JPS61192508A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

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Publication number
JPS61192508A
JPS61192508A JP3391685A JP3391685A JPS61192508A JP S61192508 A JPS61192508 A JP S61192508A JP 3391685 A JP3391685 A JP 3391685A JP 3391685 A JP3391685 A JP 3391685A JP S61192508 A JPS61192508 A JP S61192508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
pattern
color
decorative veneer
backing material
Prior art date
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Pending
Application number
JP3391685A
Other languages
English (en)
Inventor
伸一 鈴木
真治 橋本
佐野 由男
利秋 田中
飯島 邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3391685A priority Critical patent/JPS61192508A/ja
Publication of JPS61192508A publication Critical patent/JPS61192508A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、木味感を付与した化粧材に関するものであ
る。
〔背景技術〕
人工的に木目模様を表現した化粧単板は、通常率51m
に示すようにして製造される。すなわち、素材単板I2
の複数枚を接着剤を介して積層し凹凸型13で圧締接着
して集成フリッチ14を得、このフリッチ14を所定方
向からスライスして化粧小板15を得るものである。得
られた化粧単板15には、第6図に示すように中央に板
目部分Aが両側部に柾目部分Bがある板目柄が表現され
る。
ところが、かかる化粧単板15の製造方法においては、
あらかじめ脱色し所定の色調に染色した素材fli&1
2を用いているために、第7図に示すように通常の天然
木にみられるような色変化16がなく、そのため木味感
に欠けるという問題があった6色変化は脱色や染色のば
らつきによって生ずる場合があるが、色変化の位置9強
弱等が一定しない。
また、ff18図に示す杉のふ柄17 (斑)や第9図
に示すけやきのかげも<18といった特殊な木目柄を表
現するには、従来の化粧単板の製造方法においては、前
述の工程に加えてエンボス加工による凹凸付与工程など
が必要となり、そのため工程数が増加し、コストアップ
の原因となっていた。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、木味感が向上した化粧材を提供する
ことである。
(発明の開示〕 この発明の化粧材は、光透過性を有する極薄の木質化粧
単板の裏面に、この化粧単板の春材部色と同系統の色で
かつ表面に模様を形成した裏貼り材を接着したことを特
徴とするものである。
このため、裏貼り材表面の模様が化粧単板表面に透けて
見え、あたかも化粧単板に模様があるように見える。従
って、色変化やふ、かげもくといった複雑な柄模様もあ
らかじめ裏貼り材に印刷等で形成しておくことにより、
簡単に表現することができる。
第1図は色変化を付与したこの発明の化粧材を示す説明
図である。この化粧材1は、板目柄を表現した化粧単板
2の裏面に裏貼り材3を一体に接着し、裏貼り材3表面
の色変化4によって化粧材1表面に木味感のある色変化
5を表現するものである。
前記化粧単板2としては、第5図に示すような通常の化
粧単板の製造方法によって得られる集成化粧単板が好適
に使用されるが、さらに色変化の少ない天然木の化粧単
板を使用してもよい、化粧fli板2の厚みは裏面の裏
貼り材3が表面に退けて見えるほど充分に薄いことが必
要であり、通常0.4fi以下、より好ましくは0.2
5 *論以下の厚さであればよい。
また、裏貼り材3としては、たとえば紙、プラスチック
、木材2石こう、セラミック等からつくったシート、ブ
ロック体、板体等が使用可能である。これらの裏貼り材
3は化粧単板2の春材部色と同系統色に着色され、さら
にその表面に裏貼り材3と同色の範囲内で色変化を設け
た部分を形成する。ここで、同色の範囲内とは、補色に
はなっていないという程度の意味である。このように、
裏貼り材3を化粧単板2の春材部色と同系統の色とした
のは、化粧単板2を通して裏貼り材3の色が表面に現わ
れるので、化粧単板2に異質な色を使用して木味感、木
質感が損なわれるのを防止するためである0色変化部分
はとくに限定されるものではなく、使用する化粧単板に
よって適宜変えることができる。たとえば使用する化粧
単板が両側部に柾目部分を有する場合は、第2図に示す
ように、裏貼り材3の対応する両側部に帯状の色変化4
を塗布等により形成する。
裏貼り材3を接着する接着剤としては、とくに限定され
るものではないが、できる限り色の薄い透明なものを使
用するのが好ましい。
第3図は杉の木目模様にみられるふ柄を表現した化粧材
の説明図、第4図はけやきにみられるかげもくを表現し
た化粧材の説明図である。これらの化粧材6.7を得る
には、化粧材2.2′の裏面に、ふ模様8またはがけも
く模様9を印刷した裏貼り材10.1)を接着する。使
用する化粧単板2.2’、裏貼り材10.1)および接
着剤は前記と同様である。
得られた化粧材6.7は、表面の化粧単板2゜2′の光
透過性により、あたかも化粧単板2.2′にふ模様8や
かげもく模様9が形成されているように見え、木味感が
大幅に向上する。また、従来のふ表現では化粧単板製造
時に機械加工を必要とし、またかげもく表現においては
、別に染色工程。
成形工程および機械加工の3工程を必要としたのに対し
、この発明によれば実質的に工程数を増加させることな
く、簡単にふ表現またはかげも(表現が可能になる。ま
た、通常の天然木質化粧単板においてふ柄やかげもくが
不足している場合にも同様にして通用可慌である。
次に実施例をあげてこの発明の詳細な説明する。
実施例1 (色変化の付与) :厚さく1.16 @■
にスライスした杉板日柄の人工木質化粧単板(幅550
■嘗、長さ100mfi)の裏面に、肌色系で表面にス
プレーによりオレンジ色の色変化を付与した裏貼り紙を
重ね合せ、酢酸ビニル系樹脂接着剤(ストラクトボンド
