JPH03135999A - 新規な被嚢動物トリジデムナムソリジウムからの細胞毒環式ジペプチド類 - Google Patents

新規な被嚢動物トリジデムナムソリジウムからの細胞毒環式ジペプチド類

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JPH03135999A
JPH03135999A JP2093274A JP9327490A JPH03135999A JP H03135999 A JPH03135999 A JP H03135999A JP 2093274 A JP2093274 A JP 2093274A JP 9327490 A JP9327490 A JP 9327490A JP H03135999 A JPH03135999 A JP H03135999A
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リュウイチ サカイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ジデムニン、及びその用途に間する。
〔従来の技術〕
抗腫瘍、抗ウィルス環状デブシペブチドであるシデムニ
ンは最初にカリビアン被嚢動物であるトリジデムナム 
ソリダム(TridideIllnum solidu
m)から1981年に単離された( Rinehart
 Jr、に、シ、。
J、8. Gloer、 J、C,Cook Jr、、
 S、A、 Misak、 T、A。
5cahill[1981] 、1.Am、Chea+
、Soc、IO2:1857) 。これまで9個の間違
ペプチド、ジデムニンA(3)、B(4)、C(5)、
ノルジデムニンA(6)、及びB(7)、ジデムニンD
(8)、E(9)、G (10)及びメチレンジデムニ
ンA(II)がその特性を決定されている。
(ラインハルト(Rinehart) Jr、、に、L
、、 J、B、グロエル(Gloer)、 R,G、フ
・ンゲス(Hughes) 、Ir、、 H。
E、レニス(Renis)、 、1.t’、マクカバン
(McGovren)。
E、8.スウィネンベルグ(Svynenber3)、
 D、A、ストリングフェロ−(Stringfell
ov)、 S、L、クエンツエル(にuentzelL
 L、H,す(い) [19B+] Science2
+2:933 :  グロエル(Gloer)、 J、
B、 [1983]Ph、D。
博士論文、イリノイ大(University of 
1llinoisat lJrbana−Champa
ign) :  グトウスキ(Gutowsky)。
R,E、 [19841M、Sc、論文、イリノイ大(
Llniversityof 1llinois at
 lJrbana−Champaign))。ここに9
照されている太字の化合物番号の構造式につき、第1、
IA、IB、及びIC図を参照。ジデムニンA(3)は
最も単純で最も豊富にあるものであり、これは5個のア
ミノ酸及び2個の非アミノ酸サブユニットからなってい
る。非アミノ酸サブユニットの一つの構造(3S、4R
,5S)−イソスタチンは最初に(3S、4R)−スタ
チンと命名されたが、後に不正確であることが分り、3
の合成研究の間に改正された。〔ラインハルト(R+n
ehart)、 K、L、、 V、キスホル(にisl
+ore)、 S、ナガラジャン(Na3arajan
)。
R、j 、レイク(Lake)、 J−8,グロエル(
Gloer)、 F。
A、ボジチ(Bozich)、 L−M、す(Li)、
 R,E、マレツカ(Nateczka) Jr、、 
W、L、  ) ラドセン(Todsen)、 M。
H,G、ムンロ(Munro)、 9.%+1.スリン
ス(Sullins)。
R,サカイ(Sakai) [19871J、 As、
 Chew、 Soc、 109:6846 :  ラ
インハルト (Rinehart)、 K、L、、 V
キスホル(に1shore)、 K、C,ビブル(Bi
ble)、 R,サカイ(Sakai)、 D、W、ス
リンス(Sullins)、 K、−門。
す(Li) [1988]  J、 Nat、 Pro
d、 51:I:  サカイ(Sakai)、 R,、
初年論文(First Year Paper)I 。
イリノイ大(University of 1llin
ois) at urbana−Champaign3
 mこれまでに単離されたジデムニンのなかで、4が最
も強力な生物活性を示しており、そして強い抗腫瘍効力
はこの化合物をフェーズ■臨床トライアルに導いた。構
造的には、ノル及びメチレンジデムニンを除いて全ての
ジデムニンは基本骨格として3を診有しており、そして
これらの間の差異は、それらのI11鎖にあるにすぎな
い。
しかし、側鎖の差異又は環官能基に於ける単純な修綿は
それらの生物的な性質に於いて急激な変化を生じる(上
記グロエル[1983])。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの興味深い構造と活性の関係は、更に化学的及び
