JPH03112939A - シクロペンタン類 - Google Patents

シクロペンタン類

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JPH03112939A
JPH03112939A JP24805389A JP24805389A JPH03112939A JP H03112939 A JPH03112939 A JP H03112939A JP 24805389 A JP24805389 A JP 24805389A JP 24805389 A JP24805389 A JP 24805389A JP H03112939 A JPH03112939 A JP H03112939A
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Kenji Mori
謙治 森
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武 北原
Keiichi Takagi
恵一 高木
Yasuhiro Katsuta
泰裕 割田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、バレイショ塊茎形成誘導物質として知られて
いる5−−ヒドロキシエビジャスモン酸の合成中間体と
して有用な、従来の文献には記載されていない新規な下
記式(1)のシクロペンタン類ならびにそれらの製法に
関する。
更に詳しくは、本発明は、バレイショ塊茎形成物質とし
て有用な下記式(A) ○ て表わされる5−−ヒドロキシエビジャスモン酸の合成
中間体として有用な下記式(1)式中、R+はメトキシ
エトキシメトキシ基(−0MEM)を示し、R2はテト
ラヒドロピラニル基(THP)、  水素原子または基
−CO2CH2CX 3 (ここでXはハロゲン原子を
示す)を示し、R3は水酸基(−OH)、シアノ基(−
CN)または基−CO2RJ(ここてR4は低級アルキ
ル基を示す)を示す、 で表わされるシクロペンタン類、ならびにそれらの製法
に関する。
(従来の技術) 従来、上記式(A)で表わされるバレイショの塊茎形成
物質として知られる5−−ヒドロキシエビジャスモン酸
が合成された例はなく、また上記式(A)の化合物の合
成中間体である本発明の上記式(1)の化合物類も現在
まで知られていない新規な化合物である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは、上述のように従来合成されたことのない
上記式(A)の5−一ヒドロキシエビジャスモン酸の合
成について鋭意研究を行なってきた。その結果、上記式
(1)の化合物が線式(A)の化合物の合成中間体とし
て、利用できる化合物であることを見出し本発明を完成
した。
従って、本発明の目的は、上記式(A)の化合物の合成
中間体として有用な上記式(1)の化合物の提供ならび
にそれらの製造方法を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記式(A)の化合物の合成中間体として有用な本発明
の式(1)の化合物類は、例えば下記式(2) で表わされる[IS”、2R’、5S’コー2−メトキ
シエトキシメトキシ−8−エトキシ−7−オキサビシク
ロ[4,3,01ノナンを出発原料にして合成される。
式(2)の化合物は、例えば本願出願人の提案による特
願昭63−261656号公報に記載の方法により、容
易に合成することができる。
本発明の式(1)の化合物に包含される化合物類を合成
するには、先ず式(2)の化合物を酢酸で加水分解し、
次いで有81溶媒中、3−テトラヒドロピラノキシプロ
ピリデントリフェニルホスホランでウィチヒ(Witt
ig)反応させて、式(1)に包含される下記式(3) で表わされる[IR’   2S’  3S’ ]−]
1−メトキシエトキシメトキシー2[5−−テトラヒド
ロピラニルオキシ−3(Z)−ペンテニルツー3−ヒド
ロキシメチルシクロペンタンを形成させる。次ぎに線式
(3)の化合物を、メシルクロリドと反応させて線式(
3)のメシレートを形成させ、次いでこのメシレートを
シアン化ナトリウムもしくはシアン化カリウムと反応さ
せて、式(1)に包含される下記式(4) で表わされる〔IR″、2S″、3R°コー1−メトキ
シエトキシメトキシ−2−[5−−テトラヒドロピラニ
ルオキシ−3(Z)−ペンテニル]−3−シアノメチル
シクロペンタンを生成させる。
次いで線式(4)の化合物を酸触媒で加水分解させて、
式(1)に包含される下記式(5)で表わされる[IR
’、2S’、3R’ ]−]1−メトキシエトキシメト
キシー2[5−−ヒドロキシ−3(Z)−ペンテニルコ
ー3−シアノメチルシクロペンタンに変換させる。次ぎ
に線式(5)の化合物をアルカリで加水分解して、カル
ボン酸とし、このカルボン酸をシア゛ゾメタンあるいは
酸触媒の存在下に低級アルコールと反応させて、式(1
)に包含される下記式(6) で表わされる[IR’、2S”、3R”コース−メトキ
シエトキシメトキシ−2−[5−−ヒドロキシ−3(Z
)−ペンテニル]−3−メトギシ力ルポニルメチルシク
口ペンタンに変換せしめ、次いて線式(6)の化合物を
、塩基の存在下有v1溶媒中、クロロぎ1!2. 2.
