JP 19777989 A JP19777989 A JP 19777989A JP H0362685 A JPH0362685 A JP H0362685A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、インターレースしたテレビジョン信号をノ
ンインターレース信号に変換する走査線数変換装置、お
よび、それを応用したダウンコンバータ装置、ダウンコ
ンバータ装置内蔵の2画面テレビ受像機に係わる。
[従来の技術] インターレースした入力テレビジョン信号を適宜処理し
て、入力とは異なる走査線数の出力テレビジョン信号を
得る走査線数変換装置は、一般に目的を具体化した各種
装置に包含された形で取り扱われている。このような目
的を具体化した装置としては、例えば、2i1面テレビ
受像機(例えば、日経エレクトロニクス1980年4月
14日号、特公昭59−37913号公報、特開昭62
−269482号公報などを参照〉、ハイビジョン/N
TSCダウンコンバータ装置、 (例えば、特願平1−
120128号参照〉などが上げられる。
これらの装置は、皆、走査線数変換装置を包含している
。このような走査線数変換装置は、包含される装置の使
用目的に応じて構成されるが、入力信号の走査線数より
出力信号の走査線数が少なくなるように構成されるのが
一般的である。
はじめに、このような走査線数変換装置について、従来
技術を説明する。
走査線は、一般に、テレビジョン画面を2次元標本化し
たときの垂直方向標本と解釈することができる。したが
って走査線数を減する操作は、テレビジョン画面の垂直
方向標本化周波数を低減する操作に等しい、このような
操作は、次の2つの構成要素の作用により実現すること
ができる。
すなわち、テレビジョン画面の垂直空間周波数成分を、
低減した垂直方向標本化周波数の1/2以下に制限する
帯域制限フィルタと、走査線を間引いてテレビジョン画
面の垂直方向標本化周波数を低減する走査線間引き回路
である。この作用は、まったく標本化定理に従うもので
あり、動作原理は自明である。
ところで、第2図Aはインターレース信号の各フィール
ドf1.  f2.  ・・・ごとの走査線位置を示し
ている。同図において、 「0」印は走査線を表してお
り、フィールドごとにその位置が垂直方向に1ライン分
ずれている。また、第2図Bはノンインターレース信号
の各フィールドごとの走査線位置を示している。同図に
おいて、 「O」印、「×」印は走査線を表しており、
 「O」印はインターレース信号に対応した走査線であ
り、 「×」印はインターレース信号から内挿して適宜
作成された走査線であり、すべてのフィールドで同じ位
置に走査線が存在する。
なお、第2図において、横軸はフィールド周期を単位と
した時間方向を、縦軸は走査線間隔を単位とした垂直方
向を示している。
第3図Aは、このようなインターレースした信号を入力
し、走査線数を変換する装置の基本的構成を示している
入力端子500に加えられた信号は、垂直空間周波数制
限用ローパスフィルタf)01で帯域制限され、その後
間引き回路502に導かれる0間引き回路502では、
同図Bに示すように走査線の間引きが行なわれて、 「
×j印に対応する走査線信号が出力端子503から出力
される。
同図Bにおいて、 「○」印は入力信号に対応した走査
線であり、 「×」印は出力信号に対応する走査線であ
る。また、0は垂直空間周波数制限用ローパスフィルタ
のタップ範囲を表わしている。
さて、このような走査線数変換V&置に入力されるテレ
ビジョン信号は、インターレースした信号である。した
がって、第3図Bに示した、走査線数の減じられた出力
信号もインターレースしている。
ところで、このような信号を出力する走査線数変換装置
を包含する装置では、使用目的に応じて信号をさらに加
工する。
この場合、扱う信号がインターレースしているために、
フィールド判定手段を用いたインターレース順位判定が
必要になることが多い、すなわち、従来技術では、この
ようにインターレースした信号に対してフィールド判定
を行ない、その結果にもとづいて以後の信号処理を行な
うよう構成されている。
以下では、先に掲げた2例について取り上げ、信号の加
工にフィールド判定が必要である理由を説明する。
まず、2画面テレビを例にとって説明する。
2画面テレビの基本的構成は、8軽エレクトロニクス1
980年4月14日号に記載されている。
すなわち、親画面用の映像信号と子画面用の映像信号の
時間差を吸収するための画像メモリを備え、子画面用の
映像信号をその同期にしkがって画像メモリに書き込み
、親画面用の映像信号の同期にしたがって読み出すこと
で、親画面の所定位置に子画面を表示するように構成さ
れる。
このような構成の2画面テレビには、技術的に2つの問
題がある。従来技術では、これらの問題を解決するため
に、フィールド判定手段を用いている。
これらの問題は、いずれも親画面用の映像信号と子画面
用の映像信号の信号位相が、−船釣に一致していないこ
とにより発生する。
第1に、親画面用の映像信号と子画面用の映像信号のイ
ンターレース間係が一致していない場合、上述した画像
メモリはフィールド単位でwlllされるのが一般的で
あるから、表示される子画面のインターレース間係が反
転してしまうという問題(インターレースの不備の問題
)がある。
このようにインターレース間係が反転すると、子画面に
は激しいラインフリッカや2重像妨害等を発生する。
第2に、親画面用の映像信号および子画面用の映像信号
の垂直同期信号位相がある関係を満足していない場合、
上述した画像メモリより子画面用の映像信号の読み出し
途中で、その内容が次のフィールド情報に書き換えられ
てしまい、子画面の上下に異なるフィールドの画像が表
示されてしまうという問題(境界間B)がある。
このように子画面の上下に異なるフィールドの画像が表
示されると、特に動画像のとき境界線上の走査線がはっ
きり観察され、見苦しい妨害となる。また、境界線の上
下でインターレース間係が反転するから、単に境界線上
の走査線が観察されるのみではなく、上述した第1の問
題も同時に発生する。つまり、境界線の上下のどちらか
一方でのみ正常な画像が得られ、他方ではラインフリッ
カや2重像妨害等を発生する。
これら2つの問題は、2画面テレビの画質を向上するた
めに解決しなければならない基本的な問題であり、フィ
ールド判定手段を用いた解決方法が従来から提案されて
いる。
まず、第1の問題に間しては、親画面用の映像信号およ
び子画面用の映像信号の両方のフィールドを判定し、子
画面用の映像信号のフィールド判定結果にもとづいて、
子画面用の映像信号を画像メモリの定められた領域に書
き込み、一方、親画面用の映像信号のフィールド判定結
果に基づいて、適当な開始位相から子画面用の映像信号
を読み出し、これによって、親画面用の映像信号と子画
面用の映像信号のインターレース間係を一致させること
が提案されている(特公昭59−37913号公報#T
IM)。
次に、第2の問題に間しては、画像メモリを4つの領域
に分け、第1、第2フイールド用にそれぞれ2領域づつ
割り当て、同一領域内で読み書きを同時にしないように
制御する追い越し防止回路を設け、これによって、画像
メモリより子画面用の映像信号を読み出している途中で
、その内容が次のフィールド情報に書き換えられてしま
う、いわゆる追い越しを防止することが提案されている
(特開昭62−269482号公報参照)。
つまり、子画面用の映像信号のフィールド判定結果に基
づいて、この子画面用の映像信号を画像メモリの定めら
れた領域に書き込む、一方、追い越し防止回路は、親画
面用の映像信号のフィールドを判定し、その判定結果と
一致したフィールド情報が書き込まれている2領域のう
ち、先に書き込まれた方から子画面用の映像信号を読み
出す。
これにより、画像メモリの各領域にはファーストイン・
ファーストアウトで読み書きされ、フィールド情報の読
み書きは読み出しが常に先行するので、上述したように
追い越しを防止できる。
以上のように、第1および第2の問題はフィールド判定
手段を用いて、個々には解決されている。
また、第2の問題の解決手法における追い越し防止回路
に、第1の問題の解決手法で示した親画面用の映像信号
と子画面用の映像信号のインターレース関係を一致させ
る制御機能を付加すれば、2つの問題を同時に解決する
ことができる。
このように2画面テレビ技術にとっては、フィールド判
定手段は必要欠くべからざるものである。
次に、ハイビジョン/NTSCダウンコンバータ装置を
例にとって説明する。
同装置は、フィールドレート60.0OHzで、走査線
数が1フレーム当り1125本のインターレースしたハ
イビジョン信号を、フィールトレー)59.94Hzで
、走査線数が1フレーム当り525本のインターレース
したテレビジョン信号に変換する装置である。
したがって同装置には、2つのポイントがある。
フレームレート変換と走査線数変換である。
このうちフレームレート変換にともなう問題は、先の2
画面テレビの項で説明した親子の位相合わせにともなう
問題と同一であると考えられる。すなわち、追越しによ
る境界問題の発生が予想される。
しかし同問題は、特開昭62−269482号公報に述
べられている手法を用いて、フィールド判定手法を応用
して解決することができる。
ただし、現在提供されているダウンコンバータ装置の多
くは、フレームレート変換は行なわれていない、したが
って、将来フレームレート変換を行なった場合に境界問
題が発生することは指摘されてはいるものの、解決すべ
き問題が発生していないというのが現在の実状である。
一方、走査線数変換については、先の特願平l−120
128号などで具体化されている。
同装置について説明する。同装置は、入力信号に対し、
現在のフィールドが、偶数フィールドか、奇数フィール
ドかを判定するフィールド判定手段と、上記インターレ
ースした映像信号の奇数フィールドおよび偶数フィール
ドの走査線数をそれぞれ525本とする走査線数変換手
段と、この変換手段より出力される奇数フィールドおよ
