JPH03215529A - 型内被覆用組成物 - Google Patents

型内被覆用組成物

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JPH03215529A
JPH03215529A JP995490A JP995490A JPH03215529A JP H03215529 A JPH03215529 A JP H03215529A JP 995490 A JP995490 A JP 995490A JP 995490 A JP995490 A JP 995490A JP H03215529 A JPH03215529 A JP H03215529A
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JP
Japan
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mohs hardness
parts
resin
hardness
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP995490A
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English (en)
Inventor
Natsuki Morishita
森下 夏樹
Toshiaki Aoto
青砥 俊朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP995490A priority Critical patent/JPH03215529A/ja
Publication of JPH03215529A publication Critical patent/JPH03215529A/ja
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱硬化性プラスチック成形品、特に繊維強化
プラスチック(FRP)成形品において、気孔、微小亀
裂、ひけ、起伏等の表面欠陥を隠蔽するための一液型型
内被覆用組成物に関する。
(従来の技術) 熱硬化性材料から成形される部品は、近年、金属製部品
の代替として広く用いられている。特に熱硬化性樹脂と
して不飽和ポリエステル樹脂を用い、これとガラス繊維
とを配合したシートモールディングコンパウンド(SM
C)またはバルクモールディングコンバウンド(BMC
)が、非常に汎用的に用いられている。しかし、SMC
またはBMCを加熱加圧により成形した成形品の表面に
は、気孔、微小亀裂、ひけ、起伏等の表面欠陥が存在す
る。このような表面欠陥を有する成形品に、通常の方法
による塗装を行った場合、仕上がりに平滑性が欠けて、
充分な塗膜性能を得ることができない。
このような表面欠陥を隠蔽する方法として、SMCまた
はBMCを成形金型内で十分硬化させた後、被覆用組成
物を注入して再び加熱加圧するこにより塗装するという
、いわゆる型内塗装方法が知られている。そして型内塗
装方法に適する型内被覆用組成物として、エポキシ変性
樹脂と無機充填剤とからなる型内被覆用組成物が、特開
昭60−23443号公報に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この型内被覆用組成物を用いて成形品の表面に
被膜を形成した場合には、その被膜の硬度が低いために
、物品等が被膜に接触した際に被膜に傷がつきやすいと
いう欠点があった。
本発明は上記欠点を解決するものであり、その目的とす
るところは、高硬度で傷つきにくい被覆体を製造するた
めの型内被覆用組成物を捷供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の型内被覆用組成物は、熱硬化性樹脂100重量
部に対してモース硬度が5以上の充填材を50〜300
重量部含有されており、そのことにより上記目的が達成
される。
本発明に用いられる熱硬化性樹脂は、熱分解性のラジカ
ル触媒の使用により、樹脂中の二重結合を開裂付加反応
させて三次元網目構造を形成し、硬質の被膜を形成する
ことのできる樹脂を用いることができる。このような分
子内に反応性二重結合を有する樹脂としては、不飽和ポ
リエステル樹脂、エポキシアクリレート等のビニルエス
テル樹脂、ウレタンアクリレート樹脂等が挙げられる。
これらの樹脂は、単独で用いてもよいし、複数種を混合
して用いてもよい。
」二記不飽和ポリエステル樹脂は、有機ポリオールと脂
肪族不飽和ポリカルボン酸とを公知の方法により製造さ
れる樹脂である。必要に応じて、さらに脂肪族飽和ポリ
カルボン酸および/または芳香族ポリカルボン酸を添加
してもよい.ここで有機ボリオールとしては、ジオール
、トリオール、テトロールおよびこれらの混合物が挙げ
られるが、主として脂肪族ポリオールと芳香族ポリオー