 2−)リクロロエチルと反応させて、式(1)に包含
される下記式(7)て表わされる[IR”、2S”、3
R” ]−]1−メトキシエトキシメトキシー2[5−
一トリクロロエトキシカルボニルオキシ−3(Z)−ペ
ンテニルツー3−メトキシカルボニルメチルシクロペン
タンを形成させる。
上述のようにして合成することのできる式(7)の化合
物は、例えば脱MEM基工程、酸化工程および脱基−C
O2CH2CX3を経て上記式(A)の化合物に誘導す
ることができる。
本発明の上記式(1)に包含されるシクロヘキサン類の
化合物の合成法を反応工程図で示すと、例えば以下のよ
うに表わすことができる。
(以下余白) (2) (5) (4) (6) (7) (A) 本発明を上記工程に従って、以下に詳細に説明する。
上記工程図において、式(2)の化合物から式(3)の
化合物を合成するには、先ず式(2)の化合物を酢酸の
ごとき酸で加水分解して開環させる。この場合の酸の使
用量には格別の制限はなく、通常式(2)の化合物に対
して約1〜10重量倍程度の範囲が使用される。この酢
酸のごとき酸は一般的には水溶液の状態で使用され、そ
の濃度は約40〜約90重量%程度の範囲がよく用いら
れる。また、この反応は約20@〜60℃程度の範囲で
、約1〜5時間程度行なえば十分である。反応終了後は
、常法にしたがってアルカリで中和し、塩化メチレンの
ごとき溶媒で抽出し、濃縮して粗製物を得る。この粗製
物を精製することなく、公知の方法[J、Org、Ch
em、、、44.3760 (1979)参照]で得ら
れる3−テトラヒドロピラノキシプロピリデントリフェ
ニルホスホランとWittig反応を行なう。この反応
は、通常テトラヒドロフランのごとき有機溶媒中で、水
冷下から室温程度で行なわれる。反応時間は、室温の場
合で約1〜10時間位度の範囲がしばしば採用される。
上記のW i t t i g試薬は、上記粗製物1モ
ルに対して約1〜5モル程度の範囲で使用される。また
、有機溶媒の使用量は使用する有機溶媒にもよるが、−
船釣には上記粗製物に対して約1〜10重量%程度の範
囲が挙げられる。
反応終了後は、反応液を、例えば飽和塩化アンモニウム
水溶液中に注ぎ、エーテルのごとき溶媒で抽出し、濃縮
乾燥し、例えばカラムクロマトグラフィーのごとき手段
で精製して式(3)の化合物を容易に得ることができる
このようにして得られた式(3)から式(4)の化合物
を得るには、式(3)化合物を先ず、有機溶媒で溶解し
、メシルクロリドと反応させて式(3)の化合物のメシ
レートに変換させる。この反応は、通常水冷下、例えば
約り℃〜20℃程度の温度範囲で約1〜10時間位かけ
て行なわれる。
この反応に使用されるメシルクロリドの使用量は、式(
3)の化合物1モルに対して、例えば約1〜2モル程度
用いれば十分である。また、上記有機溶媒としては、例
えばピリジン、 トリエチルアミンなとのごとき塩基性
のものが挙げられ、その使用量は、式(3)化合物に対
して、例えば約2〜10重量倍程度の範囲で使用される
。反応終了後は、反応液をアルカリ水溶液で洗浄し、濃
縮乾燥して粗製の式(3)のメシレート化合物が得られ
る0次ぎに、この粗製のメシレート化合物を有機溶媒中
でシアン化ナトリウム、シアン化カリウム、シアン化鋼
のごときシアン化物と反応させて式(4)の化合物を合
成することができる。この場合、反応系にヨウ化テトラ
ブチルアンモニウムなどの4級アンモニウム塩の存在下
に行なうのがよく、またアルゴンのごとき不活性ガス雰
囲気下に行なうのが好ましい。反応は、例えば約50°
〜1゜O°C程度の範囲で、約10〜30時間程度の時
間をかけて行なわれる。上記のシアン化物の使用量は、
式(3)のメシレート化合物1モルに対して、例えば約
2〜10モル程度の範囲が適当である。
また、この反応に使用される有機溶媒としては、例えば
ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、メタノ