び偶数フィールドの走査線信号の一方の位置を、他方の
位置に合わせる位置あわせ手段を備え、入力信号を1フ
レーム当り525本のノンインターレースのテレビジョ
ン信号に変換するよう作用する。
走査線数変換手段から出力される信号はインターレース
した信号であるので、各フィールド毎に走査線位置が異
なる。このため同装置では、フィールド判定した結果に
もとづいて、いずれかのフィールドの走査線位置を他方
に合わせるように作用して、ラインフリッカの発生を防
止するよう構成している。
ここにおいてフィールド判定手段は、同装置にとって、
ラインフリッカの発生を防止するために必要欠くべから
ざる要素のひとつとなっている。
以上、2例について説明してきたように、走査線数変換
装置を包含した装置にあっては、従来技術では、フィー
ルド判定手段は目的達成のための必須の手段として用い
られている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述したように構成して、フィールド判定手
段が正しく動作した場合には、走査線数変換装置、およ
びそれらを包含した装置とも問題なく動作し、考えられ
る問題も未然に防止することができる。
しかし、例えば家庭用VTRからの再生映像信号を用い
た場合など、装置がうまく動作しないことがある。
この原因は、家庭用VTRの再生映像信号に対し、問題
の解決手法に使用されるフィールド判定手段が誤動作す
ることがあるためである。
このように家庭用VTRの再生映像信号に対してフィー
ルド判定手段が誤動作するのは、垂直同期信号付近にヘ
ッド切換えに起因するノイズが混入しているためである
。フィールド判定手段は、一般に水平同期信号と垂直同
期信号の位相を比較してフィールド順位を判定するもの
であるから、上述したように垂直同期信号付近にノイズ
が混入すると、フィールド判定動作を誤ることがある。
このような誤動作は、ピクチャーサーチやスロー再生な
どの特殊再生時に、高い確率で生じる。
また、このような誤動作は、家庭用VTRの再全映像信
号に対してだけでなく、静止画フォトプレーヤやテレビ
ゲーム機からの映像信号に対しても生じる。これらから
の映像信号に対して誤動作をするのは、上述したような
ノイズではなく、出力される映像信号自体がもともとイ
ンターレースしていないためである。
インターレースしていない映像信号に対するフィールド
判定手段の動作は、一般には全く定義できない0例えば
、第1、第2フイールドのいずれか一方の判定出力を出
し続けるか、あるいは、第1、第2フイールドの判定出
力を不規則に出力するか、全く不定である。このような
出力に対して、上述したような第1および第2の問題の
解決手法を用いるときには、問題解決が有効になされる
場合と、そうでない場合が等しい確率で生じる。つまり
、問題解決が有効になされない場合がある。
このようにフィールド判定手段の誤動作を考慮にいれる
と、上述したようなフィールド判定手段に頼った信号処
理には限界がある。
以上に述べたことをまとめると、次のようになる。すな
わち、フィールド判定手段は従来の走査線数変換装置、
および、それを包含する装置では、その使用目的の達成
のための必要欠くことができない必須の手段として用い
られている。しかし、フィールド判定手段は誤動作する
ことがあり、その誤判定は、走査線数変換装置を包含す
る装置の使用目的全体に支障を与えることとなる。それ
らは、例えばラインフリッカの発生などという形であら
れれる。
このような問題は、走査線数変換装置の出力信号をノン
インターレース信号とすることができれば回避できる。
ノンインターレース信号ではもともとフィールドの概念
がなく、したがって走査線数変換装置を包含した装置に
あってもフィールド判定手段を導入する必要がないから
である。
そこで、本発明では、第1に、フィールド判定手段を用
いることなく、ノンインターレース出力信号を得ること
のできる走査線数変換装置を構成するようにする。
そして第2に、同走査la数変換装置を包含したat置
として、フィールド判定手段を用いる必要のないダウン
コンバータ装置を構成する。
なお、ダウンコンバータ装置内蔵の2画面テレビ受像機
については、従来、該当する考え方が存在していない、
あえてこの受像機を実現しようとすると、ダウンコンバ
ータ装置と、2画面テレビ信号処理回路(前述資料参N
)の両方を備え、目的に応じてこれらを切り替えるとい
った形の受像機を開発することになる。しかし、このよ
うな構成では共用できない信号処理回路を2M内蔵する
ため、コストアップが避けられないといった問題があっ
た。
[f!題を解決するための手段] 上記の課題を解決するための、第1の発明に係る走査線
数変換装置は、入力映像信号の垂直空間周波数成分を帯
域制限するローパスフィルタと、走査線を間引く閏引き
回路と、この間引き回路を入力映像信号の1フレームの
走査線数にもとづいて制御する間引き制御回路とを備え
るものである。
また、第2の発明に係るダウンコンバータ装置は、第1
の発明に係る走査線数変換装置と、信号の書き込み、読
み出しが行なわれると共に、この書き込み、読み出しを
非同期で制御できるフレームメモリと、このフレームメ
モリより1フィールド分の信号の読み出しが完了するま
で当該フィールド部分への書き込みを行なわないように
制御する書き込み制御手段とを備えるものである。
さらに、第3の発明に係るダウンコンバータ装置内蔵の
2画面テレビ受像機は、第1の発明に係る走査線数変換
装置を、信号の書き込み、読み出しが行なわれると共に
、この書き込み、読み出しを非同期で制御できるフレー
ムメモリと、このフレームメモリより1フィールド分の
信号の読み出しが完了するまで当該フィールド部分への
書き込みを行なわないように制御する書き込み制御手段
と、クロック周波数、フレームメモリの書き込み範囲、
読み出し範囲を制御する機能切り替え部とを備えるもの
であって、使用者の必要に応じて、ダウンコンバータ機
能と、2画面テレビ機能を切り替えて使用できるように
構成したものである。
[作 用] 第1の発明に係る走査線数変換装置では、入力映像信号
がインターレースしているか否かに拘らず、また、その
1フレーム当りの走査線数の如何に拘らず、常にノンイ
ンターレース信号に変換されて出力される。このとき、
入力映像信号は垂直空間周波数成分を帯域制限するロー
パスフィルタにより、空間周波数の帯域制限が行なわれ
、その後、走査線が間引かれる。走査線をどのように間
引くかは、入力映像信号の1フレームの走査線数にもと
づいて制御される。
出力信号は、1フイールドの走査線数が入力映像信号の
1フレームの走査線数の約1 / 2 n、  または
、約1/3n(ここにn゛は自然数)のノンインターレ
ース信号に変換される。
このように、ノンインターレース信号が出力されるので
、以後の操作にも、出力映像信号に対するフィールド判
定手段は不要となる。
また、このような走査線数変換装置を包含した、第2の
発明に係るダウンコンバータ装置では、ノンインターレ
ース変換された信号を扱うことができる。したがって、
フィールド判定手段を用いる必要がなく、同判定手段の
誤動作に係わる問題も未然に回避するよう作用する。
また、ノンインターレース変換された信号をフームメモ
リに書き込み、同フレームメモリより1フィールド分の
読み出しが完了するまで当該フィールド部分への書き込
みは行なわれず、もしその必要が生じたら、他のフィー
ルド部分に書き込まれるようにしたことにより、フレー
ムメモリからの映像信号の読み出し途中で、その内容が
次のフィールド情報に書き換えられてしまい、画面の上
下に異なるフィールドの画像が表示されるという境界問
題(2画面テレビの従来技術の項で説明した現象)が発
生することはない。
つまり、フレームメモリに書き込まれる信号は、常にノ
ンインターレース状となるように制御されるので、フレ
ームメモリの書き込みフィールドと入力映像信号のフィ
ールドを必ずしも一致させる必要がなく、したがって、
境界問題のみを考慮して、書き込みフィールドを切換え
る操作を行なうことが可能となる。
さらに、このようにすることにより、フレームメモリの
読み書きは、各々、非同期で作用する。
したがって、フレームレート変換も新たな付加回路を必
要とせず実現することが可能となる。
最後に第3の発明に係るダウンコンバータ装置内蔵の2
画面テレビ受像機は、第2の発明に係るダウンコンバー
タ装置の機能に加え、クロック周波数、フレームメモリ
の書き込み、読み出し範囲を目的に応じてIFJ御する
よう作用する。これにより、ダウンコンバータ機能に係
る回路を2画面テレビ機能に係る回路と共用することが
可能になる。
[実 施 例] 以下、第1図を参照しながら、走査線数変換装置および
ダウンコンバータ装置の一実施例について説明する。
また、ダウンコンバータ装置内蔵の2画面テレビ受像機
については、最後に説明する。
第1図において、入力端子1には基準となる映tl信号
SVs、例えばNTSC信号が供給される。
この映像信号Sv■は切換スイッチ2の固定端子mに接
続される。
映像信号SVmは、後述するように、同期分離してダウ
ンコンバータ装置からの信号の出力のタイミング基準に
用いるので、どの様な映像をあられす信号であってもか
まわない。
また、入力端子3には映像信号SVs、例えばハイジョ
ン信号が供給される。この映像信号sVSはA/D変換
器4でディジタル信号に変換されたのち間引き回v!I
5に供給される。この間引き回路5の動作は間引き制御
回路6によって制御される。
そして、間引き回路5の出力信号は、例えばRAMで構
成されるフレームメモリ7に書き込み信号として供給さ
れる。このフレームメモリ7における書き込み動作は、
書き込み制御回路8によって制御される。
また、入力端子3に供給される映像信号SVsは同期分
離図#J9に供給され、この分離回路9で分離される垂
直間1t118号WVDおよび水平同期信号WHDは間
引き制御回N6、書き込み111m回路8に供給される
また、10は、例えばPLL回路をもって構成される書
き込みクロック発生回路であり、この発生回路10より
