JPS614607A

JPS614607A - チヤツクの爪および爪装着部

Info

Publication number: JPS614607A
Application number: JP60119012A
Authority: JP
Inventors: ケニース　オー．クロス
Original assignee: Illinois Tool Works Inc
Current assignee: Illinois Tool Works Inc
Priority date: 1984-06-18
Filing date: 1985-06-03
Publication date: 1986-01-10
Also published as: CA1245842A; US4569530A; GB8514286D0; DE3518658A1; IT8521096A0; FR2565865A1; IT1184606B; GB2161728A; FR2565865B1; GB2161728B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】マスタジョーに装着さｎて着脱可能に固定される交換可
能な爪を有する型式のワーク保持用チャックでは爪の孔
を貫通してマスタジョーに設けらｎる牛径方向Ｔ形スロ
ットに配置されるＴ形ナツト内に延びてもよい抑えねじ
により、またはこの代シに、代表的にあシ溝内のあシ部
材を分割して拡げる抑えねじにより爪を固定するのが通
常である。あシの配置の場合には、抑えねじが爪の孔を
貫通して延びることは、あシ部材とあり溝との間の摩擦
係合の面積を少くともその範囲に低減する。

また、両者のとｎ等の構造では場合次第でＴ形スロット
またはあシ溝はマスタジョーの半径方向に延び、従って
、抑えねじを緩めると爪はそｎＫ上って保持すべきワー
クの寸法の通シに半径方向へ調節可能である。

爪の正確な半径方向の位置決めは通常、紋型の一端また
は他端の止めねじによって達成される。こｎ等のチャッ
クでは爪は完全でなくても主としてＴ形ナツトまたはあ
シ部材とあシ溝との間の摩擦によって保持される。

従って、使用の際に振動またはその他のことによる抑え
ねじの任意の弛みはワークがチャックから飛出して人に
危害を与えたシ、チャックの近くの装置に損害を発生さ
せることがあるクランプ圧力の低下を生じる。

上述の態様で装着さｎて固定される爪は、−、チャック
が異なる種類または形状の、ワークに適合可能な様に、
交換可能である。しかし、承の交換作業は総ての抑えね
じを除去して交換せねばならぬため、時間と手数がか＼
る。ジョー組立体めねじおよびその他の部品は完全に分
解されるため、変換作業中に忘几たシ喪失する傾向があ
る。その上、調節可能なストップは直径の異なるワーク
のための爪の限ら几た半径方向調節を可能にするが、こ
の調節はチャックが各調節後に振ｎを検査さ几ねばなら
ないため、時間がか＼る。

従って、使用の際に爪を強固に保持するが、爪を容易か
つ迅速に取外して交換可能にすることが要望さｎている
。

本発明は爪とマスタジョーの対向するＴ形スロット内に
配置されるＴ形部分を有する締付けナットを利用する爪
装着部の新規な形態を提供する。マスタジョーのＴ形ス
ロットと該スロット内に位置するナツトのＴ形部分はチ
ャーツク軸線に対して直角に延びる。しかしながら爪の
Ｔ形スロットとナツトのＴ形部分はチャック軸心に対し
傾斜し、ジョーと爪の間の界面に対して収斂する関係に
配置される。マスタジョーに対し軸方向に静止するが回
転可能々ねじが上記ナツトを貫通して延び、締付けると
固定ストップに向って半径方向に爪を付勢すると同時に
、マスタジョーに向って軸方向に爪を強く押圧°する様
に、傾斜したＴ形スロットに向ってナツトの傾斜したＴ
形部分を強く引張る。理想的には、最後に述べたＴ形部
分とＴ形スロットの傾斜角度は爪の材料のはソ固着角度
であり、従って、傾斜したＴ形部分は使用の際に爪を強
固に保持する様にアクチュエータねじのねじ几角と相互
に協働する。

Ｔ形スロットの傾斜したＴ形部分の上方に光合な間隙が
設けらｎ、従って、アクチュエータねじを緩めると、爪
は半径方向ストップを解放する様に傾くことができ、従
って、爪をナツトから引出してマスタジョーから取外し
可能である。こｎＩ′ｉ抑えねじを単に１回転するだけ
で多くの場合に達成可能である。従って爪は６０秒々ど
の僅かな時間で取外し交換可能である。容易に喪失ない
し忘几る部品は存在しない。従って、爪を変更する度毎
に位置および振九の検査の必要性も排除さ几、異なる組
の爪を使用して少量宛、別々の部品を製造する場合に便
利である。又、爪は逆の手順でマスタジョーに装着し、
ナツトのねじを１．２回ねじることによシマスタジョー
に強固に固定できる。

