JP2000306358A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2000306358A
JP2000306358A JP11113073A JP11307399A JP2000306358A JP 2000306358 A JP2000306358 A JP 2000306358A JP 11113073 A JP11113073 A JP 11113073A JP 11307399 A JP11307399 A JP 11307399A JP 2000306358 A JP2000306358 A JP 2000306358A
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lock
lower case
slider
case
tape cassette
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JP11113073A
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Kenji Hashizume
健二 橋爪
Tsuichi Sato
津一 佐藤
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Original Assignee
TDK Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08735Covers
    • G11B23/08742Covers in combination with brake means

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライダロックを有するテープカセットにお
いて組立工程でスライダが外れないようにし組立性を向
上させる。また、スライダロックのための付勢部材が取
付状態及び変形した状態でケース内面に突出することが
なく、テープと接触しないようにする。更に、スライダ
ロックのための付勢部材を簡単な構成にすることによ
り、部品コスト・製造コスト減を図る。 【解決手段】 このテープカセットは、ケース本体に凹
部27を開閉するよう摺動自在に設けられたスライダ
と、凹部を閉じた位置と開いた位置とでそれぞれスライ
ダをロックするように下ケース20の開口26,28に
位置するロック片22,23と、ロック片をロック位置
ヘ付勢するため下ケースの内面に開口を挟んでその両側
で支持される板ばね7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DDS(digital d
ata storage)、DAT(digital audio tape)等のスライ
ダロックを有するテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスライダロックを有するテープカ
セットが例えば特開昭62−189687号公報に開示
されている。この従来例を図10により説明する。本体
ケース100は上ケース100aと下ケース100bと
を備え、その底壁400には、シャッタ(スライダ)1
01が摺動可能に設けられるとともに、一体にロック片
190が設けられる。ロック片190の先端190aの
係合子210がシャッタ101の係合孔310に係合す
る。上ケース100aの内面とロック片190の先端1
90aの上面との間には、先端190aを図の下方に付
勢するようにコイルばね220が配置される。このコイ
ルばね220がロック片190の係合子210を下方に
押圧することにより、シャッタ101がロックされる。
なお、ロック片190の係合子210のロックが解除さ
れ、シャッタ101が図の左方に摺動すると、同様に係
合孔300に係合しロックされる。
【0003】また、特開昭63−234478号公報の
スライダロック構造を図11に示すが、下ケース100
bの円柱状テープガイド70にL字状に折り曲げられて
取付けられた板ばね211のばね腕221によりロック
片160を図11(a)の下方に押圧し、ロックするよ
うにしている。板ばね211は取付部230がテープガ