生物学的な研究の為に新しいジデムニンを見出すように
我々を刺激した。ジデムニンA、B及びC及びノルジデ
ムニンA、B及びclta造する方法を開示し、特許請
求している米国特花第4.548.814を参照。また
ジデムニンA、B、C。
D、及びEを間示し、特許請求している米国特許4.4
93.796も参照。
(課題を解決する手段〕 海洋の被嚢動物の トリジデムナム ソリダム(Tri
diden+unua+ solidug+) (N索
11 (Llrochordata)曲間)の抽出物を
、経路lに示されるようにクロマトグラフィにかけ、新
規な化合物ジデムニンX(1)、及びY(2)の単離を
可能とした。この構造は化学的及びスペクトル方法によ
って、種として高速原子衝突(fast atom b
ombardment)マススペクトル(FABMS)
及びM S /M S研究によってat論され、そして
′@2図に示される。β−ヒドロキシデカノイル基の絶
対立体化学は、合成物質との比較によって決定された0
表1に示されるように、ジデムニンX及びYはインビト
ロに於いて、L1210マウス白血病の生育を抑制する
表1 3日間のL1210細胞生育抑制検定(37℃)シ゛テ
゛ムニン 050 8g1cm I oe。
050 D90 μ8/1 μg/ml    8g1m X      O,0040,0+7   0.004
8  0.017Y      O,00640,02
10,004B    0.02D      O,0
0340,0+5   0.0042   0.016
E      O,00110,00?6   0.0
008   0.0056B            
          0.0038   0.015A
      0.00?8   0.058このように
これらの化合物は動物及び人に於いて新生物病を処置す
るのに使用できる。更にこれらの新規な化合物はDNA
及びRNAウィルスに対して活性であるのでこれらはそ
のようなウィルスによって生じる人、動物、及び植物へ
の感染を処置するのに使用できる。新規なジデムニンの
酸付加塩及びアシル誘導体は、この化合物類と同し生物
的な目的の為に造ることができ、使用することが出来る
髪1 ジデムニン(X及びY)が抽出された生物は、ジデムニ
ダエ(口ide*n1dae)科の、トリジデムナム 
ソリダム(Trididemnus 5olidun+
)の群生性の海洋被嚢類である。これはを索動物門の尾
索曲間の7シダセア(Ascidasea=il鞘(ホ
ヤ)類)綱のエンテロゴナ(Enterogona=腸
性類)目のアブ口つソ7ランキ7 (Aplousob
ranchia=無管類)亜目であろ・この動物は10
〜+00フイートの深さで、スクーバ技術で容易に得る
ことが出来、その場所でこれらは右、海綿、ゴルゴニ類
などを殻として外皮で覆い、コロニーの寸法は直径が3
フイート迄、厚みが1/2インチである。場所に依存し
てこれらは緑白〜パープル白〜茶白〜オレンジ白色であ
る。
これらの生物が得られた特定の場所は次の通りである。
(1)  ロングケイ(Long Cay)南西側、ラ
イトハウスリーフ(Lighthouse Reef)
、ベリゼ(Belize)、!7゛11.8’N  X
  87” 36.5’Wの10〜!00フイートの深
さ。
(2)ラダエコー7(Rada el Cove)、サ
ンアンドレ島(lsla San Andres)、コ
ロンビア、12°31′46”1X81″44T5”讐
の25〜33フイートの深さ。
(3)パランカールリーフ(Palancar Ree
f)、コズメル島(lsla de Cozumel)
、メキシコ、20’ 18.2’N  X  87’ 
2.5’讐の60〜+00フイートの深さ。
(4)タンネフ島(Turneffe l5lanJ′
I)、ヘリゼ(8e1ize)の南端の西側、 +7−
11.3’N X 87″’ 55.6’1.1の50
〜75フイートの深さ。
(5)ブンタオエステ(Punta 0este)、コ
クセンズホールハーバ−(Coxen’s Ho1e 
Harbor)+ロアタン島(Isla Roatan
)+ホンジュラス、 +6’ +5’N X86’ 3
B’l/の10〜70フイートの深さ。
(6)最も西のホランデスケイ(Holandes C
ay)の風下側、サンプラス島(Isla San a
las)、パナマ。
9” 35.6’N  X  78− 47°すのGO
フィートの深さ。
ジデムニンX及びYの単離 び精製 ジデムニン及びノルジデムニンを被嚢類生物の試料から
単離精智する為種々の方法を使用することが出来、例え
ば溶媒抽出、バーチジョンクロマトグラフィ、シリカゲ
ルクロマトグラフィ、クレイグHa中での液体−液体分
配、樹脂上での吸着及び溶媒からの結晶化を使用できる
実験セクション IRスペクトルはIBM  IR/32FTIR上で記
録した。旋光性はジャスコ旧P360ディジタル旋光計
て5cm(0,8sl)セルを用いて、ナトリウムラン
プ(589nm)で測定した。NMRスペクトルはゼネ
ラルエレクトリックGE−300装置(’Hに対し30
0IIIH2,13Cに対し75MH2)で得られた。