図面は本発明の好適な実施例を示すもので、／２はジョ
ー組立体である。ジョー組立体／コは第２図に示す通常
のチャック／ｇのジョーアクチュエータ／Ａに装着さ几
、好ましくはジョーアクチュエータ／６と一体ないし１
つ物に形成さｎたマスタジョー／りと、爪々いしトップ
ジョー２０（第１図およびその他の図にジョーブランク
とじて示される）と、マスタジョーと爪のＴ形スロット
評、２乙に嵌合する締付はナラ）　２２と“、該締付け
ナットにねじ込ま九で回転できる様に装着されるがマス
タジョーの軸方向に動くのを阻止さｎた作動ねじＩとを
備えている。

第１図〜第６図に示した本発明のジョー組立体１２は米
国特許第５０６９１８１号のウッドワースユニバーサル
ボールロックチャックどして公知のワーク保持用チャッ
クに準じている。この特許のチャックの構造および作用
はその明Ｎ５書に記載さ牡ているため、こ＼ではその概
要を説明する。チャックは軸心のまわシに円周方向に等
間隔に設けらＴ′したロッカーＩＲＪθとしての３つの
ジョーアクチュエータ／Ａ　（その１つを第２図に示す
）を有する。３つのロッカー腕３０の構造および作用は
同一で、各々は両端間の中間部３コがチャックポデー３
６の前部カバー板３ｔで旋回する。

ロッカー腕３０の後端部は摺動可能々旋回装着部３ｇを
備え、この３ｇでジョーアクチュエータ弘０に結合され
る。例とじてこ＼に示した構造ではチャックボデー３１
．Ｆｉ旋旋盤スピンドルココ装架さｎ。

このスピンドルによって回転駆動さ几、ジョーアクチュ
エータ１Ｉ（２１ｄこのスピンドルを貫通して軸方向に
延びるドローバー４１１Ｖｃねじｐ＋で結合される。そ
して、このドローバ−の後端は動力シリンダ（図示せず
〕に結合される。

その作用は、ジョーアクチュエータ％の往復動で後部旋
回装置部３ｇがロッカーＦ！１ｉ３０上で前後に摺動す
る。前部旋回装着部３．２は後部旋回装着部３ｇの様に
チャツ冬の回転軸心から半径方向に等間隔に離几でいる
が、前部旋回装着部の半径方向の距離は移部旋回装滝部
３ｇの半径方向の距離とは異なっている。従って、アク
チュエータ功とドローバ−ｙｔ、の往復動によるロッカ
ー腕３０上での後部旋回装着部３ｇの摺動で、ロッカー
腕は前部旋回装着部３コで旋回し、ロッカー腕の前端部
上のワーク保持爪２０ヲチヤツクの軸心に向かって半径
方向内向きに移動させてワークを回シからクランプした
り、逆に半径方向外向きに移動させてクランプを解放す
る。

第２図と、前記特許の第１図では後部旋回装着部３ｇは
前部旋回装着部３コよりもンヤツク軸心からの距離が短
く、従ってアクチュエータＱの後退で爪ｐ、ｏ　（ｒ１
半径方向内向きに揺動してワークをクランプし、反対に
一点破線で示した様にアクチュエータｌＩＯの前進で爪
ｒｉ”ｌ：半径方向外向きに揺動してクランプを解放す
る。このため第２図に示すロッカー腕の配置は外側クラ
ンプ用チャックに適合する。他方、後部旋回装着部３ｇ
が前記特許の第５図に示す様に前部旋回装着部３．２よ
りもチャック軸心から遠く離ｎていｎばアクチュエータ
ｌｌＯの後退で爪〃は半径方向外向きに移動してワーク
をクランプし、アクチュエータの前進で爪Ｉは半径方向
内向きに揺動してワークを解放する。従って、この場合
は内側クランプ用チャックに適合する。この型式のチャ
ックではロッカー腕を単に１８０°回転して異なる寸法
のアクチュエータに置換えることによシ内側クランプか
ら外側クランプへまたはその反対に変更することが可能
である。

本発明は外器クランプ式であｎ、内側クランプ式テｈ　
ｎ、ワークをクランプする爪を簡単且つ迅速に飯換える
ことができる様にしたのである。

直径が異なるワーク、または形状や形態が異なるワーク
にチャックを適応させるため爪Ｊを交換することは屡々
起る。そうしないと、チャック使用の通常の操作に於て
、ワークをクランプしたシ解放したりするのに爪を充分
な距離半径方向に移動。させねばならなかったシ、充分
クランプできなかったシするからである。

