JPH09188039A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JPH09188039A
JPH09188039A JP8001276A JP127696A JPH09188039A JP H09188039 A JPH09188039 A JP H09188039A JP 8001276 A JP8001276 A JP 8001276A JP 127696 A JP127696 A JP 127696A JP H09188039 A JPH09188039 A JP H09188039A
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健逸 小野
Hiroaki Kouguchi
弘明 孝口
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潤一 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのエミュレーションで印刷処理を行うかの
判定処理を印刷ジョブの開始時にのみ行うのではなく、
その必要な時期になったら適宜行うことで、記録紙等の
記録媒体の無駄を省き、且つ、印刷ジョブを可能な限り
正常に印刷することを可能にする。 【解決手段】 通信制御部6を介して受信した印刷ジョ
ブのデータは入力バッファ5aに格納される。そして、
この格納された印刷データを順次解析して印刷処理を行
う。このときに解析するエミュレーションはエミュレー
ション制御テーブル5cに示されたものを使用する。エ
ミュレーションで解析処理中に解析エラーが発生する
と、それまでのエミュレーションが間違って選択されて
いる可能性があるので、その時点でエミュレーションの
判定処理を再度実行する。そして、エミュレーションを
変える必要がある場合には、エミュレーション制御テー
ブルに新たに選択されたエミュレーションを特定する情
報を格納し、ジョブを継続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置及びそ
の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のエミュレーションを持つ印刷装置
においては、上位装置(ホストコンピュータ等)より送
信されてくる印字データを受信したときに、1つのエミ
ュレーションを選択し、その選択したエミュレーション
を動作させることで印刷データを解析し、ビットマップ
データを形成させて印刷を行う。
【0003】ここで、どのエミュレーションを選択する
かが問題となるが、これまでは印刷装置の例えば操作パ
ネル等で設定されているものを使用する方法、受信した
印字データの内容を調べることによって印刷装置側でど
のエミュレーションを使用すべきかを判断するエミュレ
ーション自動切り替え方法のいずれかを使用して決定し
ている。
【0004】操作面からみれば後者の自動切換方法が望
ましいのは明らかであろう。自動切り替えは、ジョブ先
頭の一定サイズの印字データの内容を調べる事によって
判断する。ここでもしジョブの開始が明確ではない場合
には、印刷装置側ではアイドル状態の時(つまり、印刷
データを受信してから次の印刷データを受信するまでに
空白間隔がある場合である)に受け取ったデータがジョ
ブ先頭のデータと認識する。
【0005】一般的には上述のジョブ先頭の印字データ
(一定のサイズ)を基に、個々のエミュレーション特有
な制御コードが含まれているかどうかで判断するが、幾
つかの段階の判断レベルがある。例えば判断レベルが3
段階とすると、 (1)そのエミュレーション固有のコードが含まれてい
た (2)そのエミュレーションである事が確からしい (3)上記の何れにも当てはまらなかった場合には、デ
フォルトのエミュレーションを選択 という3段階で順次解析しエミュレーションを決定する
ことが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで(1)の様に確
実な判断がされた場合は問題が無い。しかし、印字デー
タ先頭の一定サイズをもとに判定した結果、例えば
(1)の判断レベルで確定出来ない場合は、(2)の判
断レベル、もしくは(3)の判断レベルで判断するしか
ないので、誤ったエミュレーションを選択する可能性を
秘めており、特に(3)での判断レベルで決定したエミ
ュレーションではこの可能性は多分にある。
【0007】誤ったエミュレーションを選択してしまう
と、正常な印刷ができないのは言うまでもないが、無意
味な印刷が行われることになり、場合によってはその印
刷が完了して初めてはじめて気付き、多くの記録紙を無
