JP2636659B2 - フォーカシング誤差検出器 - Google Patents

フォーカシング誤差検出器

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JP2636659B2
JP2636659B2 JP5015999A JP1599993A JP2636659B2 JP 2636659 B2 JP2636659 B2 JP 2636659B2 JP 5015999 A JP5015999 A JP 5015999A JP 1599993 A JP1599993 A JP 1599993A JP 2636659 B2 JP2636659 B2 JP 2636659B2
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light
beam splitter
polarized light
polarized
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拓朗 ▲高▼安
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォーカシング誤差検
出器に関し、特にコンパクトディスク(CD)及び光デ
ィスクに用いられるフォーカシング誤差検出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のフォーカシング誤差検出器は、図
2に示すようにディスク記録面1からの反射光を入力し
て絞り込む絞り込みレンズ11と、カップリングレンズ
13と円柱レンズ14と、円柱レンズ14からの光を検
出する4分割光検出器15と誤差を増幅する増幅器16
とを有している。
【0003】光源により出力された光は、ビームスプリ
ッター12により絞り込みレンズ11に入力され、絞り
込みレンズ11により絞り込まれた光は、ディスク記録
面1に当たり反射される。その反射光が再び絞り込みレ
ンズ11に入りビームスプリッター12を通過し、カッ
プリングレンズ13に入る。カップリングレンズ13よ
り出力された光は、円柱レンズ14に入る。円柱レンズ
14より出力された光はディスク変位に応じて焦点を結
ぶ。この光を4分割された光検出器15により検出し電
気信号に変換する。光検出器15の分割した4つの光検
出素子は対向するものがペアを組んで電気的に接続され
ており、その光検出素子の2組のペアの出力の差を増幅
器16で増幅することによりフォーカシング誤差を検出
する。
【0004】検出は、ディスク記録面1にして対物レ
ンズの絞り込みレンズ11が正常な位置にあれば光検出
器15には真円ビームが中心に入射しているので四つの
光検出素子の出力を誤差増幅器に入れると出力は0にな
る。もしも対物レンズの焦点位置に対してディスクが上
または下にずれると、光検出器15には縦長だ円もしく
は横長だ円のビームが入射するので、誤差増幅器16か
らディスク記録面が焦点位置から外れた分に相当する信
号が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のフォーカシ
ング誤差検出は、絞り込みレンズのほかにカップリング
および円柱レンズを必要とする光学系ならびに4分割を
必要とする光検出器がともに複雑な構成となる問題点が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフォーカシング
誤差検出器は、一度透過した光束が反射されることによ
って最初とは反対側から再び透過したときにその偏光が
最初の偏光とは90°異なってくる偏光素子と、第1の
偏光からなる光源からの平行光の一部を分離しかつ前記
偏光素子へ向けて出射すると共に反射手段で反射した後
再び前記偏光素子を透過した前記第1の偏光と90°異
る第2の偏光からなる光束を前記光源からの平行光のう
ちの分離された他方のものと合成して出射する第1のビ
ームスプリッタと、合成された前記第1および第2の偏
光を通して対象面に当てる複屈折レンズと、前記対象面
で反射され再び前記複屈折レンズを通った光を前記第1
の偏光および第2の偏光に分離する偏光ビームスプリッ
タと、前記第1のビームスプリッタから入射させる光を
前記複屈折レンズに向け出射すると共に前記対象面で反
射した後再び前記複屈折レンズを透過した光を前記偏光
ビームスプリッタに向け出射する第2のビームスプリッ
タと、前記偏光ビームスプリッタにより分離した前記第
1および第2の偏光それぞれを受光する第1および第2
の光検出器と、前記第1および第2の光検出器の出力差
を出力する差動増幅器とを備えている。
【0007】本発明のフォーカシング誤差検出器の対象
面は例えば光ディスク記録面である。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は、本発明の一実施例の構成図であ
る。光源からのα波の偏光からなる平行光はビームスプ
リッタ8により2分割され一方は偏光素子9を通りミラ