従って、ワークの異彦る直径または形状にチャックを適
合させるため、爪のみを交換する必要が比較的頻繁に発
生し得るので、この交換を迅速に行えることは、特に有
利である。本発明は新規かつ効果的な態様でこの利点を
達し、更に、各交換の際にジョーの強固な保持と、正確
な位置決めを保証する態様で変換を行うことを可能にす
る。

図示の様に、マスタジョー／ＩＩは爪〃を着座させる平
らな支持面／／ｇを有し、爪乃はマスタジョーの上部に
着座する平らな底面５０を有する。従って、爪Ｊは、支
持面ｑｇの外側噛部でマスタジョーに一体に形成さＴ′
Ｌり直立のストップＳ２によって阻止されるまでチャッ
クの半径方向にマスタジョーｌｌ上で自由に摺動する。

マスタジョーはＴ形スロツ）　２４Ｉｆ支持面何の中線
に沿って有する。Ｔ形スロット２’ｌのステムｓｙとヘ
ッド！６はマスタジョーを貫通して長手方向に延びる。

従って、Ｔ形スロツ）　２１１はストップ、５−．２ｉ
含むマスタジョーの内側端部と外側端部に開いておｐ、
そのヘッドは支持面ｙｇに平行で、チャックの回転軸心
に直角に延びる。

爪〃の底面５ｏＦｉ中線清いに端部６ｑ、６６に開放し
た浅い溝６Ｊ′？ｒ：有する。また溝６コはマスタジョ
ーのＴ形スロット、２りのステムＳＩＩと相補状でステ
ムｊｔ４Ｉと幅がｔｔ　’ｘ同じである。爪〃には端部
６１１から長手方向に途中まで傾斜したＴ形スロット、
２６が設ｆｆである。このＴ形スロットのヘッド６ｇは
爪の底面Ｓθに対して収斂する。Ｔ形スロット２６のス
テム７０は溝６−と同じ巾であることが好ましい。

締付けナット２２はＴ形スロツ）　２Ｑと２６のヘッド
タロと６ｇに夫々嵌合する底部へシトクコと傾斜へッド
ックヲ有し、両ヘッドクコ、’７４１は連結用首部り６
で結合さ几ている。第１図に示す様に、傾斜ヘッド７４
１は底部ヘッドクλよりもかなシ短く、ナツト２コの一
端からナツトの長さの約半分に亘って延びる。首部ｔ６
と同一の巾のガイド部材ｓｇがヘッド７Ｑから離ｎ＊ナ
ツトの端部に配置さ扛る。

首部り６とガイド部材ｓｇの両者はロッカー腕／６の中
心のマスタジョー／ｌｌの着座面ｑｇ上で爪音位置決め
して案内する様にＴ形スロットのステム！！。

りθに滑り低めさ几、摺動可能である。このため、ナツ
トの傾斜ヘッドツクは、爪のＴ形スロット２乙のヘッド
６ｇがマスタジョーのＴ形スロツ）　２Ｑのヘッド罠対
して有するのと同じ傾斜角度を底部ヘッド７コに対して
有する。従って、締付けナットｎがマスタジョー／ＩＩ
と爪Ｊに対して半径方向外向きに移動すると、２つのヘ
ッド９コと’７４１０下面は、該ヘッドが移動するＴ形
スロットλ１１，２Ａのヘッドで限定される対向した肩
に向って締付けらｎる対面した加圧面を限定し、２つの
ヘッド６ざ、７４１の傾斜した方向によって生じる楔作
用は爪Ｊｉストップよコに向って半径方向外向きに摺動
すると同時に、爪をマスタジョーの支持面付に向って軸
方向後向きに強く引張る。この様に、マスタジョーｌｌ
ｌの前後への爪〃の動きは締付けナットの首部り６およ
び〃イド部材甚によって制限さｎて案内される。