ケミカルシフトは別に記載されない限り、IHに対する
7、2eppw及び13(に対する??、0flfl−
のδに於けるクロロホルムビークを参照してρρ謹で報
告された。高解像及び低解像(HR及びLR)高速原子
衝突(FAB)マススペクトルはり、S、ロングによっ
てVG分析的ZAB上で測定した。高及び低解像電子イ
オン化(EりマススペクトルはR,M、ミルベルブ!専
士によってフィニンカンMAT  CH−5DFスペク
トロメーター及びマルチチャンネルシグナルアナライザ
を備えたフィンニガンMAT731装置で測定された。
融点はライヒエルト顕微鏡融点装置上で測定し、補正さ
れなかった0重力カラムは、市販等扱(アルファ大孔5
8ミク0シ)シリカゲル又はNSゲル(東京の日本精密
化学;ポリスチレンジビニルベンゼン#重合体)で用意
された。高性能液体クロマトグラフィ(HPLC)はア
ルテックスモデルll0Aポンプ、ウォータースアソシ
エー) R−401ディファレンシャルリフラクトメー
タ−及びベックマン!53tJVデテクターを含有する
装置上で実施された。アルテックスウルトラスフェアシ
リカ(Altex Ultrasphere sili
ca)(25cm x O。
4cm、 5m粒寸法)及びアルテックスフエリソルブ
(Allteck 5phertsorb)C−18、
フェニル、アミノ、又はシアノカラム(25cm x 
1cm、 5又はlO*粒寸法)を使用した。PCIn
c、 Itoマルチレーヤーコイルセパレーターエクス
トラクターを遠心向流クロマトグラフィ(CCC)につ
いて使用した。ガスクロマトグラフィ(GC)分析はパ
リアンモデル3700GC及びアルテックアソシエート
インコーボレ−テッド、Chirasil−Val■キ
ャピラリカラム(25m x 0.32mm)を用いて
プログラム化されたオーブン温度〔90℃−(4℃/分
)−180℃〕で1.2ml/分の流速で実施された。
4の大規模単離の間、多量の極性フラクションAが造ら
れたく経路1)【上記ブトウスキー)。
このフラクションからシデムニンD(8)及びE(9)
が新規なチュニクロリン色素(ラインハート、キソホア
、バイアル等[1988]上記)と共に単扉された。
新規なペプチドの事態に於いて、効率的な溶媒分配及び
遠心自涜クロマトグラフィ(CCC)を極性成分の損失
の可能性及び分解の可能性を避ける為に広11こ使用し
た。フラクションAの一部(9g)を酢酸エチル/ヘキ
ブタンlメタノールl水(7:4:4:3)の上層及び
下層の間に分配した。二相のFABMSは極性のベブチ
Fが下層にはとんと例外なしにS縮されたことを示して
tする。溶媒分配からの下層は次にCCCによって、溶
媒系としてトルエン/l[Iエチルlメタノール!水(
6:7:4:4)で分離された。下層を移動相として使
用し、粗製のシデムニンD (8) 、E (9) 、
 Y (2)、及びX (1)をそれぞれ溶離の111
向に169B、416mg、12011g反び248m
g得た。粗製ペプチドを連続してNSゲルカラムクロマ
トグラフィ、逆相HPLC。
及び正常な相のHP L Cによって精製し、純粋なペ
プチドを得た。
10分子量はHRFABMSから、CR2Hs3s N
13023と推定された。l及び2のIHNMR及び1
3CNMRスペクトルは溶解度が悪いこと及び室温に於
ける溶液中のコンフォメーションによる不均一性の為、
解像が悪かった。しかし1と2の完全なスペクトルパタ
ーンは4.8、及び9のものと非常に似ており(第1%
 IA、IB及びIC図)、1と2が他のジデムニンと
同じ基本的な骨格を有することを示唆している。部分的
な1のメタツリシスによって二つの主要な生成物として
12と13が得られた。12のHRFABMSは4のも
のと同しC5□HaeN TOtsの分子式を示した。
12のIHNMR及び旋光データは本物の4のものど同
Uであった(第3ffi)、化合1ff13ハDMSO
とDMFを除いて一般の溶媒に非常に溶解度が悪く、そ
して+3の18  NMR信号はDMSO又はDMF中
で室温で非常に70−ドであった。 13の分子式はH
RF A B M SデータからC268aeN 80
9と推定され、13が1の側鎖のメチルエステルに違い
ないことを示唆している。LRFABMSデータはフラ
グメンテーションイオンをm/zが555.3,427
゜:3.299.2及び188.2に示し、各フラグメ
ントイオンのHRFABMSは13が三つのグルタミル
単位を含有し、末端のC−10化合物を含有しているこ
とを示す(経路■)。
lと9の加水分解物のカイクルGCデータの比較は1の
アミノ酸粗製が9のものと、絶対立体化学を含めて正確
に同しであることを示した(第4図)。
13の3N塩酸での激しい加水分解によって親油性の化
合物14が得られた。C、oH2o09の分子式をHR
FABMSによって決定した。デカップリング実験を含
めた14の’HNMRスペクトルは、C3H5o 3”
の式に対するフラグメントイオンm/z89.0238
86のHRE Tデータと共に(経路11)、+4の構
造が3−ヒドロキシデカン酸であることを不した。これ
