JPH0539754A - エバポシステム - Google Patents

エバポシステム

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Publication number
JPH0539754A
JPH0539754A JP21469191A JP21469191A JPH0539754A JP H0539754 A JPH0539754 A JP H0539754A JP 21469191 A JP21469191 A JP 21469191A JP 21469191 A JP21469191 A JP 21469191A JP H0539754 A JPH0539754 A JP H0539754A
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JP
Japan
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passage
control valve
pressure
fresh air
canister
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Application number
JP21469191A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mukai
武 向井
Harumi Suzuki
晴美 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0539754A publication Critical patent/JPH0539754A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/02Air cleaners
    • F02M35/08Air cleaners with means for removing dust, particles or liquids from cleaners; with means for indicating clogging; with by-pass means; Regeneration of cleaners
    • F02M35/09Clogging indicators ; Diagnosis or testing of air cleaners

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、エバポシステムの気密性
と蒸発燃料の放出との判定を簡単になし得て、しかも構
成が簡素で低コストに実施し得るエバポシステムを実現
することにある。 【構成】 この目的を達成するために、この発明は、燃
料タンクから内燃機関の吸気通路に至る通気路の途中に
キャニスタを設け、このキャニスタよりも下流側の通気
路にパージ制御弁を設け、前記キャニスタに新気を導入
する新気通路に新気制御弁を設け、前記パージ制御弁よ
りも上流側の前記通気路に一端側を連通する導圧通路を
設けるとともにこの導圧通路の他端側を圧力センサに連
通して設け、前記導圧通路の一端側の連通する部位より
も下流側の通気路及び前記新気通路を閉鎖した状態と前
記導圧通路の一端側の連通する部位よりも下流側の通気
路及び前記新気通路を開放した状態とにおいて夫々前記
圧力センサの検出する圧力値によりエバポシステムの機
能を判定すべく前記パージ制御弁及び新気制御弁を開閉
制御する制御手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエバポシステムに係
り、特にエバポシステムの気密性と蒸発燃料の放出との
判定を簡単になし得て、しかも構成が簡素で低コストに
実施し得るエバポシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク、気化器のフロート室などか
ら大気中に漏洩する蒸発燃料は、炭化水素(HC)を多
量に含み大気汚染の原因の一つとなっており、また燃料
の損失にもつながることから、これを防止するための各
種の技術が知られている。その代表的なものとして、内
燃機関の停止時に活性炭などの吸着剤を収容したキャニ
スタに燃料タンクの蒸発燃料を吸着し、内燃機関の運転
時にキャニスタに吸着した蒸発燃料を離脱させて吸気通
路に放出するエバポシステムがある。
【0003】このようなエバポシステムとしては、例え
ば実開昭56−20055号公報、実開昭58−111
348号公報、実開昭57−193955号公報に開示