駄にすることもある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は係る問題点に鑑
みなされたものであり、どのエミュレーションで印刷処
理を行うかの判定処理を印刷ジョブの開始時にのみ行う
のではなく、その必要な時期になったら適宜行うこと
で、記録紙等の記録媒体の無駄を省き、且つ、印刷ジョ
ブを可能な限り正常に印刷することを可能ならしめる画
像形成装置及びその制御方法を提供しようとするもので
ある。
【0009】この課題を解決するため、例えば本発明の
画像形成装置は以下に示す構成を備える。すなわち、複
数のエミュレーション機能を有し、上位装置から送られ
てきた印刷ジョブに基づき所定の記録媒体上に可視画像
を形成する画像形成装置であって、受信した印刷データ
を解析して、対応するエミュレーションを判定する判定
手段と、該判定手段の判定結果に基づいて対応するエミ
ュレーションを選択する選択手段と、既に選択されてい
るエミュレーションに従って印刷データを解析している
場合に、解析エラーが発生したか否かを検出する検出手
段と、該検出手段で解析エラーの発生を検出した場合、
前記判定手段を付勢する制御手段とを備える。
【0010】また、他の発明の画像形成装置は以下に示
す構成を備える。すなわち、複数のエミュレーション機
能を有し、上位装置から送られてきた印刷ジョブに基づ
き所定の記録媒体上に可視画像を形成する画像形成装置
であって、受信した印刷ジョブを解析して、対応するエ
ミュレーションを判定する判定手段と、該判定手段の判
定結果に基づいて対応するエミュレーションを選択する
選択手段と、前記判定手段の付勢タイミングを設定する
設定手段とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態の一例を詳細に説明する。
【0012】図8は本実施形態における印刷装置(レー
ザビームプリンタ=LBP)の断面構成を示している。
このLBPは不図示のデータ発生源(ホストコンピュー
タ等の上位装置)から文字パターンの登録や定着書式
(フォームデータ)などの登録が行える。
【0013】同図において、100はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される文字情報(文字コード)やフォーム情報あるいは
マクロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
などを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成す
る。300は操作のためのスイッチおよびLCD表示器
などが配されている操作パネル、101はLBP100
全体に制御およびホストコンピュータから供給される文
字情報などを解析するプリンター制御ユニットである。
この制御ユニット101は、主に文字情報を対応する文
字パターンをビデオ信号に変換してレーザドライバ10
2に出力する。レーザドライバ102は半導体レーザ1
03を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信
号に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光
104をオンオフ切り替えする。レーザ光104は回転
多面鏡105で左右方向に振られ静電ドラム106上を
走査する。これにより、静電ドラム106上には文字パ
ターン等の静電潜像が形成される。この潜像は、静電ド
ラム106周囲の現像ユニット107により現像された
後、記録紙に転写される。この記録紙にはカットシート
を用い、カットシート記録紙はLBP100に装着した
用紙カセット108に収納され、給紙ローラ109およ
び配送ローラ110と111とにより装置内に取り込ま
れて、静電ドラム106に供給される。そして、現像器
107によって静電ドラム106上に付着されたトナー
像は、搬送されてきた記録紙に転写される。その後、記
録紙は定着器112方向に搬送され、トナーが定着さ
れ、最終的に排出ローラ113によって外部に排出され
る。
【0014】図1は、実施形態におけるプリンタ制御ユ
ニット101の内部構成を主として示している。
【0015】同図において、2はCPUであり、例えば
マイクロコンピュータ等であり、ROM3等に格納され
ているプログラムに従ってCPUバス2aを介して本実
施形態の各周辺装置や回路の制御を司っている。4はタ
イマーであって、実施形態の特徴の一つであるエミュレ
ーション判定手段を時間間隔で起動するために、時間を
設定するために使用される(詳細は後述する)。5はR
AMで、CPU2のワークエリアとして使用される。
