JP2015519072A - 食用材料およびその製造 - Google Patents

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Abstract

0.8以下の水分活性を有する食用材料は、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される。適切には、ベーキングされた粉状材料の粒子はケーキの粒子であり、結合材料は、カラメルおよび湿潤剤、例えば、グリセリンを含む。食用材料の調製における工程は、(a)ベーキングされた粉状材料を提供することと;(b)任意選択で、ベーキングされた粉状材料を乾燥させることと;(c)ベーキングされた粉状材料を機械的に加工し、粒子を形成させることと;(d)任意選択で、ベーキングされた粉状材料の粒子を乾燥させることと;および(e)ベーキングされた粉状材料の粒子と結合材料とを混合し、食用材料を提供することである。

Description

本発明は、食用材料、このような食用材料を含む製品、ならびにこのような材料および製品を提供する方法に関する。
菓子類製品、例えば、ケーキおよびブラウニーは、卵および小麦粉を含む未調理の液体混合物を調製し、混合物を適切な容器中に注ぎ、次いで、混合物をベーキングすることによって通常作製される。従来のベーキングプロセスは柔軟性がなく、正確で一貫したサイズ、形状および重量を有する製品を生産するこのプロセスを管理することが困難であることは菓子類産業において周知である。
US2007/160713Aは、ブラウニーおよび他のベーキングされた食料製品を製造するためのプロセスを記載している。ブラウニーのための乾燥成分および湿潤成分を垂直ミキサー中で混合し、押出機を通して混合物を供給する。押し出された製品をカットし、次いで、定められたベーキング条件を使用してベーキングする。
US20110/38995Aは、食料製品、例えば、ブラウニーを作製する方法を記載している。この方法は、混合物を形成し、混合物を押出し、ベーキングすることを含む。
米国特許出願公開第2007/160713号明細書 米国特許出願公開第2011/038995号明細書
ケーキまたはブラウニーと通常関連する望ましい特徴を有するが、その付随する欠点を伴う従来の様式でベーキングすることによっては生産されない、食用材料を提供することは本発明の実施形態の目的である。
製造者が、従来のベーキングプロセスより、菓子類製品のサイズ、重量および形状をより効果的に管理することを可能とすることは本発明の実施形態の目的である。
長い貯蔵寿命を有する菓子類製品を実現する食用材料を提供することは本発明の実施形態の目的である。
本発明の第1の態様によると、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料を提供し、食用材料は、0.8以下の水分活性を有する。
本明細書において結合材料とは、本発明者らは、ベーキングされた粉状材料の粒子と混合することができる液体(半固体の連続材料を含めた)を指す。適切には、結合材料は、粒子と混合するときに液体である。適切には、結合材料が粒子と混合される温度であるとき、結合材料は、10sec−1の剪断速度で1〜500Pa.s(パスカル秒)の範囲の粘度を有する液体である。
本発明の実施形態において、結合材料が粒子と混合される温度であるとき、結合材料は、10sec−1の剪断速度で1〜200Pa.sの範囲の粘度を有する液体である。
本発明の実施形態において、結合材料が粒子と混合される温度であるとき、結合材料は、10sec−1の剪断速度で2〜100Pa.sの範囲の粘度を有する液体である。
本発明の実施形態において、結合材料が粒子と混合される温度であるとき、結合材料は、10sec−1の剪断速度で4〜50Pa.sの範囲の粘度を有する液体である。
結合材料は、ベーキングされた材料の粒子を一緒に結合し、固体または半固体塊を形成させることが意図される。ベーキングされたマデイラスポンジケーキの内側のケーキ材料は、均一なきめを有すると考えられ、一方、シロップによって一緒に結合したナッツおよび/または穀物からなるシリアルバーは、均一なきめを有すると考えられないという意味では、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合物は、実質的に均一なきめを有することがさらに意図される。
いくつかの実施形態において、結合材料は、周囲温度で固体であり、粒子と混合されるより高い温度で液体(半固体の連続材料を含めた)である。このような製品は、比較的堅い食物特性を有し得る。このような実施形態において、結合材料は、粒子と混合するときに、高温である。堅い食物特性は、混合後に周囲温度への冷却による結合材料の再凝固に起因し得る。
いくつかの実施形態において、結合材料は、周囲温度で、およびそれが粒子と混合される温度(周囲温度より高い温度であり得るが、必ずしもそうではない)で液体(半固体の連続材料を含めた)である。このような製品は、比較的柔らかい食物特性を有し得る。このような実施形態において、結合材料は、粒子と混合するときに、適切に周囲温度または高温であり得る。
本明細書における周囲温度は、20℃を意味する。本明細書における高温は、適切には20℃を超えた温度;典型的には80℃までの温度;より詳細には25〜70℃の範囲の温度、適切には30〜60℃の範囲の温度、いくつかの実施形態においては、35〜50℃の範囲の温度である。
多くの粘度計は、材料を10sec−1の剪断速度に供することができる。例えば、Brookfield DV−111Ultra粘度計は、この目的のために用い得る1つの粘度計である。
第1の態様による食用材料をベーキングまたは調理することは除外されない。しかし、本発明の実施形態において、第1の態様による食用材料は、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合の後で、食用材料をベーキングまたは調理せずに提供され得る。
第1の態様による食用材料は、従来のベーキングプロセスによって生産されるケーキまたはブラウニーと同様の外観を有し得る。