上述の様に、締付はナラ）Ｕコの動きはナンドの雌ねじ
孔７ｇｆ貫通して長手方向に延び、該ねじ孔にねじ係合
する作動ねじ、２ｇによって達成される。

作動ねじμの一端に隣接して形成さｎｆｃ鍔ｇＯは、ス
トップ３コの直ぐ内方のＴ形スロットのステム５ダの両
側でマスタジョー／ｑに形成さｎ４横方向スロツトざコ
に収容される。従って、ネジ２ｇはマスタジョー／４１
に対して自由に回転できるが、長手方向の動きは制限さ
ｎ１従って、ねじｋ　−方向″！！たはイ也方向に回す
と締付はナラ）ＵはＴ形スロット２り、ムに沿って内方
または外方移動する。チャックの軸心に対して半径方向
外向きに締付けナットｎがＴ形スロット内を移動する方
向に作動ねじ３を回すと、爪〃はマスタジョーＩＱ上で
半径方向外向きにストップ５コに向って移動する。作動
ねじ２８ヲ連続して回すと、Ｔ形スロット２１１１．２
Ａに対してナツトの両方のヘッド’７２）？４’を単に
締付け、ストップ見に向って半径方向外向きと、マスタ
ジョー／ｑに向って軸方向後方とへ同時に爪Ｊを押圧す
る。従って、ストップ３．２はマスタジョー／４１上で
半径方向に爪〃を位置決めすると共に、紋型がチャック
のワークにクランプ係合する様に移動されるとき、該爪
をその設置される位置に強固に保持する。マスタジョー
／り上のトップジョーＪの強固な保持を保証するため、
締付けナットのへッドクダと該ヘッド７グが移動するＴ
形スロツ）　２Ａのヘッドの傾斜角度は好ましくはこｎ
等の部品を作る金属の固着角度、例えば部品の製造に通
常使用される工具鋼の場合′でははソノ６°乃至７ｇ０
にする。

作動ねじコ８は、好ましくは鍔ＳＯを越えて突出する例
えば６角形断面の突出部ｇｌＩを有し、ソケットレンチ
等で回せる様にする。又、作動ねじ一８０反対側の端部
ざ６も上記突出部ｇｔｉ、と同じ役目をする例えば６角
形断面とする。作動ねじ３は充分に長く１．従って、そ
の一端はマスタジョー／４１の半径方向外、側端部に隣
接して配置され、その他端はマスタジョーの内方に配置
する。こｎによシ作動ねじ２の両端はチャックが第２図
に示す外側チャッキング方式であるか、第６−の内側チ
ャッキング方式であるかに関係なくレンチで回すことが
できる。

爪〃は例えば第２図に示す様に当初は中実なブロックな
いしジョーブランクとして作シ、そのジョーブランク第
４図に示す様特定のワークに適合する凹所ざざを設ける
。凹所ｇざは第４図に示す様に部品に直接に係合する様
に構成するか、または例えば米国特許第５．４５９．４
３３号に示さｎた型式のワークグリップを通常の慣用手
段によって設けてもよい。

ジョーブランク全ワークに適合する様に切除した後、ス
トップ見に係合する爪の半径方向面ないし後方面を、チ
ャックの回転軸心に対して正確にクランプ面を位置決め
するために９０で示す様に引込めたシ、面取シしてもよ
い。

実際上、爪−〇は作動ねじ、２ｇの簡単な回転でマスタ
ジョー／４１から外ｎる様に容易かつ迅速に解放可能で
ある。ねじを緩めると、直ちに締付はナラトコλの傾斜
へソド７ダはチャックの常態の使用の際に係合するＴ形
スロッ）　２４の面から離れる様に移動し、ナツトがス
ロット内を進む際、ヘッド７グより上に常態で設けらｎ
る間隙は爪の半径方向外側端部がストップ５．２から離
れるのに充分にマスタジョーから離几る様に持上げない
し傾斜されるのを可能にし、従って、爪は傾斜した締付
けナットのヘッドから引出し可能である。所望ならば、
爪の外側の底の隅はストップ澱からの解放およびマスタ
ジョーからの取外しを容易にするため、第１図に９０で
示す様に面取りしてもよい。爪Ｊを上述の態様で除去し
た後、代りの爪を逆の手順で装着してマスタジョーに強
固に取付けることができる。そして、作動ねじμを１．
２回回すことによシ代シの爪は作動ねじを再度緩めるま
で、マスタジョーの所定の位置に正確に保持さｎｏる。

本発明の爪装着部は上述の様にウッドワースユニバーサ
ル　ボールロック　チャックに使用するのに著しく適す
るが、第７、第８図に示した鋸歯のあるマスタジョーヲ
有スるパワーチャックないしスクロールチャックの様な
その他のチャックにも容易に適合可能である。この第７
．８図の実施例の多くの部分は第１〜６図の実施例と同
じ々ので、同じ部分には同一の符号を付しである。この
型式のチャックでは、マスタジョータ、２は任意の好適
な通常の態様の動力下でチャックボデー（図示せず〕の
半径方向へ移動し、ジョーの上面には横方向鋸歯９’ｌ
が形成される。

ジョーは１つだけを図示したが、この型式のチャックは
第１〜６図のチャックと同様にチャッり軸心のまわシに
等間隔に複数（通常３つ）のジョーを有する。これ等の
チャックでは各マスタジョーｑ２ハボールロックチャッ
クにおける様にマスタジョーの上面／θコを介して開放
する通常のヘッド？ざとステムｉｏｏとを有する半径方
向のＴ形スロット９６を通常備えてイル。

