JPH0351527B2

JPH0351527B2 -

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Publication number: JPH0351527B2
Application number: JP61063832A
Authority: JP
Inventors: Horusuto Roeemu Gyunta
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-03-22
Filing date: 1986-03-20
Publication date: 1991-08-07
Also published as: JPS61219507A; ES293097Y; DE3510457C1; EP0195184A3; EP0195184B1; US4690416A; EP0195184A2; ES293097U

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、半径方向に調整可能なつかみあごを
備えた動力操作チヤツクで、該つかみあご各々
は、チヤツク体中を案内されて駆動可能なベース
あごと、該ベースあごの正面に配設されていて該
ベースあごにおいて交換可能に取り付けられてい
る取り付けあごとより成つていて、該ベースあご
と該取り付けあごを連結し、チヤツク軸に平行な
ジヤーナル軸を備えたジヤーナルを少なくとも１
つ有しているものに関わつている。

先に開示されていない特許出願第3425609.1号
に記された前記の如きチヤツクにおいては、取り
付けあごに固定のジヤーナルがベースあご中のジ
ヤーナル受入部と共に、差込連結を形成し、該連
結はベースあご中を移動可能な錠部分によつて閉
じられて、ロツクされることが出来、その際、該
錠部分のために、調整駆動装置がチヤツク体中に
備えられている。前記の如きジヤーナル連結は錠
部分に関して構造上無駄であつて自動のつかみあ
ご交換のためには操作がわずらわしいのみでな
く、該連結は、ベースあごと取り付けあごが、ベ
ースあごの案内方向に交差して走行するセレーシ
ヨンスラツト（歯付板）を伴う歯切りにおいて相
互に係合していて、該歯切り中の取り付けあごが
半径方向においてベースあごに沿つて変位可能で
あるという。同様に先に開示されていない特許出
願第P3425603.2号に記されたチヤツクの場合の如
く、ベースあご上の取り付けあごの半径方向の移
動をも連結は可能にしない。ここにおいて、自動
のつかみあご交換は、該つかみあごの正面に歯切
りを担持するベースあごが、該ベースあごの案内
方向に走行していて取り付けあごへと向かつて開
かれたスリツトを有していて、取り付けあごが、
該スリツトに係合し該スリツト中で縦方向に可動
のダクト部を有していて、該ダクト部は両側面の
うちの少なくとも一方に、スリツトの縦方向に走
行する少なくとも１つの錠シヨルダを有している
こと、及び、ベースあご中に、錠ヘツドを伴う移
動可能な錠部が備えられていて、該錠ヘツドはダ
クト部において係合をはずされているレリーズ位
置からベースあごの案内方向に交差して錠シヨル
ダ上へと［押し］のせられることが出来、その
際、錠ヘツドと錠シヨルダは、移動方向に対して
傾斜した錠面において互いに当接し合い、該錠面
を経て、錠シヨルダ上にのる錠ヘツドがダクト部
をスリツト中の引き入れる、ということによつて
自動交換が可能になる。錠部が、ダクト部に向か
う移動方向において錠スプリングの力を受けてい
て、チヤツクの外から操作されるタペツトが、錠
部を錠スプリングの力に抗してレリーズ位置へと
押圧する。前記の如き解決（レリーズ）も、特
に、錠部と、該錠部の、錠受入部への係合に関し
て、構造上及び機能上の観点で望む所が大いにあ
る。全ての場合において、取り付けあごとベース
あごとの連結、及び、常に唯一の連結部材、ジヤ
ーナル、もしくはダクト部のみを備えて構造上制
限を受けて、前記のあごの相互の控えでささえる
ことが可能であり、このことは、特に、チヤツク
の半径方向において大きいかあるいは互いに相対
的に比較的大きな領域に渡つて移動可能なベース
あご及び取り付けあごの場合には、十分には形状
堅固でなく強度の弱いあご連結につながることが
ある点が欠点である。

構造上及び組立上簡単に構造形式において、自
動のあご交換が特に簡単な方法で可能であり、そ
の際、構造形式によつて制限を受けて、ベースあ
ごにおける取り付けあごの、比較的確実で、特に
力に強く、形状堅固なはめ合いが得られ、取り付
けあごが、ベースあごにおいても原則的に半径方
向に移動出来ることが出来るように、冒頭に述べ
た如きチヤツクを構成するという課題が本発明の
根底を成している。