結合材料は、食用材料の少なくとも5重量%を提供し得る。適切には、結合材料は、食用材料の少なくとも10重量%、例えば、少なくとも15重量%または少なくとも20重量%を提供する。
結合材料は、食用材料の45重量%までを提供し得る。適切には、結合材料は、食用材料の40重量%まで、例えば、35重量%までまたは30重量%までを提供する。
いくつかの実施形態において、結合材料は、食用材料の5〜40重量%を提供し得る。代わりに、結合材料は、食用材料の5〜35重量%、例えば、5〜30重量%を提供し得る。
代わりの実施形態において、結合材料は、食用材料の10〜45重量%を提供し得る。代わりに、結合材料は、食用材料の15〜45重量、例えば、20〜45重量%を提供し得る。
結合材料は、少なくとも1種の液体脂肪もしくは油、糖の供給源、湿潤剤、親水コロイドまたは香味料または芳香構成成分を提供し得る。
適切な液体脂肪または油には、植物由来の脂肪または油、例えば、ダイズ油、綿実油、ピーナッツ油、ヒマワリ種子油、ナタネ油、オリーブ油、パーム油、ヤシ油、パーム核油、カカオ脂およびカカオ脂代替物が含まれる。
カカオ脂代替物には、バター脂肪、カカオ脂同等物(CBE)、カカオ脂置換え物(CBR)、カカオ脂代用物CBS(CBRと互換的に使用されることがある)、標準的な周囲温度および圧力(SATP、25℃および100kPa)で液体である植物性脂肪、または上記の任意の組合せが含まれる。
CBEは、下記の判断基準を満たすものとしてDirective2000/36/ECにおいて定義されている。
a)これらは、POP、POStおよびStOStタイプの対称型の一不飽和トリグリセリドに富んだ非ラウリン酸植物性脂肪である。
b)これらは、任意の割合でカカオ脂と混和性であり、カカオ脂の物理的特性と適合性である(融点および結晶化温度、溶融速度、テンパリング相の必要性)。
c)これらは、トリグリセリド構造の酵素的修飾を除外した、精製および/または分画のプロセスによってのみ得られる。
適切なCBEには、イリッペ(illipe)、ボルネオタロー(Borneo tallow)、テンカワン(tengkawang)、パーム油、サラノキ、シアバターノキ、コクムグルギ(kokum gurgi)およびマンゴーカーネルまたは合成CBE、例えば、Loders Croklaan、オランダによって生産されているCOBERINE(登録商標)が含まれる。CBEは、カカオ脂と組み合わせて使用し得る。
適切なCBS(またはCBR)には、CBSラウリン酸脂肪(laurics)およびCBS非ラウリン酸脂肪が含まれる。CBSラウリン酸脂肪は、短鎖脂肪酸グリセリドである。これらの物理的特性は変化するが、これらは全て、これらをカカオ脂と適合性にさせるトリグリセリドの構造を有する。適切なCBSは、パーム核油およびヤシ油をベースとするものを含む。CBS非ラウリン酸脂肪は、硬化油から得た画分からなる。油は、トランス酸の形成によって選択的に水素化され、これによって脂肪の固相が増大する。CBS非ラウリン酸脂肪についての適切な供給源には、大豆、綿実、ピーナッツ、アブラナおよびコーン(トウモロコシ)油が含まれる。
適切な植物性脂肪は、標準的な周囲温度および圧力(SATP、25℃および100kPa)で液体である。液体チョコレート組成物が所望であるとき、液体植物性脂肪を用い得る。適切な植物性脂肪には、コーン油、綿実油、ナタネ油、パーム油、サフラワー油、およびヒマワリ油が含まれる。
本発明は、脂肪のいくらかまたは全てが部分的または完全に代謝可能でない脂肪、例えば、Capreninで構成される組成物にさらに適用可能である。
結合材料は、少なくとも1種の甘味料を含み得る。少なくとも1種の甘味料は、バルク甘味料または強力甘味料であり得る。適切なバルク甘味料には、スクロース、転化糖シロップ、カラメル、グルコース、フルクトース、ポリデキストロース、高フルクトースコーンシロップ、はちみつ、メープルシロップ、リュウゼツランシロップ、ジャム、マーマレードおよび糖アルコール、例えば、グリセロール、マルチトール、イソマルト(isomalt)、ソルビトール、キシリトール、ラクチトール、エリトリトール、ガラクチトール、ポリグリシトールおよびマンニトールが含まれる。
結合材料は、食用材料の少なくとも5重量%を提供する量で、バルク甘味料を含み得る。適切には、結合材料は、食用材料の少なくとも10重量%、例えば、少なくとも15重量%を提供する量で、バルク甘味料を含む。
結合材料は、食用材料の40重量%までを提供する量で、バルク甘味料を含み得る。適切には、結合材料は、食用材料の35重量%まで、例えば、30重量%までを提供する量で、バルク甘味料を含む。
いくつかの実施形態において、結合材料は、食用材料の5〜40重量%を提供する量で、バルク甘味料を含み得る。代わりの実施形態において、結合材料は、食用材料の10〜30重量%、例えば、15〜30重量%を提供する量で、バルク甘味料を含み得る。
結合材料は、例えば、食用材料の風味を変化させ、またはカロリー値を低減させる少なくとも1種の強力甘味料を含み得る。適切な強力甘味料は、例えば、アスパルテーム、サッカリン、スクラロース、アセスルファム−K、ステビアおよびネオヘスペリジンから選択される。強力甘味料は、0.01〜2重量%の量で存在し得る。
結合材料は、少なくとも1種の湿潤剤を含み得る。適切な湿潤剤には、グリセリン、プロピレングリコール、三酢酸グリセリル、ポリオール、キシリトール、マルチトール、ポリマーポリオール、ポリデキストロース、キラヤの天然抽出物、乳酸などが含まれる。適切には、湿潤剤は、グリセリンである。
結合材料は、食用材料の少なくとも1重量%を提供する量で、湿潤剤を含み得る。適切には、結合材料は、食用製品の少なくとも2重量%、例えば、少なくとも3重量%を提供する量で、湿潤剤を含む。
結合材料は、食用材料の10重量%までを提供する量で、湿潤剤を含み得る。適切には、結合材料は、8重量%まで、例えば、6重量%までを提供する量で、湿潤剤を含む。
いくつかの実施形態において、結合材料は、食用材料の1〜10重量%、例えば、2〜9重量%を提供する量で、湿潤剤を含む。
