JPH0323521A - 光学式ピックアップ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は光学式ピックアップ装置に関し、特に光学式円
板状記録媒体に対して光学的に各種情報を記録再生する
光学式ピックアップ装置に関する。

従来技術 従来、この種の光学式ピックアップ装置においては、第
２図に示すように、半導体レーザ１から出躬された光束
をコリメートレンズ２によってコ１ノ行光束とした後に
偏光ビームスプリッタキューブプリズム（以下偏光プリ
ズムとする）３に入射させる。

このとき、偏光プリズム３はＰ偏光を１　０　（１　０
１ｌ透過し、Ｓ偏光を１００％反射するが、初期状態で
゛１′−導体レーザ１から出射された光束がＰ偏光で人
躬するように配置されているため、偏光プリズム３を透
過し、前方にあるλ／４板４に入射して円偏光となり、
対物レンズ５によって円板状記録媒体６上に集光される
。

かかる後に、円板状記録媒体６で反射された光束は再び
対物レンズ５およびλ／４板４を透過して偏光プリズム
３に入射するが、このとき円偏光でλ／４板４に入射し
た光束がλ／４板４を透過した後には再び直線偏光とな
り、しかも偏光の方位角が半導体レーザ１から出射され
た後の方位角とπ／２ラジアンだけ異なるため、結果的
には偏光プリズム３に対してＳ偏光で人１１する。よっ
て、その光束は偏光プリズム３において誘電体多層膜を
コートした接合面で反射され、弔凸レンズ７が接合され
たビームスブリッタキューブプリズム（以下プリズムと
する）８に入射する。

このとき、平ｆｆ．’＋レンズ７によって集光された光
束はプリズム８により平凸レンズ７の光学軸と平行な方
向に５０％透過してその前方に設置された受光素子１３
に入射し、その受講素子１３の出力によりトラッキング
制御およびＲＦ信号検出が行われる。

一方、プリズム８によって＝ｒ−　１”Ｉレンズ７の光
学軸と直交する方向に反射された光束は進行方向前方の
ナイフエッジ１４により５０％遮光されて少なくとも２
分割以上の受光素ｒ−１１に人ｆ４１シ、その受光素子
１１の差動出力によりフオーカシング制御が行われる。

このような従来の光学式ピックアップ装置では、プリズ
ム８に接合された平凸レンズ７の光学軸に］在交する方
向に１１出される円板状記録媒体６からの反９・１光を
ナイフエッジ１４と受光素子１１とを使用してフォーカ
シング制御を行うというナイフエンジ法のフォーカス検
出系を形成しているが、外部からの衝撃力などによって
受光素子１１がその差動出力を得るための分割線に直交
する成分Ｊｊ向に移動してオフセントを生じた場合、フ
ォーカス検出系が１つの手段しかないため、受光素子］
１の移動によって生じたフォーカスオフセツ１・を解消
しないかぎり、円板状記録媒体６に対する記録情報の読
出しおよび書込み機能の維持が石可能になってしまうと
いう欠点がある。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠７『，ヘを除夫す
べくなされたもので、外部からの衝撃力などにより一方
のフォーカス検出系にオフセットが生した場合でも、光
ディスク媒体に対する読出しおよび書込み機能の維持を
可能とすることができる光学式ピックアップ装置の提｛
！（を１−１的とする。

発明の構成 本発明による光学式ピックアップ装置は、ビムスブリツ
タを介して入射した光ディスク媒体からの反年１光によ
ってフォーカシング１，１御を行う光学式ピックアップ
装置であって、前記ビームスプリッタを透過した前記反
射光をＪＴ．いに平行な２本の光束に分割する分割手段
と、前記分割手段により分割された２本の光束各々にス
・１応して投リられ、前記光束を受光し前記光ディスク
媒体への照射光のフォーカスを検出する２つの受光素ｒ
とを有することを特徴とする。

実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例を示す構戊図である。

図において、半導体レーザ１から出９・１された光束は
コリメートレンズ２によって弔行光束となって偏光ビー
ムスブリソタキューブプリズム（以下偏光プリズムとす
る）３に入射される。

一光プリズム３はコリメートレンズ２にχ１向して設置
されており、偏光プリズム３を構成する２つの直角プリ
ズムの一方の斜面に誘重体多層膜がコー１・され、それ
ら直角プリズムの斜面同士を接合して形成されている。

これにより、偏光プリズム３はＰ偏光をコリメトレンズ
２の光学軸と平行な方向に１　０　０％透過し、Ｓ偏光
をコリメートレンズ２の光学輔と直交する方向に１００
％反射する。

また、偏光プリズム３は半導体レーザ１か４１｛１射さ
れた光束がＰ　ｌｍ光で人ｑ１するように配置されてい
るため、半導体レーザ］からの光束はプリズム３を透過
し、さらにλ／４仮４を透過してＩ’ｌ　（ＩＪ光とな
り、対物レンズ５によって円板状記録媒体６上に集光さ
れる。

