JPH03140204A - 人工化粧単板の製造方法 - Google Patents
人工化粧単板の製造方法Info
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- JPH03140204A JPH03140204A JP28147789A JP28147789A JPH03140204A JP H03140204 A JPH03140204 A JP H03140204A JP 28147789 A JP28147789 A JP 28147789A JP 28147789 A JP28147789 A JP 28147789A JP H03140204 A JPH03140204 A JP H03140204A
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- Japan
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- veneer
- veneers
- flitch
- adhesive
- laminated
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- Pending
Links
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、人工的に木目模様等を表現する人工化粧単
板の製造方法に関するものである。
板の製造方法に関するものである。
〔従来の技術）
複数枚の単板を接着剤を介して積層・圧締接着し集成フ
リッチを作成し、この集成フリッチをその積層面と交差
する所定の方向よりスライスして各単板の切断面で天然
木に見られる年輪を表現した人工化粧単体を得る製造方
法において、年輪の木目模様の夏材部を表すために、つ
ぎのような方法が従来より行われている。
リッチを作成し、この集成フリッチをその積層面と交差
する所定の方向よりスライスして各単板の切断面で天然
木に見られる年輪を表現した人工化粧単体を得る製造方
法において、年輪の木目模様の夏材部を表すために、つ
ぎのような方法が従来より行われている。
■ 素材板を染色して単板を得るときに生ずる染色の濃
度差（表面が内部より濃色となる）を利用する。
度差（表面が内部より濃色となる）を利用する。
■ 集成フリッチを得るときに用いる接着剤に夏材部色
に類似させた着色剤や顔料を添加する。
に類似させた着色剤や顔料を添加する。
■ 夏材部に類似させた色と、春材部に類似させた色に
染色した単板とを交互に積層して集成フリッチを作成す
る。
染色した単板とを交互に積層して集成フリッチを作成す
る。
■ 夏材部に類似させた色の不織布と、単板とを交互に
積層して集成フリッチを作成する。
積層して集成フリッチを作成する。
■ 夏材部に類似させた色の転写シートを用いて単板の
表面に顔料を転写した単板を積層して集成フリッチを作
成する。
表面に顔料を転写した単板を積層して集成フリッチを作
成する。
しかしながら上記のような方法では、天然木の持つ微妙
な夏材部の木目８１様を人工的に作りだせない、つまり
、天然木の化粧単板においては、その表面を見る角度（
方向）によって夏材部の濃淡が変化して見られたり、木
材の種類によっては夏材部がない様にも見える場合があ
るのに対して、人工的に作られた化粧単板は、天然木化
粧単板のように見る角度（方向）により夏材部の濃淡が
変化して見えるようにすることができないという欠点が
あった。
な夏材部の木目８１様を人工的に作りだせない、つまり
、天然木の化粧単板においては、その表面を見る角度（
方向）によって夏材部の濃淡が変化して見られたり、木
材の種類によっては夏材部がない様にも見える場合があ
るのに対して、人工的に作られた化粧単板は、天然木化
粧単板のように見る角度（方向）により夏材部の濃淡が
変化して見えるようにすることができないという欠点が
あった。
この発明の目的は、化粧単板の表面に表れる夏材部の見
え方が、見る角度（方向）により濃淡が変化して表現す
