JPH0348045A - 二組のフローティングキャリヤを有する遊星歯車装置 - Google Patents

二組のフローティングキャリヤを有する遊星歯車装置

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JPH0348045A
JPH0348045A JP18335389A JP18335389A JPH0348045A JP H0348045 A JPH0348045 A JP H0348045A JP 18335389 A JP18335389 A JP 18335389A JP 18335389 A JP18335389 A JP 18335389A JP H0348045 A JPH0348045 A JP H0348045A
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広瀬 利明
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    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
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    • F16H57/082Planet carriers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野1 この発明は太陽歯車と内歯車とそれらに噛合する複数の
遊星Ifi車とを有する遊星歯車装置において、そのバ
ツクラツシを除去する磯構に関するものである。
[従来の技術] 近年、遊星歯車装置を利用した各種制御機器では、歯車
に必ずバックラッシがあるため、伝達軸の回転方向が正
逆に切換えられるたびにバックラツシ分だけ回転量が遅
れ、伝達の位相がずれるという問題があった。従来、こ
のようなバックラツシによる伝達位相のずれを解消する
ため、例えば特開昭63−235746号公報に示すよ
うな遊星歯車装置が開発されている。同公報の第3実施
例(第6.7図)に係る遊星歯車装置では2木の引張り
コイルばねが用いられているが、この両弓張りコイルば
ねが同一方向へ付勢しているため、第15図〜第17図
に示すように1本の引張りコイルばねを用いた遊星歯車
装置と同公報の遊星歯車装置とは原理上等しいと考えら
れる。以下、同公報の遊星歯車装置を第15図〜第17
図に示す遊星歯車装置に置き換えて詳述する。
第15.16図に示すように、低速軸1上にはキャリヤ
3が同低速軸1に対し回転可能となるように支持されて
いる。この低速軸1にはキャリヤ3に面して支持体4が
同低速軸1と一体回転0■能に設けられている。支持体
4から突設された一対の支軸5はキャリヤ3を通して同
キャリ\73がら突出しているとともに、キャリヤ3か
らも一対の支軸6が突設されている。各支軸5.6には
遊星歯車7,8が回転可能に支持されている。第17図
に示すように4個の遊星歯車7.8は高速軸9上の太陽
歯車10と、ケーシング11に固定された内歯車12と
に噛合されている。前記支持体4とキャリヤ3との間に
は弾性体14が介在されている。この弾性体1”4は引
張りコイルばねである。
次に、この遊星歯車装置の特性を各条件ごとに解析する
第18図(a )のモデルに示すように低速軸1にかか
る右向きの負vIWが引張りコイルばね14のばね力P
よりも小さく、引張りコイルばね14を引き伸ばす方向
に負荷Wがかかる場合、動力の流れは第18図(b )
に示すようになり、負荷Wとばね力Pとの関係は第20
図に示すようになる。
すなわち、負荷Wがばね力Pより小さい間はバツクラツ
シが除去されているが、負荷Wが大きくなってばね力P
に等しくなると、支持体4上の両遊星歯車7と太陽#r
j110及び内歯車12との接触点7aにおける接触圧
はOになる。さらに、負荷Wが大きくなると、この接触
点7aには隙間ができてバックラッシが発生する。
第19図(a )のモデルに示すように、低速軸1の右
向き負荷Wが引張りコイルばね14のばね力Pよりも大
きくなると、引張りコイルばね14が伸びて前記接触点
7a1.:おける動力伝達方向が前記第18図(a )