ー10で反射され再び偏光素子9を通りビームスプリッ
タ8に戻る。このようにビームスプリッタ8に戻った偏
光は偏光素子9によりα波の偏光より偏光方向が90°
回転したβ波の偏光となっている。このβ波の偏光とビ
ームスプリッタ8で分割された他方のものであるα波の
偏光はビームスプリッタ8から再び合成されビームスプ
リッタ3で反射され光学的異方性を有し入射光の偏光方
向により焦点距離が異る凸レンズからなる複屈折レンズ
2に入射される。
【0010】90°偏光方向が異るα波およびβ波の偏
光は複屈折レンズ2から焦点距離が異る光として出力さ
れディスク記録面1に当たり反射する。ディスク記録面
で反射されたα波およびβ波の偏光は被屈折レンズ2に
戻り再び平行光となってビームスプリッタ3を通り、偏
光ビームスプリッタ4に入射する。
【0011】α波およびβ波の偏光は偏光ビームスプリ
ッタ4で分離され、それぞれ光検出器6、5に入射す
る。光検出器6、5からの出力の差を増幅器7で求め
る。
【0012】ディスク記録面1から反射して複屈折レン
ズ2を通り光検出器5または6に入射する光量はディス
ク記録面1が複屈折レンズ2の焦点の位置にあるときに
最大となり、焦点からずれるに従い少くなる。そこで増
幅器7の出力もディスク記録面1が複屈折レンズ2によ
るα波の偏光の焦点にある時はの所定の値になり、デ
ィスク記録面1がこの焦点からずれるに従って変化して
ゆき、β波の偏光の焦点にある時はの所定の値にな
る。
【0013】すなわち、増幅器7の出力からディスクと
レンズの間隔の変動が検出可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフォーカシ
ング誤差検出器は、複屈折レンズを使用することにより
光学系および光検出器を簡単な構造にできるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】(a)は従来のフォーカシング誤差検出器の構
成図、(b)は光検出器15およびその周辺回路を示す
図である。
【符号の説明】
1 ディスク記録面 2 複屈折レンズ 3 ビームスプリッター 4 偏光ビームスプリッター 5 受光素子 6 受光素子 7 増幅器 8 ビームスプリッター 9 偏光素子 10 ミラー 11 絞り込みレンズ 12 ビームスプリッター 13 カップリングレンズ 14 円柱レンズ 15 光検出器 16 増幅器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一度透過した光束が反射されることによ
    って最初とは反対側から再び透過したときにその偏光が
    最初の偏光とは90°異なってくる偏光素子と、第1の
    偏光からなる光源からの平行光の一部を分離しかつ前記
    偏光素子へ向けて出射すると共に反射手段で反射した後
    再び前記偏光素子を透過した前記第1の偏光と90°異
    る第2の偏光からなる光束を前記光源からの平行光のう
    ちの分離された他方のものと合成して出射する第1のビ
    ームスプリッタと、合成された前記第1および第2の偏
    光を通して対象面に当てる複屈折レンズと、前記対象面
    で反射され再び前記複屈折レンズを通った光を前記第1
    の偏光および第2の偏光に分離する偏光ビームスプリッ
    タと、前記第1のビームスプリッタから入射される光を
    前記複屈折レンズに向け出射すると共に前記対象面で反
    射した後再び前記複屈折レンズを透過した光を前記偏光
    ビームスプリッタに向け出射する第2のビームスプリッ
    タと、前記偏光ビームスプリッタにより分離した前記第
    1および第2の偏光それぞれを受光する第1および第2
    の光検出器と、前記第1および第2の光検出器の出力差
    を出力する差動増幅器とを含むことを特徴とするフォー
    カシング誤差検出器。
  2. 【請求項2】 対象面は光ディスク記録面である請求項
    1記載のフォーカシング誤差検出器。
JP5015999A 1993-02-03 1993-02-03 フォーカシング誤差検出器 Expired - Lifetime JP2636659B2 (ja)

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JPH06231476A JPH06231476A (ja) 1994-08-19
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JPS5240962B2 (ja) * 1973-04-20 1977-10-15

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JPH06231476A (ja) 1994-08-19

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