JP2000039057A - 減速装置 - Google Patents

減速装置

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JP2000039057A
JP2000039057A JP10207898A JP20789898A JP2000039057A JP 2000039057 A JP2000039057 A JP 2000039057A JP 10207898 A JP10207898 A JP 10207898A JP 20789898 A JP20789898 A JP 20789898A JP 2000039057 A JP2000039057 A JP 2000039057A
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Japan
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worm
worm wheel
shaft
input shaft
gear
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JP10207898A
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English (en)
Inventor
Takahiro Oda
高広 小田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かみ合う歯面の表面状態やウォームとウォー
ムホイールとの軸間距離の寸法公差に影響を受けずに、
両者の歯面間のバックラッシュによる始動時の出力軸の
ガタつきを防止する減速装置を得る。 【解決手段】 駆動シャフト12、24のボスには小
判穴76が形成され、駆動シャフト12、24の孔部と
嵌合するリミッタシャフト80に沿ってスライド可能と
なっている。また、駆動シャフト12、24に挿入され
たコイルばね74がウォーム14を軸受収納部64側
へ、ウォーム24を軸受収納部68側へ押し付け、ウォ
ーム14、24の歯面をウォームホイール26の歯面に
常に接触させている。このため、2つのウォーム14、
24からの押し付け力は、ウォームホイール26の回転
支点を中心にバランス状態にあり、ウォームホイール2
6の回転方向が変化しても、バックラッシュは発生しな
いことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】高精度な回転位置決め装置に
使用されバックラッシュを低減させた減速装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、減速装置には、歯数が異なる歯車
を組み合わせる方式や、直径が異なるプーリーとベルト
を組み合わせる方式等がある。歯車は、ベルトのように
伸長しないため、比較的安定した状態で、入力回転数を
低い回転数に落として減速することが可能である。
【0003】また、減速装置を小型化する方法に、ウォ
ーム及びウォームホイールで構成されたウォームギヤを
用いる機構がある。このウォームギヤはウォームのリー
ド角を小さくすることで、1/10以上の減速が容易に
実現できる。
【0004】ところで、ウォームギヤからなる減速装置
においても、動力を伝達する部分は、歯車のかみ合いを
基本とするため、歯車を円滑にかみ合わせるためにバッ
クラッシュを与える必要がある。
【0005】このバックラッシュとは、歯車がかみ合い
中において、歯車誤差・組付け誤差、歯形の変形、歯面
温度の上昇による膨張などによって、歯面が干渉するこ
となく円滑に回転するように、歯車の接触している歯面
の背面に与える遊びのことであり、一方向に連続して回
転している限り問題とはならない。
【0006】しかし、ウォームが固定された入力軸を反
転又は一時停止等させた場合、このバックラッシュによ
って始動時にウォームホイールが固定された出力軸がガ
タつき、振動等が発生してしまうため、高精度の回転制
御を必要とする場合には用いることができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、かみ合う歯面の表面状態やウォームとウォームホ
イールとの軸間距離の寸法公差に影響を受けずに、両者
の歯面間のバックラッシュによる始動時の出力軸のガタ
つきを防止する減速装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、本体フレームに出力軸が軸支されており、出力軸に