の場合と比較して逆になる。
従って、キャリヤ3上の両遊星歯車8と太陽歯車10及
び内歯車12との接触点8aにおける動力伝達方向はこ
の接触点7a1.:おける動力伝達方向と同一になる。
接触点7aと接触点8aとの間の動力分担はバックラツ
シの大きさやぼね定数によって決まる。この場合の動力
の流れは第19図(b )に示すようになり、負荷Wと
ばね力Pとの関係は第20図に示すようになる。
第21図(a )のモデルに示すように、左向きの負荷
Wが引張りコイルばね14に影響しない方向にかかる場
合には、負荷Wが大きくなっても前記各接触点7a 、
8aには常に接触圧がかがり、バックラッシは存在しな
いが、接触点7aの接触圧は大きくなる。この場合の動
力の流れは第21図(b )に示すようになり、負荷W
とばね力Pとの関係は第22図に示すようになる。
このような解析の結果、第23図に示すように、負荷方
向切換え時における負荷Wとばね力Pとの関係において
、回転方向により特性が変化することが分かる。
又、バックラッシを一除去するには負荷Wより大きなト
ルクを生ずる引張りコイルばね14を必要とげる。なお
、特開昭63−235746号公報においては、引張り
コイルばねを2本使用しているため、それぞれの引張り
コイルばねのトルクは半分でよいが、特性としては負荷
より大きいトルクが必要になる。
そこで、本発明は互いに逆方向のばね力を受ける二個の
フローティングキャリヤを利用することにより、回転方
向が変わっても特性が変化しないようにすることを目的
としている。又、負荷の半分のトルク容量のばねで済む
ようにするとともに、動力損失を少なくすることも目的
としている。
発明の構成 [課題を解決するための手段] この目的を達成するため第1発明は、第1〜9図又は後
記第1実施例の第10〜12図に示すように、太陽歯車
10と、内歯車12と、それらに噛合する複数の111
星歯車7.8とを有する遊星歯車装置において、1個以
上の遊星歯車7,8を回転可能に支持する第1キャリヤ
2と第2キャリヤ3とを低速軸1に対し回転可能となる
ように支持し、この低速軸1と一体回転可能に設けた支
持体4には、第1キVリヤ2を一方向Aへ回転させるよ
うに付勢する弾性体13と、第2キャリヤ3を第1キャ
リヤ2の回転方向Aとは逆方向Bへ回転させるように付
勢する弾性体14とを設けたものである。
以下、この第1発明を第1〜9図に従ってより具体的に
詳述4る。
第1.2図に示すように、低速軸1上には第1キャリヤ
2と第2キャリヤ3とが同低速軸1に対し回転可能とな
るように支持されている。この低速軸1には第1キヤリ
V2に面して支持体4が同低速軸1と一体回転可能に設
けられている。第1キャリヤ2から突設された一対の支
軸5は第2キャリヤ3を通して同キャリヤ3から突出し
ているとともに、第2キャリヤ3からも一対の支@6が
突設されている。各支軸5,6には遊星歯車7゜8が回
転可能に支持されている。第3図に示すように4個の遊
星歯車7,8は高速軸9上の太陽歯車10とケーシング
11に固定された内歯車12とに噛合されている。
前記支持体4と第1キャリヤ2との間には同キャリヤ2
を一方向Aへ回転させるように付勢する弾性体13が介
在されているとともに、支持体4と第2キャリヤ3との
間にも同キャリヤ3を第1キャリヤ2の回転方向Aとは
逆方向Bへ回転さぜるように付勢ケる弾性体14が介在
されている。
この両弾性体13.14は同一の弾性力を有する圧縮コ
イルばねである。すなわち、i星歯車7゜8を支持する
両キャリヤ2.3は互いに直接連結されず、両弾性体1
3.14を介して支持体4から低速軸1に)J結されて
いる。従って、遊星歯車7の歯は太III歯車10の歯
並びに内歯車12の歯と7a点で接触し、又、遊星歯車
8の南は太陽歯R10の歯i1eびに内歯車12の歯と
8a点で接触して、各歯車7,8の歯の両側が接触する
ことになり、歯車V−同のバツクラツシは除去される。
ところが、前述した従来技術〈第15〜17図)では、
遊星rliJ車7.8を支持するキャリヤ3及び支持体
4が引張りコイルばね14を介して互いに直接連結され
ている点で本発明と大きく相違する。
次に、本発明の遊星歯車装置の特性を各条件ごとに解析
Jる。
第4図(a )のモデルに示すように、低速軸1の右向
