JPH03276700A - 実装装置 - Google Patents

実装装置

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JPH03276700A
JPH03276700A JP2073504A JP7350490A JPH03276700A JP H03276700 A JPH03276700 A JP H03276700A JP 2073504 A JP2073504 A JP 2073504A JP 7350490 A JP7350490 A JP 7350490A JP H03276700 A JPH03276700 A JP H03276700A
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JP
Japan
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pin
positioning
axis
movable
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP2073504A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Konuma
小沼 卓
Yasushi Aoki
康 青木
Shozo Kasai
笠井 省三
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子部品等を効率よ(基板に実装するため
の実装装置に関する。
[従来の技術] 従来、電子部8当の実装装置においては、種々のサイズ
の基板を正確に位置決めするために、可動位置決めピン
を備える事が行われているが、この可動位置決めピンの
一例として、例えば、第5図に示す様に構成されている
。即ち、この第5図(A)において、電子部品が実装さ
れる基板aは、可動X軸ガイドbと薄板Cとの間に挟持
された状態で保持されている。この基板aには、位置決
め穴dが予め形成されており、この位置決め穴dに位置
決めピンeが下方から嵌入する事により、基板aの位置
決めが行われる様になされている。
即ち、この位置決めピンeは、可動X軸ガイドbに沿っ
て延出する支持ロッドfに対して、X軸に沿って摺動可
能に取り付けられると共に、これと一体的に回動する様
に設定されたピン支持部材gの先端に一体的に取り付け
られている。このようにして、基板aのサイズが変更さ
れた場合には、ピン支持部材gをX軸に沿って最適の位
置まで摺動し、支持ロッドfを回動させる事により、位
置決めピンeを下方から基板aの位置決め穴dに嵌入す
る様にしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述したような従来における実装装置に
おいては、位置決め動作に際して、第5図(B)に示す
様に、位置決めピンeは、支持ロッドfの回動に応じて
位置決め穴dに嵌入される事になるので、実質的には、
上下動と言うよりも、位置決め穴dに対して斜め方向か
ら嵌入する事になる。この結果、基板aに形成された位
置決め穴dと位置決めピンeとの外形寸法のクリアラン
スを小さ(済ますことができない事になる。
特に、近年の基板aに対する微小な実装態様に対しては
、極めて正確な位置決め精度が要求されており、上述し
た大きなりリアランスが、この位置決め精度を悪化させ
ており、解決が望まれている。
ここで、このような大きなりリアランスに関する問題を
解決する一手段として、例えば、特開昭59−2949
3号公報に開示される様に、プリント基板を載置する互
いに対向する一対の基板搬送ガイドの一方を可動とし、
押圧手段により一方の基板搬送ガイドを押圧する事によ
り、プリント基板の幅方向を押圧し、それにより、位置
決めピンを基板位置決め穴の周縁部に押圧して、基板位
置決め誤差を吸収する技術が提供されている。
しかしながら、この従来公報に開示された技術において
は、押圧手段が別途必要であり、そのため、機構が複雑
になる問題が新たに発生する事になる。このように、よ
り正確な位置決め精度を達成するにつき、より簡単な構
成で行われる事が望まれている。
この発明は上述した課題に鑑みなされたもので、この発
明の目的は、種々のサイズを有する基板を、簡単な構成
で、高精度に位置決めする事の出来る実装装置を提供す
ることである。
[課題を解決するための手段] 上述した目的を達成するため、この発明に係わる実装装
置は、電子部品等が装着される基板が載置される支持テ