されている。実開昭56−20055号公報に開示のも
のは、キャニスタの新気通路を制御弁を介してエアフロ
ーメータ及びスロットルバルブ間の吸気通路と大気とに
連通し、機関停止時にはキャニスタの新気通路をエアフ
ローメータ及びスロットルバルブ間の吸気通路に連通
し、機関駆動時にはキャニスタの新気通路を大気に連通
すべく、制御弁を制御するものである。実開昭58−1
11348号公報に開示のものは、キャニスタの新気通
路に設けたヒータを、スロットルバルブが閉鎖位置にあ
るときに通電するものである。実開昭57−19395
5号公報に開示のものは、キャニスタの新気通路に開閉
弁を設け、この開閉弁を機関停止時及びアイドリング運
転時に閉じて大気との連通を遮断するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
エバポシステムにおいては、近年、排気有害成分の規制
が厳しくなっているので、エバポシステムの機能を判定
することが要求されている。例えば、エバポシステムの
機能として、エバポシステム内に漏れがなく気密である
こと、蒸発燃料が放出されていること、を迅速に判定し
得ることが要求されている。
【0005】ところが、従来においては、気密性と蒸発
燃料の放出とのいずれをも判定し得る機能を有するエバ
ポシステムがなく、このような機能を有するエバポシス
テムの実現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、燃料タンクから内燃機関
の吸気通路に至る通気路の途中にキャニスタを設け、こ
のキャニスタよりも下流側の通気路にパージ制御弁を設
け、前記キャニスタに新気を導入する新気通路に新気制
御弁を設け、前記パージ制御弁よりも上流側の前記通気
路に一端側を連通する導圧通路を設けるとともにこの導
圧通路の他端側を圧力センサに連通して設け、前記導圧
通路の一端側の連通する部位よりも下流側の通気路及び
前記新気通路を閉鎖した状態と前記導圧通路の一端側の
連通する部位よりも下流側の通気路及び前記新気通路を
開放した状態とにおいて夫々前記圧力センサの検出する
圧力値によりエバポシステムの機能を判定すべく前記パ
ージ制御弁及び新気制御弁を開閉制御する制御手段を設
けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、制御手段によってパ
ージ制御弁及び新気制御弁を開閉制御し、導圧通路の一
端側の連通する部位よりも下流側の通気路及び新気通路
を閉鎖した状態と、導圧通路の一端側の連通する部位よ
りも下流側の通気路及び新気通路を開放した状態とにお
いて、夫々圧力センサの検出する圧力値によりエバポシ
ステムの機能を判定する。即ち、パージ制御弁及び新気
制御弁を閉鎖制御してエバポシステム内を気密にした状
態における圧力センサの検出する圧力値を監視すること
により、漏れがあるかないか気密性を判定することがで
きる。また、パージ制御弁及び新気制御弁を開放制御し
てキャニスタを吸気通路に連通した状態における圧力セ
ンサの検出する圧力値を監視することにより、吸気通路
に蒸発燃料が放出されているか否かを判定することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。
【0009】図1は、この発明の第1実施例を示すもの
である。図1において、2は内燃機関、4は吸気通路で
ある。吸気通路4は、エアクリーナ6とスロットルボデ
ィ8とサージタンク10と吸気マニホルド12とにより
形成されている。スロットルボディ8内の吸気通路4に
は、吸気絞り弁14が設けられている。また、内燃機関
2には、燃料を貯留する燃料タンク16を設けている。
【0010】この内燃機関2には、エバポシステム18
が設けられている。エバポシステム18は、燃料タンク
16から内燃機関2の吸気絞り弁14下流側の吸気通路
4であるサージタンク10に至る通気路20を設けてい
る。この通気路20の途中には、キャニスタ22を設け
ている。このキャニスタ22よりも下流側の通気路20
には、パージ制御弁24を設けている。パージ制御弁2
4は、ソレノイド26とこのソレノイド26により駆動
されて通気路20を開閉する弁体28とからなる。
【0011】また、前記キャニスタ22には、新気を導
入する新気通路30を設けている。この新気通路30に
は、新気制御弁32を設けている。新気制御弁32は、
圧力室34を区画するダイヤフラム36に新気通路30
を開閉する弁体38を設けるとともに新気通路30を開
放する方向に付勢するばね40を設けている。
