JPH033716A - デバリング方法 - Google Patents

デバリング方法

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JPH033716A
JPH033716A JP13982689A JP13982689A JPH033716A JP H033716 A JPH033716 A JP H033716A JP 13982689 A JP13982689 A JP 13982689A JP 13982689 A JP13982689 A JP 13982689A JP H033716 A JPH033716 A JP H033716A
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JP
Japan
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shaft
spherical tool
servo motor
backward
motor
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Pending
Application number
JP13982689A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Masuda
益田 寛之
Seiichi Fujisawa
藤澤 誠一
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、流体通路用の孔と孔との交線部分を内部に有
したあらゆる機械部品等の精密加工を行う場合に好適に
採用可能なデバリング方法に関する。
[従来の技術] 従来、この種の機械部品のデバリング作業は、熟練技能
者による、種々の切削工具を使用した手作業により行わ
れている。そして、デバリング作業後の仕上り状態は、
孔に挿入したファイバースコープ等を利用して確認する
ようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、部品内部に形成された三次元形状の交線部分
のデバリング作業を手作業により行うと、生産性が低い
」二に、品質のばらつきが多い。特に、孔と孔との交線
部分の目視が不可能な状態でのデバリング作業では、前
述のような不具合の発生率が高く、何等かの改善が望ま
れている。また、かかるデバリング作業には、豊富な技
能経験及び高度の技術が不可欠となるため、熟練技能者
の確保も困難となっている。
このような不具合を解消するために、例えば、孔と孔と
の交線の微小平面から法線方向に一定距離だけ偏心した
位置の軌跡を求め、次いで、回転軸の先端に装着した球
状工具の中心を前記軌跡上に位置させて、球状工具を回
転させながら、該球状工具でその軌跡をなぞることによ
り、交線部分を一定深さに切削する手法が考えられる。
しかしながら、このような手法によると、前記軌跡を求
める際の計算が困難になる。しかも、球状工具の中心を
常に軌跡上に位置させて、該球状工具でその軌跡をなぞ
ると、回転軸と孔とが干渉してしまう恐れが高い。しか
して、回転軸の傾きを適宜変化させるようにすれば、回
転軸と孔との干渉を回避することが可能ではあるが、こ
のような方策によると、膨大な量のデータが必要となる
上に、回転軸の傾きを変化させるための格別な装置が必
要となる。
本発明は、以上のような課題を一挙に解消することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、次のような構成
を採用したものである。
すなわち、本発明にかかるデバリング方法は、内周が円
筒面により構成された孔と孔との交線部分を、回転軸の
先端に装着した球状工具により切削するようにしたデバ
リング方法であって、前記回転軸を一方の孔に平行に挿
入し、その孔の軸心と回転軸との平行状態を常に保ちつ
つ前記球状工具を公転させるとともに、この球状工具を
前記軸心方向に進退させて前記交線部分を切削するよう
にしたことを特徴とする。
[作用] このような構成によれば、先ず、交差する孔と孔との交
線における座標値を一方の孔を基準にして求め、その座
標値を元にして、球状工具を公転させる際に該球状工具
の中心を位置させるべき同心円上の座標値を決定する。
次いで、球状工具の半径と、交線部分の切込み量と、前
記同心円と交線との距離から、球状工具を進退させるべ
き軸心方向の座標値を決定する。三軸方向の座標値が決
定すれば、球状工具の中心を前記同心円上に位置させて
、回転軸と軸心との平行を保った状態で、球状工具をそ
の同心円上で回転させながら公転させ、さらに、球状工
具を軸心方向の座標値に基づいて進退させることにより
、交線部分のデバリング作業を行うことになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例におけるデバリング方法は、第1図に概略的
に示すような既設のマシニングセンタ1を利用している
。マシニングセンタ1は、X軸周サーボモータ2と、Y
軸周サーボモータ3と、1Z軸用サーボモータ4と、主
軸モータ5を備えており、これらのモータをNC装置6
で同時制御するようにしたものである。X軸周サーボモ
ータ2は、送りねじ2aを介してテーブルに接続してあ
り、テーブル上に載置されたワーク7が送りねじ2aの
回転によりX軸方向へ進退移動されるようになっている
。Y軸周サーボモータ3は、基台8に固定してあり、送
りねじ3aを回転させると、送りねじ3aに保持させた
前記主軸モータ5がY軸方向へ進退移動するようになっ
ている。Z軸周サボモータ4の送りねじ4aを回転させ
ると、前記基台8が2軸方向へ進退移動するようになっ
ている。また、前記主軸モータ5には、先端に球状工具
9が固着された回転軸10を着脱自在に装着しである。
