JPH03183162A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

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JPH03183162A
JPH03183162A JP1320594A JP32059489A JPH03183162A JP H03183162 A JPH03183162 A JP H03183162A JP 1320594 A JP1320594 A JP 1320594A JP 32059489 A JP32059489 A JP 32059489A JP H03183162 A JPH03183162 A JP H03183162A
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film
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は半導体記憶装置、詳しくはダイナミックラン
ダムアクセスメモリセル(以下DRAMセルと略す)の
製造方法に関するものである。
(従来の技術) 現在、DRAMセルは、lトランジスタ・1キヤパシタ
のセルが主流であり、キャパシタに蓄積された電荷の有
無で情報を記憶し、トランジスタのオン・オフで読み出
し、書き込み、及び記憶保持等の動作を行っている。こ
こで、種々のリーク要因に対して一定期間記憶状態を保
持するため、キャパシタには、ある一定の容量値が必要
である。
また、α線によるソフト・エラ一対策及びセンス・アン
プ感度以上の信号を得るためにも、キャパシタは、ある
一定の容量値を確保する必要がある。
しかし、DRAMの集積度向上に伴い、小さい面積で一
定の容量値を確保することば増々困離となり、セル構造
は三次元化に向わざるを得ない。
三次元セルの代表的なものには、キャパシタを、ポリシ
リコンを使用して上に積み上げるスタックド・キャパシ
タ・セルといわれるものがある。第2図は、通常使用さ
れているスタックド・キャパシタ・セルの断面図である
。セルは、トランスファゲートとしてのスイッチングト
ランジスタ1とキャパシタ2で構成される。キャパシタ
2は、シリコン基板3に前記スイッチングトランジスタ
lを形成した後、このスイッチングトランジスタ1およ
びフィールド酸化膜4上に積み上げて形成される。その
キャパシタ2は、電荷蓄積電極5と誘電体薄膜6とプレ
ート電極7で構成されており、電荷蓄積電極5は第1層
間絶縁膜8に開けたコンタクト孔9を通して前記スイッ
チングトランジスタ1のソース・ドレインの一方の不純
物拡散層10aに接続される。そして、このキャパシタ
2を形成した後、基板3上の全面は第1層間絶縁膜8i
で覆われ、その上にはビットライン12が形成され、さ
らにその上の表面全体は保護膜13で覆われる。ビット
ライン12は、層間絶縁#8゜11に開けられたコンタ
クト孔14を通してスイッチングトランジスタlのソー
ス・ドレインの他方の不純物拡散層10bに接続されて
いる。
この通常型スタックド・キャパシタ・セルで、キャパシ
タ2を形成するためのフォトリソ・グラフィ使用回数は
3回である。電荷蓄積電極5をソース・ドレインの一方
の不純物拡散層10aに接続するためのコンタクト孔9
の形成、電荷蓄積電極5の形成、プレート電極7の形成
の際の各1回、計3回である。
この通常型スタックド・キャパシタ・セルは、1メガビ
ットDRAM、4メガビットDRAMで使用される。し
かし、16メガビツトDRAM以降の高集積DRAMを
考えた場合、このスタックド・キャパシタでも充分な容
量値を確保できなくなる恐れがある。
■6メガビツ)DRAM以降、スタックド・キャパシタ
で充分な容量値を確保するため、種々の工夫がなされて
いる。第3図は、”89 シンボジューム・オン・VL
S Iテクノロジ(’89 Sywposius+on
 VLSI Technology)で提案があり、シ
ンポジューム・オン・V L S [テクノロジ・テク
ニカル・ダイジェスト’89(Symposiuo+ 