ここで、λ／４板４はプリズム３のコリメー１・レンズ
２の光学軸に甲行な出ｑ・Ｉ而に対向して設置されてお
り、偏光プリズム３から出ｑ・Ｉされた後の光束の常光
線と異常光線とにおいてその透過後で４分の１波長の位
相差を生じさせる。

対物レンズ５によって円板状記録媒体６上に集光された
半導体レーザ１からの光束は円板状記録媒体６で反対さ
れ、再び対物レンズ５およびλ／４板４を透過して偏光
プリズム３に入射する。

このとき、円板状記録媒体６で反対されて円偏光でλ／
４板４に入射した光束はλ／４板４を透過した後に再び
直線偏光となり、しかも偏光の方位角が゛１ｉ導体レー
ザ１から出射された後の方位角とπ／２ラジアン異なる
ため、結果的に偏光プリズム３に対してＳ偏光で人１１
１する。

そのため、Ｓ偏光の光束は偏光プリズム３の誘電体多層
膜をコートした接合而で反Ｉｌｌされ、甲凸レンズ７お
よびサバール板９が接合されたビームスブリッタキュー
ブプリズム（以下プリズムとする）８に人財する。

プリズム８は偏光プリズム３のコリメートレンズ２の光
学軸に直交する出射面より任意の１目離だけ離れた位置
に設置されており、その人射而に集光用の平凸レンズ７
が接合されている。

また、プリズム８を構成する２つの直角プリズムの一方
の斜面に誘電体多層膜がコートされ、それら直角プリズ
ムの斜面同士を接合して形成されている。これにより、
プリズム８は平凸レンズ７の光学軸に平行な方向に５０
％透過し、平凸レンズ７の光学軸と直交する方向に５０
％反射する。

一方、プリズム８の平凸レンズ７の光学紬と直交する出
射面には、２つの複屈折体の光学軸を逆向きに配置して
接合したサバール板９が接合されている。

平凸レンズ７により集光された光束はプリズム８により
平と１レンズ７の光学軸と平行な方向に５０％透過して
その前ノｊに設置された受光素子１３に入射され、その
受光素子１３の出力によりトラッキング制御およびＲＦ
信号検出が行われる。

また、プリズム８により平凸レンズ７の光学軸と直交す
る方向に反射された光束は、２つの複屈折体の光学軸が
逆向きに配置されてプリズム８に接合されたサバール板
９を透過し、７Ｌいに平行な２つに分割された光束とな
る。

サバール板９で分割された２つの光束は前方のナイフエ
ツジ１０によりその光学軸方向に５０％ずつ遮光されて
受光素子１．１，１．２に入射され、それら受光素子１
］．．１２の差動出力によりフォーカス検出が行われる
。

尚、通常は受光素子１．１．１２のうち一方、すなわち
１つのフォーカス検出系を使用してフォーカス検出が行
われ、ｌＬいのフォーカス検出系は切換えｉｉＪ能とな
っている。

また、受光素子１．１．１２は少なくとも２分割以上の
受光素子であり、ナイフエッジ１０で遮光されて人η・
１された光束によりフォーカシング制御を行えればよい
。

このように、プリズム８で反ロ・１される円板状記録媒
体６からの反射光をサバール板９により仔いに平行な２
つの光束に分割し、それら分割された２つの光束を各々
２つの受光素子１１．，１２で受光するようにすること
によって、２つのフォーカス検出系を設けることができ
るので、それらのうち一方のフォーカス検出系に外部か
らの衝撃力などによってオフセットが生じても他方のフ
ォーカス検出系に切換えることで、円板状記録媒体６に
対する読出しおよび書込み機能の維持を可能とすること
かできる。

発明の効果 以上説明したように本発明によれば、２つのフォーカス
検出系を有するようにすることによって、外部からの衝
撃力などによりどちらか一方のフ号一カス検出系にオフ
セットが生じても、もう−ｂのフォーカス検出系に切換
えることによりピックアップのリードおよびライト機能
の維持を”ＩＪ　ＩＴＦ　ｌ．−することができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は促来
例を示す構成図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・半導体レーザ ３・・・・・・偏光ビームスブリッタ キューブプリズム ７・・・・・平凸レンズ ８・・・・・・ビームスブリッタ キューブプリズム ９・・・・・・サバール板 １ ０・・・・・・ナイフエツ ン １ １　， １ ２・・・・・・受光素子

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ビームスプリッタを介して入射した光ディスク媒
   体からの反射光によってフォーカシング制御を行う光学
   式ピックアップ装置であって、前記ビームスプリッタを
   透過した前記反射光を互いに並行な２本の光束に分割す
   る分割手段と、前記分割手段により分割された２本の光
   束各々に対応して設けられ、前記光束を受光し前記光デ
   ィスク媒体への照射光のフォーカスを検出する２つの受
   光素子とを有することを特徴とする光学式ピックアップ
   装置。