ウォームホイールが固定されている。このウォームホイ
ールを中心に2つのウォームが対向して配置されてお
り、それぞれウォームホイールとかみ合っている。
【0009】このウォームは入力軸にそれぞれ軸支され
ており、回転可能かつスラスト方向へスライド可能とな
っている。また、ウォームは保持手段により保持されて
おり、この保持手段によって入力軸の回転力がウォーム
に伝達される。また、保持手段はウォームをスラスト方
向へスライド可能にする。
【0010】さらに、一方の入力軸には第1の弾性体が
配置されており、ウォームを付勢して歯面をウォームホ
イールの歯面と接触させ、ウォームホイールが正転する
方向へ押圧する。また、他方の入力軸には第2の弾性体
が配置されており、ウォームを付勢して歯面をウォーム
ホイールの歯面と接触させ、ウォームホイールが反転す
る方向へ押圧する。さらに、動力伝達手段が一方の入力
軸の動力を他方の入力軸へ伝達する。
【0011】このように、ウォームホイールの回転に対
して常に第1の弾性体が正転方向へ、第2の弾性体が反
転方向へ押圧してウォームの歯面とウォームホイールの
歯面を接触させる。
【0012】このため、ウォームホイールを正転させる
ときは第1の弾性体が付勢するウォーム側からウォーム
ホイールへ先ず回転力が伝達され、次に2つのウォーム
でウォームホイールへ回転力が伝達される。また、ウォ
ームホイールを反転させるときは第2の弾性体が付勢す
るウォーム側から先ず回転力が伝達され、次に2つのウ
ォームでウォームホイールへ回転力が伝達されるように
なっている。
【0013】従って、入力軸を反転又は一時停止させて
も始動時にバックラッシュによる出力軸のガタつきは発
生しない。
【0014】請求項2に記載の発明では、本体フレーム
に出力軸が軸支されており、出力軸には2つのウォーム
ホイールが固定されている。このウォームホイールには
2つのウォームがそれぞれかみ合っている。
【0015】このため、請求項1の発明と比較すると、
出力軸に対して減速装置のスラスト方向のスペースは大
きくなるがラジアル方向のスペースは小さくなる。従っ
て、減速装置の設置箇所に応じて請求項1の発明と請求
項2の発明を使い分けることができる。
【0016】請求項3に記載の発明では、ウォームのボ
ス部にはスラスト方向に長い長穴部が形成されており、
入力軸の外周面には孔部が形成されている。そして、ピ
ンが長穴部を通じ孔部と嵌合している。
【0017】このため、長穴部はピンに沿ってスライド
することができ、弾性体によってウォームを押圧するこ
とで常にウォームの歯面をウォームホイールの歯面に接
触させることができる。また、入力軸の回転力はピン、
長穴部、ウォームの順に伝達される。
【0018】請求項4に記載の発明では、バネ材が入力
軸及び出力軸にスラスト方向への押圧力を発生させる。
【0019】このため、入力軸及び出力軸は回転しても
常にスラスト方向に押圧されているのでスラスト方向に
はガタが発生しない。
【0020】請求項5に記載の発明では、一方の入力軸
には第1の平歯車が固定されており、他方の入力軸には
第2の平歯車が固定されている。この第2の平歯車は、
第1の平歯車とかみ合い、或いは偶数枚の伝達平歯車を
介してかみ合っている。また、入力軸の端面にはそれぞ
れネジ溝が形成されている。
【0021】ここで、第1及び第2の平歯車を入力軸に
嵌合させた後、ズレないようにするため、第1及び第2
の平歯車とそれぞれの入力軸に穴部を形成し、穴部に固
定ピンを嵌合させる。
【0022】しかし、例えば、第1の平歯車と第2の平
歯車が直接かみ合う場合、減速装置の組付け時に第1の
平歯車にはかみ合うものがないため簡単に第1の平歯車
の穴部と入力軸の穴部の位置を合わせて固定ピンで固定
できるが、第2の平歯車は第1の平歯車とかみ合うよう
にして入力軸に取り付けなければならない。
【0023】このとき、第2の平歯車を取り付ける入力
軸にウォームが固定されていると、この入力軸はウォー
ムとウォームホイールのガタ分しか回転せず(回転方向
も一方向)、穴部の位置合わせが容易でない。
【0024】しかし、本発明ではウォームがスラスト方
向へスライド可能であるため、ドライバーをネジ溝に入
れると、入力軸はどちらの方向にも回転させることがで
き、入力軸の穴部と第2の平歯車の穴部を簡単に位置合
わせすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】第1形態に係る減速装置10を説
