JPH0351113B2 - - Google Patents

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JPH0351113B2
JPH0351113B2 JP59143230A JP14323084A JPH0351113B2 JP H0351113 B2 JPH0351113 B2 JP H0351113B2 JP 59143230 A JP59143230 A JP 59143230A JP 14323084 A JP14323084 A JP 14323084A JP H0351113 B2 JPH0351113 B2 JP H0351113B2
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trench
groove
forming
insulating film
semiconductor
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Kenji Miura
Ban Nakajima
Kazushige Minegishi
Takashi Morie
Satofumi Somatani
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/39DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor and the transistor being in a same trench
    • H10B12/395DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor and the transistor being in a same trench the transistor being vertical

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  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は単一のトランジスタと単一のキヤパシ
タとからなる半導体記憶装置、いわゆる1トラン
ジスタ形ダイナミツクメモリセルおよびその製造
方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種のメモリセルのキヤパシタとして、
溝埋め込み形キヤパシタを使用するものが提案さ
れている。第6図は、このようなキヤパシタを用
いたメモリセルの構成例を示す断面図であるが、
シリコン基板1の表面に、ビツト線2のコンタク
トホール2A、トランスフアーゲート3および溝
キヤパシタ4が、リソグラフイー工程における合
せ余裕を考慮して平面的に並んで配置されてい
る。なお、5は素子間分離領域、6はキヤパシタ
の一方の電極を構成する導電体層、7はチヤネル
カツト領域、8は絶縁膜、9A,9Bはソース・
ドレインを構成する高不純物濃度領域、9Bはキ
ヤパシタの対極を構成する基板1と逆導電形の不
純物を含む半導体領域である。
上記構成において、メモリセル面積を縮小する
には、ビツト線コンタクトホール2A、トランス
フアーゲート3および溝キヤパシタ4の平面的面
積を縮小するとともに、上述した合せ余裕を低減
し、かつ素子間分離領域5の幅も低減しなければ
ならない。
しかし、図示のような構成においてトランスフ
アーゲート3の寸法を縮小すると、サブスレツシ
ヨルドリーク電流が増えるという問題がある。ま
た、溝キヤパシタ4の平面的面積を縮小する場合
には、メモリ動作に必要な容量を確保するために
非常に深い溝を形成しなければならなくなるとい
う問題がある。さらに、素子間分離領域5の幅を
低減し溝キヤパシタ間の間隔を狭めると、溝キヤ
パシタ相互間でパンチスルー電流が流れやすくな
りセル間干渉を引き起こすという問題があり、結
局メモリセル面積を10μm2程度以下にすることは
困難であつた。