結合材料は、少なくとも1種の親水コロイドを含み得る。適切な親水コロイドには、天然に存在する材料、例えば、植物浸出液、種子ゴム、および海藻抽出物、または化学修飾された材料、例えば、セルロース、デンプン、および天然ゴム誘導体が含まれる。さらに、適切な親水コロイドは、ペクチン、アラビアゴム、アカシアゴム、アルギネート、寒天、カラギーナン、ガーゴム、キサンタンゴム、イナゴマメゴム、ゼラチン、ジェランゴム(gellan gum)、ガラクトマンナン、トラガカントゴム、カラヤゴム、カードラン、コンニャク、キトサン、キシログルカン、βグルカン、ファーセレラン(furcellaran)、インドゴム、タマリン、バクテリアゴム、変性天然ゴム、例えば、アルギン酸プロピレングリコール、カルボキシメチルイナゴマメゴム、低メトキシルペクチン、およびこれらの組合せを含むことができる。さらなる適切な親水コロイドには、変性セルロース、例えば、微結晶性セルロース、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース(MC)、ヒドロキシ−プロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、およびこれらの組合せが含まれる。
結合材料は、少なくとも1種の香味料および/または芳香構成成分を含み得る。適切な香味料および/または芳香構成成分には、香料用植物、香辛料、バニラ、果実、ナッツ、香味野菜(aromatic vegetable)、オレオレジン、果汁または抽出物、茶、コーヒー、ココア、チョコレート、イナゴマメ、チリ、シナモン、エッセンス、上記のいずれかに由来する精油または濃縮物;および合成香味料化合物が含まれる。
いくつかの実施形態において、結合材料は、カラメルを含む。適切には、結合材料は、カラメルおよび湿潤剤を含み、例えば、結合材料は、カラメルおよびグリセリンを含み得る。
本明細書においてカラメルとは、特に明記しない限り、本発明者らは、透明な「糖および水のみ」のカラメルでなく、一緒に混合されてカラメルにした、バルク甘味料、脂肪およびタンパク質(通常、乳製品の脂肪/タンパク質)を含む伝統的な菓子類カラメルを指すことを意味する。
代わりの実施形態において、結合材料は、チョコレートを含む。適切には、結合材料は、チョコレートおよび転化糖シロップを含む。代わりに、結合材料は、チョコレートおよびカラメルを含み得る。さらに、結合材料は、チョコレート、カラメルおよび湿潤剤を含み得、例えば、結合材料は、チョコレート、カラメルおよびグリセリンを含み得る。
チョコレートという用語は、本発明の状況において、政府および規制機関によって提供されるチョコレートの様々な定義によって限定されない。チョコレートは、本明細書において、単純に、脂肪相を含有し、ココア製品および甘味料から得られる製品である。脂肪は、カカオ脂、バター脂肪、カカオ脂同等物(CBE)、カカオ脂代用物(CBS)、周囲温度で液体である植物性脂肪、または上記の任意の組合せであり得る。
「チョコレート」には、本発明の状況において、ダーク、ミルク、ホワイト、複合チョコレート、ならびに周囲温度で固体であり、かつ脂肪(例えば、カカオ脂またはカカオ脂代用物)と、カカオ豆に由来する1種または複数種の構成成分(例えば、ココアパウダー)とを含有する任意の他の菓子類が含まれる。甘味料(例えば、スクロース)は典型的にはまた、チョコレート中に含有される。他の任意選択の構成成分は、乳構成成分(例えば、乳脂肪および粉乳)を含む。
本発明の食用材料は、ベーキングされた粉状材料の粒子を含む。ベーキングされた粉状材料とは、本発明者らは、ベーキングプロセスを受けた任意の粉状材料を指すことを意味する。適切な例には、ケーキ、ビスケット、クッキー、クラッカー、パン、ドーナツ、プディングおよびペストリーが含まれる。ベーキングされた粉状材料の粒子とは、本発明者らは、機械的に加工して粒子を得たベーキングされた粉状材料を指すことを意味する。適切な機械的プロセスは、ブレンディング、粗砕、粉砕、切削または断片化(crumbing)を含み得る。いくつかの実施形態において、ベーキングされた粉状材料の粒子は、ケーキの粒子である。ベーキングされた粉状材料の粒子を、乾燥し得る。例えば、適切な乾燥手順は、オーブン中で中程度の温度、例えば、60〜120℃にて5〜30分間乾燥させることを含み得る。代わりに、ベーキングされた材料の粒子は、乾燥手順を受けずに使用され得る。
ベーキングされた粉状材料の粒子のサイズは、重要とは考えられない。しかし、ベーキングされた粉状材料の粒子は、適切には下記の通りであり得る。
いくつかの実施形態において、ベーキングされた粉状材料の粒子は、10mmまでの平均粒径を有する。適切には、ベーキングされた粉状材料の粒子は、8mmまで、例えば、6mmまでの平均粒径を有し得る。いくつかの実施形態において、ベーキングされた粉状材料の粒子は、4mmまでの平均粒径を有する。
いくつかの実施形態において、ベーキングされた粉状材料の粒子は、少なくとも1mm、例えば、少なくとも1.5mm、例えば、少なくとも2mmの平均粒径を有する。
いくつかの実施形態において、ベーキングされた粉状材料の粒子の少なくとも90重量%、適切には少なくとも95重量%は、10mmまで;適切には8mmまで;適切には6mmまで;いくつかの実施形態において、4mmまでの粒径を有する。
いくつかの実施形態において、ベーキングされた粉状材料の粒子の少なくとも90重量%、適切には少なくとも95重量%は、少なくとも1mm;適切には少なくとも1.5mm;いくつかの実施形態において、少なくとも2mmの粒径を有する。
本明細書に定義されているような粒径は、従来の選別ふるい(grading sieve)によって測定される。本発明の実施形態において、粒子は、例えば、より大きなベーキングされた物品を微粉砕する(comminuting)ことによってもたらされるランダムな形状を有する。
ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の少なくとも40重量%を構成し得る。適切には、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の少なくとも50重量%、例えば、少なくとも60重量%を構成し得る。
ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の95重量%までを構成し得る。適切には、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の85重量%まで、例えば、80重量%までを構成し得る。
いくつかの実施形態において、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の40〜60重量%を構成し得る。代わりに、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の45〜55重量%を構成し得る。
代わりの実施形態において、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の60〜90重量%を構成し得る。代わりに、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の65〜85重量%、例えば、70〜80重量%を構成し得る。
結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子を含む食用材料は適切には、食用材料の4〜30重量%の範囲、例えば、6〜25重量%の範囲の水分含有率を有する。
食用材料は、さらなる食用物質を含有し得る。第2の態様に関して記載した適切なさらなる食用物質をまた、ここで言及する。いくつかの実施形態において、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の少なくとも70重量%を提供する。代わりに、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の少なくとも80重量%、例えば、少なくとも90重量%を提供する。いくつかの実施形態において、食用材料は実質的に、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子からなる。
第1の態様の食用材料は、0.8以下の水分活性を有する。適切には、食用材料は、0.75以下、例えば、0.7以下の水分活性を有する。
本明細書に記載されている食用材料の水分活性の測定は、抵抗−電解測定(resistive−electrolytic measurement)原理を使用するNovatron Novasina水分活性測定デバイスを使用して25℃にて得た。
0.8以下の水分活性は、従来の技術を使用して生産されたケーキまたはブラウニーと比較して、本発明の食用材料を含む製品の貯蔵寿命の改善に寄与すると考えられる。0.75以下、および0.7以下のより低い水分活性は、さらなる利益を提供し得る。
いくつかの実施形態において、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料は適切には、少なくとも1.0g cm−3、例えば、少なくとも1.1g cm−3の密度を有する。
代わりの実施形態において、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料は、1.0g cm−3まで、例えば、0.9g cm−3までの密度を有する。
本発明の第1の態様の一実施形態において、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料を提供し、結合材料は、食用材料の5〜45重量%を構成し、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の40〜90重量%を構成し、食用材料は、4〜30重量%の水分含有率および0.8以下の水分活性を有する。
本発明の第1の態様の別の実施形態において、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料を提供し、結合材料は、食用材料の10〜40重量%を構成し、結合材料は、食用材料の1〜10重量%を提供する量で湿潤剤を含み、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の40〜90重量%を構成し、食用材料は、5〜25重量%の水分含有率および0.8以下の水分活性を有する。
第1の態様による食用材料の適切な特徴を、ここで記載する。
適切には、食用材料は柔らかく、したがって消費者が噛み切るのに容易である。
適切には、消費者が湿った性質のきめを快適に知覚するように、食用材料は湿っている。
適切には、食用材料は粘着性であり、したがって咀嚼の間に良好にまとまる。
適切には、食用材料は、ザラザラした、粒状の、もろい、またはパリパリしたきめを有さない(しかし、食用材料は、下記のように、ザラザラした、粒状の、もろい、またはパリパリした含有物を含有することができる)。
第1の態様のいくつかの実施形態において、食用材料は、例えば、味および食味(eating quality)がケーキまたはブラウニーと同様である、甘味のある菓子類材料であり得る。
第1の態様のいくつかの実施形態において、食用材料は、食欲をそそる材料であり得る。適切には、食欲をそそる材料は、甘味の供給源を含まないか、または低レベルの甘味の供給源しか含まない。食欲をそそる材料は、さらなる成分を含み得る。さらなる成分は、天然香味料および人工香味料を含み得る。適切なさらなる成分には、酵母、酵母抽出物、調味料(塩を含めた)、香辛料、チーズ、チーズ香味料、バター、油、ナッツ香味料(例えば、ナッツペーストまたはナッツバター)、ストック濃縮物およびグルタメートが含まれる。特定の風味または風味の組合せを提供するために、さらなる成分を選択し得る。適切な風味には、うま味風味、スモーキー風味、肉風味、チーズ風味、ブイヨン風味、塩辛い風味およびスパイシー風味が含まれる。