明する。
【0026】図1に示すように、この減速装置10で
は、モーター(図示省略)を平面視にて左側の駆動シャ
フト12にカップリングして、駆動シャフト12からウ
ォーム14へ動力が伝達されると同時に入力ギヤ16を
通じてタイミングギヤ18、タイミングギヤ20、入力
ギヤ23、右側の駆動シャフト22の順番でウォーム2
4へ動力が伝達される。
【0027】さらに、入力シャフト16、23及びタイ
ミングギヤ18、20によって互いに逆方向に回転する
2つのウォーム14、24とかみ合うウォームホイール
26を通じてウォームホイールシャフト28へ動力が伝
達される。
【0028】このような構成により、減速装置10を薄
型にでき、また、2つのウォーム14、24によってウ
ォームホイール26へ動力を伝達するため、ウォームホ
イールシャフト28が一方向へ撓むこともなく、ウォー
ムホイール26とウォーム14、24の歯面の干渉によ
る歯の損傷等の問題が発生しにくい。
【0029】また、減速装置10は、一方が開口した箱
状の上部フレーム30と下部フレーム32で構成されて
おり、下部フレーム32に加工された螺子孔34にフレ
ーム固定螺子36をねじ込み、密閉されたBOX型とさ
れている。
【0030】さらに、下部フレーム32の底壁中央部に
は孔部40が形成され、孔部40の周辺には軸受収納部
42が形成されており、また、上部フレーム30の天壁
中央部にも同様に孔部44が形成され、孔部44の周辺
には軸受収納部46が形成されている。
【0031】一方、ウォームホイールシャフト28に形
成された段部28Aには軸受48、50が嵌め込まれて
いる。この軸受48は軸受収納部42へ、軸受50は軸
受収納部46へそれぞれ収納され、ウォームホイールシ
ャフト28を回転可能に軸支している。また、軸受50
と軸受収納部46の間には皿ばね52が装着され、軸受
50の外輪部を段部28Aに向かって押圧している。
【0032】このため、ウォームホイールシャフト28
を介して軸受50が軸受収納部42側へ押し付けられウ
ォームホイールシャフト28のスラスト方向へ軸力が発
生するので、ウォームホイールシャフト28が回転して
もスラスト方向にはガタが発生しない。
【0033】なお、ここでは、皿ばね52が軸受50の
外輪部を押圧しているが、耐摩耗性を備えた板ばねでウ
ォームホイール28の端部を直接押圧して軸力を発生さ
せてもよい。
【0034】一方、駆動シャフト12の段部12Aには
軸受54、56が、駆動シャフト22の段部22Aには
軸受58、60がそれぞれ嵌め込まれている。また、下
部フレーム32の側壁には軸受収納部62、66が、リ
ブ71には軸受収納部64、68が形成されている。
【0035】そして、軸受収納部62には軸受54が、
軸受収納部64には軸受56が収納され、駆動シャフト
12が回転可能に軸支されている。また、軸受収納部6
6には軸受58が、軸受収納部68には軸受60が収納
され、駆動シャフト22が回転可能に軸支されている。
【0036】さらに、軸受56、60の外輪部には円筒
状の押し付けキャップ70が取り付けられており、この
押し付けキャップ70を、中央部がネジ73でリブ71
に固定された板ばね72がスラスト方向へ押し付けてい
る。
【0037】この板ばね72が駆動シャフト12を介し
て軸受56を軸受収納部64側へ、駆動シャフト22を
介して軸受60を軸受収納部66側へそれぞれ付勢し、
駆動シャフト12、22のスラスト方向に軸力を発生さ
せる。このため、駆動シャフト12、22が回転しても
スラスト方向にはガタが発生しない。
【0038】なお、ここでは、板ばね72が軸受56、
60に装着された押し付けキャップ70を押圧している
が、駆動シャフト12、22の端部を板ばね72で直接
押圧するようにしてもよい。これにより、部品点数が削
減できる。次に、ウォーム14側及びウォーム24側は
基本的な構成が同じであるため、ここでは、ウォーム1
4側についての説明を行う。
【0039】駆動シャフト12にはコイルばね74、ウ
ォーム14が順番に挿通されており、図2に示すよう
に、ウォーム14のボス部14Aには小判穴76が形成
され、駆動シャフト12には孔部78が貫通している。
そして、小判穴76を通じてリミッタシャフト80が孔
部78と嵌合している。この孔部78とリミッタシャフ
ト80のはめあいはしまりばめとなっている。
【0040】このため、一度挿入されたら規定以上の抜
去力が作用しない限り、リミッタシャフト80が孔部7
