JPH03113929A - 秘密通信の同期復帰方式 - Google Patents

秘密通信の同期復帰方式

Info

Publication number
JPH03113929A
JPH03113929A JP1251300A JP25130089A JPH03113929A JP H03113929 A JPH03113929 A JP H03113929A JP 1251300 A JP1251300 A JP 1251300A JP 25130089 A JP25130089 A JP 25130089A JP H03113929 A JPH03113929 A JP H03113929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization
signal
received
random number
clock pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1251300A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Nishimura
西村 秀二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIKO DENSHI KK
Original Assignee
NIKO DENSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIKO DENSHI KK filed Critical NIKO DENSHI KK
Priority to JP1251300A priority Critical patent/JPH03113929A/ja
Publication of JPH03113929A publication Critical patent/JPH03113929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、送信側で通信データに乱数による処理を施し
て送信し、受信側で受信信号に同じ乱数による逆処理を
施して通信データを復元するように構成した秘密通信に
おいて、特に移動体間或いは基地局移動体間等の、移動
に伴って生起するフェージング現象や、建物、山岳等に
よる電波障害や、さらにはトンネル通過時等の地勢によ
る電波の受信障害に対して、電波障害復帰時に自動的に
同期を回復させる同期回復方式に関するものである。
〔従来の技術] 送信側で通信データに乱数による処理を施して送信し、
受信側で受信信号に同じ乱数による逆処理を施して通信
データを復元するように構成した秘密通信方式では、乱
数同期のため、通常は予め使用する同じ乱数を送信側お
よび受信側で定めておき、第3図に示すように、初め乱
数のスタート位置を定めるフレーム信号Fを送信し、こ
のフレーム信号Fから所定位置に定められた位置から乱
数Rをスタートさせ、受信側では、フレーム信号Fを受
信した後、所定位置から送信側と同一乱数Rをスタート
させて通信を行う。すなわち、第2図に示すように、送
信側では、乱数Rスタート後の設定された時点から元デ
ータDを排他論理和回路4に送り、この排他論理和回路
4で乱数Rにより秘密化されたデータである通信データ
Cに変換して送信する。受信側では、受信した通信デー
タCを排他論理和回路4に入力し、この排他論理和回路
4で同一乱数Rによる逆処理を施して、通信データCを
元データDに復元するのである。
また、通信データCは、定まった基準信号フォーマット
、例えば第4図に示したように、通信データCの前に通
信データCのブラケット信号Bを配置し、通信データC
の後に同期監視信号Mを配置した形態の基準信号フォー
マットFSに従ってデータを送出するが、基準信号フォ
ーマットFS中には、乱数Rの同期監視信号Mを挿入し
、受信側では、この同期監視信号Mを抽出して常時乱数
Rの同期状態を監視する。
同期外れを同期監視信号Mによって知った場合には、再
びフレーム信号Fと乱数Rのスタートを要求し、改めて
最初の同期確立モードに移行し、再同期を達成する。
すなわち、秘密通信を行うには、最初に乱数Rのスター
ト位置に関する同期をとる必要があり、この乱数Rの同
期がとれるまで元データDは送れない。従って、基準信
号フォーマットFSを定めておいて、通信データC領域
を使用して、この中へ乱数Rのスタートを定める信号を
送り、この信号で乱数Rの同期をとった後、元データD
を通信データCにする。
同期外れの場合には、同期監視信号Mによって同期外れ
は検出される。これが検出される時は、同期監視信号M
領域に別の同期要求信号(異種符号パターンにより、そ
の機能を区分するようにしても良い)を代用して送信側
に知らせ、初めの同期確立手順を踏む。
[発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、例えばトンネル内に移動体が入った場合
には、受信電波は極端に減衰し、正常な受信は不可能と