ール、エタノールなどのごとき溶媒があり、その使用量
は適当に選択すればよいが、例えば式(3)のメシレー
ト化合物に対して、約5〜20重量倍程度の範囲がしば
しば採用される。
反応終了後は、反応液中に水を加え、塩化メチレンのご
とき溶媒で生成物を抽出し、有機層を水洗浄し、乾燥濃
縮した後、例えばカラムクロマトグラフィーのごとき手
段でvi製して式(4)の化合物を合成することができ
る。
次ぎに、上記で得られた式(4)の化合物から式(1)
の化合物に包含される式(5)の化合物を得るには、式
(4)の化合物を有機溶媒中、酸と反応して脱テトラヒ
ドロピラニル基することにより、容易に得ることができ
る。
この反応は、室温程度の温度で、例えば約10〜30時
間かけて行なわれる。反応に使用される有機溶媒はどん
な溶媒でも特に問題なく使用可能であるが、例えばメタ
ノール、エタノール、プロパツールなどが、−船釣に良
く使用される。また、この反応に使用される酸としては
、例えばピリジニウム p−)ルエンスルホナート、酢
酸などがあげられる。これら酸の使用量は、例えば式(
4)の化合物に対して約5〜50重回%の範囲で使用さ
れる。また、有機溶媒の使用量は、例えば式(4)の化
合物に対して約5〜50重量倍程度の範囲が適当である
。反応終了後は、アルカリで中和し、濃縮後、例えば塩
化メチレンのごとき溶媒で生成物を抽出し、水洗浄、乾
燥濃縮した後、例えばカラムクロマトグラフィーのごと
き手段で精製して式(5)の化合物が得られる。
上記のようにして合成された式(5)の化合物から式(
1)の化合物に包含される式(6)の化合物を合成する
には、例えば式(5)の化合物を好ましくは有n溶媒中
、アルカリで処理してカルボン酸誘導体とした後、硫酸
、塩酸のごとき酸で反応してカルボン酸を合成し、これ
をジアゾメタンあるいは酸触媒の存在下に低級アルコー
ルと反応せしめて、式(6)の化合物を容易に合成する
ことができる。
上記アルカルによる加水分解反応は、通常、加熱下に行
なわれ、例えば約20°〜100°C程度の範囲で、例
えば約10〜30時間程度の反応時間で行なわれる。こ
こで使用されるアルカリとしては、水酸化カリウム、水
酸化ナトリウム等が挙げられ、その使用量は、例えば式
(5)の化合物に対して、約1〜5モル程度が使用され
る。加水分解後は、常法に従って、上述のような酸で処
理すればカルボン酸が得られる。得られた酸は精製して
もよいが、通常は精製することなく、次のエステル化反
応の原料として使用することができる。エステル化反応
は、低級アルコールとの反応あるいはジアゾメタンとの
反応のいずれでもよいが、ここでは低級アルコールとの
反応の場合について以下に述べる。この反応は、約10
〜50 ”C程度の温度で、約1〜5時間程度の範囲で
行なわれる。使用される酸触媒は、例えばリン酸、硫酸
、パラトルエンスルホン酸などがあげられ、その使用量
は、例えば、上記カルボン酸にヌ]して、約1〜5%程
度の範囲が適当である。また、低級アルコールとしては
、例えばメチル、エチル、1−プロピル、フロビル、l
−ブチル、n−ブチルなどのごとき低級アルキルのアル
コール類が使用される。また、これらのアルコール類の
使用量は、例えば、上記のカルボン!1モルに対して、
例えば約2〜10モル程度の範囲で使用されるや 反応
終了後は、エーテルのような有機溶媒で生成物を抽出し
、溶媒層を適当なアルカリで中和し、乾燥、a縮などの
処理を行い、例えばカラムクロマトグラフィーのような
手段で精製して、式(6)の化合物が得られる。
次に上記のようにして得られた式(6)の化合物を、塩
基の存在下にクロロぎ酸2. 2. 2−)フクロロエ
チルと反応させるこにより、式(1)の化合物に包含さ
れる式(7)の化合物を容易に合成することができる。
この反応は、通常、有機溶媒中で、例えば室温程度の温
度で約10〜30時間程度で行なわれる。
クロロぎ酸2. 2. 2−)リクロロエチルの使用量