ルとに分けられる。脂肪族ボリオールとしては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、ブチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ジプロムネオペンチルグ
リコール、ヘキサメチレングリコール、トリメチレング
リコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ベン
タエリスリットジアリルエーテル等があげられる。
芳香族ボリオールとしては、ビスフェノールA、水素化
ビスフェノールA、ビスフェノールS;ビスフェノール
Aまたはビスフェノール31分子中に、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド若しくはプチレンオキシドのよ
うな脂肪族オキシラン化合物を1〜20個付加させて得
られる、ポリオキシレンビスフェノールAまたはポリオ
キシレンビスフェノールS等があげられる。
脂肪族不飽和カルボン酸としては、(無水)マレイン酸
、フマル酸、(無水)イタコン酸等が用いられる。脂肪
族飽和カルボン酸としては、セパチン酸、アジピン酸、
(無水)コハク酸等が用いられる。芳香族カルボン酸と
しては、(無水)フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、メチルテトラヒド口無水フタル酸、エンドメチレン
テトラヒド口無水フタル酸等が用いられる。
上記ビニルエステル樹脂は、エボキシ樹脂と、(メタ)
アクリル酸などの反応性二重結合を有するモノカルボン
酸とを公知の方法により製造される樹脂である。エポキ
シ樹脂としては、エピクロルヒドリンおよびビスフェノ
ールAから製造されるビスフェノールA型エボキシ樹脂
;エピクロルヒドリンおよび臭素化ビスフェノールAか
ら製造される臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂;
フェノールノボラックまたはオルトクレゾールノポラッ
クをグリシジルエーテル化して製造されるノボラック型
エボキシ樹脂;各種アミンとエビクロルヒドリンとを反
応させて得られるテトラグリシジルメタキシレンジアミ
ン、テトラグリシジル1,3−ビスアミノメチルシク口
ヘキサン、テトラグリシジルアミノジフェニルメタン、
トリグリシジルーp−アミノフェノール、トリグリシジ
ルーm一アミノフェノール、ジグリシジルアニリン、ジ
グリシジルオルトトルイジン等のグリシジルアミン化合
物等が用いられる。
上記ウレタンアクリレート樹脂は、有機ボリオールと有
機ポリイソシアネートとを反応させ、さらにヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートを反応させて得られる樹
脂である。樹脂において遊離イソシアネート基を一部残
して、上記ビニルエステル樹脂と化合させることもでき
る。用いられる有機ボリオールは、アルキレンジオール
、アルキレンジオールエーテル、アルキレンジオールエ
ステル、ポリエーテルボリオール、ポリエステルボリオ
ール等である。アルキレンジオールとしては、例えばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、ジイソプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ブタンジオ
ールがある。このようなアルキレンジオールのヒドロキ
シアルキルエーテルを用いることもできる。ポリエーテ
ルボリオールとしては、例えばポリオキシメチレン、ポ
リエチレンオキサイド、ボリプロビレンオキサオイドが
ある。ポリエステルボリオールとしては、上記有機ボリ
オールとポリカルボン酸とから製造され、両末端に水酸
基を有する化合物である。用いられるポリイソシアネー
トは、トルエンジイソシアネート(TDI)、イソホロ
ンジイソシアネート、ポリメチレンポリフエニルジイソ
シアネート等である。用いられるヒドロキシアルキル(
メタ)アクリレートは、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプ口ビル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートである。これら
のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートにおいて、
ヒドロキシル基は、通常アルキル基のベータ位置の炭素
に結合している.ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ートにおけるアルキル基は、通常8個までの炭素原子を
含むことができる. 本発明に用いられるモース硬度5以上の充填材は、以下
のものが挙げられる. けい灰石(wollastonite、モース硬度5)
、方沸石(analcite,モース硬度5)、うろこ
鉄鉱(lepidocrocite、モース硬度5)、
針鉄鉱(goethike、モース硬度5〜5+A)、
