JPH03233457A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH03233457A
JPH03233457A JP4566890A JP4566890A JPH03233457A JP H03233457 A JPH03233457 A JP H03233457A JP 4566890 A JP4566890 A JP 4566890A JP 4566890 A JP4566890 A JP 4566890A JP H03233457 A JPH03233457 A JP H03233457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
group
denotes
acrylate
photosensitive resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4566890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2812774B2 (ja
Inventor
Takashi Hirano
孝 平野
Michio Kobayashi
道雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP4566890A priority Critical patent/JP2812774B2/ja
Publication of JPH03233457A publication Critical patent/JPH03233457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2812774B2 publication Critical patent/JP2812774B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は可視光あるいは紫外光に対する感度などの光学
特性及び現像特性に優れ、しかも耐熱性に優れた感光性
樹脂i!Ji戒物に放物るものである。
(従来技術) 従来、半導体素子の表面保護膜、眉間絶縁膜などには、
耐熱性が優れ、また卓越した電気絶縁性、機械強度など
を有するポリイミドが用いられているが、ポリイミドパ
ターンを作成する繁雑な工程を簡略化する為にポリイミ
ド自身に感光性を付与する技術が最近注目を集めている
例えば、下式 で示される様な構造のエステル基で感光性基を付与した
ポリイミド前駆体1戒物(特開昭55−30207号公
報)あるいはポリアミック酸に化学線により2量化また
は重合可能な炭素−炭素二重結合及びアミノ基又は、そ
の四級化塩を含む化合物を添加した組成物(例えば特開
昭54−145794号公報)などが知られている。
これらは、いずれも適当な有機溶剤に溶解し、ワニス状
態で塗布、乾燥した後、フォトマスクを介して紫外線照
射し、現像、リンス処理して所望のパターンを得、さら
に加熱処理する事によりポリイミド被膜としている。
感光性を付与したポリイミドを使用するとパターン作成
工程の簡素化効果があるだけでなく、毒性の強いエツチ
ング液を使用しなくてすむので安全でかつ、公害上も優
れておりポリイミドの感光性化は今後、−層重要な技術
となる事が期待されている。
しかし、かかる従来の感光化技術を適用するとエステル
基で感光性基を付与したボリイξド前駆体組放物では、
感光性基が熱硬化時に飛散しにくいために硬化後のフィ
ルムの耐熱性が低いものしか得られず、半導体工業で使
用することは難しかった。
又ポリアミック酸に化学線により2量化または重合可能
な炭素−炭素二重結合及びアミノ基または、その四級化
塩を含む化合物を添加した&ll戒物放物、赤外線を照
射しても著しく感度が低く、又保管時にワニスの粘度が
大きく変化するために半導体工業で通常用いられている
