JPH03237034A - ガラス用転写箔及びガラス絵付け方法 - Google Patents

ガラス用転写箔及びガラス絵付け方法

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JPH03237034A
JPH03237034A JP3274390A JP3274390A JPH03237034A JP H03237034 A JPH03237034 A JP H03237034A JP 3274390 A JP3274390 A JP 3274390A JP 3274390 A JP3274390 A JP 3274390A JP H03237034 A JPH03237034 A JP H03237034A
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glass
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JP3274390A
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Seishi Ikemoto
池本 精志
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はガラス用転写箔及びガラス絵付は方法に関し、
更に詳しくはガラス表面に耐久性のある任意の絵柄形成
が可能な転写箔及び該転写箔を使用するガラス絵付は方
法に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、窓ガラス等の種々のガラスを装飾する方法として
は、合せガラスの中間フィルムに絵柄を形成する方法、
ガラス表面に絵柄印刷したフィルムを貼着する方法、ガ
ラス表面にプライマー層を形成し、その面に転写箔から
絵柄を転写する方法等が知られている。
しかしながら、合せガラス方法は小ロットの絵付けには
不適当であり、フィルム貼着方法は絵柄フィルムの剥離
の問題があり、最も良好な方法は転写方法である。
上記転写方法では、通常絵柄の背面に白色や黒色等の不
透明なバックコート層が形成されるが、このバックコー
ト層は絵柄の耐久性を決定することから、従来は熱硬化
性樹脂塗料から形成されている。しかしながら、この様
な転写方法では、このバックコート層を塗工及び硬化さ
せる際、バックコート剤中の溶剤或いは焼付は時の熱に
よって絵柄層の絵柄が滲んだり、流れたりするという問
題が発生している。
この様な問題は、絵柄層又は剥離層を耐溶剤性及び耐熱
性の高い樹脂から形成すれば発生しないが、この様な絵
柄層や剥離層は転写時の箔切れが悪く、シャープな絵柄
が転写されない為」二記の問題解決にはならない。
従って、本発明の目的は上記の如き従来技術の種々の問
題点を解決し、任意のガラスに、滲みや流れがなく且つ
シャープな絵付けが可能な転写箔及びガラス絵付は方法
を提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、基材シートの一方の面に必要に応じて
剥離層を設け、更にその上に活流れ防止層、絵柄層及び
接着剤層を順次設けたことを特徴とするガラス用転写箔
、及び ガラスの表面にプライマー層を形威し、該プライマー層
の面に上記転写箔を用いて絵柄を形成し、更にその表面
にバックコート層を形成することを特徴とするガラスの
絵付は方l去である。
(作  用) 絵柄層とバックコート層との間に活流れ防止層を介在さ
せることによって、任意のガラスに、滲みや流れかなく
且つシャープな絵付けが可能となる。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を図解的に示す添付図面を参照し
て本発明を更に詳細に説明する。
本発明の転写箔は、第1図示の如く、基材シト1の一方
の面に、必要に応じて設ける剥離層2、活流れ防止層3
、絵柄層4及び接着剤層5が順次形成されてなる。
上記本発明の転写箔に使用する暴利シー1−1は、従来
公知のいずれの基材シートでもよく、例えば、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート/イ
ソフタレート共重合体、ポリブチレンテレフタレート等
のポリエステルフィルムが好ましく、特に好ましいもの
は10〜1100LL程度の厚みの2軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレートフイルムである。
上記基材シート1の表面に必要に応じて設ける剥離層2
は、基材シート1と絵柄層3との剥離性が良好である場
合には不要である。
かかる剥離層としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹
脂等の透明性や各種耐久性に優れた飼料から形成するこ
とが好ましく、例えば、0.5〜21tm程度の厚みに
形成することが好ましい。
上記の如き剥離層2の上に設ける活流れ防止層3が本発
明を主として特徴づけるものであり、該活流れ防止層3
はアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース系
樹脂、ビニル系樹脂等の般のインキや塗料に使用される
バインダーに、耐溶剤性及び耐熱性に優れた粒子、例え
ば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、シリカ、アル
ミナ、硫酸バリウム、酸化チタン様の無機体質顔料を添
加したインキ又は塗料から形成する。これらの体質顔料
はバインダー100重量部当たり15〜60重量部の割
合で添加するのが好ましく、添加量が15重量部未満で
あると、バックコート層形成時の溶剤や熱による絵柄の
劣化が防止されにくく、又、転写時の箔切れも満足出来
ない。
方、60重量部を越える添加量では、成膜性が劣り良好
な活流れ防止層が形成出来ない。これらの活流れ防止層
の厚みは0.5〜2μm程度が好ましい。
上記活流れ防止層3上に形成する絵柄層4は、顔料、バ
インダー及び有機溶剤からなる通常のグラビアインキを
用いて任意の絵柄印刷を行うことによって形成すること