は14のIHNMRデータ及びそのメチルエステル14
aを合成の(R,5)−3−ヒドロキシデカンfi(1
5)及びそのメチルエステルのものと比較することによ
って確認された。
14aの絶対立体化学は、(+)−10−カンフ7−ス
ルホニル誘導体+4bのIHNMRデータを合成のメチ
ル−3−(R)及びメチル−3−(S)−[(÷)−1
O・カンファースルホニル]デカノエー)(+6a及び
16b)のものと直接比較することによって決定した。
3−(R)−及び3−(S)−ヒドロキシデカン酸の光
学的に純粋な合成メチルエステル!5a及び+5bの製
造は、(R)・メチルベンジ・ルカルバメートのエピマ
ー混合物を(バークル、讐、H,、J、R,ホースフ[
197?]、J。
Org、 CheII+、 42: 278り  (+
7a及び+7b) 、フェニル結合シリカゲルカラムを
用いるHPLCによって分離することによって実施した
。単離された光学的に純粋なカルバメートを次にトリク
ロロシランで開裂し、メチル−3−(R,)−ヒドロキ
シデカノイルト(15a)  ([8]o= −37,
3′)及びメチル−3−(S)ヒドロキシデカノイル)
 (151+)  ([M]。= 37.2− )を得
た。このエステルを(÷)・lO−カンフ7−スルホ名
−ト(+6a9ひl 6 b )に転換した(経路■)
誘導体の’HNMRスペクトルはカンフ7一部分のC−
10位置に対する非常に明確に区別されるAB四重線(
フォルチット)を示した。14bのtHNMRスペクト
ルは16aのものと重ね合わせることが出来た(第5図
)。
従って、1の構造は(R)−3−ヒドロキシデカノイル
−L−Gln−L−Gln−L−Gln−ジデムニンB
であると決定された。
少量成分として単離されたシデムニンY(2)は、m 
/ z 1795.0119に分子イオンを示しクト1
÷)()、そして、HRF A Bマススペクトルは、
分子式C)17H139N t+so 25を与えた。
 1と2は分子式によってC5H8N 2o。だけ異な
り、これはグルタミル単位に対応している。これらのデ
ータと、1のものと非常に+1また’HNMRスペクト
ルとで2の構造が3−ヒドロキシデカノイル・し−Gl
n−L−GlローL−GIn−L−Gln−ジデムニン
Bであることを示唆しているiこれは2及び部分的に加
水分解された化合物9の分子イオンに対するMS/MS
、LR−及びHRFABMSによって確認された(経路
■)。3−ヒドロキシデカノイル部分のC−3立体化学
は分析的に決定された。化合物2 (6mg)を加水分
解し、側鎖フラグメント9を与えたく2.3mg)、9
のFABMS及びM S /M Sデータによれば、配
列は確保された。9(1mg)の酸加水分解、続いて(
R)−メチルベンジルイソシアネートでの処理によって
、ジアステレオマーカルバメート10が与えられ、その
HPLC上に於ける、合成カルバメートのものと比較し
た保持時間(リテンションタイム)(正常相シアノカラ
ム)は、3−ヒト0キシデカノイルサブユニツトのC−
3に於ける立体配置もRであることを示したく経路v〉
3日間のL1210細胞生育抑制検定は、それぞれl及
び2に対し、JD5oO,004及び0.0064p 
g/lを示し、これらは4の大きさと同しである。結果
を上の表1にまとめる。
次は本発明を実施する為の最良の方法を含めた手順を例
示する。これらの実施例は限定的に解釈されるべきでな
い。全ての%は重量により、全ての溶媒混合物割合は池
に記載されない限り容量による。
実施例1 抽出と初期分離 フラクションAを得る為の抽出及び初期分離は次の様に
けった。被嚢類の試料AHCE第614を、ベリセのラ
イトハウスリーフ ロングケイ、北緯17’ 11.8
分、西経87−36.5分の南西側上テ50〜lo。
フィートの深さで集めた。試料を2−プロパツール中に
置き、−+01:で経路■で示される手順て抽出される
まで保存した。フラクションへの一部(188)をジデ
ムニンXとYを回収するのに使用した。
ジデムニンの単離 フラクションAの一部(9g)を酢酸エチルlヘプタン
/メタノールl水(7:4:4:3)の混合物の1層及
び下層の間に分配した。 J:、l’lj及び下層の両
方をJlflt、て固体を得た(各々4.5g)。下層
からの固体の一部(Ig)をトルエンl酢酸エチル/メ
タツルl水(6:7:7:4)を溶媒系として使用し、
CCCによって分離して下層を移動相として使用し、2
ml/分の流速で600rpmで分離した0合計40の
フラクション(各々241)を集めた。固定相を最初の
lOフラクションから回収した。フラクション11を真
空で濃縮し、粗生成物8を得た( 169mg) 、フ
ラクション12と13を一緒にし、溶媒を除去し、半分
純粋な9を得た(410m)0 、粗生成物8の一部を
連続してC−18逆相重カカラムクロマトグラフィ及び
C−18カラムを用いてメタノール/水(8:2)で行
うHPLCによって精製して、純粋なペプチド8をぼん
やりした緑色の固体として得た(Rinehart、 
Gloer、 Hughes等[198目、上記)、融