ーブルであって、x−y平面内において、任意の位置に
移動可能であると共に、任意の回転位置に回動可能に支
持された支持テーブルと、この支持テーブル上において
、X軸及びy軸の一方の軸線に沿って移動可能に設けら
れ、前記基板における他方の軸線に沿う端縁を両側から
挟持する様にガイドする一対の可動ガイド部材と、これ
ら一対の可動ガイド部材の中の一方の可動ガイド部材に
、他方の軸線に沿って移動可能に取り付けられた位置決
め手段とを具備し、この位置決め手段は、前記一方の可
動ガイド部材に上下動可能に支持され、上方に偏倚され
る事により、両可動ガイド部材に取り付けられた前記基
板に形成された位置決め穴に下方から嵌入し、この基板
の位置決めをする位置決めピンと、前記一方の可動ガイ
ド部材に隣接し、前記他方の軸線に沿って延出すると共
に、自身の中心軸回りに回動可能に支持された支持ロッ
ドと、この支持ロッドが回動自在に挿通され、前記一方
のガイド部材に対して、前記他方の軸線に沿って摺動自
在に支持され、前記位置決めピンが上下動自在に挿通さ
れたピン支持部材と、前記支持ロッドに取り外し自在に
固着されると共に、前記位置決めピンが係合され、前記
支持ロッドの回動に応じて、前記位置決めピンを上下動
させるピン係合部材とを備える事を特徴としている。
[作用コ 以上のように構成される実装装置においては、位置決め
ピンはピン支持部材に上下動自在に挿通され、支持ロッ
ドには、この位置決めピンに係合するピン係合部材が解
放自在に固着され、この支持ロッドを回動する事により
、ピン係合部材と位置決めピントの係合を介して、この
位置決めピンは上下方向に沿って移動する事になる。こ
のようにして、位置決めピンは、基板の位置決め穴に対
して、正確に下方から嵌入する事となり、クリアランス
を最小に設定する事が可能となり、この結果、正確な位
置決め精度が達成される事になる。
尚、サイズの異なる基板を位置決めする際には、ピン係
合部材の支持ロッドへの固着を解放し、これに沿って摺
動させる事により、最適の位置を任意に設定することが
出来る事になる。
[実施例] 以下に、この発明に係わる実装装置の一実施例の構成を
、電子部品を基板に実装するための実装装置に適用した
場合につき、添付図面の第1図乃至第4図を参照して詳
細に説明する。
第1図に示す様に、この実装装置の基板取り付は装置1
0は、図中、X軸に沿って延出したX軸ガイドシャフト
12を備えており、このX軸ガイドシャフト12には、
X軸に沿って移動可能に、略長方形の枠状に形成された
y軸ガイドフレーム14が取り付けられている。このy
軸ガイドフレーム14には、略正八角形の枠状に形成さ
れた支持フレーム16がy軸に沿って移動可能に取り付
けられている。ここで、この支持フレーム16は、図示
しないx−y軸移動機構を介して、y軸ガイドフレーム
14内においてy軸に沿って移動サレる事により、その
y軸方向位置を、また、このy軸ガイドフレーム14が
X軸ガイドシャフト12に沿って移動される事により、
そのX軸方向位置を、夫々任意に設定される様に構成さ
れている。
また、この支持フレーム16の内側には、回転テーブル
18が回転自在に支持されている。この回転テーブル1
8の外周には、支持フレーム16に略等角度的に取り付
けられた3本のローラ20 a、 20 b、 20 
cが転接しており、駆動ローラ20cが回転駆動され、
支持ローラ20a、20bが回転テーブル18を支持す
る事により、この回転テーブル18を自身の中心軸回り
に回転駆動する様に構成されている。
尚、駆動ローラ20cは、図示しない回転駆動機構によ
り、回転駆動される様になされている。
また、この回転テーブル18上には、図示しない電子部
品等が実装される基板22が載置・固定される載置機構
24が取り付けられている。この載置機構24の構成は
、後に詳細に説明するが、この載置機構24に載置・固
定された基板22は、上述した構成により、そのX軸方
向位置、y軸方向位置、並びに、回転位置を任意に規定
された状態で、位置決めされる事になる。
次に、この載置機構24の構成を説明する。この載置機
構24は、任意のサイズの基板22を確実に載置するこ
とが出来る様に構成されている。
即ち、この載置機構24は、回転テーブル18上におい
て、基板22のy軸方向に沿う両端縁(図中、左右の両
端縁)をガイドする様に、y軸方向に沿って互いに平行
に延出する一対のX軸ガイドフレーム26.28を固定
ガイド部材として備えている。ここで、両y軸ガイドフ