本発明によると、ジヤーナルが、ネジ山を担持
する一方のジヤーナル端部でもつて、ベースあご
の雌ネジ中を案内されていて、他方の端部に、ジ
ヤーナル軸に交差する方向において比較的細く、
該方向に垂直な方向において比較的幅が広く、ジ
ヤーナルシヤフトを径て外側へと突出する錠シヨ
ルダを形成する段ヘツドを有していて、該錠ヘツ
ドは、取り付けあごの錠受入部に係合し、その
際、錠ヘツドは、ジヤーナルの、レリーズ状態に
対応する回転位置で、軸方向において錠受入部に
差込可能であり、ロツク状態に対応する位置で、
錠シヨルダが、錠受入部中に備えられたアンダカ
ツトを軸方向において形状接続して後方で捕える
こと、更に、ジヤーナルが、ベースあご中にある
ジヤーナル断片中に、ピニオンの種類に応じた歯
切りを有していて、ジヤーナル軸に交差して縦方
向に可動にベースあご中を案内された調整ボルト
が、ジヤーナルの歯切りと合う横歯切りをフツク
の種類に応じて有していて、その際、該調整ボル
トの長さは、せいぜいベースあごの、移動方向に
おける幅に等しいこと、及び、チヤツク体中の調
整ボルトの移動のためにベースあごの両側で、該
ボルトの移動方向において該ボルトと一列に並ん
でいる調整ロツドが可動に案内されていて、該調
整ロツドは、チヤツク体中を軸方向に案内されて
いて、チヤツク体の外から戻しバネの力に抗して
作動可能なタペツトを用いて、調整可能であり、
そのために、楔伝動装置を介して該タペツトと係
合していることによつて前記課題は解決される。

従つて、戻りバネの力に抗してチヤツク体中へ
軸方向にタペツトを押し込むことは、調整ボルト
の移動につながる。この移動に結びついたジヤー
ナルの回転によつて、取り付けあごのロツクもし
くはレリーズにつながる。その際、ロツクに対応
する回転位置におけるジヤーナルの回転の場合、
該ジヤーナルは、雌ネジにおける該ジヤーナルの
軸方向の引き締めによつて、取り付けあごをベー
スあごに向かつて支え、同時に、錠シヨルダが錠
受入部中のアンダカツトの後方に位置する。

ロツクもしくはレリーズに役立つタペツトはチ
ヤツク体中でつかみあごの対向する側にあり、そ
こで、自動のあご交換の際の該タペツトの操作に
関して互いに取り違えられることがない。ロツク
状態において、調整ボルトが完全にベースあごの
内側に位置し、その結果、該ボルトはあごの半径
方向の移動を阻止しない。本発明の他の提案によ
ると、レリーズされた状態において、ベースあご
の半径方向の移動と、それに伴う施盤の思いがけ
ない始動を確実に阻止するために、ジヤーナルの
レリーズ状態に対応する位置において、調整ボル
トがチヤツク体中の調整ボルトのために案内中に
突出し、その結果、該ボルトはベースあごの全て
の運動を妨害するという可能性が存在する。更
に、例えばベースあごと取り付けあごが、ベース
あごの案内方向に交差して走行するセレーシヨン
スラツトを伴う歯切りにおいて相互に係合してい
るなら、本発明の、ベースあごと取り付けあごの
連結は、ベースあごに沿つた取り付けあごの半径
方向の移動を容易に可能にする。本発明による
と、前記の如き取り付けあごの移動性のために
は、錠受入部が、ベースあごにおける取り付けあ
ごの調整方向に延びていて横断面がＴ字形の切欠
によつて形成されていることのみが必要であり、
その際、切欠形状の横方向の部分が錠ヘツドを受
け取り、錠受入部のアンダカツトを形成する。最
後に、各々のつかみあごが、ベースあごにおける
取り付けあごの移動方向に、互いに距離をおいて
配設された２つのジヤーナルを有していて、その
際、各々のジヤーナルのために、独自の調整ロツ
ドとタペツトを有する独自の調整ボルトが備えら
れていてよい。あごが該あごの半径方向の移動方
向において大きな長さを有しているか、もしく
は、取り付けあごが、ベースあごにおける比較的
大きな縦方向の領域に渡つて半径方向に移動可能
である時でも、二重のジヤーナル配設は、それぞ
れのベースあごとの取り付けあごの特に形状堅固
な、及び、力に強い連結を可能にする。大きい張
力を受けても、ベースあごに対する取り付けあご
の傾斜が締め出されている。