点154−164℃(同書[Rinehart、 Gl
oer、 Hughes等、上記]融点159−181
”C);[:Gln ” −81,5” (CO,4,
CHCh)(同書[Rinehart、 Gloer、
 Hughes等、上記][α]。
=  −89,4’   );    18  NMR
(CDに13  δ  7.04(2N、  d、  
 、j  =8.4 Hz)、 6.80 (2H,d
、 l = 8.411z)、 3.75 (3H。
s)、 3.02 C38,S)、 2.50 (3H
,s)  : HRFABMSCv7Ht teNt 
41123に対する計算値1607.8573 (M 
+ H)。
実測値+607.8590゜ シテムニンEの半分純粋な試料を8に対して用いた手順
によって精製し、無色の固体として純粋なペプチドを与
えた。融点+58−166℃(同書[Rinehart
、 Gloer、 Hughes等、上記]融点164
−166℃);[(Z lo ” −84,6’ (C
1,9B、 CHCl3)(同書[Rinehart。
Gloer、  Hushes等、上記][a ]lo
”−90,6’ ):電HNMR(CDCl2)6 7
.05 (2H,d、 l ” 8.I H2)、 6
.80(2H,d、 、j = 8.1 Hz)、 3
.76 (3H,s)、 3.10 (3H,s)、 
 2.51   (3H,s):  HRFABMS 
 C72H1o9N、 21) 2゜ニ対t ルtt 
算fa 1479.7987 (M + H)、実測値
1479゜7993゜ フラクション14〜16を一緒にして1100I1の固
体を得た。固体のメタノール可溶部分は濾過の後、NS
ゲルを充填した重力力ラム上でエタノールを用いてクロ
マトグラフィにかけ、49.5Bのペプチドフラクショ
ンを得た。これをアミノカラムを用いてメタノールで)
IPLC上で精製し、続いてシリカゲルカラムによって
クロロホルム/メタノール(3:I)で行い、純粋なペ
プチド2 (11,3a+g)を得た。W!、定u5[
a ]lo−65’ (cO,93,CHCl3−Me
OH):IR(そのまま)3310.2950.172
0.1650 ctm−’ :’II NMR(CDC
l2−メタノール−d4)67.30(2H,d。
1  =  8.1 82)、  6.70  (2H
,d、  4  =  8.1  H2)、  3.7
4(3H,S)、 2.98 (3H,S)、 2.4
9 (3H,S); HRFABMSC,□lI+39
N1>0゜5に対する計算値1795.0145(M 
+ H)。
実測11α1795.01+9゜ CCC分離からのフラクション19〜29も一緒にし、
明るい緑色の固体を与えた( 248mg)。この固体
をメタノールを用いるNSゲルカラムクロマトグラフィ
で分離し、ペプチド固体を得た。この物質を、アンモニ
アカス処理しておいた5ep−Pa社クシリカゲルカラ
ム、クロロホルム/メタノール(4:I)で通過させ、
緑色の色素を除去した。ペプチドをシリカゲルカラムを
用いるHPLC上でクロロホルムlメタノール(4:l
)で精製し、1を得た( 107mg) 、固体、融点
+56−158℃:[alo=−88,6’ (c 6
.35. ClICl5);IR(そのまま)  34
50゜3300、2950.1?20.1650 cI
ll−’: ’HNMR(CDCl2−メタノール−d
 4)87.02 (2II、 d、 l = 8.4
 Hz)。
6.78(2H,d、  、j = 8.4 Hz)、
  3.72 (3H,s)、、  3.00(3L 
S)、  2.47(3H,s):  HRFABMS
 Cs2■t3tNtsO33に対する計算値1666
.9559(M+H)、実測値+666.9533゜実
施例2 ジデムニンX (1)のメタツリシス21のメ
タノール中の1 (122s+g)の溶液に過剰の炭酸
ナトリウム(25mg)を室温でTLCが出発物質が消
費されたことを示すまで(0,5時間)攪拌しながら加
えた。反応混合物を濾過し濃縮して、メタノール可溶の
生成物混合物を得、た、固体をDMSO中に溶解し、濾
過して残留塩を除去した。
窒素流によるDMSOの除去によって無色の固体13が
得られた( 35+wg)。[α]。= 19− (c
o、14.DMsO)、LR−及びHRFABMSは経
路■を参照、メタノール可溶の部分を濾過して残留固体
を除去し、次にC−18カラムを用いてメタノール/水
(4:l)で逆相HPL Clで史に分離し、5つの少
量成分とともに主要成分を得た。主要成分を再クロマト
グラフィにかけ、純粋な1@体12を得た。融点 +5
2−156°C;’HNMR(CDC1,)第=3図参
照: HRFAB門S Cs711e9N7016c、
: 対t ル計算ill 1112.6495(M+1
1)、実測(ffill+2.6502゜ 実施例3 加水分解された1、3.4及び90GC分析 lの試料(3n+g)を21時間、110℃で、0.5
1の68HC1と加熱した。ジクロロメタンを混合物に
加え、水相を蒸発乾固した。残留物質を110℃で0.
