JPH03189979A

JPH03189979A - テープカセット

Info

Publication number: JPH03189979A
Application number: JP1330839A
Authority: JP
Inventors: Masanobu Sugiyama; 杉山　正信
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1989-12-20
Filing date: 1989-12-20
Publication date: 1991-08-19
Also published as: US5143317A; ATE137356T1; EP0437943B1; DE69026699D1; KR100196585B1; EP0437943A3; DE69026699T2; AU6793990A; AU638516B2; KR910013217A; EP0437943A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はテープカセット、特に回転ヘッドを用いたデジ
タルオーディオテープレコーダ（Ｒ−ＤＡＴ）に適用す
るテープカセットに関する。

〔発明の概要〕

本発明は、カセット匣体内にテープを巻装して配される
リールハブの回転をロックするハブロック部材と、テー
プローディング用ポケット部及びリール軸挿入孔を開閉
するスライダとを有するテープカセットにおいて、ハブ
ロック部材をロック方向に付勢するハブロックスプリン
グを左右一対有し、このロックスプリングの一端側をハ
ブロック部材に摺動可能に係合すると共に他端側にコイ
ルスプリング部を形成し、このコイルスプリング部をス
ライダを開閉位置でロックするスライダロツク片の必要
以上の屈曲を規制するりミツタービンに嵌挿すると共に
中間部においてカセット匣体の内面側に弾性変形状に係
合固定したことにより、ハブロック部材を付勢するハブ
ロックスプリングはスライダ口・ツク片のロック保持力
を補助するスプリングとしても共用され、ハブロック部
材のリールハブに対する円滑な摺動と確実なロックが行
えると共にリール軸挿通孔等を開閉するスライダの所定
位置でのロックが確実に行えるテープカセットを実現で
きるものである。

〔従来の技術〕

現在、音声信号等のアナログ信号をデジタル信号に変換
して磁気テープに記録及び又は再生するデジタルオーデ
ィオテープレコーダが提案されており、このデジタルオ
ーディオテープレコーダとして回転ヘッドを使用して高
い記録密度が得られるようにしたもの（Ｒ−ＤＡＴ）が
ある。

このような高密度記録に用いられるテープカセットにお
いては、磁気テープに指紋等の指脂や埃等が付着すると
再生信号にドロップアウトを住じるので、これを防止す
るために磁気テープをテープカセット内に密封する必要
がある。

従来のこのＤＡＴ用密封型テープカセットの一般的な構
成を第６図〜第９図を参照して説明する。

図において（１）はテープカセットを全体として示し、
（２）はカセット匣体で、このカセット匣体（２）は上
ハーフ（３）と下ハーフ（４）を螺子止め等によって合
体して成る。下ハーフ（４）には左右に一対のリール軸
挿入孔（５）が形成され、このリール軸挿入孔（５）上
に磁気テープ（６）を巻回した一対のリールハブ（７）
が回転自在に収納配置されている。リールハブ（７）に
巻回された磁気テープ（６）は、下ハーフ（４）に設け
られた左右のテープガイド（８）を介してカセット匣体
（２）の前面開口部（９）に導出露呈されている。

また、下ハーフ（４）の前部には、前面開口部（９）に
露呈される磁気テープ（６）の裏側に対応する部分を凹
状に切欠いた形状のローディング用のポケット部（１０
）が形成されており、テープカセットを磁気記録再生装
置に装填した際にはこのポケット部（１０）に装置側の
テープローディング用のガイド部材が進入し、磁気テー
プ（６）をカセット匣体（２）の前方へ引き出す（テー
プローディング）如く成されている。

一方、上ハーフ（３）には透明窓部（１１）が形成され
ており、この透明窓部（１１）を介してリールハブ（７
）に巻回されている磁気テープ（６）の残量を確認する
ことができる。また、上ハーフ（３）の前端部には、カ
セット匣体（２）の前面開口部（９）を開閉する前面蓋
（１２）が上下方向に回動可能に取付けられており、テ
ープカセット不使用状態ではこの前面蓋（１２）によっ
て前面開口部（９）即ち磁気テープ露出部が閉塞され、
またテープカセットを磁気記録再生装置に装填すると装
置側の機構によって前面蓋（１２）が上方に開き回動じ
、磁気テープが露出される如く成されている。