本発明の対象は、軸方向においてチヤツクの正
面に向かつて移動可能で、取り付けあごのための
つかみをそれぞれ１つ有したあご担体を備えてい
て前記のチヤツクにとつて特に好都合のあご交換
装置でもある。その限りでは、本発明は、あご担
体が、つかみあごのためのそれぞれ１組のつかみ
を備えた２つの作動側面を有していて、一方もし
くは他方の作動側面でもつて選択的に、チヤツク
正面に向かつて供給可能であること、一方の作動
側面に、ジヤーナルのロツクに役立ちその都度つ
かみあごの一方の側にあるタペツトを用いた作動
のためのピンのみが備えられていて、他方の作動
側面には、ジヤーナルのレリーズに役立ちつかみ
あごの他方の側にあるタペツトの、作動のための
ピンのみが備えられていること、及び、チヤツク
に向かうあご担体の送り方向において、前記のピ
ンはそれぞれ固定で、つかみは復元力に抗してた
わみやすくあご担体に配設されていることを特徴
としている。その際、更に、ピンとつかみは、つ
かみがピンの幾分前を走行しているが、ベースあ
ごにおける、つかみ中に保持された取り付けあご
の打ち当たりの際には、復元力に抗してあご担体
に押し戻されることが出来、他方、あご担体自体
は、タペツトの完全な行程を実行するために、ピ
ンでもつて更にチヤツクへと向かつて供給される
ように、チヤツク正面に向かうあご担体の供給方
向において互いに相対的に配設されている。本発
明のあご担体の長所の本質は、あご担体の同一の
供給運動でもつて取り付けあごも処理され、該取
り付けあごをベースあごに連結するジヤーナルの
ロツクないしはレリーズのためにタペツトも作動
され、その際、レリーズ及びベースあごからの取
り付けあごの除去のために一方の作動側面が、取
り付け及びベースあごにおける取り付けあごのロ
ツクのためにはあご担体の他方の作動側面が働
き、各々の作動側面に備えられたピンは、前記の
作動側面に関係付けられているあご交換機能のた
めに決定されたチヤツク中のタペツトのみを作動
することが出来る点にある。

