JPH0117097Y2 - - Google Patents

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JPH0117097Y2
JPH0117097Y2 JP5034780U JP5034780U JPH0117097Y2 JP H0117097 Y2 JPH0117097 Y2 JP H0117097Y2 JP 5034780 U JP5034780 U JP 5034780U JP 5034780 U JP5034780 U JP 5034780U JP H0117097 Y2 JPH0117097 Y2 JP H0117097Y2
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JP
Japan
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terminal
lead wire
insulator
tip
cylindrical part
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JP5034780U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電力ケーブル終端接続部の改良に係
り、特に中空絶縁補強体の充電部を隠蔽する端子
カバーを改良して、汚損特性を向上させた電力ケ
ーブル終端接続部に関する。
一般に電力ケーブル終端部における端子カバー
は、差込終端接続部の充電部を隠蔽し、作業者の
安全を計るものとして使用されている。
しかしながら、第1図に示すように、従来の端
子カバー2は、中空絶縁補強体1の上部に隙間3
を有して被嵌されているので、これをたとえば汚
損度(塩分付着量)0.05mg/cm2以上の汚損地に布
設した場合には、端子カバー2の下端部の隙間3
から汚損物が入り込んで破線で示すように中空絶
縁補強体1の先端部が汚損し、結果的に破線で示
す経路でフラツシユオーバーを起す難点があつ
た。
したがつてこの種の電力ケーブル終端接続部は
専ら非汚損地区に使用され、汚損地区には碍子形
終端が使用されていた。
本考案は上記事情に基づきなされたもので、端
子カバーをゴム状弾性体となし、その下端部内周
を中空絶縁補強体先端部に、フラツシユオーバー
を防止するのに充分な沿面距離をもたせて弾性的
に密接させることにより、汚損地区にも使用し得
る電力ケーブル終端接続部を提供することを目的
としている。
以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明
する。第1図と同一部分に同一番号を付した第2
図において、本考案に係る電力ケーブル終端接続
部は、端末本体1と、該本体の上部中心に埋入さ
れた接続端子4に接続されたリード線5と、前記
接続部外周を覆い、下端を端末本体1の上部に嵌
着された円筒状の弾性端子カバー6とで主に構成
されている。
端末本体1は、接続体7と、該接続体7内に嵌
挿されたケーブル端末部8とからなつている。
接続体7は、エチレンプロピレンゴム(以下
EPゴムという)等の弾性絶縁材料で形成されフ
ラツシユオーバーを防止するに充分な弾性端子カ
バー6が圧接する沿面距離hをもつ円柱状上端部
9aを有する中空絶縁補強体9と、この円柱状上
端部9aに埋入され、下端に導体挿入孔10を有
する接続端子4と、底端に前記中空絶縁補強体9
と一体に成型された半導電EPゴム等から成るス
トレスコーン11とで主に構成されている。
ケーブル端末部8は、ゴム、プラスチツク絶縁
ケーブルから成り、端部を段剥して導体12、絶
縁体13、外部半導電層14およびしや蔽層15
がそれぞれ露出されている。
しかして段剥処理されたケーブル端末部8は、
接続体7内に導体12が接続端子4の導体挿入孔
10内に嵌まるように嵌挿され、下端部は、ケー
ブルしや蔽層15とストレスコーン11とが電気
的に接続される。
一端が、図示しない開閉器等に接続されたリー
ド線5は、導体16と、この外周に押出被覆され
た架橋ポリエチレン等から成る絶縁体17とで構
成された、いわゆる高圧引下線等からなつてい
る。
段剥して露出させたリード線の導体16は、第
3図a,bに示すように上部が偏平状とされた接
続端子4の縦溝17aに嵌められ、当て金具18
を介してボルト、ナツト19a,19bにより締
付固定されている。
なおリード線の接続は、第3図a,bに示すも
のに限定されず、例えば両端に導体挿入孔を備え
る中継端子(図示せず)を介して接続してもよ
い。
また弾性端子カバー6は、中空絶縁補強体9の
円柱状上端部9aの外径Dよりわずかに小さい内
径の大円筒部6aとこの大円筒部6aの一端に設
けた前期リード線5の絶縁体よりわずかに大きい
内径の小円筒部6bとからなり、全体がEPゴム
等の弾性絶縁材料で一体成形されている。
なお図中21は接地リード線、22はケーブル
シース、23は半導電テープ巻回層、24はシー
ル部、25はブラケツトを示している。
以上述べたように本考案においては、弾性端子
カバーの下端が中空絶縁補強体の円柱状上端部9
aにフラツシユオーバーを防止するに充分な所要
の沿面距離hをとつて面圧を有して密嵌されてい
るので、従来のように中空絶縁補強体の上部が汚
損せず、汚損によるフラツシユオーバーを完全に
防止することができる。
したがつて本考案における電力ケーブル終端接
続部は、汚損地区にも布設でき、もつてその適用
範囲を拡大することができる。
また本考案における電力ケーブル終端接続部
は、碍子形終端と比較して安価であるので、これ
を汚損地区に布設配置すれば経済的にも有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電力ケーブル終端接続部の一部
切欠説明図、第2図は本考案における電力ケーブ
ル終端接続部の一部切欠断面図、第3図aは接続
端子の上面図、同図bはその側面図である。 1……端末本体、4……接続端子、5……リー
ド線、6……弾性端子カバー、7……接続体、
7′……被接続体、8……ケーブル端末部、9…
…中空絶縁補強体、11……ストレスコーン、1
2……ケーブル導体、16……リード線の導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 段剥した電力ケーブル端末部のケーブル絶縁体
    上に、先端部を円柱状に形成した中空絶縁補強体
    を被嵌させる一方、ケーブル導体に接続端子を介
    して絶縁体を有するリード線を接続するととも
    に、前記中空絶縁補強体の先端の円柱状部よりわ
    ずかに小さい内径の大円筒部とこの大円筒部の一
    端に設けた前記リード線の絶縁体よりわずかに大
    きい内径の小円筒部からなる弾性端子カバーを、
    前記大円筒部が前記中空絶縁補強体の先端の円柱
    状部にフラツシユオーバーを防止するに充分な沿
    面距離を有しかつ、面圧を有して密嵌され小円筒
    部が前記リード線の絶縁体上に被覆されるように
    して被嵌させ、かつ前記弾性端子カバーの小円筒
    部とリード線間をシールして成ることを特徴とす
    る電力ケーブル終端接続部。
JP5034780U 1980-04-14 1980-04-14 Expired JPH0117097Y2 (ja)

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JP5034780U JPH0117097Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

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JP5034780U JPH0117097Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

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JPS56152075U JPS56152075U (ja) 1981-11-14
JPH0117097Y2 true JPH0117097Y2 (ja) 1989-05-18

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