JPH03260365A - 蒸発燃料装置の診断装置 - Google Patents

蒸発燃料装置の診断装置

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JPH03260365A
JPH03260365A JP5896290A JP5896290A JPH03260365A JP H03260365 A JPH03260365 A JP H03260365A JP 5896290 A JP5896290 A JP 5896290A JP 5896290 A JP5896290 A JP 5896290A JP H03260365 A JPH03260365 A JP H03260365A
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JP
Japan
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fuel
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air
fuel ratio
atmospheric
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JP5896290A
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Yukihiro Omura
大村 幸広
Yuji Fujitsuka
藤塚 雄治
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は蒸発燃料装置の診断装置に係り、特に徒に多
数の機器の追加付設を要することなく蒸発燃料装置の機
能を診断し得るとともに多数の機器の追加付設による信
頼性の低下を回避し得て診断の信頼性を高め得る蒸発燃
料装置の診断装置に関する。
〔従来の技術〕
内燃機関には、内燃機関の停止中に燃料タンク等で発生
する蒸発燃料の大気への放出を防止するために、蒸発燃
料装置を設けたものがある。蒸発燃料装置は、例えば、
第4図の如く構成されている。図において、102は内
燃機関、104はエアクリーナ、106は吸気通路、1
08はスロットルバルブ、110は燃焼室、112は排
気通路、114は燃料タンクである。
内燃機関102の吸気通路106には、燃焼室110に
指向させて燃料系を構成する燃料噴射弁116が設けら
れている。この燃料噴射弁116は、燃料通路118に
より燃料タンク114内の燃料ポンプ120に連通され
、この燃料ポンプ120によって圧送される燃料を燃焼
室110に噴射供給する。
この燃料タンク114内に発生する蒸発燃料の大気への
放出を防止する蒸発燃料装置は、蒸発燃料を吸着保持す
るキャニスタ122を内燃機関102のスロットルバル
ブ108下流側の吸気通路106及び燃料タンク114
の上部空間に夫々パージ通路124及びエバポ通路】2
6により連通して設けるとともに、このキャニスタ12
2に大気通路128を連通して設けている。前記パージ
通路124の途中には、内燃機関102の運転状態に応
じて開閉動作されるパージバルブ130を介設している
これにより、蒸発燃料装置は、第5図に示す如く、内燃
機関102の停止中に、パージバルブ130が閉鎖動作
されて燃料タンク114で発生した蒸発燃料をエバポ通
路126によりキャニスタ122に導入し、吸着保持す
る。このとき、キャニスタ122内の不要な空気は、大
気通路128により大気に放出される。また、蒸発燃料
装置は、内燃機関102の所定運転領域において、第6
図に示す如く、パージバルブ130が開放動作されて吸
気負圧を作用させることにより、大気通路128から導
入する新気によってキャニスタ122に吸着保持した蒸
発燃料を離脱放出させ、吸気通路106に供給する。な
お、内燃機関102の非所定運転領域においては、パー
ジバルブ130が閉鎖動作され、キャニスタ122に吸
着保持した蒸発燃料の吸気通路106への供給を停止す
る。
このような蒸発燃料装置としは、特開昭56−1218
56号公報や実開昭63−193760号公報に開示の
ものがある。特開昭56−121856号公報に開示の
ものは、キャニスタに連通ずる大気通路から導入される
大気を加熱するために、加熱装置を設けたものである。
また、実開昭63−193760号公報に開示のものは
、燃料温度が所定温度以上且つ高負荷運転状態において
は、キーニスタに連通ずる大気通路を閉鎖して吸気通路
に高濃度の蒸発燃料を供給するように動作する電磁弁を