紅ひニッケル絋(niccolite ,モース硬度5
〜5%)、パイロクロール(モース硬度5〜5′A)、
マイクロライト (モース硬度5〜5y2)、ダトーラ
イト (datalite,モース硬度5〜5%)、ソ
ーダ沸石(natrolite,モース硬度5〜5′A
)、輝コバルト鉱(cobaltite,モース硬度5
′/2)、ハウスマンナイト (haussannit
e、モース硬度5%)、灰チタン石(perovski
te、モース硬度5′A)、硬マンガン鉱(psilo
a+elane,モース硬度5+A)、閃ウラン鉱(u
raninite 、モース硬度5〜6)、トルコ石(
turquois,モース硬度5〜6)、単斜がん火輝
石(cl inoenstati te、モース硬度5
〜6)、単斜鉄けい石(clinoferrosili
te、モース硬度5〜6)、ビジョン輝石(pigeo
nite ,モース硬度5〜6)、チタン鉄鉱(ilm
en i te,モース硬度5〜6)、硫ひ鉄鉱(ar
senopyrite、モース硬度5η〜6)、赤鉄鉱
(he+++atite、モース硬度6)、透輝石(d
 tops ide,モース硬度5z〜6′/2)、ヘ
デン輝石(hedenbergi te,モース硬度5
+A〜6y2)、オージャイト (augiLe, −
[:ース硬度5’A〜6y2)、コルンバイト (モー
ス硬度6)、タンクライト (モース硬度6〜6K)、
アナタース(anatase,モース硬度5′/2〜6
)、プルッカイト (brookite,モース硬度5
z〜6)、ヒューム石(husite,モース硬度6)
、紅れん石(piedmontite,モース硬度6)
、ローソナイト (Iawsonite ,モース硬度
6)、バンベリアイト (pus+pellyite 
、モース硬度6)、がん火輝石(enstatite、
モース硬度6)、しそ輝石(hypers thene
、モース硬度6)、鉄けい石(ferrosilite
 、モース硬度6)、エジル輝石(aegirine、
モース硬度6)、エジリンオージャイト (aegir
ine−augite,モース硬度6)、ひすい輝石(
jadeite sモース硬度6%)、オンファス輝石
(oaphacite ,モース硬度5〜6)、リシア
輝石(spodumensモース硬度6+A)、ばら輝
石(rhodonite ,モース硬度6)、直閃石(
anthophyllite,モース硬度6)、カミン
グトン閃石(cuma+ingtonite ,モース
硬度6)、グリュネ閃石(grunnerite,モー
ス硬度6)透閃石(tresolite %モース硬度
5〜6)、アクチノ閃石(actinolite,モー
ス硬度5〜6)、普通角閃石(hornblende,
モース硬度6)、アルカリ角閃石(alkali am
phiboles ,モース硬度6)、ルチル(rut
il %モース硬度6〜6+A)、はり長石(sani
dlne,モース硬度6)、正長石(orthocla
se,モース硬度6)、微斜カリ長石(microcl
ine、モース硬度6)、曹長石(albite,モー
ス硬度6)、灰長石(anorthite 、モース硬
度6)、かすみ石(nepheline ,モース硬度
6)、黄鉄鉱(pyrite,モース硬度6〜6′/2
)、赤鉄鉱(marcas i te、モース硬度6〜
6%)、小藤石(kotoite、モース硬度6′//
2)、硬緑泥石(chloritoid、モース硬度6
%)、褐れん石(allanite,モース硬度6′7
4)、マグネシウムかんらん石(forsterite
、モース硬度6′A)、鉄かんらん石(fayalit
e、モース硬度6+A)、錫石(cassiterit
e 、モース硬度6〜7)、ダイアスボア(diasp
ore,モース硬度6IA〜7)、石英(quartz
、モース硬度7)、鱗けい石(tridymite ,
モース硬度7)、方けい石(cristobarite
,モース硬度7)、コーサイト(coesite,モー
ス硬度8)、オパール(opal,蛋白石、モース硬度
5′/2〜6%)、ベスビアナイト(vesuvtan
ite,モース硬度7)、方ほう石(boracite
,モース硬度7)、緑れん石(epidote 、モー
ス硬度7)、コーディエライト (cord ieri
 te、モース硬度7)、ダンビュライト (danb
urite,モース硬度7)、電気石(tourmal
ine,モース硬度7)、けい線石(silli+ma
nite、モース硬度7)、ざくろ石(pyralsp
i te、モース硬度7〜7%)、ざ《ろ石(gran
dite、モース硬度7 〜7 ’A)、ジルコン(z
ircon,モース硬度7%)、紅柱石(andalu
site、モース硬度7′A)、ムライト (mull
ite、モース硬度7+A)、十字石(staurol
i te,モース硬度7′A),緑柱石(beryl 
、モース硬度7+A〜8)、黄玉(topaz、モース
硬度8)、金緑石(chrysoberyl,モース硬
度8+A)、鋼玉(corundum,モース硬度9)