本発明の爪を使用する様にマスタジョー９２を適合させ
るために、゛作動ねじ／１０の鍔１０ｇを収容して捕捉
する横方向スロット／θりをジョーの外側端部１０Ａに
隣接してフライス加工またはその他の方法で形成する。

作動ねじ／／θは鍔を有する側の端部／／λでレンチを
受ける様にし、あとは第１実施例の作動ねじλ８と同じ
でよい。図示の様に、Ｔ形スロットタロはマスタジョー
タコの外側端部／θ６に開放し、従って締付けナット、
２２ノ底部ヘッド７２はＴ形スロットワ乙のステム１（
１０）内のＴ形ナツトの首部７乙と、マスタジョーの鋸
歯付き上面７０．２よシ上に離れた締付けナットの傾斜
ヘッド７１Ｉとを伴坏マスタジョーの外側端部からＴ形
スロットに挿入可能である。

爪Ｊは傾斜したＴ形スロット２乙の背後の下側面に引込
ませてマスタキー／／’ｌを設けることを除き、前述の
ものと同様である。マスクキーはマスタジョーの鋸歯タ
グに嵌合する底部鋸歯／／６を有し、ねじ７１ｇによっ
て爪２０に着脱可能に固定する。

上述によシ、爪−〇は第１実施例の様にマスタジョー９
コに層着可能である。作動ねじ／１０を締付けナットの
半径方向外側端部から雌ねじ孔ｑｇにねじ込み、爪２０
は締付はナソトユコの傾斜ヘッド７４’を爪の傾斜した
スロット２乙内に摺動してマスタジョーｑ２の鋸歯９夕
にマスタキー／／クツ鋸歯／／乙を係合することによシ
マスタジョ−９２に装着する。この型式のチャックでは
、爪、２（２１１−ｉ鋸歯９４’、／／Ａの間隔によっ
て定まる距離でマスタジョータコにはソ位置決めする。

使用の際、マスタジョー９２はワークを把持し解放する
様に通常の態様で移動する。マスタキーの鋸歯／／６が
ジョーの鋸歯ｑｑと相互に係合するとき、作動ねじ／１
０の締付けは、爪Ｊをマスタジョー９２の所定の調節さ
れた位置に強固に固定スる様にＴ形スロットのヘッド６
ｇの底に向って締付はナイト〃の傾斜ヘッド７’ｌを引
張る。

こ＼でもまた、傾斜へッドクｌとＴ形スロットのヘッド
６ｇの固着角度は、トップジョーＪをマスタジョータユ
上に強固に保持する様に締付はナラ）　、２．！と作動
ねじ／／θを連結するねじ山のリード角と相互に協働す
る。しかしながら、締付けナット２２を緩めて傾斜した
Ｔ形スロットのヘッド６ｇ内で傾斜ヘッド７１Ｉを進め
る方向に作動ねじ２８を１〜２回回すと爪Ｊの外側端部
がマスタキー鋸歯／／６をマスタジョー鋸歯踵から解放
するのに充分々だけ持上がり、従って、爪２０は締付け
ナットｎから半径方向外向きに引出すことができる。次
に、ワークの異なる寸法または形状に適合する代シの爪
をＴ形ナツトｎの突出した傾斜ヘッド７１Ｉに嵌め込ん
でもよく、代シの爪のマスタキーは所望の半径方向調節
位置でマスクジー　　　ヨーの鋸歯９グに係合し、爪は
そのＴ形スロットのヘッド６ｇ内で締付けナットのへッ
ドクダを締付ける様に作動ねじ／１０を回すことによシ
所定の位置に強固に固定される。

第７図では爪、２０は外側チャッキングに適合する。こ
れは、傾斜したＴ形スロツ）　、ｕ　７’ｌＥ爪の半径
方向内側端部に開き、アスタキー／／グがＴ形スロット
コ乙の背後ないし半径方向外側端部に配置され、締付け
ナット２．！の傾斜ヘッド’７Ｆはマスタキー／／りの
半径方向内方でマスタジョーの内側端部または該端部に
隣接して配置する。

チャックを内側チャッキング式にするには、第８図に示
す様に爪〃と締付はナラ）　２２を反対にする。この内
側チャッキングの場合には作動ねじ／１０と、ナツトニ
ーのねじ孔のねじは左ねじとし、作動ねじを通常の態様
で時計方向に回すと締付けナット、２コは半径方向内向
きに移動して爪、２０をマスタジョー９２に固定する様
にすることが望ましい。