8から抜けることはない。また、小判穴76はリミッタ
シャフト80に外接する大きさとなっており、リミッタ
シャフト80に沿ってスライド可能である。
【0041】さらに、駆動シャフト12の軸受54側に
は段差82が設けられており、段差82がコイルばね7
4の一端を受けている。コイルばね74は、ウォーム1
4を軸受収納部64側(図3の矢印A方向)へ押し付
け、ウォーム14の歯面をウォームホイール26の歯面
に常に接触させている。
【0042】なお、ウォーム14が駆動シャフト12の
スラスト方向に移動できる量は、ウォーム14の小判穴
76の長さで規定される。
【0043】次に、ウォーム14、24がコイルばね7
4の付勢力により押された状態を具体的に説明すると、
図3に示すように、コイルばね74の付勢力は矢印A方
向へ掛かっている。従って、ウォームホイール26の歯
面とウォーム14の歯面は点Xで接触し、また、ウォー
ムホイール26の歯面とウォーム24の歯面は点Wで接
触している。
【0044】このため、2つのウォーム14、24から
の押し付け力は、ウォームホイール26の回転支点を中
心にバランス状態にあり、ウォームホイール26の回転
方向が変化しても、バックラッシュは発生しないことに
なる。
【0045】すなわち、ウォームホイール26を矢印B
方向に回転させるときは、ウォーム14側からウォーム
ホイール26へ先ず回転力が伝達され、次に2つのウォ
ーム14、24でウォームホイール26へ回転力が伝達
される。
【0046】また、ウォームホイール26を矢印Bと反
対方向に反転させるときはウォーム24側から先ず回転
力が伝達され、次に2つのウォーム14、24でウォー
ムホイール26へ回転力が伝達されるようになってい
る。
【0047】従って、駆動シャフト12を反転又は一時
停止させても始動時にバックラッシュによってウォーム
ホイールシャフト28がガタつくことなはい。
【0048】このため、ウォームホイールシャフト28
から伝達される動力は始動から常に一定であるため、ウ
ェハーの製造装置等のように精度の高い減速装置を必要
とする場合には特に効果的である。
【0049】一方、下部フレーム32の側壁の中央部に
は取付壁32A(図4参照)が立ち上がっており、この
取付壁32Aには図示しない取付孔が形成されている。
この取付孔には2つのスタッドシャフト84が外側から
圧入されている。このスタッドシャフト84には抜け落
ちたり歯車の回転で回転しないように圧入代(図示省
略)が設定されている。なお、スタッドシャフト84の
外周面にローレット加工を行って回転を防止してもよ
い。
【0050】このように、スタッドシャフト84を予め
下部フレーム32側に固定させることができるため、作
業性がよい。なお、上部フレーム30には取付壁32A
に合わせて凹部が形成されている。
【0051】また、スタッドシャフト84には、お互い
にかみ合うタイミングギヤ18、20が回転可能に挿入
されており、挿入後には、抜け止めリング85を環状溝
84Aに嵌め込み、タイミングギヤ18、20がスタッ
ドシャフト84から抜けないようにしている。
【0052】さらに、タイミングギヤ18には入力ギヤ
16が、タイミングギヤ20には入力ギヤ23がそれぞ
れかみ合うようにして、入力ギヤ16は駆動シャフト1
2へ、入力ギヤ23は駆動シャフト22へそれぞれ嵌め
込まれる。
【0053】図4に示すように、入力ギヤ16、23の
ボス87には孔部86が、駆動シャフト12、22には
固定孔88が貫通しており、これら孔部86及び固定孔
88にギヤ固定ピン90が嵌合される。そして、駆動シ
ャフト12へ入力ギヤ16を、駆動シャフト22へ入力
ギヤ23を固定するようになっている。
【0054】ここで、孔部86及び固定孔88とギヤ固
定ピン90のはめあいはしまりばめとなっている。この
ため、一度挿入されたら規定以上の押し付け力が作用し
ない限り、ギヤ固定ピン90が孔部86及び固定孔88
から抜けることはない。
【0055】次に、第1形態に係る減速装置10の組立
方法について説明する。
【0056】まず、駆動シャフト12にコイルばね7
4、ウォーム14の順で挿入する。挿入後、ウォーム1
4の小判穴76を通じて駆動シャフト12の孔部78
(図2参照)にリミッタシャフト80を嵌合させる。
【0057】そして、この駆動シャフト12の段部12
Aに軸受54、56を嵌め込んだ後、図1に示すよう
に、下部フレーム32に形成された軸受収納部62に軸
受54を、軸受収納部64に軸受56を収納させる。ま
