JPH03129142A - エンジンの振動抑制装置 - Google Patents

エンジンの振動抑制装置

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Publication number
JPH03129142A
JPH03129142A JP26590989A JP26590989A JPH03129142A JP H03129142 A JPH03129142 A JP H03129142A JP 26590989 A JP26590989 A JP 26590989A JP 26590989 A JP26590989 A JP 26590989A JP H03129142 A JPH03129142 A JP H03129142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balance shaft
starter motor
engine
housing
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26590989A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kanetoshi
和彦 兼利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP26590989A priority Critical patent/JPH03129142A/ja
Publication of JPH03129142A publication Critical patent/JPH03129142A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野ン 本発明は、クランク軸と同期して回転する剛体質量を持
つバランスシャフトを備えるエンジンの振動抑制装置に
関する。
(従来の技術) 自動車用エンジンとして広く用いられているレシプロエ
ンジンでは、ピストンやコンロッドの往復運動に伴って
振動が発生することが避けられず、このエンジン振動が
車室内に伝わって不快な音を発生することがある。
この対策として、従来からクランク軸と同期して回転す
る剛体質量を持つバランスシャフトを備え、ピストン等
の振動を抑制する装置があった。
この種の装置として、従来例えば第4図に示すように、
クランク軸62と同期して回転するオルタネータ63の
回転軸64に剛体質量としてバランスウェイト65を取
付けて、オルタネ−クロ3の回転軸64をバランスシャ
フトとして兼用することにより、エンノン本体61の側
方のスペースを有効に利用してコンパクト化をはかるも
のがあった(実開昭58−42546号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来装置では、バランスウェ
イト65の回転に伴う加振力をオルタネータ63の回転
軸64が直接的に受けるため、特に高速運転時はオルタ
ネータ63の作動性を悪化させたり、耐久性を低下させ
るというという問題点が生じた。
本発明は、こうした従来の問題点を解決することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成す、るため本発明では、クランク軸と同
期して回転しその回転中心に対して不平衡質量を持つバ
ランスシャフトと、クランク軸を起動する回転力を発生
するスタータモータと、このスタータモータの回転力を
バランスシャフトを介してクランク軸に伝達する回転伝
達機構を設け、バランスシャフトとスタータモータおよ
び回転伝達fi構を同一のハウジングに収装し、このハ
ウジングをクランク軸に対して所定の位置関係でエンシ
ンブロックに固着した。
(作用) 上記構成に基づき、エンジンの通常運転時はバランスシ
ャフトはクランク軸に対して所定の速度で同期して回転
し、バランスシャフトを収装するハウジングがクランク
軸に対して所定の位置関係でエンシンブロックに固着さ
れることにより、不平衡質量の回転に伴って生じる加振
力が、ピストンやコンロッドの往復運動に伴って生じる
振動を打ち消し、エンジン振動を抑制するとともに、ク
ランク軸の回転を円滑にする。
スタータモータとバランスシャフトの開に設けられる回
転伝達機構はバランスシャフトからスタータモータの回
転軸に回転力が伝達されることがなく、したがって、上
記バランスシャフトの回転に伴って生じる加振力が直接
的にスタータモータの回転軸に伝わることが回避され、
スタータモータの耐久性等が悪化することを防止できる
エンジン始動時はスタータモータの回転軸の回転に伴い
一方向回転伝達PIi構を介してスタータモータの回転
力がバランスシャフトに伝えられ、バランスシャフトを
介してクランク軸を起動する。
この始動時はバランスシャフトの回転数が比較的に低い
ため、スタータモータはその回転軸にバランスシャフト
の回転に伴って生じる加振力を直接的に受けても、耐久
性等を悪化させる心配はほとんどない。
バランスシャフトとスタータモータおよび回転伝達機構
を収装するハウジングをエンシンブロックと分離して設
けることにより、エンジンの徘ス量や圧縮比等の設計変
更に対応したバランスシャフトを組み付けることが容易
