JPH03172146A - 油脂を含む結着材料を用いた食品 - Google Patents

油脂を含む結着材料を用いた食品

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JPH03172146A
JPH03172146A JP2111647A JP11164790A JPH03172146A JP H03172146 A JPH03172146 A JP H03172146A JP 2111647 A JP2111647 A JP 2111647A JP 11164790 A JP11164790 A JP 11164790A JP H03172146 A JPH03172146 A JP H03172146A
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JP
Japan
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fat
food
oil
edible
solid
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JP2111647A
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English (en)
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Yokichi Matsui
松井 陽吉
Kengo Saga
佐賀 健吾
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ?1j■生祖月j目艷 本発明は油脂を主成分とする結着材料で可食物を結着し
、又は被覆して製造した固形食品に間する.更に、詳細
には、本発明は油脂を主成分とする甘味度の低い結着材
料を用い、可食物を結着し又は被覆して製造され、同様
のチョコレート製品に比較して著しく甘味度の低い固形
食品に関する。
特に、本発明の固形食品は朝食等の軽食代わりに簡単に
食することのできるスナックバーとして有用である. 従m支貨一 チョコレートは主としてカカオ豆を原料とするカカオペ
ースト、カカオマスにカカオバター、砂糖及び粉乳等を
添加混合して製造される。チョコレートは板チョコ又は
型チョコのように、戒型固化してそのまま食べるものの
外に、ナッツ類、穀類等をセンター(芯可食物)としこ
れを被覆する被覆材料としても広く用いられる. 更に
、ナッツ類、穀類、菓子等を相互に結着させて固形食品
を製造するための結着材料としてもしばしば使用されて
いる. また、カカオバターを粉乳及び糖類と練り合わせて作っ
たホワイトチョコレートも優れた結着及び被覆材料とし
て使用されている. 一方、朝食のような軽食として消費者に利用されている
種々のシリアルは、普通、適当な食器にシリアルを入れ
、牛乳を注ぎ、スプーンを用いて食している. 従って
、スナックバーのようなより簡単に食べることの出来る
食品の開発が望まれていた。
が ′シ゛と る 従来のチョコレートは結着性及び被覆性に優れているが
、カカオ由来の原料を用いるため比較的高価であり、更
に、砂糖やミルクを用いるため甘味度が高すぎて用途が
限定されるという欠点があった. このような状況下で、チョコレートと同等の結着性及び
被覆性をもち、しかも甘味度が低く、比較的安価な食品
用結着材料の開発が望まれていた。
チョコレートはし好性に富み、結着材料とじても優れて
いるが、その反面、甘味が強すぎ、味がしつこい等の欠
点もある.更に、チョコレートを食すると太る、虫歯が
できる等の不健康な食品というイメージもある。
一方、朝食等の軽食として簡単に食することができるス
ナックバーとして、あまり甘くなく、味もしつこくなく
、しかも必要に応じて栄養戒分、又は機能性食品を与え
るためのその他の適当な成分を添加して種々のタイプの
食品の開発が望まれていた. −’f−めの 常温下で固体である油脂、通常約28℃以上の融点を持
つ油脂を主成分とし、これに全粉乳、脱脂粉乳、乳清パ
ウダー、チーズパウダー、ヨーグルトパウダー等の乳製
品及びグルコース、デキストリン、麦芽糖等の甘味度の
低い糖類を混合し、更に用途に応じて、栄養成分、調味
料、着色料、香料、界面活性剤、食品に特別の機能を付
与する種々の成分等を適宜混合し、練り合わせて所望の
色、風味及び栄養価を持つ結着材料を調整する。
この結着材料を通常、熔融状態で穀類、ナッツ、乾燥果
実、果実野菜、菓子類(米菓、クッキーウエハウス等)
等の可食物と混合し、成型して固形食品、特にスナック
食品を製造できる. 又、上記可食物を結着材料で完全
に被覆、固化することにより固形食品を製造することも
できる.本発明によれば、結着材料の原料戒分を適宜選
択することにより、任意の好ましい風味、香、食感を与
えることができ、食品のし好性を改善できる. 本発明で使用できる油脂としては、常温で固体である油
脂、通常約28℃以上、好ましくは、32℃以上の融点
をもつ食用の油脂であり、その由来は問わない。例えば
、パーム油、パーム核油、なたね油、綿実油、とうもろ
こし油等の植物油脂、ヘッド、ラード、羊油、魚脂のよ
うな動物性油脂、及びこれらの混合油脂、更には、これ
らの水素添加油脂、分別油脂、水素添加油脂等の加工処
理油脂、が使用できる. 本発明の油脂に添加できる乳製品としては、全粉乳、脱
脂粉乳、乳清パウダー、ヨーグルトパウダー、チーズパ
ウダー等が含まれる。
糖類としては、砂糖に比較して甘味度の低い糖類、例え
ば、グルコース、デキストリン、麦芽糖、乳糖、還元麦
芽糖水飴、オリゴ糖等又はこれらの混合物を使用するこ
とが好ましい。勿論、少量の砂糖を使用することもでき