レーム26゜28は、ここに載置される基板22の最大
サイズに対応した距離だけX軸方向に沿って離間する様
に設定されている。
また、この載置機構24は、回転テーブル18上におい
て、基板22のX軸方向に沿う両端縁(図中、上下の両
端縁)をガイドする様に、X軸方向に沿って互いに平行
に延出する一対のX軸ガイドフレーム30.32を可動
ガイド部材として備えている。ここで、図中上方のX軸
ガイドフレーム30の左右両端には、左右一対のX軸ガ
イドフレーム26.28の上方部分が夫々挿通されてお
り、このようにして、図中上方のX軸ガイドフレーム3
0はy軸に沿って移動自在に支持される事になる。一方
、図中下方のX軸ガイドフレーム32の左右両端には、
左右一対のX軸ガイドフレーム26.28の下方部分が
夫々挿通されており、このようにして、図中下方のX軸
ガイドフレーム32はy軸に沿って移動自在に支持され
る事になる。即ち、両X軸ガイドフレーム3o。
32は、互いに独立した状態で、y軸方向に沿って移動
可能に取り付けられている。
ここで、両X軸ガイドフレーム30.32の上面であっ
て、互いに対向する内方部分には、基板22の対応する
端縁を受けるための凹部34が夫々形成されている。こ
の凹部34の深さは、丁度、ここに受ける基板22の厚
さよりも僅かに深く設定されている。また、両X軸ガイ
ドフレーム30.32の上面には、上述した凹部34に
覆い被さる様にして、薄板からなる天板36がねじ38
(第3図に示す)を介して取り付けられている。このよ
うにして、両X軸ガイドフレーム30.32の上縁内側
には、対応する基板22の端縁が挿入支持される溝が形
成される事になる。
また、両X軸ガイドフレーム30.32は、夫々の両端
に設けられたねじ40を締めつける事により、左右のX
軸ガイドフレーム26.28に固着され、その位置を固
定される様に設定されている。
このような構成により、左側のX軸ガイドフレーム26
を基準側と規定すると、この載置機構24においては、
両X軸ガイドフレーム30゜32を移動させる事により
、ここに載置される基板22の上下両端縁は両X軸ガイ
ドフレーム30.32により挟持され、また、この挟持
された状態で、基板22を左側のX軸ガイドフレーム2
6に当接される事により、基板22の3辺がガイドされ
る事となる。そして、上述したねじ40を締めつける事
により、このガイド状態は固定され、このようにして、
基板22は、載置機構24により回転テーブル18上に
おいて確実に載置される事になる。
ここで、このように構成される載置機構24においては
、ここに載置・固定される基板22の載置位置を正確に
規定するために、位置決め機構42が設けられている。
次に、この位置決め機構42の構成を、第2図乃至第4
図を参照して、詳細に説明する。
この位置決め機構42は、先ず、第1図に示す様に、図
中下方のX軸ガイドフレーム32に対して設けられてい
る。そして、この位置決め機構42においては、第2図
の(A)、(B)(C)にその上面、正面、及び側面形
状を示す様に、図中下方のX軸ガイドフレーム32の外
側(即ち、図中下方)であって、僅かに下方に位置した
状態で、これに平行に丸棒からなる支持ロッド44が配
設されている。この支持ロッド44は、その両端を、図
中下方のX軸ガイドフレーム32の両端に夫々挿通され
ており、且つ、回動自在に支持されている。特に、この
支持ロッド44は、その右端を対応するX軸ガイドフレ
ーム32の右端部32aから更に右方に突出している。
ここで、この支持ロッド44の突出端部には、ここから
y軸方向に沿って延出する回動レバー46が一体的に取
り付けられている。また、この支持ロッド44の突出端
部には、コイルスプリング48が巻回されており、これ
の一端は、X軸ガイドフレーム32の右端部32aに係
止され、他端は、回動レバー46に係止されている。そ
して、このコイルスプリング48は、支持ロッド44を
第2図(C)において反時計方向に回動する様に付勢し
ており、図示する状態、即ち、水平に延出する状態にお
いてその位置を図示しないストッパにより係止されてい
る。
換言すれば、この支持ロッド44は、回動レバー46を
介して持ち上げる様に回動する事により、コイルスプリ
ング48の付勢力に抗して時計方向に回動され、また、
この回動された状態から、回動レバー46を離す事によ
り、コイルスプリング48の付勢力により、図示する状
態に弾性的に復帰する事になる。
一方、この位置決め機構42は、この支持ロッド44を
介して、X軸に沿って移動自在に支持された一対のピン