製造工程で使用するには不十分であった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的とするところは、ポリアミド酸化合物中に
カルボキシル基を有するアクリレート化合物と光増感剤
を配合することにより、高感度の光硬化性を有し、また
保管時に配合物の粘度変化がなく、さらに硬化後の被膜
が耐熱性、耐熱サイクル性、耐熱ショック性、耐湿性な
どが優れた感光性樹脂組成物を提供するにある。
<tJ、Hを解決するための手段) 本発明者らは従来技術では克服できなかったこれらの問
題を解決するため鋭意検討した結果(A)下記式(1) (1) (式中R+ 、Rtは同−又は異なる芳香族環状基を、
R8は−CJ4N(CH+)z又は−CJaN(CJs
)2を、mは6以上200以下の整数を示す)で示され
るボリア旦ド酸化合物 アクリル基又はメタクリル基を1または2個有する下記
式(ff)のアクリレート (■) (式中Xは−H又は−CHコ基、Yはフェニル基、Zは
−CJ4−、−Csll1.O,Pは1又は2を示す)
(C)吸収極大波長(λwax )が330〜555n
11である増感剤を必須成分とする ことにより高信頼性を有する感光性樹脂組成物を得るこ
とが可能であるとの知見を得、本発明を完成するに至っ
た。
(作 用) 本発明におけるボリア藁ド酸化合物(A)は、ボリイく
ド被膜の耐熱性を向上させるために熱硬化後に芳香族ポ
リイミドとなる事が望ましい、このようなポリアミド酸
化合物(A)は、T−ブチロラクトン、N−メチル−2
−ピロリドン、N、N−ジメチルアセトアミドなどの極
性溶媒中、芳香族テトラカルボン酸無水物にアミノアル
コールを反応させて得られるテトラカルボン酸のジエス
テル体と、ジアミンの縮合により台底される。感度を向
上させるためには、ポリアミド酸化合物(A)は高分子
量になることが好ましく、そのため反応温度は−20°
C〜50℃であることが好ましく一10℃から30℃が
さらに好ましい、またジカルボン酸類とジアミソ類のモ
ル化は0.8〜1.1であることが好ましい。
下記式(1)中の芳香族環状基R1,R2とは例えばベ
ンゼン環、 (I) (式中R+ 、 Rzは同−又は異なる芳香族環状基を
、R3は−CJaN(CI+) z又は−CJ4N (
C2H4) zを、mは6以上200以上の整数を示す
)ナフタレン環などである。またmは6以下200以下
であることが好ましい。6未満だと感度が低下し、20
0を超えるものは工業的に合成が難しい。 上記式(1
)のポリアミド酸化合物を合成するのに用いる芳香族テ
トラカルボン酸二無水物としては次の様な酸無水物が挙
げられる。ピロメリット酸二無水物、3,3°、4.4
′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2.3
,6.7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、3.
3’、4.4°−ジフェニルテトラカルボン酸二無水物
、2.2’ 、3,3. ’−ジフェニルテトラカルボ
ン酸二無水酸二無水物、1,2,5,6.−ナフタレン
テトラカルボン酸二無水物、2.2−ビス(3,4−ジ
カルボキシジフェニル)エーテルニ無水物、ナフタレン
−1,2,4,5テトラカルボン酸二無水物、ナフタレ
ン−1,4,58、−テトラカルボン酸二無水物、4.
8−ジメチル−1゜2.3,5.6,7.−へキサヒド
ロナフタレン−1,2,5,6テトラカルポン酸二無水
物、2.6.−ジクロロナフタレン、1.4,5.8−
テトラカルボン酸二無水物、2.7−シクロロナフタレ
ンー1.4,5.8−テトラカルボン酸二無水物、フェ
ナンスレン−1,2,9,10−7−トラカルボン酸二
無水物、ピロリジン−2,3,4,5,−テトラカルボ
ン酸二無水物、ピラジン−2,3,5,6,−テトラカ
ルボン酸二無水物、2.2−ビス(2,5−ジカルボキ
シフェニル)プロパンニ無水物、1.l−ビス(2゜3