出力されるクロックWCKはA/D変換W4、間引き回
路5、間引き制御回路6に供給される。
上述した間引き回路5では、垂直方向標本化周波数の低
減が行なわれる。この場合、垂直方向に走査線が間引か
れる。なお、標本化周波数を低減する際には、予め低減
した周波数に応じたローパスフィルタが挿入され、ナイ
キスト周波数以上の信号成分が存在しないようにされる
間引き回路5では、上述した標本化周波数の低減処理の
他に、走査線信号を補間してノンインターレース信号の
形成処理が行なわれる。
ここで、標本化周波数の低減処理およびノンインターレ
ース信号の形成処理について詳細に説明する。
ここでは、出力信号の1フイールドの走査線数を入力信
号の1フレームの走査wA数の1/2、l/3.1/4
にする場合を例にとって説明する。
これらを絹み合わせて用いれば、はとんど任意数の走査
線数を実現できる。
また、ここでは、垂直方向の標本化周波数の低減処理と
、ノンインターレースの信号をフィールド判定手段を使
わずに形成する処理にポイントがある。したがって、こ
の2点を中心に説明する。
まず出力信号の1フイールドの走査線数を入力映像信号
の1フレームの走査線数の1/2にする場合について説
明する。
映像信号SVsの1フイールドのライン数を、便宜上9
0本とすると、出力すべきノンインターレース信号の1
フイールドのライン数は、Qn÷2X2=Qn  C本
] となる、ここで、 「÷2」は走査線数が1/2となる
ことを、 r×2」はノンインターレース化によってラ
イン数が2倍となること表している。
このように、出力されるべき1フイールドのライン数は
、映像信号SVsの1フイールドのライン数と等しくな
るので、次のようにノンインターレース化される。
映像信号SVsの1フレームのライン数が偶数本である
ときには、映像信号SVs自体がノンインターレース信
号であると考えられるから、映像信号SVsのいずれの
フィールドの走査線信号も、そのままノンインターレー
ス信号の各フィールドの走査線信号に割り当てられる。
まに1  映像信号SVsの1フレームのライン数が2
n+1本(nは正の整数〉で奇数本であるときには、垂
直同期信号WVDを1/2分周して得られるフレームパ
ルスを基準に、各フレーム期間で、以下の処理が行なわ
れる。
つまり、映像信号SVsの最初のn本の走査線信号がノ
ンインターレース信号の一方のフィールドの走査線信号
にそのまま割り当てられる。続いて、映像信号SVsの
残りn+1本の走査線信号が利用されて、上述したn本
の走査線と同じ位置に走査線が存在するように補間走査
線信号が形成され、この補間走査線信号がノンインター
レース信号の他方のフィールドの走査線信号に割り当て
られる。
第4図Aは映像信号SVsを示しており、 「O」印は
走査線である。また、同図Bはフレームメモリ7に書き
込まれるノンインターレース信号であり、 「×」印は
補間走査線信号による走査線である。
補間走査線信号は、例えば上下のラインの相加平均処理
によって形成される。つまり、フレームパルスを基準に
残りのn+1本のラインでは、第5図Aに実線で囲んで
示したように2走査線が組み合わせられてそれぞれ1/
2の割合で加算され、これにより補間走査線信号が形成
される。
第5図Bは、以上のようにして形成されるノンインター
レース信号を示している。この場合、各走査線の垂直方
向の位置を同図Aに揃えて書くことで、各走査線の位置
が、映像信号SVsではどの位置に対応するかを分かり
易くしている。
つまり、ノンインターレース信号の21の走査線は映像
信号SVsの91の位置に、ノンインターレース信号の
Q2の走査線は映像信号SVsの93の位置に、以下同
様の位置に対応するように演算処理がされてノンインタ
ーレース信号が形成される。
ところで、上述したようにフレームパルスを基準として
いるが、フレームパルスの位相が反転する場合には、第
6図Aに示すように、補間走査線信号の形成処理が行な
われ、同図Bに示すように、ノンインターレース信号が
形成される。この場合、ノンインターレース信号のQl
の走査線は映像信号SVsの92の位置に、ノンインタ
ーレース信号のQ2の走査線は映像信号SVsのQ4の
位置に、以下同様の位置に対応するようになり、第5図
例の場合に比べて1ライン分ずつずれるが、各フィール
ドごとの走査線位置は一定しており、同様にノンインタ
ーレース信号が形成される。
なお、第4図〜第6図では、映像信号SVsの1フレー
ムのライン数を11本として説明したが、一般に奇数本
の場合には同様にしてノンインターレース信号が形成さ
れる。
第7図は、上述した処理をするための間引き回路5およ
び間引き制御回路6の具体構成例を示すものである。
同図において、A/D変換器4からの映像信号SVsは
切換スイッチ51vのamの固定端子に供給される。ま
た、この映像信号SVsは直接加算器52vに供給され
ると共に、l水平期間の遅延時間を有する遅延素子を構
成するラインメモリ53vを介して加算器52vに供給
される。加算器52vでは2つの信号がそれぞれ1/2
の割合で加算され、その出力信号は補間走査線信号とし
て切換スイッチ51vのbwの固定端子に供給される。
また、同期分離回路9からの垂直同期信号WvDは、例
えばTフリップフロップ、ゲート回路等で構成されるフ
レーム順位回路61に供給される。
このフレーム順位回路61では、垂直同期信号WVDを
1/2に分周してフレームパルスWFPが形成されると
共に、このフレームパルスWFPが存在するフィールド
であるかどうかを示す信号SFPが形成される。
フレーム順位回路61からのフレームパルスWFPは、
例えばカウンタを用いて構成されるライン数計数回路6
2に供給されると共に、この計数回路62には同期分離
回路9からの水平同期信号WHDが供給されて、1フレ
ームのライン数が計数される。そして、この計数回路6
2からの1フレームのライン数データはステータス判定
回路63に供給され、1フレームのライン数が偶数か奇
数かが判定される。
またフレーム順位回路61からのフレームパルスWFP
は、例えばカウンタで構成されるラインタイミング表示
回路64に供給されると共に、このタイミング表示回路
64には同期分離回路9 b)らの水平同期信号WHD
が供給される。そして、このタイミング表示回路64で
は、現在のラインがフレームパルスWFPから数えて何
本目であるかが計数される。
上述したフレーム順位回路61からの信号SFP、ステ
ータス判定回路63からの判定信号およびタイミング表
示回路64からの計数データは、間引き回路5の切換ス
イッチ51vに切り換え制御信号として供給される。
すなわち、切換スイッチ51vは、lフレームのライン
数が偶数であるときには、a(11に接続されたままと
される。一方、lフレームのライン数が奇数であるとき
には、フレームパルスからnラインまでの期間はall
に接続され、残りのn+1ラインの期間はbmに接続さ
れる。
これにより、切換スイッチ51vからは、走査線数が1
/2にされたノンインターレース信号が出力される。
また、間引き制御回路6において、フレーム順位回路6
1からの信号SFP、ステータス判定回路63からの判
定信号およびタイミング表示回路64からの計数データ
は、ラインアドレス制御回路65に供給される。そして
、このラインアドレス制御回路65より書き込み制御回
路8には、ラインアドレスのインクリメント信号TNC
が供給される。なお、このインクリメント1言号INC
は、後述するように出力のイネーブル信号WEとしても
供給される。
次に、走査線数が1/3の場合について説明する。
映像信号SVsの1フイールドのライン数を、便宜上9
0本とすると、出力されるべきノンインターレース信号
の1フイールドのライン数は、Qn÷3X2=29n 
/3 C本] となる。ここで、 「÷3」は走査線数が1/3である
ことを、 「×2」はノンインターレース化によって走
査線数が2倍となることを表している。
このように、出力されるべきlフィールドのライン数は
、映像信号SVsの1フイールドのライン数の273と
なるので、映像信号SVsの1フレームのライン数に応
じて、次のようにノンインターレース化される。
映像信号SVsの1フレームのライン数が偶数本(例え
ば526本、626本、 1050本、 1250本な
ど〉であるときには、映像信号SVs自体がノンインタ
ーレース信号であると考えられる。この場合は、映像信
号SVsの各フィールドごとに、3n+0,3n+1.
3n千2番目の走査線信号から2本分の走査線信号が形
成され、これがノンインターレース信号の各フィールド
の走査線信号に割り当てられる0例えば、3ラインごと
に、以下の制御が繰り返されて形成される。
第3n+0番目のラインでは、現在の走査線信号および
lライン前の走査線信号が、それぞれ1/2の割合で加
算されてノンインターレース信号の走査線信号が形成さ
れる。
第30千1番目のラインでは、ノンインターレース信号
の走査線信号は形成されない。
第3n千2番目のラインでは、現在の走査線信号、lラ
イン前の走査線信号および2ライン前の走査線信号が、
それぞれ1/4.1/2および1/4の割合で加算され
てノンインターレース信号の走査線信号が形成される。
また、映像信号SVsの1フレームのライン数が6に+
3本(kは正の整数であり、例えば525本、627本
、1125本など)である場合には、垂直同量信号WV
Dti:l/2分周して得られるフレームパルスを基準
にして、各フレーム期間で3ラインごとにi!1III
jが繰り返されてノンインターレース信号の走査線信号
が形成される。
第81!IAは映像信号SVsを示しており、 「○J
印は走査線である。また、同v!iBは出力されるノン
インターレース信号を示しており、 「×」印は走査線
である。この場合、ノンインターレース信号の各走査線
信号は、すべて映像信号SVsの複数の走査線信号より
演算されて形成される。
例えば、各フレーム期間で3ラインごとに、以下の制御
が繰り返される。
すなわち、フレームパルスから3n+O(0゜3.6.