は、例えば式(6)化合物1モルに対して、約1〜2モ
ル程度の範囲が好適である。また、塩基としては、ピリ
ジン、 トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ンなとの塩基が使用される。
この塩基の使用量は、前記クロロぎ酸2. 2. 2−
トリクロロエチル1モルに対して、例えば約2〜8モル
程度の範囲で使用される。また、この反応に使用される
有機溶媒は、例えば塩化メチレン、クロロホルムなどが
良く使用され、その使用量には特別の制約はなく、適宜
に選択して行なわれるが、例えば式(6)化合物に対し
て、例えば約1〜20重量倍程度の広い範囲で使用可能
である。
反応終了後は、例えば炭酸水素ナトリウムのようなアル
カリ水溶液で約30分程度処理する。その後、塩化メチ
レ′ンのような有機溶媒で生成物を抽出し、溶媒層をア
ルカリ水溶液で洗浄し、乾燥、濃縮して、例えばカラム
クロマトグラフィーなどのごとき手段で精製して式(7
)の化合物が容易に得られる。
以下、実施例をあげて本発明の実施悪様をさらに詳細に
説明する。
(実施例) 実施例1 [IR’、2S″、3S’1−1−メトキシエトキシメ
トキシ−2−[5−−テトラヒドロピラニルオキシ−3
(Z)−ペンテニル]−3−ヒドロキシメチルシクロペ
ンタンc式(3)]の合成式(2)化合物12.04g
(0,044モル)、酢酸72g、水24gの混合物を
、40°〜50℃で3.5時間攪拌する。反応液を炭酸
水素ナトリウム72gを溶解した水溶液に注ぎ塩化メチ
レンで抽出する。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮する。粗
製を3−テトラヒドロビラノキシブロビルトリフェニル
ホスホニウムブロミト42.48g、乾燥テトラヒドロ
フラン300m1 1゜6Nn−BuLj20.4ml
より調製したWittig試薬に水冷下30分で適下し
一晩攪拌する0反応ンαを飽和塩化アンモニウム水溶液
に注ぎエーテルで抽出する。エーテル層をソーダ灰水溶
液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し濃縮する。
残渣をシリカゲルカラムクロマトフィーで精製し、式(
3)化合物7.4g(収率:676%)を得た。
Rf値;0.42(n−ヘキサン:酢酸エチル=1:1
) IR(cm”’); 3388.3080,2944゜
1437、 1352,1201. 1120,103
3.905,870,814 実施例2 [IR”、2S″、3R”1−1−メトキシエトキシメ
トキシ−2−[5−−テトラヒドロピラニルオキシ−3
(Z)−ペンテニル−3−シアノメチルシクロペンタン
[式(4)コの合成 式(3)化合物7.4g(0,02モル)、トリエチル
アミン7.4gを塩化メチレン120m1に溶解する。
水冷下5″〜7℃でメシルクロリド4.56gと塩化メ
チレン20m1の混合物を30分で滴下し、さらに同温
で2時間攪拌する。
反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて30分
攪拌後、分液し、さらに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄する。次に無水硫酸マグネシウムで乾燥し濃縮す
る。粗製にジメチルスルホキシド100 m l、シア
ン化ナトリウム9.8g。
ヨウ化テトラブチルアンモニウム1gを加え、アルゴン
ガス下70℃で48時間加熱する。冷却後、水を加え塩
化メチレンで抽出し、有機層を水洗し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーを用いて精製し、式(4)の化合物を5
.46g得た。収率;71.6%。
Rf:  0. 62 (n−へキサン:酢酸エチル=
1:  I IR(cm−’); 2944,2B73.2248゜
1456.1354,1201,1158,1122.