また、カセット匣体（２）内には、不使用時に左右のリ
ールハブ（７）の不要な回転を阻止するためのハブロッ
ク部材（１３）が組み込まれている。

このハブロック部材（１３）は、リールハブ（７）の外
周に形成された係止溝（７ａ）に対応する係止爪（１３
ａ）を有し、その中央のスプリング固定部（１３ｂ）に
固定されたトーションスプリングから成るハブロックス
プリング（１４）によって常にロック方向に付勢されて
いる。即ちこのハブロックスプリング（１４）は両端が
ハ字状に延び、その両端末（１４ａ）を上ハーフ（３）
の前部壁（３ａ）に当接させてあり、これによってハブ
ロック部材（１３）は常に後方、即ち係止爪（１３ａ）
がリールハブ（７）の係止溝（７ａ）に係合する方向に
付勢され、このためリールハブ（７）はテープカセット
の不使用時において回転不能にロックされる。そしてテ
ープカセットが磁気記録再生装置に装填され上述した如
く前面蓋（１２）が上方へ開き回動されると、ハブロッ
ク部材（１３）の両端前部に延設された係合部（１３ｃ
）に前面蓋（１２）の両側面の後端部（１２ａ）が当接
係合してこれを引出す如く作用し、このためハブロック
部材（１３）はトーションスプリング（１４）を開き方
向に弾性偏倚させながら前方、即ち係止爪（１３ａ）が
リールハブ（７）の係止溝（７ａ）から外れる方向に移
動され、これによってリールハブ（７）のロック状態が
解除される。

尚、このハブロック部材（１３）は、テープカセット組
立工程において予め上ハーフ（３）に前後方向に摺動可
能に係着しておき、上ハーフ（３）と下ハーフ（４）を
合体すると同時にカセット匣体内に組込まれるように成
されている。このハブロック部材（１３）の上ハーフ（
３）に対する係着構造として、ハブロック部材（１３）
には前後方向に長い長孔（Ｉ５）が左右に形成され、こ
の長孔（１５）においてハブロック部材（１３）ヲ、上
ハーフ（３）の内面側に形成されたカシメビン（１６）
にかしめるようにしてあり、ハブロック部材（１３）は
上ハーフ（３）の内面に沿って前後方向に摺動される。

また力セント匣体（２）の下ハーフ（４）の底面には、
スライダ（１７）が前後方向に摺動可能に装着されてい
る。このスライダ（１７）は、テープカセットの不使用
時には前方の閉じ位置にあって下ハーフ（４）のポケッ
ト部（１０）及びリール軸挿入孔（５）を閉塞した状態
にあり、またテープカセットを磁気記録再生装置に装填
すると装置側の機構によってスライダ（１７）は後方の
開き位置まで摺動され、これによって下ハーフ（４）の
ポケット部（１０）及びリール軸挿入孔（５）が開放さ
れる。

このスライダ（１７）と下ハーフ（７）の間には、スラ
イダ（１７）を前方の閉じ位置と後方の開き位置におい
て夫々ロック状態で保持するためのロック機構が設けら
れている。即ぢ、このスライダのロック機構は、下ハー
フ（４）の一部に上下方向に弾性揺動可能に形成された
左右のスライダロック片（１８）と、このスライダロッ
ク片（１８）に対応してスライダ（１７）に形成された
前後の係合孔（１９ａ）及び（１９ｂ）とにより成り、
スライダロック片（１８）の先端の係合凸部（１８ａ）
が後方側の係合孔（１９ｂ）に係合した状態ではスライ
ダ（１７）は前方の閉じ位置にロックされ、またスライ
ダロック片（１８）の係合凸部（１８ａ）が前方側の係
合孔（１９ａ）に係合した状態ではスライダ（１７）は
後方の開き位置にロックされる如く成されている。尚、
このスライダロック片（１８）によるスライダ（１７）
のロック解除は、磁気記録再生装置側に配される解除部
材によって行なわれる。