・・・)番目のラインでは、第9図Aに破線で囲んで示
した現在の走査線信号および】ライン前の走査線信号が
、それぞれ1/2の割合で加算されてノンインターレー
ス信号の走査線信号が形成される。
また、3n+1(1,4,7,・・◆)番目のラインで
は、ノンインターレース信号の走査線信号は形成されな
い。
また、3n+2 (2,5,8,・・・)番目のライン
では、第9図Aに実線で囲んで示した現在の走査線信号
、1ライン前の走査線信号および2ライン前の走査線信
号が、それぞれ1/4.1/2およびl−/4の割合で
加算されてノンインターレース信号の走査線信号が形成
される。
なお、第9図Aにおいて、 「■Cx=O〜14)」は
走査線である。
また、第9図Bは以上の制御が繰り返されて形成された
ノンインターレース信号を示しており、「×」印は走査
線である。この場合、各走査線の垂直方向の位置を同図
Aに揃えて書くことで、各走査線の位置が映像信号SV
sではどの位置に対応するかを分かり易くしている。
つまり、ノンインターレース信号の91の走査線は映像
信号SVsのQ2の位置に、ノンインターレース信号の
22の走査線は映像信号SVsの123′の位置に、以
下同様の位置に対応するように演算処理がされてノンイ
ンターレース信号が形成される。
ところで、上述したようにフレームパルスを基準として
いるが、フレームパルスの位相が反転する場合には、第
10図Aに示すように処理が行なわれ、同図Bに示すよ
うに、ノンインターレース信号が形成される。この場合
、ノンインターレース信号の21の走査線は、映像信号
SVsの91の位置に、ノンインターレース信号の92
の走査線は、映像信号SVsの92’の位置に、以下同
様の位置に対応するようになり、第9図例の場合に比べ
て2ライン分ずつずれるが、各フィールドごとの走査線
位置は一定しており、同様にノンインターレース信号が
形成される。
なお、第8図〜第10図では映像信号SVsの走査線数
を15本として説明したが、例えば525本、627本
、1125本など、一般に走査線数が6に+3本の場合
には同様にしてノンインターレース信号が形成される。
また、映像信号SVsの1フレームのライン数が6に+
1本(kは正の整数であり、例えば523本、625本
など)である場合には、3ラインごとに制御が繰り返さ
れてノンインターレース信号の走査線信号が形成される
。この場合、垂直同量信号WVDを1/2分周して得ら
れるフレームパルスが存在するフィールドと存在しない
フィールドでは、その制御が異なるようにされる。
第11図Aは映像信号SVsを示しており、 「O」印
は走査線である。また、同図Bは出力されるノンインタ
ーレース信号を示しており、 「×」印は走査線である
。この場合、ノンインターレース信号の各走査線信号は
、すべて映像信号SVsの複数の走査線信号より演算さ
れて形成される。
例えば、フレームパルスが存在するフィールドと存在し
ないフィールドでは、3ラインごとに、それぞれ以下の
制御が繰り返される。
すなわち、第12図Aにおいて、フィールドflにフレ
ームパルスが存在したとすると、このフィールドf1で
は、フレームパルスから3n+0(0,3,6,・・・
)番目のラインでは、第12図Aに実線で囲んで示した
現在の走査線信号、lライン前の走査線信号および2ラ
イン前の走査&!(言号が、それぞれ1/4.1/2お
よび1/4の割合で加算されてノンインターレース信号
の走査線信号が形成される。
また、3n+1 (1,4,7,・・・)番目のライン
では、ノンインターレース信号の走査線信号は形成され
ない。
また、3n+2(2,5,8,・◆・)番目のラインで
は、第12図Aに破線で囲んで示したlライン前の走査
線信号および2ライン前の走査線信号が、それぞれ1/
2の割合で加算されてノンインターレース信号の走査線
信号が形成される。
また、フレームパルスが存在しないフィールドf2では
、フレームパルスから3n+0(12゜15.1B、 
 ・・・)番目のラインでは、第12図Aに破線で囲ん
で示した現在の走査線信号および1ライン前の走査線信
号が、それぞれ1/2の割合で加算されてノンインター
レース信号の走査線信号が形成される。
また、 3n+1  (13,16,19,*  ・ 
−)番目のラインでは、ノンインターレース信号の走査
線信号は形成されない。
また、 3n+2  (11,14,17,・ ・ ◆
)番目のラインでは、第12図Aに実線で囲んで示した
現在の走査線信号、lライン前の走査線信号および2ラ
イン前の走査線信号が、それぞれl/4.1/2および
1/4の割合で加算されてノンインターレース信号の走
査線信号が形成される。
なお、第12図Aにおいて、 「■(x == 0〜1
8)」は走査線である。
また、第12図Bは以上の制御が繰り返されて形成され
たノンインターレース信号を示しており、「×」印は走
査線である。この場合、各走査線の垂直方向の位置を同
図Aに揃えて書くことで、各走査線の位置が映像信号S
Vsではどの位置に対応するかを分かり易くしている。
つまり、ノンインターレース信号の91の走査線は映像
信号SVsの91′の位置に、ノンインターレース信号
の92の走査線は映像信号SVsのQ3の位置に、以下
同様の位置に対応するように演算処理がされてノンイン
ターレース信号が形成される。
なお、以上の説明では、フレームパルスが存在するフィ
ールドの3n+1番目のラインでは、ノンインターレー
ス信号の走査線信号は形成されず、3n+2番目のライ
ンで、1ライン前の走査線信号および2ライン前の走査
線信号よりノンインターレース信号の走査線信号を形成
するようにしているが、これは次のようにしてもよい、
すなわち、3n+1番目のラインで、現在の走査線信号
および1ライン前の走査線信号よりノンインターレース
信号の走査線信号を形成し、3n+2番目のラインでは
、ノンインターレース信号の走査線信号を形成しないよ
うにしてもよい。
ところで、フレームパルスの位相が反転する場合には、
第13図Aに示す処理が行なわれ、同図Bに示すように
、ノンインターレース信号が形成される。この場合、ノ
ンインターレース信号の91の走査線は、映像信号SV
sの92の位置に、ノンインターレース信号の92の走
査線は、映像信号SVsの93′の位置に、以下同様の
位置に対応するようになり、第12図例の場合に比へて
lライン分ずつずれるが、各フィールドごとの走査線位
置は一定しており、同様にノンインターレース信号が形
成される。
なお、第11図〜第13図では映像信号SVsの走査線
数を19本として説明したが、例えば523本、625
本など、一般に走査線数が6に+1本の場合には同様に
してノンインターレース信号が形成される。
また、映像信号SVSの1フレームのライン数が6に+
5本(kは正の整数であり、例えば527本、623本
なと)である場合には、3ラインごとに制御が繰り返さ
れてノンインターレース信号の走査線信号が形成される
。1フレームのライン数が6に+1本の場合と同様に、
垂直同期信号WVDlt1/2分周して得られるフレー
ムパルスが存在するフィールドと存在しないフィールド
では、その制御が異なるようにされる。
第14図Aは映像信号SvSを示しており、 「○」印
は走査線である。また、同図Bは出力されるノンインタ
ーレース信号を示しており、 「×」印は走査線である
。この場合、ノンインターレース信号の各走査線信号は
、すべて映像信号SvSの複数の走査線信号より演算さ
れて形成される。
例えば、フレームパルスが存在するフィールドと存在し
ないフィールドでは、3ラインごとに、それぞれ以下の
制御が繰り返される。
すなわち、第15図Aにおいて、フィールドf1にフレ
ームパルスが存在したとすると、このフィールドf1で
は、フレームパルスから3n+0(0,3,6,・・・
)番目のラインでは、第15図Aに実線で囲んで示した
現在の走査線信号およびlライン前の走査線信号が、そ
れぞれ1/2の割合で加算されてノンインターレース信
号の走査線信号が形成される。
また、a n + 1 (1,4*  7+  ◆◆・
)番目のラインでは、ノンインターレース信号の走査線
信号は形成されない。
また、3n+2 (215,8,・・・)番目のライン
では、第15図Aに破線で囲んで示した現在の走査線信
号、1ライン前の走査線信号および2ライン前の走査線
信号が、それぞれ1/4.1/2および1/4の割合で
加算されてノンインターレース信号の走査線信号が形成
される。
また、フレームパルスが存在しないフィールドf2では
、フレームパルスから3n+O(9,12,15,・・
・)番目のラインでは、第15図Aに破線で囲んで示し
た現在の走査線信号、lライン前の走査線信号および2
ライン前の走査線信号が、それぞれ1/4.1/2およ
び1/4の割合で加算されてノンインターレース信号の
走査線信号が形成される。
また、 3n+1  (10,13,16,−−・)番
目のラインでは、ノンインターレース信号の走査線信号
は形成されない。
また、3n+2(If、  14.  ・・・)番目の
ラインでは、第151!IAに実線で囲んで示した1ラ
イン前の走査線信号および2ライン前の走査線信号が、
それぞれ1/2の割合で加算されてノンインターレース
信号の走査線信号が形成される。
なお、第15図Aにおいて、 「■(x=0〜16)」
は走査線である。
また、第15図Bは以上の制御が繰り返されて形成され
にノンインターレース信号を示しており、「×」印は走
査線である。この場合、各走査線の垂直方向の位置を同
図Aに揃えて書くことで、各走査線の位置が映像信号S
vSではどの位置に対応するかを分かり易くしている。
つまり、ノンインターレース信号の91の走査線は映像
信号SvSの92の位置に、ノンインターレース信号の
92の走査線は映像信号SVSの93’の位置に、以下
同様の位置に対応するように演算処理がされてノンイン