1079.1036 実施例3 [IR″、2S’、3R’コー1−メトキシエトキシメ
トキシ−2−[5−−ヒドロキシ−3(Z) −ペンテ
ニル]−3−シアノメチルシクロペンタン[式(5)]
の合成 式(4)化合物5.46g(14,34ミリモル)、を
メタノール120m1に溶解し、ピリジニウムp−)ル
エンスルホナート0.54gを加え、室温で20時間攪
拌する。反応液に炭酸ナトリウム粉末を少量加え濃縮す
る。水を加え塩化メチレンで抽出し、水洗、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し濃縮する。残渣をシリカゲルクロマ
トグラフィーを用いてM製し、式(5)化合物を3.5
4g得た。収率;88.5% Rf;  0.2B (n−へキサン:酢酸エチル=]
: 1) TR(cm−’ );  344B、2938.288
2゜2250、 1170. 1108. 1046.
926 849 実施例4 [IR”、  2S’、  3R” ツー1−メトキシ
エトキシメトキシ−2−[5−−ヒドロキシ−3(z)
−ベンテニルツー3−メトキシカルボニルメチルシクロ
ペンタン0式(6)コの合成 式(5)化合物0.7g(2,5ミリモル〉、メタノー
ル14m1  水2.8ml、水酸化ナトリウム1.4
gの混合物を60℃で3日間加熱する0反応液を水に注
ぎエーテルで抽出し未反応の式(5)化合物を回収する
。続いて希硫酸を加え酸性にして塩化メチレンで抽出す
る。有機層を水洗し、無水’6Rrliマグネシウムで
乾燥し、粗製0゜44gを得る。これを少量のエーテル
に溶解し、ジアゾメタンのエーテル溶液に加えメチルエ
ステル化する。エーテルを除去し式(6)化合物を0゜
54g得た。収率; 89% Rf値;0.31(n−ヘキサン:酢酸=1:1)IR
(cm”);  3454,2940.1738゜14
37、 1201. 11?0. 1106,1044
.934,849 実施例5 [IR’、2S”、3R°]−1−メトキシエトキシメ
トキシ−2−[5−−トリクロロエトキシカルボニルオ
キシ−3(Z)−ペンテニル]−3−メトキシ力ルポニ
ルメチルシク口ベンタン[式4式%] 式(6)化合物0.54g(1,74モル)、塩化メチ
レン20 m l、とリジン4mlの混合物にクロロぎ
酸2. 2. 2−)リクロロエチル0゜74gを滴下
する。室温で一晩攪拌し反応液に炭酸水素ナトリウム水
溶液を加え30分間攪拌する。
塩化メチレンで抽出し、有機層を炭酸水素ナトリウム水
溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、il!
ikiする。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーを用いて精製し、式(7)化合物を0.76 g得た
。収率;89.6% Rf値;0.70(n−ヘキサン: 酢酸エチル=1;
I IR(cm−’);  2940,1760,1735
゜1437、 1396. 1373. 1245,1
170.1137.1106.1045 〈発明の効果) 本発明によれば、バレイショ塊茎形成誘導物質である5
−−ヒドロキシエビジャスモン酸の合成中間体として宵
月な、従来の文献には記載されていない新規な前記式(
1)のシクロペンタン類ならびにそれらの製造方法を提
供することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 式中、R_1はメトキシエトキシメトキシ基(−OME
    M)を示し、R_2はテトラヒドロピラニル基(THP
    )、水素原子または基−C O_2CH_2CX_3(ここでXはハロゲン原子を示
    す)を示し、R_3は水酸基(−OH)、シアノ基(−
    CN)または基−CO_2R_4(ここでR_4は低級
    アルキル基を示す)を示す、 で表わされるシクロペンタン類。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022537305A (ja) * 2019-06-20 2022-08-25 プレシジョン ナノシステムズ インコーポレーテッド 核酸送達のためのイオン化可能な脂質

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