イド70に形成された溝300に差し込まれて保持され
る。この場合、図11(b)に示すように、取付部23
0には弾性係合片270が張り出すように形成されてお
り、溝300内に圧嵌される。
【0004】また、特開平4−57264号公報のスラ
イダロック構造を図12に示すが、図12(a)のよう
に、下ケース100bの中央部近傍に溶着により取り付
けられた板ばね201が、ケースの端部側にロック片1
61まで延びて片持ち式にロック片161を板ばね20
1の先端部202で紙面背面方向に押圧してロックして
いる。
【0005】しかし、図10の従来例では、上下ケース
100a,100bを組み合わせないとコイルばね22
0の効果を発揮することができない。このため、スライ
ダ(シャッタ101)はスライダスプリングで前方に付
勢されており、スライダのロック力が充分でないと、組
み立て工程でスライダが外れてしまうというトラブル発
生のおそれがある。また、コイルばね220はケース1
00の内面の全厚み方向に存在するので、万が一テープ
の弛みが発生すると、テープがコイルばね220に接触
してしまう可能性がある。また、従来のコイルばねでは
スプリング同士が絡まるのを防止するためにばねにピッ
チの狭い部分を設けてるため、使用材料が増え、製造コ
ストアップとなってしまう。
【0006】また、図11の従来例では、板ばね211
をテープガイド70に取り付け保持するための構造が複
雑であるため、図11(b)に示すように弾性係合片2
70を有する取付部230等のように板ばね210の構
造も複雑となる。このため、板ばねの形成が困難となっ
てしまい、製造コストが上昇してしまう。
【0007】また、図12の従来例では、板ばね201
がケースに溶着により取り付けられているために、組立
時の工程数が増加してしまい、製造コストアップにつな
がってしまう。また、図12(b)のように板ばね20
1の溶着部222が盛り上がって形成されるので、ケー
ス内面側に突出してしまい、テープ走行に悪影響がでて
しまう。更に、板ばね201は片持ち式にその先端20
2でロック片161を押圧しているため、先端202が
フリーとなり、変形量が大きくなってしまうので、ケー
ス内面側に突出してテープ走行に悪影響を及ぼす可能性
が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来技術の問題点に鑑み、スライダロックを有するテ
ープカセットにおいて、ケースを組み立てなくとも、ロ
ック力が作用し、組立工程においてスライダが外れない
ようにし、組立性を向上させることである。また、スラ
イダロックのためのスプリングが取付状態及び変形した
状態でケース内面に突出することがなく、テープと接触
することがないようにすることである。更に、スライダ
ロックのためのスプリングを簡単な構成にすることによ
り、部品コスト・製造コスト減を図ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のテープカセットは、上ケースと下ケースと
を備えるケース本体と、このケース本体の下面側に形成
された凹部と、前記ケース本体に前記凹部を開閉するよ
う摺動自在に設けられたスライダと、前記凹部を閉じた
位置と開いた位置とでそれぞれ前記スライダをロックす
るように前記下ケースの開口に位置するロック片と、前
記ロック片をロック位置ヘ付勢するため前記下ケースの
内面に前記開口を挟んでその両側で支持される付勢部材
とを具備する。
【0010】本発明によれば、付勢部材を下ケース側に
設けたので、上ケースと一体に組み立てる前に、スライ
ダを確実にロックでき、このロック力により組立工程で
スライダが外れないため組立性が向上する。また、開口
を挟んで開口の両側で支持する付勢部材が開口に位置す
るロック片をロック位置ヘと付勢するので、ロック片が
ロック解除時に付勢部材の付勢力に抗して非ロック位置
に移動してもさほど変形せずに、ケース内面側に突出す
ることはなく、ケース本体内のテープ状体と接触してし
まうようなことはない。テープ状体は、ケース本体内に
設けられた一対のハブ部の周囲に巻回されている。
【0011】また、前記付勢部材は、前記ロック片がロ
ック状態であるとき、前記下ケースの内面より突出しな
