JPH0315565Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0315565Y2 JPH0315565Y2 JP8321088U JP8321088U JPH0315565Y2 JP H0315565 Y2 JPH0315565 Y2 JP H0315565Y2 JP 8321088 U JP8321088 U JP 8321088U JP 8321088 U JP8321088 U JP 8321088U JP H0315565 Y2 JPH0315565 Y2 JP H0315565Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wax
- yarn
- reed switch
- fixing member
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 17
- 238000004018 waxing Methods 0.000 claims description 15
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、紡績機において紡出された糸にワツ
クスを塗布するワキシング装置に関する。
クスを塗布するワキシング装置に関する。
紡績機で紡出された糸或いはワインダー等にお
いて巻き返しする糸にワツクスを塗布するワキシ
ング装置は、円筒状のワツクスを回転軸で支え、
ワツクスの端側面に被処理糸を接触させ、或いは
ワツクスとセツトデスクとの間に被処理糸を挟ん
でワツクスを回転することによつてワツクスの塗
布を行なつていた。
いて巻き返しする糸にワツクスを塗布するワキシ
ング装置は、円筒状のワツクスを回転軸で支え、
ワツクスの端側面に被処理糸を接触させ、或いは
ワツクスとセツトデスクとの間に被処理糸を挟ん
でワツクスを回転することによつてワツクスの塗
布を行なつていた。
しかしながら、ワツクスの塗布によりワツクス
の量が少なくなつた場合には、それを適宜交換し
なければならず、そのために、本考案者は先に、
その交換時期を知るための装置を出願した。即
ち、ワツクスと一体のワツクス固定部材を設け、
ワツクスが消耗してその厚味が減少したときにワ
ツクス固定部材がそれにつれて移動し、ワツクス
が所定厚さ以下に消耗した場合にワツクス固定部
材が到達する位置に設けられた近接スイツチを、
ワツクス固定部材により作動させ、信号灯の点灯
等により警報を発するようにした。
の量が少なくなつた場合には、それを適宜交換し
なければならず、そのために、本考案者は先に、
その交換時期を知るための装置を出願した。即
ち、ワツクスと一体のワツクス固定部材を設け、
ワツクスが消耗してその厚味が減少したときにワ
ツクス固定部材がそれにつれて移動し、ワツクス
が所定厚さ以下に消耗した場合にワツクス固定部
材が到達する位置に設けられた近接スイツチを、
ワツクス固定部材により作動させ、信号灯の点灯
等により警報を発するようにした。
しかし、信号灯の点灯によつても、ワツクスの
交換を100％確実に行なうことは困難であり、交
換の時期を失することが全くないとは云えない。
もしワツクスの交換が遅れたような場合には、ワ
ツクスの塗布されていない或いは斑に塗布された
不良糸の発生を見ることになる。
交換を100％確実に行なうことは困難であり、交
換の時期を失することが全くないとは云えない。
もしワツクスの交換が遅れたような場合には、ワ
ツクスの塗布されていない或いは斑に塗布された
不良糸の発生を見ることになる。
本考案は上記の点に鑑みて、糸送り出し側装置
から送り出された糸、例えば紡績装置で紡出され
た糸にワツクスを塗布するに際して、ワツクスが
消耗し、その量が少なくなり、被処理糸に塗布す
ることが困難或いは斑に塗布するような事態が生
ずる恐れがあるとき、警報を発すると共に、糸送
り出し側装置、例えば紡績装置の駆動を停止し、
新たな糸の紡出を停止し、不良糸の発生を防止す
ることのできるワキシング装置を得ることを目的
とする。
から送り出された糸、例えば紡績装置で紡出され
た糸にワツクスを塗布するに際して、ワツクスが
消耗し、その量が少なくなり、被処理糸に塗布す
ることが困難或いは斑に塗布するような事態が生
ずる恐れがあるとき、警報を発すると共に、糸送
り出し側装置、例えば紡績装置の駆動を停止し、
新たな糸の紡出を停止し、不良糸の発生を防止す
ることのできるワキシング装置を得ることを目的
とする。
回転軸に支持されたワツクス及びワツクス固定
部材を被処理糸の通過経路方向に押圧するよう付
勢するスプリングを、前記回転軸に挿嵌してなる
ワキシング装置において、前記ワツクス固定部材
に永久磁石を設け、前記ワツクスが消耗しワツク
ス固定部材が進出した位置において前記永久磁石
と対位する位置に、該永久磁石により作動するリ
ードスイツチユニツトを設け、該スイツチをワキ
シング装置への糸を送り出す被処理糸供給装置の
