JPH03175070A - プリンタにおけるペーパエンド時のページ管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、連続紙及び単紙に印字することができ、ペー
パエンド状態を検知することができる機能を持ったプリ
ンタにおいて、ペーパエンド状態から紙をセットして復
旧した時のページ管理装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、プリンタにおいて印字中に連続紙や単紙等の印字
媒体が途中で破れていたり、折れていた場合、プリンタ
はペーパエンド状態を検知して自動的に印字を停止して
いる。

この時、プリンタ内部はペーパエンド位置を認識してお
り、各種方式によって印字を再開している。

第５図はペーパエンド時と復旧時における印字媒体と印
字ヘッドの位置の関係を示す図、第５図（Ａ）はペーパ
エンド時の状態図、第５図（Ｂ）及び第５図（Ｃ）は復
旧時の状態図である。

図において、例えば第５図（Ａ）に示すように印字ヘッ
ドが印字媒体のミシン目の途中にある時にペーパエンド
状態を検出すると、印字ヘッド内部にあるページ管理装
置によってプリンタは停止させられ、第５図（Ｂ）に示
すように印字媒体を新たにセットして印字を再開するか
、第５図（Ｃ）に示すようにプリンタの停止した位置に
合わせて新しい印字媒体をフィードしてから印字を再開
している。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来のページ管理装置においては、
第５図（Ｂ）に示すように印字媒体を新たにセントして
印字を再開する場合には、その後のページ管理がずれて
しまう。

第６図はページ管理がずれた場合の印字例を示す図、第
６図（Ａ）は連続紙の場合の印字例を示す図、第６図（
Ｂ）は単紙の場合の印字例を示す図である。

第６図（Ａ）に示すように、連続紙を使用して印字して
いる場合において、印字媒体を新たにセットして印字を
再開する際には、ページ途中で藁シン目となることがあ
る。また、第６図（Ｂ）に示すようにカット・シート・
フィーダ等の装置を使用して単紙に印字をしている場合
において、印字媒体を新たにセットして印字を再開する
際には、１ページが２枚の単紙に分かれて印字されてし
まう。

また、第５図（Ｃ）に示すように、印字媒体をセットし
た時に、予めずれた分だけ印字媒体をフィードさせて印
字を再開した場合には、その後のページ管理はずれない
が、マニュアル操作でフィードさせるため、フィード量
が不均一となり、多少のズレが生ずることがある。また
、その時の操作はベーパエンド時の最後の印字結果を参
考にしてフィードする必要があり、そのための作業が面
倒である。

本発明は、上記従来のページ管理装置の問題点を解決し
てペーパエンドを検出して印字を停止した場合、復旧時
のページ調整を簡単に行うことができるプリンタにおけ
るベーパエンド時のページ管理装置を提供することを目
的としている。

（課題を解決するための手段） そのために、本発明はラインフィードモータによって改
行を行い連続紙及び単紙に印字するプリンタにおけるペ
ーパエンド時のページ管理装置において、マイクロプロ
セッサと、ペーパエンド状態が発生した時にプリンタを
停止させる手段が設けられ、紙の破れや折れ等が原因と
なりページの途中でペーパエンド状態が発生した場合、
ペーパエンド状態を検出する。

また、上記ペーパエンド状態が発生した時にプリンタを
停止させる手段と、ペーパエンド状態が発生した時のそ
のページの先頭位置（ＴＯＰ位Ｎ）からの改行量を記憶
する手段とが設けられ、新しい用紙をセットした時、す
なわちペーパエンド状態が解除された場合に、自動的に
ベーパエンド発生位置まで改行を行う手段を有する。

（作用） 本発明によれば、上記のように紙の破れや折れ等が原因
となりページの途中でペーパエンド状態が発生した場合
、プリンタが停止させられ、そのページの先頭位置（Ｔ
ＯＦ位置）からの改行量が記憶される。

そして、新しい用紙をセットした時点でペーパエンド状
態が解除され、外部装置からデータが受信され印字起動
がかかると、記憶していた改行量の分だけ予め用紙がフ
ィードされる。

（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第４図は本発明の実施例を示すプリンタにおけるペーパ
エンド時のページ管理装置のブロック図である。

図において、１０１はマイクロプロセッサ（ＣＰＵ）、
１０２はプログラム及び文字パターンデータが記憶され
るＲＯＭ　、１０３は外部からの受信データ等を記憶し
たりワーキングメモリとして使用されるＲＡＭである。