になり、バランスシャフトを備えるエンノンの生産性を
改善できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図、第2図において、1は自動*等に搭載される4
気筒エンジンであり、そのシリングブロック2のI!!
!には円筒状のハウジング3が固定的に連結され、この
ハウジング3にバランスシャフト4と後述するスタータ
モータ5および回転伝達機!ft6等が収装され、シリ
ングブロック2と分離形成されるハウジング3を介して
これらをユニット化している。なお、図中11はトラン
スミッシツン、12はシリングヘッド、13はオイルパ
ンである。
バランスシャフト4の先端にはプーリ7が連結され、ク
ランク軸8に連結されたプーリ9との間にタイミングベ
ルト10が掛は回されて、バランスシャフト4とクラン
ク軸8は互いに逆方向に同期して回転する。4気筒エン
ノン1の場合クランク軸8に対してバランスシャフト4
の回転数が2倍になるようにプーリ比を設定する。
ハウジング3は5つのハウジング部材14〜18に分割
して形成され、バランスシャフト4の両端はそれぞれハ
ウジング部材14,16にベアリング21.22を介し
てクランク軸8に対して平行に支持される。
バランスシャフト4の途中には所定の質量を持ツアンバ
ランスマス23が所定の偏心量で一体形成される。アン
バランスマス23はエンジン1の#2気筒と#3ス簡の
側方に位置して、クランク軸8の中央部に対峙して並ぶ
ように形r&され、このアンバランスマス23の回転に
伴って生じる加振力によりピストンおよびコンロッド等
の往復運動に伴って生じる加振力を相殺することにより
、エンジン1の全体としての振動を低減するようになっ
ている。
アンバランスマス23の中火部には円盤部24が一体形
成され、ハウジング部材15にはこの円盤部24を軸受
する軸受部25が一体形成され、バランスシャフト4の
芯振れを防止する。
一方、マグネット31の内側で回転力を生じるアーマチ
ャ32はアーマチャシャフト36により回転可能に支持
される。アーマチャ32のコイル33にはフンミテータ
34に摺接するブラシ35を介して励磁電流が流される
アーマチャシャフト36の一端はハウジング部材18に
ベアリング37を介して支持され、他端は中間プレート
38にベアリング3つを介しで支持される。
アーマチャシャフト36とバランスシャフト4は互いに
同軸上に配置され、回転伝達機構6として両者の間には
遊星歯11装置41とワンウェイクラッチ45が設けら
れる。
第3図にも示すように、遊星歯車装置41はアーマチャ
シャフト36の一端lこセンタギア42が一体形成され
、ハウジング部材16にはインターナルギア43が固定
され、両ギア42.43の間に3つのプラネットギア4
4が介装され、アーマチャシャフト36の回転を所定の
比率で倍速しで伝えるようになっている。
ワンウェイクラッチ45は各プラネットギア44の回転
軸46が連結される内方リング47と、バランスシャフ
ト4の一端に連結される外方リング48と、両リング4
7.48の間に介装されるボール49を備え、アーマチ
ャシャフト36が回転駆動されると各ボール4つが両リ
ング47,48の間に噛込んで回転力を伝達する一方、
バランスシャフト4がエンノン1により回転駆動される
とこの噛込みがないのでアーマチャシャフト36の回転
は停止される。
なお、こにように一方向の回転を伝達するワンウェイク
ラッチ45の代わり1こ、バランスシャフト4側に連結
されるギアと、アーマチャシャフト36側に連結される
爪により構成されるラチェット機構を設けても良い。
大に作用について説明する。
エンジン始動後の通常運転時はバランスシャフト4はク
ランク軸8からベルト10を介して回転力が伝達され、
クランク軸8に対して2倍の速度で同期して回転する。
バランスシャフト4を収装するハウジング3はエンジン
1のシリンダブロック2に固着されることにより、アン
バランスマス23の回転に伴って生じる加振力が、ピス
トンやコンロッドの往復運動に伴って生じる2次振動を
打ち消し、エンノン1の全体としての振動を抑制すると
ともに、クランク軸8の回転を円滑にすることができる
この通常運転時は、ワンウェイクラッチ45の作動によ
りバランスシャフト4からスタータモータ5の7−マチ
ヤジヤ7ト36に回転力が伝達されることがなく、7−
マチヤジヤ7ト36は静止している。したがって、上記
バランスシャフト4の回転に伴って生じる加振力が直接
的にアーマチャシャフト36に伝わることが回避され、
スタータモータ5の作動性および耐久性が悪化すること
を防止できる。
エンジン始動時はスタータモータ5のアーマチャシャフ
ト36の回転に伴いワンウェイクラッチ45を介してア
ーマチャシャフト36の回転力がバランスシャフト4に
伝えられ、バランスシャフト4を介してクランク軸8を
起動させる。この始動時はバランスシャフト4の回転数
も比較的に低いため、バランスシャフト4の加振力をス
タータモータ5の7−マチヤジヤ7ト36に直接的に受
けても、作動性や耐久性を悪化させる心配はほとんどな
い。
バランスシャフト4とスタータモータ5および回転伝達
機構6を収装するハウジング3をシリングブロック2と
分離して設けることにより、エンジン1の排気量や圧縮
