JPH03197019A - 電動射出成形機の制御方法及び装置 - Google Patents

電動射出成形機の制御方法及び装置

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JPH03197019A
JPH03197019A JP23288989A JP23288989A JPH03197019A JP H03197019 A JPH03197019 A JP H03197019A JP 23288989 A JP23288989 A JP 23288989A JP 23288989 A JP23288989 A JP 23288989A JP H03197019 A JPH03197019 A JP H03197019A
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back pressure
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Kenji Kikukawa
健治 菊川
Yutaka Uda
宇田 裕
Masashi Nunoshita
布下 昌司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は電動射出成形機の制御方法及び装置に関する
ものである7 (ロ) 従来の技術 従来の電動射出成形機としては、例えば特開昭61−7
2512号公報に示されるようなものがある。 これに
示される電動射出成形機は、射出成形機シリンダ内のス
クリュをボールねj:ll構を介して軸方向に駆動可能
な第1電動機とスクリュを回転駆動可能な第2電動機と
を有しており、両電動機の作動を制御することにより可
塑化工程、保圧工程、射出工程などの作動が行われるよ
うに構成されている。
又、特開昭64−85727号公報に示されるように、
可塑化工程及び保圧工程の際に、それぞれ背圧力設定信
号及び保圧力設定信号に、微弱振動信号を重畳させたも
のがある8 (ハ) 発明が解決しようとする課鯖 この従来の特開昭61−72512号公卸に示されてい
る電動射出成形機には、可塑化工程及び保圧工程におい
て、機械的摩擦部分にいわゆるスティックスリップ現像
が発生し、スクリ、lが断続的に前後進し、実際に発生
する樹脂圧力が断続的に変化するという問題点があった
。 これは、ボールねじ機構の転がり**、各ベアリン
グの転がり摩擦、各作動部材の加工公差の集積などによ
り、低出力微速回転の電動機によって駆動されるスリJ
lが静摩擦状態と動摩擦状態とを交互に繰り返すことに
よるものである、 これを解決しようとしたのが特開昭64−85727号
公報に示されている電動射出成形機で、可塑化工程及び
保圧工程において、スクリュ軸方向駆動用の電動機に基
本的な駆動電流に加えて10〜30Hzの微弱振動電流
を重畳させているが、これだけでは可塑化多段保圧の場
合ある設定のときのみ有効となり、すべての条件におい
て問題点を解決するに到っていない8 従って、精密成
形に適していないという問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決することを目的として
いる。
(ニ)il!題を解決するための手段 本発明は、スクリュ12の前後方向への駆動が射出・背
圧用電動機38によって行なわれる電動射出成形機の制
御方法において、可塑化工程及び保圧工程の際に、それ
ぞれ背圧力設定信号及び保圧力設定信号の大きさに応じ
て変化させた周波数と振幅の微弱振動信号を、背圧力設
定信号及び保圧力設定信号に重畳させたことを特徴とし
ている。
又、スクリュ12の前後方向への駆動が射出背圧用電動
機38によって行なわれる電動射出成形機の制御装置に
おいて、可塑化工程の前記射出・背圧用電動機38のト
クルを設定する背圧力設定器50と、保圧工程の前記射
出・背圧用電動機38のトルクを設定する保圧力設定器
52と、微弱振動信号を発生させる発振器56と、前記
いずれかの設定器50.52がらの信号によって前記発
振器56の値をかえる変換器73と、前記いずれかの設
定器50.52がらの信号に発振器56かちの微弱振動
信号を重畳させた信号に基づいて前記射出・背圧…電動
機38に電流を出力する増幅器60とを有することを特
徴とすることにより、上記間N市を解決する6 (ホ)作用 例えば可塑化工程においては、スクリ1は溶融刹@圧力
によって徐々に後退する、 その際、所定の背圧力が発
生するように電動機に所定の電流が供給される、 背圧
力の大きさは樹脂の種類。
スクリ1の形状等によって差があり、前記電流はこれら
の背圧力に応じてあらかじめ決めておいた振幅と周波数
の微弱振動信号を重畳したものに基づいて制御される7
 従って、電動機は基準となるトルクに加えて背圧力に
応じた微弱な高速転動トルクを発生する。 このなめ、
ボールねじ機構なとの摩擦部は微少かつ高速に運動する
、 従って、これ、らの摩擦部は常に動摩擦状態を確保
することができ、いわゆるスティ・ツクスリ・ツブ現象
は発生せず、背圧設定器によって設定された所定のトル
クが発生し、樹Wf!圧力が正確に制御される。
保圧工程の場合も同様である。
なお、上述の微弱振動信号は樹脂圧力にはWt#影響を
与えない範囲とし、振幅は設定背甲、保圧力の1〜10
%、周波数は10〜3oH7とする。
(へ)実施例 第1図及び第2図に本発明の実施例を示す射出成形機の