【0012】新気制御弁32の圧力室34は、負圧通路
42により吸気絞り弁14の下流側の吸気通路4である
サージタンク10に連通されている。負圧通路42に
は、動作制御弁44を設けている。動作制御弁44は、
ソレノイド46とこのソレノイド46により駆動されて
負圧通路42を開閉する弁体48とからになり、圧力室
34に吸気負圧を供給・遮断することにより新気制御弁
32の動作を制御する。
【0013】前記パージ制御弁24よりも上流側且つキ
ャニスタ22よりも下流側の通気路20には、導圧通路
50の一端側を連通して設ける。この導圧通路50の他
端側は、圧力センサ52に連通して設ける。前記パージ
制御弁24と動作制御弁44と圧力センサ52とは、制
御手段たる制御部54に接続されている。
【0014】制御部54は、導圧通路50の一端側の連
通する部位よりも下流側の通気路20及び新気通路30
を閉鎖した状態と、導圧通路50の一端側の連通する部
位よりも下流側の通気路20及び新気通路30を開放し
た状態と、において夫々圧力センサ52の検出する圧力
値によりエバポシステム18の機能を判定すべく、パー
ジ制御弁24を開閉制御及び動作制御弁44を介して新
気制御弁32を開閉制御するものである。
【0015】第1実施例の作用を説明する。
【0016】エバポシステム18内に漏れがなく気密で
あることの判定は、制御部54によりパージ制御弁24
を閉鎖制御し、また、動作制御弁44を介して新気制御
弁32を閉鎖制御し、導圧通路50の一端側の連通する
部位よりも下流側の通気路20及び新気通路30を閉鎖
した状態とする。このように、通気路20及び新気通路
30を閉鎖した状態において、圧力センサ52の検出す
る圧力値を監視する。
【0017】圧力センサ52は、通気路20及び新気通
路30を閉鎖していることにより、エバポシステム18
内に漏れがなく気密である場合には、燃料タンク14内
に発生する蒸発燃料により正圧P1を検出することにな
る。これにより、導圧通路50の一端側の連通する部位
よりも下流側の通気路20及び新気通路30を閉鎖した
状態おいて、圧力センサ52の検出する圧力値が正圧P
1であるならば、エバポシステム18内が気密であると
判定することができる。
【0018】このため、パージ制御弁24及び新気制御
弁32を閉鎖制御してエバポシステム18内を気密にし
た状態における圧力センサ52の検出する圧力値を監視
することにより、漏れがあるかないか気密性を判定する
ことができる。
【0019】また、エバポシステム18により吸気通路
4に蒸発燃料が放出されているかの判定は、制御部54
によりパージ制御弁24を開放制御し、また、動作制御
弁44を介して新気制御弁32を開放制御し、キャニス
タ22を吸気通路4に連通した状態とする。このよう
に、キャニスタ22を吸気通路4に連通した状態の通常
の運転条件において、圧力センサ52の検出する圧力値
を監視する。
【0020】圧力センサ52は、エバポシステム18に
より吸気通路4に蒸発燃料が放出されている場合には、
吸気通路4から作用する負圧P2を検出することにな
る。これにより、キャニスタ22を吸気通路4に連通し
た状態において、圧力センサ52の検出する圧力値が負
圧P2であるならば、吸気通路4にキャニスタ22から
蒸発燃料が放出されていると判定することができる。
【0021】このため、パージ制御弁24及び新気制御
弁32を開放制御してキャニスタ22を吸気通路4に連
通した状態における圧力センサ52の検出する圧力値を
監視することにより、吸気通路4に蒸発燃料が放出され
ているか否かを判定することができる。
【0022】このように、エバポシステム18の気密性
と蒸発燃料の放出との判定を、パージ制御弁24及び新
気制御弁32を開閉制御して圧力センサ52の検出する
圧力値を監視することにより、簡単になし得る。また、
構成が簡単であるとともに制御ソフトが比較的に簡単で
あることにより低コストに実施し得る。しかも、内燃機
関2に既設の制御手段である例えば燃料制御用の制御部
を利用し得ることにより、実用上有利である。なお、こ
の第1実施例においては、新気通路30に設けた新気制
御弁32を動作制御弁44により動作制御したが、動作
制御弁44を介することなく新気制御弁32を制御部5
4により直接的に動作制御することもできる。
【0023】次に、この発明の第2実施例を説明する。
【0024】図2〜図4は、この発明の第2実施例を示
すものである。図2において、102は内燃機関、10
4は吸気通路である。吸気通路104は、エアクリーナ
106とスロットルボディ108とサージタンク110