尚、RAM5はその内部にホストから送られるデータを
一時格納する入力バッファ5a、印字データの解析処理
後の中間コードとして印刷データを格納するページバッ
ファ5b、またエミュレーション制御テーブル5cを有
する。エミュレーション制御テーブル5cの内容はパネ
ル300や、ホストからの制御コマンドで設定可能であ
る。通信制御部6は、ホストとの通信処理を司るもの
で、本実施形態では双方向通信に対応している。7は出
力部であって、先に図8を用いて示したプリンタエンジ
ン部に画像信号をとして出力するものである。パネル8
は、各種情報の設定や表示を行うものである。
【0016】図2は、本発明における実施形態の説明で
使用するエミュレーション制御テーブル5cの構造を示
す一例である。本実施形態では設定項目として5つの要
素を持っている。「現在選択中エミュレーション名称」
は、現在選択されているエミュレーション名称(もしく
はそれを特定する情報)が格納されている。「印刷装置
状態」は本実施形態の印刷装置の状態を示すもので、例
として処理すべきデータが何もないことを表すアイドル
状態、処理中のページがあるかどうかを示すページオー
プンまたはクローズ状態等の状態を記憶する。「エミュ
レーション判定手段起動タイミング」はエミュレーショ
ンの判定をいつ行うかを示す情報を記憶する。例えば印
刷データ解析エラー検出時や、毎ページ先頭、タイマー
3に設定されている時間間隔で起動と言った内容であ
る。「エミュレーション判定手動起動間隔時間」は前記
「エミュレーション判定手段起動タイミング」で時間間
隔で起動が指定されていた場合のタイマー3への設定時
間を記憶する。「エミュレーション判定手段で異常検出
時の動作」は前記起動タイミングで起動されたエミュレ
ーション判定手段により判断した結果が、現在選択中エ
ミュレーション名称と異なっていた場合の、その後の動
作を示すものであり、オペレータコールにするか、エミ
ュレーションを自動で切り替えるか、オペレータにエミ
ュレーションの選択を行わせるか、現在処理中のページ
をどうするのか等の動作を記憶する。
【0017】図3及び図4も図2と同様に本発明におけ
る実施形態の説明で使用するエミュレーション制御テー
ブル5cの内容の一例である。
【0018】以下、本発明の実施形態の動作について図
5、図6、図7の制御フローチャートを用いて説明す
る。尚、通信制御部6を介してホストコンピュータから
印刷データを受信した場合には、CPU2に対して割り
込み信号が発生し、CPU2は受信したデータを入力バ
ッファ5aに格納する処理を行うものである。割り込み
処理は上記の通りであるので、説明は不要であろう。
【0019】まずステップS501では、入力バッファ
5a内に受信した印刷データがあるかどうかを判定す
る。もしデータを受信していない場合は同一ステップを
繰返し印字データ待ちとなる。また、印刷データを受信
していると判断した場合には、ステップS502に進
み、受信したデータが制御コードかどうかを調べ、制御
コードの場合はステップS510に、非制御コードであ
ると判断した場合にはステップS503に進む。
【0020】処理がステップS510に進むと、その制
御コードはジョブ開始を意味するものかどうかを調べ
る。ジョブ開始でなければステップS511へ進み、今
度はジョブ終了を意味するのかを調べる。もしそうで無
ければステップS509へ進み、対応する制御コードの
処理を行う。また、ステップS511でジョブ終了を意
味する制御コードであった場合にはステップS513に
進み、ジョブ終了処理を行う。勿論現在ページオープン
中であれば、そのページをクローズし、エミュレーショ
ン制御テーブル5cの印刷装置状態の項目にクローズ状
態をセットし、そのページの画像出力処理を行う。
【0021】一方、ステップS502で受信したデータ
は制御コードではないと判断した場合は、ステップS5
03に進んで、エミュレーション制御テーブル5cの印
刷装置状態の項目を調べる。アイドル状態、即ち、その
時点まではホストから印字すべきデータを何も受け取っ
ていない状態であったならば、ステップS601(図
6)に進む。尚、このステップS601以降で示される
処理は、前述のステップS510で制御コードがジョブ
開始を意味するものであった時にも処理を行うものであ
る。
【0022】以下、図6のフローチャートに従って説明
する。尚、本フローチャートで説明される処理は従来行
われていたジョブ開始時の最初のエミュレーション判断
処理である。
【0023】まずステップS601にてエミュレーショ
ン判定処理を起動する。ステップS602では、ステッ
プS601の結果判定されたエミュレーション名称をエ
ミュレーション制御テーブル5cの現在選択中エミュレ