〔発明の目的および構成〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、メモリセル面積を縮小し高密度
に集積化することが可能な半導体記憶装置および
その製造方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の半
導体記憶装置は、半導体基板に格子状の溝を形成
し、この溝を、半導体層の主表面に形成された第
1の溝とこの第1の溝の底部に開口部を有し底部
が高不純物濃度の半導体領域まで達する第2の溝
とから形成し、第1の溝の側面部にトランジスタ
を、第2の溝の側面部にキヤパシタを形成したも
のである また、本発明の第1の製造方法は、格子状の第
1の溝の側面に第1の絶縁膜を形成し、第1の絶
縁膜上に第1の導電体層を第1の溝が完全には埋
め込まれないように形成し、第1の溝の底部に開
口部を有し底部が高不純物濃度の半導体領域まで
達する第2の溝を形成し、この第2の溝の側面お
よび第1の導電体層上に第2の絶縁膜を形成し、
この第2の絶縁膜上に第1、第2の溝を埋め込む
ように第2の導電体層を形成するものである。
また、本発明の第2の製造方法は、格子状の第
1の溝の側面に溝が完全には埋め込まれないよう
にマスク材層を形成し、第1の溝の底部に開口部
を有し底部が高不純物濃度の半導体領域まで達す
る第2の溝を形成し、この第2の溝の側面に第1
の絶縁膜を形成し、この第1の絶縁膜上に第2の
溝を埋め込むように第1の導電体層を形成し、マ
スク材層を除去し、第1の溝を側面および第1の
導電体層上に第2の絶縁膜を形成し、この第2の
絶縁膜上に第1の溝を埋め込むように第2の導電
体層を形成するものである。いずれの方法によつ
ても、トランジスタとキヤパシタとは自己整合的
に形成される。以下、実施例を用いて本発明を詳
細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す断面図であ
り、11はp形シリコン基板、12はアルミニウ
ムからなるビツト線、12Aはビツト線コンタク
トホール、13はワード線と兼用されるポリシリ
コンからなるトランスフアーゲート、14は溝キ
ヤパシタ、15は素子間分離領域、16はキヤパ
シタの一方の電極を構成するポリシリコンからな
るセルプレート、17はチヤネルカツト領域で基
板11と同一導電形の不純物が高濃度にドーピン
グされたp+領域、18A,18B,18Cは絶
縁膜、19A,19Bはソース・ドレイン領域を
構成するn+領域、19Cはn領域である。
同図から明らかなように、本実施例では、1メ
モリセルを構成するキヤパシタのみならずトラン
ジスタも溝内に、溝の深さ方向にキヤパシタと直
列の縦形に形成してあることから、トランスフア
ーゲート13のゲート長がメモリセル面積に影響
することはなく、チヤンネル長を、メモリセルの
高密度化を妨げることなく、サブスレツシヨルド
リーク電流を抑制するために十分な長さとするこ
とができる。また、基板11の主表面に形成され
た第1の溝の側面にゲート絶縁膜18Aを介して
トランスフアーゲート13が溝を完全には埋め込
まないように形成され、残つた第1の溝底部を開
口部とする第2の溝にキヤパシタ14が設けら
れ、両者は後述するようにリソグラフイー工程を
経ずセルフアライン的に形成できるため、合せ余
裕はトランスフアゲーアーゲート形成する第1の
溝のエツジとビツト線コンタクトホール12Aと
の間に必要となるのみである。さらに、ビツト線
コンタクトホール12Aの周辺にトランスフアー
ゲート13および溝キヤパシタ14がリング状に
配置され、またセルプレート16と基板11との
間にはチヤネルカツトp+領域17および厚い酸
化膜からなる分離用絶縁膜18C(これは必ずし
も必要ではない)が形成されていることにより、
セル間の干渉は極力抑制される。
なお、本実施例では溝キヤパシタ14を構成す
る基板11の表面に基板11と逆極性の不純物を
含む半導体領域、n領域19Cが設けてあるが、
これはセルプレート電位が電源電圧程度(電源電
圧+しきい値電圧)以下においても溝キヤパシタ