シリンダ10内にスクリュ]2が挿入されている6 シ
リンダ10の後端yR(樹脂の流れ方向で上流側)はフ
レーム14に取り付けちれている。 スクリュ12の後
端のスプライン部12aが駆動軸16と連結されている
。 駆動軸16はスラストベアリング18及びラジアル
ベアリング20によって移動部材22に回転可能に支持
されている。 駆動軸16の他端鋼にはスプライン軸部
16aが形成されており、このスプライン軸部16aと
スプライン穴部を有するスリーブ23とが組み合わされ
ている。 従って、駆動軸16とスリーブ23とは軸方
向に相対移動可能であり、かつ回転力伝達可能である4
 スリーブ23はフレーム14にラジアルベアリング2
4及び26を介して回転自在に支持されている。 前述
の移動部材22には複数のボールナツト28が固着され
ている、 ポールナツト28と組み合わされてボールね
じ機構を構成するボールねじ30は、フレーム14に前
端側をラジアルベアリング31によって支持されると共
に後端側をスラストベアリング32及びラジアルベアリ
ング、34によって支持されている7 複数のボールね
j二30はこれらの後退側において、プーリ及びベルト
によって構成される回転力伝達機構36を介して射出・
背圧用電動111138に連結されている。 また、前
述の駆動軸16も回転力伝達機$1140を介して可塑
化用電動機42と連結されている。
第2図に射出・背圧用電動機38への供給電流を制御す
る制御装置を示す7 この制御装置は背圧力設定器50
、保圧力設定器52、射出速度設定器54、発振器56
、設定器50.52がらの信号によって発振器の値をか
える変換器73、速度制御補正用の増幅器58、電動器
tt流制御及び電力増幅用の増幅器60、スイ・ソチ6
2.スイ・ソチ64、スイッチ66、電流検出器68、
回転速度検出器70を有しており、これらを図示のよう
に接続されている7 また、スイッチ62、スイ・ソチ
64及びスイッチ66の作動はシーケンサ72によって
制御される。
次にこの実維例の作用について説明する6まず、スクリ
ュ12が最も前進した状態において可塑化用電動機42
を回転させ 回転力伝達機構40及び駆動軸16を介し
てスクリ112を回転駆動する。 これによりプラスチ
ック材料が溶融・混練され、スクリュ12の前方に蓄え
られる、この際、スクリュ12は蓄えられた樹脂圧力に
よって後方へ押される、 この可塑化工程中、射出・背
圧用電動1138の作動によってスクリュ12に所定の
前方への押し力が与えられ、これにより所定の樹脂圧力
が保持される6 すなわち、シーケンサ72からの信号
によりスイ・ン千62はA側に切換わり、またスイッチ
64もAg3に切換わり、またスイ・ソチ66はオンと
される。 この接続状態では、背圧力設定器50によっ
て設定された背圧設定電圧に、発振器56からの微弱振
動信号をあらかにめ前記背圧設定電圧に応じて賓換器7
3によって決めておいた振幅と周波数に変化させ、背l
:F設定電圧に重畳する、 このように背圧力設定器5
0の信号に発振器56の信号を重畳した電圧に比例した
電流を増幅器60が射出・背圧1f111t動I!1I
38に供給する、 射出・背圧用電動機38は与えられ
る電流に比例したトルクを発生し、これをボールねじ3
0及びボールナ・ソト28の作用により直線方向の力に
変換して移動部材22に伝え、更にこの力がスラストベ
アリング18及び駆動軸16を介してスクリュ12に伝
達される、これによりスクリュ12には第1図中で左向
きの力が発生し、可塑化時の樹脂圧力に対抗する力、す
なわち背圧力となっている6 上述のように射出・背圧
用電動機38に与えちれる電流は発振器56から与えら
れる信号に応じて微少に振動しており、これに応じて射
出・背圧用電動1138のトルクも所定周波数で微少に
振動している9 従ってボールナ・ソト28とボールね
じ30との*振部などの摩擦は動串擦状態となり、摩擦
力がほとんど変化しないのでスクリュ12に与える背圧
力は常に背圧力設定器50によって設定されたとおりの
ものとなる。 なお、発振器56からの信号の振幅は設
定の1〜10%周波数を10〜3QHzとすれば、最終
的な樹脂圧力に圧力変動が発生することはない。
このようにして所定の背圧力を受けた状態でスクリュ1
2が所定位置まで後退すると、可塑化用電動機42及び
射出・背圧用電動機38の動作を停止させる。 次いで
シーケンサ72からの信号によりスイ・ソ千64はB側
に切換わり また、スイッチ66はオフとされる。 こ
れにより射出速度設定器54に設定された電圧に対応し
た速度で射出・背圧用電動機38が前述の場合とは逆方
向に回転し、スクリ、112が前進する2 このスクリ
112の前進によって溶融樹脂が図示していない金型内
に注入されるー スクリ112が所定位置まで前進する
と、充てん速度制御がちトルク制御に切換わる6 すな
わち、シーケンサ72からの信号によりスイ・ソチ62
はB側となり、スイ・ソ千64はA側となり、また、ス
イッチ66はオンとなる。 この状態では、保圧力設定
器52からの電圧に、微弱振動信号を前記電圧に応じて
変換器73によってあらかじめ決めておいた振幅と周波
数に変化させ、保圧設定電圧に重畳する。 このように
保圧力設定器52かへの重用に発振器56の信号を重畳
した電圧に応じた電流が射出・背圧用電動機38に供給
される7 これによりスクJユ12が所定のトルクで回
転し、樹脂圧力を所定の状態に保持する6 この際1.