る.本発明の結着材料がチョコレートに比較してその甘
味が30%以下になるように糖類の種類及び量を決める
ことが好ましい。 調味料としては、食塩、酸味料、苦
味料、旨味料、呈味料等が使用できる。
栄養戒分としては、蛋白質、ビタミン、無機質、繊維、
アミノ酸、脂肪酸等が使用できる。
着色料、香料、界面活性剤等は食用のものであれば、用
途に応じてどのようなものを用いても良い. 更に、本発明の結着材料には最終製品を機能性食品とす
るために必要な戒分、例えば、整腸作用を有するオリゴ
糖、整腸作用及び便秘防止作用を有する食物繊維、鉄及
びカルシウムの吸収促進作用を有するカゼインホスホベ
ブチド、糖吸収の抑制作用を有するギムネス酸、非う蝕
原性甘味料であるバラチノース等を配合することもでき
る。
本発明の結着材料における油脂の配合量は結着材料の重
量に基づいて、通常、15z以上の量で使用される。粉
末状乳製品の配合量は乳製品の種類によって異なるが、
通常、油脂100重量部当たり50部ないし200部、
好ましくは100部ないし140部である。糖類の使用
は必須ではないが、通常、油脂100重量部当たり0部
ないし100部、好ましくは20部ないし50部である
。その他の成分である調味料、栄養戒分、着色料、香料
、界面活性剤等は目的の食品の種類により適当な種類及
び配合量を適宜選択する。
本発明の結着材料によって結着又は被覆される食物の種
類は既に説明したとうりである6結着により固形食品を
製造する場合、可食物、例えば、シリアル(α化した穀
類)、ポップコーンのようなパフした穀粒、砕いたウエ
ハース又はクッキー等の菓子類、ピーナツ、カシューナ
ッツ等のナッツ類、乾燥果物を結着に必要な量の熔融状
の結着材料と混合し、型に充填する等の方法で戒型し、
冷却固化した後、型がら取り出して、固形食品を得る。
 この製造方法において、箱状、筒状又はその他の適当
な形状の可食性の容器、例えば、ウエハース、クッキー
、タルト、米菓等で作られた容器内で可食物を本発明の
結着材料で結着させることにより、可食性容器内で成型
された固形食品を作ることもできる。可食性容器入りの
固形食品は食する時に結着材料に直接指を触れることが
なく、指がベトついたりすることがない.更に、結着さ
れた食品が包装、輸送等の際に物理的な外力によって、
砕けたり、変形したりすることがないという利点も有る
従って、上記の可食性容器入りの固形食品も本発明の範
囲に含まれるものである. 一方、被覆により食品を作る場合、可食物、例えば、ナ
ッツ類、クッキー、ウエハース、米菓等を被覆に十分な
量の熔融状の結着材料で被覆し、冷却固化して、被覆さ
れた固形食品を得ることができる. 結着材料と可食物との使用割合は、目的の固形食品によ
り当業者が適宜決定できるものである。
以下の実施例により、本発明を更に詳細に説明する。
犬儲m 融点が31−38℃のパーム油(100重量部)に全粉
乳(100重量部〉及び生クリームフレーバー(1重量
部)、ビタミンミックス(1重量部)を混合して得た結
着材料を加熱熔融した. この熔融物をシリアル(コー
ンフレーク: 200重量部)と混合し箱型の容器に充
填し、冷却固化した後、型から取り出し、甘味の低いビ
タミンが豊富なコーンフレーク結着固形食品を得た。
大晃レ』一 融点が32−36℃の綿実油(100重量部)に脱脂粉
乳(200重量部)、乳酸(2重量部)及び活性乳酸菌
(0.1重量部)を混合し、更に、少量のヨーグルトフ
レーバーを添加してヨーグルト風味の結着材料を調製し
た。この結着材料を加熱熔融し、これに砕いたウエハー
スを約3oo重量部混合し、この混合物を箱状の型に充
填し、冷却固化した後、型がら取り出して固形食品をえ
た。
友東燵工 融点32−36℃のヤシ油(100重量#)に粉末状の
アメ〈50重量部)と乳糖(100重量部)とを混合し
、更に、適量の食塩、着色料を添加混合して結着材料を
調製した.この結着材料を熔融し、せんべい状の白焼し
た米菓(おがき〉を完全に被覆した。
友1鰹工 箱状の可食性の型をウエハースとして製造し、この型内
に実施例1と同様な方法で製造したシリアル/熔融結着
材料混合物を充填した。これを冷却固化して可食性容器
入りの固形食品を得た。
免賢α販え 本発明の結着材料はチョコレートと同様な結着性及び被
覆性等の特性を持ち、しがも糖類を必須の成分とするこ
となく、又、糖を使用する場合であっても、使用量を減
らすが又は甘味度の低い糖を使用することによって、チ
ョコレートよりも著しく甘味度を低下できる.又、蛋白
質、ビタミン、ミネラル等を配合することにより、栄養
を強化できる。このような結着材料を使用して、種々の
可食物を結着又は被覆することにより、甘味度の低い栄
養豊富な固形食品を提供できた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、常温下で固体である油脂を主成分とする結着材料で
    可食物を結着させるか、又は被覆することを特徴とする
    固形食品。 2、28℃以上の融点を持つ油脂を結着材料の15重量
    %以上の量で用い、これに乳製品を配合し、さらに必要
    に応じて、甘味度の低い糖類又はデキストリン、栄養成
    分、調味料、着色料及び香料を混合して製造した結着材
    料で可食物を結着するか又は被覆することを特徴とする
    固形食品。 3、前記可食物が穀類、ナッツ、乾燥果物、乾燥野菜又
    は菓子類であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    食品。 4、前記固形食品が可食性容器内に入れられていること
    を特徴とする請求項1、2又は3記載の食品。
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