いように構成される。この構成により、ロック片のロッ
ク時に、付勢部材がケース内面側に突出することはな
く、テープ状体と接触してしまうようなことはない。
【0012】また、前記下ケースの内面の前記開口の両
側に前記付勢部材を支持する支持部を設けるようにでき
る。この構成により、付勢部材を開口の両端の支持部で
支持するので、付勢部材を下ケースの内面に安定して取
り付けることができる。
【0013】また、前記ロック部材が前記スライダとの
ロックのために係合する凸部を有し、この凸部に対応す
る位置に前記付勢部材を設けることができる。これによ
り、付勢部材によるロック片の付勢が確実となる。
【0014】また、前記付勢部材を板ばねまたは線ばね
から構成することができる。これにより、付勢部材を簡
単な構成にすることができ、部品コスト・製造コストの
低減を実現できる。また、ロック片のロック時及びロッ
ク解除時に、付勢部材がケース内面側に突出することは
なく、テープ状体と接触してしまうようなことはない。
【0015】また、前記付勢部材は前記ロック片に対し
て略直交するようにまたは傾斜するように配置すること
ができる。
【0016】なお、付勢部材を板ばねとしてこの板ばね
を下ケースに組み込む組立方法について説明する。
(1)保持部材が板ばねを真空吸引等で保持し下ケース
の内面に向けて接近する。(2)板ばねがその両端部か
ら下ケースに形成された貫通孔にそれぞれ挿入される。
また、板ばねとは反対方向から挿入部材が下ケースの外
面に接近する。(3)保持部材が下ケースの内面側にか
なり接近すると、保持された板ばねの両端部が貫通孔を
通り抜け下ケースの外面側に貫通する一方、挿入部材が
外面側から接近し、板ばねの両端部を受ける。(4)次
に、挿入部材が貫通孔内に進入して板ばねを両端部で押
すとともに、保持部材による保持を解除して、保持部材
の押圧部材が板ばねを押圧することにより、板ばねの両
端部が延びるようにして下ケースの内面に入り込む。こ
のようにして、板ばねを両方向から押圧することによ
り、板ばねを組み込むことができる。
【0017】以上のような板ばねの下ケースへの組立方
法によれば、板ばねを各支持部に簡単に組み込むことが
できるため、製造コストの低減に寄与することができ
る。なお、板ばねの代わりに線部材である線ばねを同様
に組み込むことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による第1〜第3の
実施の形態について図面を用いて説明する。
【0019】〈第1の実施の形態〉図1は本発明の第1
の実施の形態を示すDAT用テープカセットの表面側の
斜視図であり、図2は裏面側の斜視図であり、図3は図
2のスライダが開いた状態の斜視図であり、図4は下ケ
ースの内面を示す平面図(a)及びIVB−IVB線で
切断して見た断面図(b)であり、図5は下ケースに板
ばねを組み込んだ内面を示す平面図(a)及びVB−V
B線で切断して見た断面図(b)であり、図6は図5
(a)のVI−VI線で切断して見たロック時の下ケー
スの断面図(a)及びロック解除時の下ケースの断面図
(b)である。
【0020】図1〜図3に示すように、テープカセット
1は、上ケース10と、下ケース20と、上ケース10
の前面側に設けられた前蓋4と、上ケース10の上面に
矩形状に設けられた透光性部材の窓5と、下ケース20
の表面上を摺動自在に設けられたスライダ3とを備え
る。上ケース10及び下ケース20から構成される本体
ケ−ス内に、そのリールの周囲にテープ状体としてのテ
ープ6を巻回し記録・再生時等に回転する一対のハブ部
8a,8bが配置されている。
【0021】また、図2,図3に示すように、スライダ
3は、下ケース20を覆うように方向A,A’に摺動自
在に設けられており、2つの円形の開口31a,31b
と、摺動方向A,A’に延びて左右一対形成された浅い
溝30a,30bと、溝30a,30b内に摺動方向
A,A’端部にそれぞれ形成された係合孔32a,33
a,32b,33bとを備える。
【0022】係合孔32a,33aにはロック片22
(図4)の係合凸部22aが係合し、同様に係合孔32
b,33bにはロック片23(図4)の係合凸部22b