ーション名称の項に設定する。ステップS603では、
ステップS601で判定したエミュレーションへの切り
替え処理を行う。
【0024】以上でジョブ開始の制御コードによるジョ
ブ先頭、或はエミュレーション制御テーブル5cの印刷
装置状態がアイドル状態の時に最初に印字データを受け
取った時点でのエミュレーション判定及びエミュレーシ
ョン切り替え処理が終了する。この後は、図5のステッ
プS504に処理を進めることになる。
【0025】ステップS504では、エミュレーション
制御テーブル5cに印刷装置状態の項を調べ、すでにペ
ージオープン処理がされているかを調べる、ページオー
プン状態とは、実際の印字にかかわるデータを受信した
時に移行し、ホストより受信したデータを解析しながら
中間コードを生成し、その結果をペイバッファ5bに書
き出しを行うものである。
【0026】印字データ中に改ページコマンドやジョブ
終了を意味する制御コマンドを見つけたり、またはホス
トからの受信データが一定時間来ない場合に現在処理中
のページをクローズ状態にし、画像展開を行って出力部
7よりプリンタ部に送られた実際の印刷が行われる。
【0027】さて、ステップS504でもしページがク
ローズされた状態であったならばステップS512でペ
ージオープン処理を行う。ステップS504でページが
すでにオープン中であったならばステップS505で印
字データ解析処理を行う。
【0028】ステップS506では解析エラーを検出し
たかどうかを調べる。もし解析エラーが検出されていな
い場合はステップS507で解析した結果をページバッ
ファ5bに書き込む。ステップS508では入力バッフ
ァ5aに未解析の印字データがあるかどうかを調べ、あ
ればステップS505に戻り印字データの解析処理を続
行する。ステップS508で、もし入力バッファ5aに
印字データがない場合はステップS501に戻りホスト
からのデータ受信待ちになる。
【0029】ここで、ステップS506において、印字
データ解析エラーを検出した場合は、ステップS701
(図7)に処理を進める。以下、図7のフローチャート
に従って説明する。
【0030】言うまでもないが、ステップS701以降
は、印字データ解析処理中に解析エラーを検出した場合
の処理である。
【0031】ステップS701では、エミュレーション
制御テーブル5cのエミュレーション判定手段起動タイ
ミングの項を調べる。もし印字データ解析エラー検出時
と指定されていない場合はステップS708へ進み、定
められた方法で印字データ解析エラー処理を行い、図5
のステップS507へと進む。
【0032】一方、ステップS701でエミュレーショ
ン判定手段起動タイミングが印字データ解析エラー検出
時だった場合は、ステップS702へ進んで、入力バッ
ファ5a内に格納されている、その解析エラーと判断さ
れたデータとその前後のデータをもとにエミュレーショ
ン判定処理を行う。
【0033】ステップS703ではステップS702で
判定した結果エミュレーション制御テーブル5cの現在
選択中エミュレーション名称の項と比較し同じものであ
った場合はステップS708へ進み解析エラー処理を行
う。ステップS703でもし現在選択中エミュレーショ
ン名称と異なっていた場合、即ちステップS521で判
断したエミュレーションが誤っていた場合にはステップ
S704へ進み、エミュレーション制御テーブル5cの
現在選択中エミュレーション名称の項に新たに判断した
エミュレーション名称を変更する。次にステップS70
5に進み現在ページオープン中であればそれをクローズ
し、エミュレーション制御テーブル5cの印刷装置状態
をクローズにする。同様にページバッファ5b内の現在
処理中のページに関する情報も削除する。次にステップ
S706へ進みステップS702で得られたエミュレー
ションへの切り替え処理を行う。ステップS707で
は、現在処理中だったページについて、ページ先頭から
の印字データを再送して貰うためにホストへ再送要求を
出す。
【0034】以上の処理を行った後は図5のフローチャ
ート内のステップS501へ戻り、ホストから、印字デ
ータの再送を待つ。
【0035】以上説明したように、従来はジョブの先頭
のデータのみによってエミュレーションを決定していた
のに対し、本実施形態では解析エラーが発生した時点で
どのエミュレーションを選択しべきかを判断し、そのエ
ミュレーションに切り替えることが可能になるので、少
なくともそれ以降のページについては正常に印刷させる
ことが可能になる。また、上記の如く、ホストコンピュ
ータと双方向通信可能なインタフェースを有し、解析失
敗したページの印刷データの再送要求を出すことで、解
析失敗したページの印刷も正常に行なえる様になる。