上記マイクロプロセッサ１０１　は、Ｉｌｏ　　ドライ
バ１０４に出力を送出して駆動する。該Ｉ１０　ドライ
バ１０４は、連続紙や単紙等の印字媒体がプリンタにセ
ントされているか否かを検出するためのベーパエンドセ
ンサ１０５、外部装置とのインターフェース回路１０６
、印字ヘッド１０７、印字ヘッド１０７を横に移動する
スペースモータ１０８、改行を行うライン・フィードモ
ータ１０９が接続されている。

上記マイクロプロセッサ１０１の内部のＲＡＭ及び外付
けのＲＡＭ１０３内にはレジスタが設けられている。

次に、本発明のプリンタにおけるペーパエンド時のペー
ジ管理装置の動作について第１図〜第３図を併用して説
明する。

第１図は本発明のプリンタにおけるペーパエンド時のペ
ージ管理装置のラインフィード開始処理を示すフローチ
ャート、第２図はラインフィード割込み処理を示すフロ
ーチャート、第３図はバックグランド処理を示すフロー
チャートである。

上記インターフェース回路１０６を介して外部装置から
送出されたデータ及びコマンドを受信すると、プリンタ
は該データ及びコマンドに従って印字、改行を実行する
。

ステップの　ラインフィード開始処理がスタートする。

ステップ■　ペーパエンド前の改行量（ＰＥＬＦ）がチ
エツクされる。ペーパエンド状態が発生した場合、その
時のページにおけるＴＯＦ位置からの改行量がセットさ
れる。ペーパエンド状態が発生していない通常時におい
ては、図示しないイニシャル処理によって“Ｏ”に初期
設定される。

ステップ■　ＰＥＬＦがＯではない場合、外部装置から
支持された改行量がセットされているレジスタＬＰＯＵ
Ｔにペーパエンド前の改行量ＰＥＬＦが加算される。通
常はＰＥＬＦはＯであるため、ステップ■に進む。

ステップ■　ラインフィードの割込み処理を開始するた
めに、マイクロプロセッサ１０１内にあるタイマをスタ
ートさせる。上記タイマがオーバフローすると、第２図
に示すように割込みが発生する。

ステップ■　ラインフィード割込み処理がスタートする
。

ステップ＠　ラインフィード実行処理サブルーチンがコ
ールされ、ラインフィードモータの相切換え等の操作が
実行され、改行量がレジスタＦＥＢＤに格納される。

ステップ＠　実行した改行量ＦＥＥＤを改行量カウンタ
ＬＦＣＮＴに加算し、更新する。

ステップ［相］　ページ管理を行う。すなわち、外部装
置よりコマンドで指定されたページ長を示すＰＡＧＥＬ
Ｐから、更新した改行量カウンタＬＦＣＮＴを減算し、
その結果をワーキングレジスタＷＲＥＧに格納する。

ステップ＠　ワーキングレジスタＷＲＥＧの値が“Ｏ″
より大きければ、ステップ■に進む。

ステップ■　まだページ内であり、“０”以下の場合、
次のページに移動したことになる。そこで、ワーキング
レジスタＷＲＥＧの値の絶対値を、新たに改行量カウン
タＬＦＣＮＴにセットし、ページを更新する。このよう
にして、改行量カウンタＬＦＣＮＴには、その時のペー
ジ内の位置がＴＯＦ位置からの改行量として示される。

ステップ■　次に、指示された改行ＩＬＦＯＩＩＴの値
から、実行した改行量ＦＥＥＤを減算してレジスタＬＰ
ＯＵＴに格納する。

ステップ■　レジスタＬＰＯＵＴの値をチエツクする。

レジスタＬＦＯｔｌＴの値が“０”であれば、今回の改
行処理は終了したことになるので、ステップ［株］に進
む。

ステップ［相］　レジスタＬＦＯｔｌＴＯ値が°０″で
なければ、まだ改行がすべて終了しておらず、引き続き
ラインフィード割込み処理を実行するために、上記タイ
マをセットし、再スタートする。