設けたものである。
また、内燃機関には、各種の運転状態において低燃料消
費率、少ない排気有害成分値、また出力量上等の要求を
満足するために、空燃比を適正な値に制御する空燃比制
御装置を設けたものがある。
例えば、空燃比制御装置は、第4図に示す如く、内燃機
関102の排気通路112に排気センサである02セン
サ132を設け、この02センサ132の検出信号を入
力する制御手段たる制御部134を設けている。空燃比
制御装置は、制御部134によって、02センサ132
の検出信号により燃料噴射弁116を動作して空燃比を
目標空燃比にフィードバック制御するものである。
このような空燃比制御装置としては、特開昭63−29
050号公報に開示のものがある。この公報に開示のも
のは、空燃比のフィードバック量が上限値に達した際に
、蒸発燃料装置のパージバルブを閉鎖動作している間に
フィードバック量を上限値よりも少許小さい所定値に一
時的に設定し、その後に前記設定したフィードバック量
が実質的に上限値に達している場合は、空燃比制御装置
が故障していると判断するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前記蒸発燃料装置の機能を診断する場合には
、蒸発燃料を吸着保持するキーニスタと内燃機関の吸気
通路とを連通ずるパージ通路の途中に介設したパージバ
ルブが開閉動作された際の、キャニスタ内のHC(ハイ
ドロカーボン〉成分やパージ通路内の圧力等を検出し、
この検出値を監視することにより行っている。したがっ
て、蒸発燃料装置の機能の診断には、HCの成分を検出
する成分センサや圧力を検出する圧力センサ等を必要と
するとともに、これらセンサの検出信号から機能を診断
する専用の診断装置を必要とする。
このため、多数の機器の追加付設を要することによりコ
ストの上昇を招く不都合があるとともに、このような機
器の追加付設により装置の信頼性を低下させて診断の確
実性が損なわれる不都合がある。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、徒に多数の機器の追加付設を
要することなく蒸発燃料装置の機能を診断し得てコスト
の上昇を回避し得るとともに多数の機器の追加付設によ
る信頼性の低下を回避し得て診断の信頼性を高め得る蒸
発燃料装置の診断装置を実現することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、この発明は、蒸発燃料を吸
着保持するキャニスタを内燃機関の吸気通路及び燃料タ
ンクに夫々パージ通路及びエバポ通路により連通して設
けるとともにこのキャニスタに大気通路を連通して設け
、前記パージ通路の途中に前記内燃機関の運転状態に応
じて開閉動作されるパージバルブを介設した蒸発燃料装
置において、前記大気通路を開閉する大気バルブを設け
、前記パージバルブが開放動作され且つ前記内燃機関の
排気通路に設けた排気センサの検出信号により前記内燃
機関の空燃比が目標空燃比にフィードバック制御されて
いる際に前記大気バルブの閉鎖動作により前記内燃機関
の空燃比が目標空燃比から変動した場合は前記蒸発燃料
装置の機能を正常と判断する制御手段を設けたことを特
徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、キャニスタに連通ずる大気通
路を開閉する大気バルブを設け、制御手段によって、パ
ージバルブが開放動作され且つ内燃機関の排気通路に設
けた排気センサの検出信号により内燃機関の空燃比が目
標空燃比にフィードバック制御されている際に大気ノ\
ルブの閉鎖動作により内燃機関の空燃比が目標空燃比か
ら変動した場合は蒸発燃料装置の機能を正常と判断する
ことにより、大気バルブの追加付設のみによって内燃機
関に既設の装置を利用して蒸発燃料装置の機能を判断す
ることができるとともに、大気バルブの追加付設のみで
あるので信頼性の低下を回避することができる。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1〜3図は、この発明の実施例を示すものである。第
1図において、2は内燃機関、4はエアクリーナ、6は
吸気通路、8はスロットルバルブ、10は燃焼室、12
は排気通路、14は燃料タンクである。
内燃機関2の吸気通路6には、燃焼室10に指向させて
燃料系を構成する燃料噴射弁16が設けられている。こ
の燃料噴射弁16は、燃料通路18により燃料タンク1
4内の燃料ポンプ20に連通され、この燃料ボ゛′プ2
0によって圧送される燃料を燃焼室10に噴射供給する
