JPH0361223A - 給紙カセットの装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は多数の給紙カセットを縦或は斜めに起立させた
状態で保持する装着装置を右した画像形成装置の改良に
関し、特にカセット中の記録紙が少電である場合に記録
紙が座屈を起こすことを防１ｉｎｔ、た給紙カセットの
装着装置に関する。

（従来の技術） 複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置
においては、ＩＣ！録紙束を積層収納した給紙カセット
を機器本体に対して着脱或は移動自任に装着し、この給
紙カセット内の記録紙に接する給紙コロの回転によって
記録紙を取出して作像部或は印字部等に給紙するように
している。

実開昭５２−３６９３０号公報には、多数の給紙カセッ
トを縦方向に起立させた状態で収納し、各給紙カセット
の上端に位置する給紙口から一枚づつ記録紙を取り出す
ようにした給紙装置が開示されている。

ところで１機器本体に対する給紙カセットの装着方向を
横置きにしたもの（特に、フロントローディングタイプ
）にあっては、複数の給紙カセットを上下方向に配列す
ることになるため、最下段の給紙カセットは床面すれす
れの位置となる。このため、記録紙の補給時に最下段に
位置する給紙カセットを着脱する場合にユーザは腰を屈
めた無理な姿勢で着脱作業を行わねばならなかったにれ
に対して、上記公報に記載された給紙装置のように機器
本体に対する給紙カセットの装着方向を縦置きにしたも
のにあっては、給紙カセットの着脱位置が比較的高く、
一定しているので給紙カセットの着脱作業及び補給作業
はユーザにとって楽なものとなる。

しかしながら、上記公￥４ｉ記載の装置における給紙カ
セットは給紙口（給送側先端部）を上に向けた縦長の状
態で収納されるため、カセット内の記録紙の枚数が少な
い場合には、記録紙が自重によって下方にずれ落ちて座
屈（湾曲）を起こし、記録紙に波状の癖やカール癖が形
成されたり、本体への装着時に記録紙後端に折れが形成
されることが多くなる。このため、搬送経路におけるジ
ャム、スキュー、皺発生の原因となっている。

（９！明の目的） 本発明は上記に鑑みてなされたものであり、給紙口を上
に向けて縦或は斜めに起立させた状態で給紙カセットを
装着する装着装置を有した画像形成装置において、カセ
ット内の記録紙が少量であっても座屈が生じないように
した給紙カセットの装着装置を提供することを目的とし
ている。

（発明の構成） 上記目的を達成するために本発明は、縦或は斜め置きの
状態で給紙カセットを装着する装着装置を有した画像形
成装置において、 前記給紙カセットは、底面に開口部を有した箱状のカセ
ットへ−スと、該カセットへ−ス内においてカセットベ
ースの厚さ方向へ移動自在に支持された底板とを有し。

前記装着装置は、該給紙カセットの長さ方向下端縁を受
入れる凹所と、この凹所内に配設されたバネと、該下端
縁が該凹所内に不完全装着状態にあるときに該給紙カセ
ットの長さ方向上端部の装着を阻止する妨害部材と、該
下端縁が前記不完全装着状態にあるときに該カセットへ
−ス底面の開口部からベース内に突出して該底板下部を
押圧する第１の底板加圧部材と、該給紙カセットが該妨
害部材を回避した状態で完全装着されるまでの段階で該
底面開口部からベース内に突出して底板上部を押圧し完
全装着後はが１記第１の底板加圧部材との協働によって
底板を押上＆１て底板上の記録紙を非座屈状態にする第
２の底板加圧部材とを有することを特徴としている。

以下、本発明の実施例を図面に基すいて詳細に説明する
。

第１図（ａ）　　（ｂ）は本発明の装着装置に装着され
る給紙カセットの構成を示す平面図及び正面図であり、
この給紙カセットＩは箱形の外枠を構成するベース２と
、ベース２の底面３から突設されたサイドフェンス４及
びバックフェンス５と、ベース２の厚さ方向へ移動可能
に支持され上面で記録紙を保持する底板６と、給送方向
先導側のコーナーに配設され記録紙の分離を補助するコ
ーナー爪７とを有する。底面３には、開口部３ａ、３ｂ
が形成される。底板６にはバックフェンス５を回避する
ための孔８が形成されている。符号９はベースの上部開
口を開閉する蓋である。

以上の構成を有した給紙カセットｌは、第２図に示すよ
うに給紙口（コーナー爪７のある箇所）を上にした状態
で斜め或は縦置きの状態で画像形成装置本体ＩＯ内の収
容部１１内にセットされる、各給紙カセットＩを適正に
セット完了した状態においては、給紙コロＩ３かに！録
紙上面に接し、給紙開始信号に基づいて回転して指定さ
れた給紙カセット内の記録紙を一枚づつ取出して図示し
ないレジストローラへと給送する。

収容部Ｉｌ内には各給紙カセットＩを装着支持するため
の装着装置２０が配設されている。

第３図及び第４図はこの装着装置２０の構成及び装着手
順を示す説明図であり、この装着装ｒＩ！、２０は、機
器本体ｌＯによって固定的に支持された台座２Ｉと１台
座２１の装着面２１ａ上に突出入自在に支持された第１
及び第２の底板加圧部材２５．２６と、装着面２１ａと
ほぼ平行に給紙カセットｌが装着されたときにカセット
Ｉの下端部ｌａを支持する凹所２８と、凹所２８内に配
設されカセットｌの装着を妨げる方向へ下端部１ａを押
圧するたバネ３０と、カセットＩが不完全装着状態にあ
るときにカセットの上端部ｔｂの装着を駆出する妨害部
材３１と、完全装着されたときに上端部ｔｂを支持する
支持片３２とを有する。

