JPH0443550Y2 - - Google Patents

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JPH0443550Y2
JPH0443550Y2 JP6086784U JP6086784U JPH0443550Y2 JP H0443550 Y2 JPH0443550 Y2 JP H0443550Y2 JP 6086784 U JP6086784 U JP 6086784U JP 6086784 U JP6086784 U JP 6086784U JP H0443550 Y2 JPH0443550 Y2 JP H0443550Y2
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piece
waterproof
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draining
bathroom
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は床パンとして用いられる浴室床材と壁
パネルの水切り構造に関するものである。
[背景技術] 従来の浴室床材1と壁パネル31との水切り構
造を第21図に示す。浴室床材1は床面6のたわ
みによつてその周端部が若干下がることがあるの
で、水切り性を良くするために浴室床材1の周端
部に立ち上がり片67を全周に亘つて延出し、こ
の立ち上がり片67を壁パネル31の裏面側に配
して浴室床材1と壁パネル31との間より水が裏
面側へ廻らないようにしている。しかしながら、
この構造では浴室床材1のサイズが決まつている
ために浴室の大きさを浴室床材1に合わせるしか
なく、浴室の大きさが異なつているような場合に
はこの構造を採ることはできなかつた。また、第
22図に示すように浴室床材1の周端部に切断可
能な水平片2を延出し、水平片2から壁パネル3
1に亙つて水切り材63を配して水切り材63を
ビス68などで壁側に固定したような場合には浴
室床材1がたわんで下方へ移動した際に水切り材
63と浴室床材1との間に隙間が発生し水がその
隙間より漏れるという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、浴室の大きさが異なつたような場合でも対応
でき、しかも水切り性の優れた浴室床材と壁パネ
ルの水切り構造を提供することを特徴とするもの
である。
[考案の開示] すなわち、本考案の浴室床材と壁パネルの水切
り構造は、浴室床材1の周縁部に切断可能な水平
片2を外側方へ向けて延出し、薄板状の固定片2
3の上面の一部より上方に向けて嵌合部24を立
設して水切り受材15を形成し、水平片2の上に
水切り受材15を載置して水切り受材15の固定
片23を水平片2に固着し、下面に凹状の被嵌合
部40を有する載置片17より上方に向けて立上
がり片18を立設すると共に立上がり片18の上
部に上方開口の挿入凹所41を設けて防水巾木1
6を形成し、水切り受材15の上方に防水巾木1
6を載置して防水巾木16の下部の載置片17を
水切り受材15の上に載置すると共に載置片17
の下面側に設けた被嵌合部40を水切り受材15
の嵌合部24に嵌合せしめ、防水巾木16の上部
に形成された挿入凹所41に壁パネル31の下端
部を挿入して成るもので、水平片2を浴室の大き
さに合わせて切断することにより、異なる大きさ
の浴室にも浴室床材1が設置できるようにし、ま
た水平片2に水切り受材15と防水巾木16を取
り付けることで、浴室床材1にたわみを生じたと
しても水切り受材15と防水巾木16とで形成さ
れる水切り材4と浴室床材1との間に隙間ができ
ないようにすることができ、上記目的を達成した
ものである。
以下本考案を第1図以下の実施例により詳述す
る。浴室床材1は硬質ポリ塩化ビニル樹脂や
FRPなどで形成され、第3図に示すように浴室
床材1の周縁には中央の床面6に比して一段高く
なつた水平片2が水平方向に延出して形成してあ
る。この水平片2は広巾に形成してあつて、適宜
切断することによりその巾寸法を調節することが
できるようにしてある。第6図乃至第15図に示
すように床面6は排水溝7部分が低くなるように
周端部から傾斜をつけてあり、また排水溝7もそ
の略中央部ほど低くなるように溝底には勾配が付
けてあつて、排水溝7の略中央部には排水口8が
穿設してある。この浴室床材1の水平片2下面に
は補強材10が取り付けてあつて、浴室床材1を
補強してある。各補強材10は水平片2の床面6
側に取り付けるもので、水平片2の周端部は補強
材10が取り付けられていない寸法調整部11と