この燃料タンク14内に発生する蒸発燃料の大気への放
出を防止する蒸発燃料装置は、蒸発燃料を吸着保持する
キャニスタ22を内燃機関2のスロットルバルブ8下流
側の吸気通路6及び燃料タンク14の上部空間に夫々パ
ージ通路24及びエバポ通路26により連通して設ける
とともに、このキャニスタ22に大気通路28を連通し
て設けている。前記パージ通路24の途中には、内燃機
関2の運転状態に応して開閉動作されるパージバルブ3
0を介設している。
これにより、蒸発燃料装置は、内燃機関2の停止中に、
パージバルブ30が閉鎖動作されて燃料タンク14で発
生した蒸発燃料をエバポ通路26によりキャニスタ22
に導入し、吸着保持する。
このとき、キャニスタ22内の不要な空気は、大気通路
28により大気に放出される。また、蒸発燃料装置は、
内燃機関2の所定運転領域において、パージバルブ30
が開放動作されて吸気負圧を作用させることにより、大
気通路28から導入する新気によってキャニスタ22に
吸着保持した蒸発燃料を離脱放出させ、吸気通路6に供
給する。なお、内燃機関2の非所定運転領域においては
、パージバルブ30が閉鎖動作され、キャニスタ22に
吸着保持した蒸発燃料の吸気通路6への供給を停止する
このような蒸発燃料装置において、キャニスタ22に連
通ずる大気通路28を開閉する大気バルブ32を設ける
。この大気バルブ32は、前記パージバルブ24ととも
に制御手段たる制御部34に接続して設ける。また、こ
の制御部34には、内燃機関2の排気通路12に設けた
排気センサたる02センサ36が接続されている。この
制御部34によって、パージバルブ24が開放動作され
且つ前記排気センサ36の検出信号により内燃機関2の
空燃比が目標空燃比にフィードバック制御されている際
に、大気バルブ32の閉鎖動作により内燃機関2の空燃
比が目標空燃比から変動した場合は、蒸発燃料装置の機
能を正常と判断するものである。
なお、前記制御部34は、内燃機関2に既設の空燃比制
御装置、即ち、内燃機関2の各種の運転状態において低
燃料消費率、少ない排気有害成分値、また出力量上等の
要求を満足するために、空燃比を適正な値に制御する空
燃比制御装置の制御部を利用することができる。この空
燃比制御装置は、内燃機関2の排気通路12に設けた排
気センサたる0□センサ36の検出信号を制御部34に
入力し、この制御部34によって02センサ32の検出
信号により燃料噴射弁16を動作して空燃比を目標空燃
比にフィードハック制御する。
この空燃比制御装置の制御部34に前記大気バルブ32
及びパージバルブ24を接続し、制御部34によって、
パージバルブ24が開放動作し且つ排気センサ36の検
出信号により内燃機関2の空燃比が目標空燃比にフィー
ドバック制御されている際に、大気バルブ32の閉鎖動
作により内燃機関2の空燃比が目標空燃比から変動した
場合は、蒸発燃料装置の機能を正常と判断する。
次に作用を説明する。
第2図に示す如く、制御がスター)(200)すると、
パージバルブ24がONして開放動作され且つ空燃比制
御装置がクローズトループによりフィードバック制御さ
れているか否かの判断(202)を行う。
この判断(202)がNOの場合は、リターンする。こ
の判断(202)がYESの場合は、大気バルブ32を
OFFして閉鎖動作する処理(204)を行い、02セ
ンサ32の出力する検出信号がリッチ側に変動したか否
かの判断(206)を行う。
前記大気バルブ32の閉鎖動作によって、大気通路28
からキャニスタ22への空気の導入が遮断されることに
なる。これにより、燃料タンク14の上部空間に存在す
る多量の蒸発燃料が、エバポ通路26及びパージ通路2
4を介して直接に吸気通路6に供給されることになる。
このため、蒸発燃料装置の機能が正常であれば、大気バ
ルブ32の閉鎖動作によって多量の蒸発燃料が供給され
ることにより、内燃機関2の空燃比が目標空燃比からリ
ッチ側に変動することになる。
この変動によって、第3図に示す如く、02センサ32
の出力する検出信号がリッチ側に変動し、フィードハッ
ク制御信号がリーン側に変動する。
したがって、前記判断(206)においてNOの場合、
つまり、02センサ32の出力する検出信号が第3図に
示す如くリッチ側に変動しない場合は、蒸発燃料装置の
機能に異常があるので、システムN、G、の判断(20
B)が行われる。
さらに、前記判断(206)においてYESの場合は、
大気バルブ32をONして開放動作する処理(210)
を行い、02センサ32の出力する検出信号がリッチ側
に変動したか否かの判断(212)を行う。