本発明の第2の態様によると、第1の態様による食用材料を含む食用製品を提供する。食用製品の適切な形態には、タブレット、スラブ、バー、ロリポップ、トリュフ、ビスケット(米国の用語法で「クッキー」)、ビスケットバー、コーティングされたビスケットバー、サンドイッチビスケットバー、ケーキ(キャロットケーキを含めた)、ケーキバー、コーティングされたケーキバー、サンドイッチケーキバー、プディング、マフィン、クッキー、充填されたシェル、マドレーヌ、スコーン、ドーナツ、ダンプリング、ローフ、タルトおよびパイが含まれる。
第2の態様の食用製品は適切には、0.8以下の水分活性を有する。本発明の実施形態において、食用製品は、0.75以下、例えば、0.7以下の水分活性を有する。
第1の態様、および上記の第1の態様の任意選択の特色(製品の特色であろうと、または方法の特色であろうと)はまた、特に明記しない限り、第2の態様の任意選択の特色と考えられる。逆に、第2の態様、および第2の態様の任意選択の特色(製品の特色であろうと、または方法の特色であろうと)はまた、特に明記しない限り、第1の態様の任意選択の特色と考えられる。
食用製品は、ケーキ材料に含まれるものに加えて、さらなる食用物質を含み得る。このような材料は、さらなる相で提供され得る。このようなさらなる食用物質には、ナッツ、ナッツペースト、チョコレート、チョコレート派生物、果実(乾燥果実ピースおよび果実ペーストを含めた)、穀物、ビスケット(米国の用語法で「クッキー」)、ケーキ、ウエハース、野菜(乾燥野菜ピースおよび野菜ペーストを含めた)、ジャム、マーマレード、ヌガティーヌ、トリュフ、フランジパーヌ、フロスティング、バタークリームフィリング、チーズ、クリームまたは他のソフトチーズフィリングならびにカラメルが含まれる。
いくつかの実施形態において、さらなる食用物質は、第1の態様の食用材料中の含有物として存在し得る。したがって、食用製品は、結合材料、ベーキングされた粉状材料の粒子およびさらなる食用物質の混合によって形成し得る。
さらなる食用物質を加えることは、食用材料の特徴を変化させ得ることを理解されたい。さらなる食用物質を含む食用製品の適切な特徴は、第1の態様に関して上記した食用材料の適切な特徴と同じでなくてもよい。例えば、一実施形態において、さらなる食用物質を含む食用材料は、ザラザラした、粒状の、もろい、またはパリパリしたきめを有し得る。
食用製品は、コーティングを含み得る。適切なコーティングには、チョコレートをベースとするコーティングまたは他のココア含有コーティング、ヨーグルトをベースとするコーティング、パニングされた(panned)糖/ポリオールコーティング、アイシング、シリアル層およびビスケット層が含まれる。これは、フロスティングとして甘味料をベースとするコーティングであり得る。コーティングは、コーティングと食用製品との間のバリア層をさらに含み得る。バリア層は、食用製品およびコーティングの間の水分移動を防止または遅延させ得る。
食用製品は、パッケージされ得る。適切なパッケージは、再び閉じることができる、もしくは再び閉じることができなく(または再密封可能でも再密封不能でも)てもよい。適切なパッケージは、当業者には公知である。
パッケージされた食用製品は、単一の単位(serving)を意図した形態およびサイズで提供され得る。適切には、単一の単位は、10g〜200gの範囲の重量を有し得る。適切には、食用製品の単一の単位は、再び閉じることができないまたは再密封可能でないパッケージ中に含有され得る。
いくつかの実施形態において、パッケージされた食用製品は、複数の単位を提供することを意図する形態およびサイズで提供され得る。適切には、食用製品の複数の単位は、100g超の重量を有し得る。食用製品の複数の単位は、1つのピースであり得る。適切には、食用製品の1つのピースは、食用製品の本体から切断またははぎ取られて、一単位の食用製品を提供することを意図される、画定された部分を有し得る。食用製品の1つのピースの適切な形態は、タブレットまたはブロックであり得る。タブレットという用語は、当技術分野において公知であり、食用製品中の溝によって画定される部分、例えば、四角を有する食用製品の実質的に平坦なピースを指す。適切には、食用製品の複数の単位は、再び閉じることができる、または再密封可能なパッケージ中に含有され得る。
いくつかの実施形態において、食用製品の複数の単位は、一口サイズのピースで提供され得る。適切には、一口サイズのピースは、1g〜20gの範囲の重量を有し得る。一口サイズのピースは、個々に包まれ得る。代わりに、一口サイズのピースは、個々に包まれなくてもよい。複数の一口サイズのピースは、適切な箱またはパッケージ中に含有され得る。箱またはパッケージは、再び閉じることができるまたは再密封可能であり得る。
本発明の第3の態様によると、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子を含む食用材料を生産する方法を提供し、方法は、
(a)ベーキングされた粉状材料を提供することと;
(b)任意選択で、ベーキングされた粉状材料を乾燥させることと;
(c)ベーキングされた粉状材料を機械的に加工し、粒子を形成させることと;
(d)任意選択で、ベーキングされた粉状材料の粒子を乾燥させることと;
(e)ベーキングされた粉状材料の粒子と結合材料とを混合し、食用材料を提供することとを含む。
第1の態様、第2の態様、および上記のような第1の態様または第2の態様に関連して記載した任意選択の特色(製品の特色であろうと、または方法の特色であろうと)はまた、特に明記しない限り、第3の態様の任意選択の態様と考えられる。逆に、第3の態様、および第3の態様の任意選択の特色(製品の特色であろうと、または方法の特色であろうと)はまた、特に明記しない限り、第1または第2の態様の任意選択の特色と考えられる。
特に、第1の態様と関連して上記した粘度および温度の定義を適用する。
したがって、この第3の態様の本発明のいくつかの実施形態において、混合が行われるときの結合材料の粘度は、10sec−1の剪断速度で1〜500Pa.sの範囲である。
この第3の態様の本発明のいくつかの実施形態において、混合が行われるときの結合材料の粘度は、10sec−1の剪断速度で1〜200Pa.sの範囲である。
この第3の態様の本発明のいくつかの実施形態において、混合が行われるときの結合材料の粘度は、10sec−1の剪断速度で2〜100Pa.sの範囲である。
