JP2578203B2 - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

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JP2578203B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、光磁気記録媒体からのレーザ反射光に基づ
いてサーボ信号と光磁気再生信号を生成する光ヘッドに
関する。
〔発明の技術的背景およびその課題〕
従来、この種の光ヘッドとして第9図に示すものがあ
る。
図において、11はレーザ光源としての半導体レーザ、
12は集光レンズ、13は光の透過と反射を行う分離プリズ
ム、14は対物レンズ、15は記録媒体としての光磁気ディ
スク、16は一方向に集光作用をもつシリンドリカルレン
ズ、17はP,S両偏光を分離する偏光ビームスプリッタ、1
8および19は光信号を電気信号に変換する第1受光素子
および第2受光素子である。
半導体レーザ11からのレーザ光は集光レンズ12で集光
されて分離プリズム13で対物レンズ14側に反射され、対
物レンズ14によって回折限界まで集光されて光磁気ディ
スク15に照射される。
光磁気ディスク15からの反射光は対物レンズ14で集束
光束(一点に収束するように進む光線束)にされて分離
プリズム13を透過し、シリンドリカルレンズ16で非点収
差が付与されて偏光ビームスプリッタ17に向けられる。
そして、偏光ビームスプリッタ17を透過したP偏光を第
1受光素子18の受光面にスポットを形成し、偏光ビーム
スプリッタ17で反射されたS偏光は第2受光素子19の受
光面にスポットを形成する。
この種の光ヘッドに係わる光磁気記録再生方式では、
ディスクの垂直磁性膜の磁化の方向によって情報信号を
記録し、ディスクで反射されるレーザ光の直線偏光の回
転方向を検出して記録信号を再生する。すなわち、記録
信号は偏光ビームスプリッタ17で分離されるP,S両偏光
の光量の差となって現れることになり、第1受光素子18
と第2受光素子19の受光出力の差によって光磁気再生信
号が差動検出される。
また、各受光素子18,19の受光出力からフォーカスサ
ーボ信号とトラッキングサーボ信号が生成される。な
お、上記の例ではフォーカスサーボ信号は非点収差法に
より生成される。
しかしながら、上記のような従来の光ヘッドにおいて
は、非点収差を付与するためのシリンドリカルレンズ等
を必要とし、さらに、P,S両偏光を直角に分離するよう
にしているため、受光素子を2つ用いなければならず、
部品点数が多くなるばかりか光路と部品との位置関係に
精度を要し、調整作業や信頼性の点で問題があった。ま
た、P,S両偏光の光路が直角になっているため、光ヘッ
ド自体が大きくなるという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、光磁気再生用の光ヘッドにおいて、部品点
数を減らし、かつ、光路をコンパクトにし、光ヘッド自
体を小型化できるようにするとともに調整誤差を低減し
て信頼性を高めることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、光磁気再生用の光ヘッドにおいて、内部に
偏光分離膜面を形成たプリズムを用い、対物レンズから
の集束光束を上記プリズムの平行な反射面によって内面
反射させて偏光分離膜面でP,S両偏光の光束に分離し、
この分離された光束を入射光束と略平行な方向に出射さ
せて、光学系を小型化するとともに信頼性を向上させ
た。
〔実施例〕
第1図は本発明第1実施例の光ヘッドの光学系を示す
図である。なお、以下、実施例の図面において前記第9
図と同符号のものは同じ要素を示し、その説明は省略す
る。
第1図において、1は屈折率の異なる2種類の光学材
料で構成されたプリズム、10は光磁気再生信号とサーボ
信号を取り出すための受光素子であり、プリズム1は集
光レンズ12からのレーザ光を対物レンズ14に向けて反射
するとともに対物レンズ14から光束P,S両偏光を分離し
て2つの光束を受光素子10に導き、さらにこれらの光束
に非点収差を付与する。
第2図はプリズム1と受光素子10の光学系を拡大した
図である。
プリズム1は、屈折率nA=1.51の光学材料でできた断
面斜方形の第1の光学部材1Aと、屈折率nB=1.762の平
板状の第2の光学部材1Bとを貼り合わせて構成されてお
り、5面の作用面11〜15を有している。11は光の反射と