駆動装置の電気回路に組み込み、リードスイツチ
が作動したときは被処理糸供給装置の駆動を停止
するようにした。
部材を被処理糸の通過経路方向に押圧するよう付
勢するスプリングを、前記回転軸に挿嵌してなる
ワキシング装置において、前記ワツクス固定部材
に永久磁石を設け、前記ワツクスが消耗しワツク
ス固定部材が進出した位置において前記永久磁石
と対位する位置に、該永久磁石により作動するリ
ードスイツチユニツトを設け、該スイツチをワキ
シング装置への糸を送り出す被処理糸供給装置の
駆動装置の電気回路に組み込み、リードスイツチ
が作動したときは被処理糸供給装置の駆動を停止
するようにした。
ワツクスが消耗するとその支持軸上をワツクス
固定部材と共にスプリングの弾発力により移動す
る。ワツクスが所定量まで消耗し同時にワツクス
固定部材がそれに対応して変位すると、その位置
においてワツクス固定部材内の永久磁石がリード
スイツチを作動させ、それにより被処理糸供給装
置、例えば紡績機等の駆動を停止する。
固定部材と共にスプリングの弾発力により移動す
る。ワツクスが所定量まで消耗し同時にワツクス
固定部材がそれに対応して変位すると、その位置
においてワツクス固定部材内の永久磁石がリード
スイツチを作動させ、それにより被処理糸供給装
置、例えば紡績機等の駆動を停止する。
本考案装置の実施の一例を図面と共に次に説明
する。
する。
本実施例に示すワキシング装置１は、ワツクス
２の前面側端面で被処理糸３に当接し、被処理糸
３にワツクスを塗布するもので、モーター４に直
接又は間接に連なる回転軸５に摺動自在にワツク
ス固定部材としてのワツクス固定盤６及び円筒状
のワツクス２が挿通され、該軸５に一端を止着し
他端はワツクス固定盤６に当接してスプリング７
を設け、ワツクス固定盤６及びワツクス２を回転
軸５の先端方向に付勢し、ワツクス２はカバー部
材８の内面に設けたワツクス位置ストツパー９に
当接している。カバー部材８にはスリツト１０が
設けられており、糸案内部材を兼ねている。
２の前面側端面で被処理糸３に当接し、被処理糸
３にワツクスを塗布するもので、モーター４に直
接又は間接に連なる回転軸５に摺動自在にワツク
ス固定部材としてのワツクス固定盤６及び円筒状
のワツクス２が挿通され、該軸５に一端を止着し
他端はワツクス固定盤６に当接してスプリング７
を設け、ワツクス固定盤６及びワツクス２を回転
軸５の先端方向に付勢し、ワツクス２はカバー部
材８の内面に設けたワツクス位置ストツパー９に
当接している。カバー部材８にはスリツト１０が
設けられており、糸案内部材を兼ねている。
前記ワツクス固定盤６には永久磁石１１が埋め
込まれている。また、ワツクス２が消耗し、スプ
リング７によつてワツクス固定盤６が回転軸５の
先端方向に押し出され、ワツクス２の使用限界に
達した位置にリードスイツチユニツト１２が設け
られ、リードスイツチユニツト１２がワツクスの
使用限界位置に達するとワツクス固定盤６の永久
磁石１１がリードスイツチユニツト１２を作動さ
せるようにしている。リードスイツチユニツト１
２の常開接点１３を信号灯１４に常閉接点１５を
図示しない糸送り出し側装置の駆動装置に直列に
入れる。糸送り出し側とは例えば紡績装置にあつ
てはドラフトパートのバツクローラの回転駆動用
原動部で、同部のソレノイドを切り該ソレノイド
がオンの状態のときは作動状態のクラツチを、ソ
レノイドをオフすることにより切ればバツクロー
ラの回転を停止でき糸の紡出は停止される。
込まれている。また、ワツクス２が消耗し、スプ
リング７によつてワツクス固定盤６が回転軸５の
先端方向に押し出され、ワツクス２の使用限界に
達した位置にリードスイツチユニツト１２が設け
られ、リードスイツチユニツト１２がワツクスの
使用限界位置に達するとワツクス固定盤６の永久
磁石１１がリードスイツチユニツト１２を作動さ
せるようにしている。リードスイツチユニツト１
２の常開接点１３を信号灯１４に常閉接点１５を
図示しない糸送り出し側装置の駆動装置に直列に
入れる。糸送り出し側とは例えば紡績装置にあつ
てはドラフトパートのバツクローラの回転駆動用
原動部で、同部のソレノイドを切り該ソレノイド
がオンの状態のときは作動状態のクラツチを、ソ
レノイドをオフすることにより切ればバツクロー
ラの回転を停止でき糸の紡出は停止される。
以上の如く構成されたワキシング装置１はワツ
クス２の消耗が生じその限界に達すると、永久磁
石１１がリードスイツチユニツト１２に対面する
位置をとることになり、リードスイツチ１２は作
動し、常開接点が閉じ信号灯１３を点灯しワツク
ス交換時期の来たことを報知し、同時に常開接点
を開き、被処理糸送り出し側の例えば紡績装置の
バツクローラなどの駆動装置を停止して糸が送り
出されるのを停止する。
クス２の消耗が生じその限界に達すると、永久磁
石１１がリードスイツチユニツト１２に対面する
位置をとることになり、リードスイツチ１２は作
動し、常開接点が閉じ信号灯１３を点灯しワツク
ス交換時期の来たことを報知し、同時に常開接点
