JPH0325732Y2 - - Google Patents

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JPH0325732Y2
JPH0325732Y2 JP8976887U JP8976887U JPH0325732Y2 JP H0325732 Y2 JPH0325732 Y2 JP H0325732Y2 JP 8976887 U JP8976887 U JP 8976887U JP 8976887 U JP8976887 U JP 8976887U JP H0325732 Y2 JPH0325732 Y2 JP H0325732Y2
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、食器洗浄機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、洗浄室内に食器類を収容し、洗浄・すす
ぎ時にあつては前記洗浄室内に給水した後、この
洗浄水をポンプによりノズルアーム内に送出し、
ノズルアームから前記食器類に噴射して汚れを洗
い落とし、乾燥時にあつては、送風装置からの乾
燥風を前記洗浄室内に導入して食器類を乾燥させ
るようにした食器洗浄機が、実公昭51−14221号
公報(A47L 15/42)に示されている。
然しながら、斯かる食器洗浄機にあつては、洗
浄槽内に給水を導入する経路と乾燥風を導入する
経路とが別々に設けられているために、構造が複
雑となる上に加工に手間取つていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、食器洗浄機に於いて、構造を簡略化
し、コストを低減することを目的とするものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の食器洗浄機は、洗浄室に設けられた送
出口と、該送出口よりも上方位置に設けられたフ
アン装置と、該フアン装置と前記送出口とを連通
し、前記フアン装置からの風を前記送出口から前
記洗浄室内に導入するための送風ダクトと、給水
源に通じる給水管とを備え、前記給水管を前記送
風ダクトに接続したものである。
(ホ) 作用 即ち、給水動作と乾燥動作とが同時に行なわれ
ないことに着目し、給水管を送風ダクトに接続し
て、給水経路と乾燥風経路とを一部兼用させる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を各図面に基づいて説明する。
第1図乃至第5図に於いて、1は食器洗浄機で
あり、2はその機枠、3は該機枠2に内設された
洗浄室、4は前記機枠2の前面側に枢支され、前
記洗浄室3前面の食器類の出入口5を開閉自在に
施蓋する蓋体、6は前記蓋体4を前記機枠2に施
蓋状態で係止するためのレバーであり、横方向に
回動操作することにより係止状態が解除され、蓋
体4が開放可能となる。7は食器収容カゴで、ロ
ーラ8…が付設され、前記洗浄室3内に設けられ
たガイドレール9,9上に載置されている。10
は前記洗浄室3の底部中央に回転可能に支持され
た中空状のノズルアームであり、上面に所定の角
度を持つて噴出口11…が開設されてある。12
は前記洗浄室3内の洗浄水又はすすぎ水を前記ノ
ズルアーム10内に導入するための循環水路、1
3は該水路12中に介在されたフイルタ、14は
該フイルタ13の把手、15は前記循環水路12
中に配設されたインペラーであり、循環ポンプモ
ータ16に連結され、このインペラー15の回転
により洗浄水又はすすぎ水が前記ノズルアーム1
0内に導入され、更に前記噴出口から前記食器収
容カゴ7上に食器類Aに噴射され、再び前記循環
水路12内に吸込まれる。17は前記洗浄室3の
底部に配設されたシーズヒータであり、前記洗浄
水やすすぎ水を温水化し且つ乾燥時には洗浄室3
内を昇温させ、以つて洗浄・乾燥促進を図るもの
である。
18は前記洗浄室3の後面に上下方向に形成さ
れた送風ダクトであり、その送出口19は前記洗
浄室3の背面3a下部に開口し、送入口20上部
に配設されたフアン装置21により前記洗浄室3
内に乾燥風が導入される。また、前記送風ダクト
18の送出口19近傍には、ジヨイント管22が
外方に突出形成され、このジヨイント管22に図
示しない給水源からの給水管23が接続され、前
記送出口19から給水動作も行なわれる。24は
給水動作を制御する給水電磁弁である。25は前
記洗浄室3内の湿気を乾燥風と共に後面上部から