前記第１及び第２の底板加圧部材２５．２６は夫々、台
座２１の装着面２１に形成された支持穴３５．３６内に
突出入自在に基端部を支持された棒状部材３７．３８と
、各棒状部材３７．３８の先端に回転自在に支持された
ローラ等から成る押圧片４０．４Ｉと、押圧片４０．４
１と支持穴３５．３６周縁部との間に配設され押圧片４
０．４１を常時突出方向へ付勢するバネ４２，４３とを
有する。

各押圧片４０．４１は、カセットベースの底面３の開口
３ａ、３ｂからベース内に突出して底板６を押し上げる
ことができるよう形状及び配設位置等が設定されている
。

以ヒの構成を有した本発明の給紙カセットの装着装置の
操作手順を説明する。

まず、第３図に示すように記録紙Ｐがカセット口内に少
駄収容されているときに、カセットを図示のように縦に
すると記録紙Ｐは図示のように座屈を起こす、この状態
にあるカセットを装着装置２０に装着するには、カセッ
トの長さ方向下端Ｉａをバネ３０に抗して凹所２８内に
押込みながら、第４図に示すようにカセット上端１ｂを
支持片３２ｈに着座させる。バネ３０の押込みが不十分
な場合には上端１ｂが妨害部材３１に引っ掛かって装着
を阻ｌヒされるため、不完全装着を知ることができ、不
完全装着を防止できる。

第３図に示すｖｔ着開始の時点においては、底板３の開
口３ａ内に第１の底板加圧部材２５が入り込むため、底
板６の下部がベースの厚さ方向上方Ａに押し上げられる
が、続いて第２の底板加圧部材２６が開口３ｂからベー
ス内部へ突出すると、底板６の上部がベースの厚さ方向
上方Ａへ押し上げられる。このため底板６は下端から上
端へ順次ベースの厚さ方向上方Ａへ押し上げられること
となり、底板６上に支持された少量の記録紙Ｐはｒから
上へ向けてしごかれる形で厚さ方向上方Ａへ押し上げら
れ、最後にはＭ９と底板６との間で挟圧されて伸展し、
平面状態（非座屈状態）に姿勢矯＋Ｈされる。

底板上の記録紙の１が充分に多い場合も同様の操作によ
ってカセットの装着を行えば良い。

（９！明の効果） このように本発明は、給紙口を上に向けた縦或は斜め置
きの状態で給紙カセットｌを装着する装着装＠２０にお
いて、給紙カセット１のベース２の底面に開口部を形成
するとともに、カセットベース２内においてカセットベ
ースの厚さ方向Ａへ移動自在に底板６を配設し、更に装
着装置２ｏには給紙カセットｌの下端縁１ａを受入れる
凹所２８と、この凹所２８内に配設されたバネ３ｏと。

−ドＷ＃４１ａが凹所２８内に不完全装着状態にあると
きに該給紙カセットＩの上端！ｂの装着を阻止する妨害
部材３１と、下端縁１ａが不完全装着状態にあるときに
カセットへ−ス底面の開口部３ａからベース内に突出し
て底板下部を押圧する第１の底板加圧部材２５と、給紙
カセットＩが該妨害部材３１を回避した状態で支持片３
２上に完全装着されるまでに底面開口部３ｂからベース
内に突出して底板上部を押圧する第２の底板加圧部材２
６とを有している。

このため、給紙カセットを装着するだけで、底板は、１
ｉ９（ＩＮへ押圧されるため、底板上のに！縁組は濠９
との間で挟圧されて下側から順次無理なく伸展し、座屈
姿勢を矯正される。従って、従来の縦或は斜め置きの給
紙カセットの最大の欠点とされていた記録紙の座屈に起
因した給紙不良等の発生を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｔ　　（ｂ）は本発明の装着装置に装着され
る給紙カセットの構成を示す平面図及び正面図で、第２
図は本発明を適用した画像形成装置の概略構成説明図、
第３図及び第４図は本発明の装着装置の具体的構成及び
装着手順を示す説明図である。 Ｉ・・・給紙カセット　ｌａ・・・下端部　ｔｂ・・・
上端部　２・・・カセットベース３・・・底面　３ａ、
３ｂ・・・開口　６・・・底板９・・・濠　ＩＯ・・・
画像形成装置本体　１３・・・給紙コロ　２０・・・装
着装置　２１・・・台座　２１ａ・・・装着面 ２５．２６・・・第１及び第２の底板加圧部材２８・・
・凹所　３０・・・バネ　３１・・・妨害部材　３２・
・・支持片　３５．３６・・・支持穴　３７．３８・・
・棒状部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 縦或は斜め置きの状態で給紙カセットを装着する装着装
   置を有した画像形成装置において、前記給紙カセットは
   、底面に開口部を有した箱状のカセットベースと、該カ
   セットベース内においてカセットベースの厚さ方向へ移
   動自在に支持された底板とを有し、 前記装着装置は、該給紙カセットの長さ方向下端縁を受
   入れる凹所と、この凹所内に配設されたバネと、該下端
   縁が該凹所内に不完全装着状態にあるときに該給紙カセ
   ットの長さ方向上端部の装着を阻止する妨害部材と、該
   下端縁が前記不完全装着状態にあるときに該カセットベ
   ース底面の開口部からベース内に突出して該底板下部を
   押圧する第１の底板加圧部材と、該給紙カセットが該妨
   害部材を回避した状態で完全装着されるまでの段階で該
   底面開口部からベース内に突出して底板上部を押圧し完
   全装着後は前記第１の底板加圧部材との協働によって底
   板を押上げて底板上の記録紙を非座屈状態にする第２の
   底板加圧部材とを有することを特徴とする給紙カセット
   の装着装置。