また、このスライダロック片（１８）に対応して上ハー
フ（３）の内側面にはリミッターピン（２ｏ）が突設さ
れており、このリミッターピン（２０）の先端面はスラ
イダロック片（１８）の先端部の内面側に対し所定の間
隔をもって対向している。そしてこのリミッターピン（
２０）によってスライダロック片（１８）の弾性揺動量
が規制され、即ちスライダロック片（１８）が必要以上
に揺動変形して破損することがないようにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上のように構成される従来一般のＤＡＴ用テープカセ
ットにおいては、スライダロック片（１８）自体がもつ
弾性のみによってスライダ（１７）のロックを行なう構
造であるため、スライダ（１７）の開閉動作の繰り返し
や経時変化によってスライダロック片（１８）の係合力
が弱くなり、従ってスライダ（１７）のロックがあまく
なる不都合が生じる。

このため従来、上ハーフ（３）とスライダロック片（１
８）の先端部との間に新たにコイルスプリングを介挿配
置してこのコイルスプリングの弾性によってスライダロ
ック片（１８）のスライダ（１７）に対するロック保持
力を補助するようにしたテープカセットが提案されてい
る（例えば特開昭６２−２７９５７３号など）。

しかしながら、従来のこのテープカセットの場合、一般
の構成に加えて新たにスライダロック片のコイルスプリ
ングを内蔵するため、部品点数が多くなり、しかも小さ
なコイルスプリングを組込む作業は極めて煩雑であるた
めカセット組立工程が複雑化し、コストが高くなる弊害
がある。

本発明は斯る点に鑑みて成されたもので、新たに部品を
追加することなくハブロック部材を付勢するハブロック
スプリングを利用してスライダロック片のロック保持力
を補助し、コストを維持しながら確実なスライダのロッ
クが行なえるようにしたテープカセットを提供すること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上述の目的を達成するために本発明は、上下ハ−フから
成るカセット匣体内にテープを巻装して収納されるリー
ルハブの回転をロックするロック部材と、上下ハーフの
何れか一方に設けられたテープローディング用ポケット
部及びリール軸挿入孔を開閉するスライダと、リール軸
挿入孔が設けられた側のハーフに設けられ、スライダを
開放位置と閉塞位置でロックするスライダロック片と、
このスライダロック片の必要以上の変形を阻止するリミ
ッターピンとを有して成るテープカセットにおいて、ハ
ブロック部材をリールハブに対するロック方向に付勢す
るハブロックスプリングを左右一対有し、この両ハブロ
ックスプリングは一端側を上記ハブロック部材に摺動可
能に係合させると共に、他端側にコイルスプリング部を
形成し、このコイルスプリング部をリミッターピンに嵌
挿し、かつ中間部において、上下ハーフの何れかの一方
側に弾性変形状に係合固定し、コイルスプリング部をス
ライダロック片に対応させたものである。

〔作用］このように構成することにより、テープローディング用
ポケット部及びリール軸挿入孔を開閉するスライダをロ
ックするスライダロック片にはハブロック部材を付勢す
るハブロックスプリングによりロック保持力が付与され
るもので、このハブロックスプリングは左右に分離して
形成されて、その中間部においてカセット匣体側に弾性
変形状に係合固定されることにより、ハブロック部材を
付勢する端部側とスライダロック片に押圧力を付与する
端部側、即ち、リミッタビンに嵌挿されてスライダロッ
ク片に対応されるコイルスプリング部側とは何等干渉せ
ず別個に弾性偏倚動作されてハブロック部材とスライダ
ロック片は独自にロック動作される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図乃至第４図を参照して
説明するに、前述した第６図乃至第９図に示す従来例に
おいて説明した部材と対応する部材には同一符号を付し
てその詳細な説明は省略し、要部についてのみ説明する
。

本例は、ハブロック部材をロック方向に付勢するハブロ
ックスプリングをスライダロック片の補助スプリングと
して共用させるようにしたものである。

即ち、本例においては、ハブロックスプリングを左右に
分離して左右一対のハブロックスプリング（２４）とし
て構成したもので、この両ハブロンクスプリング（２４
）は一端部側（２４ａ）がハブロック部材（１３）に摺
動可能に係合して押圧するハブロック部材付勢部として
形成され、略全体に亘ってトーションスプリングとして
構成され、このスプリング（２４）の他端部に軸線方向
と直交する方向のコイルスプリング部（２４ｂ）を設け
て左右対称形状に形成しである。

