JPH0335764Y2 - - Google Patents

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JPH0335764Y2
JPH0335764Y2 JP6087084U JP6087084U JPH0335764Y2 JP H0335764 Y2 JPH0335764 Y2 JP H0335764Y2 JP 6087084 U JP6087084 U JP 6087084U JP 6087084 U JP6087084 U JP 6087084U JP H0335764 Y2 JPH0335764 Y2 JP H0335764Y2
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draining material
corner joint
draining
piece
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は浴室内に設置されたバス床本体の特に
コーナー部におけるバス床本体と壁パネルの水切
り構造に関するものである。
[背景技術] 従来のバス床本体1と壁パネル31との水切り
構造を第25図に示す。バス床本体1は床面6の
たわみによつてその周端部が若干下がることがあ
るので、水切り性を良くするためにバス床本体1
の周端部に立ち上がり片67を全周に亘つて延出
し、この立ち上がり片67を壁パネル31の裏面
側に配してバス床本体1と壁パネル31との間よ
り水が裏面側へ廻らないようにしている。しかし
ながら、この構造ではバス床本体1のサイズが決
まつているための浴室の大きさをバス床本体1に
合わせるしかなく、浴室の大きさが異なつている
ような場合にはこの構造を採ることはできなかつ
た。また、第26図に示すようにバス床本体1の
周端部に切断可能な水平片2を延出し、水平片2
から壁パネル31に渡つて水切り材63を配して
水切り材63をビス68などで壁パネル31に固
定したような場合にはバス床本体1がたわんで下
方へ移動した際に水切り材63とバス床本体1と
の間に隙間が生じ水がその隙間より漏れるという
欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、浴室の大きさが異なつたような場合でも対応
でき、また水切り性に優れ、さらに特にバス床本
体のコーナー部において施工性の良いバス床本体
と壁パネルの水切り構造を提供することを目的と
するものである。
[考案の開示] すなわち、本考案のバス床本体と壁パネルの水
切り構造は、浴室内に設置したバス床本体1のコ
ーナー部にコーナージヨイント26を配置し、こ
のコーナージヨイント26に水切り材挿入部27
を壁面に沿つて直交して設け、バス床本体1の周
縁部上に水切り材4を固着すると共に水切り材4
の端部を上記コーナージヨイント26の水切り材
挿入部27に挿入して水切り材4の端部とバス床
本体1との間でコーナージヨイント26を挟持
し、水切り材4の上部に形成した上方開口の挿入
凹所41内に壁パネル31の下端部を挿入して成
るもので、バス床本体1の端部を浴槽5や浴室の
大きさに合わせて切断することにより、浴槽5や
浴室の大さきが異なつた場合でも支障なくバス床
本体1を浴室内に設置することができるように
し、また水切り材4に形成された上方開口の挿入
凹所41内に壁パネル31の下端部を挿入するこ
とにより、バス床本体1がたわんでその周端部が
下がつたとしても水切り材4がバス床本体1とと
もに下動するために水切り材4とバス床本体1と
の間に隙間ができないようにし、さらにコーナー
ジヨイント26をバス床本体1に固着した水切り
材4に押さえ付けてコーナージヨイント26を固
定し、上記目的を達成したものである。
以下本考案を第1図以下の実施例により詳述す
る。バス床本体1は硬質ポリ塩化ビニル樹脂や
FRPなどで形成され、第1図及び第3図に示す
ようにバス床本体1の周縁には中央の床面6に比
して一段高くなつた水平片2が水平方向に延出し
て形成してある。この水平片2は巾広に形成して
あつて、適宜切断してもの巾を変えることができ
るものである。第6図乃至第11図に示すよう
に、床面6は排水溝7部分が低くなるように周端
部から傾斜をつけてあり、また排水溝7もその略
中央部ほど低くなるように溝低には勾配が付けて
あつて、排水溝7の略中央部には排水口8が穿設
してある。このバス床本体1の水平片2下面には
補強材10が取り付けてあつて、バス床本体1を
補強してある。各補強材10は水平片2の床面6
側に取り付けるもので、水平片2の周端部は補強
材10が取り付けられていない寸法調整部11と
なつている。補強材10の下面には適宜位置にて
アジヤスタボルト12が取り付けてある。アジヤ
スタボルト12は第2図、第6図に示すようにバ
ス床本体1の浴槽5設置用切欠部13側の補強材
10下面に取り付け、壁側の補強材10下面には
床固定脚部14を取り付けるようにするのが良
い。図中4は水切り受材15と防水巾木16とよ
り成る水切り材である。防水巾木16はポリ塩化
ビニル樹脂などの合成樹脂材で形成された長尺物
で、第12図に示すように載置片17より立上り