が係合し、ロック片22,23がそれぞれロックされ
る。また、図3のように、図2の方向Aに摺動して開い
たスライダ3と前蓋4との間には、記録再生装置による
テープ6のローディングのための凹部27が形成され
る。スライダ3は、凹部27を閉じるようにケース本体
内部に設けられた付勢部材(図示省略)により図の方向
A’に付勢されている。
【0023】図3のように、テープカセット1を装置に
セットした場合に、スライダ3が図2の方向Aに付勢力
に抗して摺動し、前蓋4との間に凹部27が露出するよ
うになっている。そして、このようにスライダ3が図2
の方向Aへ移動して凹部27を開くと、2つの円形の開
口31a,31bが下ケース20に設けた2つの駆動軸
挿入孔21a,21bに一致し、本体ケース内のハブ8
a,8bをケースの外部に臨ませることができるように
構成されている。また、テープカセット1の不使用時に
は、スライダ3が図2の方向A’に摺動し、スライダ3
と前蓋4とで凹部27を閉じることにより、この凹部2
7内にあるテープ6が外部に露出することがないように
なっている。
【0024】図4(a)に示すように、下ケース20
は、下ケース20と一体に設けられ付け根部からその先
端部の係合凸部22a,23aに向けて徐々に幅狭に構
成された左右一対のロック片22,23と、これらのロ
ック片22,23がそれぞれ収まるようにロック片2
2,23の形状にほぼ対応して下ケース20に形成され
た開口部26,28と、板ばね7(図5)をロック片2
2,23に対して略直交するように係合凸部22a,2
3a近傍で開口26,28を挟んで開口26,28の両
側で支持するために下ケース20の内面20aにそれぞ
れ配置された支持部29,30とを備える。ロック片2
2,23の先端の係合凸部22a,23aはスライダ3
の係合孔32a,33a,32b,33bにそれぞれ係
合して、スライダ3を閉位置及び開位置でロックする。
【0025】図4(a),(b)に示すように、支持部
30は、下ケース20の内面20aから凹んでロック片
23に対し略直交するように形成された凹部25と、こ
の凹部25の長手方向と直交する方向に内面20aから
延びて凹部25を部分的に覆い橋渡されて連結するよう
に配置されロック片23を挟んで両側にそれぞれ設けら
れた連結部24a,24bと、これらの連結部24a、
24bに対応した溝25の位置に連結部24a、24b
の幅よりも幅広の貫通孔26a、26bとを備える。ま
た、凹部25の底面と連結部24a、24bとの間に図
5(b)のように板ばね7が受容されるようになってい
る。なお、支持部29も同様の構成であるので、支持部
30と同じ部分に同一符号を付しその説明を省略する。
【0026】図5(a),(b)に示すように、板ばね
7,7が支持部29,30により開口26,28のそれ
ぞれの両側で保持されるように凹部25内に組み込まれ
る。支持部29,30により支持されるように組み込ま
れた板ばね7,7は、開口26,28内にそれぞれ位置
するロック片22,23の係合凸部22a,23aを図
5(b)の下方に押圧し、ロック位置へ付勢する。そし
て、図5(b)から分かるように板ばね7は、下ケース
20の内面20aから突出することがない。
【0027】以上のロック片の動作について、図6によ
り説明する。ロック片23は、図6(a)の位置で、そ
の係合凸部23aが板ばね7の図の下向きへの付勢力に
より押圧されてスライダ3の係合孔33bに係合し、図
2のようにスライダ3を凹部27(図3)を閉じた位置
でロックする。このロック状態がテープカセット1の不
使用時の状態である。次に、テープカセット1が記録再
生装置にセットされると、装置側からの作動部材(図示
省略)がロック片23の係合凸部23aを図6(b)の
ように板ばね7の付勢力に抗して図の上方に押圧しロッ
クを解除し、スライダ3を図の方向Aに摺動させる。こ
のとき、板ばね7は図の上方に変形するが、下ケース2
0の内面20aから突出しない。そして、スライダ3が
図3の位置まで移動すると、ロック片23は、係合凸部
23aが板ばね7の復元力により押圧されて係合孔32
bに係合し、図3のようにスライダ3を凹部27を開い
た位置でロックする。図3のように凹部27が開くと、
前蓋4が図の回転方向Bに回動可能となり、前蓋4が回