前記大気バルブ32の開放動作によって、大気通路28
からキャニスタ22に空気が導入されることになる。こ
れにより、燃料タンク14の蒸発燃料が直接に吸気通路
6に供給されることを阻止し、キャニスタ22に吸着保
持された蒸発燃料とともに導入される大気がパージ通路
24を介して吸気通路6に供給されることになる。
このため、蒸発燃料装置の機能が正常であれば、大気バ
ルブ32の開放動作によって蒸発燃料とともに大気が供
給されることにより、内燃機関2の空燃比がリーン側に
変動することになる。この変動によって、第3図に示す
如く、02センサ32の出力する検出信号がリーン側に
変動し、フィードバック制御信号がリッチ側に変動する
したがって、前記判断(210)においてYESの場合
、つまり、0□センサ32の出力する検出信号が第3図
に示す如くリーン側に変動する場合は、蒸発燃料装置の
機能が正常であるので、システムO,に、の判断(21
4)が行われる。
一方、前記判断(210)においてNoの場合、つまり
、02センサ32の出力する検出信号が第3図に示す如
くリーン側に変動しない場合は、蒸発燃料装置の機能に
異常があるので、システムN。
G、の判断(20B)が行われる。
なお、前記処理(210)において、大気バルブ32を
ONして開放動作したが、この大気バルブ32をONし
て開放動作することなく、パージバルブ30をOFF、
して閉鎖動作することもできる。このパージバルブ30
の閉鎖動作によって、燃料タンク14の蒸発燃料が直接
に吸気通路6に供給されることを阻止する。
このため、蒸発燃料装置の機能が正常であれば、パージ
バルブ30の閉鎖動作によって蒸発燃料の供給が阻止さ
れることにより、内燃機関2の空燃比がリーン側に変動
することになる。この変動により、第3図に示す如く、
02センサ32の出力する検出信号がリーン側に変動し
、フィードバック制御信号がリンチ側に変動するので、
前記判断(210)においてYESの場合、つまり、0
2センサ32の出力する検出信号が第3図に示す如くリ
ーン側に変動する場合は、蒸発燃料装置の機能が正常で
あるので、システム○、に、の判断(214)が行われ
、一方、前記判断(210)においてNOの場合、つま
り、02センサ32の出力する検出信号が第3図に示す
如くリーン側に変動しない場合は、蒸発燃料装置の機能
に異常があるので、システムN、G、の判断(208)
が行われる。
このように、キャニスタ22に連通ずる大気通路28を
開閉する大気バルブ32を設け、制御部34によって、
パージバルブ30が開放動作され且つ0.センサ36の
検出信号により内燃機関2の空燃比が目標空燃比にフィ
ードバック制御されている際に、大気バルブ32の閉鎖
動作により内燃機関2の空燃比が目標空燃比から変動し
た場合は、蒸発燃料装置の機能を正常と判断することに
より、大気バルブ32の追加付設のみによって内燃機関
2に既設の装置、つまり空燃比制御装置を利用して蒸発
燃料装置の機能を判断することができ、また、大気バル
ブ32の追加付設のみであるので信頼性の低下を回避す
ることができる。
このため、徒に多数の機器の追加付設を要することなく
蒸発燃料装置を診断し得るのでコストの上昇を回避する
ことができるとともに、多数の機器の追加付設による信
頼性の低下を回避し得るので診断の信頼性を高めること
ができる。また、燃料タンク14には、上部空間に常に
多量の蒸発燃料が存在するので、前記パージバルブ30
が開放動作され且つ02センサ36により内燃機関2の
空燃比が目標空燃比にフィードバック制御されている際
に大気バルブ32を閉鎖動作して前記多量の蒸発燃料を
吸気通路6に供給することにより、内燃機関2の空燃比
を目標空燃比から変動させることができるとともにこの
変動を02センサ36により検出することができるので
、診断の確実性を高めることができる。
さらに、この発明は、パージバルブ30が開放動作され
且つ02センサ36の検出信号により内燃機関2の空燃
比が目標空燃比にフィードバック制御されている際に、
大気バルブ32を閉鎖動作することにより内燃機関2の
空燃比が目標空燃比から変動した場合は蒸発燃料装置の
機能を正常と判断するものであるが、前記内燃機関2の
空燃比が目標空燃比から変動することを利用して、前記
蒸発燃料装置を診断することに併せて、空燃比の変動状
態を監視することにより空燃比制御装置をも診断するこ
とができるものであり、実用工大なる効果を奏し得るも
のである。
〔発明の効果〕
このように、この発明によれば、キャニスタに連通ずる
大気通路を開閉する大気バルブを設け、制御手段によっ