片18を立上がらせて形成してある。立上り片1
8のうち外立上り片18aの内面側には水返し用
の小溝19が複数本凹設してあり、また内立上り
片18bの上端部には防カビ剤入りの軟質ポリ塩
化ビニル樹脂などで形成された防水片20が上方
へ延出してある。載置片17の下面には突台片2
1と嵌合片22がそれぞれ突設してある。また、
水切り受材15は軟質ポリ塩化ビニル樹脂やアル
ミニウム材などで形成されており、第13図に示
すように固定片23の中央部上面より上方へ嵌合
部24を突出すると共に固定片23の一方端部上
面より受片25を上方へ突出して形成してある。
30はドア枠下調整板で、第15図に示すように
基板73の上端部に上水平片74を壁側へ突出す
ると共に基板73の略中央部より下水平片75を
壁側へ突出し、上水平片74に上方へ突出する挿
入片71を設けると共に基板の下端よりスライド
片72を下方へ延出して形成してある。このドア
枠下調整板30はスライド片72の下部を第22
図で示す一点鎖線の位置で切断することにより、
その上下巾を調整することができるものである。
図中29はドア枠で、浴室の出入り口開口部76
の内周縁に取り付けられており、ドア枠29の下
枠69には下方へ開口する凹溝70が全長に亘つ
て形成してある。26はバス床本体1のコーナー
部分に配するコーナージヨイントで、合成樹脂材
などで形成されており、コーナージヨイント26
の下部より直交して延出された底辺部80の上面
には上方へ開口する水切り材挿入部27,27が
壁面に沿つて直交して設けてある。また、コーナ
ージヨイント26の略中段部81には壁パネル挿
入部82が直交して設けてある。水切り材挿入部
27は上記水切り材4の防水巾木16の端部を上
方より挿入するものでり、また壁パネル挿入部8
2は壁パネル31の下端部を挿入するものであ
る。28はコーナージヨイントに被せられるコー
ナーカバー、56は布基礎、57は土台、58は
柱、79は防水紙である。
次に、浴槽5、バス床本体1の設置及びドア枠
29、壁パネル31の取付けについて説明する
と、まず初めに第17図に示すようにモルタルを
流して床下地32を形成すると共に排水パイプ3
3を所定位置に埋め込む。その際、床下地32に
水勾配を付けておくものである。次に、浴室内寸
法を測つてそれに合わせて浴床材1の壁側の水平
片2を切断すると共に浴槽5の落とし込み寸法に
合わせて浴槽5側の水平片2を切断し、このよう
にして寸法が調整されたバス床本体1を浴室内に
搬入して床下地32のつか石77上に載設する。
その際、床固定脚部14を先に床下地32に降ろ
し、排水トラツプ34、バルブソケツト35と排
水パイプ33とを接合しながらバス床本体1を設
置し、アジヤスタボルト12を調節して水平レベ
ルを出すものである。水平レベルがでた後はアジ
ヤスタボルト12を固定してつか石77にモルタ
ルで固定する。次いで、第18図及び第19図に
示すようにバス床本体1のコーナー部にコーナー
ジヨイント26を配してコーナージヨイント26
を接着剤などでバス床本体1に固着し、次いで第
20図で示す所定寸法(コーナージヨイント2
6,26間の寸法L1)に切断した水切り受材1
5を壁面に沿つて水平片2上の所定位置に載置し
て水切り受材15の固定片23を水平片2にねじ
39等で固着する。次いで、第12図cで示した
ように防水巾木16の下面に防水スポンジ37を
貼着しておき、この防水巾木16を水切り受材1
5の上側から押圧することにより、水切り受材1
5の嵌合部24をの嵌合片22,22間の被嵌合
部40に挿入嵌合させて防水巾木16をバス床本
体1に固着すると共に、防水巾木16の両端部を
コーナージヨイント26の水切り材挿入部27に
挿入するのである。その際防水巾木16の長さ
L2は水切り受材15よりもやや長く設定されて
いて、コーナージヨイント26はその底辺部が防
水巾木により押さえ付けられることになり、バス
床本体1との間で挟持されてコーナージヨイント
26は確実にバス床本体1に固定されることにな
る。また、防水巾木16の上部に形成されている
挿入凹所41はコーナージヨイント26の上部に
形成された壁パネル挿入部82と連続することに
なる。次に、防水巾木16とバス床本体1との間
に防水パテ38を充填する。そして、壁側におい
ては第3図で示したように防水巾木16の内外立
上り片18a,18b間で形成される挿入凹所4
1内に上方より壁パネル31の下端部を挿入して
壁パネル31を防水紙79などで防水処理された
壁下地42に取り付けるのである。壁パネル31
の表面には防水片20が弾接することになつて水
切りを良くしている。その後、第17図に示すよ
うにコーナーカバー28をシリコン系シーリング
材などの防水パテでコーナージヨイント26に貼
り付けるものである。このようにすることによ
り、水切り材4及びコーナージヨイント26、コ
ーナーカバー28はバス床本体1に固定されるこ
とになり、一方壁パネル31の下端部は防水巾木
16の挿入凹所41、コーナージヨイント26の
挿入部82内に挿入されることになり、バス床本
体1の周端部が下がつたとしても水切り材4及び
コーナージヨイント26はバス床本体1に追従し
て下動することになり、バス床本体1と水切り材
4、コーナージヨイント26との間にするために
