JPH03254567A - ファクシミリ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ファクシミリ伝送装置に関し、 限られた時間内により多くの必要情報を伝送して伝送時
間の短縮および伝送性能の向上を図ることのできるファ
クシミリ伝送装置を提供することを目的とし、 送信原稿の挿入を原稿検出手段により検出し、該送信原
稿が挿入されると、送りローラによって送りこまれる原
稿の情報を画像読み取り手段により画像として読み取り
、該画像読み取り手段により読み取られた画像を画像処
理部により画像処理し、画像処理された送信原稿情報を
送信処理部で送信処理し、外部に伝送するファクシミリ
伝送装置において、前記送りローラを、白色で着色構成
し、前記画像処理部は、送信原稿が挿入されたとき、画
像読み取り手段が白色の送りローラを下地として送信原
稿の先端側余白を読み取っているときは、送信原稿の画
像処理を行わず、該先端側余白部分を通過した後に、送
信原稿の情報を画像処理し、送信原稿の伝送を開始する
ように構成する。

［産業上の利用分野］ 本発明は、ファクシミリ伝送装置に係り、詳しくは、画
像伝送時間に限りのある場合に送信原稿の先端を検出し
て伝送時間の短縮を図るファクシミリ伝送装置に関する
。

ファクシミリは文字や図形を伝送でき、漢字を用いるわ
が国に適した記録通信メディアであり、その普及は目ざ
ましく性能も向上している。

特に、近時は高速伝送、高精度画像処理機能を持ったも
のが期待されている。

（従来の技術〕 一般に、ファクシミリ伝送装置でファクシミリ伝送を行
う場合、送信原稿の先端を検出し、送信原稿に到達して
から原稿情報を読み取って伝送している。

従来のファクシミリ伝送装置における送信原稿の先端部
検出方法では、読み取りセンサの読み取り部近傍に光学
式およびメカ式の原稿検出センサを設け、これから原稿
先端を予測したり、あるいは原稿送りローラに色をつけ
たり、変形させたりしてローラのパターンを読み取りセ
ンサによりスキャンし、その変化を検出して原稿の先端
を検出するようにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このような従来のファクシミリ伝送装置
にあっては、上記従来例の何れも原稿部分に到達すると
、直ちに原稿情報を読み取って送信していたため、原稿
先端部にある余白も伝送してしまい、真に必要な情報を
伝送するための伝送時間よりも多くの時間を費やし、伝
送時間に無駄があるという問題点があった。

また、後者の従来例では、送信原稿の先端部検出を誤る
と、受信側の記録先端部に特定パターンが印字されてし
まい、伝送性能が低下するという問題点があった。

そこで本発明は、限られた時間内により多（の必要情報
を伝送して伝送時間の短縮および伝送性能の向上を図る
ことのできるファクシミリ伝送装置を提供することを目
的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によるファクシミリ伝送装置は上記目的達成のた
め、送信原稿の挿入を原稿検出手段により検出し、該送
信原稿が挿入されると、送りローラによって送りこまれ
る原稿の情報を画像読み取り手段により画像として読み
取り、該画像読み取り手段により読み取られた画像を画
像処理部により画像処理し、画像処理された送信原稿情
報を送信処理部で送信処理し、外部に伝送するフアツジ
ξり伝送装置において、前記送りローラを、白色で着色
構成し、前記画像処理部は、送信原稿が挿入されたとき
、画像読み取り手段が白色の送りローラを下地として送
信原稿の先端側余白を読み取っているときは、送信原稿
の画像処理を行わず、該先端側余白部分を通過した後に
、送信原稿の情報を画像処理し、送信原稿の伝送を開始
するように構成している。

〔作用〕

本発明では、画像読み取り手段により白色の送りローラ
を下地として送信原稿の先端側余白が読み取られている
ときは、画像処理部による送信原稿の画像処理が行われ
ず、該先端側余白部分を通過した後に、送信原稿の情報
が画像処理されて送信原稿の伝送が開始される。

したがって、原稿の先端側余白は伝送されず、限られた
時間内により多くの必要情報を伝送でき、伝送時間が短
縮する。また、送信原稿の原稿書出し部が正確に検出さ
れるため、受信側での伝送性能を向上させることができ
る。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に基づいて説明する。

第１〜３図は本発明に係るファクシミリ伝送装置の一実
施例を示す図である。

第１図は本装置の原稿読み取り部を示す図であり、この
図において、ｌは送信原稿、２は原稿検出スイッチ（原
稿検出手段に相当）、３は読み取りセンサ（画像読み取
り手段に相当）、４は紙送りモータ、５は紙送りローラ
、６はベルトである。

原稿検出スイッチ２は送信原稿１の挿入を検出し、挿入
信号を後述の画像処理部に出力する。紙送りモータ４は
本装置に送信原稿１が挿入されると起動し、送信原稿１
を内部に送り込むようにベルト６を介して紙送りローラ
５を駆動する０紙送りローラ５は白色に着色されており
、送信原稿１を内部に送り込む。読み取りセンサ３は送
信原稿ｌが挿入されたとき、該送信原稿１の情報を画像
（イメージ）として読み取り、画像信号として画像処理
部に出力する。