、ガラス球(モース硬度5〜7)、中空ガラス球(モー
ス硬度5〜7)、ダイヤモンド(モース硬度10)など
の珪酸塩、金属(水)酸化物など。このような充填材は
、これらを主成分とする天然または人工の鉱物:該鉱物
を処理、精製若しくは加工したもの、またはこれらの混
合物として用いられる。
モース硬度5未満の軟らかい充填材を用いた場合、成形
される被膜の硬度を向上させることが困難である。充填
材の添加量は、熱硬化性樹脂100重量部に対して50
〜300重量部である。好ましくは75〜200重量部
である。充填材の添加量が50重量部を下まわると、十
分な被膜硬度が得られない。
充填材の添加量が300重量部を上まわると、充填材を
、樹脂または樹脂を構成する単量体中に均一に分散させ
ることが困難になる。また充填材の添加量が300重量
部を上まわると、粘度が高くなりすぎるために型内被膜
時の流動性が低下し、被覆するべき成形品の表面全体へ
展延されないおそれがある。
本発明の型内被覆用組成物には、必要に応じて以下の化
合物が適量添加される。スチレン、アルファメチルスチ
レン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエン、ジアクリル
フタレート、エチル(メタ)アクリレート、メチル(メ
タ)アクリレート、プロビル(メタ)アクリレート、ブ
チル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレ
ート、エチレングリコール(メタ)アクリレート、ビス
フェノール八のジグリシジルエーテルの(メタ)アクリ
レートなどの共重合性単量体;ケトンパーオキサイド類
、ジアシルバーオキサイド類、ハイドロバーオキサイド
類、ジアルキルバーオキサイド類、アルキルバーエステ
ル類、パーカーポネートI!、バーオキシケタール類な
どの公知の開始剤;ジメチルアニリン、ナフテン酸コバ
ルトなどの公知の硬化促進剤;バラベンゾキノンなどの
重合禁止剤;カーボンブラックや酸化チタン、酸化鉄、
シアニン系顔料、アルミフレーク、ニッケル粉、金粉、
銀粉などの顔料;アゾ系染料やアントラキノン系、イン
ジゴイド系、スチルベン系などの染料;ポリ酢酸ビニル
、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチレン、エ
チレン酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニルースチレン共重
合体、ポリプタジエン、飽和ポリエステル類、飽和ポリ
エーテル類などの低収縮剤;カーボンブラックなどの導
電性付与剤;乳化剤;ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸類
;脂肪族燐酸塩、レシチンなどの離型剤;タルク、パイ
ロフィライト、硫酸バリウム、石膏、カオリナイト、炭
酸カルシウム、マイカ、水酸化アルミニウムなどのモー
ス硬度5未満の充填剤。
以上の化合物を混合、撹拌して得られる本発明の型内被
覆用組成物は、従来公知の一液型型内被膜用組成物と同
様にして型内塗装に用いられる。
すなわち、例えば130〜160゜Cに加熱された成形
金型内にSMCまたはBMC等の成形材料を入れて40
−120 kg/cm”の圧力で30秒〜5分間加圧成
形し、次いで金型をわずかに開いて型内被膜用組成物を
注入して5〜120kg/cI12、130〜160゜
Cで30秒〜5分間再加熱再加圧する。このようにして
得られた成形品は、SMCまたはBMCの表面全体に型
内被膜用組成物の硬化被膜が形成されている。また、S
MCまたはBMC等の成形材料を130 〜160゜C
, 40〜120 kg/cn+”で数十秒〜数分間加
熱加圧成形した後、一旦10〜30kg/ca+”に減
圧し、高圧注入機を用いて100 〜300 kg/c
ta”の高圧で型内被覆用組成物を注入し、その後、圧
力を30〜100 kg/cm2に上げて型内被覆用組
成物を展延硬化させてもよい。
(実施例) 以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に[部」とあるのは、他に記載がなければ重
量部を示す。
実1朋土 ポリエステル樹脂としてボリマール6619 (武田薬
品株式会社製、イソフタル酸系の不飽和ポリエステル樹
脂約60重量%、スチレンモノマー約40重量%)10
0部、珪石(丸尾カルシウム株式会社製のKlクレー、
シリカ含有率98.4%)30部(この量は樹脂100
部に対して約50部に相当する)、および硬化剤(化薬
アクゾ社製のカヤプチルB, t一プチルパーペンゾエ
ート含有率98重量%)1部を混合し、十分に撹拌して
型内被覆用組成物を得た。
150゜Cに加熱された30cs X 30cmの正方
形の平板の金型内に、SMC (武田薬品株式会社製の
ポリマールマット689−350 W B R )を約
400 g (厚さ3lllIに相当)入れた.これを
100 kg/cm”の圧力で80秒間加圧成形した.