ターレース信号が形成される。
なお、以上の説明では、フレームパルスが存在しないフ
ィールドの3n+1番目のラインでは、ノンインターレ
ース信号の走査線信号は形成されず、3n千2番目のラ
インで、lライン前の走査線信号および2ライン前の走
査線信号よりノンインターレース信号の走査線信号を形
成するようにしているが、これは次のようにしてもよい
、すなわち、3n+1@目のラインで、現在の走査線信
号およびlライン前の走査線信号よりノンインターレー
ス信号の走査線信号を形成し、3n+2番目のラインで
は、ノンインターレース信号の走査&I傷信号形成しな
いようにしてもよい。
ところで、フレームパルスの位相が反転する場合には、
第16図Aに示す処理が行なわれ、同図Bに示すように
、ノンインターレース信号が形成される。この場合、ノ
ンインターレース信号の21の走査線は映像信号SvS
の92’の位置に、ノンインターレース信号の!g2の
走査線は映像信号SVSのQ4の位置に、以下同様の位
置に対応するようになり、第15図例の場合に比べて1
ライン分ずつずれるが、各フィールドごとの走査線位置
は一定しており、同様にノンインターレース信号が形成
される。
なお、第14図〜第16図では映像信号SvSの走査線
数を17本として説明したが、例えば527本、623
本など、一般に走査線数が6に+5本の場合には同様に
してノンインターレース信号が形成される。
第17図は、上述したように走査線数を173にすると
きの処理を行なうための間引き回路5および閏引き制御
回路6の具体構成例を示すものである。
同図において、A/D変換器4からの映像18号SVs
は1水平期間の遅延時間を有するM延素子を構成するラ
インメモリ54vおよび55vの直列回路に供給される
。そして、ラインメモリ54Vおよび55vの出力信号
は加算器56vに供給されて、それぞれ1/2の割合で
加算されたのち切換スイッチ57vのclの固定端子に
供給される。また、A/D変換変換側4の映像信号SV
s、ラインメモリ54vの出力信号およびラインメモリ
55vの出力信号は加算B 58 vに供給されて、そ
れぞれ1/4.1/2および1/4の割合で加算された
のち切換スイッチ57vのbwの固定端子に供給される
。さらに、A/D変換変換側4の映像信号SVsおよび
ラインメモリ54vの出力信号は加算器59vに供給さ
れて、それぞれ1/2の割合で加算されたのち切換スイ
ッチ57vのag!1の固定端子に供給される。
また、間引き制御回路6のステータス判定回路63では
、走査線数が、偶数、6に+1本、6に+3本および6
に+5本のいずれに該当するか判定される。すなわち、
ライン数計数回路62からの1フレームのライン数デー
タよりライン数が偶数であるか判断されると共に、奇数
の場合には6で割った余りが求められる。このステータ
ス判定回路63はハードウェアでも構成できるが、RO
Mを用いれば簡単に構成できる。
ここで用いるROMの容量は、通常の走査線本数が52
5本程度とすると、次のように2にビットとなる。すな
わち、ROMのアドレスにライン数データを供給すると
10ビツト必要である。また、ステータスは全部で4通
りであるから2ビツトで表現できる。したがって、 2 ”X 2 = 2 Kビット である。
また、間引き制御回路6のラインタイミング表示回路6
4では、現在のラインがフレームパルスWFPまたは垂
直同期信号WVDより何ライン目であるかが計数され、
その値を3で割った余りが出力される。その他は第7図
例と同様に構成される。
そして、フレーム順位回路61からの信号SFP、ステ
ータス判定回路63からの判定信号およびタイミング表
示回路64からの出力信号は、間引き回路5の切換スイ
ッチ57vに供給される共にラインアドレス制御回路6
5に供給され、切換スイッチ57vの切り換え制御およ
び信号の出力の可否がvJIilされる。
すなわち、1フレームの走査線数が偶数であるときには
、以下のように制御される。各フィールドのba+0番
目のラインでは切換スイッチ57Vはamに接続される
と共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメン
ト信号INCが出力されて切換スイッチf57vからの
信号が出力され、ba+1番目のラインでは切換スイッ
チ57vは不定とされると共に、ラインアドレス制御回
路65よりインクリメント信号INCは出力されず信号
の出力も禁止され、3n千2番目のラインでは切換スイ
ッチ57vはbmに接続されると共に、ラインアドレス
制御回路65よりインクリメント信号INCが出力され
て切換スイッチ57vからの信号が出力される。
また、lフレームの走査線数が6に+1本であるときに
は、以下のように制御される。フレームパルスの存在す
るフィールドであって、フレームパルスからba+0番
目のラインでは切換スイッチ57vはblに接続される
と共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメン
ト信号が出力されて切換スイッチ57vからの信号が出
力され、フレームパルスから3n千1番目のラインでは
切換スイッチ57vは不定とされると共に、ラインアド
レス制御回路65よりインクリメント信号INCは出力
されず、信号の出力も禁止され、3n+211目のライ
ンでは切換スイッチ57vはellに接続されると共に
、ラインアドレス制御回路65よりインクリメント信号
INCが出力されて切換スイッチ57vからの信号が出
力される。一方、フレームパルスが存在しないフィール
ドであっ゛て、フレームパルスから3n+0@目のライ
ンでは切換スイッチ57vはallに接続されると共に
、ラインアドレス制御回路65よりインクリメント信号
INCが出力されて切換スイッチ57vからの信号が出
力され、フレームパルスから3n千1番目のラインでは
切換スイッチ57v不定とされると共に、ラインアドレ
ス制御回路65よりインクリメント信号INCは出力さ
れず信号の出力も禁止され、3n+28目のラインでは
切換スイッチ57vはbaに接続されると共に、ライン
アドレス制御回路65よりインクリメント信号INCが
出力されて切換スイッチ57vからの信号が出力される
なお、フレームパルスの存在するフィールドでは、つぎ
のように制御されるようにしてもよい。
すなわち、フレームパルスから3n千0番目のラインで
は切換スイッチ57vはblに接続されると共に、ライ
ンアドレス制御回路65よりインクリメント信号が出力
されて切換スイッチ57 v b)らの信号が出力され
、フレームパルスからan+1番目のラインでは切換ス
イッチ57vはallに接続されると共に、ラインアド
レス制御回路65よりインクリメント信号INCが出力
されて切換スイッチ57vからの信号が出力され、フレ
ームパルスから3n千2番目のラインでは切換スイッチ
57vは不定とされると共に、ラインアドレス制御回路
65よりインクリメント信号INCは出力されず信号の
出力も禁止される。
また、1フレームの走査線数が6に+3本であるときに
は、以下のように制御される。フレームパルスからba
+0番目のラインでは切換スイッチ57vはallに接
続されると共に、ラインアドレス制御回路65よりイン
クリメント信号lNCが出力されて切換スイッチ57v
からの信号が出力され、フレームパルスから3n+Ll
目のラインでは切換スイッチ57vは不定とされると共
に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメント信
号INCは出力されず信号の出力も禁止され、3n千2
番目のラインでは切換スイッチ57vはbmに接続され
ると共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメ
ント信号INCが出力されて切換スイッチ57vからの
信号が出力される。
また、lフレームの走査線が6に+5本であるときには
、以下のように制御される。フレームパルスの存在する
フィルードであって、フレームパルスから3n+0番目
のラインでは切換スイッチ57vはaIllに接続され
ると共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメ
ント信号が出力されて切換スイッチ57vからの信号が
出力され、フレームパルスから3n千1番目のラインで
は切換スイッチ57vは不定とされると共に、ラインア
ドレス制御回路65よりインクリメント信号INCは出
力されず信号の出力も禁止され、bm+2番目のライン
では切換スイッチ57vはb@に接続されると共に、ラ
インアドレス制御回路65よりインクリメント信号IN
Cが出力されて切換スイッチ57vからの信号が出力さ
れる。一方、フレームパルスが存在しないフィールドで
あって、フレームパルスから3n十〇番目のラインでは
切換スイッチ57vはbmに接続されると共に、ライン
アドレス制御回路65よりインクリメント信号INCが
出力されて切換スイッチ57vからの信号が出力され、
フレームパルスから3n千1番目のラインでは切換スイ
ッチ57vζよ不定とされると共に、ラインアドレス制
御回路65よりインクリメント信号INCは出力されず
信号の出力も禁止され、bm+2番目のラインでは切換
スイッチ57vはclに接続されると共に、ラインアド
レス制御回路65よりインクリメント信号INCが出力
されて切換スイッチ57vからの信号が出力される。
なお、フレームパルスの存在しないフィールドでは、次
のように制御されるようにしてもよい。
すなわち、フレームパルスから3n+O番目のラインで
は切換スイッチ57vはb側に接続されると共に、ライ
ンアドレスi!1lJ11回N65よりインクリメント
信号INCが出力されて切換スイッチ57vからの信号
が出力され、フレームパルスから3n+19目のライン