を開き、被処理糸送り出し側の例えば紡績装置の
バツクローラなどの駆動装置を停止して糸が送り
出されるのを停止する。
そこでワツクスを交換すれば良い。
以上詳述した如く、本考案ワキシング装置は、
回転軸に支持されたワツクス及びワツクス固定部
材を、被処理糸の通過経路方向に押圧するよう付
勢するスプリングを、前記回転軸に挿嵌してなる
ワキシング装置において、前記ワツクス固定部材
に永久磁石を設け、前記ワツクスが消耗しワツク
ス固定部材が進出した位置において前記永久磁石
と対位する位置に、該永久磁石により作動するリ
ードスイツチユニツトを設け、該スイツチをワキ
シング装置への糸を送り出す被処理糸供給装置の
駆動装置の電気回路に組み込み、リードスイツチ
が作動したときは被処理糸供給装置の駆動を停止
するようにしたために、ワツクスの減少により被
処理糸に処理斑或いは処理不能の状態を生ずる前
に被処理糸の送り出しを停止することができ、そ
の間にワツクスの交換を行なうことができるた
め、不良糸の発生を完全に防止できる。
回転軸に支持されたワツクス及びワツクス固定部
材を、被処理糸の通過経路方向に押圧するよう付
勢するスプリングを、前記回転軸に挿嵌してなる
ワキシング装置において、前記ワツクス固定部材
に永久磁石を設け、前記ワツクスが消耗しワツク
ス固定部材が進出した位置において前記永久磁石
と対位する位置に、該永久磁石により作動するリ
ードスイツチユニツトを設け、該スイツチをワキ
シング装置への糸を送り出す被処理糸供給装置の
駆動装置の電気回路に組み込み、リードスイツチ
が作動したときは被処理糸供給装置の駆動を停止
するようにしたために、ワツクスの減少により被
処理糸に処理斑或いは処理不能の状態を生ずる前
に被処理糸の送り出しを停止することができ、そ
の間にワツクスの交換を行なうことができるた
め、不良糸の発生を完全に防止できる。
第１図は、ワキシング装置の要部の一部切除し
た状態の側面図、第２図は、ワツクス固定盤とリ
ードスイツチユニツトの位置関係を示す正面図で
ある。 １……ワキシング装置、２……ワツクス、３…
…被処理糸、５……回転軸、６……ワツクス固定
盤、７……スプリング、１２……リードスイツチ
ユニツト。
た状態の側面図、第２図は、ワツクス固定盤とリ
ードスイツチユニツトの位置関係を示す正面図で
ある。 １……ワキシング装置、２……ワツクス、３…
…被処理糸、５……回転軸、６……ワツクス固定
盤、７……スプリング、１２……リードスイツチ
ユニツト。
Claims (1)
- 回転軸に支持されたワツクス及びワツクス固定
部材を被処理糸の通過経路方向に押圧するよう付
勢するスプリングを、前記回転軸に挿嵌してなる
ワキシング装置において、前記ワツクス固定部材
に永久磁石を設け、前記ワツクスが消耗しワツク
ス固定部材が進出した位置において前記永久磁石
と対位する位置に、該永久磁石により作動するリ
ードスイツチユニツトを設け、該スイツチをワキ
シング装置への糸を送り出す被処理糸供給装置の
駆動装置の電気回路に組み込み、リードスイツチ
が作動したときは被処理糸供給装置の駆動を停止
するようにしたことを特徴とするワキシング装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321088U JPH0315565Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321088U JPH0315565Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0210475U JPH0210475U (ja) | 1990-01-23 |
| JPH0315565Y2 true JPH0315565Y2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=31307936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8321088U Expired JPH0315565Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0315565Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0643182Y2 (ja) * | 1990-02-07 | 1994-11-09 | 村田機械株式会社 | ワックス付着量検出装置 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP8321088U patent/JPH0315565Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0210475U (ja) | 1990-01-23 |
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