ることができる人工化粧単板の製造方法を提供すること
である。
え方が、見る角度（方向）により濃淡が変化して表現す
ることができる人工化粧単板の製造方法を提供すること
である。
この発明の人工化粧単板の製造方法は、接着剤層を介し
て複数の単板を積層・圧締接着して集成フリッチを得、
この集成フリッチをスライスする人工化粧単板の製造方
法において、前記接着剤にパール系顔料を添加すること
を特徴とするものである。
て複数の単板を積層・圧締接着して集成フリッチを得、
この集成フリッチをスライスする人工化粧単板の製造方
法において、前記接着剤にパール系顔料を添加すること
を特徴とするものである。
この発明の人工化粧単板の製造方法は、積層・圧締接着
する単板の層間にパール系顔料を添加混合した接着剤層
または転写層を設けることにより、夏材部の反射が見る
角度によって変わり、濃淡が生じる。
する単板の層間にパール系顔料を添加混合した接着剤層
または転写層を設けることにより、夏材部の反射が見る
角度によって変わり、濃淡が生じる。
［実施例］
この発明の第１の実施例を第１図に基づいて説明する。
厚さ１． Ｏｒｔｒｍのアガチス材の素材板１を所定の
脱色および染色工程を行い単板２を得る（第１図（ａ）
（ｂ））。この単板２の表面に下記に示すパール系顔料
３を含有した配合内容の接着剤４をロールコータ塗布装
置を用い６０〜７０ ｇ ／ ｎｌで塗布する（第１図
（Ｃ））。
脱色および染色工程を行い単板２を得る（第１図（ａ）
（ｂ））。この単板２の表面に下記に示すパール系顔料
３を含有した配合内容の接着剤４をロールコータ塗布装
置を用い６０〜７０ ｇ ／ ｎｌで塗布する（第１図
（Ｃ））。
ウレタン系接着剤 １００重量部（ＧＡ−８１
０：株式会社コニシ製） パール系顔料 ５重量部（ＳＭＹ−９
０Ｒ：パール工業株式会社製）表面に接着剤４を塗布し
た単板２の所定数を積層・圧締接着して集成フリッチ５
を得る（第１図（ｄ））、つぎに、この集成フリッチ５
をその＃ｔＮ面と交差する所定の方向よりスライスして
厚さ０．２閣の人工化粧単板６を得る（第１図（ｅ）、
（ｆ）） 。
０：株式会社コニシ製） パール系顔料 ５重量部（ＳＭＹ−９
０Ｒ：パール工業株式会社製）表面に接着剤４を塗布し
た単板２の所定数を積層・圧締接着して集成フリッチ５
を得る（第１図（ｄ））、つぎに、この集成フリッチ５
をその＃ｔＮ面と交差する所定の方向よりスライスして
厚さ０．２閣の人工化粧単板６を得る（第１図（ｅ）、
（ｆ）） 。
このようにして製造された人工化粧単板６の要部拡大斜
視図を第２図に示す０人工化粧単板６０表面つまり集成
フリッチ５をスライスした切断面６ａは、その木目模様
の夏材部となる接着剤４の層中にパール系１１１１４３
を含有しているので光の反射が見る角度（方向）により
変わり、その見え方が濃淡に変化する天然木に見られる
ような木目模様の夏材部を形成することができる。
視図を第２図に示す０人工化粧単板６０表面つまり集成
フリッチ５をスライスした切断面６ａは、その木目模様
の夏材部となる接着剤４の層中にパール系１１１１４３
を含有しているので光の反射が見る角度（方向）により
変わり、その見え方が濃淡に変化する天然木に見られる
ような木目模様の夏材部を形成することができる。
この発明の第２の実施例を第１図に基づいて説明する。
厚さ１．０ ｍと０．８ ｗａのジェルトン材の素材＋
５．１ドを前述の第１の実施例と同様に所定の染色工程
を行い単板２，２′を得る（第１図（ａ）、ら））。
５．１ドを前述の第１の実施例と同様に所定の染色工程
を行い単板２，２′を得る（第１図（ａ）、ら））。
この単板２．２′を乾燥、調湿した後、ロールコータ塗
布装置でＩＦｉ２．２’の表面にパール系顔料３を含有
する前記配合内容と同じ接着剤４を１００±Ｉ Ｏｇ／
％で塗布する（第１図（Ｃ））、そして、表面に接着剤
４を塗布した単板２と単板２′を交互に所定数を積層・
圧締接着して集成フリッチ５′を得る（第１図（ｄ））
、つぎに、この集成フリッチ５′をその積層面と交差す