この両ハブロックスプリング（２４）は上ハーフ（３）
に対するハブロック部材（１３）の組付けの際に、コイ
ルスプリング部（２４ｂ）を上ハーフ（３）のりミツタ
ービン（２０）に嵌挿すると共に、中間部において上２ハーフ（３）の内面に突設された係合支持部（２５）に
係合支持させて上ハーフ（３）の内面側にハブロック部
材（１３）に対して左右対称に配し、それぞれの一端部
側（２４ａ）をハブロック部材（１３）の当接係合部（
１３ｄ）に側部側において当接係合させることにより組
付ける。

この構成において、リミッターピン（２０）及び両ハブ
ロックスプリング（２４）のコイルスプリング部（２４
ｂ）は先細の頭載円錐状に形成されており、また両ハブ
ロックスプリング（２４）を係合支持する係合支持部（
２５）はそれぞれ複数個ずつ、本例では２個ずつ所要間
隔で突設され、この２個の係合支持部（２５）の係合面
（２５ａ）は互いに対向する方向の断面り状でその垂直
係合面部（２５ａ、）が第３図に一点鎖線で示す直線ａ
方向に一致して位置するように形成されている。従って
この係合支持部（２５）間にハブロックスプリング（２
４）を係合するとこのスプリング（２４）は係合面　（
２５ａ）間において、その線径骨だけ変形させられるこ
とになり、このためハブロックスプリング　（２４）は
直線状になろうとす４る復元力により水平係合面部（２５ａ２）に当接された
状態で垂直係合面部（２５ａ、）に圧接されて固定され
る。

そして、上ハーフ（３）と下ハーフ（４）を合体した組
立完成状態では、ハブロックスプリング（２４）はコイ
ルスプリング部（２４ｂ）の先端がスライダロック片（
１８）の先端部内面側に対応当接されることになるが、
コイルスプリング部（２４ｂ）は下ハーフ（４）側に先
細の状態で対向するのでスライダロック片（１８）の所
定の位置に確実に当接され、この弾性によってスライダ
ロック片（１８）のスライダ（１７）に対する係合力が
補助されることになる。

この状態で、ハブロックスプリング（２４）は中間部に
おいて上ハーフ（３）に対して係合支持部（２５）によ
り固定されているので、その一端部側（２４ａ）がハブ
ロック部材（１３）のロック解除動作により弾性変形が
生じてもコイルスプリング部（２４ｂ）は干渉されず、
従ってスライダロック片（１８）の所定の部位からずれ
たり、また弾力に変化が生じることはない。また、一端
部側（２４ａ）もコイルスプリング部（２４ｂ）の伸縮
動作、即ちスライダロック片（１８）に対する押圧動作
に左右されることなくハブロック部材（１３）に確実に
偏倚力を付与することになる。

また、ハブロックスプリング（２４）は、スライダロッ
ク片（１８）に対して左右に分離して配したことにより
スライダロック片（１８）にはバランス良く付勢弾力が
作用することになって、両リールハブ（５）に対するロ
ック及びロック解除動作が円滑に、かつ確実に行える。

このように、本例のテープカセットは、ハブロック部材
（１３）をロック方向に付勢する左右対称のハブロック
スプリング（２４）にスライダロック片（１８）のロッ
ク保持力を補助するコイルスプリング部（２４ｂ）を形
成したので、従来の如くスライダロツタ補助用のスプリ
ングを別途に組込むものに比し部品点数の増加が抑えら
れると共に組付作業も簡単化される。そして、ハブロッ
クスプリング（２４）はハブロック部材（１３）を付勢
する一端部側（２４ｂ）とは互いに干渉されることなく
独自に弾性作用することになるのでコイルスプリング部
（２４ｂ）５はスライダロック片（１８）のロック保持力を確実に補
助することになる。従ってスライダロック片（１８）自
体がスライダ（１７）の開閉動作の繰り返しや経時変化
により弾性が低下したり、また、スライダ（１７）を開
放した状態、半開きの状態でカセットの高温下での保存
により、熱変形が生じた場合においてもコイルスプリン
グ部（２４ｂ）の弾性が作用することによりスライダロ
ック片（１８）はスライダ（１７）に対して確実にロッ
ク保持できる。