以下において、図面に描かれた実施例を用い
て、本発明が詳細に説明される。

第１図〜第３図に描かれた動力操作のチヤツク
は、チヤツク体１中を案内されて駆動可能なベー
スあご２と、該ベースあご２の正面に配設された
取り付けあご３とより各々成つている半径方向に
移動可能なつかみあごを有している。全部で３つ
のベースあご２の駆動は、チヤツク体１中を軸方
向に移動可能な駆動部材４を用いて、従来の楔形
フツク連結５を介して行われる。しかしながら、
本発明の枠内では、もちろん、ベースあご２のた
めのいずれの他の調整駆動装置も可能である。取
り付けあご３が交換可能にベースあご２に取り付
けられていて、その際、ベースあご２と取り付け
あご３はそれぞれ、ベースあご２の案内方向に交
差して延びるセレーシヨンスラツトを伴う歯切り
６において相互に係合している。該歯切り６は、
ベースあご２並びに取り付けあご３における互い
に関係付けられた正面にある。取り付けあご３
が、ベースあご２によつてゆるめられた歯切りの
状態において半径方向においてベースあご２に沿
つて移動させられ、この状態において、再びベー
スあご２に取り付けられることが出来、その結
果、つかみ直径はベースあご２の対応する移動行
程なしに、広い限度内で望みに応じて変えられる
ことが出来る。取り付けあご３とベースあご２と
の間の連結は、チヤツク軸に平行なジヤーナル軸
９を有する２つのジヤーナル７によつて行われ
る。該ジヤーナル７はベースあご２における取り
付けあご３の移動方向において、互いに距離をお
いて配設されている。各々のジヤーナル７は、チ
ヤツク側の、ネジ１０を担持するジヤーナル端部
がベースあご２の雌ネジ中を案内されている。他
端において、ジヤーナル７が、錠ヘツド１２を担
持し、該錠ヘツドは第２図においてダブル矢印１
３で記されていてジヤーナル軸９に交差する方向
において比較的細く、しかしながら該方向に垂直
な方向において幅が広く、該方向において、ジヤ
ーナルシヤフトを越えて外側へと突出する錠シヨ
ルダ１４を形成している。錠ヘツド１２が取り付
けあご３中に備えられた錠受入部１５に係合し、
その際、該錠ヘツド１２は、レリーズ状態に対応
するジヤーナル７の回転位置において、軸方向に
錠受入部１５に差し込み可能であり、ロツク状態
に対応していた90゜だけ回転させられた回転位置
において該ヘツドの錠シヨルダ１４が、錠受入部
１５中に備えられたアンダカツト１６を軸方向に
形状接続して後方で捕える。該錠受入部１５は、
ベースあご２における取り付けあご３の移動方向
に延びるＴ字形の横断面の切欠１８によつて形成
されている。その際、切欠形状の横に位置する部
分１８．１は、切欠開口１８．２へと向かつて位
置する横方向壁が、錠受入部１５のアンダカツト
を形成し、該受入部には、ジヤーナル７が雌ネジ
１１中を、レリーズ位置からロツク位置へと回さ
れる。即ちジヤーナル軸９の周りを90゜だけ回さ
れると、錠シヨルダ１４が形状接続して１５に当
接する。更に、各々のジヤーナル７は、ベースあ
ご２中にあるジヤーナル断片に、ピニオンの種類
に応じた歯切り２０を有している。ジヤーナル軸
９に交差して縦方向に可動にベースあご２中を案
内された調整ボルト１９が、フツクの種類に応じ
て、ジヤーナル７の歯切り２０と合う横歯切り２
１を有していて、その結果、調整ボルト１９の縦
方向における移動はジヤーナル７の対応する回転
運動となる。調整ボルト１９の長さは、せいぜ
い、該ボルトに移動方向におけるベースあご２の
幅に等しい。その際、調整ボルト１９が、ジヤー
ナル７の、ロツク状態に対応する回転位置におい
て、完全にベースあご２の内側にあり、その結
果、ベースあご２は調整ボルト１９の一方によつ
て妨害されることなく、半径方向においてチヤツ
ク体１中を移動させられることが出来る。それに
対して、ジヤーナル７の、レリーズ状態に対応す
る回転位置においては、調整ボルト１９が、チヤ
ツク体１中の調整ロツド２３のための案内中に突
出し、そこで、ベースあご２の半径方向の移動を
阻止し、このことは適切な安全回路と安全装置を
介して、施盤とそれと共にチヤツクの思いがけな
い始動を阻止することが出来る。それぞれのベー
スあご２の半径方向の案内方向に関して、調整ボ
ルト１９の移動方向は、前述のあご案内方向に垂
直に、かつチヤツク軸８に垂直に延びている。ロ
ツク位置とレリーズ位置との間の調整ボルト１９
の移動のためには、チヤツク体１中ベースあご２
の両側に配設された調整ロツド２３が役立ち、該
調整ロツドは該ロツドの移動方向において調整ボ
ルト１９と一列に並んでいて、チヤツク体１中を
縦方向に可動に案内されている。調整ロツド２３
は他方では、タペツト２４を用いて作動され、該
タペツトはチヤツク体１中を軸方向において縦方
向に可動に案内されていて、チヤツク体１の外か
ら、即ち、つかみあご２，３を担持するチヤツク
体の正面２６から戻りバネ２５の力に抗して作動
されることが出来る。調整ロツド２３とタペツト
２４はそれぞれ対になつて、キー伝動装置２７を
介して互いに係合している。該キー伝動装置は、
実施例において、調整ロツド２３に備えられた楔
歯２７．１と、タペツト２４中に備えられていて
該楔歯２７．１を受け取る楔形切欠２７．２とよ
り成つている。いずれの場合でも、キー伝動装置
２７は、調整ロツド案内の方向における90゜のタ
ペツト運動の方向転換を伝え、同時に、楔歯ない
しは楔形切欠の斜面を介してタペツト２４と調整
ロツド２３との間の調整路関係及び調整力関係の
伝動を行う。ベースあごないしは取り付けあご
２，３毎の両ジヤーナル７の各々のために、独自
の調整ロツド２３及びタペツト２４が備えられて
いる。第１図においてそれぞれのつかみあごの右
側にその都度存在するタペツト２４の作動がベー
スあごにおける取り付けあごのロツクに役立ち、
それぞれのつかみあごの左側に存在するタペツト
２４の作動は、ベースあご２における取り付けあ
ご３のレリーズに役立つ。