る所定の方向よりスライスして厚さ０．１８ｍの人工化
粧単板６′を得る（第１図（ｅ）、 （ｆ））。
布装置でＩＦｉ２．２’の表面にパール系顔料３を含有
する前記配合内容と同じ接着剤４を１００±Ｉ Ｏｇ／
％で塗布する（第１図（Ｃ））、そして、表面に接着剤
４を塗布した単板２と単板２′を交互に所定数を積層・
圧締接着して集成フリッチ５′を得る（第１図（ｄ））
、つぎに、この集成フリッチ５′をその積層面と交差す
る所定の方向よりスライスして厚さ０．１８ｍの人工化
粧単板６′を得る（第１図（ｅ）、 （ｆ））。
このようにして製造された人工化粧単板６′の表面つま
り集成フリッチ５′をスライスした切断面６ｂは、第１
の実施例と同様に、その木目模様の夏材部となる接着剤
３の層中にパール系顔料３を含有しているので光の反射
が見る角度（方向）により変わり、その見え方が濃淡に
変化する天然木に見られるような木目模様の夏材部を形
成することができる。
り集成フリッチ５′をスライスした切断面６ｂは、第１
の実施例と同様に、その木目模様の夏材部となる接着剤
３の層中にパール系顔料３を含有しているので光の反射
が見る角度（方向）により変わり、その見え方が濃淡に
変化する天然木に見られるような木目模様の夏材部を形
成することができる。
つぎに、この発明の第３の実施例を第３図に基づいて説
明する。
明する。
厚さ１．０ｍのアガチス材の素材１１１を所定の脱色お
よび染色を行い単板１２を得る（第３図（ａ）。
よび染色を行い単板１２を得る（第３図（ａ）。
（ｂ））、この単板Ｉ２を乾燥、＆ｌｌｉ湿の処理を行
った後、下記に示す配合内容のパール系顔料３を含有し
た転写Ｊｉｌ１５を有する転写シー）１４を単板１２の
表面に接面させ、離型シート１６を剥離して転互層１５
を単板１２の表面に２．３〜４．８ｇ／ボで転写する（
第３図（Ｃ）、 （ｄ）） 。
った後、下記に示す配合内容のパール系顔料３を含有し
た転写Ｊｉｌ１５を有する転写シー）１４を単板１２の
表面に接面させ、離型シート１６を剥離して転互層１５
を単板１２の表面に２．３〜４．８ｇ／ボで転写する（
第３図（Ｃ）、 （ｄ）） 。
酢酸エチル １００重量部パール系ＩＩ
Ｉ料 ５重量部（ＳＭＹ−９ＯＲ：パ
ール工業株式会社製）赤色インキ（ＰＣＫ１８２）
０．３重量部黄色インキ（ＰＣ２５２） １．５重量
部茶色インキ（ＰＣＢ７１） ０．３重量部具色イン
キ（ＰＣ９３１）０．０４重計部（以上、各色インキは
大日本インキ株式会社製） 表面に転写層１５を塗布した単板１２０所定数をウレタ
ン系接着剤１７を介して積層・圧締接着して集成フリッ
チ１８を得る（第３図（ｅ））。つぎに、この集成フリ
ッチ１８をその積層面と交差する所定の方向よりスライ
スして厚さ０．２−の人工化粧単板１９を得る（第３図
（ｆ）、 （匂）。
Ｉ料 ５重量部（ＳＭＹ−９ＯＲ：パ
ール工業株式会社製）赤色インキ（ＰＣＫ１８２）
０．３重量部黄色インキ（ＰＣ２５２） １．５重量
部茶色インキ（ＰＣＢ７１） ０．３重量部具色イン
キ（ＰＣ９３１）０．０４重計部（以上、各色インキは
大日本インキ株式会社製） 表面に転写層１５を塗布した単板１２０所定数をウレタ
ン系接着剤１７を介して積層・圧締接着して集成フリッ
チ１８を得る（第３図（ｅ））。つぎに、この集成フリ
ッチ１８をその積層面と交差する所定の方向よりスライ
スして厚さ０．２−の人工化粧単板１９を得る（第３図
（ｆ）、 （匂）。
このようにして製造された人工化粧単板１９の要部拡大
斜視図を第４図に示す。人工化粧単板１９の表面つまり
集成フリッチ１８をスライスした切断面１９ａは、その
木目模様の夏材部となる転写層１５の府中にパール系顔
料３を含有し、ウレタン系接着剤１７の層の内部にも転
写Ｊ？Ｊ１５の一部が拡散しているために、より一段と
光の反射が見る角度（方向）により変わり、その見え方
が濃淡に変化する天然木に見られるような木目模様の夏
材部を形成することができる。
斜視図を第４図に示す。人工化粧単板１９の表面つまり
集成フリッチ１８をスライスした切断面１９ａは、その