き負荷Wが一対の圧縮コイルばね13,14のばね力2
Pよりも小ざい場合には、接触点7a、8aはともに接
触してバツクラツシは除去されている。次に、負荷Wが
大きくなってばね力2゛Pに等しくなると、第1キヤリ
V2の遊精南車7と太陽歯中10及び内歯車12との接
触点7aにお番プる接触圧がOになる。さらに、0葡〜
Vが大きくなると、前記接触点7aに隙間ができてバツ
クラッシが発生する。この場合の動力の流れは第4図(
b)に示すようになり、負荷Wとばね力Pとの関係は第
5図に示すようになる。なお、第6図には負荷Wに対す
る両圧縮コイルばね13.14の特性を示す。
第7図(a ”)のモデルに示すように、低速軸1の左
向き負荷Wが一対の圧縮コイルばね13,14のばね力
2Pよりも小さい場合には、接触点7a、8aはともに
接触してバツクラツシは除去されている。次に、負荷W
が大きくなってばね力2Pに等しくなると、前記接触点
7aにおけろ接触圧がOになる。さらに、負荷Wが大き
くなると、接触点7aに隙間ができてバックラッシが発
生する。この場合の動力の流れは第7図(b )に示す
ようになり、負荷Wとばね力Pとの関係は第8図に示す
ようになる。
このような解析の結果、負荷方向切換え時の負荷Wとば
ね力Pとの関係は第9図に示すようになり、回転方向が
変わっても特性が変化しないことが分かる。又、負荷W
の半分のトルク容量のばね13.14で済むようになる
とともに、循環動力が小さく、動力損失を少なくするこ
とができる。
一方、第2発明は後記第2実施例の第13〜14図に示
すように、太陽歯車10と、内歯車12と、それらに噛
合する複数の遊星歯車7,8とを有するI星歯車装置に
おいて、1個以上の遊星歯車7.8を回転可能に支持す
る第1キャリヤ2と第2キャリヤ3とを低速軸1に対し
回転可能となるように支持し、この低速軸1に対し一対
の弾性体4a 、4bを一体回転可能に支持し、一方の
弾性体48により第1キャリヤ2を一方向へへ回転させ
るように付勢するとともに、他方の弾性体4bにより第
2キャリヤ3を第1キャリヤ2の回転方向△とは逆方向
Bへ回転させるように付勢したものである。
この第2発明の大きな特徴は前記第1発明の支持体4を
一対の弾性体4a、4bにより構成したことにあり、こ
の両弾性体4a 、4bが第1発明の両圧縮コイルばね
13.14と同様な機能を果た寸。この第2発明のS合
も、第1発明と同様に、回転方向が変わっても特性が変
化しない。又、負荷Wの半分のトルク容量の弾性体4a
、41)で済むとともに、動力損失が少なくなる。
第3図(a )に示す前記第1発明の別間は第1キャリ
ヤ2及び第2キャリヤ3にそれぞれ1個のM星1!ii
’i7.8を支持したものであり、If縮ココイルね1
3が第1キャリヤ2をへ方向へ、圧縮コイルばね14が
第2キャリヤ3をB方向へそれぞれ変位させるので、両
送星歯車7.8と太陽歯車10及び内歯車12との間の
接触点7a、8a等は図示するようになり、各歯車7,
8.10.12間に誤差があっても両圧縮コイルばね1
3,14の変位によりこの誤差を吸収してバックラッシ
が除去される。
[第1実施例] まず、第1発明を具体化した第1実施例を第10〜12
図に従って説明する。
第10.11図に示すように、低速軸1の外周にはスプ
ライン部15が形成されているとともに、その両側で支
持面16.17が段差状に形成されている。この低速軸
1の両支持面16.17には円板状の第1キャリヤ2と
第2キャリヤ3とが同低速軸1に対し回転可能となるよ
うに支持されている。この両キャリV2.3間において
低速軸1のスプライン部15には円板状の支持体4の中
心部に形成されたスプライン部18が嵌合されて同支持
体4が同低速軸1と一体回転可能に支持されている。第
1キャリヤ2には一対の支軸5が支持体4に向けて突設
され、この同支軸5は支持体4及び第2キャリヤ3に形
成された透孔19.20を通って第2キャリヤ3から突
出している。第2キt1リヤ3には一対の支軸6が支持
体4側及び高速軸9側に向けて突設され、この両支軸6
は支持体4に形成された透孔21に挿入されている。各
支軸5.6には遊星歯車7.8が回転可能に支持されて
いる。第3図に示す場合と同様に、4個の遊星歯車7.