では切換スイッチ57vはa側に接続されると共に、ラ
インアドレス制御回路65よりインクリメント信号IN
Cが出力されて切換スイッチ57vからの信号が出力さ
れ、フレームパルスから3n千2番・目のラインでは切
換スイッチ57vは不定とされると共に、ラインアドレ
ス制御回路65よりインクリメント信号INCは出力さ
れず信号の出力が禁止される。
次に、走査線数が1/4の場合について説明する。
この場合には、走査線数が172の場合の考え方が応用
できる。すなわち、走査線数を1/2の場合のさらに1
/2とすればよいので、1/2の場合と同様の制御によ
って、−旦ノンインターレース信号が形成されkのち、
2ラインごとに相加平均処理されて走査線数が1/2と
される。
このように走査線数が172のときの処理をするための
間引き回路5および間引き制御回路6は、例えば第7図
例の切換スイッチ51vの後段に、2ラインごとに相加
平均処理をする回路が付加されて構成される。これによ
り、走査線数が174の場合にも良好なノンインターレ
ース信号が形成される。
このように、走査線数が1/2の場合と174の場合と
では、第7図例の回路を共通に使用することができる。
なお、この走査線数が1/4の場合には、l/2の場合
と同様に、ライン数を直接1/2に間引いてノンインタ
ーレース信号を得るようにしてもよい。
以上述べたように、映像信号SVsがいかなる信号であ
っても、走査線数が1/2.1/3、l/4であれば、
間引き回路5でノンインターレース信号が形成される。
なお、上述したと同様に構成することにより、走査線数
が1/2n、1/3n  (nは自然数)の関係を満た
す他の場合にも完全なノンインターレース信号を形成す
ることができる。
ところで、上述の制御では、フレームパルスの位相に拘
らず、良好にノンインターレース信号が形成される。こ
れは、制御が偶奇、いずれのフィールドからはじまって
も構わないことを意味している。この結果、書き込み銅
での映像信号SVsのフィールド判定を行なわなくても
、インターレース信号からノンインターレース信号への
変換をすることができる。
なお、本例のように基準となる映像信号SVmがNTS
C信号で、映像信号SVsがハイビジョン信号である場
合には、走査線数を1/3にするものが望ましい。それ
は、NTSCとハイビジョンのアスペクト比の違いによ
る。
アスペクト比4:3のNTSCモニタにアスペクト比約
5: 3のハイビジョン画像を横幅を合わせて映出する
と、画面の有効走査線本数は、約380本となる。一方
、走査線数を1/3にする走査線数変換装置の機能によ
り、 1フィールド当り走査線数、375本のノンイン
ターレース ハイビジョン信号を作成することができる
したがって、走査線数を1/3にするのが望ましい。
第1図に戻って、間引き回#i5より出力されるノンイ
ンターレース信号の各走査線信号はフレームメモリ7に
書き込まれる。
上述したように、書き込み側では、映像信号SVsのフ
ィールド判定は行なわれておらず、映像信号SVsがイ
ンターレース信号である場合に、どちらのフィールドが
フレームメモリ7のどちらのフィールド部分に書き込ま
れるかは定義できない、しかし、間引き回路5の出力信
号自体がノンインターレース化されているので、フレー
ムメモリ7上には、偶奇フィールドの別の概念を持ち込
む必要はなく問題はない。
また、11は追い越し判定回路である。この追い越し判
定回′#J11では、後述するように書き込み制御回路
8および読み出し制御回路12からのラインアドレスの
MSBのデータに基づいて、フレームメモリ7の書き込
み、読み出しが各々どちらのフィールド部分に対してな
されているか調べられ、書き込みフィールドを反転する
反転信号INVが出力される。そして、この反転信号I
NVは書き込み制御回路8に供給され、フレームメモリ
7の同一フィールド部分に対して書き込み、読み出しが
同時に起きないように書き込み側のフィールドが反転制
御される。
書き込み制御回路8には、上述したように同期信号WH
D、WVDの他に、間引き回路5からの書き込みクロッ
クWCK’  間引き制御回路6 b)らのラインアド
レスのインクリメントf言号INC。
追い越し判定回路11からの反転信号INVが供給され
、これらに基づいてフレームメモリ7の書き込みアドレ
スが形成される。
第18図は書き込み制御回路8の具体構成例を示す図で
ある。
同図において、書き込みクロック発生回路10からの書
き込みクロックWCKはカウンタ81に供給され、この
カウンタ81には同期分離回路9からの水平同期信号W
HDがリセット信号として供給される。そして、このカ
ウンタ81のカウント出力が水平方向アドレスとしてフ
レームメモリ7に供給される。
まk、同期分離回路9からの水平同期信号WHDはカウ
ンタ82にクロックとして供給されると共に、このカウ
ンタ82には同期分離回路9からの垂直同期信号WVD
がリセット信号として供給される。また、このカウンタ
82には間引き制御回路6からのインクリメント1言号
INCがカウンタイネーブル信号として供給される。そ
して、カウンタ82のカウント出力のMSB−1〜LS
Bはラインアドレス(垂直方向アドレス)のMSB−1
〜LSBとしてフレームメモリ7に供給される。
また、カウンタ82のカウント出力のMSBはエクスク
ル−シブオア回路83の一方の入力端子に供給され、こ
のエクスクル−シブオア回路83の他方の入力端子には
追い越し判定回路11からの反転信号INVが供給され
る。そして、このエクスクル−シブオア回路83の出力
信号がラインアドレスのMSBとしてフレームメモリ7
に供給される。
この場合、追い越し制御回路11より反転信号INVが
供給されると、エクスクル−シブオア回路83の出力信
号、したがってラインアドレスのMSBの状態が反転し
、これにより書き込み側のフィールドが反転される。ま
た、閏引き制御回路6よりインクリメント信号INCが
供給されると、カウンタ82はカウント可能な状態とな
ってラインアドレスがインクリメントされる。このとき
、フレームメモリ7に書き込みイネーブル信号WEが供
給されるので、フレームメモリ7は書き込み可能な状態
となる。
また、カウンタ82のカウント出力のMSBは追い越し
判定回路11に供給され、追い越し判定回路11では、
後述するように読み出しラインアドレスのMSBとの比
較から反転信号INVが形成される。
なお、第18図例の書き込み制御回路8は、フレームメ
モリ7を通常のRAMを用いて構成する場合の例である
が、フレームメモリ7はフィールドメモリ専用のICな
どを用いて構成してもよく、その場合にはより簡単に構
成することができる。
このように書き込み制御回路8で形成される書き込みア
ドレスによって、フレームメモリ7の各々のフィールド
部分には、第19図に示すようにノンインターレース信
号が書き込まれる。第19図は、簡単のためlフィール
ドのライン数が9本の場合を示している。
次に、このようにフレームメモリ7に書き込まれたノン
インターレース信号を、とのように読み出すかについて
説明する。
第1図において、13はPLL回路等を用いて構成され
た読み出しクロック発生回路である。このクロック発生
回路13で発生される読み出しクロックRCKの周波数
は、表示する画面の水平方向の長さに影響する。
この周波数は、ハイビジョン画像とNTSCテレビジョ
ンモニタのアスペクト比などを考慮して決定される0例
えば、フレームメモリ7の書き込みクロックWCKと同
じ周波数としても良いし、適当な常数倍の周波数であっ
てもよい。ここにおいて、フレームメモリ7は時間軸変
更手段として動作することになり、書き込みと読み出し
が非同期で動作することとなる。
また、フレームメモリ7からの読み出しのために、基準
となる映像信号Sv■が用いられる。SVmは、入力端
子1を経て同期分離回路14に供給され、垂直同期信号
RVDおよび水平同期信号RHDが分離される。
また、映像信号SvIは、切換スイッチ2のS側の固定
端子を通してダウンコンバートされたハイビジョン信号
がモニタ受像機18に加えられない期間、モニタ受像1
118に供給されて、その画面をマスクする働きを有す
る。
つまり、上述したように、ダウンコンバートされたハイ
ビジョン信号の走査線は約376本しかないから、NT
SCモニタの走査線数525本との差の走査線に相当す
る期間はハイビジョン信号は存在しない、したがって、
この期間だけ、映像信号SVsによる画像モニタ受像機
18の画面上に映出され、画面上の不要な部位がマスク
される。
なお、マスク用の信号を別途発生させる場合には、第1
図の入力端子1や同期分離回路14を取り除き、R)(
D% RVDを直接発生させるようにしてもかまわない
さて、フレームメモリ7からの信号の読み出しは、イン
ターレースで行なっても、ノンインターレースで行なっ
てもかまわない。フレームメモリにはノンインターレー
スで信号が書き込まれているから、ノンインターレース
で信号を読み出す場合はRHD、RVDを用いて順番に
信号を読み出すだけでよく複雑な制御は必要としない。
以下、インターレースした13号を読み出す場合の構成
について説明する。
インターレースした信号を読み出す場合には、同期信号
RVD、RHDはフィールド判定回路15に供給される
。このフィールド判定回路15では、同期信号RVD、
RHDの位相に基づいて基準信号S■−の偶奇フィール
ドの判定が行なわれる。例えば、水平同期信号RHDお
よび垂直同期信号RVDの位相が、それぞれ第20図A
およびBに示すように一致しているフィールドは奇数フ
ィールドと判定され、一方、水平同期信号RHDおよび
垂直同期信号RVDの位相が、同図CおよびDに示すよ
うに1/2水平期間(H/2)だけずれているフィール
ドは偶数フィールドと判定される。この場合、第21図
に示すように、偶数フィールドの走査線が、奇数フィー