−ジカルボキシフェニル)エタンニ無水物、l、1−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)エタンニ無水物、
ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタンニ無水物
、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホンニ無
水物、ベンゼン−1,2,3,4−ブタンテトラカルボ
ン酸二無水物、チオフェン−2,3,4,5−テトラカ
ルボン酸二無水物などである。
上記芳香族テトラカルボン酸二無水物の他に各種特性付
与する為にシリコーン系テトラカルボン酸二無水物や脂
肪族系テトラカルボン酸二無水物も勿論併用することが
できる。
また、ポリアミド酸化合物合成に使用するアミノアルコ
ールとしては2−ジメチルアミノエタノール、2−ジエ
チルアミノエタノール、3−ジメチルアミツブロバノー
ル、3−ジエチルアミノプロパノールなどであるがこれ
に限定されない。
また、ポリアミド酸化合物合成に使用する芳香族ジアミ
ン成分は一種類でも、二種類以上の混合物でもかまわな
いが用いられる芳香族ジアミンとしては訃フェニレンジ
アミン、p−フ二二レンジアミン、4.4’−ジアミノ
ジフェニルプロパン、4.4’−ジアミノジフェニルメ
タン、ベンジジン、4.4゜ジアミノジフェニルスルフ
ィド、4,4°−ジアミノフェニルスルホン、3.3′
−ジアミノジフェニル明細書の浄書 スルホン、4,4゛−ジアミノジフェニルエーテル、3
.3°−ジアミノジフェニルエーテル、4.4’−ジア
ミノ−p−テルフェニル、2.6−ジアミツピリジン、
ビス(4−アミノフェニル)ホスフィンオキシト、ビス
(4−アミノフェニル)−N−メチルアミン、1゜5−
ジアミノナフタレン、3.3“−ジメチル−4,4°−
ジアミノビフェニル、3.3゛−ジメトキシベンジジン
、2.4−ビス(β−アミノ−(−ブチル)−トルエン
、ビス(p−β−アミノ−L−ブチルフェニル)エーテ
ル、p−ビス(2−メチル−4−アミノペンチル)ベン
ゼン、p−ビス(l、1−ジメチル−5−アミノペンチ
ル)ベンゼン、2.4−ジアミノトルエン、トキシリレ
ンジアミン、p−キシリレンジアミンなどである。
本発明で使用するジアミン成分としては、上記の芳香族
ジアミンの他に各種特性を付与する為にシリコーン系ジ
アミンや脂肪族系ジアミンも勿論併用する事ができる。
このようにして得られたポリアミド酸化合物は、ポリア
ミック酸のようなカルボキシル基がないために、分子間
相互作用がなく保存中のワニスの粘度安定性に優れてい
る。
本発明におけるアクリレート(B)は下記式%式% () (式中Xは−H又は−CL基、Yはフェニル基、Zは−
C,l+、 −、〜Cs1la−,○、Pは1又は2を
示す)1分子中に1または2個のアクリル基またはメタ
クリル基とカルボン酸基を有するアクリレート化合物で
ある。アクリレートとしてはアクリル酸、メタクリル酸
、フタル酸エチル−2−アクリレート、フタル酸エチル
−2−メタクリレートフタル酸プロピル−2−アクリレ
ート、フタル酸プロピル−2−メタクリレートトリメリ
ン1−酸エチル−2−アクリレート、トリメリット酸エ
チル−2−メタクリレートピロメリット酸ジエチル−2
−ジアクリレート、ピロメリット酸ジエチル−2−ジメ
タクリレートなどであるが、これらに限定さない。
又本発明における増感剤(C)は330〜500nmに
明細書:の浄:) 吸収極大波長(λmaχ)を持つ化合物である。
l waxが33Or+m未満であると、ポリアミド酸
化合物のものに光が吸収されてしまい光反応ができない
ので好ましくない、又、500nmを超えると可視光で
光反応してしまい作業場所をンールドルームにするなど
のことが必要となり、その取扱い性が低下するので好ま
しくない0本発明の増感剤は例えば、 明細書の浄書 明細書の浄書 明細書の浄書 などであるがこれらに限定されない。
以下に本発明のMi戒放物使用法を述べる。
本発明の組成物、該IJl戒物生物中べての組成物を?
