JPH0353565Y2 - - Google Patents

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JPH0353565Y2
JPH0353565Y2 JP1986149628U JP14962886U JPH0353565Y2 JP H0353565 Y2 JPH0353565 Y2 JP H0353565Y2 JP 1986149628 U JP1986149628 U JP 1986149628U JP 14962886 U JP14962886 U JP 14962886U JP H0353565 Y2 JPH0353565 Y2 JP H0353565Y2
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JP
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cable
metal fitting
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rubber
sheath
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はケーブル試験用終端部の改良に関する
ものである。
[従来技術と問題点] ケーブル試験用終端部においては、ケーブル外
部遮蔽層端の電気ストレスを緩和し、かつ所定の
沿面放電強度を付与するために、ケーブルコア端
末にゴムコンデンサコーンを挿通し、このケーブ
ルコア端末部をケーブル終端套管で包囲し、該套
管内に絶縁油または絶縁ガスを充填している。こ
の場合、ケーブルがゴム、プラスチツク絶縁ケー
ブルであれば、ケーブルシース端(套管内に存在
する)から、套管内の絶縁油等がケーブルシース
とケーブルコアとの間に侵入しないように、シー
ルを施す必要がある。
而るに、ゴム、プラスチツク絶縁ケーブルを試
験する場合、ケーブルシースとケーブルコアとの
間に絶縁油が侵入するようなことがあれば、ケー
ブルの電気特性(特にボイド放電特性)が変化し
てしまい、ケーブル特性の正確な試験が困難とな
るので、上記のシールは厳重なものとする必要が
ある。従つて、そのシール作業には相当の時間を
必要する。
また、斯かるケーブルの試験においては、ケー
ブル本体とケーブル終端部の特性とを分離して測
定できるように、ケーブル終端部にガード電極を
設ける必要があるが、従来のケーブル終端部にお
いては、このガード電極の取付けも厄介である。
[考案の目的] 本考案の目的は、ケーブルシース端のシール並
びにガード電極の付設を容易に行い得るケーブル
試験用終端部を提供することにある。
[考案の構成] 本考案に係るケーブル試験用終端部は、ゴムコ
ンデンサコーンの下端部に金属管体を水密に取付
け、該コンデンサコーンの金属管の下端をケーブ
ル終端套管の下部金具の下端に水密的に且つ電気
的に導通し得るように結着し、該下部金具の下端
とケーブルシースとの間を水密に接続してなり、
前記下部金具にはケーブル終端部における電気特
性をケーブル本体の電気特性から分離して測定す
るための測定端子が設けられていることを特徴と
する構成である。
[実施例の説明] 以下、図面により本考案を説明する。
図において、1はゴム、プラスチツク絶縁ケー
ブル、例えば架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル
であり、ケーブル絶縁層11には外部半導電性層
12を一体に押出被覆し、その上に外部金属遮蔽
層13並びにケーブルシース(ポリ塩化ビニルシ
ース)14を被覆してある。120は外部半導電
性層端を、130は外部金属遮蔽層端を、140
はケーブルシース端をそれぞれ示している。
2はエチレンプロピレンゴム等をモールド、注
型或は成形等の手段により形成してなるゴムコン
デンサコーンであり、ケーブルコア端末挿通孔2
1を有し、下端には金属管体(例えば銅またはア
ルミ製)3を埋着により取付けてある。このゴム
コンデンサコーン2をケーブルコア端末10に挿
通し、コンデンサのベース電極22をケーブルコ
アの外部半導電性端120に密接してある。
4はケーブル終端套管、5は下部金具であり、
この下部金具5の下端と上記金属管体3の下端と
を鉛工等により結着して(結着界面に必要に応じ
Oリングを介在させることもできる)、両者を電
気的に導通してある。
61は下部金具5に設けた測定端子であり、こ
の測定端子61は、下部金具5と金属管体3とが
上記のように電気的導通状態になされていること
により、ケーブル終端部(すなわち、ゴムコンデ
ンサコーン2並びにケーブルコア端末部10)に
おける電気特性をケーブル本体の電気特性から分
離して測定できるようにしてある。
62はケーブル本体の電気特性を測定するため
の測定端子であり、ケーブル1の外部金属遮蔽層
13にボンド線9により接続してある。
71は絶縁支持碍子、72は架台である。8は
下部金具5とケーブルシース14との間を水密に
接続せる封止部であり、シールテープの巻回、樹
脂モールド等により成形してある。Aは套管4内
に充填した絶縁油または絶縁ガス(SF6)であ
る。
[考案の効果] 本考案に係るケーブル試験用終端部は、上述した
通りの構成であり、ゴムコンデンサコーン2の下
端に金属管体3を水密に取付け、この金属管体3
をその下端がケーブル終端套管4の下部金具5の
下端に水密的に結着してあるから、該金属管体3
によつて、套管4内の絶縁油A等をケーブルシー
ス端140から遮断できケーブルシース14とケ
ーブルコア11との間に絶縁油が侵入するのを防
止できる。
また、金属管体3の下端と下部金具5の下端と
が電気的導通状態にて結着してあるから、斯かる
金属管体3の存在のために、下部金具5に設けた
測定端子61を用いてケーブル終端部(すなわ
ち、ゴムコンデンサコーン2並びにケーブルコア
端末部10) における電気特性をケーブル本体
の電気特性から分離して測定することができる。
勿論、別の測定端子62を用いることにより、ケ
ーブル本体の電気特性もゴムコンデンサコーン2
並びにケーブルコア端末部10の電気特性から分
離して測定できる。
このように、本考案に係るケーブル試験用終端
部によれば、ゴムコンデンサコーン下端に水密に
設けた金属管体を套管下部金具に結着するだけの
簡単構成でもつて、套管内絶縁油に対するケーブ
ルシース端のシール機能に加えて測定用ガード電
極をコンパクトに付設できるという相乗効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るケーブル試験用終端部を示
す一部欠截側面図である。 2……ゴムコンデンサコーン、3……金属管
体、4……ケーブル終端套管、5……下部金具、
61,62……測定端子、14……ケーブルシー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴムコンデンサコーンの下端部に金属管体を水
    密に取付け、該コンデンサコーンの金属管の下端
    をケーブル終端套管の下部金具の下端に水密的に
    且つ電気的に導通し得るように結着し、該下部金
    具の下端とケーブルシースとの間を水密に接続し
    てなり、前記下部金具にはケーブル終端部におけ
    る電気特性をケーブル本体の電気特性から分離し
    て測定するための測定端子が設けられていること
    を特徴とするケーブル試験用終端部。
JP1986149628U 1986-09-29 1986-09-29 Expired JPH0353565Y2 (ja)

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JP1986149628U JPH0353565Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

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JP1986149628U JPH0353565Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

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JPS6355737U JPS6355737U (ja) 1988-04-14
JPH0353565Y2 true JPH0353565Y2 (ja) 1991-11-22

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JP1986149628U Expired JPH0353565Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129836U (ja) * 1984-02-08 1985-08-31 昭和電線電纜株式会社 ケ−ブル終端部

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JPS6355737U (ja) 1988-04-14

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