この第3の態様の本発明のいくつかの実施形態において、混合が行われるときの結合材料の粘度は、10sec−1の剪断速度で4〜50Pa.sの範囲である。
この第3の態様の本発明のいくつかの実施形態において、結合材料は、粒子と混合するときに、周囲温度から高温の範囲の温度である。
この第3の態様の本発明のいくつかの実施形態において、結合材料は、粒子と混合するときに、25〜70℃の範囲の温度である。
この第3の態様の本発明のいくつかの実施形態において、結合材料は、粒子と混合するときに、30〜60℃の範囲の温度である。
この第3の態様の本発明のいくつかの実施形態において、結合材料は、粒子と混合するときに、35〜50℃の範囲の温度である。
本発明のいくつかの実施形態において、混合が行われるときの結合材料の温度は、20〜80℃の範囲であり、混合が行われるときの結合材料の粘度は、10sec−1の剪断速度で1〜500Pa.sの範囲である。
工程(c)は、ベーキングされた粉状材料を機械的に加工し、粒子を形成することを含む。本発明の第1の態様と関連して言及したベーキングされた粉状材料を機械的に加工するための技術はまた、この第3の態様と関連して言及される。本発明の第1の態様と関連して言及したベーキングされた粉状材料の粒子の特色はまた、この第3の態様と関連して言及される。
工程(c)および(e)は、材料を機械的に加工および混合するために、異なる装置において実施され得る。いくつかの実施形態において、工程(c)および(e)は、例えば、結合材料を加える前に断片を除去することなしに、材料を機械的に加工および混合するために同じ装置において実施され得る。
いくつかの実施形態において、ベーキングされた粉状材料および結合材料は、機械的加工の前に、材料を機械的に加工および混合するために、装置中に導入され得、次いで、工程(c)および工程(e)は、同時に実施され得る。例えば、ベーキングされた粉状材料の前に、結合材料は、材料を機械的に加工および混合するために装置中に導入され得る。
工程(e)は、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子を混合し、食用材料を提供することを含む。混合は、機械によって実施され得、または代わりに、混合は手によってしくは当技術分野において公知の任意の他の手段によって実施され得る。
適切に、第3の態様の方法によって提供される食用材料は、工程(e)の後で調理またはベーキングされない。
本発明の第4の態様によると、第3の態様の方法によって生産される食用材料を使用した食用製品を生産する方法を提供し、方法は、
(1)第3の態様の方法によって食用材料を提供することと、
(2)形成プロセスを使用して、食用材料を食用製品に形成することと
を含む。
工程(2)は、形成プロセスを使用して、食用材料を食用製品に形成することを含む。形成することとは、本発明者らは、食用材料の物理的形態を変化させること、例えば、食用材料の形状を変化させること、または食用材料にさらなる食用物質を加えることを指すことを意味する。形成することは、食用材料にさらなる食用物質を加えること、および食用材料の形状を変化させることの両方を含み得る。形成プロセスは、1つの工程で行われ得る。代わりに、形成することは、複数の工程で行われ得る。本発明の第2の態様と関連して言及した食用製品の適切な形態はまた、この第4の態様と関連して言及される。
工程(2)は、適切な形成プロセスを使用して、所望の形状に食用材料を成形するプロセスを含み得る。所望の形状を得るための適切なプロセスには、押出、成形、スタンピング、プレッシング、鎖形成、ドロップ−ローリング(drop−rolling)、コールドスタンピング(cold−stamping)、ミクロキャピラリー押出、パルス押出、モールディング、エアレーション、堆積およびシーティングおよび切削が含まれる。適切には、食用材料は、一度形成されるとその形状を保持する。
本発明の食用材料の利点は、例えば、それが、従来の技術を使用して調製したケーキまたはブラウニーでは得ることが困難または不可能である形状に形成され得ることである。このような形状は、球を含む。従来の技術によってこのような形状を得るために、ケーキまたはブラウニーを、カットし、過剰な材料を廃棄しなければならないかもしれない。したがって、本発明の食用材料および方法のいくつかの実施形態は、食用製品の生産において廃棄物を低減させる利点を有することを理解されたい。
工程(2)は、食用材料にさらなる食用物質を加えることを含み得る。さらなる食用物質は、製品をまた成形するプロセスの間に添加され得る。成形し、かつ/または食用材料にさらなる食用物質を加えるプロセスの適切な例は、内部共押出(co−extrusion internal)、外部共押出(co−extrusion external)、チョコレートパニング、糖パニングおよびクラスター形成を含む。例えば、食用材料がさらなる食用物質を包むように、食用材料はさらなる食用物質とともに共押し出しされ得る。代わりに、食用材料がさらなる食用物質によって包まれるように、食用材料はさらなる食用物質と共押し出しされ得る。さらなる食用材料のチューブが食用材料内で形成されるように、食用材料は、食用材料内のさらなる食用物質のミクロキャピラリー押出によって食用製品に形成され得る。
食用製品は、スラブまたはシートであり得、これを個々のピース、例えば、適切には重量が30g〜100gであり得る部分サイズのピースにカットする。ピースは、コーティング、例えば、アイシング(フロスティング)、ヨーグルトコーティング、チョコレートまたはチョコレート−風味コーティング、ナッツ、果実などによってトッピングされ得るか、または覆われ得る。
いくつかの実施形態において、食用製品は、食用材料およびさらなる食用物質の交互になった層、例えば、2層のビスケットまたはウエハースの間の食用材料の層の「サンドイッチ」の形態を有し得る。代わりに、食用製品は、2層の食用材料の間のビスケットまたはウエハースの層のサンドイッチであり得る。さらなる代替物は、食用材料によって包まれるビスケットまたはウエハースの層であり得る。