なり、むしろ受信不能となるのが普通である。
従って、同期監視信号Mも受信されないため、受信側で
は同期外れと判断し、再び通信の同期確立のモードに移
行し、同期確立に必要なフレーム信号Fと乱数Rのスタ
ートを要求し続けることになる。
トンネル内走行中は、受信できないのであるから、送信
しても届かないのが一般である。トンネル通過後は、送
信側への同期要求信号の到達が達成され、再同期動作が
送信側と受信側との間で開始されることになる。
この場合、当然のことながら、基準信号フォーマツ)F
S、同期要求信号および同期確立信号の使用ビット数と
ビットレートで定まる再同期時間が必要で、この間、通
信は不能となり通信速度の実質的な低下となる。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を
解消すべく創案されたもので、受信不能状態となっても
、再同期動作を必要とせず、自動的に同期を維持させる
ことにより、通信機能の向上を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の手段は、送信側で通
信データに乱数による処理を施して送信し、受信側で受
信信号に前記乱数と同一乱数による逆処理を施して通信
データを復元するように構成した秘密通信に適用される
こと、 同期監視信号として、M系列等の同期外れが検出できる
信号を使用すること、 受信側で、受信電波から抽出したクロックパルスと同等
のクロックパルスを発生させ、外的条件により電波受信
が適正に受信不能となった状態で、クロックパルスによ
り乱数発生器の動作を継続させること、 受信信号に同期ずれが無い場合には受信出力値よりも小
さく、受信信号に同期ずれが有る場合には受信出力値よ
りも大きい値の第1スレッショールドと、減衰した電波
が受信されている場合には受信出力値よりも小さく、電
波が受信されていない場合には受信出力値よりも大きい
値の第2スレッショールドとを予め設定しておくこと、
にある。
〔作用〕
電波は、通信を行う意図のある時にだけ発射されるもの
であるから、受信電源からクロックパルスが抽出される
と云うことは、通信者の通信意志を表すと考えて良い。
この前提に立って、フレーム信号が受信され、乱数をス
タートさせて秘密通信同期が確立された後、通信中に、
例えばトンネル内に移動体が突入した場合には、電波受
信が不能となるため、通信信号は勿論のこと、クロック
パルスも中断する。
通信信号が外的条件で中断したならば、予め受信電波か
ら抽出したクロックパルスに従って、このクロックパル
スと同等のクロックパルスを発生するクロック源を用意
しておき、自動的に乱数発生器の作動を、このクロック
源からのクロックパルスに切り換える。このため、乱数
発生器の作動は、電波受信不可能な状態時にあっても、
このクロック源の安定度に従って電波受信可能状態時と
同期して維持される。
また、電波受信が可能である状態では、必ず同期監視信
号が受信できているので、第1スレッショールドにより
乱数発生器の同期が維持されているか否かを判定し、ま
た受信信号と第2スレッショールドとを比較することに
より、受信出力が第2スレッショールドよりも小さい場
合には、電波受信が不可能な状態であり、同期監視信号
の受信出力が第2スレッショールドよりも大きい場合に
は、電波受信が何等かの外的要因で減衰したと判断する
すなわち、受信出力が第2スレッショールドよりも小さ
い場合には、外的条件により電波受信が不可能な状態と
なっていると判断し、切り換えられたクロックパルスに
より乱数発生器を走らせたままにしておく。この状態か
ら、例えばトンネルを通過する等の電波受信を不可能と
する外的条件が消滅した後は、再び電波受信が可能とな
り、乱数の同期は維持されているはずであるので、その
ままで通信可能となる。
この通信可能となった状態において、同期監視信号によ
って、受信出力が第1スレッショールドを超えているこ
とを確認することにより、乱数発生器の同期が確立され
ていることを確認できる。
反対に、受信出力が第1スレッショールドよりも小さい
場合、すなわち受信出力が、第2スレッショールドより
も大きく第1スレッショールドよりも小さい場合には、
何等かの原因により乱数発生器の同期が失われたことに
なるので、従来通り、再同期要求モードに入り、再同期
を行う。
このように、例え外的条件により、−時的に、電波受信
が不可能となったとしても、電波受信可能状態への復帰
の度に、再同期要求モード動作を行うのではなく、−度
受信信号から抽出したクロックパルスの状態をそのまま
維持するようにしたクロックパルスにより、電波受信可
能となるまで乱数発生器の動作を継続させておき、これ
により電波受信可能状態になった際の乱数発生器の同期
を維持して、同期を自動的に復帰させるので、そのまま
で通信が可能となり、再同期要求モード動作に要する時
間を不要とすることができる。
また、通信再開時に、第1および第2スレッショールド
と受信出力との比較により、クロックパルスによる乱数