に十分な電荷を蓄積させるためのものであり、セ
ルプレート電位が電源電圧より十分大きければ必
ずしも必要ではない。またトランスフアーゲート
13に対するソース・ドレイン用n+領域19A
はビツト線12との十分なコンタクトのため、
n+領域19Bは、第1の溝エツジ部で絶縁膜厚
が大きく電界が弱まることが考えられるためその
影響を除去するためで、この溝キヤパシタ14と
の接続部のn+領域19Bは必ずしも必要ではな
い。また、n+領域19Aはビツト線コンタクト
ホール12Aよりわずかに大きくするのみで良
く、接合部の抵抗の増大が許容できる回路の設計
であればビツト線との接合はシヨツトキー接合で
も差支えない。
第2図は本実施例の4メモリセル分の平面パタ
ーン図である。各メモリセルは、ビツト線B1,
B2等とワード線W1,W2等との各交叉領域に
形成され、例えば最小加工寸法0.3μm、合せ余裕
0.3μm程度の設計ルールを用いた場合、キヤパシ
タ容量を減少することなく、メモリ面積を3〜
4μm2と従来の平面形メモリセル面積の1/2〜1/3
にすることが可能であり、大幅な高度化が実現で
きる。
次に、第3図を用いてこのような半導体記憶装
置の製造方法の一例を説明する。
まず、シリコン基板11上に第1の熱酸化膜2
0を300〜500Åの厚さに形成し、イオン注入法に
よりシリコン基板11表面にn+層21を形成す
る。次に第1の熱酸化膜20上に公知の付着法に
よりシリコン窒化膜22を1000〜2000Å、シリコ
ン酸化膜23を3000〜4000Åの厚さに順次堆積し
多層膜を形成する。次いで全面にレジストを被着
した後リソグラフイー工程で1μm程度の幅を有
する格子状のレジストパターン26を形成する
(第3図a)。
このレジストパターン26をエツチングマスク
とし、反応性イオンエツチング(RIE)により上
記多層膜を除去してシリコン基板11の表面を露
出させる(第3図b)。
レジストパターン26を除去した後、上記多層
膜をマスクとして反応性イオンエツチングにより
シリコン基板1を1μm程度エツチングし、縦形
トランジスタを形成する第1の溝Aを形成する
(第3図c)。
エツチングで生じた汚染・損傷を除去するため
溝内面をフツ硝酸系液で洗浄後、前記多層膜の一
部である上層の酸化膜23を除去する。次に熱酸
化により溝内面に、縦形トランジスタのゲート絶
縁膜となる200〜300Å厚さの熱酸化膜27を形成
した後、イオン注入法により溝底部にソース・ド
レイン領域となるn+領域28を形成するが、前
述したようにこのn+領域28は必ずしも必要で
はない(第3図d)。
次に縦形トランジスタのゲート電極となる多結
晶シリコン29を公知の技術により溝内が完全に
は埋め込まれないように2500〜3000Å程度堆積
し、次に多結晶シリコン29の表面を全面的に
300〜500Å程度熱酸化して酸化膜30を形成した
後、公知技術によりシリコン窒化膜33を1000〜
2000Å、シリコン酸化膜51を3000〜4000Åの厚
さに堆積する(第3図e)。
反応性イオンエツチング法により表面平坦面上
のシリコン酸化膜51、シリコン窒化膜33およ
びシリコン酸化膜30を除去し、多結晶シリコン
29の表面を露出させる(第3図f)。
次に溝内面のシリコン酸化膜51を除去した後
熱酸化に施し露出している多結晶シリコン29の
表面にのみ選択的に酸化膜41を形成する(第3
図g)。
溝内部のゲート電極を構成する多結晶シリコン
29間を開口部とし、さらに反応性イオンエツチ
ングを行なうことによりシリコン窒化膜33、シ
リコン酸化膜30、多結晶シリコン29、シリコ
ン酸化膜27およびシリコン基板17をエツチン
グし、2μm程度のキヤパシタ部となる溝Bを形
成する(第3図h)。
溝内面の洗浄処理後、リンを添加したシリコン
酸化膜36を溝内部に埋め込み、熱酸化により溝
キヤパシタ部のシリコン基板11にn領域37を
形成する(第3図i)。
溝キヤパシタ部内部のリン添加シリコン酸化膜
36を除去した後、再度キヤパシタの熱酸化膜3
8を50〜100Å厚さに形成し、イオン注入法によ