なつている。補強材10の下面には適宜位置にて
アジヤスタボルト12が取り付けてある。アジヤ
スタボルト12は第2図、第6図に示すように浴
室床材1の浴槽5設置用切欠部13側の補強材1
0下面に取り付け、壁側の補強材10下面には床
固定脚部14を取り付けるようにするのが良い。
図中4は水切り受材15と防水巾木16とより成
る水切り材である。防水巾木16はポリ塩化ビニ
ル樹脂などの合成樹脂材で形成された長尺物で、
第16図に示すように載置片17より立上り片1
8を立上がらせて形成してある。立上り片18の
うち外立上り片18aの内面側には水返し用の小
溝19が複数本凹設してあり、また、内立上り片
18bの上端部には防カビ剤入りの軟質ポリ塩化
ビニル樹脂などで形成された防水片20が上方へ
延出してある。載置片17の下面には突台片21
と嵌合片22がそれぞれ突設してある。また、水
切り受材15は軟質ポリ塩化ビニル樹脂やアルミ
ニウム材などで形成されており、第17図に示す
ように固定片23の中央部上面より上方へ嵌合部
24を突出すると共に固定片23の一方端部上面
より受片25を上方へ突出して形成してある。2
6は浴室床材1のコーナー部分に配するコーナー
ジヨイントで、合成樹脂材などで形成されてお
り、第18図に示すように一対の水切り材挿入部
27,27が直交して設けられている。28はコ
ーナーカバー、29はドア枠、30はドア枠下調
整板、31は壁パネル、56は布基礎、57は土
台、58は柱である。
次に、浴槽5、浴室床材1の設置及び壁パネル
31の取り付けについて説明すると、まず初めに
第2図に示すようにモルタルを流して床下地32
を形成すると共に排水パイプ33を所定位置に埋
め込む。その際、床固定脚部14のレベルを合わ
せるものである。次に、浴室内寸法を測つてそれ
に合わせて浴室床材1の壁側の水平片2を切断す
ると共に浴槽5の挿入寸法に合わせて浴槽5側の
水平片2を切断し、このようにして、寸法が調整
された浴室床材1を浴室内に搬入して床下地32
上に載設する。その際、床固定脚部14を先に床
下地32に降ろし、排水トラツプ34、バルブソ
ケツト35と排水パイプ33とを接合しながら浴
室床材1を設置し、アジヤスタボルト12を調節
して水平レベルを出すものである。次いで、第4
図のように浴槽5のエプロン36の下面に防水ス
ポンジ37を貼着した浴槽5を浴室床材1の切欠
部13内に挿入して床下地32上に設置した後、
水平片2とエプロン36下面との間に防水パテ3
8を充填する。一方、浴室床材1のコーナー部に
コーナージヨイント26を配してコーナージヨイ
ント26を防水パテなどで浴室床材1に固着し、
第3図に示すように所定寸法に切断した水切り受
材15を水平片2上の所定位置に載置して水切り
受材15の固定片23を水平片2にねじ39等で
固着する。次いで、防水巾木16の下面に防水ス
ポンジ37を貼着しておき、この防水巾木16を
水切り受材15の上側から押圧することにより、
嵌合部24を嵌合片22,22間の被嵌合部40
に挿入嵌合させて防水巾木16を浴室床材1に固
着するのである。そして、防水巾木16と浴室床
材1との間に防水パテを充填する。その後、防水
巾木16の内外立上り片18a,18b間で形成
される挿入凹所41内に上方より壁パネル31の
下端部を挿入して壁パネル31を壁下地42に取
り付けるのである。壁パネル31の表面には防水
片20が弾接することになつて水切りを良くして
いる。このようにすれば、水切り材4の浴室床材
1への取り付けが容易な上に、浴室床材1と水切
り材4間の間隙は防水パテで完全に塞がれること
になり、防水性を向上することができるものであ
る。また、水切り材4の水切り受材15を浴室床
材1にねじ39で固着した後、防水巾木16を水
切り受材15で押圧して嵌合させることにより、
水切り受材15は防水巾木16で上方から覆われ
ることになつて、ねじ39部分が外側から見える
ことがない上に、ねじ39穴から水が漏れること
もないものである。ドア枠29と水切り材4との
間には第5図に示すようにドア枠下調整板30の
下部を挿入凹所41内に挿入し、水切り材4とド
ア枠29との隙間を塞ぐものである。
[考案の効果] 上記のように本考案は、浴室床材の周縁部に切
断可能な水平片を外側方へ向けて延出したので、
水平片を浴槽や浴室の大きさに合わせて適宜切断
することにより、浴槽や浴室の大きさが異なつた
場合でも支障なく浴室床材を浴室内に設置するこ
とができるものである。また、薄板状の固定片の
上面の一部より上方に向けて嵌合部を立設して水
切り受材を形成し、水平片の上に水切り受材を載
置して水切り受材の固定片を水平片に固着し、下
面に凹状の被嵌合部を有する載置片より上方に向