て、パージバルブが開放動作され且つ内燃機関の排気通
路に設けた排気センサの検出信号により内燃機関の空燃
比が目標空燃比にフィードバック制御されている際に大
気バルブの閉鎖動作により内燃機関の空燃比が目標空燃
比から変動した場合は蒸発燃料装置の機能を正常と判断
することにより、大気バルブの追加付設のみによって内
燃機関に既設の装置を利用して蒸発燃料装置の機能を判
断することができるとともに、大気バルブの追加付設の
みであるので信頼性の低下を回避することができる。
このため、徒に多数の機器の追加付設を要することなく
蒸発燃料装置を診断し得てコストの上昇を回避し得ると
ともに、多数の機器の追加付設による信頼性の低下を回
避し得て診断の信頼性を高めることができる。また、燃
料タンクには、上部空間に常に多量の蒸発燃料が存在す
るので、前記パージバルブが開放動作され且つ排気セン
サにより内燃機関の空燃比が目標空燃比にフィードバッ
ク制御されている際に大気バルブを閉鎖動作して前記多
量の蒸発燃料を吸気通路に供給することにより、内燃機
関の空燃比を目標空燃比から変動させることができると
ともにこの変動を排気センサにより検出することができ
るので、診断の確実性を高めることができる。
さらに、この発明は、パージバルブが開放動作され且つ
排気センサの検出信号により内燃機関の空燃比が目標空
燃比にフィードバック制御されている際に大気バルブの
閉鎖動作により内燃機関の空燃比が目標空燃比から変動
した場合は蒸発燃料装置の機能を正常と判断するもので
あるが、前記内燃機関の空燃比が目標空燃比から変動す
ることを利用して、前記蒸発燃料装置の診断に併せて、
空燃比の変動状態を監視することにより空燃比制御装置
をも診断することができるものであり、実用工大なる効
果を奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明の実施例を示し、第1図は蒸発燃
料装置の診断装置を設けた内燃機関の概略構成図、第2
図は制御のフローチャート、第3図はフィードバック制
御信号とotセンサ出力信号とのタイごングチャートで
ある。 第4〜6図は従来例を示し、第4図は蒸発燃料装置及び
空燃比制御装置を設けた内燃機関の概略構成図、第5図
はキャニスタによる蒸発燃料の吸着保持状態の説明図、
第6図はキャニスタによる蒸発燃料の離脱放出状態の説
明図である。 図において、2は内燃機関、6は吸気通路、8はスロッ
トルバルブ、12は排気通路、14は燃料タンク、16
は燃料噴射弁、22はキャニスタ、24はパージ通路、
26はエバポ通路、28は大気通路、30はパージバル
ブ、32は大気バルブ、34は制御部、36はOtセン
サである。 図面の浄書 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、蒸発燃料を吸着保持するキャニスタを内燃機関の吸
    気通路及び燃料タンクに夫々パージ通路及びエバポ通路
    により連通して設けるとともにこのキャニスタに大気通
    路を連通して設け、前記パージ通路の途中に前記内燃機
    関の運転状態に応じて開閉動作されるパージバルブを介
    設した蒸発燃料装置において、前記大気通路を開閉する
    大気バルブを設け、前記パージバルブが開放動作され且
    つ前記内燃機関の排気通路に設けた排気センサの検出信
    号により前記内燃機関の空燃比が目標空燃比にフィード
    バック制御されている際に前記大気バルブの閉鎖動作に
    より前記内燃機関の空燃比が目標空燃比から変動した場
    合は前記蒸発燃料装置の機能を正常と判断する制御手段
    を設けたことを特徴とする蒸発燃料装置の診断装置。
JP5896290A 1990-03-09 1990-03-09 蒸発燃料装置の診断装置 Pending JPH03260365A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5335638A (en) * 1992-12-28 1994-08-09 Suzuki Motor Corporation Evaporated fuel controller
US6240908B1 (en) 1998-06-22 2001-06-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel storage device diagnostic apparatus

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