NC装置6は、メモリー6aや出力インターフェース等
を内蔵したマイクロコンピュータユニットからなるもの
で、テープリーダ6bが入力インターフェース6Cを介
して接続されている。
球状工具9は、球面形状の外周に複数の切刃を設けたも
ので、前記回転軸10と一体回転するようになっている
ワーク7は、内周が円筒面により構成された小径の一方
の孔11と、内周が円筒面により構成された大径の他方
の孔12とが内部で交差し、その交差部分に三次元形状
の交線13が形成されたものである。このワーク7を、
一方の孔11が前記回転軸10と平行になるようにテー
ブル上に固定し、その孔11に回転軸10を平行に挿入
して、先端の球状工具9で前記交線13部分の面取を行
うようにしている。
交線13部分の面取を行うにあたり、第2図に概略的に
示すような作業手順に基づいて、NCデータを作製し、
そのNCデータを前記テープリーダ6b等を介してNC
装置6に人力している。先ず、ステップ21で、一方の
孔11と他方の孔12との交線13を、Z軸に平行な一
方の孔11側を基準にして求め、ステップ22に進む。
この場合の交線13は、第3図に示すように、一方の孔
11の軸心11a上の点を中心とする円のX軸及びY軸
方向の座標値として求められる。ステップ22では、回
転軸10と前記軸心11aとの平行状態を保ちつつ球状
工具9を公転させる際に、その球状工具9の中心9aを
位置させるべき同心円14をXSYの座標値として求め
、ステップ23に進む。ステップ23では、交線]−3
1の各点N1〜Nnと交線1Bの中心13aとを結ぶ直
線と、前記同心円14との交点n1〜n、のX、Y座標
値を決定して、ステップ24に進む。ステップ24では
、交線13と球状工具9の中心9aとの距離α、交線1
3部分の切込み量d、球状工具9の半径rから、球状工
具9と交線13との接触点における角度θを求め、その
角度θに基づいてZの座標値を決定する。前記角度θは
、例えば、次式により求めることができる。
α−(r−d)  ・cosθ ただし、r くαくr (r−は、回転軸10の半径) ステップ25では、以」二の手順により求めた同心円1
4上の各魚群n1〜no間の座標値(X、Y、Z)を補
間し、これらの座標値を球状工具9の中心9aの座標デ
ータとして作製する。ステップ26では、NC装置6に
前記データを入力し、主軸モータ5を駆動しつつ、X軸
周サーボモータ2、Y軸周サーボモータ3及びZ軸周サ
ーボモータ4を同時制御して、交線13部分のデバリン
グ作業を実行する。すなわち、球状工具9は、交線13
から一定の距離」−でワーク7との間で相対的に円を描
きつつZ軸方向に進退し、交線13の形状に沿って三次
元移動を行いながら、交線13部分を一定深さに切削し
ていくことになる。
したがって、このような構成によれば、ワーク7内に形
成された三次元形状の交線13部分の面取作業を、有効
に機械化することができるので、従来の手作業によるデ
バリング作業に比べて大巾に生産効率を高めることがで
きるとともに、品質を確実に安定させることができる。
しかも、このような方策によれば、熟練作業を必要とせ
ず、既設のマシニングセンタ1等を有効に利用すること
ができる。
また、回転軸10と一方の孔11との平行状態を常に保
ちながら、球状工具9をワーク7との間で相対的に変化
させて3軸制御するようにしているので、回転軸10と
孔11との干渉を有効に防止することができるとともに
、マシニングセンタ1等を作動させるにあたってのデー
タ量が比較的少なく、実用性に優れたものとなっている
なお、マシニングセンタの代わりに、少なくとも、x、
ySzの3軸間時制御が行えるNC装置を備えたフライ
ス盤等を用いるようにしてもよい。
また、本発明は、一方の孔と回転軸とを常に平行にすれ
ば、内周が円筒面をなす孔と孔とが直交する場合に限ら
ず、様々の角度でもって交差する場合にも有効に適用可
能である。
さらに、上記実施例では、ワークを移動させるようにし
たが、ワークを固定した状態で球状工具を三軸方向へ移
動させるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のような構成からなる本発明によれば、被切削物の
内部に形成された孔と孔との交線部分のデバリング作業
を無理なく機械化することができるので、製品の生産効
率を大巾に高めることができるとともに、品質を確実に
安定させることができる。
しかも、本発明によれば、デバリング作業を行うにあた
っての格別な熟練技術を必要とせず、既設の装置を有効
に利用することができるので、実用性に優れている。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は装置全体を概
略的に示す斜視図、第2図は作業手順を概略的に示すフ
ローチャート図、第3図及び第4図は要部を説明するた
めの図である。 1・・・マシニングセンタ 7・・・ワーク 9・・・球状工具 10・・・回転軸 11.12・・・孔 13・・・交線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内周が円筒面により構成された孔と孔との交線部分を、
    回転軸の先端に装着した球状工具により切削するように
    したデバリング方法であつて、前記回転軸を一方の孔に
    平行に挿入し、その孔の軸心と回転軸との平行状態を常
    に保ちつつ前記球状工具を公転させるとともに、この球
    状工具を前記軸心方向に進退させて前記交線部分を切削
    するようにしたことを特徴とするデバリング方法。
JP13982689A 1989-05-31 1989-05-31 デバリング方法 Pending JPH033716A (ja)

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