動してテープカセット1の前面にテープ6が露出する。
また、装置側から駆動軸(図示省略)がスライダ3の開
口31a、31b、下ケース20の挿入孔21a、21
bを介してハブ部8a,8bに挿入され、回転駆動す
る。これにより、記録再生が可能となる。
【0028】また、図3の位置から、装置側からの作動
部材が係合凸部23aを板ばね7の付勢力に抗して押圧
することにより、係合凸部23aが係合孔32bから外
れることによりロック片23のロックが解除され、スラ
イダ3は付勢部材の付勢力により図3の方向Aに摺動
し、図2の位置に戻る。なお、ロック片22もロック片
23と連動して上述と同様に作動する。
【0029】以上のように、ロック片22,23のロッ
ク時において、板ばね7は下ケース20の連結部24
a,24bと凹部25との間に挟まれて位置し連結部2
4a,24bと凹部25に当接するとともに、開口2
6,28を挟んで支持部29,30によりその両側で支
持されているから、ロック片22,23をロック位置
(図6(a)の位置)へ確実に付勢し押圧する。このた
め、ロック片22,23の各係合孔におけるロックが確
実になるとともに、板ばね7は下ケース20の内面20
aから突出することはなく、テープと接触してしまうお
それもない。
【0030】また、ロック片22,23のロック解除時
において、係合凸部22a、23aが押圧されてロック
片22,23が非ロック位置(図6(b)の位置)にな
ると、板ばね7は連結部24a,24bで両端が支持さ
れ、係合凸部22a、23aに当接する部分を中心に変
形するが、元の位置に復元しようとする復元力が発生す
ることにより、ロック位置に自動的に戻ることができ
る。この場合、板ばね7は、連結部24a,24bで両
端が支持されその変形量が制限されるため、下ケース2
0の内面20aから突出することはなく、テープと接触
してしまうおそれはない。
【0031】また、下ケース20に付勢部材としての板
ばね7を設けたので、上ケース10と一体に組み立てる
前に、スライダ3を確実にロックでき、このロック力に
より組立工程でスライダ3が外れないため組立性が向上
し、好ましい。
【0032】なお、板ばね7は板状部材から形成され、
その形状は単純な矩形状であるから、部品コストを低く
抑えることができ、好ましい。また、板ばね7の材質と
して、金属以外にプラスチック(PETやPP)であっ
てもよい。また、板ばね7の厚みはその幅も影響する
が、金属の場合は0.05mm程度、プラスチックでも
0.3mm以下であるので、下ケース20の内面20a
から突出することはなくテープ6との接触という問題は
発生しない。
【0033】次に、図7により板ばね7の下ケース20
への組み込み方法を説明する。図7(a)のように、板
ばね7が、下ケース20の上方にある保持部材51によ
り逆略U字状に変形した状態で例えば押圧部52を介し
て真空吸引されて側部材53の凹状の曲面53aに当接
した状態で保持される。このように板ばね7を保持した
状態で保持部材51が下ケース20の内面20aに向け
て図の方向Cへ下降する。
【0034】この下降により、図7(b)のように、板
ばね7の両端部7a、7bがロック片の係合凸部23a
側から貫通孔26a,26bにそれぞれ挿入される。ま
た、略U字形の凹状曲面部54aを有する一対の挿入部
材54が図の方向C’へ上昇し下ケース20の外面に近
づく。
【0035】図7(c)のように、保持部材51が最も
低い位置まで下降すると、保持された板ばね7の両端部
7a,7bが貫通孔26a,26bを通り抜け下ケース
20の外面側に貫通するが、同時に挿入部材54が更に
方向C’に上昇し、その凹状曲面部54aが板ばね7の
両端部7a,7bを受ける。挿入部材54は板ばね7を
貫通孔26a,26bに挿入できるようにその両端部7
a,7bを凹状曲面部54aでU字状に変形させる。
【0036】次に、図7(d)に示すように、挿入部材
54が更に上昇し、貫通孔26a、26b内に進入する
と、挿入部材54が板ばね7を両端部7a,7bで上方
に押すとともに、保持部材51の真空吸引が停止しその
押圧部材52が図の下方に板ばね7を押圧することによ
り、両端部7a、7bがそれぞれ凹部25の図の両端部