透過を行う入射側透過面、12は2つの光学部材1A,1Bの
貼り合わせ面に形成された偏光分離膜面、13および14
反射面、15は光を透過する出射側透過面である。
また、プリズム1は、対物レンズ14から入射される光
束(集束光束)の光軸Lに対して、入射側透過面11が45
゜、偏光分離膜面12と反射面13,14がいずれも90゜、出
射側透過面15が40.5゜になるように、各面の角度が設定
されており、さらに、入射側透過面11の法線と光軸Lと
を含む面(入射面)が光磁気デイスク15のトラック方向
に対して45゜傾くように傾斜して配置されている。
入射側透過面11は、P偏光に対する透過率TPと反射率
RPの比(TP/RP)が1/2で、S偏光に対する反射光RSと透
過率TSの比(RS/TS)が、1/100の偏光分離膜面となって
おり、集光レンズ12からのレーザ光を対物レンズ14に向
けて反射し、光磁気ディスク15で反射されて対物レンズ
14で集光された光束の一部は入射側透過面11を透過・屈
折して第1の光学部材1A内に導かれる。なお、この入射
側透過面11をハーフミラーとしてもよい。また、集光レ
ンズ12からのレーザ光のうち入射側透過面11を透過する
光を検出して、光源11のオートパワーコントロールに使
用するようにしてもよい。
入射側透過面11を透過・屈折した光束は偏光分離膜面
12に達し、この偏光分離膜面12において、光束のS偏光
成分(実線)は反射され、P偏光成分(破線)は透過さ
れる。そして、反射されたS偏光は反射面14に向けら
れ、透過したP偏光は反射面13で反射されて再び偏光分
離膜面12を透過して反射面14に向けられる。
このように第2の光学部材1Bの厚み(偏光分離膜面12
と反斜面13の間隔)によってP,S両偏光の各光束は平行
に分離され、この分離された状態で反射面14で反射さ
れ、出射側透過面15で透過・屈折されて受光素子10に導
かれる。
また、対物レンズ14からの光束は集束光束となってお
り、さらに、その光軸Lに対して傾斜した入射側透過面
11と出射側透過面15を透過することによって、P,S両偏
光に分離された光束にはそれぞれ非点収差が生じる。な
お、この実施例においては、光軸Lに対して入射側透過
面11を45゜、出射側透過面15を40.5゜にそれぞれ設定
し、さらに、屈折率nA,nBを前記のように設定すること
によって、非点収差の発生量を調整し、かつ、受光素子
10の受光面上におけるスポットの歪(コマ収差)を低減
するようにしている。
以上のように、受光素子10に導かれるP,S両偏光の各
光束は、各光軸が平行に接近した状態で分離されるの
で、1つの受光素子10によて受光することができる。し
かも、対物レンズ14からの光束と略平行の方向になって
いるので、光学形がコンパクトになる。また、シリンド
リカルレンズ等を配置しなくても非点収差を付与するこ
とができる。
上記の実施例では偏光分離膜面12と反射面13が平行に
なっているが、偏光分離膜面12に対して反射面13を傾斜
させることによって、受光素子10上に形成されるP,S両
偏光のスポットの位置の調整や、非点収差量の調整ある
いはコマ収差低減の調整を行うことができる。
第7図は受光素子10の受光面を示す図であり、受光面
には2つの円形の受光領域101,102が形成され、各受光
領域101,102はトラック方向とそれに直角な方向の分割
線によってそれぞれ4つの領域(a,b,c,dおよびe,f,g,
h)に分割されている。また、受光素子10は同図の矢印
Aの方向が第1図および第2図の紙面と平行の上下方向
に一致するように配置され、前記のように、入射側面11
における入射面とトラック方向とは45゜傾いているた
め、受光面におけるトラック方向は図の矢印Bの方向に
なっている。
なお、第7図に示したように、光磁気ディスク15に焦
点が合っているときは各受光領域101,102に円形のスポ
ットがそれぞれ形成され、遠点または近点のいすれか一
方に焦点がずれているときは楕円状のスポットが形成さ
れる。
いま、領域a〜hの各受光出力を対応する領域の符号
で表し、出力信号の加算を“+”、減算を“−”で表す
と、フォーカスサーボ信号(F)、トラッキングサーボ
信号(T)および光磁気再生信号(R)は、 F=〔(a+c)−(b+d)〕 +〔(e+g)−(f+h)〕、 T=〔(a+c)−(b+c)〕 +〔(e+h)−(f+g)〕、 R=(a+b+c+d)−(e+f+g+h) のようにしてそれぞれ生成することができる。