5時間メタノールl塩化アセチル(10:I)の混合物
で処理した。溶媒を窒素カスの流で除去し、生じる油を
次に1!0℃で4分間憲水トリフルオロ酢酸/トリフル
オロ酢酸(各0.2+*I)で処理した。過剰の酸を窒
素ガスの流れで除去し、残留物をGC分析の為に11の
ジクロロメタン中に溶解した。加水分解された3、4及
び9の試料を同し手順で製造した。
実施例43NHC1による13の加水分解化合物13 
(12,3mg)を3NHC1(11)中に溶解し、8
時閉密封試料バイアル中で120”cて加熱した。混合
物をジクロロメタンで抽出しく2x 1m1)、有機相
を硫酸す)・リウム上で乾燥し、溶媒を除去し、14を
白色固体として得た。IHNMR(CDCl2)84.
03(IH,br s)、 2.55(IH,br d
、 、l = 17.7 Hz)。
2.45  (IH,dd、  ) −  17.l1
lz)、   1.63−1.38  (2H,+w)
1.25 (br s)、 0.88 (br t、 
、j = 5.7Hz): HRFABMSC10H2
003に対する計算値189.1491(M÷H)。実
測1直189.1486− HRE I M S CJ
@01に対する計算値89.023886.実測値89
.023886゜この化合物を次にメタノールl舞水酢
酸(9:1)の混合物で30分間+201;で密封バイ
アル中で処理した。溶媒をW素の流れで除去した。残留
物質をシリカ S ep−P akカラム上でジクロロ
メタン/酢酸エチル(5:I)で分翻し、油として0.
89++gの14aを得た。 IHNMR(CDC1a
)δ 4.00 (I H,m)、 3.71(3H,
S’)、 2.46(IH,dd、 j =3.3.1
6.5Hz)、 2.40(18,dd、  、i  
=9.0. 16.8Hz>、  1.54−1.34
m、  1.28  brs、 0.88 (3H,t
、 l :6.382)一実施例5  (R,5)−3
−ヒドロキシデカン酸及びそのメチルエステルの合成 塩1ヒオクタニル(Ili、2g、 0.088モル)
をジクロロメタン(local)及びピリジン(12,
8m1)中の2゜2−ジメチル・1.3−ジオキサン−
4,6−シオン(Il、5g。
0.080モル)の?a濠に0℃で10分間かけて加え
た。
反応混合物を1時間室温で攪拌した0反応生成物を順次
ジクロロメタン及び水性HCI(10%)、次に水で分
配した。有4111IIIB分を濃縮して、深い赤色の
油を得、次にメタノール(250ml)で12時間還流
した。生成物をシリカゲル重力カラムクロマトグラフィ
(ジクロロメタン)により生成して、明るい黄色の油を
得た(14.6g) 、油の一部(650mg)をTH
F中に溶解した(10gl)、溶液に水素化ホウ素ナト
リウム(120mg、 3.2ミリモル)及び水(11
)の懸濁液を0℃で撹拌しながら1時間加えた0反応を
アセトン(51)を加えることによって停止させ、溶媒
を真空で除去し、残留物質をジクロロメタンと一緒に磨
り砕いた。有機可溶物をシリカゲル重力カラムクロマト
グラフィにより、ジクロロメタン/酢酸エチル(3:I
)で精製しく111.5)メチル−3−ヒトロキシデカ
ノエートを油として得た。”HNMRは14aのとla
l l> :  ’J’、’ NMR(CDCl2) 
 δ173.79.67.92.5+、50.41.1
?、 36.52.3+、74゜29.42,29.1
7.25.44.22.58.  +4.00゜メチル
エステル 水酸化ナトリウムの混合物を110℃で1分間加熱した
.鹸化vR″Mを水(11)中に溶解し、溶液のpHを
sNHc+を加えることによって1にtAIt1シた。
ジクロロメタンを溶液に加え、有機相をff1Mナトリ
ウムで乾燥した.溶媒を真空で除去し、127sgり8
3%)の15を細かい結晶として与えた.融点74℃。
’H NMR (CDCl2)は14のものと同じであ
た。
実施例6  (R.S)−メチル−3・ヒドロキシデカ
ンエートのその(÷)−10−カンファースルホネート
16a及び!6fiへの転換 ピリジン(0.5+ml)中に溶解した(R,S)−メ
チル−3−ヒドロキシデカン酸ー) ( 87B.0.