支持部材50.52をX軸方向に沿って互いに離間した
状態で備えている。即ち、これらピン支持部材50.5
2には、支持ロッド44が挿通される貫通孔が、X軸に
沿って形成されている。これらピン支持部材50.52
は、第3図(C)に示す様に、X軸ガイドフレーム32
の直下方を通過して、これの内方にまで延出する様に構
成されている。
また、両ピン支持部材50.52におけるX軸ガイドフ
レーム32の外方に位置する上面部分には、両者に渡り
係合部材54がねじ56を夫々介して固着されている。
この係合部材54は、断面をクランク状に2回折曲して
内側が高くなるように形成されており、第3図(A)及
び(C)から明らかな様に、その内方部分はX軸ガイド
フレーム32の上面に固着された天板36の上面に摺接
する様にして係止されている。このような構成により、
両ピン支持部材50.52は、一体的に、且つ、X軸ガ
イドフレーム32に対する姿勢を一定に保持した状態で
、X軸に沿って摺動する事になる。
ここで、図中右方のピン支持部材50の、X軸ガイドフ
レーム32よりも内方部分には、これの上面に開口した
状態で、上下方向に沿ってピンガイド孔58が形成され
ている。このピンガイド孔58には、上方に突出した状
態で、可動位置決めピン60が上下動自在に挿通されて
いる。一方、このピン支持部材50には、第3図(B)
及び(C)に示す様に、上述したピンガイド孔58と連
通した状態で、X軸方向に沿って挿通孔62が形成され
ている。この挿通孔62は、可動位置決めピン60の上
下ストロークを許容するに十分な上下方向長さを有する
様に設定されている。
また、第3図(A)及び(B)に示す様に、可動位置決
めピン60のピンガイド孔58内に位置する部分には、
上述した挿通孔62を介して左右に突出する一対の係止
ピン64.66が一体的に接続されている。ここで、左
方の係止ピン64は、後述するピン押し上げ部材68の
上面に係止する様に、ピン支持部材50の左側面から左
方に突出している。そして、右方の係止ピン66は、ピ
ン支持部材50の右側面から右方に突出している。
ここで、この右方の係止ピン66の突出部分より直下方
に位置した状態で、ピン支持部材50の右側面には、こ
こから右方に突出するように、第3の係止ピン70が一
体的に取り付けられている。そして、この第3の係止ピ
ン70と上述した右方の係止ピン66との間には、この
右方の係止ピン66を下方に押し下げる様に付勢するコ
イルスプリング72が張設されている。このようにして
、可動位置決めピン60は、コイルスプリング72の付
勢力により、常時下方に向けて押し下げられる付勢力を
受けており、左方の係止ピン64がピン押し上げ部材6
8の上面に当接する事により、その位置を保持されてい
る。換言すれば、この可動位置決めピン60は、ピン押
し上げ部材68の回動に応じて、上下動させられる事に
なる。
一方、このピン押し上げ部材68は、一対のピン支持部
材50.52間に挟持された状態で配設され、上述した
支持ロッド44が挿通される挿通孔が形成されている。
そして、この挿通孔に支持ロッド44が挿通される事に
より、このピン押し上げ部材68は両ピン支持部材50
.52間において支持ロッド44回りに回動自在に支持
される事になる。尚、このピン押し上げ部材68の外側
面には、上述した挿通孔と連通した状態で、スリット7
4(第4図(A)に示す)が形成されており、このスリ
ット74を上下に貫通した状態で、固着用のボルト76
が取り付けられている。
即ち、このボルト76を締めつける事により、ピン押し
上げ部材68は、支持ロッド44に固着され、これと一
体間に回動する事になると共に、X軸方向に関する位置
を固定される事になる。また、このボルト76を緩める
事により、ピン押し上げ部材68は支持ロッド44に対
して回動自在、及び、摺動自在となり、このピン押し上
げ部材66は、これの両側に位置する一対のピン支持部
材50.52と共に、X軸方向に沿って摺動自在となる
ここで、上述した様に支持ロッド44は、これに接続さ
れた回動レバー46が第2図(C)に示す様に水平方向
に延出した状態に設定される事により、第4図(A)に
示す様に、可動位置決めピン60が上方位置に付勢され
、載置機構24に載置された基板22に形成された位置
決め穴22aに下方から嵌入し、位置決め動作を達成す
る様に設定されている。
尚、この位置決め機構42は、第1図に示す様に、可動
位置決めピン60を一対備えており、上述した説明は、
一方の可動位置決めピン60に関してのみなされたもの