上記のようにして得られる光磁気再生信号(R)はC/
Nの良い信号となり、またフォーカスサーボ信号につい
ては、ディスク基盤の複屈折によるP,S両偏光の強度分
布のムラが互いに相殺されるとともにトラック横切りノ
イズの低減され、良好なサーボ信号となる。また、この
フォーカスサーボ信号とトラッキングサーボ信号はいず
れもP,S両偏光に基づいて生成されるため、片方の成分
に基づいて生成する従来のものより振幅が倍になり、安
定したサーボが行える。
また、上記の実施例で受光素子10の受光領域101,102
はそれぞれ円形の4分割のものを用いているが、例えば
第8図(a)に示したように3つの短冊形の領域a′,
b′,c′に分割したものを併用したり、同図(b)に示
したように2つの短冊形の領域a″,b″に分割したもの
を併用するようにしてもよい。なお、同図(a)の場合
は短冊形の分割線は4分割線に対して45゜に配置され、
フォーカスエラー信号を得ることが可能となる。また、
同図(b)の場合は短冊形の分割線は4分割線に対して
平行(および直角)に配置され、プッシュプル法による
トラッキングエラー信号を得ることが可能となる。
また、受光素子10は光軸Lに対して直角になるように
配置しているが、受光素子10を光軸Lに対して傾けるこ
とにより、受光面上のビームスポットの歪を除去するこ
とも可能である。
第3図は本発明第2実施例の光ヘッドの光学系を示す
図である。図において、2は屈折率の異なる2種類の光
学材料で構成されたプリズムであり、このプリズム2は
分離プリズム13からの光束のP,S両偏光を分離して2つ
の光束を受光素子10に導き、さらにこれらの光束に非点
収差を付与する。
第4図はプリズム2と受光素子10の光学系を拡大した
図である。
プリズム2は、屈折率nA=1.51の光学材料でできた平
板状の第1の光学部材2Aと屈折率nB=1.76の光学材料で
できた平板状第2の光学部材2Bとを貼り合わせて構成さ
れており、5面の作用面21〜25を有している。21は入射
光を透過する入射側透過面、22は光学部材2A,2Bの貼り
合わせ面に形成された偏光分離膜面、23および24は反射
面、25は光を透過する出射側透過面であり、入射側透過
面21と反射面24、偏光分離膜面22と出射側透過面25は、
それぞれ同一面において形成されている。また、上記各
作用面21〜25は略平行に設定され、入射側透過面21の法
線と光軸Lの角度が略55゜になるように、プリズム2は
配置されている。さらに、プリズム2は、入射側透過面
21の法線と光軸Lとを含む面(入射面)が、光磁気ディ
スク15のトラック方向に対して45゜傾くように傾斜して
配置されている。
対物レンズ14で集光されて分離プリズム13を透過した
光束は入射側透過面21を透過・屈折して偏光分離膜面22
に達し、この偏光分離膜面22において、S偏光(実線)
は反射され、P偏光(破線)は透過される。そして、反
射されたS偏光は反射面24に向けられ、透過したP偏光
は反射面23で反射されて再び偏光分離膜面22を透過して
反射面24に向けられる。このように第2の光学部材2Bの
厚みによってP,S両偏光の各光束は平行に分離され、こ
の分離された状態で反射面24で反射され、出射側透過面
25から受光素子10に導かれる。
また第1実施例と同様に、集束光束が、その光軸Lに
対して傾斜した入射側透過面21と出射側透過面25を透過
することによって、P,S両偏光に分離された光束にはそ
れぞれ非点収差が生じる。
以上のようにこの実施例においても、分離されたP,S
両偏光の各光束は、光軸が平行に接近しているので、1
つの受光素子10によて受光することができ、しかも、対
物レンズ14からの光束と略平行方向になっているので、
光学系がコンパクトになる。また、シリンドリカルレン
ズ遠を配置しなくても非点収差を付与することができ
る。
また、この実施例においても、第1実施例で説明した
と同様に、受光素子10の受光出力に基づいて光磁気再生
信号、フォーカスサーボ信号およびトラッキングサーボ
信号を生成することができる。
なお、この実施例では、第1,第2の光学部材2A,2Bの
屈折率nA,nBを前記のように設定して、受光素子10上で
の集光位置を調整している。また、略平行な各作用面21
〜25を光軸Lに対して略55゜に設定しているが、各作用
面21〜25の光軸Lに対する角度や、作用面どうしの相対
角度の設定を変えることにより、非点収差の発生量の調
節、コマ収差低減の調節、受光素子10上のスポットの間