けて立上がり片を立設すると共に立上がり片の上
部に上方開口の挿入凹所を設けて防水巾木を形成
し、水切り受材の上方に防水巾木を載置して防水
巾木の下部の載置片を水切り受材の上に載置する
と共に載置片の下面側に設けた被嵌合部を水切り
受材の嵌合部に嵌合せしめ、防水巾木の上部に形
成された挿入凹所内に壁パネルの下端部を挿入し
たので、浴室床材がたわんでその周端部が下がつ
たとしても水切り受材が浴室床材と共に下動する
ために水切り受材と浴室床材との間には隙間がで
きることがなく水切り性を向上することができる
ものであり、しかも水切り受材は防水巾木で浴室
側から覆われることになつて水切り受材のねじ穴
などの固着手段が浴室側から見えることがなく外
観を損なうということがなく、また、ねじ穴から
水が漏れるということもないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の分解斜視図、第2図
は同上の断面図、第3図は第2図のA部断面図、
第4図は第2図のB部断面図、第5図は同上の要
部断面図、第6図は同上の浴室床材の平面図、第
7図は第6図のA−A′線断面図、第8図は第6
図のB−B′線断面図、第9図は第6図のC−C′線
断面図、第10図は第6図のD−D′線断面図、
第11図は第6図のE−E′線断面図、第12図は
第7図のF部断面図、第13図は第8図のG部断
面図、第14図は第10図のH部断面図、第15
図が第7図のK部断面図、第16図a,bは同上
の水切り材の側面図と正面図、第17図は同上の
水切り受材の断面図、第18図a,b,cは同上
のコーナージヨイントの斜視図、平面図、断面
図、第19図は同上のコーナーカバーの斜視図、
第20図a,bは同上のドア枠下調整板の側面図
と一部切欠正面図、第21図は他の従来例の概略
断面図、第22図は他の従来例の断面図である。 1は浴室床材、2は水平片、4は水切り材、5
は浴槽、15は水切り受材、16は防水巾木、1
7は載置片、18は立上がり片、23は固定片、
24は嵌合部、31は壁パネル、40は被嵌合
部、41は挿入凹所である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室床材の周縁部に切断可能な水平片を外側方
    へ向けて延出し、薄板状の固定片の上面の一部よ
    り上方に向けて嵌合部を立設して水切り受材を形
    成し、水平片の上に水切り受材を載置して水切り
    受材の固定片を水平片に固着し、下面に凹状の被
    嵌合部を有する載置片より上方に向けて立上がり
    片を立設すると共に立上がり片の上部に上方開口
    の挿入凹所を設けて防水巾木を形成し、水切り受
    材の上方に防水巾木を配置して防水巾木の下部の
    載置片を水切り受材の上に載置すると共に載置片
    の下面側に設けた被嵌合部を水切り受材の嵌合部
    に嵌合せしめ、防水巾木の上部に形成された挿入
    凹所に壁パネルの下端部を挿入して成る浴室床材
    と壁パネルの水切り構造。
JP6086784U 1984-04-25 1984-04-25 浴室床材と壁パネルの水切り構造 Granted JPS60137029U (ja)

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JP6086784U JPS60137029U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 浴室床材と壁パネルの水切り構造

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JP6086784U JPS60137029U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 浴室床材と壁パネルの水切り構造

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JPS60137029U JPS60137029U (ja) 1985-09-11
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JPH0715965Y2 (ja) * 1989-03-07 1995-04-12 松下電工株式会社 巾木の構造

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JPS60137029U (ja) 1985-09-11

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