次いで金型をわずかに開いて、調製した型内被覆用組成
物を10ml注入して、80kg/cm” 、150゜
Cで120秒間再加熱再加圧した。
型を開いて脱型し、成形品の表面全体に厚み100μm
の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成されている被覆体
を得た。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、4Hであった。
夫施貫I 珪石(丸尾カルシウム株式会社製のKlクレーシリ力含
有率98.4%)の添加量を60部(この量は樹脂10
0部に対して約100部に相当する)とした以外は、実
施例1と同様にして型内被覆用組成物を得た。
実施例lと同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μ陶の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体を得た。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、5Hであった。
裏施桝主 ポリエステル樹脂としてボリマール9305Z(武田薬
品株式会社製、ビスフェノール系の不飽和ポリエステル
樹脂約50重量%、スチレンモノマー約50重置%)を
用い、珪石の添加量を50部(この量は樹脂100部に
対して約100部に相当する)とした以外は、実施例1
と同様にして型内被覆用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μ一の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体を得た. この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、5Hであった.尖施拠
土 ポリエステル樹脂としてポリマール9305Z(武田薬
品株式会社製、ビスフェノール系の不飽和ポリエステル
樹脂約50重量%、スチレンモノマー約50重量%) 
100部、珪石のかわりに長石(富士タルク工業株式会
社製、のNCクレー)50部(この量は樹脂100部に
対して約100部に相当する)を用いた以外は、実施例
1と同様にして型内被覆用組成物を得た。
実施例lと同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μ一の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被膜体を得た。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、5Hであった.裏施■
エ 長石の添加量を75部(この量は樹脂100部に対して
約150部に相当する)とした以外は、実施例4と同様
にして型内被覆用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μ鵠の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体を得た. この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、6Hであった。
1隻桝旦 エボキシアクリレート樹脂としてネオポール8350H
(日本ユビカ株式会社製、ビスフェノール系のエボキシ
アクリレート樹脂不飽和ポリエステル樹脂約60重量%
、スチレンモノマー約40重量%)100部、珪石の添
加量を50部(この量は樹脂100部に対して約50部
に相当する)とした以外は実施例1と同様にして型内被
覆用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μ鋼の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体を得た。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った.その結果は、5Hであった。
裏施例ユ 珪石のかわりに長石(富士タルク工業株式会社製、のN
Cクレー)60部(この量は樹脂100部に対して約1
00部に相当する)を用いた以外は、実施例6と同様に
して型内被覆用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μ翔の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体を得た。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、5Hであった。
2隻班■ ポリエステル樹脂のかわりにエボキシアクリレート樹脂
としてネオボール8250L (日本ユビヵ株式会社製
、ビスフェノール系のエボキシアクリレート樹脂約60
重量%、スチレンモノマー約401(1%) ioo部
、珪石のかわりにけい灰石(林化成株式会社製のウォラ
ストナイトVM−8N)60部(この量は樹脂100部
に対して約100部に相当する)を用いた以外は、実施
例1と同様にして型内被覆用組成物を得た. 実施例1と同様の方法で成形しく、成形品の表面全体に
厚み100 pgの型内被覆用組成物の硬化被膜が形成
されている被覆体を得た。
この被覆体をJ [ S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った.その結果は、5Hであった。
裏施■ユ けい灰石のかわりにガラスビーズ(東芝バロティー二株
式会社製GB731C)60部(この量は樹脂100部
に対して約100部に相当する)を用いた以外は、実施
例8と同様にして型内被覆用組成物を得た. 実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μmの型内被覆用組成物の硬化膜が形成され
ている被覆体を得た。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った.その結果は、5Hであった.11貫
刊 ポリエステル樹脂のかわりにエボキシアクリレート樹脂
としてネオボール8411L (日本ユビカ株式会社製
、ビスフェノール系のエボキシアクリレート樹脂約60
重量%、スチレンモノマー約40重置%)100部、珪
石のかわりにガラスバルーン(住友スリーエム株式会社