E述と同様に発振器56からの信号により射出・背圧用
電動機38のトルクは微少に変動し、窄振部が動摩擦状
態となるので射出・背圧用電動機38のトルクは正確に
溶融樹脂に伝達され所定どおりの保圧力を得ることがで
きる。
第3図に特開昭64−85727号公報に示される発明
の保圧力変化に伴う樹脂圧力変化をあげるが、一定の周
波数と振幅での微弱振動信号では全ての範囲で効果がは
っきりせず、2段目では樹脂圧力の落ち込みが見られる
8 第4図は本発明の効果事例であるが全ての範囲で効
果があることがわかろう (ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、設定器かへの
電圧に、微弱振動信号を前記電圧に応じて変換器によっ
てあらかじめ決めておいた振幅と周波数に変化させ、設
定電圧に重畳させて背圧力及び保圧力の制御を行うよう
にしたので 摩擦部は完全に常に動摩擦状態となり、い
わゆるスティ・ツクスリ・ツブ現象が発生することを防
止することが、でき、樹脂圧力を設定どおり正確に制御
することができる、 これによりより、精密な射出成形
を行うことができる、
【図面の簡単な説明】
第1図は電動射出成形機を示す図、第2図は本発明の制
御装置を示す図、第3図は本発明による保圧T程での樹
脂圧力波形、第4図は従来の方法による保圧工程での樹
脂圧力波形である、10・・・シリンダ、12・・・ス
クリ1.16・・・駆動軸、28 ・・ポールナツト、
30ボーねじ、38・・・射出・背圧用電動機。 42・・・可塑化用電動機、50・・・背圧力設定器、
52・・・保圧力設定器、54・・・射出速度設定器、
56・・・発振器、58・・・増幅器 60・ ・増幅
器、72・・・シーケンサ。 73・・・変換器。 特許出−人 株式会社 日本製鋼所 代表者  八木直音 第2図 第3図 第4図 時間 手続補正書 (方式) %式% 1、事件の表示 平成1年特許願第232889号 2、発明の名称 電動射出成形機の制御方法及び装置 3、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スクリュ(12)の前後方向への駆動が射出・背圧
    用電動機(38)によつて行なわれる電動射出成形機の
    制御方法において、 可塑化工程及び保圧工程の際に、それぞれ背圧力設定信
    号及び保圧力設定信号の大きさに応じて変化させた周波
    数と振幅の微弱振動信号を、背圧力設定信号及び保圧力
    設定信号に重畳させたことを特徴とする電動射出成形機
    の制御方法。 2、スクリュ(12)の前後方向への駆動が射出・背圧
    用電動機(38)によって行なわれる電動射出成形機の
    制御装置において、 可塑化工程の前記射出・背圧用電動機(38)のトクル
    を設定する背圧力設定器(50)と、保圧工程の前記射
    出・背圧用電動機(38)のトルクを設定する保圧力設
    定器(52)と、微弱振動信号を発生させる発振器(5
    6)と、前記いずれかの設定器(50、52)からの信
    号によって前記発振器(56)の値をかえる変換器(7
    3)と、前記いずれかの設定器(50、52)からの信
    号に発振器(56)からの微弱振動信号を重畳させた信
    号に基づいて前記射出・背圧用電動機(38)に電流を
    出力する増幅器(60)とを有することを特徴とする電
    動射出成形機の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011188A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Toshiba Mach Co Ltd 射出成形駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011188A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Toshiba Mach Co Ltd 射出成形駆動装置
JP4659281B2 (ja) * 2001-06-27 2011-03-30 東芝機械株式会社 射出成形駆動装置

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