発生器の同期が維持されているか否かを確認できる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施した受信側の構成例を、第1図に従
って説明する。
第1図中、1は電波を送受信するためのアンテナで、ア
ンテナ1で受信された信号は、送受信部2に入力される
。送受信部2では、信号受信と共に受信信号からクロッ
クパルスし、この抽出したクロックパルスと同等のクロ
ックパルスCPを発生するクロック源(通常、電圧制御
発信器VCOを含むフェイズロックループPLLによっ
て実施している。)を有している。
クロックパルスCPと一緒に送受信部2から信号分離部
3に送られた基準信号フォーマットFSは、この信号分
離部3で、初期同期用の乱数スタートのフレーム信号F
と、通信データCと、通信信号Cと同期監視信号Mとの
識別用のブラケット信号Bと、同期監視信号Mとに分離
され、乱数スタートのフレーム信号Fは乱数発生器5に
、通信データCは排他論理和回路4に、同期監視信号M
は同期監視信号判別部6にそれぞれ入力される。
乱数発生器5は、フレーム信号Fの入力に従って、一定
タイミングで作動して、乱数Rを排他論理和回路4に出
力し、この排他論理和回路4で通信データCを元データ
Dに復元する。
同期監視信号Mを入力する同期監視信号判別部6には、
予め第1スレッショールドS1と第2スレッショールド
S2とが設定されていると共に、送受信部2からクロッ
クパルスCPが入力されている。
この同期監視信号判別部6では、第1および第2スレッ
ショールドS1、S2と同期監視信号Mとを比較するこ
とにより、信号受信状態の判断、乱数発生器5の同期を
監視、受信不能状態時のクロックパルスCPである乱数
発生器動作制御パルスEによる乱数発生器5の作動制御
等をおこない、同期監視信号Mとの比較により、乱数発
生器5の同期が失われたと判断した場合は、再同期要求
部7に作動指令を送り、再同期要求モード動作を行わせ
ることになる。
なお、この同期監視信号判別部6における同期監視信号
Mによる乱数発生器5の同期の確認の手法としては、種
々の方法が適用可能であるが、例えば、本願出願人が平
成1年8月30日付けで出側した平1−特ll−224
122号に示したように、受信側で同期監視信号Mと同
じビットパターンの基準信号を作成しておき、受信され
た同期監視信号Mとこの基準信号とのビットパターンを
比較し、その時の一致ビット数から同期監視信号Mの同
期外れの有無を判断するのが良い。
〔発明の効果〕
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す
効果を奏する。
外的条件による一時的な受信不能状態時に、受信電波か
ら抽出したクロックパルスと同じクロックパルスを作り
、このクロックパルスにより乱数発生器の作動を継続さ
せるので、受信可能状態に復帰した際に、乱数発生器の
同期をそのままで復帰させることができることになり、
これにより面倒で時間の掛かる再同期要求モード動作を
行う必要がない。
再同期要求モード動作が不要であるので、再同期要求モ
ード動作に必要とする通信不能状態となる時間を無くす
ことができ、これにより通信速度を向上させることがで
きる。
受信信号を、常に第1および第2スレッショールドと比
較するので、信号の受信状態を常に正確に把握しておく
ことができ、これにより正確な動作を得ることかできる
と共に、無駄な再同期要求モード動作を極力起こさない
ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施した受信側の回路構成の一例を
示すブロック図である。 第2図は、本発明が実施される秘密通信方式を説明する
ための説明図である。 第3図は、第2図に示した秘密通信に使用される通信信
号を模型的に説明するための説明図である。 第4図は、第2図に示した秘密通信における基準信号フ
ォーマットを示す図面である。 符号の説明 1;アンテナ、2;送受信部、3;信号分離部、4;排
他論理和回路、5:乱数発生器、6;同期監視信号判別
部、7;再同期要求部、B;データのブラケット信号、
C;通信データ、D;元データ、E;乱数発生器動作制
御パルス、F;フレーム信号、M:同期監視信号、R;
乱数、FS;基準信号フォーマット、CP;クロックパ
ルス、Sli第1スレッシシールド、S2;第2スレッ
ショールド。 ブ釣4鍜 51−−一謄′スンツン含−7シF S2−−−噌レクツ(Vツシう−ノシFカ馬ろ勿 乙 (送 イ富ン ベ (受f#) yシカ辺

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送信側で通信データに乱数による処理を施して送
    信し、受信側で受信信号に前記乱数と同一乱数による逆
    処理を施して通信データを復元するように構成した秘密
    通信において、 同期監視信号として、M系列等の同期外れが検出できる
    信号を使用し、 受信側で、受信電波から抽出したクロックパルスと同等
    のクロックパルス(CP)を発生させ、外的条件により
    電波受信が適正に受信不能となった状態で、前記クロッ