系)でホットプレスにより一体に接着した。得られた化
粧材には第1図に示すように化粧単板の柾目部分に色変
化5ができて木味感が向上した。一方、オレンジ色の色
変化に代えて黒色のスプレーを用いた場合には化粧単板
の表面に黒色が浮き出しており、木味感にはほど遠いも
のであった。
実施例2(杉のふ柄表現):実施例1と同じ化粧単板、
裏貼り紙および接着剤を用い、裏貼り紙の表面にふ模様
を印刷した後、化粧単板の裏面に裏貼り紙を重ね合せ、
1)0℃、5kIr/ajで2分間ホットプレスして一
体に接着し、木味感に冨む化粧材を得た。
実施例3(けやきのかげもく表現);けやき板目柄を有
する人工木質化粧単板を用い、裏貼り紙の表面にかげも
く模様を印刷したほかは実施例2と同様にして木味感に
富む化粧材を得た。
次に、化粧単板の表面色調整方法を説明する。
天然木質化粧単板(天然つき板)では同一樹種5同一産
地のものでも表面色が微妙に異なるため、同一梱包で販
売できないという問題がある。また、天然の化粧単板で
は産地により色合いが異なるため、高級感のある色合い
からはずれた化粧単板では価格が下がってしまうという
問題があった。
そこで、前記と同様に天然化粧単板の裏面に裏貼り材を
接着して化粧単板の色調を調整する。天然化粧単板とし
ては、たとえば杉、ひのき、松5けやき、たち、しおし
等の化粧中板があげられる。
また、裏貼り材としては、前述の裏貼り材と同様な紙、
木材等のシート、ブロック、板体のほかに、接着材や塗
料の塗膜も使用可能である。このtiIi膜は通常化粧
単板の裏面または化粧単板を貼着する合板表面に形成さ
れる。裏貼り材の色調は、化粧単板に要求される色合い
に応じて適宜決定することができ、用途に応じて裏貼り
材表面は1色あるいは2色以上の多色模様としてもよい
これによって、化粧単板間の色違いをなくし、高級感の
ある色調に調整することができる。さらに、裏貼り材の
色を変えることによって同−化粧単板で色の異なる多品
種をつくることができる。
また、裏貼り材の表面に凹凸を設ければ、化粧単板表面
に浮造り等の立体感を付与することができる。また、裏
貼り材に蛍光塗料を使用すれば、夜間の避難路表示標識
ともなりうる。
参考例:2本の異なった原木よりとれた春日杉の0.2
龍厚スライス単板は、一般には色調が大きく異なるので
同一梱包での販売(同一天井への施工)は不可能であっ
た。
そこで、2[[の春日杉の表面色がほぼ同一となるよう
に選んだ色調整用の裏貼り紙を表面に貼り合わせた後、
合板に貼り同一天井に施工したところ、異和感が全くな
かった。
〔発明の効果〕
この発明によれば、裏貼り材に形成した模様によって化
粧単板の木味感を向上させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明における色変化を表現した化粧材の説
明図、第2図は裏貼り材の平面図、第3図はふ柄を表現
した化粧材の説明図、第4図はかげもくを表現した化粧
材の説明図、第5図は通常の人工木質化粧単板の製造方
法を示す工程説明図、第6図は得られた化粧単板の平面
図、第7図は色変化を表現した化粧単板の平面図、第8
図はふ柄を有する杉化粧単板の平面図、第9図はかげも
くを有するけやき化粧単板の平面図である。 1、’6.7・・・化粧材、2.2’、15・・・化粧
単板、3.to、II・・・裏貼り材 第1図 化籾 第3図 □ 第5図 第6図   第7図 第9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光透過性を有する極薄の木質化粧単板の裏面に、
    この化粧単板の春材部色と同系統の色でかつ表面に模様
    を形成した裏貼り材を接着したことを特徴とする化粧材
  2. (2)前記裏貼り材の模様がこの裏貼り材と同系統色内
    で色変化を付与したものである特許請求の範囲第(1)
    項記載の化粧材。
  3. (3)前記裏貼り材の模様がふ模様またはかげもく模様
    である特許請求の範囲第(1)項記載の化粧材。
JP3391685A 1985-02-20 1985-02-20 化粧材 Pending JPS61192508A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3391685A JPS61192508A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 化粧材

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JP3391685A JPS61192508A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 化粧材

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JPS61192508A true JPS61192508A (ja) 1986-08-27

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ID=12399841

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JP3391685A Pending JPS61192508A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 化粧材

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06344311A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Morishiyou Keshiyou Gouban:Kk 化粧板片の貼着方法
JP2010173202A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Daiken Corp 化粧板およびその製造方法
JP2011207090A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Daiken Corp 化粧板の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06344311A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Morishiyou Keshiyou Gouban:Kk 化粧板片の貼着方法
JP2010173202A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Daiken Corp 化粧板およびその製造方法
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