8は高速軸9上の太陽歯車10と、ケーシング11に固
定された内歯車12とに噛合されている。
支持体4の各透孔19,21に挿入された両キャリヤ2
.3の支軸5.6にはそれぞれ切欠き而22が形成され
、第12図(a >  (b )に示すように各透孔1
9,21に嵌め込まれた同−弾性力の圧縮コイルはね1
3.14がこの各切欠き而22に圧接されている。支持
体4にはその各透孔19.21に挿脱し得る調節ねじ2
3が螺合され、この調節ねじ23の内端部が圧縮コイル
ばね13゜14に当接している。そして、この調節ねじ
23を回動操作することにより、圧縮コイルばね13゜
14の弾性力を調節できるようになっている。ケーシン
グ11にはこの調節ねじ23を回転させるためのゴムキ
ャップ付き調整孔24が形成されている。
この第1実り例は前述した第1発明のものく第1〜3図
)と比較して、第1キャリヤ2を付勢する圧縮コイルば
ね13と第2キャリヤ3を付勢する圧縮コイルばね14
とを釣り合い上それぞれ対設けている点、並びに各圧縮
コイルばね13゜14の弾性力を調節ねじ23により変
更できる点で特に異なり、その他の基本的構成は同様で
ある。
この第1実施例においても、前述した第1発明のもの(
第1〜3図)と同様に、回転方向が変わっても特性が変
化しない。又、両キャリセ2.3を付勢する両圧縮コイ
ルばね13.14は低速軸1にかかる負荷Wの半分のト
ルク容品で済むとともに、動力損失が少なくなる。
[第2実施例] 次に、第2発明を具体化した第2実施例を第13〜14
図に従って説明する。
低速軸1に形成された角軸25にはゴムからなる一対の
弾性体4a 、4bが嵌合されて同低速軸1と一体回転
可能に支持されている。第1キャリヤ2及び第2キャリ
ヤ3の中心部には角孔2G。
27が形成され、この両角孔26.27が低速軸1上の
両弾性体4a 、4bの外周に嵌合されている。第1キ
ャリヤ2から突設された一対の支軸5が第2キャリヤ3
に形成された透孔20を通して同キセリャ3から突出し
ているとともに、第2キャリヤ3からも一対の支軸6が
突設されている。
各支軸5,6には遊星歯車7,8が回転可能に支持され
ている。第3図に示す場合と同様に、4個の遊星歯車7
.8は高速軸9上の太陽歯車10と、ケーシング11に
固定された内歯車12とに噛合されている。
前記一方の弾性体4aと第1キヤリX72の角孔26と
は低速軸1の周方向へ互いにずれているとともに、他方
の弾性体4bと第2キャリヤ3の角孔27とは第1キャ
リヤ2の角孔26とは逆方向へ互いにずれている。従っ
て、一方の弾性体4aにより第1キャリヤ2が一方向A
へ回転するように付勢されるとともに、他方の弾性体4
bにより第2キャリヤ3が第1キャリヤ2の回転方向A
とは逆方向Bへ回転するように付勢される。
前記第1実施例では支持体4に4個の圧縮コイルばね1
3.14を取イ1けているが、この第2実施例ではこの
支持体4全体を同−弾性力の一対の弾性体4a、4bに
より構成している点に特徴があり、この両弾性体4a 
、4bは第1実施例の圧縮コイルばね13.14と同じ
機能を果たす。
この第2実施例においても、第1実施例と同様に、回転
方向が変わっても特性が変化しない。又、低速@1にか
かる負荷Wの半分のトルク容量の弾性体4a 、4bで
済むとともに、動力損失が少なくなる。
発明の効果 本発明によれば、弾性体13.4aにより一方向Aへ回
転せるように付勢する遊星歯車7の支持用第1キヤリセ
2と、弾性体14.4bにより第1キX7リヤ2の回転
方向Aとは逆方向Bへ回転さゼるように付勢りるTi星
歯車8の支持用第2キVリヤ3とを利用しているので、
回転方向が変わっても特性が変化しない。又、低速軸1
にかかる負荷Wの半分のトルク容量の弾性体13.4a
、14.4bで済むとともに、動力損失が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明に係る遊星歯車装置を示し、第
1図は本装置の分解斜視図、第2図は同じく組立断面図
、第3図は第2図の左側面図、第4図(a )は低速軸
に右向き負荷を与えた場合の本装置の原理図、第4図(