隙間ができることはないものである。また、一
方、浴室の出入り口開口部76に取り付けられた
ドア枠29と水切り材4との間には第5図に示す
ようにドア枠下調整板30を挿入するものであ
る。すなわち、第22図に示すようにドア枠29
の下枠69と水切り材4間の上下寸法に合わせて
ドア枠下調整板30のスライド片72を切断する
と共に、ドア枠29の開口巾に合わせてドア枠下
調整板30の長さを切断し、このようにして寸法
が調節されたドア枠下調整板30の挿入片71を
下枠69の凹溝70内に挿入すると共にスライド
片72を水切り材4の挿入凹所41内に挿入し、
第23図のようにドア枠29の側方からスライド
挿入して水切り材4とドア枠29との間に取り付
けるものである。その後、ドア枠29とドア枠下
調整板30との隙間に防水パテ38を充填する。
次いで第24図に示すようにドア枠29の縦枠7
9に見切り本体78を取り付け、上記壁パネル3
1とドア枠下調整板30の端部の化粧を行うもの
である。このようにして、浴室の壁下地42に壁
パネル31やドア枠下調整板30を取り付けた
後、第2図、4図のように浴槽5のエプロン36
の下面に防水スポンジ37を貼着した浴槽5をバ
ス床本体1の切欠部13内に挿入して床下地32
上に据え付け、その後バス床本体1の水平片2と
エプロン36下面との間に防水パテ38を充填す
るものである。
[考案の効果] 上記のように本考案は、浴室内に設置したバス
床本体の周端部に水切り材を固着し、水切り材の
上部に形成した上方開口の挿入凹所内に壁パネル
の下端部を挿入したので、バス床本体の周端部を
浴槽や浴室の大きさに合わせて適宜切断すること
により、浴槽や浴室の大きさが異なつた場合でも
支障なくバス床本体を浴室内に設置することがで
きるものであり、またバス床本体がたわんでその
周端部が下がつたとしても水切り材がバス床本体
とともに下動するために水切り材とバス床本体と
の間には隙間ができることなく水切り性を向上す
ることができるものである。また、コーナー部に
コーナージヨイントを配置し、このコーナージヨ
イントの上面に水切り材挿入部を壁面に沿つて直
交して設け、バス床本体の周縁部上に固着した水
切り材の端部を上記コーナージヨイントの水切り
材挿入部に挿入したので、コーナージヨイントは
水切り材に押さえ付けられて固定されることにな
つて、コーナージヨイントをねじなどで固定する
必要がなく施工性が良い上に防水性をも向上する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の分解斜視図、第2図
は同上の断面図、第3図は第2図のA部断面図、
第4図は第2図のB部断面図、第5図は同上の要
部断面図、第6図は同上のバス床本体の平面図、
第7図は第6図のA−A′線断面図、第8図は第
6図のB−B′線断面図、第9図は第6図のC−
C′線断面図、第10図は第6図のD−D′線断面
図、第11図は第6図のE−E′線断面図、第12
図a,b,cは同上の防水巾木の側面図、一部切
欠正面図、斜視図、第13図a,bは同上の水切
り受材の斜視図と断面図、第14図a,bは同上
のドア枠下調整板の側面図と一部切欠正面図、第
15図a,b,cは同上のコーナージヨイントの
斜視図、平面図、一部破断断面図、第16図は同
上のコーナーカバーの斜視図、第17図は同上の
施工法を示す斜視図、第18図及び第19図a,
b,cは同上の施工法を示す説明図、第20図は
同上の説明図、第21図は同上のコーナーカバー
の取り付けを示す斜視図、第22図は同上のドア
枠下調整板の取り付けを示す斜視図、第23図は
同上の断面図、第24図a,b,cはそれぞれ同
上の要部斜視図、第25図は従来例の概略断面
図、第26図は他の従来例の要部断面図である。 1はバス床本体、2は水平片、4は水切り材、
5は浴槽、15は水切り受材、16は防水巾木、
26はコーナージヨイント、27は水切り材挿入
部、28はコーナーカバー、31は壁パネル、4
0は嵌合凹所、41は挿入凹所、82は壁パネル
挿入部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室内に設置したバス床本体のコーナー部にコ
    ーナージヨイントを配置し、このコーナージヨイ
    ントに水切り材挿入部を壁面に沿つて直交して設
    け、バス床本体の周縁部上に水切り材を固着する
    と共に水切り材の端部を上記コーナージヨイント
    の水切り材挿入部に挿入して水切り材の端部とバ
    ス床本体との間でコーナージヨイントを挟持し、
    水切り材の上部に形成した上方開口の挿入凹所内
    に壁パネルの下端部を挿入して成るバス床本体と
    壁パネルの水切り構造。
JP6087084U 1984-04-25 1984-04-25 バス床本体と壁パネルの水切り構造 Granted JPS60172903U (ja)

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JPS60172903U JPS60172903U (ja) 1985-11-15
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