隔の調整あるいはプリズム自体の大きさの調整などを行
うことができる。
第5図は本発明第3実施例の各光ヘッドの光学系を示
す図である。図において、3は屈折率の異なる2種類の
光学材料で構成されたプリズムであり、第2実施例のプ
リズム2と同様に、分離プリズム13からの光束のP,S両
偏光を分離して非点収差を発生させる。
第6図はプリズム3と受光素子10の光学系を拡大した
図である。
プリズム3は、屈折率nA,nBがともに1.51以上の光学
材料でできた断面斜方形の第1の光学部材3Aと平板状の
第2の光学部材3Bとを貼り合わせて構成されており、5
面の作用面31〜35を有している。31は入射光を透過する
入射側透過面、32は第1,第2の光学部材3A,3Bの貼り合
わせ面に形成された偏光分離膜面、33および34は反射
面、35は光を透過する出射側透過面である。
このプリズム3は、分離プリズム13からの光束の光軸
Lに対して、入射側透過面31と出射側透過面35の各法線
が45゜、偏光分離面32と反射面33,34の法線がいずれも
略65゜になるように、各面の角度が設定され、入射側透
過面31の法線と光軸Lと含む面(入射面)が、光磁気デ
ィスク15のトラック方向に対して45゜傾くように配置さ
れている。
分離プリズム13を透過した光束は入射側透過面31を透
過・屈折した偏光分離膜面32に達し、この偏光分離膜面
32において、光束のS偏光(実線)は反射されて反射面
34に向けられ、P偏光(破線)は透過され、反射面33
反射されて再び偏光分離膜面32を透過して反射面34に向
けられる。このように第2の光学素子3Bの厚みによって
平行に分離されたP,S両偏光の各光束は、ともに反射面3
4で反射されて出射側透過面35から受光素子10に導かれ
る。
また、前記各実施例と同様に、集束光束が、その光軸
Lに対して傾斜して入射側透過面31と出射側透過面35
透過することによって、P,S両偏光に分離された光束に
はそれぞれ非点収差が生じる。
以上のように、受光素子10に導かれるP,S両偏光の各
光束は、前記各実施例と同様に、光軸Lに対して略平行
で接近した光束として分離されるため、1つの受光素子
10によて受光することができる。また、シリンドリカル
レンズ等を配置しなくても非点収差を付与することがで
きる。
また、この実施例においても、前記同様に受光素子10
の受光出力に基づいて光磁気再生信号、フォーカスサー
ボ信号およびトラッキングサーボ信号を生成することが
できる。
なお、この実施例においては、光軸Lに対して入射側
透過面31と出射側透過面35とを略45゜にし、偏光分離膜
面32と反射面33,34の法線を略65゜に設定することによ
って、非点収差の発生量を調整し、かつ、コマ収差を低
減するようにしている。
また、この実施例のものは、分離プリズム13からの入
射光束が光軸Lに対して略±4゜以内の場合に適してお
り、前記のように入射側面31の角度光軸Lに対して45゜
で、屈折率nA,nBは1.51以上に設定されているので、反
射面33と反射面34は全反斜面として作用する。したがっ
て、この反斜面の部分に反射膜等のコーティングを必要
としていない。
また、この実施例においては、反射面33,34の法線は
略65゜に設定されているので、前記第2の場合よりも、
光学系の高さが抑えられている。
以上各実施例において、光束はプリズム内で2面によ
って反射されるので、プリズムの移動による光路の変化
は小さく、信頼性が高まる。また、光束はプリズム内で
往復反射されるので、光路に必要な距離が小さくなり、
光ヘッド自体を小型化することができる。
なお、上記各実施例において、偏光分離膜面12,22,32
によるP,S両偏光の分離のしかたは逆にすることもでき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の光ヘッドによれば、内部
に偏光分離膜面に形成したプリズムを用い、対物レンズ
で集光された集束光束を上記プリズムの平行な反斜面に
よって内面反射させて偏光分離膜面でP,S両偏光の光束
に分離し、この分離された光束を入射光束と平行な方向
に出射させるようにしたので、受光素子などの部品点数
が減らし、かつ、光路をコンパクトにすることができ
る。したがって、光ヘッド自体を小型化できるとともに
調整誤差を低減して信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の光ヘッドの光学系を示す
図、 第2図は第1図の一部拡大図、 第3図は本発明第2実施例の光ヘッドの光学系を示す