on VLSI TechnologyTechnic
al Digest ’89)  (85)  P69
−70に開示されるセル構造の製造工程断面図である。
まず第3図(a)で示すように、シリコン基板21上に
アイソレーション領域22(この場合はフィールド・シ
ールド・アイソレーション法を使用している)を形成後
、トランスファゲートスイッチングトランジスタのゲー
ト電極(ワードラインとして延在する)23を形成する
。さらに、同図のようにセルフアライメントでサイドウ
ォールスペ−サ24を形成し、その後、薄いシリコン窒
化膜を形成し、その一部分をフォトリソエツチング工程
で除去することによりSiNマスク層25を形成する。
次に、ポリシリコンを堆積後、該ポリシリコンをフォト
リソ・エツチング工程でパターニングすることにより、
第3図へ)に示すようにポリシリコンバッド26を形成
する。
次に、第3図(c)に示すように、CVD法で厚い酸化
膜27を堆積し、該酸化膜27を平坦化した後、該酸化
膜27にフォトリソエツチング工程で前記ポリシリコン
バッド26上で穴28を開け、さらにポリシリコン29
を堆積させる。
次に、異方性エツチングによりポリシリコン29をエツ
チングし、該ポリシリコン29を前記穴28の側面にの
み残した後、第3図(d)に示すようにCVD酸化膜2
7をウェットエツチングにより除去する。この時、第3
図(a)で形成したSiNマスク層25がエツチングス
トッパとなる。
しかる後、残存ポリシリコン29とポリシリコンバッド
26からなるキャパシタの電荷蓄積電極の表面にキャパ
シタ誘電体薄膜を形成した後、全面にポリシリコンを堆
積させ、そのポリシリコンをフォトリソエツチング工程
でパターニングすることにより、第3図(e)に示すよ
うにキャパシタのプレート電極30を形成する。
その後は第3図(f)に示すように厚く絶縁膜31を堆
積させた後、ビットラインとトランスファゲートスイッ
チングトランジスタのソース・ドレインの一方とを接続
するための穴32を前記絶縁膜31に開け、その穴32
をこの場合はタングステン(W)33で埋め込む。
このような方法によれば、キャパシタの電荷蓄積電極は
ポリシリコン29により一部上方に筒状に突出したよう
に形成され、その部分においては内側、外側の両面を容
量として使用できるようになるので、64メガビットD
RAM対応セルサイズでも、キャパシタは充分な容量を
確保できる。
(発明が解決しようとする課B) しかるに、この第3図の改良型スタックド・キャパシタ
・セルでは、キャパシタを形成するためにフォトリソグ
ラフィ工程が第3図(a) 、 (b) 、 (c) 
(e)で1回ずつ、計4回必要となり、第2図の通常型
スタックド・キャパシタ・セルより1回増えるので、工
程が長くなり、製造コストが高くなるという問題点があ
る。また、ポリシリコンバッド26は有底筒状電荷蓄積
電極の底部を形成するものであるが、第3図(c)で酸
化@21に穴28を形成する時もこのポリシリコンバッ
ド26がないと、サイドウオールスペーサ24がエツチ
ングされて、該サイドウオールスペーサ24で電荷蓄積
電極と基板(より詳細にはトランスファゲートスイッチ
ングトランジスタのソース・ドレインの一方の拡散層)
とのコンタクト部を、穴28の形成ずれに係わらずセル
ファライン的に決めることができなくなる。しかし、こ
のポリシリコンバッド26を予め形成しておかなければ
ならないことは、より工程を長くする問題点がある。ま
た、このポリシリコンバッド26の形成は、電荷蓄積電
極を形成する上で2回ポリシリコンの堆積工程を必要と
することになるので、電荷蓄積電極の形成上からも問題
がある。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、電荷蓄積電
極の内面および外面を容量形成に利用して大容量とし得
るキャパシタを従来の問題点を解決して、しかもより工
程を簡略にして形成することができる半導体記憶装置の