8解しうるl容媒に溶解して所定の基板上に塗布する。
上記溶媒としては極性溶媒が好ましく、例えばN−メチ
ル−ピロリドン、ジメチアセトアミド、γブチロラクト
ン、ジメチルホルムアミドなどである。
またシリコンウェハ等の基板との密着性を高めにために
、例えばトリエトキシビニルシラン、トリ(メトキシエ
トキン)ビニルシラン、T−グリシドキンプロピルトリ
メトキシシラン等のシランカップリング剤を添加する。
基板上に塗布する方法としては、前記ようにして得られ
た溶液をスピンコータ、バーコータ、スクリーン印刷法
などで基板に塗布する。基板としては、金属、ガラス、
シリコン、ガラスエポキシなどである。
次に、このようにして得られた塗膜を風乾、加熱乾燥、
真空乾燥などにより乾燥したのち、露光を行う、この際
、用いる活性光線としては、例えば可視光、紫外線、X
線、電子線などが挙げられ可視光と紫外線が好ましい。
このようにして露光した後、未照射部を除去すべく、浸
漬法やスプレー法などを用いて現像を行う、この除用い
る現像液としては例えば、N−メチルピロリドン、N、
N−ジメチルホルムアミド、N、 N−ジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極性
溶媒を単独で用いてもよいし、あるいはこれらに第2戒
分として、例えばエタノール、イソプロパツールなどの
アルコール、ヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭
化水素、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素化合
物などの溶媒を混合して用いてもよい、更に、現像直後
に前記第2成分として示したような溶媒でリンスするこ
とが好ましい。
このようにして得られたポリアミドを主成分とする画像
を、硬化後レジスト、絶縁膜、保護膜等の用途に用いる
この際必要に応じて加熱による不要成分の除去、ポリア
ミドの化学構造の変換などの処理を行う。
実施例 次に実施例による本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 ピロメリット酸無水物21.8g (0,1+of )
 、2−ジメチルアミノエタノール36.8 g (0
,207ao乏)p−トルエンスルホン酸−水和物19
.0g (0,1mojりをN−メチル−2−ピロリド
ン200111中、室温で4時間反応させる0次にジメ
チルホルムアミド41.2g (0,2+wof)のN
−メチル−2−ピロリドン液をゆっくり滴下し、75分
間反応させる。
次に4,4°−ジアミノジフェニルエーテル18. (
0,911102)を加え、4時間反応させた後、沈澱
物を濾過し、濾液を52のエタノール中に加え黄白色の
ポリイミド酸化化合物を得た。このポリイミド酸化合物
100重量をN−メチル−2−ピロリドン400重量部
に溶解し、メチルメタクリレート80重量部と光増感剤
ミヒラーケトン5重量部を室温で3時間攪拌し、溶解、
混合した。
得られた溶液をアルミ板上にスピンナーで塗布し、乾燥
機により80’CI時間乾燥しフィルムを得た。
このフィルムにコダック製フォトグラフィックステップ
タブレットN112,21ステツプ(上記ブレスケール
では、段数が一段増加するごとに透過光量が前段の1/
f2に減少するので現像後の被膜の残存段数が大きいも
の程感度が高い。)を重ね500mJ/cjの紫外線を
照射し、次いでN−メチルピロリドン60重量部、メタ
ノール40重量部の現像液を用いて現像、さらにイソプ
ロピルアルコールでリンスをしたところ200mJ/c
−の感度を有し高感度である事が判った。
次に凸版印刷製解像度測定用マスク(凸版テストチャー
トNcLl)を用い上記のバターニング実験と同様にし
て露光、現像を行ったところ、クランクの発生もなくか
つ膜厚の減少もほとんど認められなかった。
またパターンは10μmの解像度を有していた。
また、このポリイミドフィルムの熱分解開始製測定した
ところ、+5°Cの保管条件で30日間粘度変化はなか
った。
このように得られた感光性樹脂&lI戒物放物感度であ
り、さらに高耐熱であり、またワニスの保存性にも優れ
ているという効果が同時に得られた。
評価結果を第1表に示す。
無水物32.2g (0,1mof ) 、 2−ジエ
チルアミノエタノール20.6g (0,2moI!、
) p−7zニレ7ジアミン10.8g (0,1ff
1al )を実施例1と同様にしてポリアミド酸化合物
を得た。
このポリアミド酸化合物100重量部をT−フチロラク
トン300重量部に溶解し、さらにピロメリット酸ジエ
チル−2−ジアクリレート90重量部と、光増感剤ミヒ
ラーケトン5重量部を溶解、混合した。得られた感光性
樹脂&llll金物施例1と同様の方法で評価を行った
。結果を第1表に示す。
得られた感光性樹脂IJl威物は高感度で、さらに耐熱
性に優れていた。
実施例3 2.3 * 3 ’+ 4 ’ −ジフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物18.4g (0,1moj! ) 
、2−ジメチルアミノエタノール35.8g(0,20
1mof) 、p−7zニレ7ジアミン8.6g (0