が出来る。これらの絵柄層の絵柄は特に限定されず、ベ
タ模様から各種の模様でよく、更に数色のインキからな
るフルカラー絵柄でもよい。かかる絵柄層の厚みは1〜
5μm程度が好ましい。
上記絵柄層上に設ける接着剤層5は、従来公知の感熱性
接着剤、例えば、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル/酢酸
ビニル系樹脂、エチレン/酢酸ビニル系樹脂、アクリル
系樹脂等の熱可塑性樹脂から形成する。かかる接着剤層
の厚みは1〜511m程度が好ましい。
以上の各層において、剥離層、柄流れ防止層及び接着剤
層は、夫々の樹脂を溶解した塗工液を、例えば、グラビ
アコーティング方法、グラビアリバースコーティングメ
去、リバースロールコーティング方性、オフセットグラ
ビアコーティング方法等により塗布及び乾燥して形成す
ることが出来る。
又、各層には、転写時の箔切れを良好にする目的でシリ
カ、アルミナ、炭酸カルシウム等の体質顔料を添加した
り、その他の各種添加剤、例えば、帯電防止剤、撥水剤
、撥油剤、紫外線吸収剤、安定剤、艶消剤等を添加して
もよい。
本発明の転写箔を使用するガラスの絵付は方法自体は従
来公知の方法でよく、例えば、第2図示の如く、被転写
材であるガラス6の転写面にプライマー層7を形成する
。このプライマー層は転写絵柄とガラスどの接着性を確
保する目的を有し、アクリル/スチレン系樹脂やポリウ
レタン樹脂等のバインターにシランカップリング剤、ポ
リイソシアネート架橋剤及び架橋触媒等を添加した塗工
液から、1液又は2液で、厚さ3〜101.t m程度
に形成することが好ましい。勿論この層は透明である必
要がある。
次にこのプライマー層7の面に、第1図示の本発明の転
写箔を、その接着剤層5を対向させて重ね、熱と圧力を
かけて接着剤層を活性化してガラス6に接着させる。次
いで基材シート1を剥離することによって、接着剤層5
、絵柄層4、柄流れ防止層3及び剥離層2が一体的にガ
ラス6に転写される。
続いてその面にバックコート塗料を塗工及び乾燥硬化さ
せる。該バックコート層8も十分な耐久性を有する様に
プライマー層7と同様に架橋性樹脂から形成することが
好ましい。又、転写画像を引き立たせる為には、該塗料
に酸化チタン等の白色顔料を添加して十分な隠蔽性を付
与することが好ましい。かかるバックコート層8は5〜
50μm程度の比較的厚い層とするのが好ましい。
本発明では、以上の如くバラフコ−1・層を形成する場
合、バックコート塗料の有機溶剤の作用は柄流れ防止層
3の存在によって遮断されるので、得られる装飾ガラス
の絵柄は滲んだり崩れたりすることがない。又、柄流れ
防止層3は比較的多量の体質顔料を含有しているので、
この層の形成によっても転写層の箔切れは殆ど悪影響を
受けることがない。
(効  果) 以上の如き本発明によれば、絵柄層とバックコート層と
の間に柄流れ防止層を介在させることによって、任意の
ガラスに、滲みや流れがなく且つシャープな絵付けが可
能となる。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。
実施例1 ポリエチレンテレフタレートフィルム(X−45、東し
■製、厚み25μm)の表面に、アクリル樹脂系グラビ
アインキメジウム(昭和インク■製)を塗布及び乾燥さ
せて厚み1μmの剥離層を形成した。その表面に柄流れ
防止層として上記インキメジウムに固形分の30重量%
に相当する硫酸バリウムを添加したインキを塗布及び乾
燥して厚さ1μmの柄流れ防止層を形成し、更にその表
面にアクリル系グラビアインキにより絵柄を印刷した。
更にその表面にアクリル/スチレン系樹脂溶液を塗布及
び乾燥させて厚さ3μmの接着剤層を形成し、本発明の
転写箔を得た。
比較例1 柄流れ防止層を形成しない他は実施例1と同様にして比
較例の転写箔を作成した。
実施例2 厚さ5mmの透明板ガラスの表面に、アクリル/スチレ
ン系樹脂95重量%、シランカップリング剤0.5重量
%及びポリイソシアネート5重量%を含むガラスプライ
マー(諸星インキ■製)を塗布し、110℃で8分間熱
硬化させて厚さ8μmのプライマー層を形成した。
次に上記ガラスを60℃に加熱し、その面に実施例1の
転写箔の接着剤層を重ね、200″CX2m/min 
 の条件でロール転写し、基材シートを剥離した。
更に前記ガラスプライマーに酸化ヂタンな10重量%添
加したバックコート剤を塗布し、160℃で2分間焼き
付は処理し、装飾ガラスを得た。
この装飾ガラスの絵柄は、柄が全く乱れておらず、非常
にシャープであった。
比較例2 実施例2において比較例1の転写箔を使用した他は実施
例2と同様にして装飾ガラスを得た。この装飾ガラスの
絵柄は全体的に柄の滲みと流れが認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の転写箔の断面を図解的に示し、第2図
は上記転写箔を用いるガラス絵付は方法を図解的に説明
する図である。 1:基材シート 2:剥離層 1 3:柄流れ防止層 4:絵柄層 5:接着剤層 6:ガラス 7:プライマー層 8:パックコート層 2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材シートの一方の面に必要に応じて剥離層を設
    け、更にその上に柄流れ防止層、絵柄層及び接着剤層を
    順次設けたことを特徴とするガラス用転写箔。
  2. (2)柄流れ防止層が体質顔料を含有する請求項1に記
    載の転写箔。
  3. (3)ガラスの表面にプライマー層を形成し、該プライ
    マー層の面に転写箔を用いて絵柄を形成し、更にその表
    面にバックコート層を形成するガラスの絵付け方法にお
    いて、上記転写箔が、基材シートの一方の面に必要に応
    じて剥離層を設け、更にその上に柄流れ防止層、絵柄層
    及び接着剤層を順次設けてなることを特徴とするガラス
    絵付け方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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