ステップ［株］　ラインフィード終了処理をコールし、
モータを停止させ、ラインフィード割込み処理を実行さ
せないように、タイマを再スタートさせない。

次に、第３図により上記ラインフィード割込み処理中に
行われるバックグランド処理について説明する。

ステップ０　バックグランド処理をスタートさせる。

ステップ＠　ペーパエンドセンサ１０５の状態全監視す
る。

ステップ０　ペーパエンド状態でなければ、他のバック
グランド処理を実行しながら、このペーパエンド状態を
監視し続ける。

ステップ［相］　こうして改行を実行していくうちにペ
ーパエンドが発生すると、上記ステップΦと同じライン
フィード終了処理をコールし、モータを停止させ、ライ
ンフィード割込み処理を実行させないように、タイマを
再スタートさせない。

ステップ＠［相］　ペーパエンド状態がオペレータによ
る紙のセット等により解除されるまで、ペーパエンド処
理が実行され、プリンタのランプを点灯、点滅させるか
、外部装置に信号を送信してペーパエンド状態であるこ
とを通知する。

ステップ０　ペーパエンド状態が解除されると、ベーパ
エンドが発生する前の改行量カウンタＬＦＣＮＴの値を
レジスタＰＥＬＰにセットする。

この時、上述したように改行量カウンタＬＦＣＮＴには
、ペーパエンド発生時の位置がそのページのＴＯＦ位置
からの改行量として格納されている。

したがって、ペーパエンド状態から復旧した後、再び外
部装置から改行指示が来ると、ステップ■のラインフィ
ード開始処理をスタートさせる。この時、レジスタＰＥ
ＬＦが“０”ではないので、ステップ■からステップ■
に進む、そして、今回実施する改行指示量ＬＰＯＵＴに
ペーパエンド前のＴＯＰ位置からの改行量ＰＥＬＦの値
が加算される。

このようにして、ペーパエンド復旧後の最初の改行処理
時に、その時点におけるページのＴＯＦ位置からペーパ
エンド発生位置までの改行が行われる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明によれば、紙の破れ
や折れ等が原因してページの途中でペーパエンド状態が
発生した場合、プリンタが停止させられ、そのページの
先頭位Ｉｆ　（ＴＯＦ位置）からの改行量が記憶される
。そして、新しい用紙をセットした時点でペーパエンド
状態が解除され、外部装置からデータが受信され印字起
動がかかると、記憶していた改行量の分だけ予め用紙が
フィードされる。

したがって、オペレータが新しい紙をＴＯＦ位置にセッ
トし、印字を再開するだけでページ内のペーパエンド発
生位置まで自動改行される。

したがって、印字を再開した時に用紙のごシン目がペー
ジ内に来ることがなくなる。また、印字を再開した後の
ページを正常に印字することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のプリンタにおけるペーパエンド時のペ
ージ管理装置のラインフィード開始処理を示すフローチ
ャート、第２図はラインフィード割込み処理を示すフロ
ーチャート、第３図はバックグランド処理を示すフロー
チャート、第４図は本発明の実施例を示すプリンタにお
けるペーパエンド時のページ管理装置のブロック図、第
５図はペーパエンド時と復旧時における印字媒体と印字
ヘッドの位置の関係を示す図、第５図（Ａ）はペーパエ
ンド時の状態図、第５図（Ｂ）及び第５図（Ｃ）は復旧
時の状態図、第６図はページ管理がずれた場合の印字例
を示す図、第６図（Ａ）は連続紙の場合の印字例を示す
図、第６図（Ｂ）は単紙の場合の印字例を示す図である
。 １０１・・・マイクロプロセッサ、１０２・・・ＲＯ？
Ｉ　、１０３・・・ＲＡＭ　、１０４・・・Ｉｌｏ　　
ドライバ、１０５・・・ペーパエンドセンサ、１０９・
・・ラインフィードモータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ラインフィードモータによって改行を行い連続紙及び単
   紙に印字するプリンタにおけるペーパエンド時のページ
   管理装置において、 （ａ）マイクロプロセッサと、 （ｂ）ペーパエンド状態を検出するペーパエンドセンサ
   と、 （ｃ）ペーパエンド状態が発生した時にプリンタを停止
   させる手段と、 （ｄ）ペーパエンド状態が発生した時のそのページの先
   頭位置からの改行量を記憶する手段と、（ｅ）新しい用
   紙をセットした時に、自動的にペーパエンド発生位置ま
   で改行を行う手段を有することを特徴とするプリンタに
   おけるペーパエンド時のページ管理装置。