木目模様の夏材部となる転写層１５の府中にパール系顔
料３を含有し、ウレタン系接着剤１７の層の内部にも転
写Ｊ？Ｊ１５の一部が拡散しているために、より一段と
光の反射が見る角度（方向）により変わり、その見え方
が濃淡に変化する天然木に見られるような木目模様の夏
材部を形成することができる。
この発明の人工化粧単板の製造方法は、積層・圧締接着
する単板の層間にパール系顔料を添加した接着剤層を設
けて集成フリッチを得た後、この築成フリッチをスライ
スして人工化粧単板を得るため、人工化粧単板の表面を
見たときに、その見る角度（方向）によりパール系顔料
を含んだ夏材部で反射する光の反射状態が異なり、夏材
部の見え方が濃淡に変化し、自然木に見られるような微
妙な木目模様を実現することができる。
する単板の層間にパール系顔料を添加した接着剤層を設
けて集成フリッチを得た後、この築成フリッチをスライ
スして人工化粧単板を得るため、人工化粧単板の表面を
見たときに、その見る角度（方向）によりパール系顔料
を含んだ夏材部で反射する光の反射状態が異なり、夏材
部の見え方が濃淡に変化し、自然木に見られるような微
妙な木目模様を実現することができる。
第１図はこの発明の人工化粧単板の製造方法の第１およ
び第２の実施例の工程説明図、第２図はその人工化粧単
板の要部拡大斜視図、第３図その第３の実施例の工程説
明図、第４図はその人工化粧単板の要部拡大斜視図であ
る。 ２．２’ １２・・・単板、３・・・パール系顔料、
４・・・接着剤、１４・・・転写シート、１５・・・転
写層、６゜６′ １９・・・人工化粧単板 第１図 偽Ｊ ２ 図 第 図 バー 図 ↓
び第２の実施例の工程説明図、第２図はその人工化粧単
板の要部拡大斜視図、第３図その第３の実施例の工程説
明図、第４図はその人工化粧単板の要部拡大斜視図であ
る。 ２．２’ １２・・・単板、３・・・パール系顔料、
４・・・接着剤、１４・・・転写シート、１５・・・転
写層、６゜６′ １９・・・人工化粧単板 第１図 偽Ｊ ２ 図 第 図 バー 図 ↓
Claims (1)
- 接着剤層を介して複数の単板を積層・圧締接着して集成
フリッチを得、この集成フリッチをスライスする人工化
粧単板の製造方法において、前記接着剤にパール系顔料
を添加することを特徴とする人工化粧単板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28147789A JPH03140204A (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 人工化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28147789A JPH03140204A (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 人工化粧単板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03140204A true JPH03140204A (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=17639726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28147789A Pending JPH03140204A (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 人工化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03140204A (ja) |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP28147789A patent/JPH03140204A/ja active Pending
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