【0036】<第2の実施形態>前述の第1の実施形態
では、図7のステップS707で現在処理中のページに
関してホストへ再送要求を行うことにしているが、もし
入力バッファ5a内に現在処理中ページの先頭からの印
字データが残ってる場合(次のデータによって上書きさ
れていない場合)は、ホストへの印字データ再送要求を
行わずにステップS706の処理の後にステップS52
4に戻ってステップS512へ進みページオープン処理
を行ってから印字データ解析処理を行っても良い。
【0037】このためには、各ページの先頭データのア
ドレス位置を別途記憶しておき、その位置に次のデータ
が上書きされた場合にはそのアドレスを順次無効にする
ようにすれば容易に確認できる。
【0038】<第3の実施形態>前述の実施形態お図7
のフローチャートでは既に選択されていたエミュレーシ
ョンと印字データ解析エラー検出時点で再判定を行った
結果一致していなかった場合に自動的にエミュレーショ
ンの切り替え処理を行っているが、ステップS703で
Noの後にオペレータコールとしも良い。この場合ホス
トにエラーを通知して次の動作をユーザに選択させる。
選択肢としては「現在処理中のジョブを取り消す」また
「ホストからエミュレーションを指定し、印刷装置に送
信指示を行うことにより印刷装置側ではホストからの指
示に基づきエミュレーションの切り替え処理を行う」、
或いは「印刷装置の操作パネルで設定する」と言ったも
のが考えられる。
【0039】また上記の印字データ解析後の動作仕様に
ついては予めホストや印刷装置のパネル等から設定して
も良い。
【0040】<第4の実施形態>前述の実施形態ではエ
ミュレーション判定手段の起動タイミングを印字データ
解析エラー検出時点として説明したが、図3のエミュレ
ーション制御テーブルの様に毎ページ先頭でエミュレー
ション判定手段を起動する方法であっても良い。
【0041】このようにすることで、エラー検出時点ま
でに処理した無駄な処理を省くことが可能になる。但
し、ページ単位に解析するとなると、その解析が完了す
るまでは印刷処理が行われないので、例えば1ページの
みの印刷ジョブに関してはその出力が完了するまでの時
間は多少遅くなる。また、複数ページの印刷について
は、全体が時間的にシフトするだけであり、ページ間の
印刷間隔には影響はそれほどは発生しない。但し、入力
バッファ5aの容量は十分に確保することが望まれる。
【0042】<第5の実施形態>前述の実施形態ではエ
ミュレーション判定の起動タイミングを印字データ解析
エラー検出時点として説明したが、図4のエミュレーシ
ョン制御テーブルの様にある一定時間間隔でエミュレー
ション判定手段を起動する方法であっても良い。この場
合はエミュレーション制御テーブル5cのエミュレーシ
ョン判定手段起動間隔時間の項に設定されている時間を
もとに、タイマー4にその時間間隔で割り込みが入るよ
うに適宣設定する必要がある。
【0043】尚、上記第2〜第5の実施形態における各
種設定は、ホストコンピュータから、或いは操作パネル
から選択し、必要なパラメータ(例えば時間間隔等)を
設定するようにしても良い。
【0044】以上説明してきたように本発明に係る実施
形態によれば、アイドル状態に最初に受信した印字デー
タ部分、言い替えればジョブ開始時の先頭部分の印字デ
ータをもとにエミュレーション判定を行うだけではな
く、印字データ解析エラー検出時または毎ページまたは
一定時間間隔等のタイミングでエミュレーション判定を
行うことにより、最初のエミュレーション判定が誤って
いた場合にでも印字結果の保証されない無駄な出力を防
ぐ画像出力装置を提供できるので、ユーザにとって用紙
の無駄、時間の無駄を無くする事が可能となる。
【0045】尚、実施形態ではレーザビームプリンタを
レにして説明したが、これによって本願発明が限定され
るものではなく、他の方式、例えばLEDプリンタや、
インクジェットプリンタ等であっても良いのは勿論であ
る。
【0046】また、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリ
ンタ等)から構成されるシステムに適用しても、1つの
機器からなる装置(例えばプリンタ内蔵型情報処理装置
等)に適用しても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、どのエミュレーションで印刷処理を行うかの判定処
理を印刷ジョブの開始時にのみ行うのではなく、その必
要な時期になったら適宜行うことで、記録紙等の記録媒
体の無駄を省き、且つ、印刷ジョブを可能な限り正常に
印刷することが可能になる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるプリンタ制御ユニットのブロ