さらなる食用物質を、食用材料の成形の前に、食用材料に加え得る。代わりに、さらなる食用物質を、食用材料を成形した後、食用材料に加え得る。さらなる食用物質を、結合材料、およびベーキングされた材料の粒子の混合の間に加え得る。
工程(2)は、成形の後食用製品をコーティングするさらなる工程を含み得る。適切なコーティングは、チョコレートをベースとする他のココア含有コーティングであり得る。コーティングは、食用製品を部分的にカバーし得る。代わりの実施形態において、コーティングは、食用製品を完全にカバーまたは封入し得る。食用製品にコーティングを施すための適切な技術は、浸漬、噴霧、化粧掛け(enrobing)、パニング、インモールディング(in−moulding)またはトッピングを含む。
適切に、工程(2)は、調理プロセスまたはベーキングプロセスを含まない。
工程(2)がベーキング工程を含まない第4の態様の方法の利点は、ベーキング後の冷却工程を必要とせずに食用製品をコーティングすることができることである。特に、食用製品を、チョコレートをベースとするコーティングでコーティングすることは、ベーキング工程がコーティング工程の直前に行われた場合、ベーキング後の冷却工程を必要とする。冷却工程が存在しないことは、生産プロセスを単純化し、したがってその効率を改善する。
上記の食用材料の異なる構成成分を変化させることによって、食用製品の異なる望ましい特徴をもたらすことができることが意図される。例えば、従来の方法によって生産されるケーキまたはブラウニーの味およびきめを模倣する食用製品を提供することができる。言い換えると、消費者の食用製品についての知覚上の経験は、ケーキまたはブラウニーのそれと同様であることを意図する。
本発明の方法を使用する別の利点は、ベーキングされた粉状材料の粒子の単一の供給物を多くの異なるプロセスにおいて使用して、混合物の他の構成成分を変化させることによって、異なる食用材料および/または製品を生産することができることである。これによって、ベーキングされた粉状材料の粒子を生産するためのベーキングされた粉状材料のベーキングおよび機械的加工が、1つの生産施設において行われることが可能となり、その施設は、ベーキングされた粉状材料の粒子を多くの他の生産施設に供給することができる。結果として、これらの他の生産施設は、それら自体のベーキング装置を必要とせず、設備投資およびランニングコストを節約する。
第1の態様、第2の態様、第3の態様、および上記のような第1の態様または第2の態様または第3の態様に関連して記載した任意選択の特色(製品の特色であろうと、または方法の特色であろうと)はまた、特に明記しない限り、第4の態様の任意選択の態様と考えられる。逆に、第4の態様、および第4の態様の任意選択の特色(製品の特色であろうと、または方法の特色であろうと)はまた、特に明記しない限り、第1または第2または第3の態様の任意選択の特色と考えられる。
本発明の第5の態様において、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料を提供し、結合材料は、食用材料の5〜45重量%を提供し、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の40〜90重量%を提供し、食用材料は、4〜30重量%の水分含有率および0.8以下の水分活性を有する。
本発明の第6の態様において、第5の態様による食用材料を含む食用製品を提供する。
本発明の第7の態様において、結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料を提供し、結合材料は、食用材料の5〜45重量%を提供し、結合材料は、食用材料の1〜10重量%を提供する量で湿潤剤を含み、結合材料は、食用材料の5〜40重量%を提供する量でバルク甘味料を含み、ベーキングされた粉状材料の粒子は、食用材料の40〜90重量%を提供し、食用材料は、5〜25重量%の水分含有率および0.8以下の水分活性を有する。
本発明の第8の態様において、第7の態様による食用材料を含む食用製品を提供する。
第1の態様、第2の態様、第3の態様、第4の態様、および上記のような第1の態様または第2の態様または第3の態様または第4の態様に関連して記載した任意選択の特色(製品の特色であろうと、または方法の特色であろうと)はまた、特に明記しない限り、第5、第6、第7または第8の態様の任意またはそれぞれの好ましい態様と考えられる。逆に、第5、第6、第7または第8の態様、および第5、第6、第7または第8の態様の任意選択の特色(製品の特色であろうと、または方法の特色であろうと)はまた、特に明記しない限り、第1、第2、第3または第4の態様の任意選択の特色と考えられる。
本発明の態様を、これからほんの例示としてさらに記載する。
(実施例1)「ブラウニー」
卵を含有しないチョコレートケーキを、表1の成分を使用して調製した。
乾燥成分をミキサー中に入れ、湿潤成分をゆっくり加え、合わせた。混合物をかき落とし、中程度のスピードで1分間混合した。次いで、混合物を5つの円形ベーキング缶(480g)中に入れ、オーブン中で190℃にて40分間ベーキングした。次いで、ケーキを周囲温度で5分間静置し、ベーキング缶から出し、周囲温度でさらに5分間静置した。次いで、パドルを有するHobartミキサーを使用してケーキを断片化し、2mmのふるいを通過する微細な断片をもたらした。断片をオーブン中で100℃にて20分間乾燥させた。次いで、断片を冷却し、必要とされるまで容器中で貯蔵した。
ブラウニーを、表2の成分を使用して調製した。
脱臭したカカオリカー(すなわち、カカオマス)とは、粉砕し、カカオ脂および非脂肪カカオ固体の両方を含むように精製し、次いで熱処理して揮発性物質および臭気を除去したカカオ豆を指す。液体状態まで温めたカラメルを含めた成分を、Hobartミキサー中で一緒に混合し、次いで、概ね40℃で戸棚に貯蔵した。次いで、この混合物を、20mmの円形ノズルを含むハンドル付きのソーセージ用肉ひき器に通過させた。320mmの長さの押し出された塊を、シリコーンペーパー上に置き、密封したバッグ中で15℃にて貯蔵した。押し出された塊は、0.678の水分活性(Aw)を有した。翌日、押し出された塊をカットし、チョコレートで化粧掛けし、最終製品の概ね25重量%のコーティングを得て、冷却し、ブラウニー製品をもたらした。