り溝キヤパシタ部底部平坦面にp+領域34を形
成する。続いてセルプレートとなる多結晶シリコ
ン40を公知の方法により3000〜4000Å厚さに付
着させる(第3図j)。
反応性イオンエツチングにより溝上部平坦面上
の多結晶シリコン40を除去する(第3図k)。
フツ酸系のエツチング液により溝上部の多結晶
シリコン酸化膜41を除去し、ゲート電極用多結
晶シリコン29の表面を露出させる(第3図l)。
ワード線となる多結晶シリコン42を3000〜
4000Å、さらにシリコン窒化膜39を500〜1000
Åの厚さに付着させる(第3図m)。
リソグラフイー工程によりパターニングしたレ
ジスト46をエツチングマスクとして溝直上部の
シリコン窒化膜39を除去する(第3図n)。
次に水素・酸素の混合気中で熱酸化を施し、溝
直上部の多結晶シリコン42を選択的に酸化させ
シリコン酸化膜47を形成する(第3図o)。
多結晶シリコン42表面のシリコン窒化膜33
を除去した後、この表面に熱酸化膜43を形成
し、次いでリソグラフイーによりレジスト(図示
せず)にビツト線とのコンタクトおよびワード線
としてのパターニングを施し、このレジストをマ
スクとしてドライエツチングにより加工処理す
る。その後再度熱酸化を行ないビツト線コンタク
ト部内側面に酸化膜44を形成し、反応性イオン
エツチングによりビツト線コンタクト下部のシリ
コン窒化膜22およびシリコン酸化膜20を除去
する(第3図p)。
ビツト線用のアルミニウム45を付着させ、リ
ソグラフイーおよびエツチングを経て所定パター
ンのビツト線を形成する(第3図q)。
上述した実施例では、基板として単なるp形シ
リコン基板11を用いたが、p+領域上にp-層を
エピタキシヤル成長させた基板を用いてもよい。
その最終工程図を第4図に示すが、この場合、第
3図cに相当する縦形トランジスタ形成用の溝エ
ツチングにおいてはp+領域101上のp-層10
2内のみに第1の溝Aを形成し、以下上述したと
同様に縦形トランジスタを作製する。そして、第
3図hに相当する溝キヤパシタ用の溝エツチング
においてはp+領域101まで達するように第2
の溝Bを形成する。このようにすることにより、
第3図jの溝キヤパシタ下部へのp+領域34形
成用イオン注入工程が不要となる。また、高濃度
p+のエピ基板を用いることによりキヤパシタ間
の分離は完全となり、セル間干渉フリーが実現で
きる。
上述し実施例では、MOSFETのゲート電極を
形成した後にキヤパシタ用の電極を形成したが、
この順序は入れ換えることも可能である。次に第
5図を用いてこれを詳細に説明する。
まず、前述したと同様にp形シリコン基板11
上に第1の熱酸化膜20を形成した後n+層21
を形成し、シリコン窒化膜22およびシリコン酸
化膜23、さらにシリコン窒化膜24およびシリ
コン酸化膜25を同程度の膜厚に堆積し、多層膜
を形成する。次にリソグラフイー工程により1μ
m程度の幅の格子状のレジストパターン26を形
成する(第5図a)。
このレジストパターン26をエツチングマスク
として反応性イオンエツチングにより上記多層膜
を除去しシリコン基板11表面を露出させる(第
5図b)。
レジストパターン26除去後、上記多層膜をマ
スクとして再度反応性イオンエツチングによりシ
リコン基板11を1μm程度の深さエツチングし
縦形トランジスタを形成する第1の溝Aを形成す
る(第5図c)。
前述したと同様溝内面を洗浄後、上記多層膜の
一部である上層のシリコン酸化膜25およびシリ
コン窒化膜24を除去する。次いで前述したと同
様に熱酸化により溝内面に熱酸化膜27を形成
後、イオン注入により溝底部にn+層28を形成
する(第5図d)。
次に前述したと同様にシリコン酸化膜51を堆
積する(第5図e)。
反応性イオンエツチング法により溝上部および
底部の平坦面上の酸化膜51のみを除去する。す
なわち、溝側面にのみ酸化膜51が残される(第
5図f)。
溝底部の酸化膜51間の開口部を反応性イオン
エツチングにより2μm程度エツチングし、キヤ
パシタ部となる第2の溝Bを形成する(第5図