製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明では次のような製造方法とする。まず、半導体
基板の表面に選択的にフィールド絶縁膜を形成して該基
板をアクティブ領域とフィールド領域に分けた後、ゲー
ト電極の側壁にサイドウオールを有する構造でトランス
ファゲートスイッチングトランジスタとしてのMO3I
−ランジスタを前記アクティブ領域に形成する。その後
、基板上の全面に下から薄い酸化膜、薄い窒化膜、厚い
酸化膜の3層構造の絶縁膜を形成する。その3層構造絶
縁膜に、前記MOSトランジスタのソース・ドレインの
一方の拡散層上において、かつゲート電極側壁のサイド
ウオールおよびフィールド絶縁膜上にかかって、ただし
それらは残してコンタクトホールを開ける。その後、前
記サイドウオールおよびフィールド絶縁膜の露出表面を
含む前記コンタクトホールの側面および底面ならびに前
記3層構造絶縁膜の表面の全面に多結晶半導体層を形成
し、さらにその上の全面に絶縁膜を形成して前記コンタ
クトホールを埋込む。その後、その絶縁膜を全面異方性
エツチングによりコンタクトホール内にのみ残した後、
その残存絶縁膜をマスクとして、前記3層構造絶縁膜表
面の露出した多結晶半導体層を除去することにより、該
多結晶半導体層をコンタクトホール内にのみ有底筒状に
残し、有底筒状のキャパシタの電荷蓄積電極を形成する
その後、コンタクトホール内の残存絶縁膜と3層構造絶
縁膜の上層酸化膜を、3層構造においては中間層の窒化
膜をマスクとして同時に除去し、さらに中間層の窒化膜
を除去することにより、3層構造絶縁膜の下層酸化膜上
に前記電荷蓄積電極の上方側部分を突出させる。その後
、有底筒状の電荷蓄積電極の内面、外面および上端面に
キャパシタ誘電体薄膜を形成し、さらに有底筒状の電荷
蓄積電極をその内側および外側から覆うようにキャパシ
タのプレート電極を形成する。
また、この発明では、上記製造方法において、多結晶半
導体層を全面に形成した後、その上の全面に形成される
絶縁膜は不純物ドープの絶縁膜とし、この絶縁膜の形成
後、この絶縁膜から前記多結晶半導体層に導電性をもた
せるために不純物を拡散によりドーピングする。
(作 用) 上記製造方法では、基板上に形成されコンタクトホール
が開けられる絶縁膜を、下から薄い酸化膜、薄い窒化膜
、厚い酸化膜の3層構造としている。これにより、サイ
ドウオールやフィールド絶縁膜を多結晶半導体N(ポリ
シリコンバッド)で覆っておかなくても、これらを正確
に残して絶縁膜にコンタクトホールを開けられる。すな
わち、3層構造絶縁膜にコンタクトホールを開ける場合
、まず上層の厚い酸化膜をエツチングするが、この厚い
上層酸化膜のエツチングに関しては、エツチングレート
を速くしても、中間層の窒化膜をエツチングのエンドポ
イント検出用に使用して、エンドポイントモニタの波形
から上層酸化膜除去時点で制御性良くエツチングをスト
ップさせることができる。引き続き薄い窒化膜と薄い酸
化膜をエツチングするが、これらは薄いから、工・ノチ
ングレートと膜厚から算出した時間管理のみでも制御性
よく、これらを除去した時点でエツチングをストップさ
せることができる。この時、このエツチング時間は、エ
ンドポイントモニタの波形から、窒化膜がなくなった時
点からの酸化膜のみの工・ノチング時間としてもよい。
このように上記3層構造絶S!膜によればエツチングを
制御性よく行うことができ、したがって、マスクとして
の多結晶半導体層で覆っておかなくても例えば第1図(
(1)に示すようにサイドウオールとフィールド絶縁膜
を正確に残してコンタクトホールを開けることが可能と
なる。そして、上述のようにマスクとしての多結晶半導
体層を必要としなければ、それだけ工程が短くなる。ま
た、サイドウオールとフィールド絶縁膜が正確に残れば
、これらの上に上述のように広げてコンタクトホールを
開けて電荷蓄積電極の面積の拡大を図れる。また、サイ
ドウオールとフィールド絶I!膜が正確に残れば、コン
タクトホールの形成ずれに係わらず、電荷蓄積電極と拡
散層とのコンタクト部はサイドウオールとフィールド絶
縁膜で例えば第1図(8)に示すようにセルファライン