第９図の実施例は、段状鋸歯／ユニが外側面に形成さｎ
たマスタジョーノコθを有する型式の通常のチャックに
使用する様にした本発明の爪装着部を示す。こ＼でも第
７、第８図の実施例と同じ部分には同じ符号を付した。

鋸ｇ：Ｊ’／、２．２は第７、第８図の鋸歯９４’と同
様な態様でマスタジョーの上面を横方向へ延びる。しか
し、第９図のチャックでは、鋸歯／λコは通常Ｖ形であ
り、個々の鋸歯は通常約へ３鰭離れ、個々の鋸歯の面は
約６（１０）のねじ山の角度で配置される。本発明の爪
装着部をこ＼に包含される型式のチャックに適合すると
き、爪Ｊの底面はマスタジョー／３の上面と同様に鋸歯
を設け、従って、２つのジョーの全体の噛合い面は爪を
所定の半径方向に調節された位置に保持するのに利用さ
れる。この結果、第７、第８図に／／りで示されるもの
＼様なマスタキーを使用する必要はない。しかし、第９
図に示すチャックでは爪ＪはＴ形スロットのヘッド６ｇ
の下に横たわる面に向って締付けナットココの傾斜ヘッ
ドクｌＩ’４強く引張る様に一方向へ作動ねじ／１０を
単に締付けることによシ第７、第８図のチャックと同様
な態様でマスタジョー７．２０上の所定の半径方向に調
節された位置に固定され、爪はその鋸歯がマスタジョー
の鋸歯から解放され爪が僅かに傾けら扛て締付けナット
から半径方向へ抜は出る様に、締付けナットの外側ヘッ
ドを充分に緩めるために反対方向へ作動ねじ／１０を単
に／〜コ回回転することによって交換のために同様に解
放可能である。また、代シの爪は上述の操作を逆に行う
ことによシマスタジョーに装着可能である。第９図に示
すチャックは、第７、第８図のチャックについて述べた
態様で内側、外側どちらのチャッキング方式にも適合可
能である。