に向けて入り込む。このようにして、板ばね7を上下方
向から押圧することにより、板ばね7の組み込みが完了
する。
【0037】以上のような板ばねの組立方法によれば、
板ばね7を各支持部29,30において凹部25と連結
部24a、24bとの間に簡単に組み込むことができる
ため、製造コストの低減に寄与することができる。な
お、板ばね7の代わりに線部材である線ばねを同様に配
置するようにしてもよい。この場合、図7に示した組立
方法により、保持部材の構造を線ばねを保持できるよう
にし、線ばねを同様に組み込むことができる。また、後
述する第3の実施の形態のように構成することもでき
る。
【0038】〈第2の実施の形態〉本発明の第2の実施
の形態は、付勢部材として第1の実施の形態の板ばねの
代わりに、トーションばねを用いた以外は、第1の実施
の形態と同様の構成であるので、同一部分には同一符号
を付しその説明は省略する。図8は第2の実施の形態を
示す下ケースの内面の要部平面図であり、図9は図8の
線ばねを組み込み時を示す要部平面図である。
【0039】図8に示すように、下ケース20の内面に
は、トーションばね37の線ばね部37aが入り込むこ
とのできるように扇状に形成された凹部35と、線ばね
部37が凹部35と突片32aとの間に入り込んで支持
される第1の支持部32と、この支持部32とロック片
23の係合凸部23aを挟んで反対側に配置され線ばね
部37が凹部35と突片33aとの間に入り込んで支持
される第2の支持部33と、トーションばね37のコイ
ルばね部37bが挿入されて支持される支持軸31と、
トーションばね37の他端側の線ばね部37cが入り込
んで支持される支持部34とが形成されている。
【0040】図9に示すように、トーションばね37を
下ケース20の内面20aに組み込むときに、そのコイ
ルばね部37bを支持軸31に挿入し、線ばね部37a
を回転方向Dに、他端側の線ばね部37cを回転方向
D’にそれぞれ押さえながらすぼめるように若干回動さ
せてから、両端部を離すと、線ばね部37aが凹部35
の底面に沿うようにして第1の支持部32で凹部35と
突片32aとの間に入り込んで支持されるとともに、第
2の支持部33で凹部35と突片33aとの間に入り込
んで支持される。また、他端側の線ばね部37cが支持
部34で支持される。このようにして、本実施の形態の
トーションねじ37を下ケース20内に組み込むことが
できる。なお、ロック片22側も同等に構成され、同様
のトーションばね37を下ケース20に組み込むことが
できる。
【0041】第2の実施の形態のトーションねじ37に
よれば、第1の実施の形態と同様に、ロック片23に対
し略直交する方向に配置された線ばね部37aによりロ
ック片23の係合凸部23aをロック位置に付勢し、ロ
ック片23を確実にロックするとともに、凹部35内に
収まるので、下ケース20の内面20aから突出せず、
テープと接触してしまうおそれがない。また、ロック解
除時には、付勢力に抗して変形するが、線ばね部37a
は、第1及び第2の支持部32,33で両端が支持され
その変形量が制限されるため、下ケース20の内面20
aから突出することはなく、テープと接触してしまうお
それはない。
【0042】また、下ケース20にトーションばね37
を設けたので、上ケース10と一体に組み立てる前に、
スライダ3を確実にロックでき、このロック力により組
立工程でスライダ3が外れないため組立性が向上し、好
ましい。また、トーションばね37は金属の線材から製
造でき、その形状は簡単であるから、部品コストを低く
抑えることができ、好ましい。
【0043】〈第3の実施の形態〉本発明の第3の実施
の形態は、付勢部材として第1の実施の形態の板ばねの
代わりに線ばね(線部材)を用いることができるように
した以外は、第1の実施の形態と同様の構成であるの
で、同一部分には同一符号を付しその説明は省略する。
図13は、第3の実施の形態によるテープカセットの下
ケースの内面を示す部分的平面図(a)、BB−BB線
で切断して見た断面図(b)、CC−CC線で切断して
見た断面図(c)及びDD−DD線で切断して見た断面
図(d)である。
【0044】図13(a)に示すように、ロック片23