ック構成図である。
【図2】実施形態のおけるエミュレーション制御テーブ
ルのデータ構造の一状態を示す図である。
【図3】実施形態のおけるエミュレーション制御テーブ
ルのデータ構造の一状態を示す図である。
【図4】実施形態のおけるエミュレーション制御テーブ
ルのデータ構造の一状態を示す図である。
【図5】実施形態における制御手順を表すフローチャー
トである。
【図6】実施形態のおける制御手順を表すフローチャー
トである。
【図7】実施形態における制御手順を表すフローチャー
トである。
【図8】実施形態におけるプリンタの断面構成図であ
る。
【符号の説明】
2 CPU 2a CPUバス 3 ROM 4 タイマー 5 RAM 5a 入力バッファ 5b ページバッファ 5c エミュレーション制御テーブル 6 通信制御部 7 出力部 8 操作パネル

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のエミュレーション機能を有し、上
    位装置から送られてきた印刷ジョブに基づき所定の記録
    媒体上に可視画像を形成する画像形成装置であって、 受信した印刷データを解析して、対応するエミュレーシ
    ョンを判定する判定手段と、 該判定手段の判定結果に基づいて対応するエミュレーシ
    ョンを選択する選択手段と、 既に選択されているエミュレーションに従って印刷デー
    タを解析している場合に、解析エラーが発生したか否か
    を検出する検出手段と、 該検出手段で解析エラーの発生を検出した場合、前記判
    定手段を付勢する制御手段とを備えることを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、少なくとも1つの印刷
    ジョブの受信の開始時点でも付勢されることを特徴とす
    る請求項第1項に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 装置自体がアイドル状態である無しに拘
    らず、ホストよりジョブ開始を示す制御コマンドが送ら
    れて来た場合に、印刷ジョブ開始と見なし、それに続く
    印字データについて前記判定手段を付勢することを特徴
    とする請求項第1項に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 更に、1つの印刷ジョブに対して処理す
    る際に、所定単位に前記判定手段を付勢する第2の制御
    手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記所定単位はページ単位であることを
    特徴とする請求項第4項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記所定単位は所定時間間隔であること
    を特徴とする請求項第4項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記所定時間間隔はプログラマブルであ
    ることを特徴とする請求項第6項に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段で持って前記判定手段を付
    勢することで異なるエミュレーションを選択する際に、
    処理中のページ全体の印刷ジョブにおけるデータが所定
    の受信バッファに残っている場合、当該注目ページ以降
    について新たに選択されたエミュレーションで画像形成
    処理を行うことを特徴とする請求項第1項に記載の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記上位装置と双方向通信を行う
    インタフェースを備え、前記制御手段で持って前記判定
    手段を付勢することで異なるエミュレーションを選択す
    る際には、注目ページに係る印刷データの再送要求を前
    記インタフェースを介して出力することを特徴とする請
    求項第1項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 更に、解析エラーが発生した場合に、
    外部に報知する報知手段を備えることを特徴とする請求
    項第1項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 複数のエミュレーション機能を有し、
    上位装置から送られてきた印刷ジョブに基づき所定の記
    録媒体上に可視画像を形成する画像形成装置であって、 受信した印刷ジョブを解析して、対応するエミュレーシ
