JPS5842810B2 - 人工木質単板の製法 - Google Patents
人工木質単板の製法Info
- Publication number
- JPS5842810B2 JPS5842810B2 JP15935777A JP15935777A JPS5842810B2 JP S5842810 B2 JPS5842810 B2 JP S5842810B2 JP 15935777 A JP15935777 A JP 15935777A JP 15935777 A JP15935777 A JP 15935777A JP S5842810 B2 JPS5842810 B2 JP S5842810B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood veneer
- wood
- manufacturing
- artificial wood
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finished Plywoods (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は人工木質単板の製法に関するものであり、その
目的とするところは天然木を切削して得られる木質単板
に擬似した人工木質単板を汎く提供することにある。
目的とするところは天然木を切削して得られる木質単板
に擬似した人工木質単板を汎く提供することにある。
以下、本発明を図面の実施例に基いて詳細に説明する。
本発明はホワイトセラヤ材、メラピ材、ラワン材等の材
色が単調であり且つ木目模様の不明確な化粧材としては
使用価値の極めて低い原木をロータリー切削して厚み1
1nrIL乃至2山の所定寸法の木質単板1を作成し、
次いで染料又は顔料を溶解して作った染色溶解液6中に
浸漬して擬似目標の木材の材色に着色し、次いで着色し
た木質単板1aの両面に酢酸ビニール樹脂接着剤、フェ
ノール樹脂接着剤等の接着剤8をスプレツタ−7でもっ
て塗布したのち、接着剤8を塗布した該木質単板1bの
両面にポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等で出来
ており、該接着剤8とは相溶性がなく且つ染色性が悪く
、又透明(若しくは半透明)性を有している直径100
μ乃至200μの高分子化合物繊維2を多数本並貼着し
、次いで高分子化合物繊維2を貼着した該木質単板1c
を多数枚積層して、上下方向よりそれぞれ内面に対応せ
る凹凸形状を有する型板3,3で押圧加熱して接着剤を
固化せしめ多数枚の積層せる木質単板1 c tlc・
・・を一体化して凹凸形状のフリッチ4を作成する。
色が単調であり且つ木目模様の不明確な化粧材としては
使用価値の極めて低い原木をロータリー切削して厚み1
1nrIL乃至2山の所定寸法の木質単板1を作成し、
次いで染料又は顔料を溶解して作った染色溶解液6中に
浸漬して擬似目標の木材の材色に着色し、次いで着色し
た木質単板1aの両面に酢酸ビニール樹脂接着剤、フェ
ノール樹脂接着剤等の接着剤8をスプレツタ−7でもっ
て塗布したのち、接着剤8を塗布した該木質単板1bの
両面にポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等で出来
ており、該接着剤8とは相溶性がなく且つ染色性が悪く
、又透明(若しくは半透明)性を有している直径100
μ乃至200μの高分子化合物繊維2を多数本並貼着し
、次いで高分子化合物繊維2を貼着した該木質単板1c
を多数枚積層して、上下方向よりそれぞれ内面に対応せ
る凹凸形状を有する型板3,3で押圧加熱して接着剤を
固化せしめ多数枚の積層せる木質単板1 c tlc・
・・を一体化して凹凸形状のフリッチ4を作成する。
次いで該フリッチ4を複数の木質単板1cy1c・・・
を横切るようにスライス切削して厚み0.2間乃至0.
4mrttの人工木質単板5を得るものである。
を横切るようにスライス切削して厚み0.2間乃至0.
4mrttの人工木質単板5を得るものである。
尚、本発明において接着剤を塗布した木質単板1bの両
面に高分子化合物繊維2を並貼着する場合、擬似目標の
木材の年輪部分にある導管の散在密度に従って、高分子
化合物繊維2の並貼着密度を変えれば良い。
面に高分子化合物繊維2を並貼着する場合、擬似目標の
木材の年輪部分にある導管の散在密度に従って、高分子
化合物繊維2の並貼着密度を変えれば良い。
又、接着剤を塗布した木質単板1bの片面のみに高分子
化合物繊維2を並貼着しても良い。
化合物繊維2を並貼着しても良い。
又、接着剤は擬似目標の木材の年輪部分の色彩に着色し
ておくことが望ましい。
ておくことが望ましい。
本発明により得られた人工木質単板は年輪を構成する接
着剤層中に透明(若しくは半透明)の高分子化合物繊維
の切り口が擬似導管として現出しており、天然木より得
られた木質単板により擬似したものとなる効果を有して
いる。
着剤層中に透明(若しくは半透明)の高分子化合物繊維
の切り口が擬似導管として現出しており、天然木より得
られた木質単板により擬似したものとなる効果を有して
いる。
本発明に係る人工木質単板の製造工程図である。
Claims (1)
- 1 多数本の高分子化合物繊維を並着した木質単板を多
数枚、積層一体化してフリッチを形成したのち、薄片に
切削することを特徴とする人工木質単板の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15935777A JPS5842810B2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 人工木質単板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15935777A JPS5842810B2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 人工木質単板の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5492610A JPS5492610A (en) | 1979-07-23 |
JPS5842810B2 true JPS5842810B2 (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=15692071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15935777A Expired JPS5842810B2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 人工木質単板の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842810B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01123811U (ja) * | 1987-09-30 | 1989-08-23 | ||
WO2018105366A1 (ja) | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 富士フイルム株式会社 | 超音波診断装置及び超音波診断装置の制御方法 |
-
1977
- 1977-12-28 JP JP15935777A patent/JPS5842810B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01123811U (ja) * | 1987-09-30 | 1989-08-23 | ||
WO2018105366A1 (ja) | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 富士フイルム株式会社 | 超音波診断装置及び超音波診断装置の制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5492610A (en) | 1979-07-23 |
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