た、駆動シャフト22についても、駆動シャフト12と
同様に行い、2つのウォーム14、24は水平に配置さ
れる。
【0058】次に、ウォームホイールシャフト28の段
部28Aに48、50を嵌め込み、軸受収納部42に軸
受48を収納する。
【0059】このとき、2つのウォーム14、24をウ
ォームホイール26とかみ合わせながら、ウォーム1
4、24の小判穴76の長手方向のほぼ中央にリミッタ
シャフト80がくるように、ウォーム14、24とウォ
ームホイール26のかみ合い位置を設定しておく。
【0060】これにより、ウォーム14、24で発生す
る回転速度の差によってウォームホイール26の回転に
よりどちらかのウォーム14、24に負荷が掛かって
も、ウォーム14、24がスラスト方向のどちらへでも
移動できるため、回転速度差による送りピッチの差を吸
収させることができる。
【0061】次に、ウォームホイールシャフト28の軸
受50側に皿ばね52を挿入し、上部フレーム30に形
成された軸受収納部46に収納する。そして、フレーム
固定ネジ36で上部フレーム30と下部フレーム32を
固定して、BOX型の本体フレームを構成する。
【0062】さらに、図4に示すように、下部フレーム
32の取付壁32Aに圧入されたスタッドシャフト84
に2つのタイミングギヤ18、20をお互いがかみ合う
状態で挿入する。挿入後、タイミングギヤ18、20が
スタッドシャフト84から抜けないよう抜け止めリング
85を環状溝84Aに嵌め込む。
【0063】次に、駆動シャフト12に入力ギヤ16を
嵌め込む。このとき、入力ギヤ16はタイミングギヤ1
8とかみ合う状態で嵌め込まれる。そして、入力ギヤ1
6の孔部86と駆動シャフト12の固定孔88の位置合
わせを行い、ギヤ固定ピン90を嵌合させる。
【0064】さらに、駆動シャフト22に入力ギヤ23
を嵌め込む。このときも、駆動シャフト12の場合と同
様にタイミングギヤ20とかみ合う状態で嵌め込まれる
が、入力ギヤ23の孔部86と駆動シャフト22の固定
孔88を合わせることは容易でない。
【0065】なぜなら、ウォーム24とウォームホイー
ル26のかみ合いで駆動シャフト22の固定孔88の位
置を規定し、かつ、入力ギヤ23とタイミングギヤ20
の歯数やモジュール等で入力ギヤ23の孔部86の位置
を規定して、固定孔88と孔部86の位置が一致するよ
うに設計しても、各部品の製造誤差を考慮すると固定孔
88と孔部86の位置は実際には一致しないからであ
る。
【0066】しかし、本発明では、ウォーム24に形成
された小判穴76がリミッタシャフト80に沿ってスラ
スト方向へ移動可能であるため、駆動シャフト22の端
面に加工されたネジ溝92に、図5に示すように、ドラ
イバー94を係合させ駆動シャフト22を両方向に回転
させることができる。
【0067】これにより、駆動シャフト24の固定孔8
8と入力ギヤ23の孔部86の位置がズレている場合で
も、駆動シャフト24を回転させることで、固定孔88
と孔部86を一致させることができる。そして、駆動シ
ャフト12と同様に、ギヤ固定ピン90で固定する。
【0068】なお、ギヤ固定ピン90に替えて、ネジで
固定してもよい。但し、この場合、駆動シャフト12、
22には雌螺子を加工しておく。また、駆動シャフト1
2の端面にもネジ溝92が加工され、どちらからでも入
力ギヤ16、23を組み付けることができるようになっ
ている。
【0069】さらに、モーター(図示省略)を入力シャ
フト12にカップリングして、入力ギヤ16から入力ギ
ヤ23へ動力を伝達させているが、入力ギヤ16、23
及びタイミングギヤ18、20は平歯車であるため、当
然歯と歯のかみ合いにおいてバックラッシュは設けられ
ている。
【0070】しかし、本発明では、例えば、ウォームホ
イール26が、図3に示す矢印Bと反対方向に反転する
ときには、ウォーム24側から先ず回転力が伝達され
る。これは、ウォーム14に回転力が伝達されてからウ
ォーム14の歯面がウォームホイール26の歯面と接触
するまでの時間が、入力ギヤ16からタイミングギヤ1
8、20を介して入力ギヤ23へ動力が伝達されてウォ
ーム24に回転力が伝達されるまでの時間(平歯車のバ
ックラッシュを考慮した時間)よりも若干短くなってい
るからである。
【0071】このため、ウォームホイール26を反転又
は停止させても入力ギヤ16、23及びタイミングギヤ
18、20の間に設けられたバックラッシュによってウ
ォームホイールシャフト28が始動時にガタ付くことは
ない。