g)。
第2の溝内面を洗浄処理後、熱酸化を施して
100〜300Å程度の熱酸化膜32を形成した後、窒
化膜33を1000〜1500Å付着させる(第5図h)。
反応性イオンエツチングにより溝上部および底
部平坦面上のシリコン窒化膜33を除去し、イオ
ン注入法により溝キヤパシタ部底部平坦面にp+
領域34を形成する。次に水素・酸素の混合気中
で熱酸化を行ない、溝底部のみに選択的に分離酸
化膜35を形成する(第5図i)。
溝内面の窒化膜33を除去した後、リンを添加
したシリコン酸化膜36を溝内部に埋め込み、熱
拡散により溝キヤパシタ部の溝側面のシリコン基
板にn領域37を形成する(第5図j)。
溝キヤパシタ部内部のリン添加シリコン酸化膜
36と溝表面の熱酸化膜32を除去した後、再度
キヤパシタ用の熱酸化膜38を50〜100Å形成し、
セルプレートとなる多結晶シリコン40を公知の
方法により3000〜4000Å厚さに付着させ、反応性
イオンエツチングにより溝上部平坦面上の多結晶
シリコン40を除去する(第5図k)。
次に、第1の溝側面に付着させた酸化膜51,
27および溝上部平坦面上に付着させ酸化膜23
をエツチング除去し後、熱酸化により第1の溝内
表面およびセルプレート用多結晶シリコン40表
面にトランスフアーゲート用絶縁膜となる熱酸化
膜52を形成する(第5図l)。
トランスフアーゲート用およびワード線用の多
結晶シリコン42を公知の方法で付着させて第1
の溝内を完全に埋め込み、さらに表面に熱酸化膜
43を形成する(第5図m)。
リソグラフイー工程によりレジスト(図示せ
ず)にビツト線コンタクトおよびワード線として
のパターニングを施し、ドライエツチングにより
加工処理する。その後再度熱酸化を行ないビツト
線コンタクト部内側面に酸化膜44を形成し、反
応性イオンエツチングによりビツト線コンタクト
下部の窒化膜22および酸化膜20を除去する
(第5図n)。
ビツト線用のアルミニウム45を付着させ、リ
ソグラフイー、エツチング工程を経てビツト線を
形成する(第5図o)。
この方法の場合、専用のエツチングマスクとし
ての酸化膜51を用いて第2の溝の形成等を行な
うことにより、これらの工程における加工がより
確実に行なえる利点がある。なお、この方法も、
第4図に示したと同様のエピ基板にも適用できる
ことは言うまでもない。
なお、上述した各製造方法はそれぞれ本発明の
一実施例であり、本発明はこれに限定されるもの
ではない。例えばトランスフアーゲート形成用の
第1の溝形成後のイオン注入は必ずしも必要でな
いことは先に述べた通りであり、また溝上部の
n+層21形成用のイオン注入もワード線用多結
晶シリコン42の加工後にコンタクトホールから
行なつても差支えない。また溝キヤパシタ底部の
分離用酸化膜35の形成と溝キヤパシタのn領域
37の形成の順序はどちらが先でもよく、さらに
分離用酸化膜35は必ずしも特に設ける必要はな
く、第4図および第5図はこれを省いた例であ
る。
また、n領域37を形成するためにリン添加酸
化膜36を用いたが、例えば気相拡散法等により
n層を形成してもよい。
さらに、トランスフアーゲートには、CVD等
により形成でき表面の酸化が可能なものとして多
結晶シリコンを用いたが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、例えばモリブデン、タングス
テン、チタン等のシリサイドなどを用いてもよ
い。同様にビツト線もアルミニウムに限定されず
これらのシリサイド等を用いることができる。
また、基板としてp形シリコンを用いたが、反
応極性の基板を用いた場合には各領域の極性もそ
れに応じて逆になることはいうまでもない。例え
ばリン拡散n領域37の代りに、例えばボロンの
拡散によりp領域が形成される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の半導体記憶装置
によれば、半導体基板主表面に形成された溝側面
にトランジスタとキヤパシタとを深さ方向に沿つ
て直列に配列したことにより、平面的寸法を拡大