43ミリモル)及び(+)−10−カンファースルホニ
ルクロライド( 125s+g.0.499ミリモル)
の混合物を室温で12時間放置した。ピリジンを真空で
除去し、残留油を、クロロホルム/酢酸エチル(9:I
)を用いて、重力シリカゲルカラムクロマトグラフィに
かけ、132118のエピマー混合物( 73yF,)
の16a及び+611を油として得た. ’H NMR
 (CDCl2)は第4図を参照。
実施fM7  +4aの(÷)−10−カンフ7−スル
ホネート!4bへの転換 エステル14a (0.89+mg) 、(+)−10
−カンファースルホニルクロライド(4.6B)及びピ
リジン(0.2−1)の混合物を室温で1′2時間放置
し、次にピリジンを窒素の流れで除去した。生じる油を
シリカゲルS ep− P akカラムにジクロロメタ
ン/酢酸エチル(5:1)で通して、次にシアノ分析カ
ラムを用いるヘキサン/2−プロパツール(20:1)
でのHPLCによって精製し、0.95−8の油を得た
. ’H NMR( CDC I 3)はleaのもの
と同じであった。第5図を参照。
実施例8  (R.S)−メチル−3−ヒドロキシデカ
ンエートと(R)・α−メチルベンジルイソシアネート
との反応 (R)−αーメ子ルベンジルイソシアネート(668m
g。
4、5ミリモル)及び(R.S)−メチル−3−ヒドロ
キシデカンエート( 850B,4.2ミリモル)の混
合物をジクロロメタン(2wl) Fjtびピリジン(
0.5s+l)中に溶解し42時間還流した。溶媒を真
空で除去し、生しる油をシリカゲルを用いてヘキサン/
2−プロパツール(20:I)による重力カラムクロマ
トグラフィでINi!L、1.19gのカルバメート1
7a及び+7b (78%)の混合物を油として得た。
C団S(M+H,メタン)m/z(相対強度) 350
.2(+00>、 334.2(+2)、 318.2
(8)。
272.2(2)、  246(43)、  233.
1(37)、 203.2(43)。
+85.2(95)、 +64.1(60)、 +53
.1(33)、 120.1(40)。
105.1(80)、 85.0(35)、 71.1
(30)、 59.1(38)。
17a及び17bの混合物(70mg)をフェニルカラ
ムを用いてヘキサン12−プロパツール(60:1)で
HP L C上で分離し、28s+gの光学的に純粋な
カルバメート17aを極性のより少ないとして得た。’
IINMk (ロ)C1a)6  7.30  (5H
,a+)、  5..0?(IN、  m)、  4.
95(IH,br  d、  、1=682)、  4
.92(IH,br  m)、  3.68(3Ls)
 : C(t ]o= 33.8′(c 2.88. 
CH(,13)eより極性のフラクションは29mgの
他方の光学的に純粋なカルバメー) 1?bを与えた*
 [ff lo =36.6’  (C2,88゜(旧
+1.):  ’HNMR(ClCl3)67.30 
 (5H,I)、5.06(l)1.a+)、 4.9
5 (IH,br、 d)、 4.88 (IH,br
 m)。
3.56  (3H,s)。
実施例9 カルバメートI?aMひ17bを開裂して光
学的に純粋なエステル15a及び15fiを与える1m
lの乾燥ベンゼン中の17b (22,5B)の溶液に
、20μmのトリエチルアミン及び25μmのトリクロ
ロシランを加えた。混合物を室温で36時間撹拌し、次
に飽和塩化アンモニウム水溶液(11)を加えた。有機
相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして溶媒を窒素流で
除去した。生じる物質をシアノカラムを用いてヘキサン
/酢酸エチル(4:1)でHPLCで精製し、4.41
1IJl (33%)の光学的に純粋なSエステル+5
bを油として得た− [M ]o:37.2− (co
243、 CHCl3)、他方の異性体(24,2B)
 17aを同し手ll111で開裂し、?、05a+g
 (54%)の純粋なRエステル+5bを油として得た
。[M ]lo37.2− (cO,565,ClCl
5) (同iFCバーカーリ、L、及びM、L、ラスナ
ム(+975) 、1. Antihiot、 28:
 379]、 [M]oニー37’ ) 。
実施例1O光学的に純粋なエステル15a及び+5bと
(÷)−1O−カンファースルホニルクロライドの反応
(S)−エステル+5b (1,89B)及び(+)−
10−カンフ7−スルホニルクロライl” (11,5
B)の混合物をピリジン(0,5m1)に溶解し、5時
間室温に放置した。ピリジンを菫素の流れで除去し、残
留物質をジクロロメタン/酢酸エチル(5:l)でシリ
カゲルS ep−P akカラムクロマトグラフィで分
離した。
生しる油をシアノカラムを用いてジクロロメタンl酢酸
エチル(5:l)でHPLC上で精製し、純粋なスルホ
ネート16bを油として得た。 IHNMR(C[lC
1,)65.12 (IH,ddt、 J=6.1.6
.1.6.1H2)、  3.72(3H,s)、  
 3.59(IH,rl、   、!  = 15.0
H2)、  3.09(IH,d。
l = 15.0 Hz)e (R)−xステル153
は対応する(÷)−10−カンファースルホネートに同
し手順を用いて転換され油としてIOaを与えた。 ’
HNMR(ClCl3)85.12 (IH,ddt、
 !j:+(Ll、 6.1.6.I H2)、 3.