【0072】次に、第2形態に係る減速装置96につい
て説明する。
【0073】図6に示すように、駆動シャフト12には
入力ギヤ98が嵌合し、駆動シャフト22には入力ギヤ
100が嵌合している。この入力ギヤ98と入力ギヤ1
00は直接かみ合い、駆動シャフト12から駆動シャフ
ト22へ動力を伝達している。
【0074】このように、タイミングギヤ18、20を
取り除いた分、第1形態と比較すると入力ギヤ98、1
00のピッチ円直径は大きくなるが、平歯車によるトー
タルのバックラッシュは小さくなる。
【0075】なお、入力ギヤ98、100は減速装置1
0よりも大きくなるため、減速装置96の下部には台座
102が取り付けられている。
【0076】次に、第3形態に係る減速装置104につ
いて説明する。
【0077】なお、第1形態と重複する詳細事項につい
ては割愛する。
【0078】図7に示すように、この減速装置104で
は、モーター(図示省略)を入力シャフト126にカッ
プリングして入力シャフト126を通じて入力ギヤ13
0から両側の駆動ギヤ128へ動力が伝達される。そし
て、駆動ギヤ128を通じて、駆動シャフト120から
ウォーム116へ、駆動シャフト122からウォーム1
18へそれぞれ動力が伝達される。
【0079】また、ウォーム116にはウォームホイー
ル110が、ウォーム118にはウォームホイール11
2がそれぞれかみ合い、同一方向へ回転しながら、ウォ
ームホイール110、112が固定されたダブルウォー
ムホイールシャフト108へ動力が伝達される。
【0080】ここで、減速装置104の下部フレーム1
06は、メインフレーム106Aと取外し可能な側面フ
レーム106Bに分割される。このメインフレーム10
6Aの奥側の側壁中央部付近には孔部132が形成さ
れ、孔部132の周辺には軸受収納部134が形成され
ている。
【0081】また、側面フレーム106Bの中央部付近
にも同様に孔部136が形成され、この孔部136の周
辺には軸受収納部138が形成されている。一方、ダブ
ルウォームホイールシャフト108には2つのウォーム
ホイール110、112が嵌合している。
【0082】また、ダブルウォームホイールシャフト1
08に形成された段部108Aには軸受140、142
が嵌め込まれている。この軸受140は軸受収納部13
4へ、軸受142は軸受収納部138へそれぞれ収納さ
れ、ダブルウォームホイールシャフト108を回転可能
に軸支している。
【0083】次に、上部フレーム114には第1形態と
同様に、駆動シャフト120、122がそれぞれ回転可
能に軸支されている。
【0084】ここで、駆動シャフト120は平面視にて
右側にコイルばね74がくるように、駆動シャフト12
2は平面視にて左側にコイルばね74がくるように配置
されており、それぞれ第1形態に示す構成(例えば、リ
ミッタシャフト等)をしている。そして、図8に示すよ
うに、コイルばね74の付勢力によってウォーム116
は矢印E方向へ押され、ウォーム118は矢印F方向へ
押される。
【0085】従って、ウォームホイール110の歯面と
ウォーム116の歯面は点Yで接触し、また、ウォーム
ホイール112の歯面とウォーム118の歯面は点Zで
接触する。
【0086】ここで、ウォームホイール26を矢印G方
向へ回転させるときは、ウォーム118側からウォーム
ホイール112へ先ず回転力が伝達され、次に2つのウ
ォーム116、118でウォームホイール110、11
2へ回転力が伝達される。
【0087】また、ウォームホイール26を矢印Gと反
対方向に反転させるときは、ウォーム116側からウォ
ームホイール110へ先ず回転力が伝達され、次に2つ
のウォーム116、118でウォームホイール110、
112へ回転力が伝達されるようになっている。
【0088】従って、入力シャフト126を反転又は一
時停止させても始動時にバックラッシュによってウォー
ムホイールシャフト108がガタつくことなはい。
【0089】さらに、図7に示すように、駆動シャフト
120と駆動シャフト122の間には入力シャフト12
6が配置されている。また、平面視にて右側の軸受14
8、軸受160には押し付けキャップ150が取り付け
られており、この押し付けキャップはそれぞれ独立した
板ばね152によって押し付けられている。
【0090】このため、駆動シャフト120、122及
び入力シャフト126が回転してもスラスト方向にはガ
タが発生しない。
【0091】さらに、駆動シャフト120、122には
駆動ギヤ128が、入力シャフト126には入力ギヤ1