自動のあご交換のために、あご交換装置が働
き、該装置のうち第４図にはあご担体３０のみが
描かれていて、該あご担体はダブル矢印３１の方
向において軸方向にチヤツクの正面２６に向かつ
て移動可能であり、実施例においては、互いに
180゜だけそれた２つの作動側面Ａ，Ｂを有してい
て、並びに、該あご担体が一方の作動側面Ａ、も
しくは、他方の作動側面Ｂでもつて選択的に、チ
ヤツク正面２６に向かつて供給されることが出来
るように回転可能である。あご担体３０は、各々
の作動側面Ａ，Ｂ上に、実施例においてはそれぞ
れ３つの取り付けあご３の完全なユニツトのため
のつかみ３２を有している。更に、該あご担体
は、各々の作動側面Ａ，Ｂに、チヤツク中のタペ
ツト２４の対応する作動のためのピン３３を担持
している。図面においてＢで記された作動側面に
は、ピン３３が、ジヤーナル７のロツクのために
役立つタペツト２４のみの作動のために、第２図
においてつかみあごの右側にその都度位置してい
るように配設されていて、他方、あご担体３０の
他の作動側面Ａには、ピン３３が、第２図におい
てつかみあごの左側にある、ジヤーナル７のレリ
ーズに役立つタペツト２４を作動することが出来
るように、配設されている。更に、チヤツクに向
かうあご担体３０の供給方向において、ピン３３
がそれぞれ固定に配設されているが、つかみ３２
は戻りバネ３４の力に抗してたわみやすく可動に
あご担体３０に配設されている。従つて、あご担
体３０は該担体のつかみ３２中に取り付けあご３
が保持されている場合、作動側面Ｂが、また取り
付けあごを装備していないチヤツクのチヤツク正
面２６に向かつて供給されると、先ず取り付けあ
ご３が該あごの歯切り６でもつて、ベースあご２
の対向歯切りに支えられるようになる。そこで、
あご担体３０が更に軸方向に前に送られると、つ
かみ３２は、バネ３４の復元力に抗してあご担体
３０に相対的に戻り運動することが出来、他方あ
ご担体３０は、タペツト２４を、ロツクをひき起
こす該タペツトの全行程に渡つて移動させるため
に、ピン３３と共に、自分自身が、更に軸方向に
おいてチヤツクへと向かつて前へ動く。取り付け
あご３の取りはずしのために、あご担体３０が回
転させられ、作動側面Ａでもつて、軸方向におい
てチヤツク正面２６へと向かつて供給され、その
際、つかみ３２はまだ空である。軸方向の供給の
際に、つかみ３２は先ず、ベースあご２にまだロ
ツクされているつかみあご３を捕える。つかみ３
２がそこで戻りバネ３４に抗して押し戻され、他
方、あご担体３０が更に送られると、ピン３３は
左のあご側面にあるレリーズに役立つ他方のタペ
ツト２４を作動することが出来る。取り付けあご
３がつかみ３２中、バネ３５の力を受けているト
ングアーム３２．１の間に保持されていて、その
際、取り付けあご３は側部の縁ガイドレール３．
１がトングアーム３２．１の対応する切欠３２．
２中にはさまつている。トングアーム３２．１、
切欠３２．２及び縁３．１は、取り付けあご３が
ベースあご２に、もしくは、該取り付けあごの保
存に役立つ不図示のあごマガジン中に保持されて
いるなら、つかみ３２が、トングアーム３２．１
を付勢するバネ３５の一時的な圧縮を受けて取り
付けあご３から離されることが出来、その結果、
つかみ３２は自動的に取り付けあご３から離れる
ことが出来るように、斜面３６を（３２．１，３
２．２，３．１が）備えている。反対に、つかみ
３２は取り付けあご３を捕えるために、反対方向
に取り付けあご３を越えて送られることが出来、
その際、トングアーム３２．１はバネ３５の力に
抗して、縁３．１がトングアーム３２．１の切欠
３２．２において係合するようになるまでアーム
を広げる。