72(3N、 s)、 3.137(IH,d、 15
.0 Hz)、 3.01(I H,d。
15.0 Hz)。
実施例口 ジデムニンの塩 ジデムニンは弱塩基性であるので、これらはHCl、H
2SO4及びH3PO4等の鉱酸と塩を形成する。その
ような塩はジデムニンを水中に懸濁し、溶液のpHが約
3〜4まで希酸を加え、そして溶i夜を凍結乾燥し、ジ
デムニン塩の乾燥残留物を与えることによって製造でき
る。
実施例12  ジデムニンの誘導体 ジデムニンは誘導体化に利用できる遊離アミノ及びヒド
ロキシル基を有する。従ってジデムニンの7シルアミド
及びエステルを当業者がよく知っている方法で製造でき
る。ジデムニンのアシル誘導体は本発明の化合物と同じ
生物学的目的のの為に使用することが出来る。
ジデムニンのアシル化に使用できる酸は、米国特許第4
.548.814第3欄及び4欄中に開示される通りで
ある。ジデムニンX及びYの投与は米国特許4.548
.814第9欄〜15欄に開示されるように実施できる
。この特許は上記の開示を1!!照することによって本
明細書に含めろ。
経路 ■ T 。
ソリダムの抽出物からのジデムニン 経路ロ シデムニンX(1)のメタンリシス生成物(4
)のF A B M Sフラグメンテーション類の単離 T 。
ソリダム 遠心向流クラマドグラフィ 6:7:4:4: トルエン−EtOAc−Mel)H−821)=(二1
2にH2C0NH2 A : M/Z 555、:1142゜ 1シ2oHa*NfS% B : M/Z 427.25t!7゜ 1.0 c20)135”due C: M/Z 299.1971゜ l−〇。
噸’:IT>”27N21’)4 D : M/Z 188.11336゜ 0.5 111111゜ Ctal12゜N1)2 経路m I)バーカー、 讐、L、とレスナム、 M、L、+、1.Antibiot。
Q、379−389.(1975) [M]o”÷37.2− 、cnct3 [M]。=◆37.2゜ 、ClCl、I) (b)シデムニンY(2)のI11鎖フラグメント(9
)のFAR 1:1゜H,gl)2−Gln−!−61n−i−Gl
n−+−Gln−t−Illクー−一一ン   り−一
−−り     −;−,4−m−)G’     F
’      E’         [1’=〉 占
)  −一〉 −Lac−+  −Pro−+  −MeLeu−+ 
 −Thr−+4−一、  − −て       ^・ 0− ・ ジデムニンV(2)。
C*7Ht4oNts02s m/z1795.0199(M+)l)。
943.5785Δ−4,5mmu。
1368.7(82) 1496.6(H2) 979.7 755.4 C4*HyyNeOt2(H2) MS/MSデータ 化合物 (M+H)=701.1 84 55 27 139 188(+12) +47(H2) 275(H2) 403(H2) 531(H2) G’    299.2 a  MS/MS(FAB)実験から低解像データが得
られた。
t2co3 eOH
【図面の簡単な説明】
第1図、IA図、18図、及びIC図は太字で示した化
合物番号の構造式を示している。 第2図はジデムニンX、E%Y及びDの、!)(NMR
データを示している。 第3図は12とよはれるジデムニンX及びジデムニンB
のメタツリシス生成物の’HNMRデータを不している
。 第4図はシデムニンX、Y及びEのカイラルカスクロマ
トグラフィデータを示している。 第5図は3−〔(+)−10−カンフ7−スルホニル〕
デカン酸メチルエステル(A)3・(R)合成(16a
)、(B)3・(R)天然(14b)、及び(C)3−
(S)合成(16b)の誘導体類の”HNMRデータを
示している。 HRCIMS(M÷■) C20832NO4 350,2330703 60,1m5u  CIMS 35G、2゜ 185.1等 (合成試料のものと同し) 246、l 。 203.1゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ である〕のジデムニン。 2、Rが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ であるジデムニンX、又はその塩、アシルアミド及びエ
    ステルである請求項第1項に記載の化合物。 3、Rが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ であるジデムニンY、その塩、アシルアミド及びエステ
    ルである請求項第1項に記載の化合物。 4、治療を必要とする新生物病を宿す動物又は人に投与
    するために、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ である〕のジデムニン化合物の新生物病抑制有効量を含
    んでいる処置剤。 5、該ジデムニン化合物が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは ▲数式、化学式、表等があります▼ である〕のジデムニンXである請求項第4項に記載の処
    置剤。 6、該ジデムニン化合物が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは ▲数式、化学式、表等があります▼ である〕のジデムニンYである請求項第4項に記載の処
    置剤。
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