第２図はファクシミリ伝送の送信信号処理を行う部分の
ブロック図である。この図において、読み取りセンサ３
からの画像信号は画像処理部１１に入力されており、画
像処理部１１は画像入力部１２および画像メモリ１３に
より槽底される。画像処理部１１は読み取りセンサ３に
より読み取られた送信原稿１の画像を画像処理するとと
もに、送信原稿１が挿入されたとき、読み取りセンサ３
が白色の送りローラ５を下地として送信原稿１の先端側
余白を読み取っているときは、送信原稿１の画像処理を
行わず、該先端側余白部分を通過した後に、送信原稿１
の情報の画像処理を開始し、画像メモリ１３はこの開始
時点から画像信号を記憶する。画像メモリ１３の続出信
号は送信処理部１４に出力されており、送信処理部１４
は送信信号処理部１５および送信出力部１６により槽底
される。送信信号処理部１５は画像メモリ１３からの画
像信号をファクシミリ伝送に必要な信号に処理し、送信
出力部１６はこれを送信画像として通信回線（例えば、
無線回線の伝送路）に出力する。

次に、作用を説明する。

第３図は送信原稿ｌを伝送する際の原稿光＠検出のフロ
ーチャートを示す図である。まず、ステップＳ１で本装
置に送信原稿１を挿入し、ステップＳ２で原稿検出スイ
ッチ２の状態を判別する。

原稿検出スイッチ２がオフのときは原稿未検出と判断し
てこのステップにとどまり、オンのときは送信原稿ｌが
挿入されたと判断し、ステップＳ３で紙送りモータ４を
起動して紙送りローラ５の駆動を開始する（読み取り駆
動する）。また、同時に読み取りセンサ３を駆動する。

これにより、送信原稿１が読み取りセンサ３の位置に移
動する。

次いで、ステップＳ４で紙送りローラ５の白ローラを走
査し始め、送信原稿ｌを読み取りセンサ３により読み取
る。ステップＳ５では読み取りセンサ３の読み取り結果
を判別して白ラインの変化を検出したか否かを判断する
。このとき、読み取りセンサ３が白色の送りローラ５を
下地として送信原稿１の先端側余白を読み取っていると
きは、白ローラと白原稿でパターンが変わらず、白ライ
ンのままで変化しないので、ステップＳ３に戻る。

したがって、このときは画像処理部１１が画像メモリ１
３に読み取り画像を記憶しない、一方、送信原稿ｌの先
端側余白が終了して白ラインが変化すると、ステップＳ
６に進む。ステップＳ６では送信原稿ｌの先端の書出し
部分を検出し、ステップＳ７でこれを画像メモリ１３に
記憶する。次いで、ステップＳ８で画像メモリ１３に記
憶した信号に対してファクシくり伝送に必要な画像処理
を行い、ステップＳ９でその画像を、例えば無線回線の
伝送路により送信する。

このように、本実施例では白パターンが変化した時点よ
りファクシミリ伝送が開始されるため、送信原稿工の先
端側余白は伝送されない、したがって、送信原稿１の先
端側余白の分だけ伝送時間を短縮することができる。言
い換えれば、限られた時間内により多くの必要情報を伝
送できることになる。また、送信原稿の原稿書出し部が
正確に検出されるため、従来のような受信側の記録先端
部に特定パターンが印字されてしまうという不具合を避
けて受信側での伝送性能を向上させることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、送信原稿の先端側余白の分だけ伝送時
間を短縮することができ、したがって、限られた時間内
により多くの必要情報を伝送できる。また、送信原稿の
原稿書出し部を正確に検出することができ、受信側での
伝送性能を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１〜３図は本発明に係るファクシミリ伝送装置の一実
施例を示す図であり、 第１図はその原稿読み取り部を示す構成図、第２図はそ
の送信信号処理を行う部分のブロック図、 第３図はその送信原稿を伝送する際の原稿先端検出のフ
ローチャートである。 ２・・・・・・原稿検出スイフチ（原稿検出手段）、３
・・・・−・読み取りセンサ（画像読み取り手段）、４
・・・・・・紙送りモータ、 ５・・・・−・紙送りローラ、 ６・・・・・・ベルト、 １１・・・・・・画像処理部、 １２・・・・・・画像入力部、 １３・・・・・・画像メモリ、 １４・・・−・送信処理部、 １５・・−・・・送信信号処理部、 １６・・・・・・送信出力部。 ｌ・・・・・・送信原稿、 １１ ４ 一実施例の原稿読み取り部を示す構成図第１図 一実施例の送信信号処理を行う部分のブロック図第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 送信原稿の挿入を原稿検出手段により検出し、該送信原
   稿が挿入されると、送りローラによって送りこまれる原
   稿の情報を画像読み取り手段により画像として読み取り
   、 該画像読み取り手段により読み取られた画像を画像処理
   部により画像処理し、 画像処理された送信原稿情報を送信処理部で送信処理し
   、外部に伝送するファクシミリ伝送装置において、 前記送りローラを、白色で着色構成し、 前記画像処理部は、送信原稿が挿入されたとき、画像読
   み取り手段が白色の送りローラを下地として送信原稿の
   先端側余白を読み取っているときは、送信原稿の画像処
   理を行わず、該先端側余白部分を通過した後に、送信原
   稿の情報を画像処理し、送信原稿の伝送を開始するよう
   に構成したことを特徴とするファクシミリ伝送装置。