ルドの同一番目の走査線より上にあるものとする。なお
、第21図では、1フレームのライン数が9本の場合を
示している。
このフィールド判定回路15からの判定信号FDは読み
出し制御回路16に供給される。この読み出し制御回路
16には同期分離回路14で分離される同期信号RVD
、RHDが供給されると共に、クロック発生回路13か
らの読み出しクロックRCKが供給される。そして、こ
れらに基づいてフレームメモリ7の読み出しアドレスが
形成され、フレームメモリ7に書き込まれているノンイ
ンターレース信号が、基準用の映像信号SVmのインタ
ーレース順位に一致するインターレース信号に変換され
て読み出される。
ここにおいて、フレームメモリ7上には、′1J419
図に示すように、偶数フィールドの第1ラインに相当す
る走査線信号が書き込まれていないことに注意する必要
がある。
すなわち、映像信号SV−とのインターレース順位を一
致させるためには、奇数フィールドでは第19v!Iの
1. 3. 5.  ◆・・の走査線信号を、偶数フィ
ールドでは第19図の2. 4. 6.  ・・・の走
査線信号を読み出す必要がある。この場合、フレームメ
モリ7にはノンインターレースf言号が2フィールド分
書き込まれているので、どちらのフィールド部分を映像
信号SV■のどちらのフィールドに割り当てても構わな
い。つまり、フレームメモリ7の2つのフィールド部分
から、交互に映像信号Sv■のフィールド判定結果にし
たがって、上述したように信号を読み出すようにされる
第22図は読み出し制御回#116の具体構成例を示す
図である。
同図において、読み出しクロック発生回路13からの読
み出しクロックRCKはカウンタ161に供給される。
このカウンタ161には同期分離回路14からの水平同
期信号RHDが遅延回路162を介してリセット信号と
して供給される。そして、このカウンタ161のカウン
ト出力は水平方向アドレスとしてフレームメモリ7に供
給される。
この場合、水平同期信号RHDは、水平位1uyI整回
路163で設定した時間だけ遅延されたのちカウンタ1
61に供給されてカウンタ161がリセットされる。つ
まり、このリセットタイミングからフレームメモリ7の
水平方向の読み出しが開始され、水平方向の表示開始位
置が決められる。
なお、遅延量は、例えば読み出しクロックRCKの1周
期を単位として調整できるように構成される。ここで、
遅延量が大きくなるほど、画面の表示位置は右側となる
また、同期分離回路14からの水平同期信号RHDはカ
ウンタ164にクロックとして供給される。このカウン
タ164には同期分離回路14からの垂直同期信号RV
Dが遅延回路162を介してロード信号として供給され
る。また、フィールド判定回路15からのフィールド判
定信号FDはカウンタ164にロードデータのLSBと
して供給される。なお、ロードデータのその他のビット
は、例えば低レベル“O”とされる、上述せずも、フィ
ールド判定信号FDは、例えば奇数フィールドのときに
は低レベル“O”とされ、偶数フィールドのときには高
レベル“1”とされている。そして、カウンタ1B4の
カウント出力はラインアドレス(垂直方向アドレス)の
MSB−1〜LSB+1としてフレームメモリ7に供給
される。
また、フィールド判定回路15からのフィールド判定信
号FDはインバータ166に供給され、このインバータ
166の出力信号はラインアドレスのMSBおよびLS
Bとしてフレームメモリ7に供給される。
この場合、フィールド判定信号FDに応じてラインアド
レスのMSBの状態が変化するので、映像信号SVwの
偶奇フィールドに応じて、フレームメモリ7の2つのフ
ィールド部分より交互に読み出しが行なわれる。
また、奇数フィールドの場合には、ラインアドレスの下
位2ビツトは最初「Ol」となると共にLSBは「l」
に固定されるので、1. 3. 5゜・・・の走査線信
号が順次読み出され、一方、偶数フィールドの場合には
、ラインアドレスの下位2ビツトは最初「10」となる
と共にLSBは「OJに固定されるので、2. 4. 
6.  ・・・の走査線信号が順次読み出される。
またこの場合、垂直同期信号RVDは、画面の垂直位置
調整回WJ167で設定した時間だけM延されたのちカ
ウンタ1B4に供給されてカウンタ164にロードデー
タがロードされる。つまり、このa−Fタイミングから
フレームメモリ7の垂直方向の読み出しが開始され、画
面の垂直方向の表示開始位置が決められる。
また、遅延回路162で遅延された水平同期信号RHD
はハイビジョン画面長作成回路168に供給され、この
作成回路168からは、水平同期信号RHDのタイミン
グより画面を表示する期間だけ、例えば高レベル“1”
となり、その他の期間は低レベル“0”となる信号が出
力される。そして、この作成回路168の出力信号はオ
ア回路160に供給される。
また、遅延回路16δで遅延された垂直同期信号RVD
はハイビジョン画面高咋成回v8169に供給され、こ
の作成回#iI 69からは、垂直同期18号RVDの
タイミングより画面を表示する期間だけ、例えば高レベ
ル“1”となり、その他の期間は低レベル“0”となる
信号が出力される。そして、この作成回1169の出力
信号はオア回路160に供給される。
また、インバータ166より出力される読み出しライン
アドレスのMSBは追い越し判定回路11に供給される
上述せずも、追い越し判定回路11では読み出しライン
アドレスのMSBおよび書き込みラインアドレス(カウ
ンタ82の出力)のMSBが常に監視され、これらが同
一極性となるときには、書き込みフィールドを反転する
高レベル″】”の反転信号INVが出力される。
なお、第22図例の読み出し制御回路16は、フレーム
メモリ7として、通常のRAMを用いて構成する場合の
例を示したが、フィールドメモリ専用のICなどを用い
てフレームメモリ7を構成してもよく、その場合にはよ
り簡単な構成とすることができる。
第1図に戻って、上述したようにフレームメモリ7より
読み出されるハイビジョン画面用の映像信号は、D/A
変換器17でアナログ信号とされたのち切換スイッチ2
のs[1の固定端子に供給される。この切換スイッチ2
には、読み出し制御回路16のオア回路160の出力信
号が切り換え制御信号として供給される。そして、この
切換スイッチ2は、オア回路160の出力信号が高レベ
ル“1″であるときにはsllに接続され、一方低レベ
ル“0”であるときにはm@に接続される。上述したよ
うに、オア回路160の出力信号は、ハイビジョン画面
の表示期間で高レベル゛II+”となり、この期間のみ
切換スイッチ2は5illに接続され、基準となる映像
信号Sv膳に、フレームメモリ7より読み出されるハイ
ビジョン画面用の映像信号が挿入される。
また、切換スイッチ2の出力信号はモニタ受像機18に
供給される。ここにおいて、基準用の映像信号SVmに
挿入される映像信号により、ハイビジョン画像がNTS
C画面に切り替わって良好に表示される。
なお、モニタ受像機1日は、現行のテレビジョン受像機
は勿論、IDTVやEDTV (例えば、日経エレクト
ロニクス1986年9月8日号、次期家電の柱として期
待の高まるディジタル技術を使った高解像度テレビなど
を参照)などに対応するものであってもよい、この場合
は、さきに述べたように、RHD、RVDを用いてノン
インターレースで信号を読み出しモニタ受像機18に供
給すれば、さらに高画質化が期待できる。
上述実施例においては、基準用の映像信号SV−がアナ
ログ信号の形で入力端子1に供給されるものであるが、
この映像信号5V11がディジタル化されて入力端子1
に供給されるものとすると、第1図のD/A変換器17
は不要になり、ディジタル信号のまま基準/ハイビジョ
ン信号が切り換えられてモニタ受像機18に導かれるこ
とになる。
これは本発明をディジタルテレビに有効に利用するため
の一応用例である。ディジタルテレビは周知のようにI
DTV、EDTVなどとして高画質を得ることができる
から、上述の応用例はIDTV% EDTVにハイビジ
ョン画面を表示する場合に用いて好適である。
説明が重複するが、この場合にこそフレームメモリ7か
らノンインターレースで信号を読み出すようにすれば、
さらに高画質化の効果が期待できる。
なお、上述では色信号に言及していないが、色18号に
ついてもベースバンドに復調してしまえば、上述説明と
全く同様に処理できる。この場合には、適当な復調器、
変r14器が処理の前後に付加されることになる。勿論
、モニタ受像器18には、ベースバンドのコンポーネン
ト信号として映像信号を供給してもよく、この場合には
、変rA器は不要となる。
いずれにしても、色信号帯域等を考慮して、2つの色差
信号をTCIやTDMすれば、メモリ容量を有効に低減
できる。
以上のように本例においては、ハイビジョンの映像信号
SVsがインターレースしているか否かに拘らずフレー
ムメモリ7の各フィールド部分にはノンインターレース
状に書き込まれる。そして、基準用の映像信号Sv−の
フィールド判定結果にもとづいて、ハイビジョン画面用
の映像信号が基準用の映像信号5V11に対して正しい
インターレース順位となるように、フレームメモリ7よ
りハイビジョン画面用の映像信号がインターレース変換
をしながら読み出される。
したがって、本例によれば、基準用の映像信号SV@と
ハイビジョン画面用の映像信号のインターレース間係は
常に一致し、ラインフリッカや2虚像妨害等は発生しな
い。
また、本例においては、フレームメモリ7の各フィール
ドには、ハイビジョン画面用の映像信号がノンインター
レース状に書き込まれるため、フレームメモリの書き込
みフィールドとハイビジョン画面用の映像信号SVsの
フィールドを必ずしも一致させる必要はない。そして、
フレームメモIJ 7の書き込み、読み出しが各々どち
らのフィールドに対してなされているか調べられ、フレ