本発明は上述の実絢例に限定されること々く、特許請求
の範囲に記載された技術思想の枠内で種々に設計を変え
て実施することができる。

【図面の簡単な説明】

第１〜６図は本発明の爪装着部の第１実施例で、第１図
はジョー組立体の分解斜視図、第２図は組立状態のチャ
ックの断面図、第３図はジョー組立体とジョーアクチュ
エータの立面図、第４図は外側チャッキング式ｔこした
ジョー組立体とジョーアクチュエータの一部断面の側面
図、第５図は第４図の５−５綜での拡大断面図、第６図
は内側チャッキング式にした部分断面図、第７図は釦歯
付きマスタジョーを有するスクロールチャックを外側チ
ャッキング式にした第２実施例の要部の断面図、第８図
は第７図のチャックを内側チャッキング式にした場合の
断面図、第９図はマスタジョーが段状鋸歯を有するチャ
ックに実施した他の一実施例の断面図で、図中、／ｑは
マスタジョー、７ｇはチャック、２０は爪ないしトップ
ジョー、２２は締付けナット、評はマスタジョーのＴ形
スロット、２乙は爪のＴ形スロット、−ｇは作動ねじ、
５．２はストップを示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の半径方向に可動なマスタジョーと、該マス
タジョーに装着される爪とを備え、該爪とマスタジョー
はチャックの回転軸心に対してマスタジョー上で爪を半
径方向に調節する相互に係合した半径方向に延びる噛合
い面を有する回転可能なワーク保持用チャックにおいて
、前記爪の一方向への半径方向の動きを制限する様に該爪
に係合可能な前記マスタジョーのストップ装置と、該爪
に設けられた軸方向前方に面する第１肩装置を限定する
装置と、前記マスタジョーに設けられた軸方向後方に面
する第２肩装置を限定する装置とを備え、前記両肩装置
は前記チャックの回転軸心に対してほゞ半径方向に延び
、少くとも前記第１肩装置は該回転軸心に対し傾いて、
前記ストップ装置から離れる様に軸方向後方へ傾斜し、
更に、前記第１、第２肩装置に係合可能な加圧面を有し
て前記爪とマスタジョーを連結する被作動装置を備え、
該被作動装置は該第１肩装置に係合して係合を解放する
様に該加圧面をもたらす如く半径方向に可動であつて、
該マスタジョーから離れる前記爪の軸方向の動きを制限
する様に作用可能であり、更に、傾斜した該第１肩装置
に強力に該加圧面を係合する様に少くとも半径方向の一
方向に積極的に該被作動装置を移動させる該被作動装置
と協働可能なアクチュエータ装置を備え、これにより、
該被作動装置が使用の際、前記ストップ装置に向つて前
記爪を変位して強く保持する方向で前記第１肩装置に向
つて力の半径方向成分を加えることにより該爪を前記チ
ャックに半径方向に設置する様に操作可能であると同時
に、前記噛合い面を一体に強く保持する方向で該第１肩
装置に向つて軸方向へ力の軸方向成分を加えることによ
り該爪を前記マスタジョーに強固に保持する様に操作可
能であることを特徴とするチャック。
（２）特許請求の範囲（１）のチャックにおいて、使用
の際に前記ストップ装置に対する前記マスタジョー上の
位置で解放可能に該爪を維持する様に、前記アクチュエ
ータ装置と前記被作動装置との間および該被作動装置と
該爪との間で共に作用する装置を備えるチャック。
（３）特許請求の範囲（１）のチャックにおいて、前記
マスタジョー上での前記爪の半径方向の動きを制御する
ために前記被作動装置と該爪との間で相互作用するガイ
ド装置を備えるチャック。
（４）特許請求の範囲（１）のチャックにおいて、前記
アクチュエータ装置は前記チャックの半径方向に配置さ
れ、前記被作動装置にねじ係合し貫通して突出するねじ
要素の形状であり、前記マスタジョーと被作動装置に対
して回転する様に該ねじ要素を装着するが、該マスタジ
ョーと被作動装置に対して該ねじ要素の軸方向動きを阻
止する装置を備えたチャック。
（５）特許請求の範囲（１）又は（４）のチャックにお
いて、前記マスタジョーと爪が相互に対して対向する関係に位
置し半径方向へ延びるＴ形スロットを夫々形成され、前
記第１、第２肩装置は該Ｔ形スロットの一体の部分であ
り、前記被作動装置は該肩装置に相互に係合するＴ形部
分を有する締付けナットを包含するチャック。
（６）特許請求の範囲（４）のチャックにおいて、前記
第１肩装置の勾配角度がほゞ固着角度であり、前記他の
肩装置の固着角度が使用の際に前記マスタジョー上に前
記爪を強固に保持する様に前記ねじ要素と被作動装置を
連結するねじ山のねじれ角と相互に協働可能であるチャ
ック。
（７）特許請求の範囲（１）のチャックにおいて、前記
第１肩装置の傾斜によつて限定される勾配角度がほゞ固
着角度であり、使用の際に前記マスタジョー上に強固で
はあるが解放可能に前記爪を保持する様に、前記被作動
装置、アクチュエータ装置および第１肩装置の固着角度
と相互作用する装置を備えるチャック。
（８）特許請求の範囲（１）のチャックにおいて、前記
アクチュエータ装置は前記第１肩装置から前記加圧面を
解放する様に前記一方向とは異なる方向へ積極的に前記
被作動装置を移動する如く操作可能であるチャック。
（９）特許請求の範囲（８）のチャックにおいて、前記
被作動装置は前記加圧面から離れる様に面する側部を有
し、該被作動装置の該側部と前記爪との間に限られた間
隙を与える装置を備え、これにより該爪がその容易な取
外しおよび交換を可能にする様に該限られた間隙によつ
て限定される制限内で前記マスタジョーに対して軸方向