の両側には第1の実施の形態と同様に連結部41,42
が設けられているが、その一部が切り欠かれて片持ち式
に突き出ており、下ケース20の内面20aとの間に隙
間43,44が形成されている。連結部42の内面側に
は線ばね47(図13(b))を確実に保持するため
に、図13(d)のように、凹部25側に突き出た突起
42a,42bが形成されており、突起42a,42b
間に線ばね47を受け入れて保持する保持部42cが形
成されている。突起42a,42bは保持部42c側が
垂直面に形成され、その反対側が傾斜面に形成されてお
り、これにより、線ばね47を組み込み易くかつ外れ難
くすることができる。また、図13(a)のように、連
結部41の内面側にも同様の突起部41a、41b及び
保持部41cが形成されている。
【0045】また、図13(a),(c)に示すよう
に、線ばね47を確実に保持するために、ロック片23
の係合凸部23a近傍であってその反対面に突き出た突
起23c,23dが形成されており、突起23c,23
d間に線ばね47を受け入れて保持する保持部23eが
形成されている。突起23c,23dは保持部23e側
が垂直面に形成され、その反対側が傾斜面に形成されて
おり、これにより、線ばね47を組み込み易くかつ外れ
難くすることができる。なお、上述のような連結部、突
起、保持部は、ロック片22(図4(a))側にも同様
に形成されている。なお、線ばね47は、ピアノ線のよ
うなばね鋼線から構成できるが、他の材料であってもよ
い。
【0046】線ばね47を組み込む場合には、線ばね4
7を下ケース20の内面20a側から、ロック片23に
対しては図13(c)のように方向Eに突起23cに近
づけこの傾斜面を乗り越えて保持部内23eに収める一
方、連結部41,42に対しては図13(d)のように
方向Fに隙間43,44を通して突起41a,42aに
近づけこの傾斜面を乗り越えて保持部41c,42c内
に収める。このようにして、図13(b)のように破線
で示す線ばね47を下ケース20の内面20aから突出
しない状態で凹部25内に組み込むことができる。
【0047】以上のような第3の実施の形態によれば、
線ばね47は、ロック片23のロック解除時に連結部4
1,42で両端が支持されその変形量が制限されるた
め、下ケース20の内面20aから突出することはな
く、テープと接触してしまうおそれはない。また、線ば
ね47はロック片及び保持部にそれぞれ設けた保持部に
より確実に保持され外れることはない。また、下ケース
20に線ばね47を設けたので、上ケース10と一体に
組み立てる前に、スライダ3を確実にロックでき、この
ロック力により組立工程でスライダ3が外れないため組
立性が向上し、好ましい。なお、線ばね47は線部材か
ら形成され、切断するだけで製造できるから、部品コス
トを低く抑えることができ、好ましい。
【0048】以上のように本発明を実施の形態により説
明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、
本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能であ
る。例えば、付勢部材としての板ばね、線ばね、及び線
ばね部をロック片に対して略直交するように設けたが、
傾斜するように設けてもよい。また、テープカセット
は、DDS用やDAT用に限定されず、スライダロック
を有するテープカセットであれば、他のものでもよく、
またテープ状体として、記録媒体テープ以外に、例えば
クリーニングテープでもよいことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、スライダロックを有す
るテープカセットにおいて、上下ケースを組み立てなく
ともロック力が作用し、組立工程においてスライダが外
れないように構成でき、組立性を向上させることができ
る。また、スライダロックのための付勢部材が取付状態
及び変形した状態でケース内面に突出することがなく、
テープ状体と接触することがない。更に、スライダロッ
クのための付勢部材を簡単な構成にすることにより、部
品コスト・製造コスト減を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すDAT用テー