排出するための排気ダクト、26は前記機枠2の
後部隅角部に配設されたフイルタカバー、27及
び28は該フイルタカバー26に形成された前記
フアン装置21の吸気口及び前記排気ダクト25
の排気口、29は前記洗浄室3の下方に配設さ
れ、前記洗浄室3の図示しない排水口に接続され
た排水ポンプ、30は該排水ポンプ29により前
記洗浄室3内の洗浄液又はすすぎ液を機外に排出
するための排水管であり、前記洗浄室3の背面3
aに沿つて逆U字形状に配設されている。前記排
水管30には、前記排水ポンプ29からこの排水
管30の頂点に達するまでの途中に、分岐管31
が形成され、該分岐管31の終端31aは、前記
送風ダクト18の前記ジヨイント管22の上方に
突出形成された第2ジヨイント管32に接続され
ている。33…は前記機枠2の前面下部に配列さ
れた各種操作スイツチ及び電源スイツチ、34は
これら各スイツチ33…に接続された電装部品で
ある。
ここで、前記フアン装置21について第6図乃
至第8図に基づいて説明する。
前記フアン装置21は、フアンケーシング3
5、フアンモータ36及び送風フアン37から構
成される。前記フアンケーシング36は、前記洗
浄室3の背面3aに装着した平板38に、一面が
開口した円筒体39を、その開口を前記平板38
で遮蔽する如く装着して成り、その周側面部に
は、上半分1/4領域に吸風孔40が開設され、該
吸風孔40と対向する下半分1/4領域に送風孔4
1が下方へ向けて突出する形で開設されている。
前記フアンケーシング35の背面35aには、フ
アンケーシング35内に陥没した長方形状の凹所
42が形成されており、この凹所42の外壁面と
前記フアンケーシング35の内周壁面とで前記吸
風孔40から送風孔41に至る通風路43を区画
している。そして、前記凹所42は前記吸風孔4
0側との距離H1よりも送風孔41側との距離H2
の方が大きくなるような位置に偏芯して設けられ
ている。
前記凹所42内には、フアンモータ36が配設
され、該フアンモータ36の軸36aは、前記凹
所42の底面42aを貫通し、前記フアンケーシ
ング35内に突出し、この軸36aの先端に前記
送風フアン37が取着されている。前記凹所42
の前記軸36aを貫通させる貫通孔44の周辺に
は、通気孔45…が開設されている。
そして、前記吸風孔40は、前記フイルターカ
バー26の吸気口27と吸気ダクト46を介して
連通され、前記送風孔41は、前記送風ダクト1
8の送入口20に接続されている。
さて、前記洗浄室3内壁に於いて、前記送風ダ
クト18の送出口19の両側に、上下方向に断面
L字状のスライドリブ47,47が設けられてお
り、このスライドリブ47,47には上方から注
水口体48がスライド嵌合される。該注水口体4
8は、前記送出口19を覆う形状を成し、下面に
注水口49が開設されてある。従つて、前記送出
口19から導出される水や乾燥風は、前記注水口
体48により下方へ進路が変更され、前記ヒータ
17上に注がれる。尚、この注水口体48は螺子
止めしてもよい。
斯かる構成に基づいて動作を説明する。
前記食器カゴ7に被洗浄物を載せ、図示しない
タイマー手段の設定によりプログラムを開始させ
る。すると、前記注水口49から給水が所定水位
に達するまで行なわれ、同時に所定量の洗剤投入
の後、前記循環ポンプ16が作動し始める。これ
により、前記洗浄室3内の洗浄水が前記ノズルア
ーム10内に送出され、ノズルアーム10の上面
噴出口11…から被洗浄物へ向けて噴射され、被
洗浄物の汚れを洗い落とす。前記噴出口は所定の
角度を持つて設けられているので、洗浄水が噴射
される勢いで、ノズルアーム10は一方向に回転
し、被洗浄物に対し均一に洗浄水が噴射される。
この洗浄水は、洗浄室3底部に落下後、フイルタ
13により残菜を取り除かれて再び循環水路12
内に吸込まれる。この洗浄工程の間、前記ヒータ
17により洗浄水が温水化されているので、冷水
に比べた洗浄効果は高い。本実施例では、排水弁
を設けていないが、前記排水管30を逆U字形状
にしているので、この排水管30の頂点が洗浄水
位よりも高く、洗浄工程中洗浄水が勝手に排出さ
れることはない。
洗浄工程が終了すると、前記排水ポンプ29の
駆動により前記排水管30から洗浄水が所定時間
排出される。
排水工程が終了すると、排水ポンプ29が停止
し、直ちにすすぎ工程のために新たな給水が行な
われるが、その前に前記排水管30内に残つた洗
浄水は、前記分岐管31から前記送風ダクト18
→洗浄室3内に戻る。ここで、仮に前記分岐管3