と吸気マニホルド112とにより形成されている。スロ
ットルボディ108内の吸気通路104には、吸気絞り
弁114が設けられている。また、内燃機関102に
は、燃料を貯留する燃料タンク116を設けている。
【0025】この内燃機関102には、エバポシステム
118が設けられている。エバポシステム118は、燃
料タンク116から内燃機関102の吸気絞り弁114
下流側の吸気通路104であるサージタンク110に至
る通気路120を設けている。この通気路120の途中
には、キャニスタ122を設けている。このキャニスタ
122よりも下流側の通気路120には、パージ制御弁
124を設けている。パージ制御弁124は、ソレノイ
ド126とこのソレノイド126により駆動されて通気
路120を開閉する弁体128とからなる。
【0026】また、前記キャニスタ122には、新気を
導入する新気通路130を設けている。この新気通路1
30には、新気制御弁132を設けている。新気制御弁
132は、圧力室134を区画するダイヤフラム136
に新気通路130を開閉する弁体138を設けるととも
に新気通路130を開放する方向に付勢するばね140
を設けている。
【0027】新気制御弁132の圧力室134は、負圧
通路142により吸気絞り弁114の下流側の吸気通路
104であるサージタンク110に連通されている。負
圧通路142には、動作制御弁144を設けている。動
作制御弁144は、ソレノイド146とこのソレノイド
146により駆動されて負圧通路142を開閉する弁体
148とからになり、圧力室134に吸気負圧を供給・
遮断することにより新気制御弁132の動作を制御す
る。
【0028】前記パージ制御弁124よりも上流側且つ
キャニスタ122よりも下流側の通気路120には、第
1導圧通路150の一端側を連通して設ける。また、前
記キャニスタ124よりも上流側の通気路120には、
第2導圧通路152の一端側を連通して設ける。これら
第1・第2導圧通路150・152の各他端側は、集合
して第3導圧通路154の一端側に連通するとともにこ
の第3導圧通路154の他端側を圧力センサ156に連
通して設ける。
【0029】前記第1〜第3導圧通路150〜154の
集合する部位には、第1・第2導圧通路150・152
を第3導圧通路154に切換え連通する切換制御弁15
8を設ける。切換制御弁158は、図3・図4に示す如
く、ソレノイド160とこのソレノイド160により駆
動されて第1導圧通路150と第2導圧通路152とを
相対的に開閉する弁体162とからになり、第3導圧通
路154に対して第1導圧通路150と第2導圧通路1
52とを切換連通する。
【0030】前記パージ制御弁124と動作制御弁14
4と圧力センサ156と切換制御弁158とは、制御手
段たる制御部164に接続されている。制御部164
は、第1導圧通路150の一端側の連通する部位よりも
下流側の通気路120及び新気通路130を閉鎖し且つ
第1導圧通路150を閉鎖して第2導圧通路152及び
第3導圧通路154を連通した状態と、第1導圧通路1
50の一端側の連通する部位よりも下流側の通気路12
0及び新気通路130を開放し且つ第1導圧通路150
を閉鎖して第2導圧通路152及び第3導圧通路154
を連通した状態と、第1導圧通路150の一端側の連通
する部位よりも下流側の通気路120及び新気通路13
0を開放し且つ第2導圧通路152を閉鎖して第1導圧
通路150及び第3導圧通路154を連通した状態と、
において夫々圧力センサ156の検出する圧力値により
エバポシステム118の機能を判定すべく、パージ制御
弁124及び新気制御弁144を開閉制御し且つ切換制
御弁158を切換制御する。
【0031】第2実施例の作用を説明する。
【0032】エバポシステム118内に漏れがなく気密
であることの判定は、制御部164によりパージ制御弁
124を閉鎖制御し、また、動作制御弁144を介し新
気制御弁132を閉鎖制御して、第1導圧通路150の
一端側の連通する部位よりも下流側の通気路120及び
新気通路130を閉鎖し、且つ、切換制御弁158を切
換制御して、第1導圧通路150を閉鎖し第2導圧通路
152及び第3導圧通路154を連通した状態とする。
このように、通気路20及び新気通路30を閉鎖し、且
つ、第2導圧通路152及び第3導圧通路154を連通
した状態において、圧力センサ156の検出する圧力値
を監視する。
【0033】圧力センサ156は、通気路20及び新気
通路30を閉鎖していることにより、エバポシステム1
18内に漏れがなく気密である場合には、燃料タンク1
14内に発生する蒸発燃料により正圧P1を検出するこ