b ”)は第4図<a >の場合の動力流れ図、第5図
は第4図(a )の場合において負荷とばね力との関係
図、第6図は負荷に対する両圧縮コイルばねの特性図、
第7図(a )は低速軸に左向きの負荷を与えた場合の
本装置の原理図、第7図(b)は第7図(a )の場合
の動力流れ図、第8図は第7図(a )の場合において
負荷とばね力との関係図、第9図は負荷方向切換え特性
図、第3図(a )は本発明の別個図、第10図〜第1
2図は本発明に係る遊星歯車装置の第1実施例を示し、
第10図は本装置の分解斜視図、第11図は同じく組立
断面図、第12図〈a)。 (b )は各圧縮コイルばねの弾性力調節手段を示す部
分断面図、第13図〜第14図は本発明に係る遊星歯車
装置の第2実施例を示し、第13図は本装置の分解斜視
図、第14図は同じく組立断面図、第15図〜第23図
は従来技術に係る遊星歯I!vi置を示し、第15図は
本装置の分解斜視図、第16図は同じく組立断面図、第
17図は第16図の左側面図、第18図(a )及び第
19図(a )はそれぞれ低速軸に右向き負荷を与えた
場合の原yp−図、118図(b)及び第19図(b 
)はそれぞれ第18図(a )及び第19図(a )の
場合の動力流れ図、第20図は第18図(a )及び第
19図<a )の場合において負荷とばね力との関係図
、第21図(a )は低速軸に左向き負荷を与えた場合
の原理図、第21図(b )は第21図(a )の場合
の動力流れ図、第22図は第21図(a )の場合にお
いて負荷とばね力との関係図、第23図は負荷方向切換
え特性図である。 1・・・低速軸、2・・・キャリヤ、3・・・キャリヤ
、4・・・支持体、4a、4b・・・弾性体、7.8・
・・遊星歯車、10・・・太陽歯車、12・・・内歯車
、13.14・・・弾性体く圧縮コイルばね)、A、B
・・・回転方向。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、太陽歯車(10)と、内歯車(12)と、それらに
    噛合する複数の遊星歯車(7、8)とを有する遊星歯車
    装置において、 1個以上の遊星歯車(7、8)を回転可能に支持する第
    1キャリヤ(2)と第2キャリヤ(3)とを低速軸(1
    )に対し回転可能となるように支持し、この低速軸(1
    )と一体回転可能に設けた支持体(4)には、第1キャ
    リヤ(2)を一方向(A)へ回転させるように付勢する
    弾性体(13)と、第2キャリヤ(3)を第1キャリヤ
    (2)の回転方向(A)とは逆方向(B)へ回転させる
    ように付勢する弾性体(14)とを設けたことを特徴と
    する二組のフローティングキャリヤを有する遊星歯車装
    置。 2、太陽歯車(10)と、内歯車(12)と、それらに
    噛合する複数の遊星歯車(7、8)とを有する遊星歯車
    装置において、 1個以上の遊星歯車(7、8)を回転可能に支持する第
    1キャリヤ(2)と第2キャリヤ(3)とを低速軸(1
    )に対し回転可能となるように支持し、この低速軸(1
    )に対し一対の弾性体(4a、4b)を一体回転可能に
    支持し、一方の弾性体(4a)により第1キャリヤ(2
    )を一方向(A)へ回転させるように付勢するとともに
    、他方の弾性体(4b)により第2キャリヤ(3)を第
    1キャリヤ(2)の回転方向(A)とは逆方向(B)へ
    回転させるように付勢したことを特徴とする二組のフロ
    ーティングキャリヤを有する遊星歯車装置。
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Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545292U (ja) * 1991-11-22 1993-06-18 株式会社ハーモニツク・ドライブ・システムズ 遊星歯車装置における二分割型キヤリアの支持機構
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