プカセットの表面側の斜視図である。
【図2】図1のテープカセットの裏面側の斜視図であ
る。
【図3】図2のテープカセットにおいてスライダが開い
た状態の斜視図である。
【図4】図1のテープカセットの下ケースの内面を示す
平面図(a)及びこの平面図のIVB−IVB線で切断
して見た断面図(b)である。
【図5】図4の下ケースに板ばねを組み込んだ内面を示
す平面図(a)及びこの平面図のVB−VB線で切断し
て見た断面図(b)である。
【図6】図5(a)のVI−VI線で切断して見たロッ
ク時の下ケースの断面図(a)及びロック解除時の下ケ
ースの断面図(b)である。
【図7】図4に示す下ケースに図5,図6に示す板ばね
を組み込む組立方法の各工程をを示す側面図(a)、
(b)、(c)、(d)である。
【図8】本発明の第2の実施の形態によるテープカセッ
トの下ケースの内面を示す部分的平面図である。
【図9】図8の下ケースにトーションねじを組み込む状
態を示す部分的平面図である。
【図10】従来のテープカセットの要部を示す断面図で
ある。
【図11】他の従来のテープカセットの要部を示す斜視
図(a)及び板ばね210を示す斜視図(b)である。
【図12】別の従来のテープカセットの下ケースを示す
平面図(a)及びこの平面図のA−A線で切断して見た
断面図(b)である。
【図13】本発明の第3の実施の形態によるテープカセ
ットの下ケースの内面を示す部分的平面図(a)、BB
−BB線で切断して見た断面図(b)、CC−CC線で
切断して見た断面図(c)及びDD−DD線で切断して
見た断面図(d)である。
【符号の説明】
1 テープカセット 3 スライダ 4 前蓋 6 テープ 7 板ばね(付勢部材) 10 上ケース 20 下ケース 20a 下ケースの内面 22、23 ロック片 22a,23a 係合凸部 24a,24b 連結部 25 凹部 26a,26b 貫通孔 26,28 ロック片22,2
3が位置する開口 27 テープローディン
グ用凹部 29,30 支持部 32a,33a,32b,33b 係合孔 37 トーションばね
(付勢部材) 37a 線ばね部 32,33 第1及び第2の支
持部 35 凹部 23e ロック片の保持部 42c 連結部の保持部 47 線ばね(付勢部
材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケースと下ケースとを備えるケース本
    体と、 このケース本体の下面側に形成された凹部と、 前記ケース本体に前記凹部を開閉するよう摺動自在に設
    けられたスライダと、 前記凹部を閉じた位置と開いた位置とでそれぞれ前記ス
    ライダをロックするように前記下ケースの開口に位置す
    るロック片と、 前記ロック片をロック位置ヘ付勢するため前記下ケース
    の内面に前記開口を挟んでその両側で支持される付勢部
    材と、を具備するテープカセット。
  2. 【請求項2】 前記付勢部材は、前記ロック片がロック
    状態であるとき、前記下ケースの内面より突出しないよ
    うに構成された請求項1に記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 前記下ケースの内面の前記開口の両側に
    前記付勢部材を支持する支持部が設けられた請求項1ま
    たは2記載のテープカセット。
  4. 【請求項4】 前記ロック部材が前記スライダとのロッ
    クのために係合する凸部を有し、この凸部に対応する位
    置に前記付勢部材が設けられた請求項1,2または3記
    載のテープカセット。
  5. 【請求項5】 前記付勢部材は板ばねまたは線ばねから
    構成された請求項1,2,3または4記載のテープカセ
    ット。
  6. 【請求項6】 前記付勢部材は前記ロック片に対して略
    直交している請求項1,2,3,4または5記載のテー
    プカセット。
  7. 【請求項7】 前記付勢部材は前記ロック片に対して傾
    斜している請求項1,2,3,4または5記載のテープ
    カセット。
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