とになる。
【0034】そして、制御部164は、パージ制御弁1
24及び新気制御弁132の閉鎖制御を解除する。即
ち、制御部164によりパージ制御弁124を開放制御
し、また、動作制御弁144を介し新気制御弁132を
開放制御して、第1導圧通路150の一端側の連通する
部位よりも下流側の通気路120及び新気通路130を
開放し、且つ、第1導圧通路150を閉鎖し第2導圧通
路152及び第3導圧通路154を連通した状態とす
る。このように、通気路20及び新気通路30を開放
し、且つ、第2導圧通路152及び第3導圧通路154
を連通した状態において、圧力センサ156の検出する
圧力値を監視する。
【0035】圧力センサ156は、通気路120及び新
気通路130を開放して吸気通路4に蒸発燃料が放出さ
れていることにより、燃料タンク114内の圧力が低下
して前記正圧P1よりも弱い正圧P1′を検出すること
になる。
【0036】これにより、第1導圧通路150の一端側
の連通する部位よりも下流側の通気路120及び新気通
路130を閉鎖し、且つ、第2導圧通路152及び第3
導圧通路154を連通した状態おいて、エバポシステム
118内に漏れがなく気密である場合には、圧力センサ
156の検出する圧力値が正圧P1となり、また、第1
導圧通路150の一端側の連通する部位よりも下流側の
通気路120及び新気通路130を開放し、且つ、第2
導圧通路152及び第3導圧通路154を連通した状態
おいて、吸気通路4に蒸発燃料が放出されている場合に
は、圧力センサ156の検出する圧力値が正圧P1より
も弱い正圧P1′となることにより、エバポシステム1
18内の気密性を的確に判定することができる。
【0037】しかも、第1導圧通路150を閉鎖して第
2導圧通路152及び第3導圧通路154を連通した状
態としていることにより、燃料タンク114の圧力を圧
力センサ156に速やかに導入し得て、検出精度を向上
することができ、判定精度の向上に寄与し得る。
【0038】また、エバポシステム118により吸気通
路104に蒸発燃料が放出されているかの判定は、制御
部164によりパージ制御弁124を開放制御し、ま
た、動作制御弁144を介し新気制御弁132を開放制
御して、キャニスタ122を吸気通路104に連通し、
且つ、切換制御弁158を切換制御して、第2導圧通路
152を閉鎖し第1導圧通路150及び第3導圧通路1
54を連通した状態とする。このように、通気路120
及び新気通路130を閉鎖し、且つ、第1導圧通路15
0及び第3導圧通路154を連通した状態の通常の運転
条件において、圧力センサ164の検出する圧力値を監
視する。
【0039】圧力センサ164は、エバポシステム11
8により吸気通路104に蒸発燃料が放出されている場
合には、吸気通路104から第1導圧通路150及び第
3導圧通路154を介して作用する負圧P2を検出する
ことになる。これにより、キャニスタ122を吸気通路
104に連通した状態において、圧力センサ164の検
出する圧力値が負圧P2であるならば、吸気通路104
にキャニスタ122から蒸発燃料が放出されていると判
定することができる。
【0040】このため、パージ制御弁124及び新気制
御弁132を開放制御して、キャニスタ122を吸気通
路104に連通し、且つ、第1導圧通路150及び第3
導圧通路154を連通した状態における圧力センサ16
4の検出する圧力値を監視することにより、吸気通路1
04に蒸発燃料が放出されているか否かを判定すること
ができる。
【0041】しかも、第2導圧通路152を閉鎖して第
1導圧通路150及び第3導圧通路154を連通した状
態としていることにより、吸気通路104の吸気負圧を
圧力センサ156に速やかに導入し得て、検出精度を向
上することができ、判定精度の向上に寄与し得る。
【0042】このように、エバポシステム118の気密
性と蒸発燃料の放出との判定を、パージ制御弁124及
び新気制御弁132を開閉制御し、且つ、切換制御弁1
58を切換制御して、圧力センサ52の検出する圧力値
を監視することにより、簡単になし得るとともに、圧力
センサ156に圧力を速やかに導入し得て、検出精度を
向上することができ、判定精度の向上に寄与し得る。ま
た、構成が簡単であるとともに制御ソフトが比較的に簡
単であることにより低コストに実施し得る。しかも、内
燃機関102に既設の制御手段である例えば燃料制御用
の制御部を利用し得ることにより、実用上有利である。
なお、この第2実施例においては、新気通路130に設
けた新気制御弁132を動作制御弁144により動作制