比等の変更に伴うピストンやコンロッドの設計変更に対
応したバランスシャフト4を組み付けることが容易にな
り、バランスシャフト4を備えるエンジンの生産性を改
善できる。
(発明の効果) 以上の通り本発明によれば、クランク軸と同期して回転
するバランスシャフトと、エンジンの起動力をバランス
シャフトを介してクランク軸に伝達するスタータモータ
とを収装するハウジングをエンシンブロックと分離して
これらをユニット化したため、スタータモータの回転軸
がバランスシャフトの加振力を直接的に受けることがな
く、スタータモータの作動性や耐久性を悪化させること
を防止しつつエンノン振動を抑えられるとともに、エン
ジンの側方スペースを有効に利用してエンノンのコンパ
クト化がはかれ、さらにエンジンの排気量や圧縮比の変
更等に対応したバランスシャフトを組み付けることが容
易になり、エンジンの生産性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すエンジンの斜視図、第2
図はバランスシャフトおよびスタータモータの縦断面図
、第3図は同じく断面図である。 fIS4図は従来例を示すエンジンの正面図である。 1・・・エンジン、2・・・シリンダブロック、3・・
・ハウジング、4・・・バランスシャフト、5・・・ス
タータモータ、6・・・回転伝達機構、8・・・クラン
ク軸、41・・・遊星歯車装置、45・・・ワンウェイ
クラッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  クランク軸と同期して回転しその回転中心に対して不
    平衡質量を持つバランスシャフトと、クランク軸を起動
    する回転力を発生するスタータモータと、このスタータ
    モータの回転力をバランスシャフトを介してクランク軸
    に伝達する回転伝達機構を設け、バランスシャフトとス
    タータモータおよび回転伝達機構を同一のハウジングに
    収装し、このハウジングをクランク軸に対して所定の位
    置関係でエンシンブロックに固着したことを特徴とする
    エンジンの振動抑制装置。
JP26590989A 1989-10-12 1989-10-12 エンジンの振動抑制装置 Pending JPH03129142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26590989A JPH03129142A (ja) 1989-10-12 1989-10-12 エンジンの振動抑制装置

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JP26590989A JPH03129142A (ja) 1989-10-12 1989-10-12 エンジンの振動抑制装置

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Publication Number Publication Date
JPH03129142A true JPH03129142A (ja) 1991-06-03

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ID=17423788

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JP26590989A Pending JPH03129142A (ja) 1989-10-12 1989-10-12 エンジンの振動抑制装置

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JP (1) JPH03129142A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7070526B2 (en) * 2001-03-20 2006-07-04 Perkins Engines Company Limited Accessory drive for driving a balance shaft
JP2009216225A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Ondo Kosakusho:Kk エンジンのバランサ装置
JP2011149392A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Toyota Motor Corp エンジンの潤滑装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7070526B2 (en) * 2001-03-20 2006-07-04 Perkins Engines Company Limited Accessory drive for driving a balance shaft
JP2009216225A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Ondo Kosakusho:Kk エンジンのバランサ装置
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