30がそれぞれ嵌め込まれている。この2つの駆動ギヤ
128は入力ギヤ130とかみ合っており、図示しない
モーターから直接伝達される入力シャフト126の動力
が、駆動ギヤ128を通じて駆動シャフト120、12
2へ伝達されるようになっている。
【0092】このように、駆動ギヤ128の間に入力ギ
ヤ130を配置させることで、必要最小限のギヤ点数で
済む。
【0093】また、第1形態と比較すると、ダブルウォ
ームホイールシャフト108に対して減速装置104の
スラスト方向のスペースは大きくなるがラジアル方向の
スペースは小さくなる。従って、減速装置の設置箇所に
応じて第1形態と第3形態を使い分けることができる。
【0094】次に、第3形態に係る減速装置104の組
立方法について説明する。
【0095】まず、ダブルウォームホイールシャフト1
08に2つのウォームホイール110、112を嵌合さ
せ、ダブルウォームホイールシャフト108の段部10
8Aに軸受140、142を嵌め込んだ後、メインフレ
ーム106Aに形成された軸受収納部134に軸受14
0を収納させる。
【0096】また、ダブルウォームホイールシャフト1
08の軸受142側に皿ばね146を挿入し、側面フレ
ーム106Bに形成された軸受収納部138に収納しな
がら、側面固定ネジ144で側面フレーム106Bをメ
インフレーム106Aに固定する。
【0097】一方、第1形態と同様に、駆動シャフト1
20にはコイルばね74、ウォーム116が、駆動シャ
フト122にはコイルばね74、ウォーム118が順番
に挿通されているが、コイルばね74は互いに反対側に
位置している。
【0098】また、入力シャフト126には2つの軸受
160を嵌め込み、入力シャフト126が駆動シャフト
120及び駆動シャフト122の間に位置するように軸
受160を軸受収納部161に収納する。
【0099】そして、ウォーム116がウォームホイー
ル110と、ウォーム118がウォームホイール112
とかみ合うようにして、駆動シャフト120、122の
軸受148をそれぞれ軸受収納部154へ収納して、上
部フレーム114と下部フレーム106を固定する。
【0100】また、入力シャフト126の一端には入力
ギヤ130を挿入し、駆動シャフト120、122の一
端には、入力ギヤ130とかみ合う駆動ギヤ128を挿
入する。そして、第1形態と同様に、入力シャフト12
6を入力ギヤ130に、駆動シャフト120、122を
駆動ギヤ128にそれぞれ固定ピン90で固定する。
【0101】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、入力軸を反
転又は一時停止させても始動時にバックラッシュによる
出力軸のガタつきは発生しない。
【0102】請求項2に記載の発明では、請求項1の発
明と比較すると、出力軸に対して減速装置のスラスト方
向のスペースは大きくなるがラジアル方向のスペースは
小さくすることができるため、減速装置の設置箇所に応
じて請求項1の発明と請求項2の発明を使い分けること
ができる。
【0103】請求項3に記載の発明では、長穴部はピン
に沿ってスライドすることができ、弾性体によってウォ
ームを押圧することで常にウォームの歯面をウォームホ
イールの歯面に接触させることができる。
【0104】請求項4に記載の発明では、入力軸及び出
力軸は回転しても常にスラスト方向に押圧されているの
でスラスト方向にはガタが発生しない。
【0105】請求項5に記載の発明では、ウォームがス
ラスト方向へスライド可能であるため、ドライバーをネ
ジ溝に入れると、入力軸はどちらの方向にも回転させる
ことができ、入力軸の穴部と第2の平歯車の穴部を簡単
に位置合わせすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態に係る減速装置の(A)は平面図であ
り、(B)は正面図である。
【図2】第1形態に係る減速装置のウォームに形成され
た長穴部を通じて入力軸の孔部にピンが嵌合している状
態を示す要部拡大図である。
【図3】第1形態に係る減速装置のウォームギヤの接触
点を示す拡大図である。
【図4】第1形態に係る減速装置の組立方法を示す斜視
図である。
【図5】第1形態に係る減速装置の組立方法を示す斜視
図である。
【図6】第2形態に係る減速装置の(A)は平面図であ
り、(B)は正面図である。
【図7】第3形態に係る減速装置の平面図である。
【図8】第3形態に係る減速装置の正面図である。