御したが、動作制御弁144を介することなく新気制御
弁132を制御部154により直接的に動作制御するこ
ともできる。
【0043】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなように、こ
の発明によれば、パージ制御弁及び新気制御弁を閉鎖制
御してエバポシステム内を気密にした状態における圧力
センサの検出する圧力値を監視することにより、漏れが
あるかないか気密性を判定することができる。また、パ
ージ制御弁及び新気制御弁を開放制御してキャニスタを
吸気通路に連通した状態における圧力センサの検出する
圧力値を監視することにより、吸気通路に蒸発燃料が放
出されているか否かを判定することができる。
【0044】このため、エバポシステムの気密性と蒸発
燃料の放出との判定を、各種制御弁を開閉制御して圧力
センサの検出する圧力値を監視することにより簡単にな
し得て、また、構成が簡単であるとともに制御ソフトが
比較的に簡単であることにより低コストに実施し得て、
しかも、内燃機関に既設の制御手段を利用し得て、実用
上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すエバポシステムの
概略構成図である。
【図2】この発明の第2実施例を示すエバポシステムの
概略構成図である。
【図3】第3導圧通路を第2導圧通路に切換連通した状
態の切換制御弁の断面図である。
【図4】第1導圧通路を第2導圧通路に切換連通した状
態の切換制御弁の断面図である。
【符号の説明】
2 内燃機関 4 吸気通路 6 エアクリーナ 8 スロットルボディ 10 サージタンク 12 吸気マニホルド 14 吸気絞り弁 16 燃料タンク 18 エバポシステム 20 通気路 22 キャニスタ 24 パージ制御弁 30 新気通路 32 新気制御弁 42 負圧通路 44 動作制御弁 50 導圧通路 52 圧力センサ 54 制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクから内燃機関の吸気通路に至
    る通気路の途中にキャニスタを設け、このキャニスタよ
    りも下流側の通気路にパージ制御弁を設け、前記キャニ
    スタに新気を導入する新気通路に新気制御弁を設け、前
    記パージ制御弁よりも上流側の前記通気路に一端側を連
    通する導圧通路を設けるとともにこの導圧通路の他端側
    を圧力センサに連通して設け、前記導圧通路の一端側の
    連通する部位よりも下流側の通気路及び前記新気通路を
    閉鎖した状態と前記導圧通路の一端側の連通する部位よ
    りも下流側の通気路及び前記新気通路を開放した状態と
    において夫々前記圧力センサの検出する圧力値によりエ
    バポシステムの機能を判定すべく前記パージ制御弁及び
    新気制御弁を開閉制御する制御手段を設けたことを特徴
    とするエバポシステム。
JP21469191A 1991-07-31 1991-07-31 エバポシステム Pending JPH0539754A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5335638A (en) * 1992-12-28 1994-08-09 Suzuki Motor Corporation Evaporated fuel controller
US5669362A (en) * 1995-03-20 1997-09-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Diagnostic device for an evaporative emission control system
US5767395A (en) * 1995-07-14 1998-06-16 Nissan Motor Co., Ltd. Function diagnosis apparatus for evaporative emission control system
US7140241B2 (en) 2001-07-25 2006-11-28 Denso Corporation Leak-check apparatus of fuel-vapor-processing system, fuel-temperature estimation apparatus and fuel-temperature-sensor diagnosis apparatus

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