である。しかしながら、この一実施例においては、両可
動位置決めピン60は同様に構成されているので、他方
の可動位置決めピン60の構成の説明を省略する。
次に、以上の様に構成される位置決め機構42における
位置決め動作について説明する。
先ず、位置決め機構42における位置決め位置を規定す
るに際しては、ねじ76を緩め、ピン押し上げ部材68
を支持ロッド44に対して摺動自在にもたらす。この状
態で、ピン押し上げ部材68をこれの両側に位置するピ
ン支持部材5052と共にX軸方向に沿って摺動する事
により、所望の位置決め位置が規定される事になる。こ
のようにして位置決め位置が規定されると、ねじ76を
締め付け、その位置決め位置をX軸方向に関して固定す
る。
この後、この位置決めされた位置に、基板22を位置決
めするには、先ず、位置決めされていない状態で、基板
22をX軸ガイドフレーム32の溝34内に嵌入する事
により、このX軸ガイドフレーム32に取り付ける。こ
の取り付は状態で、可動位置決めピン60の上端は、基
板22の下面に押し込められて、コイルスプリング48
の付勢力に抗して下方に押し下げられた状態となる。こ
の状態から、基板22をX軸方向に溝34に沿って摺動
させる事により、この基板22が所定の位置決め位置に
もたらされる事により、この基板22に形成された位置
決め穴22aと可動位置決めピン60とが上下方向に整
合して、この可動位置決めピン60は位置決め穴22a
内に、コイルスプリング48の付勢力により下方から嵌
入する事となる。
このようにして、基板22は、予め設定した位置決め位
置に正確に位置決めされると共に、その位置決め位置に
確実に保持される事になる。
一方、この位置決め状態を解除するには、先ず、回動レ
バー46を持ち上げ、支持ロッド44を第2図において
時計方向に、即ち、第4図において反時計方向に、コイ
ルスプリング48の付勢力に抗して回動する。この回動
に応じて、ピン押し上げ部材68も、第4図において反
時計方向に回動する事となり、この回動に応じて、これ
の上面に左方の係止ピン64を介して当接している可動
位置決めピン60は、コイルスプリング72の付勢力に
応じて、上述した当接状態を維持する様にして下降する
。このようにして:第4図(B)に示す状態に移行し、
可動位置決めピン60の先端は、基板22の位置決め穴
22aから下方に弓き抜かれて、位置決め状態が解除さ
れる事になる。
以上のような位置決め動作及び位置決め解除動作におい
て、可動位置決めピン60は、ピン支持部材50に上下
方向に沿って延出する様に形成されたピンガイド孔58
に沿って、正確に上下方向に沿って移動する様に規制さ
れる事になる。換言すれば、この可動位置決めピン60
は、正確に上下動する様に規制されている。
この結果、この一実施例においては、基板22に形成さ
れた位置決め穴22aの大きさを、単にこれに挿入され
る可動位置決めピン60を直下方から受けるに十分なり
リアランスを有して設定すれば良(、このようにして、
このクリアランスを最小に設定する事が可能となる。従
って、この一実施例によれば、可動位置決めピン60に
より位置決めされた基板22は、ガタ付(ことなく、そ
の位置決め位置を極めて正確に規定される事になる。
以上詳述した様に、この一実施例においては、大きさの
異なる基板22の位置決め穴22の形成位置に応じて、
任意の位置で、可動位置決めピン60を上下方向に沿っ
て進退する事が出来る様にしているので、位置決め穴2
2aの周縁を可動位置決めピン60に対して押圧する押
圧機構を不要としても、正確に、基板22を所定の位置
に位置決めすることが出来る事になる。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明に係わる実装装置は、電
子部品等が装着される基板が載置される支持テーブルで
あって、x−y平面内において、任意の位置に移動可能
であると共に、任意の回転位置に回動可能に支持された
支持テーブルと、この支持テーブル上において、y軸及
びy軸の一方の軸線に沿って移動可能に設けられ、前記
基板における他方の軸線に沿う端縁を両側から挟持する
様にガイドする一対の可動ガイド部材と、これら一対の
可動ガイド部材の中の一方の可動ガイド部材に、他方の
軸線に沿って移動可能に取り付けられた位置決め手段と
を具備し、この位置決め手段は、前記一方の可動ガイド
部材に上下動可能に支持され、上方に偏倚される事によ
り、両可動ガイド部材に取り付けられた前記基板に形成
された位置決め穴に下方から嵌入し、この基板の位置決