【図9】第3形態に係る減速装置の裏面図である。
【図10】第3形態に係る減速装置の(A)は一方のウ
ォームギヤの接触点を示す拡大図であり、(B)は他方
のウォームギヤの接触点を示す拡大図である。
【符号の説明】
12 駆動シャフト(入力軸) 14 ウォーム 16 入力ギヤ(伝達手段) 18 タイミングギヤ(伝達手段) 20 タイミングギヤ(伝達手段) 22 駆動シャフト(入力軸) 23 入力ギヤ(伝達手段) 24 ウォーム 26 ウォームホイール 52 皿ばね(バネ材) 72 板ばね(バネ材) 74 コイルばね(弾性体) 76 小判穴(保持手段) 78 孔部(保持手段) 80 リミッタシャフト(保持手段) 92 ネジ溝 98 入力ギヤ(伝達手段) 100 入力ギヤ(伝達手段) 110 ウォームホイール 112 ウォームホイール 116 ウォーム 118 ウォーム 120 駆動シャフト(入力軸) 122 駆動シャフト(入力軸) 126 入力シャフト(入力軸) 128 駆動ギヤ(伝達手段) 130 入力ギヤ(伝達手段) 146 皿ばね(バネ材) 152 板ばね(バネ材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォームギヤを用いた減速装置におい
    て、 本体フレームに軸支された出力軸に固定されたウォーム
    ホイールと、前記ウォームホイールにかみ合いウォーム
    ホイールを中心に対向して配置された2つのウォーム
    と、前記ウォームを回転可能かつスラスト方向へスライ
    ド可能にそれぞれ軸支する入力軸と、前記ウォームに前
    記入力軸の回転力を伝達しウォームをスラスト方向へス
    ライド可能に保持する保持手段と、一方の入力軸に配置
    されウォームを付勢して歯面をウォームホイールの歯面
    と接触させ、ウォームホイールが正転する方向へ押圧す
    る第1の弾性体と、他方の入力軸に配置されウォームを
    付勢して歯面をウォームホイールの歯面と接触させ、ウ
    ォームホイールが反転する方向へ押圧する第2の弾性体
    と、一方の入力軸の動力を他方の入力軸へ伝達する動力
    伝達手段と、を有することを特徴とする減速装置。
  2. 【請求項2】 ウォームギヤを用いた減速装置におい
    て、本体フレームに軸支された出力軸に固定された2つ
    のウォームホイールと、前記ウォームホイールにそれぞ
    れかみ合う2つのウォームと、前記ウォームを回転可能
    かつスラスト方向へスライド可能にそれぞれ軸支する入
    力軸と、前記ウォームに前記入力軸の回転力を伝達しウ
    ォームをスラスト方向へスライド可能に保持する保持手
    段と、一方の入力軸に配置されウォームを付勢して歯面
    を一方のウォームホイールの歯面と接触させ、ウォーム
    ホイールが正転する方向へ押圧する第1の弾性体と、他
    方の入力軸に配置されウォームを付勢して歯面を他方の
    ウォームホイールの歯面と接触させ、ウォームホイール
    が反転する方向へ押圧する第2の弾性体と、一方の入力
    軸の動力を他方の入力軸へ伝達する動力伝達手段と、を
    有することを特徴とする減速装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段が、前記ウォームのボス部
    に形成されスラスト方向に長い長穴部と、前記入力軸の
    外周面に形成された孔部と、前記長穴部を通じ孔部と嵌
    合されるピンと、で構成されたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の減速装置。
  4. 【請求項4】 前記入力軸及び前記出力軸にスラスト方
    向への押圧力を発生させるバネ材を有することを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の減速装置。
  5. 【請求項5】 前記動力伝達手段が、一方の入力軸に固
    定された第1の平歯車と、他方の入力軸に固定され前記
    第1の平歯車とかみ合い、或いは偶数枚の伝達平歯車を
    介してかみ合う第2の平歯車と、前記入力軸の端面に形
    成されたネジ溝と、で構成されたことを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の減速装置。
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