また、本例においては、リミッタ−ピン（２０）とハブ
ロックスプリング（２４）のコイルスプリング部（２４
ｂ）は頭載円錐状に形成されているので、コイルスプリ
ング部（２４ｂ）をリミッターピン（２０）に対して円
滑に嵌挿することができて組立作業が簡単化され、作業
能率が向上される。

以上、本発明の一実施例を説明したが本発明はこの実施
例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変更できるものである。

例えば、ハブロックスプリング（２４）を係合支持６する係合支持部（２５）としては第５図に示す如く係合
面を断面Ｕ字状に形成し、即ち、第４図に示す係合面と
同様に形成される係合面（２５ａ）の水平係合面部（２
５ａ２）に垂直係合面部（２５ａ、）に沿った係合凹部
（２５ｂ）を形成し、この係合凹部（２５ｂ）にハブロ
ックスプリング（２４）を嵌合して支持するように形成
してもよい。このように係合支持部（２５）を形成する
ことによりハブロックスプリング（２４）の支持固定が
一層確実に行えることになる。

また、各部材の配置関係を上下ハーフ逆にすることも可
能であり、部材の形状も必要に応じて変更できる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、ハブロック部材に対す
る左右一対のハブロックスプリングの一端部側をハブロ
ック部材に摺動可能に係合する付勢部とすると共に他端
部側にリミッタピンに嵌挿されてスライダロック片に対
応されるコイルスプリング部を形成し、中間部において
カセット匣体側に係合固定したことにより、一端部側の
ハブロツタ部材付勢部とコイルスプリング部は互いに干
渉することなく別個に弾性作用することになってハブロ
ツタ部材はリールハブに対して確実にロック動作される
と共にスライダロック片はコイルスプリング部によりロ
ック保持力が補助されてスライダを開放時及び閉塞時に
おいて確実にロック保持できる。

また、ハブロックスプリングにスライダロック片のロッ
ク保持力を補助するコイルスプリング部を形成したこと
により、従来の如く新たにスライダロック用のコイルス
プリングを別途組込んだテープカセットに比べて部品点
数が増えることはなく、また組付作業も煩雑とならない
ので、低コストを維持しながら確実にスライダのロック
が行われるテープカセットを実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるテープカセットの上ハーフの要部
の内面側平面図、第２図は同、テープカセットの要部の
断面図、第３図はハブロックスプリングの取付は状態を
示す一部省略した平面図、第４図Ａ及びＢは第３図にお
けるＡ−Ａ線断面図及びＢ−Ｂ線断面図、第５図Ａ及び
Ｂは第４図Ａ及びＢに対応する断面図、第６図は従来の
テープカセットの斜視図、第７図は同、テープカセット
の前面蓋及びスライダが開いた状態の斜視図、第８図は
同、テープカセットの上ハーフの内面側平面図、第９図
は同、テープカセットの一部の側断面図である。図中、（３）は上ハーフ、（４）は下ハーフ、（１３）
はハブロツタ部材、（１７）はスライダ、（１８）はス
ライダロック片、（２０）はりミツクーピン、（２４）
はハブロックスプリング、　（２４ｂ）はコイルスプリ
ング部、（２５）は係合支持部、（２５ａ　、　）は垂
直係合面部である。

Claims

【特許請求の範囲】上下ハーフから成るカセット匣体内にテープを巻装して
収納されるリールハブの回転をロックするロック部材と
、上記上下ハーフの何れか一方に設けられたテープロー
ディング用ポケット部及びリール軸挿入孔を開閉するス
ライダと、上記リール軸挿入孔が設けられた側のハーフ
に設けられ、上記スライダを開放位置と閉塞位置でロッ
クするスライダロック片と、このスライダロック片の必
要以上の変形を阻止するリミッターピンとを有して成る
テープカセットにおいて、上記ハブロック部材を上記リールハブに対するロック方
向に付勢するハブロックスプリングを左右一対有し、こ
の両ハブロックスプリングは一端側を上記ハブロック部
材に摺動可能に係合させると共に、他端側にコイルスプ
リング部を形成し、このコイルスプリング部を上記リミ
ッターピンに嵌挿し、かつ中間部において、上記上下ハ
ーフの何れか一方側に弾性変形状に係合固定し、上記コ
イルスプリング部を上記スライダロック片に対応させた
ことを特徴とするテープカセット。