1を設けていないと、前記排水管30内に残つた
洗浄水は、洗浄室3底部の排水口から戻ろうとす
るが、この時は既に給水が開始されているので、
この給水圧により却つて少し押し戻される。こう
なると、排水管30の逆U字形状のために所謂サ
イフオン現象が発生し、洗浄室3内の水が次々に
排出されることになる。前記分岐管31は、斯か
る不具合を解消するために重要なものである。
尚、排水工程中、前記分岐管31から排水の一部
が洗浄室3内に戻り、排水作業にロスを生じる
が、排水管30と分岐管31の各径を適宜調整し
ておけば、特に問題となることはない。
すすぎ工程は、洗剤を用いない清水で洗浄工程
と同様の動作を行なう。
而して、すすぎ工程が終了して、前記洗浄室3
内のすすぎ水が排出されると、乾燥工程が開始さ
れる。乾燥工程では、前記ヒータ17により前記
洗浄室3内が昇温され、同時に前記フアンモータ
36に通電される。前記送風フアン37の回転に
より、前記吸気口27及び吸風孔40からケーシ
ング35内に風が吸込まれ、前記送風孔41から
送出される。この時、前記ケーシング35内に凹
所42でもつて通風路43を形成し、且つ通風路
43の送風孔41側を幅広としているので、ケー
シング35内に吸込まれた風は、通風路43に案
内されて送風孔41から円滑に送出される。
前記送風孔41からの風は、前記送風ダクト1
8を通つて前記注水口19から前記ヒータ17上
に噴出され、ヒータ17により熱せられて熱風と
なり、被洗浄物を乾燥させる。そして、湿気と共
に前記排気口28から機外に排出される。
以上の通り、本実施例では、前記フアンモータ
36をケーシング35に設けた凹所42内に、凹
所42の上面から突出しないように配設したの
で、前記機枠2の背面を覆蓋する後カバー50に
従来の如く凹凸を設ける必要がなく、その分、本
体が薄型化し、又、台上に設置する場合には、後
の壁に本件の背面をぴつたり密着でき、設置状態
が安定する。
また、注水口体48を着脱自在とすることによ
りこの注水口体48の清掃を容易とすると共に送
風ダクト18を給水路の一部に兼用したので、給
水により送風ダクト18内が洗浄される。その
上、送風ダクト18内に給水管30及び分岐管3
1を開口させたので、洗浄室3内への乾燥風出
口、給水出口、分岐管からの残水出口が注水口1
9として一体化され、コスト的にも低減し、構造
も簡単である。
更には、注水口19を前記洗浄室3の背面下部
に下向きに設け、排気を前記洗浄室3の背面上部
の排気ダクト25から行なうようにしたので、注
水口19からの乾燥風は、ヒータ17上に注がれ
て熱せられつつ、洗浄室3底部を伝つて前方へ移
動し、洗浄室3前面により進路を変更されて、被
洗浄物に衝突して排出される。即ち、乾燥風が熱
せられ且つ排気される経路中に被洗浄物が位置す
るので、乾燥効率が促進される。
(ト) 考案の効果 本考案の食器洗浄機は、給水経路と乾燥風経路
とを一部兼用させることで、配管構成及び洗浄室
の加工が簡略化でき、以つて、コストの低減を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の食器洗浄機の全体斜視図、第
2図は同蓋体開放せる斜視図、第3図は同要部断
面せる内部機構図、第4図は同背面から見た内部
機構図、第5図は同背面斜視図、第6図はフアン
装置部分の断面図、第7図は同背面図、第8図は
フアンケーシングの内部構造図である。 3……洗浄室、18……送風ダクト、19……
送出口、21……フアン装置、30……給水管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 食器類を収容した洗浄室内で、前記食器類に
    洗浄水を噴射することにより食器を洗浄するも
    のであつて、前記洗浄室に設けられた送出口
    と、該送出口よりも上方位置に設けられたフア
    ン装置と、該フアン装置と前記送出口とを連通
    し、前記フアン装置からの風を前記送出口から
    前記洗浄室内に導入するための送風ダクトと、
    給水源に通じる給水管とを備え、前記給水管を
    前記送風ダクトに接続したことを特徴とする食
    器洗浄機。 (2) 前記給水管は、前記送風ダクトに突出形成し
    たジヨイント管に接続したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の食器洗浄
    機。
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