図、 第4図は第3図の一部拡大図、 第5図は本発明第3実施例の光ヘッドの光学系を示す
図、 第6図は第6図の一部拡大図、 第7図は各実施例に係わる受光素子の受光面を示す図、 第8図は各実施例に係わる受光素子の受光面の他の例を
示す図、 第9図は本発明に係わる従来の光ヘッドの光学系を示す
図である。 1,2,3……プリズム、11,21,31……入射側透過面、12,
22,32……偏光分離膜面、13,14,23,24,33,34……反射
面、15,25,35……出射側透過面、10……受光素子、14…
…対物レンズ。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光磁気記録媒体からのレーザ反射光を対物
    レンズで集光してP,S両偏光の光束に分離し、この分離
    した光束を光検出器で受光してサーボ信号と光磁気再生
    信号を生成するようにした光ヘッドにおいて、 上記対物レンズからの集束光束が入射されるとともに前
    記光検出器に対して出射するものであって、この入射さ
    れた光束を反射する反射面と、この反射面に略平行に配
    された偏光分離膜面とを含んでなるプリズムを備え、 前記偏光分離面は、前記プリズムに入射された集束光束
    をP,S両偏光の光束に分離するとともに、その一方の光
    束を反射し他方の光束を透過させ、該他方の光束は前記
    反射面で反射させることにより前記一方の光束に対して
    平行となるようにしたものであり、 前記プリズムは、前記集束光束が透過される傾斜透過面
    を備えた ことを特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】光磁気記録媒体からのレーザ反射光を対物
    レンズで集光してP,SR両偏光の光束に分離し、この分離
    した光束を光検出器で受光してサーボ信号と光磁気再生
    信号を生成するようにした光ヘッドにおいて、 上記対物レンズからの集束光束の光軸に対して傾斜した
    入射側透過面と、この入射側透過面と略平行に配された
    出射側透過面と、上記入射側透過面に入射した光束を反
    射する第1反射面と、この第1反射面に略平行に配され
    るとともにこの第1反射面からの反射光束を上記出射側
    透過面に反射する第2反射面と、上記第1反射面と第2
    反射面の間に略平行に配された偏光分離膜面とを有する
    プリズムを備え、 前記対物レンズからの集束光束を上記プリズムの入射透
    過面に傾斜して入射させ、上記第1反射面と第2反斜面
    と内面反射するとともに偏光分離膜面でP,S両偏光の光
    束に分離し、この分離された光束を上記入射した集束光
    束を略平行にして出射側透過面から出射させるようにし
    たことを特徴とする光ヘッド。
  3. 【請求項3】前記プリズムの前記入射透過面をレーザ光
    源からの光束を光磁気記録媒体の方向に反射させる反射
    面と共用させるようにしたことを特徴とする請求項2記
    載の光ヘッド。
  4. 【請求項4】前記入射側透過面および出射側透過面は前
    記対物レンズからの集束光束の光軸に対して略45゜に傾
    斜し、前記反射面は上記光軸に対して略直角に配されて
    なることを特徴とする請求項2記載の光ヘッド。
  5. 【請求項5】前記入射側透過面と出射側透過面および前
    記反射面が略平行に配されてなることを特徴とする請求
    項2記載の光ヘッド。
  6. 【請求項6】前記集束光束の光軸に対して、前記反射面
    は前記入射側透過面および出射側透過面よりもより平行
    になるように配されてなることを特徴とする請求項2記
    載の光ヘッド。
  7. 【請求項7】前記プリズムは、前記集束光束の光軸に対
    して傾斜した入射側透過面と出射側透過面とにより前記
    分離されたP,S両偏光の光束にそれぞれ非点収差を発生
    させるものであることを特徴とする請求項2乃至6記載
    の光ヘッド。
  8. 【請求項8】前記プリズムは、前記入射側透過面の法線
    と前記集束光束の光軸を含む面が、前記光磁気記録媒体
    のトラックと、略45゜となるように配されていることを
    特徴とする請求項2記載の光ヘッド。
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