［要約］チヤツクのつかみあごが、ベースあご２と、該
ベースあごにおいて交換可能な取り付けあご３と
より成つている。両あご２及び３が少なくとも１
つのジヤーナル７によつて連結されていて、該ジ
ヤーナルはネジ山１０でもつて、ベースあご２の
雌ネジ１１中を案内されていて、他端において、
突出する錠シヨルダ１４を備えた錠ヘツド１２を
有していて、該錠ヘツドは、ジヤーナル７のレリ
ーズ状態に対応する回転位置において軸方向に取
り付けあご３中の錠受入部１５中に差込可能であ
り、ロツク状態に対応する回転位置においては該
ヘツドの錠シヨルダ１４が、錠受入部１５中に備
えられたアンダカツト１６を軸方向において形状
接続して後方で捕える。ジヤーナル７がピニオン
の種類に応じた歯切り１０を担持し、ジヤーナル
軸９に交差して縦方向に可動にベースあご２中を
案内された調整ボルト１９は、該歯切り１０と合
致する対向歯切り１１をラツクの種類に応じて担
持している。調整ボルト１９の移動のために、ベ
ースあご２の両側を調整ロツド２３が縦方向に可
動に案内されていて、該調整ロツドは、チヤツク
体１中を軸方向に案内されていてチヤツク体１の
外から戻りバネ２５の力に抗して作動可能なタペ
ツト２４を用いて調整可能で、そのために楔伝動
装置２７を介して該タペツト２４と係合してい
る。（第２図）

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のチヤツクの軸方向の断面
を、第２図は、第１図のチヤツクの横断面を、第
３図は、第２図のチヤツクの、そこに記入された
矢印の方向の平面図を、第４図は、本発明のあ
ご交換装置のあご担体の縦方向の断面を、第５図
は、第４図の対象の−方向の断面を、それぞ
れ示している。