製のスコッチグラスバブルス828/750 ) 30
部(この量は樹脂100部に対して約50部に相当する
)を用いた以外は、実施例6と同様にして型内被覆用組
成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μ一の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体を得た。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、5Hであった。
裏旌舅旦 ポリエステル樹脂のかわりにウレタンアクリレート樹脂
としてネオポール8940 (日本ユビカ株式会社製、
ポリエステルタイプのウレタンアクリレート樹脂約55
重量%、スチレンモノマー約45重量%)100部、珪
石のかわりに長石(冨士タルクエ業株式会社製、のNC
クレー)55部(この量は樹脂100部に対して約10
0部に相当する)を用いた以外は実施例1と同様にして
型内被覆用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μ一の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体が得られた。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、6Hであった。
ル較拠t 珪石を添加しなかった以外は、実施例1と同様にして型
内被覆用組成物を得た。
実施例lと同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み60μIの型内被覆用組成物の硬化被膜が形成され
ている被覆体を得た。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、Hであった。
此玉港I一 けい灰石を添加しなかった以外は、実施例8と同様にし
て型内被膜用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み50μ網の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成され
ている被覆体を得た. この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、Hであった。
北較貫主 長石を添加しなかった以外は、実施例l1と同様にして
型内被膜用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み70μ−の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成され
ている被覆体が得られた.この被覆体をJ I S −
 K5400に準じて鉛筆硬度試験を行った.その結果
は、Hであった。
北較■↓ 珪石のかわりに滑石を60部(この量は樹脂100部に
対して約100部に相当する)用いた以外は、実施例6
と同様にして型内被覆用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μ−の型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体を得た. この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、HBであった。
且JU汁i 珪石のかわりに炭酸カルシウム(丸尾株式会社製のスー
パーSS)を60部(この量は樹脂100部に対して約
100部に相当する)用いた以外は、実施例6と同様に
して型内被覆用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μmの型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体が得られた。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った。その結果は、Hであった。
上較拠旦 珪石の添加量を12部(この董は樹脂100部に対して
約20部に相当する)とした以外は、実施例6と同様に
して型内被覆用組成物を得た。
実施例1と同様の方法で成形して、成形品の表面全体に
厚み100μmの型内被覆用組成物の硬化被膜が形成さ
れている被覆体が得られた。
この被覆体をJ I S − K5400に準じて鉛筆
硬度試験を行った.その結果は、Hであった。
以上の結果の一覧を表1に示す。
表1 表1からわかるように、モース硬度が5以上の充填材が
添加された型内被覆用組成物を用いて被覆された被覆体
の硬度は、4H以上であった。充填材が添加されない場
合(比較例1、2および3)軟らかい充填材が使用され
ている場合(比較例4および5)、充填材の添加量が不
十分な場合(比較例6)の型内被覆用組成物を用いて被
覆された被覆体の硬度は、いずれもH以下と低かった.
(発明の効果) このように、本発明の型内被覆用組成物を用いれば、型
内塗装方法において高硬度の被覆体が得られる。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、熱硬化性樹脂100重量部に対してモース硬度が5
    以上の充填材を50〜300重量部含有されている型内
    被覆用組成物。
JP995490A 1990-01-18 1990-01-18 型内被覆用組成物 Pending JPH03215529A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7608655B2 (en) * 2004-08-12 2009-10-27 Illinois Tool Works Inc. Sprayable skin composition and method of applying

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7608655B2 (en) * 2004-08-12 2009-10-27 Illinois Tool Works Inc. Sprayable skin composition and method of applying

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