(実施例2)トリュフのきめを有するケーキ
ケーキを、表3の成分を使用して調製した。
表3の成分の混合物をベーキングした後のケーキの重量は、1454gであった。次いで、断片の粒径が継続混合によってさらに低減しなくなるように見えるまで、Hobartミキサーを使用してケーキを断片化した。平均粒径は、約4mmであった。
ケーキ製品を、表4の成分を使用して調製した。
成分をHobartミキサーで一緒に混合し、次いで、シート上に拡げ、概ね4gの重量を有する27mmの長さ、19mmの幅および6mmの厚さの部分にカットした。
このレシピは、例えば、ナッツ、ナッツペースト、チョコレート、チョコレート派生物、果実(乾燥果実ピースおよび果実ペーストを含めた)、穀物、ビスケット、ケーキ、ウエハース、野菜(乾燥野菜ピースおよび野菜ペーストを含めた)、ジャム、マーマレード、ヌガティーヌ、トリュフ、フランジパーヌ、フロスティング、バタークリームフィリング、クリームチーズフィリングならびにカラメルを含めることによって改変することができる。
(実施例3)バニラクリームフィリングを有するブラウニーケーキ
ブラウニー混合物を、表5の成分を使用して調製した。成分は、実施例1に記載されているように調製されたケーキ断片を含んだ。
表5の成分を一緒に混合し、次いで、共押出ダイヘッドの外側のリングを通り抜けさせ、チューブを形成させた。これらのチューブを概ね50mmの長さにカットし、これらの末端上に立て、冷蔵して硬化させた。チューブを冷蔵庫から取り出し、次いで、これらの末端上に立てたままバニラクリームフィリングをそのチューブに手で通した。次いで、充填されたチューブを冷蔵庫に戻し、硬化させた。十分に安定したら、チューブをチョコレートで化粧掛けし、チョコレートコーティングされ、バニラクリームを充填したブラウニーケーキをもたらした。

Claims (15)

  1. 結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料であって、0.8以下の水分活性を有する、食用材料。
  2. 前記結合材料が、前記食用材料の5〜45重量%を提供し、前記ベーキングされた粉状材料の粒子が、前記食用材料の40〜90重量%を提供し、前記食用材料が、4〜30重量%の水分含有率および0.8以下の水分活性を有する、請求項1に記載の食用材料。
  3. 前記結合材料が、前記食用材料の1〜10重量%を提供する量で湿潤剤を含む、請求項1または2に記載の食用材料。
  4. 前記湿潤剤が、グリセリンである、請求項1、2または3に記載の食用材料。
  5. 前記結合材料が、カラメルを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の食用材料。
  6. 全体に亘って実質的に均一なきめを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の食用材料。
  7. 前記ベーキングされた粉状材料の粒子が、ケーキの粒子である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の食用材料。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の食用材料を含む食用製品。
  9. 結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子を含む食用材料を生産する方法であって、前記方法は:
    (a)ベーキングされた粉状材料を提供する工程と;
    (b)任意選択で、前記ベーキングされた粉状材料を乾燥させる工程と;
    (c)前記ベーキングされた粉状材料を機械的に加工し、粒子を形成させる工程と;
    (d)任意選択で、前記ベーキングされた粉状材料の粒子を乾燥させる工程と;
    (e)前記ベーキングされた粉状材料の粒子と結合材料とを混合し、前記食用材料を提供する工程と
    を含む、方法。
  10. 混合が行われるときの前記結合材料の温度が、20〜80℃の範囲であり、混合が行われるときの前記結合材料の粘度が、10sec−1の剪断速度で1〜500Pa.sの範囲である、請求項9に記載の方法。
  11. 請求項9または10に記載されるように生産した食用材料を使用した食用製品を生産する方法であって、前記方法は:
    (1)請求項9または10に記載の方法によって食用材料を提供する工程と;
    (2)プロセスを使用して前記食用材料を食用製品に形成する工程と
    を含む、方法。
  12. 前記食用製品をコーティング材料でコーティングするさらなる工程を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 工程(2)が、調理プロセスまたはベーキングプロセスを含まない、請求項9、10または11に記載の方法。
  14. 結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料であって、前記結合材料が、前記食用材料の5〜45重量%を提供し、前記ベーキングされた粉状材料の粒子が、前記食用材料の40〜90重量%を提供し、前記食用材料が、4〜30重量%の水分含有率および0.8以下の水分活性を有する、食用材料。
  15. 結合材料、およびベーキングされた粉状材料の粒子の混合によって形成される食用材料であって、前記結合材料が、前記食用材料の5〜45重量%を提供し、前記結合材料が、前記食用材料の1〜10重量%を提供する量で湿潤剤を含み、前記結合材料が、前記食用材料の5〜40重量%を提供する量でバルク甘味料を含み、そして前記ベーキングされた粉状材料の粒子が、前記食用材料の40〜90重量%を提供し、前記食用材料が、5〜25重量%の水分含有率および0.8以下の水分活性を有する、食用材料。
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