,08mo j! )を実施例1と同様にしてポリアミ
ド酸化合物を得た。
このポリアミド酸化合物100重量部をN、N−ジメチ
ルアセトアミド200重量部に溶解し、さらにトリメリ
ット酸エチル−2−アクリレート70重量部と光増感剤
湾ヒラーケトンIO重量部を溶解、混法で評価を行った
。結果を第1表に示す。
得られた感光性樹脂組成物は高感度でさらに耐熱性、ワ
ニスの保存性に優れている。
比較例1 3.3;4.4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二
無水物290g (0,9鳳oi!、)、4,4°−ジ
アミノジフェニルエーテル200g (0,1monり
をN−メチルピロリドン中で反応させポリアミック酸溶
液を得た。
得られたポリアミック酸溶液(ポリアミック酸の固形分
)100重量部に対しN、N−ジメチルアミノエチルメ
タクリレート80重量部とミヒラーケトン5重量部を室
温で3時間攪拌し、溶解、反応させ、感光性樹脂&[l
放物を得た。
得られた感光性樹脂&11戒物は、分子内にカルボキシ
ル基を有しているために、分子間相互作用が強く、保存
中に水分等の影響を受は粘度ガ大きく変化し、実用性の
低い事がわかった。
比較例2 ピロメリット酸無水物21.8 g、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート21.0g、r−ブチロラクトン1
00dを位、水冷下、攪拌しながらピリジン17.0g
を加えた。常温で8時間攪拌した後、ジシクロへキシル
カルボジイミド41.2 gのγ−ブチロラクトン40
Jdの溶液を水冷下、10分間で加え、続いて4.4′
−ジアミノジフェニルエーテル16.0 gを15分間
で加えた水冷下、3時間攪拌し、沈澱を濾過した後、得
られた溶液を101のエタノールに加え黄白色の粉末を
得た。この粉末100重量部エチレア ングリコールジ=クリレート40g、ミヒラーケトン0
.4g、ベンゾフェノン2.0g、ベンジルジメチルケ
クール4.0gをN−メチルピロリドン200gに溶解
して、感光性樹脂組成物を得た。
得られた感光性樹脂&IIt2物を実施例1と同様の方
法で加ニレパターンを形成した。このポリイミドフィル
ムの熱分解開始温度は330℃であった。
このように得られた感光性樹脂&II威はポリイミド化
合物と感光基が共有結合で結合しているため、感光基が
飛散しずらく耐熱性が劣る。
評価結果を第1表に示す。
(発明の効果) アミノ基を有するアクリル化合物を配合して台底される
感光性ポリアミック酸は、分子間相互作用が強いために
、水分等の影響を受けやすく保存中の粘度が大きく変化
したり、またパターニングする為に光照射しても感度が
低いために半導体工業に適するには好ましくなかった。
しかるに本発明はポリイミド酸化合物(A)にカルボキ
シ基を含まないので分子間相互作用がなく、保存中の粘
度が安定している。また1〜2官能のアクリレート(B
)と吸収極大波長(λ−ax)が330〜500rrm
である増感剤(C)を配合するのでその結果極めて少な
い光照射量により架橋が生し高感度となる。
さらに熱硬化後のポリイミド被膜の耐熱性は、ポリイミ
ド化合物(A)中にアクリレート(B)を配合している
だけで、共有結合によるポリイミド骨格へのアクリレー
トの導入ではない為に、硬化時の加熱で容易に飛散し、
芳香族ポリイミド固有の耐熱性は保持され、高耐熱を示
すという非常に優れた効果が同時に得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R_1、R_2は同一又は異なる芳香族環状基を
    、R_3は−C_2H_4N(CH_3)_2又は−C
    _2H_4N(C_2H_5)_2を、mは6以上20
    0以下の整数を示す)で示されるポリアミド酸化合物 (B)アクリル酸、メタクリル酸又は1分子中にアクリ
    ル基又はメタクリル基を1または2個有する下記式(I
    I)のアクリレート ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中Xは−H又は−CH_3基、Yはフェニル基、Z
    は−C_2H_4−、−C_3H_6−、O、Pは1又
    は2を示す)(C)吸収極大波長(λmax)が330
    〜500nmである増感剤を必須成分とすることを特徴
    とする感光性樹脂組成物。
JP4566890A 1989-12-12 1990-02-28 感光性樹脂組成物 Expired - Lifetime JP2812774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4566890A JP2812774B2 (ja) 1989-12-12 1990-02-28 感光性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32051589 1989-12-12
JP1-320515 1989-12-12
JP4566890A JP2812774B2 (ja) 1989-12-12 1990-02-28 感光性樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03233457A true JPH03233457A (ja) 1991-10-17