    ョンを判定する判定手段と、 該判定手段の判定結果に基づいて対応するエミュレーシ
    ョンを選択する選択手段と、 前記判定手段の付勢タイミングを設定する設定手段とを
    備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、少なくとも1つの印
    刷ジョブの受信の開始時点でも付勢されることを特徴と
    する請求項第11項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 装置自体がアイドル状態である無しに
    拘らず、ホストよりジョブ開始を示す制御コマンドが送
    られて来た場合に、印刷ジョブ開始と見なし、それに続
    く印字データについて前記判定手段を付勢することを特
    徴とする請求項第1項に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記設定手段は、選択されたエミュレ
    ーションでもって解析中に解析エラーが発生した場合
    を、前記判定手段の付勢タイミングとして設定すること
    を特徴とする請求項第11項に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記設定手段は、ページ単位の印刷デ
    ータ受信を前記判定手段の付勢タイミングとして設定す
    ることを特徴とする請求項第11項に記載の画像形成装
    置。
  16. 【請求項16】 前記設定手段は、所定時間間隔を前記
    判定手段の付勢タイミングとして設定することを特徴と
    する請求項第11項に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記所定時間間隔はプログラマブルで
    あることを特徴とする請求項第16項に記載の画像形成
    装置。
  18. 【請求項18】 前記設定手段で設定したタイミングで
    前記判定手段を付勢することで異なるエミュレーション
    を選択する際に、処理中のページ全体の印刷ジョブにお
    けるデータが所定の受信バッファに残っている場合、当
    該注目ページ以降について新たに選択されたエミュレー
    ションで画像形成処理を行うことを特徴とする請求項第
    11項に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 更に、前記上位装置と双方向通信を行
    うインタフェースを備え、前記設定手段で設定したタイ
    ミングで前記判定手段を付勢することで、異なるエミュ
    レーションを選択する際には、注目ページに係る印刷デ
    ータの再送要求を前記インタフェースを介して出力する
    ことを特徴とする請求項第11項に記載の画像形成装
    置。
  20. 【請求項20】 更に、解析エラーが発生した場合に、
    外部に報知する報知手段を備えることを特徴とする請求
    項第11項に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 複数のエミュレーション機能を有し、
    上位装置から送られてきた印刷ジョブに基づき所定の記
    録媒体上に可視画像を形成する画像形成装置の制御方法
    であって、 受信した印刷データを解析して、対応するエミュレーシ
    ョンを判定する判定工程と、 該判定工程の判定結果に基づいて対応するエミュレーシ
    ョンを選択する選択工程と、 既に選択されているエミュレーションに従って印刷デー
    タを解析している場合に、解析エラーが発生したか否か
    を検出する検出工程と、 該検出工程で解析エラーの発生を検出した場合、前記判
    定工程を付勢する制御工程とを備えることを特徴とする
    画像形成装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 複数のエミュレーション機能を有し、
    上位装置から送られてきた印刷ジョブに基づき所定の記
    録媒体上に可視画像を形成する画像形成装置の制御方法
    であって、 受信した印刷ジョブを解析して、対応するエミュレーシ
    ョンを判定する判定工程と、 該判定工程の判定結果に基づいて対応するエミュレーシ
    ョンを選択する選択工程と、 前記判定工程の付勢タイミングを設定する設定工程とを
    備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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