的に正確に決まるようになる。ということは、コンタク
トホールを開ける際、合わせ余裕をとる必要がなくなり
、セル面積を小さくできる。
上記のようにして開けられたコンタクトホール内には有
底筒状に電荷蓄積電極が形成される。上記この発明の製
造方法では、コンタクトホール内にセルファラインで埋
込められた絶縁膜と異方性エツチングを用いてセルファ
ラインで有底筒状電荷蓄積電極が形成される。この電荷
蓄積電極形成がセルファラインとなることなどにより、
この発明ではキャパシタ形成に関してフォトリソグラフ
ィ工程は2回のみとなる。コンタクトホール形戒時に1
回、プレート電極の形成時に1回、計2回となる。さら
に電荷蓄積電極を形成するための多結晶半導体層の形成
工程は1回のみとなる。
また、前記コンタクトホール内の埋込み絶縁膜は、異方
性エツチング時のマスクとして作用するが、この絶縁膜
として不純物ドープの絶縁膜を用いれば、この絶縁膜か
らの不純物拡散により電荷蓄積電極に導電性をもたせる
ために不純物をドープすることが可能となる。
また、この埋込み絶縁膜は電荷蓄積電極形成後除去され
るが、前記コンタクトホールが開けられる絶縁膜が前述
のように3層構造であれば、その中間層の窒化膜をマス
クとして3層構造絶縁膜のエツチング量を正確に制御し
て、該3N@縁膜の上層酸化膜とコンタクトホール内の
埋込み絶縁膜を同時に除去することが可能となる。
(実施例) 以下この発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
まず第1図(a)に示すように、P型シリコン基板41
をLOCO3法により選択酸化し、約5000大の厚い
フィールド酸化膜42を選択的に形成することにより、
基板41をアクティブ領域とフィールド領域に分ける。
次に、基板41上にゲート酸化膜43を約160入厚に
形成し、その上にLPCVD法でポリシリコン44を厚
さ3000人程度心電積させ、このポリシリコン44に
通常の方法で不純物(リン)をドーピングする。さらに
そのポリシリコン44上にCVD法で酸化II!45を
厚さ3000Å程度に堆積させる。
しかる後、この酸化膜45とポリシリコン44さらには
ゲート酸化膜43をフォトリソエツチング工程でゲート
バターニングすることにより、基板41のアクティブ領
域に残存ポリシリコン44からなるMOS l−ランジ
スタのゲート電極46を形成し、その上下のみに酸化膜
45とゲート酸化膜43を残す。この時、同時に残存ポ
リシリコン44によってワードライン47がフィールド
酸化膜42上に形成され、その上に酸化M45が残る。
しかる後、前記3層構造のゲート電極部をマスクとして
イオン注入法でリン(P)を基板41に注入することに
より、ゲート電極部両側の基板41内にLDD構造用の
N−層48を形成する。
次に全面にCVD法により酸化膜を約3000人堆積さ
せた後、これを異方性ドライエツチングでエツチングす
ることにより、前記3層構造ゲート電極部の側壁に第1
図(b)に示すように酸化膜サイドウオール49を形成
する。この時同時にフィールド酸化膜42上の2層構造
ワードライン部の側壁にも酸化膜サイドウオール49が
形成される。
しかる後、3層構造ゲ一ト電極部およびその側壁のサイ
ドウオール49をマスクとしてAsを基板41にイオン
注入法で注入することにより、サイドウオール49両側
の基板41内にLDD構造用のN゛層50を形成する。
以上で、N−層48とN′″1i50からなるLDD構
造のソース・ドレイン拡散層51a、51bを有するM
OSトランジスタ(トランスファゲートとしてのスイッ
チングトランジスタ)52が完成する。
次に、基板41上の全面にCVD法で第1図(c)に示
すように酸化膜53を1000〜3000Å、ここでは
約100OA堆積させる。さらにその上にL P CV
 D法によりシリコン窒化膜54を200〜100(1
人、ここでは約500人堆積させ、さらにその上にCV
D法により厚<(50,00〜20000Å、ココテは
10000人)酸化膜55、具体的にはBPSG膜を堆