Claims

【特許請求の範囲】１半径方向に調整可能なつかみあごを備えた動
力操作のチヤツクで、該つかみあご各々は、チヤ
ツク体１中を案内されて駆動可能なベースあご２
と、該ベースあご２の正面に配設されていてベー
スあご２に交換可能に取り付けられている取り付
けあご３とより成つていて、該ベースあご２と取
り付けあご３を連結し、チヤツク軸８に平行なジ
ヤーナル軸９を備えたジヤーナル７を少なくとも
１つ有しているものにおいて、ジヤーナル７は、
ネジ山１０を担持する一方のジヤーナル端部が、
ベースあご２の雌ネジ１１中を案内されていて、
他端において、ジヤーナル軸９に交差する方向に
比較的細く、該方向に垂直な方向に比較的幅広
で、ジヤーナルシヤフトを越えて外へと突出する
錠シヨルダ１４を形成する錠ヘツド１２を有して
いて、該錠ヘツドは取り付けあご３中の錠受入部
１５に係合し、その際、錠ヘツド１２はジヤーナ
ル７の、レリーズ状態に対応する回転位置におい
て、軸方向に錠受入部１５中に差込可能であり、
ロツク状態に対応する回転位置において、該ヘツ
ドの錠シヨルダ１４が、錠受入部１５中に備えら
れたアンダカツト１６を軸方向において形状接続
して後方で捕えること、更に、ジヤーナル７がベ
ースあご２中にあるジヤーナル断片中に、ピニオ
ンの種類に応じた歯切り１０を有していて、ジヤ
ーナル軸９に交差して縦方向に可動にベースあご
２中を案内された調整ボルト１９が、ジヤーナル
７の歯切り１０と合う横方向歯切り２１をラツク
の種類に応じて有していて、その際、調整ボルト
１９の長さは、せいぜい、該ボルトの移動方向に
おけるベースあご２の幅に等しいこと、及び、チ
ヤツク体１中でベースあご２の両側での調整ボル
ト１９の移動のために、調整ボルトの移動方向に
おいて該ボルトと一列に並んでいる調整ロツド２
３が縦方向に可動に案内されていて、該調整ロツ
ドは、チヤツク体１中を軸方向に案内されていて
チヤツク体１の外から戻りバネ２５の力に抗して
作動可能なタペツトを用いて移動可能であり、そ
のために楔伝動装置２７を介してタペツト２４と
係合していることを特徴とするチヤツク。２特許請求の範囲第１項に記載のチヤツクにお
いて、ジヤーナル７のレリーズ状態に対応する回
転位置において、調整ボルト１９がチヤツク体１
中の調整ロツド２３のための案内２２中に突出す
ることを特徴とするチヤツク。３特許請求の範囲第１項または第２項に記載の
チヤツクにおいて、錠受入部１５が、ベースあご
２における取り付けあご３の移動方向に延びる切
欠１８によつて形成されていて、その際、切欠形
状の横部分１８．１が錠受入部１５のアンダカツ
トを形成していることを特徴とするチヤツク。４特許請求の範囲第１項〜第３項のいずれか１
項に記載のチヤツクにおいて、各々のつかみあご
が、ベースあご２における取り付けあご３の移動
方向において、２つの距離をおいて並列に配設さ
れたジヤーナル７を有していて、その際、各々の
ジヤーナル７のために、独自の調整ロツド２３と
タペツト２４を有する独自の調整ボルト１９が備
えられていることを特徴するチヤツク。５半径方向に調整可能なつかみあごを備えた動
力操作のチヤツクで、該つかみあご各々は、チヤ
ツク体１中を案内されて駆動可能なベースあご２
と、該ベースあご２の正面に配設されていてベー
スあご２に交換可能に取り付けられている取り付
けあご３とより成つていて、該ベースあご２と取
り付けあご３を連結し、チヤツク軸８に平行なジ
ヤーナル軸９を備えたジヤーナル７を少なくとも
１つ有しているものにおいて、ジヤーナル７は、
ネジ山１０を担持する一方のジヤーナル端部が、
ベースあご２の雌ネジ１１中を案内されていて、
他端において、ジヤーナル軸９に交差する方向に
比較的細く、該方向に垂直な方向に比較的幅広
で、ジヤーナルシヤフトを越えて外へと突出する
錠シヨルダ１４を形成する錠ヘツド１２を有して
いて、該錠ヘツドは取り付けあご３中の錠受入部
１５に係合し、その際、錠ヘツド１２はジヤーナ
ル７の、レリーズ状態に対応する回転位置におい
て、軸方向に錠受入部１５中に差込可能であり、
ロツク状態に対応する回転位置において、該ヘツ
ドの錠シヨルダ１４が、錠受入部１５中に備えら
れたアンダカツト１６を軸方向において形状接続
して後方で捕えること、更に、ジヤーナル７がベ
ースあご２中にあるジヤーナル断片中に、ピニオ
ンの種類に応じた歯切り１０を有していて、ジヤ
ーナル軸９に交差して縦方向に可動にベースあご
２中を案内された調整ボルト１９が、ジヤーナル
７の歯切り１０と合う横方向歯切り２１をラツク
の種類に応じて有していて、その際、調整ボルト
１９の長さは、せいぜい、該ボルトの移動方向に
おけるベースあご２の幅に等しいこと、及び、チ
ヤツク体１中でベースあご２の両側での調整ボル
ト１９の移動のために、調整ボルトの移動方向に
おいて該ボルトと一列に並んでいる調整ロツド２
３が縦方向に可動に案内されていて、該調整ロツ
ドは、チヤツク体１中を軸方向に案内されていて
チヤツク体１の外から戻りバネ２５の力に抗して
作動可能なタペツトを用いて移動可能であり、そ
のために楔伝動装置２７を介してタペツト２４と
係合しているチヤツクのためのあご交換装置であ
つて、取り付けあご３のための各々１つのつかみ
３２を有していて軸方向においてチヤツクの正面
２６に向かつて移動可能なあご担体３０を備えた
あご交換装置において、あご担体３０が、取り付けあご３のための各々
１組のつかみ３２を備えた２つの作動側面Ａ，Ｂ
を有していて、一方もしくは他方の作動側面Ａ，
Ｂでもつて選択的にチヤツク正面２６へと向かつ
て供給されること、一方の作動側面Ｂには、ジヤ
ーナル７のロツクに役立ちそれぞれつかみあごの
一方の側にあるタペツト２４の作動のためのピン
３３のみが備えられていて、他方の作動側面Ａに
は、ジヤーナル７のレリーズに役立ちつかみあご
の他方の側にあるタペツト２４の作動のためのピ
ン３３のみが備えられていること、及び、チヤツ
クへと向かうあご担体３０の供給方向において、
ピン３３がそれぞれ固定して配設されていて、つ
かみ３２は復元力３４に抗してたわみやすく可動
にあご担体３０に配設されていることを特徴とす
る装置。