に可動であるチャック。
（１０）特許請求の範囲（９）のチャックにおいて、前
記ストップ装置は前記爪の一端に重なつて係合し、該重
なりの量は被作動装置の前記側部と該爪との間の限られ
た間隙よりも小さいチャック。
（１１）特許請求の範囲（９）のチャックにおいて、前
記各ストップ装置は前記爪の一端において夫々の該爪に
重なつて係合するチャック。
（１２）特許請求の範囲（１）のチャックにおいて、前
記ストップ装置は前記爪の一端に重なつて係合し、前記
アクチュエータ装置は前記第１肩装置から前記加圧面を
解放する様に前記一方向とは異なる方向へ積極的に前記
被作動装置を移動する如く操作可能であるチャック。
（１３）底部装着面と、ワーククランプ面と、前記底部
装着面に対して傾斜し、該ワーククランプ面の方向で該
底部装着面に向つて収斂する肩装置とを備えたワーク保
持用チャックの爪。
（１４）特許請求の範囲（１３）の爪において、前記肩
装置は前記底部装着面とワーククランプ面を貫通して開
いているＴ形スロット装置の一体の部分であるトップジ
ョー。
（１５）底部装着面と、その１つがワーククランプ面を
限定する対向した端面と、ヘッドとステムを有するＴ形
スロット装置とを備え、該Ｔ形スロット装置は前記端面
間に延び、該Ｔ形スロット装置のステムは前記底部装着
面を通つて開き、該Ｔ形スロット装置のヘッドが該底部
装着面から離れて面し該装着面に対して傾斜する関係に
位置し、前記一端面の方向で該装着面に向つて収斂する
肩装置を限定するワーク保持用チャックの爪。
（１６）特許請求の範囲（１５）の爪において、前記Ｔ
形スロット装置のステムも、前記爪の両端面を通つて開
き該Ｔ形スロット装置の前記ヘッドおよびステムの両者
は前記一端面を通つて開いている爪。
（１７）底部装着面と、対向した端面とを備え、該端面
の１つが前記底部装着面から遠いワーククランプ面を形
成され、他の端面が該底部装着面に隣接してストップ面
を形成され、更に、該端面間に延び、該底部装着面を通
つて開いているＴ形スロットを備え、該Ｔ形スロットが
横方向に離れる肩装置を限定し、該肩装置が前記一端面
の方向で前記底部装着面に対して傾斜して該装着面に向
つて収斂するワーク保持用チャックの爪。
（１８）特許請求の範囲（１７）の爪において、前記Ｔ
形スロットが相補状のナットを収容し該ナットに対して
摺動する様に構成され、前記底部装着面への方向および
該装着面からの方向の該ナットの限られた独立の運動を
可能にする間隙を該底部装着面から遠いその側部と該ナ
ットとの間に与える様に形成され、該間隙の寸法が該底
部装着面から離れる方向で前記ストップ面の寸法に少く
とも同じ大きさである爪。
（１９）チャックのマスタジョーに装着される様に構成
され、Ｔ形スロットを有する爪と、該Ｔ形スロット内を
長手方向へ摺動運動する様に配置される第１Ｔ形部分と
、該マスタジョーのＴ形スロットに収容される様に該爪
から突出した第２Ｔ形部分とを有する締付けナットとを
備え、前記爪のＴ形スロットと該ナットの第１Ｔ形部分
が該ナットの第２Ｔ形部分に対し傾斜して収斂する関係
に配置される組合わせ。
（２０）特許請求の範囲（１９）の組合わせにおいて、
前記ナットを長手方向へ移動する装置を備える組合わせ
。
（２１）特許請求の範囲（１９）の組合わせにおいて、
前記Ｔ形スロット内で前記ナットを駆動するため、該ナ
ットの第２Ｔ形部分にねじ係合して長手方向に延びるね
じ装置を備える組合わせ。
（２２）特許請求の範囲（１９）の組合わせにおいて、
前記ナットの第２Ｔ形部分にねじ係合して長手方向へ延
び、該第２Ｔ形部分から突出する少くとも１つの端部を
有するねじ装置と、該ねじ装置の該端部に設けられた鍔
を備える組合わせ。
（２３）特許請求の範囲（１９）の組合わせにおいて、
前記ナットの第２Ｔ形部分にねじ係合して長手方向へ延
び、該第２Ｔ形部分から突出する両端部を有するねじ装
置と、該ねじ装置の両端部の少くとも１つに設けられた
鍔と、該ねじ装置の両端部に設けられたレンチ受け装置
とを備える組合わせ。
（２４）各々がＴ形スロットを有する複数のマスタジョ
ーを備える型式の回転可能なワーク保持用チャックの爪
装着部において、各々が夫々の前記マスタジョーに装着される様に構成さ
れ、前記第１に述べたＴ形スロットに連通し該スロット
に対して鋭角の関係に延びるＴ形スロットを有し、該各
マスタジョーに１つ宛の複数の爪と、各々が該第１、第
２に述べたＴ形スロットに夫々相補状で摺動可能に収容
される様に構成され該ジョーの噛合い面を強く一体に保
持する様に該Ｔ形スロットと協働可能なヘッドを有する
締付けナットと、該Ｔ形スロット内で該ナットを摺動可
能に駆動するアクチュエータ装置とを備えるジョー装着
部。
（２５）特許請求の範囲（２４）のジョー装着部におい
て、前記第１、第２の両Ｔ形スロットが相互に対し半径
方向内方へ勾配付きの関係で延び、前記アクチュエータ
装置が前記ナットにねじ係合して半径方向に延びるねじ
の形状であり、これにより前記両Ｔ形スロットのなす勾
配角度および該ねじのねじ山のリード角が前記爪を前記
マスタジョー上で強固に保持する様に相互に協働可能で
ある爪装着部。
（２６）特許請求の範囲（２５）のジョー装着部におい
て、前記マスタジョー上の一方向で前記爪の動きを制限
するストップ装置を備え、前記アクチュエータ装置が前
記ナット内で締付けられるとき、前記両Ｔ形スロットの
なす勾配角度が該爪を該ストップ装置に向つて移動する
様に操作可能である爪装着部。