することなくキヤパシタ容量の増大およびサブス
レツシヨルドリーク低減のためのトランスフアー
ゲートの長チヤネル化が図れ、また特に本発明の
製造方法によればトランジスタとキヤパシタとが
セルフアライン的に形成できその間に合せ余裕等
を必要とせず、メモリセルの高密度化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の半導体記憶装置を
示す断面図、第2図は平面パターン図、第3図、
第4図および第5図はそれぞれ本発明による製造
方法の一例を示す工程断面図、第6図は従来の半
導体記憶装置の構成例を示す断面図である。 11……p形シリコン基板、12……ビツト
線、12A……ビツト線コンタクトホール、13
……トランスフアーゲート、14……溝キヤパシ
タ、15……素子間分離領域、16……セルプレ
ート、17……p+領域(チヤネルカツト領域)、
18A,18B,18C……絶縁膜、19A,1
9B……n+領域(ソース・ドレイン領域)、19
C……n領域、29,42……トランスフアーゲ
ートおよびワード線を構成する多結晶シリコン、
40……セルプレートを構成する多結晶シリコ
ン、51……マスク材層としてのシリコン酸化
膜、101……p+領域、102……p-層、A…
…第1の溝、B……第2の溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単一のトランジスタと単一のキヤパシタとか
    らなる半導体記憶装置において、 高不純物濃度を有する半導体領域とこの半導体
    領域の表面に形成された同一導電形の半導体層と
    からなる半導体基板の主表面に格子状の溝が形成
    されており、この溝は、前記半導体層の主表面に
    形成された第1の溝とこの第1の溝の底部に開口
    部を有し底部が前記半導体領域まで達する第2の
    溝とからなる前記半導体基板の深さ方向に直列に
    配列された構造を有し、前記第1の溝の側面部に
    トランジスタを形成するとともに、前記第2の溝
    の側面部にキヤパシタを形成したことを特徴とす
    る半導体記憶装置。 2 高不純物濃度を有する半導体領域とこの半導
    体領域の表面に形成された同一導電形の半導体層
    とからなる半導体基板の主表面に格子状の第1の
    溝を形成する工程と、この第1の溝の側面に第1
    の絶縁膜を形成する工程と、この第1の絶縁膜上
    に第1の導電体層を第1の溝が完全には埋め込ま
    れないように形成する工程と、前記第1の溝の底
    部に開口部を有し底部が前記半導体領域まで達す
    る第2の溝を形成する工程と、この第2の溝の側
    面および前記第1の導電体層上に第2の絶縁膜を
    形成する工程と、この第2の絶縁膜上に前記第2
    の溝および第1の溝を埋め込むように第2の導電
    体層を形成する工程とを含むことを特徴とする半
    導体記憶装置の製造方法。 3 高不純物濃度を有する半導体領域とこの半導
    体領域の表面に形成された同一導電形の半導体層
    とからなる半導体基板の主表面に格子状の第1の
    溝を形成する工程と、この第1の溝の側面に溝が
    完全には埋め込まれないようにマスク材層を形成
    する工程と、前記第1の溝の底部に開口部を有し
    底部が前記半導体領域まで達する第2の溝を形成
    する工程と、この第2の溝の側面に第1の絶縁膜
    を形成する工程と、この第1の絶縁膜上に前記第
    2の溝を埋め込むように第1の導電体層を形成す
    る工程と、前記マスク材層を除去する工程と、前
    記第1の溝の側面および前記第1の導電体層上に
    第2の絶縁膜を形成する工程と、この第2の絶縁
    膜上に前記第1の溝を埋め込むように第2の導電
    体層を形成する工程とを含むこと特徴とする半導
    体記憶装置の製造方法。
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