積させる。その後、900℃15分程度窒素雰囲気中で
アニールを実施し、酸化膜55の表面を平坦にする。以
上で、表面が平坦な3層構造の絶縁膜56が基板41上
に完成する。なお、このような3層構造絶縁@56は、
バイアスECR法により堆積と同時に平坦化されるよう
にしてもよい。
次にこの3層構造絶縁膜56に、第1図(d)に示すよ
うにMOSトランジスタ52の一方の拡散層51a上で
、かつゲート電極部側壁のサイドウオール49上および
フィールド酸化#42上にがかってコンタクトホール5
7を通常のフォトリソエツチング法により開ける。この
時、3層構造絶縁11156はまず上層の厚い酸化膜5
5を異方性エッチングでエツチングするが、この厚い上
層酸化膜55のエツチングに関しては、エツチングレー
トを速くしても、中間層のシリコン窒化膜54をエツチ
ングのエンドポイント検出用に使用して制御性よくエン
チングすることができ、シリコン窒化膜54が露出した
時点でエンドポイントモニタにより正確にエツチングを
ストップさせることができる。引き続き薄いシリコン窒
化膜54と薄い酸化膜53をエツチングするが、これら
は薄いから、エツチングレートと膜厚から算出した時間
管理のみでも制御性よくエツチングすることができ、こ
れらが除去された時点でエツチングを正確にストップさ
せることができる。この時、管理するエツチング時間は
、エンドポイントモニタの波形から、シリコン窒化膜5
4がなくなった時点からの酸化膜53のみのエツチング
時間としてもよい。このように3層構造絶縁膜56によ
ればエツチングを制御性よく行うことができ、したがっ
てマスクとしての多結晶半導体層でサイドウオール49
およびフィールド酸化膜42を覆っておかなくても、こ
れらを正確に残してコンタクトホール57を開けること
ができる。
次に、サイドウオール49およびフィールド酸化膜42
の露出表面を含むコンタクトホール57の側面および底
面ならびに3層構造絶縁膜56の表面の全面に第1図(
e)に示すようにポリシリコン58をL P CV D
法で約tooo入堆積させる。
さらにその上の全面に不純物ドープの絶縁膜としてAs
5G膜(ヒ素ドープの酸化膜)59をCVD法により堆
積させ、コンタクトホール57を埋め込む。その後、9
00℃15分程度のアニールを実施することにより、A
s5G膜59中のAsを低抵抗化のために(導電性をも
たせるために)ポリシリコン58に固相拡散させ、同時
に^sSG膜59の表面を平坦にする。
次に、As5G膜59をドライエツチングで全面異方性
エツチングすることにより、この^5sGl159を第
1図(f)に示すようにコンタクトホール57内にのみ
残す。
その後、コンタクトホール57内に残存したAs5G膜
59をマスクとして、酸化膜55の表面上に露出したポ
リシリコン58を第1図(8)に示すようにドライエツ
チングで除去する。これにより、ポリシリコン58はコ
ンタクトホール57内に有底筒状に残り、有底筒状のキ
ャパシタの1を荷蓄積電極60がセルファラインで形成
される。
次に、3層構造絶I!膜56の上層酸化膜55とコンタ
クトホール57内の残存As5G膜59を、フン酸系ウ
ェットエツチングで第1図(h)に示すように同時に除
去する。この時、3層構造絶縁M56においては、中間
層のシリコン窒化W454がエツチングストッパとして
作用する。したがって、このエツチングストッパで3層
構造絶縁!1156のエツチング量を正確に制御′nシ
て、As5Gll159と上層酸化膜55を同時に除去
することが可能となる。
その後、3層構造絶縁膜56の中間層シリコン窒化膜5
4も熱リン酸ウェットエツチングにより除去する。これ
らにより、有底筒状電荷蓄積電極60は中空状となり、
かつ上方側部分は酸化膜55(Fl<なった絶縁膜56
)の上方に突出した構造となる。
次に、有底筒状電荷蓄積電極60の内面、外面および上
端面を含む全面に第1図(i)に示すようにキャパシタ
誘電体FJ膜61、具体的にはシリコン窒化膜を5〜I
on−程度LPCVD法により堆積させ、さらにその欠
陥密度低減、耐圧向上のために900°C前後のウェッ