JP2812774B2 JP2812774B2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=26385715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4566890A Expired - Lifetime JP2812774B2 (ja) 1989-12-12 1990-02-28 感光性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2812774B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1152572A (ja) * 1997-08-08 1999-02-26 Fujitsu Ltd 感光性樹脂組成物及びそれを用いたパターン形成方法
CN108375874A (zh) * 2017-01-30 2018-08-07 旭化成株式会社 感光性树脂组合物、感光性树脂层叠体、形成有抗蚀图案的基板和电路基板的制造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1152572A (ja) * 1997-08-08 1999-02-26 Fujitsu Ltd 感光性樹脂組成物及びそれを用いたパターン形成方法
CN108375874A (zh) * 2017-01-30 2018-08-07 旭化成株式会社 感光性树脂组合物、感光性树脂层叠体、形成有抗蚀图案的基板和电路基板的制造方法
CN108375874B (zh) * 2017-01-30 2021-10-22 旭化成株式会社 感光性树脂组合物、感光性树脂层叠体、形成有抗蚀图案的基板和电路基板的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2812774B2 (ja) 1998-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4416973A (en) Radiation-sensitive polyimide precursor composition derived from a diaryl fluoro compound
US4454220A (en) Electrical device containing a radiation-sensitive polyimide precursor composition derived from a diaryl fluoro compound
US4430418A (en) Radiation-sensitive polyimide precursor composition derived from a diaryl fluoronated diamine compound
JP2013076845A (ja) 感光性樹脂組成物
JP4761989B2 (ja) ポリアミド酸エステル組成物
JPS61118423A (ja) 感光性組成物
CN117209528B (zh) 一种含卟啉结构化合物和负型感光性树脂组合物及其制备方法和应用
US4783391A (en) Radiation-sensitive polyamide polymer composition with anthraquinone monoazide
KR910007246B1 (ko) 감광성 내식막 조성물
EP0084269B1 (en) Radiation-sensitive polyimide precursor composition derived from a diaryl fluoro compound
JPS61254605A (ja) 感光性組成物
JPH03186847A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH04313756A (ja) 感光材及びその製造方法
JPH04120543A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH03233457A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH0558007B2 (ja)
JPH0470661A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH0674323B2 (ja) 感光性樹脂の製造方法
JPH01172426A (ja) 放射線感応性耐熱樹脂組成物
JPS5962661A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH0344107B2 (ja)
JPH0495962A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH0130861B2 (ja)
WO2024090486A1 (ja) 感光性樹脂組成物、硬化レリーフパターンの製造方法、及び半導体装置
JPH01216345A (ja) 感光性樹脂組成物