めをする位置決めピンと、前記一方の可動ガイド部材に
隣接し、前記他方の軸線に沿って延出すると共に、自身
の中心軸回りに回動可能に支持された支持ロッドと、こ
の支持ロッドが回動自在に挿通され、前記一方のガイド
部材に対して、前記他方の軸線に沿って摺動自在に支持
され、前記位置決めピンが上下動自在に挿通されたピン
支持部材と、前記支持ロッドに取り外し自在に固着され
ると共に、前記位置決めピンが係合され、前記支持ロッ
ドの回動に応じて、前記位置決めピンを上下動させるピ
ン係合部材とを備える事を特徴としている。
従って、この発明によれば、種々のサイズを有する基板
を、簡単な構成で、高精度に位置決めする事の出来る実
装装置が提供される事になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる実装装置の一実施例の構成を
概略的に示す平面図; 第2図は実装装置に備えられた位置決め機構における支
持ロッドの取り付は状態を示しており、(A)はその平
面図、(B)はその正面図、そして、(C)はその側面
図; 第3図は位置決め機構における可動位置決めピンの取り
付は状態を示しており、(A)はその平面図、(B)は
その背面図、そして、(C)はその側面図; 第4図は位置決め機構における動作を示しており、(A
)は位置決め実行状態を、また、(B)は位置決め解除
状態を示す速断面図;そして、第5図は従来の位置決め
機構を示しており、(A)は位置決め実行状態を、また
、(B)は位置決め解除状態を示す側断面図である。 図中、10・・・実装装置における基板取り付は装置、
12・・・X軸ガイドシャフト、14・・・y軸ガイド
フレーム、16・・・支持フレーム、18・・・回転テ
ーブル、20 a ; 20 b ; 20 c−駆動
ローラ、22・・・基板、22a・・・位置決め穴、2
4・・・載置機構、26.28・・・y軸ガイドフレー
ム、30.32・・・X軸ガイドフレーム、34・・・
凹部(溝)、36・・・天板、38.40・・・ねじ、
42・・・位置決め機構、44・・・支持ロッド、46
・・・回動レバー、48・・・コイルスプリング、50
.52・・・ピン支持部材、54・・・係合部材、56
・・・ねじ、58・・・ピンガイド孔、60・・・可動
位置決めピン、62・・・挿通孔、64.66.70・
・・係止ピン、68・・・ピン押し上げ部材、72・・
・コイルスプリング、74・・・スリット、 6・・・ねじである。 特 許 中 願 人 キ ャ ノ ン 株 式 (1) 第4 図(A) 第4図 (B) 第5図 (△) 第5図 (B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電子部品等が装着される基板が載置される支持テーブル
    であつて、x−y平面内において、任意の位置に移動可
    能であると共に、任意の回転位置に回動可能に支持され
    た支持テーブルと、 この支持テーブル上において、x軸及びy軸の一方の軸
    線に沿って移動可能に設けられ、前記基板における他方
    の軸線に沿う端縁を両側から挟持する様にガイドする一
    対の可動ガイド部材と、これら一対の可動ガイド部材の
    中の一方の可動ガイド部材に、他方の軸線に沿って移動
    可能に取り付けられた位置決め手段とを具備し、 この位置決め手段は、前記一方の可動ガイド部材に上下
    動可能に支持され、上方に偏倚される事により、両可動
    ガイド部材に取り付けられた前記基板に形成された位置
    決め穴に下方から嵌入し、この基板の位置決めをする位
    置決めピンと、前記一方の可動ガイド部材に隣接し、前
    記他方の軸線に沿って延出すると共に、自身の中心軸回
    りに回動可能に支持された支持ロッドと、 この支持ロッドが回動自在に挿通され、前記一方のガイ
    ド部材に対して、前記他方の軸線に沿って摺動自在に支
    持され、前記位置決めピンが上下動自在に挿通されたピ
    ン支持部材と、 前記支持ロッドに解放自在に固着されると共に、前記位
    置決めピンが係合され、前記支持ロッドの回動に応じて
    、前記位置決めピンを上下動させるピン係合部材とを備
    える事を特徴とする実装装置。
JP2073504A 1989-04-28 1990-03-26 実装装置 Pending JPH03276700A (ja)

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