ームメモリ7の同一フィールド部分に対して書き込み、
読み出しが同時に起きないように書き込み側のフィール
ドが反転制御される。従って、ハイビジョン画面用の映
像信号SVsのフィールド誤判定による境界問題は発生
しない。
このように本例によれば、書き込み側でハイビジョン画
面用の映像信号SVsのフィールド判定は不要であり、
ハイビジョン画面用の映像信号SVsとして、いかなる
映像信号を使用した場合にも、フィールド誤判定による
画質劣化のない良好なハイビジョン画面をダウンコンバ
ートして表示することができる。
最後に、本発明の第3の発明に係るダウンコンバータ装
置内蔵の2画面テレビ受像機について説明する。
本例のダウンコンバータ装置内蔵の2画面テレビ受像機
にあっては、はとんどの信号処理回路は上述したダウン
コンバータ装置と共用できる。ダウンコンバータ装置を
2画面テレビ信号処理回路として共通に使用する場合に
変更すべき点は、かき込みクロックWCKの周波数、お
よび、フレームメモリの書き込み範囲、読み出し範囲等
である。
はじめに、書き込みクロックWCKの周波数を変更する
必要のある理由を説明する。
その理由は、子画面の表示面積が親画面の表示面積より
必ず小さいことによる。例えば、子画面の横方向の長さ
を親画面の173とすると、子画面の横方向の画素数も
親画面の1/3となる。
これに対応して、書き込みクロックWCKの周波数を変
更する0例えば、上述の例では、書き込みクロックWC
Kの周波数は読み出しクロックRCKの周波数の1/3
になるようにする。このような変更は書き込みクロック
発生回路10の定数変更で容易に実現できる。
次に、フレームメモリ7の書き込み範囲、読み出し範囲
の制御について説明する。
上述したように、2画面テレビとする場合には、書き込
みクロックWCKの周波数は読み出しクロックRCKの
周波数の例えば1/3等に選ばれる。
また走査線数変換g置で変換された走査線数も、子画面
の縦方向の長さに応じて、例えば、親画面比1/3など
にする必要がある。結局、子画面の総画素数は、親画面
の179等になる。このことは、実際にフレームメモリ
7に書き込み、またフレームメモリ7から読み出す画素
数も親画面のl/9等で良いことを意味している。
つまり、実際に必要な画素のみをフレームメモリ7の所
定範囲に書き込み、そして読み出すように制御される。
以上の制御は、第1図例において、機能制御部19で行
なわれる。
第23図は、機能制御部19の一部を示している。
第23図Aは、クロック周波数を変更するための構成を
示している。クロック周波数は、書き込みクロック発生
回路10の構成によって決定されるが、ここでは、適当
な電圧制御発振器を用いるものと仮定している。そのた
め、使用者の目的に応じて切り替えられる切換スイッチ
231と、発信周波数を変化させる固定電圧ff232
.233が必要である。なお、切換スイッチ231の出
力信号は、書き込みクロック発生回路10に制御信号と
して供給される。
また、2画面テレビとする場合には、第22図における
ハイビジョン画面長作成回路168、ハイビジョン画面
高作成回路169、ハイビジョン画面水平位置調整回路
163およびハイビジョン画面垂直位置調整回路167
を制御して、子画面の位置に合わせてフレームメモリ7
からの読み出しタイミング、切換スイッチ2の切換を制
御する必要がある。
′s23図B、  Cは、それぞれ画面長作成回路16
8、画面高作成回路169を制御する構成を示している
この場合、切換スイッチ234.239が用いられる。
また、画面長作成回路168、画面高作成回路169が
カウンタで構成されていることを仮定し、ロードデータ
235〜238を変更するようにされる。
また、図示せずも、画面水平位置調整回路163、画面
垂直位置調整回路167を制御する回路も、例えばそれ
ぞれ第23図B、  Cと同様に構成される。
なお、上述の切換スイッチ231.234、および23
9は、使用者の目的に応じて連動して切り替わるよう構
成される。切換スイッチ231゜234および239は
、例えば2画面テレビとするときにはalgに接続され
、一方、ダウンコンバータとするときは、blllに接
続される。
以上のように、機能制御部19のわずかな追加により、
ダウンコンバータ装置は、ダウンコンバータ装置内蔵の
2画面テレビ受像機として機能する。
なお、このように構成される2画面テレビ受像機の機能
は、従来のように、NTSC親画面の中にNTSC子画
面が入るという構成のみには限定されない。例えば、N
TSC親画面の中にハイビジョンの子画面が入るという
構成も実現できる。
もちろん、ハイビジョンダウンコンバータとしても機能
するから、使用者の好みに応じて、ハイビジョン画像の
みをモニタ受像機18の画面の全面に表示することも可
能である。
また、モニタ受像機18の構成に関しては先に述べた通
りであり、IDTV、EDTVなどといった構成にする
こともできる。この場合は、ダウンコンバートされたハ
イビジョン画像、子画面とも、非常に高画質なものにな
ることが朋待てきる。
[発明の効果コ 以上説明したように、この発明による走査線数変換装置
では、いかなる信号でもフィールド判定手段を用いるこ
となく走査線数変換し、ノンインターレースの信号を得
ることができる。したがって、フィールド判定手段の誤
動作にともなう画質劣化を身慮する必要がなくなる利点
がある。
またこの発明によるダウンコンバータ装置では、フレー
ムメモリへの書き込み側でのフィールド判定を不要とで
き、例えば、ハイビジョン画面用の映像信号にいかなる
映像信号を使用する場合でも、フィールド誤判定による
インターレース不備の問題や境界問題を生じることがな
く、画質劣化のない良好なハイビジョン両画を表示する
ことができる。
まに、このダウンコンバータ装置では、フレームメモリ
への書き込みと読み出しは完全に非同期化することが可
能であるから、例えば、ハイビジョンのフレームレ−)
60.0OHzと、NTSCのフレームレ−)59.9
4Hzの間の変換も何等付加回路を要することなく行え
る利点がある。
さらに、この発明によるダウンコンバータ装置内蔵の2
画面テレビ受像機では、わずかな回路追加で、多くの機
能を使用者に提供できる利点かある。
【図面の簡単な説明】
第11!Iはこの発明の一実施例を示す構成図、第2図
はインターレース信号とノンインターレース信号の走査
線構造を示す図、第3図は走査線数変換H置の原理的構
成図と動作説明図、第4図〜第6図は走査線数を172
にした場合のインターレース化の説明のための図、*7
v!Iは走査線数を172にした場合の間引き回路およ
び間引き制御回路の構成図、第8図〜第16図は走査線
数を1/3にした場合のインターレース化の説明図、第
17図は走査線数を1/3にした場合の閏引き回路およ
び間引き制御回路の構成図、第18図は書き込み制御回
路の構成図、第19図はフレームメモリの書き込み状態
を示す図、第20図および第21図は偶奇フィールド判
定の説明図、第22図は読み出しwJ11回路の構成図
、第23図は機能制御部の一部の構成図である。 1.3・・・入力端子 2・・・切換スイッチ 4・・・A/D変換器 5・・・間引き回路 6・・・間引き制御回路 7◆・・フレームメモリ 8・・・書き込み制御回路 9.14・・・同期分離回路 10・・・書き込みクロック発生回路 11・・・追い越し判定回路 12・・・読み出し制御回路 13・・・読み出しクロック発生回路 15・・・フィールド判定回路 16・・・読み出し制御回路 17・・・D/A変換器 18・◆・モニタ受像機 19・・・機能制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力映像信号の垂直空間周波数成分を帯域制限す
    るローパスフィルタと、 上記入力映像信号の走査線を間引く間引き回路と、 この間引き回路を、上記入力映像信号の1フレームの走
    査線数にもとづいて制御する間引き制御回路とを備える
    ことを特徴とする走査線数変換装置。
  2. (2)請求項1記載の走査線数変換装置と、信号の書き
    込み、読み出しが行なわれると共に、この書き込み、読
    み出しを非同期で制御できるフレームメモリと、 上記フレームメモリより1フィールド分の信号の読み出
    しが完了するまで当該フィールド部分への書き込みを行
    なわないように制御する書き込み制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするダウンコンバータ装置。
  3. (3)請求項1記載の走査線数変換装置と、信号の書き
    込み、読み出しが行なわれると共に、この書き込み、読
    み出しを非同期で制御できるフレームメモリと、 上記フレームメモリより1フィールド分の信号の読み出
    しが完了するまで当該フィールド部分への書き込みを行
    なわないように制御する書き込み制御手段と、 クロック周波数、上記フレームメモリの書き込み範囲、
    読み出し範囲を制御する機能切り替え部とを備えること
    を特徴とするダウンコンバータ装置内蔵の2画面テレビ
    受像機。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63256065A (ja) * 1987-04-13 1988-10-24 Sony Corp 映像処理方法
JPS641378A (en) * 1987-06-24 1989-01-05 Toshiba Corp Processing circuit for video signal for reduced screen

Patent Citations (2)

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