ト酸素雰囲気中でアニールを施す。次にそのキャパシタ
誘電体薄膜61を挾んで有底筒状電荷蓄積電極60の内
面。
外面および上端面を含む全面を覆うようにプレート電極
となるポリシリコンロ2を約2000人LPCVD法で
堆積させ、これに通常のリン拡散法により不純物を導入
する。
しかる後、このポリシリコンロ2をフォトリソエツチン
グ工程によりパターニングして第1図(jlに示すよう
に電荷蓄積電極60部分および必要部分にのみ残すこと
により、この有底筒状の電荷蓄積電極60をその内側お
よび外側から覆うプレート電極63を形成する。この時
、キャパシタ誘電体薄膜61もプレート電極63と同一
形状にパタニングされる。
しかる後、同第1図0)に示すように全面に眉間絶縁膜
としてBPSG膜64をCVD法により6000人程度
堆積させ、このBPSG膜64の平坦化のためのアニー
ルを900°Cで15分程度行う。
そして、平坦化されたBPSG#64とその下の酸化l
l53に対して通常のフォトリソエツチング工程により
、第1図(2)に示すごと<MOSトランジスタ52の
ソース・ドレインの他方の拡散層51bに貫通するよう
にコンタクトホール65を開ける。
その後、LPCVD法でポリシリコンを1500人堆積
させ、イオン注入法でリンをポリシリコンに導入した後
、そのポリシリコンを通常のフォトリソエツチング工程
によりバターニングすることにより、前記コンタクトホ
ール65を通して前記拡散層51bに接続されるビット
ライン66をBPSG膜64上に第1図(ト)に示すよ
うに形成する。最後に、その上の全表面に同第1図(ト
)に示すようにバソシヘーション膜67を形成する。
なお、このような一実施例では、第1図(e)で全面に
形成されコンタクトホール57を埋める不純物ドープの
絶縁膜としてAs5G膜59を使用したが、不純物ドー
プのSOG膜(スピン・オン・ガラス膜)、その他不純
物ドープの絶縁膜を用いて同様の方法とすることもでき
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明の製造方法によれ
ば、基板上に形成されコンタクトホールが開けられる絶
縁膜を下から薄い酸化膜、薄い窒化膜、厚い酸化膜の3
層構造としたから、前記コンタクトホールを開ける際、
トランスファゲートスイッチングトランジスタのゲート
電極側壁のサイドウオールおよびフィールド絶縁膜上に
かかって開ける場合においても、それらを多結晶半導体
層のマスクで覆っておかなくても、それらを正確に残し
てコンタクトホールを開けることができる。
そして、多結晶半導体層のマスクが不要となることによ
り工程の短縮化を図ることができる。
また、前記コンタクトホール内に有底筒状の電荷蓄積電
極をセルファラインで形成できる。したがって、電荷蓄
積電極バターニングのためのフォトリソエツチング工程
を省略することができ、製造工程を簡略化できる。この
発明によれば、キャパシタ形成に関してフォトリソエツ
チング工程は、コンタクトホール形成とプレート電極バ
ターニングの2回であり、これは、第3図の改良型従来
例の4回に比較しては勿論のこと、第2図の通常型従来
例の3回に比べても少ない、したがって、製造コストを
下げることができる。さらに、電荷蓄積電極をセルファ
ラインで形成できれば、スタックド・キャパシタ製造で
最も困難であった電荷蓄積電極バターニングを容易とし
て、歩留り、能率を上げることができる。さらにこの発
明によれば、電荷蓄積電極形成工程に関する多結晶半導
体層の形成工程も1回のみとし得、より工程の簡略化を
図れる。
また、電荷蓄積電極をセルファラインで形成するために
、コンタクトホール内にセルファラインで埋込む絶縁膜
として不純物ドープの絶縁膜を用いれば、この絶縁膜か
らの不純物拡散により電荷M積電極に低抵抗化のための
不純物をドープすることが可能となり、不純物ドープ工
程を新たに付は加える必要がないので、工程を簡略化で
きる。
さらに、コンタクトホールが開けられる絶縁膜が前述の
ように3層構造である場合、中間層の窒化膜をマスクと