    クパルス(CP)により乱数発生器(5)の動作を継続
    させ、 受信信号に同期ずれが無い場合には受信出力値よりも小
    さく、受信信号に同期ずれが有る場合には受信出力値よ
    りも大きい第1スレッショールド(S1)と、減衰した
    電波が受信されている場合には受信出力値よりも小さく
    、電波が受信されていない場合には受信出力値よりも大
    きい第2スレッショールド(S2)とを予め設定し、て
    成る秘密通信の同期復帰方式。
JP1251300A 1989-09-27 1989-09-27 秘密通信の同期復帰方式 Pending JPH03113929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1251300A JPH03113929A (ja) 1989-09-27 1989-09-27 秘密通信の同期復帰方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1251300A JPH03113929A (ja) 1989-09-27 1989-09-27 秘密通信の同期復帰方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03113929A true JPH03113929A (ja) 1991-05-15

Family

ID=17220757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1251300A Pending JPH03113929A (ja) 1989-09-27 1989-09-27 秘密通信の同期復帰方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03113929A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503906A (ja) * 2004-05-11 2008-02-07 モトローラ・インコーポレイテッド 通信復号方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503906A (ja) * 2004-05-11 2008-02-07 モトローラ・インコーポレイテッド 通信復号方法および装置
JP4774047B2 (ja) * 2004-05-11 2011-09-14 モトローラ ソリューションズ インコーポレイテッド 通信復号方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4864589A (en) Spread spectrum power line communications
US4953185A (en) Clock recovery and hold circuit for digital TDM mobile radio
GB2293706A (en) Nested digital phase lock loop
JPH0748710B2 (ja) 直接シーケンス拡散スペクトラム通信システム用の受信機
JP2010520690A (ja) Canバスのクロック周波数を復元する方法、canバスのクロック周波数を復元するためのcanバスドライバ、および、canバスのクロック周波数を復元するためのcanバスシステム
US4688257A (en) Secure wireless communication system utilizing locally synchronized noise signals
GB2184920A (en) Cordless telephones
JPH03113929A (ja) 秘密通信の同期復帰方式
JP4033737B2 (ja) 基地局及び同期制御方法
JP3230652B2 (ja) 回線切替装置
JPH05336021A (ja) Tdma通信同期制御回路
JP2979905B2 (ja) ディジタル移動体通信方式
JPH09298506A (ja) 無線基地局装置及び無線基地局間の同期方法
JPS60253350A (ja) 情報通信制御方式
JP3048045B2 (ja) 補助信号送受信方式
JPH06350595A (ja) 通信中のスクランブルコード変更方法
JPH0823319A (ja) 同期制御方式
EP0602898A1 (en) Method and apparatus for synchronizing transmission of modem
JPH07202971A (ja) デジタル無線通信方式における同期方式
JPS63279629A (ja) 同期回路
JPS6231229A (ja) 中継装置
JPH10285081A (ja) 回線切替方法及び装置
JP3458893B2 (ja) 回線切り替え器及び回線切り替え方法
JPH02164150A (ja) スペクトラム拡散通信装置
JPH07135474A (ja) スペクトル拡散受信装置