して3層構造絶縁膜のエツチング量を正確に制御して、
該3層構造絶縁膜の上層酸化膜とコンタクトホール内の
理込み絶縁膜を同時に除去することができ、より工程の
簡略化を図ることができる。
これらから、この発明の方法は16メガビツトDRAM
は勿論のこと64メガビットDRAMに充分適用可能で
、DRAM技術の発展に大きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の半導体記憶装置の製造方法の一実施
例を示す工程断面図、第2図は従来の通常型スタックド
・キャパシタ・セルを示す断面図、第3図は改良型スタ
ックド・キャパシタ・セルの製造工程断面図である。 41・・・P型シリコン基板、42・・・フィールド酸
化膜、46・・・ゲート電極、49・・・サイドウオー
ル、51a・・・拡散層、52・・・MOSトランジス
タ、53・・・酸化膜、54・・・シリコン窒化膜、5
5・・・酸化膜、56・・・3層構造絶縁膜、57・・
・コンタクトホール、58・・・ポリシリコン、59・
・・As5G膜、60・・・電荷蓄積電極、61・・・
キャパシタ誘電体薄膜、63・・・プレート電極。 従来の通常型スタックド・キャパシタ・セルの断面図第
2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)半導体基板の表面に選択的にフィールド絶
    縁膜を形成して該基板をアクティブ領域とフィールド領
    域に分けた後、ゲート電極の側壁にサイドウォールを有
    する構造でトランスファゲートスイッチングトランジス
    タとしてのMOSトランジスタを前記アクティブ領域に
    形成する工程と、(b)その後、基板上の全面に下から
    薄い酸化膜、薄い窒化膜、厚い酸化膜の3層構造の絶縁
    膜を形成する工程と、 (c)その3層構造絶縁膜に、前記MOSトランジスタ
    のソース・ドレインの一方の拡散層上において、かつゲ
    ート電極側壁のサイドウォールおよびフィールド絶縁膜
    上にかかって、ただしそれらは残してコンタクトホール
    を開ける工程と、(d)前記サイドウォールおよびフィ
    ールド絶縁膜の露出表面を含む前記コンタクトホールの
    側面および底面ならびに前記3層構造絶縁膜の表面の全
    面に多結晶半導体層を形成し、さらにその上の全面に絶
    縁膜を形成して前記コンタクトホールを埋込む工程と、 (e)その絶縁膜を全面異方性エッチングによりコンタ
    クトホール内にのみ残す工程と、 (f)その残存絶縁膜をマスクとして、前記3層構造絶
    縁膜表面の露出した多結晶半導体層を除去することによ
    り、該多結晶半導体層をコンタクトホール内にのみ有底
    筒状に残し、有底筒状のキャパシタの電荷蓄積電極を形
    成する工程と、 (g)その後、コンタクトホール内の残存絶縁膜と3層
    構造絶縁膜の上層酸化膜を、3層構造においては中間層
    の窒化膜をマスクとして同時に除去し、さらに中間層の
    窒化膜を除去することにより、3層構造絶縁膜の下層酸
    化膜上に前記電荷蓄積電極の上方側部分を突出させる工
    程と、 (h)その後、有底筒状の電荷蓄積電極の内面、外面お
    よび上端面にキャパシタ誘電体薄膜を形成し、さらに有
    底筒状の電荷蓄積電極をその内側および外側から覆うよ
    うにキャパシタのプレート電極を形成する工程とを具備
    してなる半導体記憶装置の製造方法。
  2. (2)多結晶半導体層を全面に形成した後、その上の全
    面に形成される絶縁膜は不純物ドープの絶縁膜とし、こ
    の絶縁膜の形成後、この絶縁膜から前記多結晶半導体層
    に導電性をもたせるために不純物を拡散によりドーピン
    グすることを特徴とする請求項(1)記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
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